※この作品はR-18です。

異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について   作:KeI77777

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こんにちはこそば。
KEY(ドM)と申します。


なんやかんやあってようやくエキシビジョンマッチ。

サフィーがルビー並みに人気があって草。

ちなみに、エキシビジョンマッチの難易度はエド、マストダイ。

ルビーをただの淫乱美女だと思っているそこの読者。

ちょっと焼かれてきなさい。

序列1位~10位、"十王"=学園最強クラス
(サフィー、ルビーはここ)

序列11位~30位、"十王の膝元"=一流"半"の冒険者クラス
(エド、べルフェゴール、ウルフマン、ドラクル、アレックス・ターナー、サカモト、デビアス、ディック、ヨシツネはここ(※ただし、ベルフェゴールだけは別格))

つまり(エド君ぴんち)

ただし、11位と10位の間には、
11位と最下位の間よりも大きな実力の壁がある。


それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


エキシビジョンマッチ~"氷の女王"VS"紅蓮の従者"~ その1

あのギルドクエストが終わり、ギルドマスターである、

ジーノさんへの報告が終わった。

さすがのギルドマスターといえど、今回の情報は、

上の権力者たちが動きかねないほどのものであり、

頭を悩ませるほどのものだったらしい。

 

情報をまとめた報告書を彼に提出したところ、

最初はふんふん、とうなずきながら読んでいたが、

そのうちぴたり、とフリーズし、頬に冷や汗が流れていた。

 

そして、冷静さを取り戻したのか、いつもニコニコしていた彼が、

眼鏡をきらりと光らせながら、真顔で言ってきた。

 

『--絶対に、このことは内緒で。最悪国が割れるか、他国と戦争になるので・・・。』

『あ、はい・・・。』

 

そういわれてはうなずくほどないが、あの時のジーノさんは、

本当に鬼気迫るという表現がぴったりなほど、威圧感を放っていた。

 

まあ、お茶を入れに来たドルさんにヘッドロック掛けられて、

すぐにいつもの調子に戻ってきたけれども。

 

んで、俺をずっと探していたらしいルビーとは無事に合流。

ジストさんが滞在していた小屋から街に帰る矢先、

街が見えてきたところで横からどどど、と何かが走ってくる音が。

振り返ろうとした矢先、大変大きな胸がとびかかってきて、

そのまま地面に押し倒された。

そして、街の近くだろうと知ったこっちゃないと言わんばかりに、

キスをされまくる。

 

俺と少し離れていただけだというのに、

寂しかったと見える。

いや、俺もこうしているのは好きだ。

好きなんだけど・・・ちょっと・・・恥ずかしいというか・・・。

 

 

 

 

 

ちなみに、それはそれとして、とてもとても心配したと主張するルビーに、

背中から抱き着き地蔵のようにおんぶされ、そのまま近くの宿屋までいったん

帰ることになった。

(学院にこのまま帰るとさすがにやばいと思ったので)

 

そこからはあまり記憶がない。

体がやけに渇いていたがきっと気のせい。きのせい。

 

 

そうして平和な日々が続くと思っていた。

 

 

 

 

 

『エキシビジョンマッチ!!序列5位"氷の女王" サファイア・ローズVS序列30位"紅蓮の従者" エド・マークス』

 

修復が進み、部分的にならすでに使えるようになった修練場にて、

その表示は映っていた。

 

----夢じゃなかった。うん。・・・うん。

ルビーに十王の膝元として指名され、ギルドのBランククエストを受けることになり、かろうじて成功させてほっとしていたのもつかの間。

 

担任である、イリヤ・ボルティクス先生に来賓室まで呼ばれたかと思うと、

大事な話がある、と言われて、話の内容を聴いて卒倒しそうになった。

 

---序列5位、"氷の女王"サファイア・ローズとのエキシビジョン・マッチが決まった、頑張ってネ♡、とのこと。

いや、無理でしょう。死ぬでしょう。マストダイでしょう、と反論するも、

ギルドランクBのクエストをクリアできているし、大丈夫へーきへーき、と押し切られてしまい、あれよあれよという間に話が進むことに。

 

自室のベッドでごろごろと寝転がる。

同居人にであるジョーはジョーで、何やら最近忙しいらしく、

序列をあげるためにクエストに行ったりしているらしい。

なので、今は俺一人だけだった。

 

 

(・・・・ああ。でも、なんで突然・・・・?)

 

どうしてこうなった?どうしたこうなった?

膝元に来たと思ったら、いきなり十王との決闘など。

あれこれ考えていたが、疲れからかまぶたが重くなっていき、

しだいに夢の中へと意識が薄れゆくのだった。

 

 

 

 

---十の椅子が鎮座する、"十王の間"。

 

許された者だけが入ることができるその場所にて、

先日学園長によって決められた、サファイア・ローズと、

エド・マークスのエキシビジョンマッチ。

 

十王へ挑める生徒は少ない。

それはつまり、十王の戦いを目にする機会が少ないことを意味していた。

ゆえに、彼らの実力は新入生にとって疑問だ。

実際に見ることがなければ、恐れることもない。

 

 

だが、時折こうした催しが行われることがある。

 

多くは十王と十王の決闘。

隔絶した実力を新入生達に見せることによって

モチベーションアップにつなげようという狙いがある。

いずれ、自分もあんなふうに・・・と。

才能によって魔力量は絶対的に決まっている。

魔力があるものはあるし、ないものはない。

扱える魔法の属性も増えることもない。

 

