俺は柔軟体操をした後、防具を身に着ける。最初はどうにも違和感があったが、これにも慣れた。最後にマントを羽織り、水筒と――それに剣を腰のベルトにつける。動くのに邪魔でしかなかったのが、今はこの腰の重みが頼もしく思えるのだから、俺も異世界に順応してきたものである。
俺は自分の部屋の扉を出て鍵を閉める。
そうして俺はめぐみんの部屋の前に行き、扉をノックする。
「めぐみん。時間だぞ」
返事がない。
俺はもう少し強めにノックをする。
部屋の中で僅かに物音が聞こえて、眠たげな声が扉の奥から聞こえてきた。
「んぅー。誰ですか?」
「俺だって。俺」
「……俺野郎?」
「誰だよそれ。ユウスケだってば。もう冒険者ギルドに行くと言ってた時間帯だろ」
「あー、あー、そうですか」
頭はまだ回転してないようだ。明らかについ今まで寝ていて、起きたばかりという感じである。
「わかりました。もう少ししたら行くので先に行っておいてください。ゆんゆんがもう行っていると思うので。くぅー……」
「寝るなよ」
「寝てませんよ。目を閉じてベッドに倒れ込んでて意識が遠のきかけてるだけです」
「それを一般的に寝るというんだよ」
まあ今日はそんな急いでいるというわけではないから、もう少し寝かせてやってもいいか。
ゆんゆんはすでに冒険者ギルドに行ってるだろうから俺は早く行かなければならないが。
運の悪いことにゆんゆんがこの宿屋に泊まろうとしたら、直前の人で部屋が一杯になってしまったんだよな。泣きながら空きが出たらすぐ教えてくださいと頼んでいたゆんゆんは、彼女だけ別の宿屋で宿泊している。
「俺は冒険者ギルドに行ってるからめぐみんも早く来いよ。二、三十分以内には流石に来てくれ」
「……了解です。すぅ……すぅ……」
二時間ぐらい待たせられそうで怖い。
しかし、これは良い機会でもある。
めぐみんとはそれなりに仲を深めることができたが、一昨日出会ったばかりのゆんゆんとはまだ殆ど喋っていない。彼女はめぐみんとはよく喋っているが、一対一で俺と会話したことはないはずだ。
今後長くやっていくかもしれないパーティー仲間。
この機会にちょっとはお互いのことを知るか。
ついさっきまではそんなことを考えていた俺だが、その考えは甘いとしかいいようがない。どうも上手くいっていなかった。
冒険者ギルドのいつものテーブル。
時間帯が早いこともあって人は少ない。隣のテーブルも空席だ。
俺とゆんゆんはそこでめぐみんを持っているのだが、会話がない。挨拶とめぐみんがまだ来てない理由を話した後、会話はなしだ。気まずい沈黙だけがここにはある。もう十分も二人とも口を開いていない。
ゆんゆんはというと杖の宝石の部分を弄ったりしている。さっきまでは自分の指を触っていた。
もしかしてこちらにまったく興味がないのかと思えば、こちらを見て何か言おうとしては止めたりする素振りもする。
あれだけ積極的なめぐみんとは違って、単純に奥手なのかもしれない。
めぐみんの言葉の端々から紅魔族という種族は特に派手好きのようだが、ゆんゆんはそうでもないようだ。
しかし、俺は年下の女性が喜びそうな話題なんて知らない。めぐみんは爆裂魔法のこと話してたら喜ぶけど目の前の彼女は違うだろうし。めぐみんって好き嫌いがはっきりしてるから喋りやすいんだよな。
とにかく共通する盛り上がる話題でなんとか接点をつくっていこう。俺とゆんゆんで共通する話題となれば、まああれだな。あれしかない。
「ゆんゆん」
「は、はい!?」
「そんな驚かなくても……ちょっと聞きたいことがあってな」
びくっと椅子ごと離れそうにするゆんゆんに俺は内心傷ついていた。
女の子から拒絶するような反応されるのは、年頃の男としては無条件に心を痛めるものだ。
「す、すみません! なんでしょうか!」
「めぐみんのことを聞かせてもらってもいいだろうか」
「めぐみん、ですか?」
俺と彼女に共通する話題といえばめぐみんだ。
めぐみんの話題なら喋れないことはないだろう。短期間しか一緒にいない俺でも話せることは多数あるぐらいだし。あいつ強烈すぎるんだよ。
「うん。まだ俺もあいつのことよく知らなくてさ。ゆんゆんはめぐみんと同級生で仲良かったんだろう。めぐみんの友人であるゆんゆんから話を聞きたいなと思ってな」
「めぐみんの友人であるゆんゆん……!」
ゆんゆんは恍惚の表情を浮かべる。
なんかエッチだ。
彼女は身を乗り出すようにして俺に近づく。めぐみんと初めて会った時を思い出すが、こちらはおっぱいのボリュームが凄いので、圧迫感が半端ない。
「ユウスケさん! なんでも聞いてください! めぐみんのことなら私ばっちり知ってますので! めぐみんの体のことまで知ってます!」
……ここまで食いつきがいいとは思ってなかった。
というか、え? 体? え、めぐみんの体?
