異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
気が乗ったので投稿。
あまりに情熱的な感想はやめろ。
照れる(本音)
ギルドからのクエストを依頼された二人が向かった先は・・・?
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
ギルドでジーノさんから依頼を受けた俺とルビーは、
ドラゴンの目撃情報があるという、リーダス王立学院と、
その周辺の街から少し離れた場所にある山脈にやってきていた。
ここの生態系ではF~Cランクのモンスターが生息しているとのことで、
Bランク、それも上位のほうのドラゴンがいることはありえないとのこと。
いつもの軍服姿のルビーと、学院から受け取った、黒のブレザーに近い制服を着ながら、
山を歩く俺。
あくまで、俺が今回のクエストに関してメインで働かなければならず、
ルビーはその補助でしかない。
俺が不正や、途中でリタイアした場合にしかるべき対応をするためだ。
とはいっても。
「・・・へへへへへぇ・・・♡」
「・・・・・。」
その監督役であるはずの彼女が、頬をだらしなく緩ませ、
巨乳を腕に押し付けてくるなんて、ギルド側も想定していないだろう。
彼女は普段はしっかりしているのだが、二人っきりになると途端に、
こんな調子になってしまうのだ。
初めて会った時の彼女はどこへやら、
デレデレ度数200%のあまあまルビーをあしらいながら、
山に入っていく。
がさがさ、と近くの草が揺れ、何かが俺たちの前に飛び出してきた。
「くえええええっ!!」
「うおっ。」
しっぽが蛇になっている、鶏のようなモンスター。
確か、Dランクモンスターのスネーク・チキンである。
そのまま突っ込んできたのでルビーを安全なところまで押しのけ、
自分も回避し、すぐに向き直って剣を抜く。
かつて、このスネーク・チキンと同じDランクのグレート・ウォルフに俺とルビーは、
手も足も出なかった。
少しは強くなれたのか、確かめるいい機会だ。
「そいつは確か、尻尾に毒をもっている。・・・何なら、私がやろうか?」
「ルビー。」
「・・・わかっているさ。本来だったら、エドを襲った時点で死刑だが、
エドの頼みなら断れん。」
彼女はそういって近くの木にもたれかかりながら、
両腕を組んでじっと俺を見つめる。
さて、彼女の前だ、少し張り切るとしよう。
右足と右腕を前において構える。
「・・・くええええっ!!」
「・・・・。」
「・・く?」
---突っ込んできたモンスターを正面から拳で叩き落す。
目を見開いたまま絶命し、そのまま地面に落ちる。
かつて、俺は全くこのレベルのモンスターに適わなかった。
だが、少しは成長したらしい。
ふう、と息を吐く。
「・・・・やるな。・・・だが、残念なお知らせだ。エド。」
「・・・・何?」
俺の動きを称賛したかと思うと、彼女がすっと目を細めて、
告げる。
「・・・どうやら、団体でのお越しのようだぞ?」
「・・・・・・・・・・。」
「くえ?」
「くええええっ!!」
「く、く、くええええっ!!」
----辺りを見回すと、先ほどと何十体ものモンスターが俺たちを取り囲んでいるのが見えた。
◆
「・・・学園長、本気ですか?」
「・・・ああ。」
学園長室に呼ばれた剣王は、彼の提案にそう聞き返す。
だが、返ってきたのは変える気はないといわんばかりの返答である。
渡された資料を剣王は興味深そうに見つめる。
「・・あくまで、エキシビジョン・マッチ。・・・つまり、
勝つのではなく、どこまでやれるのかを周りに示す。
・・・そのための戦いですか。」
「そうだ。・・・・貴様も知っているだろう。その生徒の立ち位置は今や、
相当に危うい。」
「・・・・・・・。」
学園町の言葉に、剣王は思い当たる節があったのか押し黙る。
先日の指名制度による騒動。その中心人物が彼、
エド・マークスだったからである。
彼女自身も、彼に対して並々ならぬ興味を抱き始めていた。
「なるほど。まあ、ほかの十王たちは私が何とか。
その代わり、教師の方々は学園長がどうにかしてくださいね。」
「無論。」
はあ、とため息を履きながら、剣王は自慢の銀色にきらめくポニーテールを揺らしながら、学園長室を後にした。
楽しみで仕方がない、と言わんばかりに。
「・・・・さて、吉と出るか、凶と出るか。」
戸棚に飾られた、"十王 序列1位 "紅蓮の騎士" ブル・ファーガス"と書かれたトロフィーを見て、彼はつぶやいた。
◆
「はあっ・・・はあっ・・。」
「・・・ようやく全滅したな。」
