異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛されている件について 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
みんなお待ちかねの学生生活編だゾ。
なんで、こんなに設定練っているのかマジでわからない(困惑)
国の成り立ちとか、文化とか、一人一人の国にいる将軍とか、
王様とか、学院にいる教師の性格とかどうしてここまで決めているのか。
ただ単にグラマー長身女軍人といちゃつくだけの予定だったはずが・・・。(白目)
あ、ルビアはいつも通り(常時暴走)だぞ。
やったね()
それでは、ご覧ください。
KEY(KBTIT)
リーダス帝国初代国王、『鏖の覇王』。
彼が最初に打つ出した政策は、優秀な人材を育てることであった。
---人こそが礎であり、国そのものである。
これが、リーダス帝国の基本理念となっており、今日まで続く基本方針である。
例え、戦争が起きようと、流行り病がたたろうと、何があろうと教育のため、ひいては
国を支える人材を育てるため、予算を惜しまずに使い続ける。
その一例として、この国では『特例留学制度』が設けられている。
つまり、テストに合格すれば身分問わず、学生として学ぶことができるという制度である。
基本的に、人々は生活圏内にある村や町などのコミュニティで育ち、そこで子を産み、死んでいく。
そうした理由から、国においても他の国の人間さえあっさりと受け入れるというのはスパイや、難民による治安悪化を考えれば到底ありえないことである。
リーダス帝国の王都、『ヴァルフレア』には『リーダス王立学院』というリーダス帝国の中で一番大きな学校がある。
かつて、ここにはエドの父や、ルビアの両親も通っていた過去がある。
退学者の数は多いが、それと同じくらい、のちに世に名を残す人物が排出されることでも注目の的を浴びている。
かつて、ルビアから聴いたことを頭の中で思い返しながら列車の外を見る。
村の中に居た頃では見ることもなかったような景色がそこには広がっていた。
---装備を身にまとい、行き交う冒険者たち。
蒸気を体から発し、人々と同じく道を歩く魔導機械。
そして、上半身は人間なのに、下半身は蛇である人物や、
頭だけ犬の頭である亜人。
(・・・・・・・・すごい。)
父さんや、ルビアからは良く聴いていたが、リーダス帝国がこれほど多くの人がいる場所とは思わなかった。
期待に胸を膨らませていると、列車の中でアナウンスが響いた。
『-----次は、リーダス王立学園前。リーダス王立学園前です。降りのさいは
お忘れ物にご注意を--。』
自分の荷物をまとめていると、列車が停まった。
どうやらついたらしい。
個室から外に出ると、他の部屋の人たちも出てきて皆駅に降りていく。
人の波に飲まれそうになりながらも、駅に降り立つと、そこはまるで
別世界だった。
改札口を出ると、すぐ奥にはとてつもなく大きな学校が見える。
赤いレンガでできている、城のような巨大な建造物だ。
窓の枠は白で彩られており、かなりの年月が経っていることが、
少しボロボロになっている壁からわかった。
(・・・・・行くか。)
荷物を背負い、固い動きしかできない手足でかちかちに
緊張しながら、『リーダス王立学院』の門をくぐるのだった。
◆
「お前知っているか?」
「は。何でしょう。」
そう尋ねられた男はぴしぃっ、と音が鳴りそうなほどの真っすぐとした姿勢で立ちながら、女性の質問に答える。
その顔には汗が浮かび上がっており、委縮しているのが見て取れる。
「--あの"紅蓮"が目をかけている人間が、今年から入ってくるそうだぞ?」
「・・・・・・。」
そういわれた男の顔には驚愕の表情が浮かぶ。
リーダス学院、序列4位の『紅蓮』にそんな相手がいるとは思いもしなかったからである。
次いで、出た言葉は茶化すような物言いである。
「まさか。・・・・そんな話は聴いたことが・・・。」
「ふふふ。----ま、どちらにせよ、私にとっては吉報だよ。
あの女にそんな相手がいるとは。・・・・ああ、男だったら取ってしまうのもいいかもしれんな?」
「・・・・・・。」
「おっと。もう喋れなくなったか。」
----何てないことのように、氷漬けのまま立ち尽くす男に興味を失くしたかのように、
その横を通り過ぎていく。
カツン、カツン、とヒールを慣らしながら氷でできた部屋から女性は出ていった。
