異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
続きを望む声が多かったので投稿
意外とみんなバトルを楽しみにしてるんね
あ、後世界観知りたいって人も多いから、
ちょくちょく、他の強者とかは出していくぞい
本編に出てきてないけど、"最強"の称号を持つ魔人とか、
"戦神"、"舞姫"とか、十王と同じレベルのロボット軍団で、世界の果てに封印された機械化集団とかもいるぞい
それではご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
開始宣言が下される少し前のこと。
リーダス王立学院、エキシビジョンマッチには、
国外から招待された要人がアリーナに座っていた。
極寒の地、傭兵国家の、北のリルド王国。
灼熱の砂漠が続く、交易地、西のアルス王国。
樹海が人の営みを隠す、南のローグ連合国。
東のアルバーツ連邦だけは鎖国を保っているため、
表立って招かれた要人はいない。
彼らの目的は一つ。
---"将来、戦場で相対するかもしれない人間を見定めるため"
リーダス王立学院はアルバーツ連邦を除くほかの3国から留学生を募っている。
発展と成長には、国同士の貿易が欠かせない。
人を輸出、輸入するのもそのためである。
いわば、ここは4国の中心地。
視察を兼ねた戦力分析でもあった。
ここに招かれた人間は例外なく、貴族として高い地位にいるか、官僚として出世している者か、
---"十王"と同じ、自国で恐れられている怪物であるかだ。
リーダス王立学院に"十王"が存在するように、
他国の学園にも頂点は存在する。
リルド王国のファティマ学園に立ちはだかるは四人の聖者、"四聖"。
アルス王国にあるリコック学園にて生まれた六の怪物、"六怪"。
ローグ連合国のティラード学園を支配する三の強者、"三凶"。
これらの戦力は、もともとはいずれは学園同士の交流戦にて、
十王に対抗するために作られたポジションである。
明確なランキング付けによる生徒たちのモチベーションアップという手法を、
各国も取り入れていた。
そして、いずれは戦場に出てくるであろう、十王を消すために---。
"傭兵王"ヴェルフェゴールの出身地、リルド王国、ファティマからは四聖のうち二人、
"聖剣"と"聖槍"が。
世界一の交易大国であるアルス王国、リコック学園からは六怪のうちの二人、
"怪鳥"と"怪獣"が。
樹海に隠れているローグ連合国、ティラード学園からは三凶のうち、たった一人、
"凶星"が。
アリーナのゲスト席にて此度の催しを見下ろしていた。
そして、幾たびも刃を交えた経験もある、十王と目が合い、
互いに探りを入れるような目線を交わしたかと思うと、
すぐに目をそらし、アリーナ中央に視線を戻す。
彼らにとって、今重要なのはエキシビジョンマッチの行方であった。
◆
会場にいる実況の開始宣言と共に、
最初に動き出したのは---
「-----」
『---あああっっと!!!氷の女王めがけて、エド・マークスが一気に走り出したぞおおお!!距離を詰める詰める!!!』
エドだった。
当然と言えば当然。まともに魔法を使えるわけでもなく、
頼みの綱は今までに培った戦闘経験。
遠距離にいれば氷属性の魔法で狙い撃ちにされ、
不利な状況に置かれる。
ゆえに、自分が一番得意な距離。
すなわちエドが持つ拳が届く範囲まで近づく必要があった。
脚に魔力により身体強化を施し、地面をけり上げる。
並みの魔法使いであれば急な動きに対処できず、
そのまま一撃のもとに撃ちぬけるだろう。
だが、相手は"十王"。
並みをはるかに上回る、学院最強の王たちである。
「・・・・・。」
「・・・!!?」
『---距離を詰めようとしていたエドマークス!!しかし!!
しかし!!』
サファイア・ローズの目の前に、大きさにして5Mほどの氷の塊が出現し、
エドに向かって放たれる。
瞬時に障害物が現れたことを彼は認識し、
左側に大きく飛び跳ね避ける。
すぐさままた両足に魔力をこめ、地面を蹴り上げて
駆け抜ける。
『うまい!!弾き反らすように巨氷を捌きました!!!』
『さあ!!敵はすぐ前にいるぞ!!エドマアアアアクスウウウ!!』
エドは右腕を振り上げ、サファイアに向かって振り下ろした。
サファイアはエドが近づいてくると同時に、すす、と、
入り身をとって体をわずかに左にずらし、攻撃をかわす。
それを想定していたのか、すぐにエドは空ぶったと同時に、
左足に力を入れ、横に薙ぎ払うよう左の掌底を放つ。
サファイアがエドの攻撃をかわす態勢をとるよりも、
エドの攻撃のほうが速い。
(---入る!!)