例えばだが、過去の大戦において、

敵将を討ち取り、男爵位を当時の王からもらった、

ルビアの家系であるレイ・ファーガス発祥のファーガス家は、代々炎属性の魔法を得意とする。

これは、一番扱いが上手い炎属性の魔法をどの代でも一番長い時間をかけて鍛え、

次の代に継承し、ファーガス家の力を増すためである。

 

子の魔法量は、先祖からの遺伝によって決まる。

ゆえに、ファーガス家では炎属性の扱いに長け、魔力量が多い子供が生まれるのも必然である。

すべては、次代につなげるため。

 

話を戻そう。

 

そんな遺伝子のバトンタッチによって生まれた女傑、

我らがルビア・ファーガスであるが・・・・。

 

 

「・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

 

--めらめらめら、と瞳を金色から紅く染め上げ、体面に座る氷の女王、

サファイア・ローズに熱風を送っていた。

対する、サファイアも以前の意趣返しとばかりに冷気を送り返し、

テーブルの上では氷と炎が躍る地獄絵図となっていた。

 

 

「ちょちょちょちょ!!?やめるのでアール!!寒い!!熱い!!寒い!!熱い!!というか痛い!!めっちゃ痛い!!」

「おうごらぁ!!俺の秘蔵の酒がまずくなんだろうがぁ!!!」

『・・・・僕の・・・わんじろーと、にゃんたろーが・・・。』

"聖騎士"ことピエールは鎧越しに伝わる熱気と冷気にサンドイッチされ、

痛みにあえぎ、酒呑童子は十王の間でこっそりひとめにつかず飲もうとしていたお気に入りの酒を呑もうとして、それが冷気と熱気でいい具合にまずくなってしまいマジ切れし。

そして、パペットマスターは凍り付いて動かなくなった犬人形のわんじろーと、燃えてしまったにゃんたろーを呆然と見つめながら、悲しんでいた。

 

「・・・・・貴様か?冷徹女。」

「・・・・何の話だ?色ボケ女。」

お前がやったのか?というニュアンスを含めて、ルビアはふふ、と笑うサファイアをにらみながら、問いかける。

サファイアは答えずに、はぐらかす。

---キレていた。

 

あの、紅蓮の悪魔が。

 

それは、同じ十王であるほかの面々も見たことのない表情だった。

なんの感情も示さない、真顔ばかりのあの女が・・・、と内心、

驚愕をあらわにしていたものの、事のなりゆきを見守っていた。

 

「・・・・はてさて。そういえばだがな、私の対戦相手、

名前は何と言ったかな?・・・・ああ。そうそう、

確か、エド、とかいうあの平凡顔。・・・さぞや凍らせると、

いい表情で泣---」

 

---その先をサファイアが言う前に、彼女を炎が包み込んだ。

炎の竜巻がルビーの体から生み出され、氷の女王の笑み事燃やし尽くさんと。

一瞬にしてすべてを焼いてしまう高熱の炎。

こんなものを浴びればどんな人間だろうと普通は死ぬだろう。

だが。

 

 

「----。」

「----慌てるな。お前のお気に入りのあの男を凍らせたら、次は貴様だ。紅蓮の---。」

 

炎は凍りつき、サファイアはなんでもないかのように、

話を続ける。

 

ルビーはスッ、と目を細めた。

(・・・レベルアップしている。前に殺し合った時よりも・・・。)

 

「---さて。私はそろそろ英気を養うとしよう。」

 

かつん、かつん、と靴音を鳴らしながら、彼女は先ほどまでのことを何でもないことのように受け流し、十王の間を出ていった。

その後ろ姿を、ルビーはじっと見つめ続ける。

 

そして、ふっ、と笑った。

 

(-----お前は知らない。私が惚れた男の強さを。

優しさを。・・・・なあ、エド?)

 

自分の想い人の顔を浮かべながら、彼女も部屋を出ていくのだった。

 

 

 

 

 

 

「・・・・・痛い・・。」

「・・・・・酒が・・・まずい・・・・。」

『・・・・・また・・・なおさなきゃ・・・。』

 

 

----横で落ち込んでいる愉快なトリオを置いて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




剣王「え?またあの二人が喧嘩した?ふむふむ。まあ、放っておいていいんじゃないかな。」
ジョー「実家に仕送り+学費稼がないとやべええええ!!どんどんクエスト受けるぞおらぁああ!!」
エド「・・・・・・・・・(久びりに熟睡)」


ルビー「・・・・・・・(エドの寝顔をじっと見つめながら、
同じベッドにもぐりこむ)」


エド君!!起きないとまずいぞ!!エド君!!

ちなみに男はそんなに出せないから、
女性諸君はもっと手心を加えようね!!!(体験談)

いや、一日8回イった時は体がマジで渇いた・・・。

愉快なトリオはこんなんでも十王です(目そらし)

補足

~リーダス王立学院 エキシビジョン・マッチ~

スポンサー(貴族と商家)からの意向をくみ取り、
有力者を招いたエキシビジョン・マッチが行われることがある。
今回の件は、先のドラゴン襲撃事件による警備の不備を問われているので、
その挽回のためでもある。

感想、くれ

れれれのれ

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