「体まで知ってるって……」
自分が変なことを口走ってしまったのがわかったのだろう。あたふたと彼女は両手を振る。おっぱいも揺れる。
「そういうことじゃなくてですね! 私とめぐみんはよく勝負をしていて、それで発育勝負なんかもしてたから体の数値はお互いによく知ってるんです!」
「ああ、昨日もめぐみんが勝負がどうのこうの言ってたけど、それでか。普段からよく勝負してたんだ」
「はい。あの頃は毎日してました。それに実は……めぐみんと別れる時に上級魔法を覚えて今度こそ決着をつけるだなんて言ってたんですけどね。まだ覚える前に来ちゃいました」
恥ずかしそうに言うゆんゆんは素直に可愛い。
めぐみんと勝負か。あいつが負けている姿というのもあまり思い浮かばないな。負けも見事に勝ちにひっくり返しそうだ。
「どんな勝負してたんだ? 学生ならテストの点数とかかな」
「テストの勝負が多かったですね。でもめぐみん毎回点数良くて……私も毎日予習復習はしっかりとしてたのに」
「地頭が良いよなめぐみんって。この前もそれでびっくりさせられたよ。学校一だっけか。あれは本当なんだな。でもゆんゆんだって賢いんだろう。学年二位なんだから」
「そんな……私なんて全然ですよ。めぐみんには毎回負けてましたし、他の勝負でも負け続きで全然勝ったことないんですから」
「でも、発育勝負なんてしてたなら、それで勝ってたんじゃないか」
言って――しまったと思った。
あまりにもデリカシーのない質問。これが社会人ならセクハラ問題である。
でもゆんゆんは気にした様子はなく、普通に返してくる。
「発育勝負といっても、勝てたのは最初の一度だけで……その後は小さい方が食事もすくなくて済むし、環境にも優しいからといった理由で、小さい方が勝利という条件で負けてました」
「せこっ!」
思わず叫ぶ。
どう考えても勝てない勝負だ。いや普通に発育で勝負するならめぐみんは負けるだろうからそれはそれで不公平な勝負なのではあるのだが。
「それでいつも勝負の賭けにしていたお昼ご飯は持っていかれて食べれなくて」
「極悪すぎる……」
「あっ、でもめぐみんが勝負持ちかけてきたわけじゃなくて私が勝負しかけてたんですよ。めぐみんもスキルポーションかけてましたし」
「え? スキルポーションってあの一千万エリスぐらいはするというやつか? そんなのかけてたのかよ。なにその金持ちのギャンブル」
「た、確かに。そういえば紅魔族以外のところだとあの魔法薬はかなり高いんですよね。――あれ? なんで私の学校では成績優秀者に普通に配られていたんだろう……。それが当たり前だから疑問持たなかったけど、どうして?」
「……紅魔族って本気でどういうところなのか気になってきた」
正確にはスキルアップポーション。普通はモンスターを退治してレベルアップすることでスキルポイントを増やせる。しかしその魔法薬はレベルアップすることなく、ただ飲むだけでスキルポイントを増やせる希少価値が高いものだ。最低でもかなり金持ちの貴族や商人以上が使うことのできる代物で、冒険者が買うことなんてまずない。王都なら売っているだろうが、アクセル街で本物が流通することはまずないだろう。
一千万エリスなんて言ったが、数千万エリスはかかる代物だ。
そんなスキルポーションが学校で配られてるなんて驚きの他ない。
もしかしてあそこでは簡単にスキルポーションが作れるとか?
スキルポーションとご飯なら圧倒的にスキルポーションのが比べるまでもなく価値は高い。ある程度は理不尽な勝負にしても仕方ない、のかなぁ?
