※この作品はR-18です。

別に素晴らしくもない時止め屑野郎が来た   作:伏見透

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二十七話

 

 

 同じ転生者達が作った遺跡。

 通称エロ遺跡。

 主犯がスライムに殺されるまで生涯を通して作った数は合計して六十九にもなると伝えられている。

 当時にしてもそんな遺跡は不味かったようで、遺跡は隠すように作られている。

 

 遺跡の特異性から発見されたものは全て冒険者ギルドの管轄下となる。情報統制もされ、そんな遺跡などないとされてはいるが、エロは人間にとって余程興味を引く事柄なのか、情報通ならば大抵存在ぐらいは知っている。

 特に男の冒険者は遺跡を見つければ大金をせしめられるので知っている者も多い。

 普段は貴族を嫌ってはいるものの、貴族達に売れば大金になるのだ。

 何故か絶対に男冒険者のみでエロ遺跡には入るなとも伝えられているが。

 

 ギルド管理下にある遺跡は二十五程だが、貴族達も二十は隠し持っているなどと言われている。他にも権力ある貴族は冒険者ギルドに融通を図ってもらって、こっそりとギルド管理下の遺跡に入らせてもらっているなどもしているとは真実味がある噂だ。

 ここも今までは貴族達が隠し持っている遺跡の一つである。

 

 俺はエロ遺跡の地下三階で今、ズボンを引っ張られていた。

 

「ユウスケ! ユウスケ! 往生際が悪いですよ」

「往生際が悪いも糞もあるか! やめろ!」

「我慢できません! この高ぶり抑えきることができません! もうもう! 出しちゃってください!」

「離せ離せー! お前の力つよっ! たまに出るその俺顔負けの力本当になんなの!? 剣士になっても充分通用するんじゃないか!?」

「こんな可憐な細腕で何を言いますか。それにしてもあなたも生娘ではありませんし、早く脱いでください! えへへへ、筋肉質で良い足してますね!」

「怖いんだけど! ちょっとガチで恐怖! 離せこの痴女!」

「誰が痴女ですか! こんな可愛い痴女はいませんよ!」

 

 エロいことをしたいがためにめぐみんを誘ってこの遺跡に入ったのだが、途中で作戦は中止しようとしてもめぐみんは結局入ってくるし、今めぐみんに無理矢理ズボンを脱がされそうになっているしで、まったく予想だにしない展開の連発だ。

 

 ……なんでこの世界はこうも上手くいかないのか。

 

 第三階の人数限定クエスト。

 次の扉を行くためには、射精させろという端的なクリア条件。俺がオナニーをしても無理で、めぐみんが自分が俺のあそこを射精させなければこの扉をクリアできないと結論付けた。

 オナニー後の俺はというと、冷静な賢者になっているのだが、卑猥な言葉を連発していためぐみんは頭に血が上ったまま自棄になっているのである。

 

「めぐみん! お前の目がぐるぐる状態なんだけど! 完全にパニクってるだろ!」

「こんな状況でまともでいられますか! おかしくなるのが当然。むっ、それならば私は完全に正気!」

「どういう思考経路!?」

 

 一進一退の攻防だった。

 だぶだぶのシャツを着た少女がズボンに手をかけ必死に下そうとし、彼女より随分背が高い男の俺が必死に下させまいと抵抗している。

 紅魔族特有の瞳の興奮すると、瞳がいつも以上に真紅に輝くのもあって恐怖だった。

 

「応援が予想以上に恥ずかしかったんですよ! おちん……ごにょごにょ……とか乙女の口から何を言わせるのですか! それなのに意味がないとか怒り爆発。今すぐ爆裂魔法をこの扉にぶち込みたい気分で一杯です。もうここまで来たら自暴自棄ですよ! さあ、あなたの粗末なもけもけ号を今すぐ出してください!」