◆
「はいはーい。ちゅうもーーーーーく。・・・・・ちゅうもくしろってんだこのやろー。」
舌ったらずな言葉遣いでそういう、黒のコートに白のスーツという奇抜な格好をしている140cmくらいの子供。
広い場所に集められ、突然魔法陣が出てきたかと思うと、あの子供がにゅっ、とやってきた。
グラウンド近くの校舎や、すぐ近くでは野次馬の上級生たちが面白そうなものを見る顔つきで俺たちを見つめている。
一体、何をするつもりなのだろうか。
「うんうん。ようやく静かになったなこのやろー。早速だが、入学式を始めるぞこのやろー。・・・おっと、自己紹介をしていなかったなこのやろー。俺はブレンダン・アックス。水属性の魔法を主に教えている教師だこのやろー。よろしくはしなくていいぞこのやろー。」
何というか、とてつもなく濃い相手である。
彼が自分の名前を言うと、途端にあたりがざわついた。
『ブレンダン・アックス?!マジかよ!!リーダス帝国最強の水魔法使いじゃねえか!?』
『うっそー!?あんなちっ・・。』
「今ちっこいって言いかけたやつ。・・・次それを口にしたら、土の中に生き埋めにして殺すぞ。クソガキが。」
怒気を孕んだ冷徹な言葉にしん、とあたりが静まり返る。
びりびりと肌を刺すような威圧感が体を突き抜けていった。
(・・・あれが、『血の雨』・・・。)
噂には聞いていたが、予想以上である。
「・・・うんうん。力の差をわきまえているのはいいことだこのやろー。
長生きするぜこのやろー。・・・・んじゃあ、校長先生のお出ましだこのやろー。」
それだけ言うと彼は一瞬で姿を消してしまい、そしていつの間にかブレンダン・アックスがいたところには黒色の鎧を着けた人物が鞘に収まったままの剣を地面に突き立て、そこに立っていた。
「・・・・入学、おめでとう。君たちは晴れてこの学校の生徒となる。」
その声は重々しく、先ほど、ブレンダンが発していたプレッシャーと同じか、それ以上の物である。
余りの覇気に、皆息をすることさえ忘れたように、彼の言葉に聴き入る。
「私から特に言うことはない。・・・・だが、一つだけ。」
鞘から剣を抜くと、それは姿を現わした。
刀身が真っ黒に染め上げられている、名剣。
九つの首を持つドラゴンのしっぽから出てきたと言われる、伝説の剣。
--クサナギノツルギが引き抜かれ、天に向かって振るわれると
空にあった雲が真っ二つに割れた。
「---戦え。強者が真理である。諸君は今、この瞬間から上級生たちに
狙われる最弱の立場である。ゆえに、喰らえ。格上相手であろうと諦めるな。
最後の最後まで足搔け。---私からは以上である。」
◆
「さて、それじゃ皆席についたかナー?」
自分の寮に行って、荷物を降ろして教室にやってきた。
ここが、今日から俺が学ぶ場所。
日本の大学にありそうな大きな講堂。
木でできたテーブルに椅子。
一番前の方では、金色のツインテールに巨乳のメイド服を着た意味不明の格好をしている女性が立っていた。見た目はさっきのブレンダンと同じくらいで小学生くらいにしか見えない。犯罪臭がすごい。
「皆いいこだネー。私の名前は、イリヤ・ボルティクス。主に、雷魔法の扱い方を教えている教師だヨー。皆よろしくネー♡」
『はいっ!!!』
『・・・・。』
巨乳を揺らしてそう言うイリヤ先生に元気のいい返事をする男性生徒たち。
白い目でそんな男子生徒たちを見つめる女子生徒たち。
その光景を見て、アンジュ先生の顔を思い出し、あの人は今、
元気かな、と思いふける。
「それじゃあ、この学校のシステムについて改めて説明するネー。」
---この学校、リーダス学院では主に二つのシステムがある。
『特例留学制度』、『序列制度』である。
「特例留学生制度については、この学校に入った時点でもうあんま関係ないからもう一つの『序列制度』について補足するネー。」
序列制弩はそのままの意味である。
----生徒は全員ランキングがある。
入学当初は実技試験と筆記試験の両方で判断され、ランキングの順位に乗る。
序列の高い、低いにかかわらず、下克上も、そのまた逆もし放題。
戦いあい、お互いが持っている『ランキングカード』を奪い合い、上を目指すのが
序列制度である。
上に行けば行くほど当然特権がある。
序列10位以内は自分で寮を管理、支配でき、そこで君臨することができる。
後は、500位以内から『ブロンズエリア』、100位以内から『シルバーエリア』、50位以内なら『ゴールドエリア』、10位以内から『プラチナエリア』と呼ばれる特別な場所に入ることを許される。