まあめぐみんらしいといえばめぐみんらしいエピソードだ。そのハチャメチャさも含めて。
「でもめぐみんって学校でもあんな感じだったんだな」
「あんな感じかというのはわからないですけど、多分あんな感じで合ってると思いますよ。ふふ。めぐみんは学校でもあんな感じでした」
学校時代のことを思い出しているのか、ゆんゆんから自然に笑いがこぼれた。
つられてこっちも笑顔になってしまう。
めぐみんはひねくれたところがあるけど、目の前の彼女は本当に子供という風だ。純粋さ。なにも染まっていない白。そんな箱入り娘感がある。
めぐみんのことをライバル視しているのは、ゆんゆんにとってめぐみんが大事だからだろう。ライバルという関係を持つことで、コミュニケーションを彼女は取っているのだ。嬉しそうにめぐみんのことを語るところからもそれは簡単にわかる。
「しかし、めぐみんも遅いな」
「そうですね。あの子また寝てるのかしら。二十分ぐらい経ちますよね」
「もうそれぐらいになるか。やっぱあいつ二度寝しているかもしれないな。まあ後三十分ぐらいしてこなかったら流石に起こしに行こうぜ。……あっ、俺はちょっとお手洗い行ってくるわ。ゆんゆんは飲み物でも頼んどけば。そうだ。遅れたお詫びとしてめぐみんに奢ってもらおうか」
「いえ、めぐみんは奢ることはないと思います」
「お、おう。そうか」
長年の友人関係からめぐみんのことを熟知しているようである。
奢られることはあっても奢ることはなさそうだもんな。だからといってめぐみんが優しくないというわけではなく、本当に友人が困ってる時には豪快に手を差し伸べるような感じがする。
俺は席を立ってトイレに行く。中に入ると、丁度誰も人はいないようだった。
――都合がいい。
もちろん、俺には尿意なんてなかった。あるのは性欲だけか。
ポケットの中に入ってある神器のスイッチを押す。
どうも人の喧騒が急に消えるのは、慣れないものだ。まるで世界に取り残されたような感情に襲われる。
俺がトイレから出ると、冒険者、ギルドの職員、ウェイトレスの人達がいる。その全員が止まっている。
すれ違いざまに金髪のウェイトレスの人のおっぱいを揉んでから俺は元座っていた場所にまで戻った。
ゆんゆんは注文しようとしていたのか、おずおずと手を上げている最中のようだ。
「ゆんゆん」
呼びかけても当然返事はない。
俺からしたら無防備な羊同然だ。
時間停止をした理由。それは我慢ができなくなったからだ。
良い子の彼女。人柄としても気にいったわけだが、その体には抗えない。人間の心なんていう上等なものを持ってない俺でも、この子にセクハラするのは不味いんじゃないかなと思う。穢れを知らない天使のような純粋な心を持つ彼女に手を出すのはない良心が痛い。
でもそれは無理だった。
――だって彼女巨乳だもの。
性欲が俺の体を突き動かす。見ているだけでは我慢できなくなったのだ。
クズ丸出しの理由で俺はゆんゆんの隣に座る。もう時間停止も何度もしたというのに、誰かにエロいことをすることにはいつも緊張が走る。特に初めての相手には。
そろりそろりと体に触れないようにしながら近づく。
まずは彼女の足を触る。
隣に座りながら手を彼女の生足に乗せると、本当に痴漢しているおっさんの気分だ。犯罪感が増す。やっていることは物凄く犯罪なんだけどね。
意識もない女の子に手を出しているわけだからな。
めぐみんの同級生なだけはあって若いからやはり肌は綺麗で、モチモチとした玉の肌である。
ぷにっとした感触の足はだらしないというよりスラリとした美脚だった。そういえば体術もできるといってたので、鍛えてるのかもしれない。めぐみんは杖しか持ってないのだが、ゆんゆんは腰に短剣も持っているし。
遠距離得意で、接近戦もできるとかなんでもありな優秀さだな。
魅惑的な太ももからミニスカートの中に俺のゴツイ手が入っていく。太ももを撫で上げるように彼女の体の上にへと登っていく。中央に手を滑らせていく。彼女の鼠蹊部を越えると、迎えてくれるのは当然布の感触だ。こちらからでは見えないが、当然下着だろう。
下着を、そしてその奥にあるものを確かめるように触っていく。
あれ? もしかしてこれ紐? もしかして紐パンなのか?