「やめてくれる! 俺のあそこになくなった剣の名前流用するの!?」

「えっへへへ、こうなっては逃げられません。戻る扉にはボタンはないですし、進む扉は限定クエストを達成するまでボタンは押しても開きません。あなたのズボンはもはや私のもの! もけもけ号を出す以外に道はありません!」

「わかった! 出す。出すから! 離してくれ」

「わかればいいのです。わかれば。わかりきったことを拒否しようなど、手間のかかる人ですね」

 

 迫力に押されて了承したせいで、ようやくズボンから手を離してもらった俺は、めぐみんから逃げるように反対方向に体を向ける。

 

 エロいことだ。間違いなくエロい状況なのに、なんだかそういう雰囲気ではなくて戸惑う。こうもグイグイ来られると思わず引いてしまうのが人間というものだ。めぐみんの行動って予想できないにもほどがある。

 時間停止はあくまで人形を相手にするようなもので、時間が動いている最中はここまで予想がつかないことが起こるのか。

 

 なんだか恥ずかしい気持ちで、俺はズボンを下ろして、後ろの視線が気になりながら下着も下す。

 

「……男のくせに尻が綺麗で嫌ですね」

「そんなこと言われても。そっちは普段は見ないし」

 

 俺の尻綺麗なのか。凄いどうでもいい情報を初めて知った。別に知りたくなかった。

 

「初めてあそこを女性に見せるのがこんな無理に迫られてだなんて……」

「私も男の人のあそこを生で見るなど初めてなんだからおあいこです! 学校の授業で女の教師から避妊の方法や性について教わりましたが、実物見るのは初めてですからね! 私の方が何倍も羞恥ですよ! はい、女の子ではあるまいし、手で隠さそうとしない!」

「うっ、わかっている」

 

 俺は両手で隠していた股間の手をどける。

 まじまじとめぐみんはその可愛い顔で俺の男性器を見つめてくる。

 

「これがユウスケのもけもけ号ですか。ですか、ですかって――でかっ!?」

 

 めぐみんは驚愕の表情で俺の男性器に指を差す。

 まさか男性器に指を差されることは初めての経験である。

 

「こんなの粗末どころかドラゴン級ではありませんか! こんなのですか。男の人のあそこってこんなのですか! これはもけもけ号などという愛嬌があって格好いい名前ではありません。ワイルド化して凶悪な……もげもげ号です!」

「やめて! あそこがキュッと縮こまるから!」

 

 どんなえげつない名前だよ。

 連想して痛い気分になったわ。

 

「そう言う割には全然小さくなってないではありませんか! ……あっ、これが男性でいう勃起状態なのですね。完全に大きくなってこれですね。なるほど、道理です。……それにしても驚くほど大きいのですが」

「いや……その言いにくいんだけど、まだ大きくなってないんだけど」

「へ」

 

 こてんと可愛らしく首を肩に傾げる。

 横になった顔から俺の男性器をジッと見つめて彼女は大声をあげた。

 

「これでまだ! 覚醒前! えっ、だってこれですよ。こんなに大きいのですよ。……もー、ユウスケも冗談が好きですね。このこのー。男の人は大きさを誇るといいますが、私の前で見栄を張らなくてもいいのです。充分このままでも大きいと思いましたから」

「まだ下向いているだろう。勃起していたら上を向くし」

「……授業で習っている時もそう言ってましたね。性的興奮を覚えると大きくそそり立つみたいになる、男についている馬鹿みたいな変身機能。それが事実なら、これで更に上が! 今でもビッグなのに!」

 

 めぐみんは指でなにやら俺の男性器の大きさを測る。

 触らず大体の大きさを把握した彼女はさっきの俺のように体を後ろに向けて、こちらから見えないようにシャツの前部分をめくったようである。

 なにかを調べるようにした彼女は、体の向きを戻して俺に詰め寄る。

 

「絶対これ以上大きくなるなら私のに入りませんよ! 人間の大きさではないです。なにか悪魔の力でも借りて大きくしたのではありませんか!」

 

 こいつ……自分のあそこと俺の男性器を比べていたのか。

 どんな突飛な行動だよ。

 