そして、10位以内の人間は寮の支配者だけが参加する『十王会議』に出ることを許される。
「説明はこんなところかナー。ナニか質問はあル?」
先生がそういうと一斉に手をあげる生徒たち。
確かに気になることばかりだろう。
イリヤ先生はそのうち一人の男子生徒を指し、質問させる。
「10位以内の人たちが強いことはわかりました。どれくらい強いんですか?」
「うーン。そうだねェ。ハッキリ言うと皆11位以下と桁が違うからねェ。」
先生の言葉に眉を顰める。
つまり、10位以内は不動である可能性が高い。
見たところ、イリヤ先生も相当な実力者だが、彼女がそういうということは
10位以内の学生は文字通りレベルが違うのだろう。
「それじゃあ、さっそく授業を始めるヨ。」
首元に掛けている紅いペンダントが、今日は嬉しそうに
揺れている気がした。
◆
きた。
遂に、彼が、エドが、私の愛しい人が来た。
駄目だ。顔が熱い。心臓の鼓動が鳴りやまない。
どうしてだろう。どうして彼の事を考えるだけでこんなに頬をだらしなく緩んでしまうのだろう。
魔力パスを通して伝わってくる彼の心音が心地よい。
今日も彼は元気なようだ。
「・・・あ。・・・・・ああ。」
「・・・・・ん?ああ、なんだ。ただのゴミか。」
私を取り囲んでいたらしい生徒たちが真っ黒になって転がっていた。
死んではいないが、どうやら虫の息らしかった。
まあ、どうでもいい。
「---相変わらずだな、"紅蓮"の。」
「----"剣王"か。一体私に何の用だ?」
そこにいたのは、銀色のポニーテールに巨乳を揺らす、端正な顔つきの女だった。
私と同じ、軍人の家系出身である。当てつけなのか、私と同じく軍服を着ているのが気に入らない。さっさとくたばればいいのに。
「容赦がないな。---だが、今日は明らかに違う部分がある。
お前も女だったんだな。」
「・・・・・。」
----こいつ。気が付いた。
彼にまず気づいてもらおうとした私の気持ちに、
彼より先に気が付いた。
それが何よりも許しがたく、気が付いたら腰に差していた剣を抜き、
切りかかっていた。
それを、同じく剣を抜き、帯刀していた刀で受け止める"剣王"。
「-----燃やすぞ。灰になりたくなければ、黙っていろ。」
「---ふっ。どうやら楽しくなりそうだ。」
続く二撃目を繰り出そうとした瞬間、剣王が刀を引き払い、
鞘にしまう。
「---お前とは後だ。---気になる相手がいるんでね。」
「・・・・・。」
その背中が見えなくなるまでにらみ続け、
見えなくなった瞬間、胸元にしまっていたペンダントを
取り出し、ほおずりする。
「ああ♡エド♡エド♡今日もかっこいいなぁ♡
エドの心臓の音が聴こえてきて嬉しいよ・・・・♡
絶対に逃がさないからな・・・・♡」
今日は何ていい日だ。
エドのぬくもりを感じながら、しばらく達していた。
ルビア「ああ♡エド♡エド♡エド♡エドのことを考えるだけでこんなに
なってしまったぞ・・♡」
エド(なんか今日はやけにペンダントが熱いな・・・)
まさか、ペンダント越しにルビアの○○〇〇のぬくもりを感じているとは
思っていないエド君。
序列制度
ランキング100位~11位はそこそこの強さ。
10位からは『一個軍隊』に相当するといわれるほどの怪物ばかりであり、
将来を約束された傑物のみがその名を連ねている。
有名な所で言うと、"紅蓮の悪魔"、"氷結の魔女"、"雷帝"、"パペット・マスター"、
"剣王"などである。
小ネタ
村を離れ、エドと別れることになったルビアの反応
「いやだあああああああああ!!エドとずっーーーーと
一緒だもん!!!絶対に離れないもん!!!ずっとずっと
ずーーーーっと一緒じゃなきゃいやだああああ!!」
「・・・・。」←頭を抱えるファーガスさん
「・・・・・・。」←同じポーズで頭を抱えるエド君
「・・・・・・。」←何かよからぬことを考えているルビアのお母さん。
お互いのぬくもり(エド君は知らない)がわかるペンダント(強調)を
付けることで、しぶしぶルビアは王都の学校に一足先に戻ることを
受け入れた模様。
まあ、相手が何をしているか、どんな状態なのか
(ルビア側から一方的に)わかるペンダントだから・・・(白目)
ぼ、防犯ブザーみたいなもんやし(現実逃避)
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)