「こんな幼い顔してるのにエッチな下着はいてるんだなゆんゆんは」
本人にそのことを言うという背徳感。まあ本人は絶対聞いていないんだが。
めぐみんの女性器を見た実績が俺を大胆にしていた。普通ならその下着を触るだけですますというのに俺はいきなり下着をずらして――その奥にあるものに手をかける。
なんという無謀。
装備もなにもなしに山の頂点に登るようなものだ。
だが、無理をして登っただけの報酬はあった。
「こっちはまだ生えてないのか。そこはめぐみんと一緒なんだな」
こんな恵まれた容姿と体をしていて、下はまだツルツルだ。発育した体躯には不釣り合いな幼さが彼女の秘部にはあった。
ぷにぷにとしたおまんこ。ツルツルな性器によって俺の手には、彼女の大陰唇の感触が直に伝わる。
その感触に俺の股間は熱を持つ。
流石に毎回毎回めぐみんが爆裂魔法を撃った後、悪戯していたらバレるので、この四日間俺はお預け状態だ。赤いウェーブ髪の子も馬小屋に泊まってなかったし。
なので、ちんこは早く射精させろとせかしてくる。しかし、こんな場所で出してしまうわけにもいかないんだよな。あまりにも人が多いし、衆人の中ちんこを出すのは、なんとなく心理的に厳しい。興奮のドキドキではなく、落ち着かなさを覚える。
まだ羞恥心を捨てきれてない情けないやつだと自分でも思う。いつかは時間停止最中で、公衆の面前でも裸になれるようになりたい! ……いや、そこまでいくと別種の性的興奮してないか?
勃起した男性器を落ち着かせながら、俺はもう片方の手で神器の時間を見る。
残り二十分と少し。まだまだ時間はある。
どうせこの体勢だとおまんこは十全に楽しめない。楽しめるものを使おう。
出会ったころより気になって気になってたまらないあれである。揺れるあれを必死に目がつられないように抑制することは何度もあった。ぶらぶらんと揺らすあれにくぎ付けにならないようにするには多大な精神力を消費する。
今回時を止めた最大の理由でもある。
俺は彼女のミニスカートの中から手を抜き取り、ゆんゆんの上半身に狙いをつけた。
おどおどとウェイトレスを呼び掛けているゆんゆんの――おっぱいを掴む。
素晴らしい。
言葉をなくす快感。ずっと誘惑に耐えていただけあって、達成感もひとしおだ。
めぐみんの貧乳もあれはあれで良いものだ。貧しいといってもちゃんとあるおっぱいは彼女の小さな体をなお魅力的にする。触れれば壊れるような繊細さ。高級料理のような楽しみ方ができる。
ゆんゆんのおっぱいはいっそ暴力的ですらあった。
人間の男性では太刀打ちできない。まるで災害だ。ハリケーンのような厚み。
ルナさんの巨乳ももちろん素晴らしかった。そこに差はつけられない。実際ルナさんの方が今は僅かに大きいだろう。しかし遠くない将来越すことを予感させるような大器がそのおっぱいにはあった。
顔がだらしなく緩んでいるのが自分でもわかる。
手の甲をおっぱいに押し付ける。
むにゅむにゅと弾力がある。きめ細かくハリのある肌が俺の手を押し返そうとしてくる。
まるで手の甲に全ての触感が集まったような不思議な気持ち。今俺の手は口内より敏感になっている。
次は人差し指でおっぱいを突いていく。
つんつんと、つんつんと、ゆんゆんのおっぱいを突いていく。腋近くからどんどんと中央に向かって、突きながら移動していく。
「ここかなーここなのかなー」
突きながら乳首を探す。気分は宝さがしである。
なんて幸せな冒険譚。
突くたびにぷるんと揺れるおっぱいを視覚的に楽しみながら俺は乳首を求める。
ここだ! と乳首を探り当てた俺は突っつく。若干他の触った場所と比べて盛り上がっているような感触が指先から伝わってくる。
そして、指の腹で見つけたお宝をさする。
クニクニと服の上から乳首を弄ぶ。
それにしても、出会った時からおっぱいばかりに目がいってた――まあ今もおっぱいばかりに集中しているが、ゆんゆんって可愛いな。
「巨乳だし良い子だし、なんで自己評価低いんだろ」
もしかしたらめぐみんと一緒にいてたせいかもしれない。
めぐみんは天才だ。才能という意味ではずば抜けたものを感じる。比喩でも何でもない一握りしかいない傑物になれる可能性を秘めた人間。あいつといたら自己評価が低くなってもおかしくない。