そう確信したエドは左腕を振りぬき
---背後から何かがぶつかってきて、遠くに吹き飛ばされた。
「・・・!!?」
「---ほう。」
「ぐっ・・!!」
めき、と何かがきしむ音と、背中に広がる冷たさと痛み。
(---転がって、衝撃を--!!)
地面に着弾する瞬間、体を回転させながら転がり、勢いを殺す。
負傷はない。ただし、背中は別だが。
「?!」
「大抵のやつらは、凍らせて終わりだが、貴様には通用しそうになかったのでな。
----よくぞ致命傷を免れたと言っておいてやろう。」
「ぐおっ!!」
彼が背中が痛む部分に触れると、手にひんやりとした感触があった。
ついで、ぴちゃりと自分の血がたれ落ち、そしてそれがすぐに凍っていく状況を認識した。
いつの間にか、サファイアの周りには氷でできた丸型の鏡がふよふよと浮いていた。
ぴし、ぴしりと鏡にひびが入ったかと思うと、ぱきいん、と音を立てて割れた。
(・・・・撃った氷を反射させて・・?!)
背後から撃たれたのは、最初にサファイアが撃った魔法が跳ね返ってきただけのこと。
鏡自体の強度はそんなにないため、一度反射させたらすぐに割れて使い物にならなくなる。
しかし、すぐさまサファイアは氷の鏡をストックする。
初見でしか通じない攻撃。
それでも不意を突くにはこれ以上なく最適であった。
「---!!」
「・・・・。」
『---ああっと!!負傷したのか血が垂れ落ちている!!しかし、それを気にしないかのように、
すぐに氷の女王のもとにまた駆け抜けていくぞおおおお!!!』
距離を詰めない限り、エドに勝ち目はない。
懐にナイフを忍ばせていたが、彼はそれを使うのをやめた。
氷の鏡がある以上、投げても打ち返され、それがどのような軌道を描くのか予想がつかないと考えたためである。
方針は変えない。
己の拳が届く位置にまで近づく。
エドは足には喰らっていないため、機動力は落ちていない。
しかし、サファイアから放たれる冷気のせいか手足が若干かじかんでいるのを彼は感じていた。
(・・・早い!!まだ、1分もたっていないのに!!)
想定であれば5分は持つと踏んでいた。
想定外だったのは、サファイア・ローズの氷魔法が、
昔見た映像よりも研ぎ澄まされていたこと。
エド自身も、彼女が一年前と同じレベルだと考えてはいなかったが、
それでもこれは予想以上だった。
「はっ!!」
「-----ふん。」
氷のつぶて。嵐。それらをエドは足と腕に全魔力を集中させて実行した身体強化により、
剣を振るってすべて薙ぎ払い、氷の女王の元まで走り抜ける。
『エド選手、氷の女王の攻撃をいなしているぞおおおおお!!!』
『---しかし、氷の女王にはそれでも届かなあああああい!!』
エドの斬撃が一つ、二つ、三つと連続で繰り出される。
知性がない魔物ならば一撃目で終わっている。
だが、十王は甘くない。
エドが気づかないレベル、最小限の魔力で地面から氷をぽこりと生やし、
彼の足に引っ掛ける。
「・・・!!」
気が付き、それを躱すために一瞬だが集中が途切れ、連撃がほんの一瞬遅れる。
戦闘においてはその一瞬が命取りになる。
振るった拳は虚しく空を斬り、彼女に当たることはない。
代わりにエドの腹にサファイアの蹴りが突き刺さった。
「・・・・・・・・・。」
それを見てもルビアの表情は変わらない。
ただ、見届けるのみ。
自分が愛している男が、最後まで戦うその姿を。
観客たちは知らない。
彼が巻いている包帯の効果について。
-----サファイアの蹴りが突き刺さると同時に、エドの右こぶしが彼女の頬をかすめた。
エド君頑張ってるけれども、現時点だと"十王"のほうが上なんだよなぁ(諸行無常)
"最強"と謳われている魔人とか、リーダス帝国初代国王、"鏖の覇王"と引き分けた"天魔王"とか、国を丸呑みしたといわれる巨大な蛇、"国呑み"とか、化け物はいっぱいいるんだよなぁ。
終わり方は決めているけれども、この世界にいる人物たちを果たして、
出し切れるかどうか(設定だけは無駄にあるパターン)
サファイアは一応天才なのに、みんながあれこれ喪女だの、
リア充に嫉妬するおこちゃまだの好き勝手言って草生える。
感想、くれ
れれれのれ
KEY(ドM)