 大きい大きいと言われるが、そこまで俺の男性器は大きくはないと思う。

 男の友人と連れションした時にでも、チラッと見られて大きいと驚かれたことはあるが、大げさに言っているのだろう。

 他人の男性器なんて見たくもないし、温泉とかでも敢えて見ないようにしているので比べることもできない。

 

 ……ただそれだと俺が人並外れて大きい可能性はあるか。

 

「めぐみんもうちょっと離れないと、ついてしまうんだが」

「なにがつくと……ひゃ!?」

 

 女の子らしい悲鳴をあげて、めぐみんは散々大きい大きいと言っていた俺の男性器に体が当たりそうになっていたので、慌てて飛びのく。

 

 その時にシャツがひらめいて、彼女の小さなスジを視界に入る。

 危ない。ついさっき出していなかったら大きくなっているところだった。

 

 真っ赤っか。

 その瞳みたいに赤面しためぐみんは、自分の顔を猫みたいに両手でこねる。どういう意味の行動かさっぱりわからない。

 一通りこね終わっためぐみんは、いつもみたいに自信があるように振るまう。

 

「ふ、ふん! 少しばかり予想外の大きさで驚きましたが、よくよく見てみれば粗末で短小なものです!」

「無理していない?」

「無理などしていない! こ、これぐらいなら大丈夫です! なにが大丈夫かわかりませんけど、大丈夫です! クエストをすませてしまいましょう! ……だから、ユウスケも手加減してくださいね。……ね? お願いしますよ」

 

 何をどう手加減すればいいのか。

 無茶なお願いに俺としても困る。

 

 ちょこんとめぐみんは俺の前に座る。両膝を地面に立てて座り、足はつま先立ち。こちらからは見下ろす形になるが、相変わらずめぐみんはちっこい。まるで小学生みたいに見えた。

 とんがり帽子とバイク乗りがしているような指ぬきグローブも自分が座っている隣に置いたので、綺麗な黒髪とめぐみんの幼い顔が見える。その少女の顔は戸惑いと緊張と羞恥がこんがらがっていた。

 男性器の高さに顔を持ってきためぐみんは、口を開く。

 

「射精させるってことは、この大きいのを舐めたり頬張ったりすればいいのでしょうか」

「え、そうなのか?」

「昔紅魔の里の河原に捨ててあったああいう本ではそうしてましたよ。読んでいてつまらなかったので途中でたき火の燃料にしましたけど」

「そうとも限らないんじゃないか。手で擦ったりで良いと思うぞ」 

 

 どうなんだろうと自分でも自信がなさそうに言う。

 なんせ実質まともな性的経験がない。聞きかじりの知識や時間停止は間違いなくまともではないし、どうするのがいいのかわからない。フェラチオだったかフォラチオだったかは忘れたが、そうするのが正しいということもありえる。

 

「それなら良かったです。私としてもいきなりこれを口の中に入れるのは抵抗ありますし。こんなものを頬張れば顎外れそうというのもありますが」

「流石にそこまで大きくはないだろう」

 

 大げさだなとこんな状況でちょっと笑う。

 納得いかない表情で彼女はじっくりと俺の男性器を見ながら人差し指で差す。

 

「あなたは見慣れているからそう感じますが、実際そうなってもおかしくないですよ。……よく見るとティッシュのカスが先端についてますね」

「あ、ごめん。急いでいたから。水が流れているし、そこで洗ってくるよ」

 

 先ほどしたオナニーの跡が残っていたようだ。

 精液でティッシュが僅かに破けて、混ざり合ったものが俺の男性器に付着していた

 

「構いませんよ。これを舐めるというならすべきですが、どの道射精させるのですから変わりません。……でも気になるので、剥がしてしまいましょう」

 

 おそるおそるめぐみんは俺の男性器に引っ付いているカスをペリペリと剥がしていく。

 丁寧な仕草で精液がついたティッシュをちんこから取っていった。

 めぐみんのたどたどしいおちんこのお掃除は、ティッシュが剥がされるときの独特の感覚とこんな小さい子にあそこを掃除されているという奇妙な背徳感があった。

 