「ああ・・・・。」
数十体に及ぶスネーク・チキンとの死闘。
一発でも尻尾の攻撃を食らえば、毒を受けることになるので必死によけた。
いつもより大きく体を動かしたせいか、だいぶ疲れており、
肩で息をしながら、地面に座る。
「・・・ああ。だいぶ時間を使ってしまった・・・。」
「そろそろ休憩しようか。・・・ちょっと待ってろ。」
そういうと、彼女はバックからごそごそと何かを取り出し、
ふぁさり、と地面に敷いた。
「・・・ピクニック・シート?」
「それだけじゃないぞ。」
また、バックの中から何かを取り出し始めるルビー。
もう一つは、木の皮を編んで作られたランチボックスだった。
ぱかり、と中が開くと、色とりどりのサンドイッチが入っていた。
「必要だと思ってな。持ってきたんだ。」
「・・・・ルビー。いつの間に料理なんて・・・。」
「私はエドの嫁だからな。当然だ。」
ふふん、とどや顔しながらその大きな胸を揉んでいいぞ?と言わんばかりに、
こちらに見せつけてくるルビー。
すっと手を出して、胸、ではなく頭にそっと乗せてよしよし、と撫でる。
「ルビー。ありがとう。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ぴたり、と体の動きを止め、彼女の顔が徐々に紅くなっていく。
そして、ぼふん、という音ともに小爆発起きて、彼女は帽子を両手で胸の前で抱きしめながら、もじもじと体をくねらせる。
「ど、どういたしまして・・・・・。」
「・・・う、うん・・・・。」
いつもはガンガン攻めてくる彼女のそんなしおらしい姿に、
思わずこちらの顔も熱くなってくる。
結局、サンドイッチの味もわからないまま、
彼女と背中合わせで黙々と一緒に食べるのだった。
◆
「・・・・・・これ、本気かぁ?」
十王の椅子が鎮座する十王の間。
エドがルビー監督のもと、ギルドクエストを受けに行っている同時刻、
ほかの十王たちはとある案件について剣王から説明を受けていた。
最初に疑問の声を上げたのは酒呑童子である。
「ああ。本気だとさ。・・・学園町のお墨付きだ。」
「・・・・・・・吾輩は、反対でアール。」
酒呑童子の次に反応したのは聖騎士、ピエールであった。
鎧越しでその表情は周りから見えないが、声には明らかに怒りの感情が含まれていた。
「これでは、見せしめのようなものでアール!!」
「では、"紅蓮の悪魔"が選んだ彼は、凡骨だと?」
「ぐ。」
憤慨しながらそういうピエールに対して、
剣王は極めて冷静な声でぼそりとつぶやいた。
思わず彼は口を紡ぐ。
「あーあ。紅蓮に言っちゃおうかなー。ピエールのやつが、
紅蓮の選んだ男をバカにしていたってー。」
「ちょっ、バカにしているわけではないでアール!!
というかパペットマスター!!お前、演技しろでアール!!」
「つかれた。今日はしない日。」
「こいつっ・・・!!キャラ作りをついにやめやがったのでアール・・・!!」
パペット・マスターのマイペースに引っ掻き回され、
思わず両手で頭を覆う聖騎士、ピエール。
酒呑童子は巻き込まれないために、酒をかっくらいながら、
傍観者と化していた。
「・・・一つ聴かせろ。」
それまで口を開いていなかったサファイアが、
パキパキ、と足元に氷のつららを生み出しながら、
剣王に対して鋭い視線を投げかける。
「----自分から名乗りを上げるのはありなのだな?」
「もちろん。」
「・・・なるほど。・・くくくくくく。
・・・おい、貴様ら。このブ男は私の獲物だ。
手を出すなよ?・・・殺すぞ。」
ビュオオオオ、と吹雪が部屋に吹き荒れ、
ぱらぱら、と窓から机の上に置いてあった資料が一枚飛んで行った。
校庭に落ちたそれには、こう書かれていた。
---"エド・マークスVS十王 エキシビジョンマッチ"と。
この戦いが、氷の魔女と呼ばれる少女の心を救うことになるのを、エドはまだ知らない。
エドという青年に、自身が救われることになるとは、彼女もまた知らないことである。
スネークチキン
危険度D
レベル15
チキン3 スネーク3
チキンと、スネークってなんのタレントだよ(すっとぼけ)
ヤンデレっていいよね。
自分がリアルにここまで愛されたら、
全力で愛し返すわ()
今回はエドの前で素の少女に戻るルビー。
サフィーと一緒で、人前で面目を保つために、
強がっているものの、彼の前だけでは素顔を晒すという。
しかもヤンヤンしてくるという。
皆、こういう女子は好きだろう?(確信)
感想の速さに草。
超スピード?!
感想、くれ。
全部読んでいるから、くれ。
KEY(ドM)