「くっ、ここのは取れませんね。ちょこざいな」

「うっ!」

 

 精液によってなかなか剥がれないカスをめぐみんは爪の先でツンツンとして、剥がそうとする。

 痛みまではいかないその感覚に、俺はというと興奮してしまっていた。

 

「ほれほれ。これでどうですか。こうですこうです。……よしっ。ちょっとでも剥がれればこちらのものですね。後はここを引っ張れば……綺麗に取れました。うわっ、ゆ、ユウスケ!」

「……まあなんというか……あれだな」

 

 大きくさせてしまっていた。

 まだ本調子のフル勃起ではないとはいえ、めぐみんの精液ティッシュお掃除で俺は軽く勃起してしまっていたのだ。

 

「これが男の人の変身した性器ですか。うーん、やっぱり凶悪なものです。炸裂魔法……いえ、爆発魔法ぐらいの危険物ですね。……えっと、ユウスケ。あなたのを触りますからね? 触りますからね?」

「俺に聞かなくていいけど」

「私の心の準備のためですよ! うう、どうして私がこんなことを……うわっ本当に触っちゃいましたよ……私……」

 

 改めて男性器を眺めためぐみんは、躊躇いながらも俺のあそこに触った。

 

 めぐみんの意思によって触られた手の感触はなんとも表現しにくいものだった。自分の手ではなく女性の手。それもめぐみんのような可愛い女の子の手が竿に片手を当てていた。

 剣道で鍛えたせいで豆だらけでゴツゴツとした俺の指と違って、めぐみんの手は女の子のふんわりとした柔らかさがある。

 

 陰茎に指先をクイックイッと押し当て、めぐみんは感触を確かめる。

 

「なんだか生肉っぽいと言いますか、生肉なんですが。でも中に芯があるような不思議な感触ですね……うーと、どうやれば。ユウスケ。ここからどうすればあなたが気持ち良くなれるのですか?」

「擦ってくれれば、気持ちいいかもしれない」

「こ。こうですかね。こうやれば気持ちいいんですよね」

 

 両手で俺の竿を閉じた手で包み込もうとする。

 元々小さな手だ。男性器の半分ちょっとぐらいまでめぐみんは手のひらに当ててから、擦りだす。

 緩やかな手つきである。とても刺激的とは言えない。初めてやることで力加減がわからず、ただ当てているだけだ。こそばゆい感じがする。

 

 それでも。

 

「どうですか。……私の手は気持ちよくできています?」

 

 めぐみんが足りない知識で手コキしながら、自信なく上目遣いに聞いてくるだけで正直エロい。エロすぎるといってもいい。

 美少女とは常々思っていたが、めぐみんってこんなにエロ可愛かっただろうか。

 

「あ、ああ。充分だ」

「やっぱり紅魔族随一の天才である私にとってすればこんなもの楽勝でしたね! ……見慣れて来たらちょっとこの凶悪モンスターも可愛く見えてこないこともないです。こうやって触っているとあなたのすべてを握っているみたいな支配感がありますし」

「俺の全てって男性器なのか……」

「ふふ、男の人は物事を股間で考えるみたいに言われますしね。こうやって触っている限り、ユウスケのすべては私のものです」

 

 ガチガチに緊張していたのが、ある程度緊張が取れたせいでたどたどしい手つきもマシになり、少し浮かせていた部分もあった手を竿に密着させるから、普通に気持ちよくなってくる。

 めぐみんは俺の陰茎を気持ちよくさせるために、何度も何度も自分の手でシコらせる。

 

 熱中してきたのだろう。距離をとっていためぐみんの顔が、男性器に近づいてくる。段々と段々と。熱中すれば熱中するだけ、彼女の薄い唇は、グロテスクな竿に近づく。

 

「……そうですか。ユウスケは私の手で気持ちよくなってきているのですね。ふふっ」

 

 だからめぐみんが大きく息を吹いたとき、俺の男性器にその息がかかってしまった。

 

「……まだ大きくなるのですか。ここまで来たら驚くより呆れますね」

 

 彼女の吐息によってむくりと更に巨大化した男性器を、言葉通り呆れた目で見つめながらも手は休むことなく前後に動かしていた。

 

 エロい。すごくエロいのだが、これだけではついさっき射精したばかりなのもあって射精するのはなかなか遠そうだった。

 自分でもどうかと思うが、俺はめぐみんに手コキの注文をつけることにした。

 

「悪いけど前後だけじゃなくて、上下にも動かしてもらっていいか?」

「上下というと……こうですよね」

 

 めぐみんは前後の動きに時折、振動させるように上下に動かす。

 

「うん、上手いよ。めぐみん気持ちいい」

「う、上手いですか。べ、べべ別にこんなこと上手くなっても何の得にもならないんですが! まあ、今日だけは射精させなければいけませんので特別です。……他にはどうやればあなたは気持ちよくなれます?」

 

 こんなことでも褒められるとめぐみんは少し嬉しいようだった。

 自慰している時は無意識なので、どこが気持ちいいとかわからないが、めぐみんの手が当たって気持ちよくなった場所を教えていく。

 

「先端の場所を軽く片手で撫でてもらえるだろうか」

「ティッシュがよくついていた場所ですね。指先だと撫でづらいですね。手のひらを使うと撫でやすいです」

「そうそう。ほんと気持ちいい。もう片方の手は男性器の下の部分を前後に撫でるようにしてもらってくれたら嬉しい」

「なんか男性器の下側って血管みたいなのがあるんですね。ここですね。ここをこうやってすれば……」

「――最高だ。めぐみんって天才だよな」

「ですから、こんなこと褒められたってまったく喜べませんよ。先端から何か液体が出てきましたけど、これが授業で習った射精する前の予兆ですかね。ねばねばーとしています」

 

 めぐみんは左手の腹で亀頭をくにくにと擦る。右手は裏筋を優しく撫で上げる。

 カウパー液がめぐみんの手を汚し、ねちゃねちゃと鳴る。

 

 何も知らなかっためぐみんが手コキを覚えていく。

 どうやれば男の竿。いや俺の陰茎が喜ぶかを賢い頭で知っていく。元々知力が高いせいか、たどたどしい手つきがこちらの気持ちいい場所を知ろうかとするように探り、どんどん上達していっている。

 

 まるで白色を黒色で塗りつぶすかのよう。

 めぐみんを自分色に染め上げていくような背徳感があった。

 

 ぶかぶかのシャツだというのに集中しためぐみんはそのことを忘れ、俺の男性器をどうすれば気持ちよくできるかにしか考えがいってない。座りながら前のめりになった彼女のシャツと肌との隙間は大きく、斜め上からは彼女の淡い色をしたピンク色の乳首がはっきりと見える。

 

 視覚はめぐみんの小さな乳首。触覚はめぐみんの手。

 ここまでされれば射精後とはいえ、湧き上がってくるような性欲に股間が突き進む。

 

「また最初みたいに棒の部分を両手で掴むようにしてくれるか。ちょっと強めで前後に扱く感じで」

「注文多いですね。……んっと! んっと! こうですか!」

「良い感じだ。そのままどんどん早めていってくれ」

「これ割と疲れますよ! んっしょ。んっしょ!」

 

 俺は立っているだけだというのに、めぐみんは俺の言う通りに竿を扱いてくれていた。

 男性器に触ることすら初めてだというのに、こんなに顔を近づけて一生懸命に手コキをしてくれている。腰が引っ張られるような強さで、頑張ってくれている。

 僅かに揺れるおっぱいを見ながら俺はマグマのように精子が出ようとしているのがわかる。

 

「めぐみん! もう一つ何か刺激が欲しい!」

「そう言われましても、んっしょっと。こうやって両手が塞がっていますし、刺激を与えるといっても……ああ、あれができますね!」

 

 めぐみんは細い指で強く俺の陰茎を握りしめて、前後に動かしながらもキスをするかというほど亀頭に唇を近づける。

 なにをするかと驚いていると、彼女はその口を尖らせた。

 

「……ふぅー」

 

 吐息を亀頭に刺激として与える。

 温かい息が男性器の中で一番敏感な部分を優しく撫でる。ブルルンと快感に体が震える。

 

 限界だ。

 先ほど息によって勃起させたのを見てしたのだろうが、この刺激は強烈すぎた。限界を超えた快感が体を震わせたのだった。

 もう少しも我慢ができない。

 彼女の名を叫びながら、俺は限界なのを伝える。

 

「めぐみん! めぐみん! 射精する! 出してしまうぞ!」

「へ、ちょっと待ってください! そういえば射精したのをどうすればいいんですか! そうです。ティッシュです!」

「あ、無理だ。ごめんめぐみんもう出す!」

「ひゃあ!? ゆ、ユウスケ。早く射精すべきなのですけどこの人は! うー、仕方ありません!」

 

 めぐみんは自分を守るように亀頭のところに両の手を持って行く。

 俺はその小さな手をめがけて、めぐみんの手コキで興奮したものをぶつける。

 

「熱いです! なんだかこれちょっと熱いです!」

 

 びゅーびゅーとその小さな手を凌辱するように俺は射精する。

 止まる気配がない。それだけ彼女の手で興奮させられたちんこは射精をしたくなっていたのだ。

 

「や! 顔にまで!?」

 

 その両手に抑えきれなくて、近づけていた顔の頬に飛んだ白濁液がペタッとつく。

 化粧などはいらないめぐみんの幼い顔に、必要のない液体がべたりと張り付いた。

 

 よくて中学生ぐらいに見えるめぐみんは、シャツ一枚という格好で、両の手と頬を白い液体が付着している。

 

 それはひどくアンモラルで、目を逸らせないものだった。

 

 その光景に見惚れたのも一瞬後のこと。慌てて俺はティッシュを大量に取る。

 自分の股間を拭いてからそのティッシュは捨て、ズボンを履き、大量のティッシュを持ってめぐみんのところに行く。

 

 恨みがましい真紅の目で見つめてくるめぐみんがそこにはいた。

 

「ユーウースーケー」

「悪い。いやでも、あんな場面だし出した後のことなど考えられなかったんだ」

「それにしても、ちょっとは止める努力をしてください。手がぐちょぐちょではありませんか。頬にまで飛んできていましたし。汚いです。……はい。早く」

「悪かった! 止めようと思ったけど、止まらなかった。じゃあ拭くからな」

 

 めぐみんの精子塗れの手にティッシュを渡し、突き出した頬についている精子を丁寧に拭う。

 まさか俺もここまで出ると思っていなかった。よほどめぐみんに興奮してしまったのだろう。めぐみんはもしかしたら手コキの才能があるのかもしれない。一度でここまでの量は初めてである。必要がない才能だけど。

 

 彼女は両手もティッシュで拭ってから、水で洗い流す。

 ティッシュと水場を用意をしてくれたのは、ありがたかった。よくわからない感じで気づかいができているなこの遺跡……。

 

 精子を全部流しためぐみんは、地面に置いてあった指ぬきグローブをつけて、とんがり帽子を手に取る。

 

「……でも今回は許してあげます」

「え?」

「だってですね。あれだけ大きくしたり出したのですから……まあよっぽどユウスケも興奮してしまったのでしょう。そうしてしまった原因は私にあります」

 

 めぐみんはとんがり帽子を被りながら、

 

「私がそんなにあなたのことを気持ちよくさせてしまったのですから」

 

 照れた口振りでそんなことを言った。

 

 ……うん。

 もう特別クエストは終わったというのにまた大きくなる男性器は一体なんなのだろう。

 

 

 

 

 

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