そんなめぐみんのおっぱいを触った感覚を思い出しながら俺はゆんゆんのおっぱいを触る。あー気持ちいい。
俺は服の一番上のボタンに手をかける。
たわわに育ったおっぱいから苦しいよ苦しいよ早くさらけ出したいよという声が聞こえてくる。完全に幻聴だ。
ピンクのボタンを俺は掴んで外そうとするのだが、なかなか外れない。焦りが手にじんわりと汗をかかせる。
まさか緊張しているのだろうか。まだ服で隠れているこの胸に。
こんなに優しそうな顔をした女の子が、よりにもよって人が沢山いる冒険者ギルドでそのたわわな胸を出そうとしている。
その興奮と罪悪感に確かめるまでもなく俺のあそこはもうビンビンだが、肝心の手は緊張の色を隠せていない。
「沈まれ俺の腕」
まるでめぐみんみたいなことを言いながら俺はしっかりとピンクのボタンに手をかける。
そして、外すと――ボロン。
そんな擬音語が出てきそうな胸が飛び出してくる。
よほど服の中が窮屈だったのか、一番上のボタンを外すだけで巨乳が俺の眼前にあった。
しかし、まだそのおっぱいは黒の下着に隠れてしまっている。
これだけでも大層なお宝だが、それでは足りない。我慢できない。もっと興奮ができる。
この体勢からブラジャーを外すのは難しいので、俺はブラジャーを上に引っ張っていく。彼女の胸がどんどん出てくる。
「焦らなくてもいい。ゆっくり確実にだ」
もう彼女は半裸のような姿だ。彼女の上半身を守る服は殆どなくなろうとしている。素肌をさらけ出してしまって、それを隠すこともできない。それどころか今まさに彼女の豊かな胸はそのすべてをさらけ出そうとしていた。小さく開きかけた口は言葉を出すことはない。
繊細で、かつ強引な発掘作業が実ったのか、お宝が見えてきた。
「ハラショー」
何故かその光景を見てロシア語が出てきた。
ゆんゆんの乳首だ。
白雪のようなおっぱいにピンクの乳首。めぐみんと比べてみると、巨乳なだけあって少し大きめだろうか。しかし、形の良い乳首は、その巨乳の大きさと抜群のバランスをしていて、見ているだけで絵になりそうな芸術さと隠しきれない淫らさが同居していた。
右手をおずおずと上げたゆんゆんは完全に半裸といった状態だった。
冒険者ギルドのテーブルで、彼女はその上半身をさらしている。
奥手なゆんゆんの乳首が公衆の面前で露出されている。
真っピンクの乳首はそれはもう美味しそうで、気づけば――俺は頭を突き出してその乳首を口に挟んでいた。
「むぅ!」
やべ、ここまですることは思ってなかったのに、ゆんゆんの乳首を見てたら――つい。
舌まで動き出してやがる。
俺の意思に反してペロペロと乳首をなめている。
この未成熟とは言えない体躯。その中で最も敏感な場所を俺は舌で確かめていた。
快感が舌に当たっている。ペロペロと男なら誰もが見たい吸いたい舐めたいと思うだろう乳首をなめている。
まだ顔に幼さが残るゆんゆんの大人顔負けに発達した乳房が俺の舌で転がされている。
ペロペロ。ペロペロ。チューチュー。
舐めたり吸ったり揉んだり。
隣に座っている俺は体を乗り出して、ゆんゆんの右のおっぱいを赤ん坊のように吸ったりしていた。
だが、跡は残らないように吸う力は制限させながらだ。
右を味わったかと思えば更に俺は身を乗り出して左の乳首に吸い付く。その時、手は右のおっぱいを触っている。むにっむにっと俺の手の中でおっぱいが弾む。
脳が焼き尽くされるかと思うほどの快感。思考がぐちゃぐちゃになる。口と手だけでこの気持ちよさ。もしも――ちんこをこのおっぱいに挟んだりでもしたら、どれほどの快感を得られるのだろう?
しかし、この快感ももう終わらせないといけない。制限時間があるし、これ以上突然刺激が胸に加わったら不自然だろう。
ちゅぱと、最後に俺は乳首にキスをして、ゆんゆんの乳首から顔を離す。
「……なんという魔性のおっぱい」
畏怖に慄く。
これだけで何時間も使ってしまいそうな素晴らしいおっぱいであった。スキルポーションに数千万エリスも払えないが、このおっぱいなら出してしまっても構わないと思えるような価値があった。
拝んでおく。
なんか巨乳に拝むことが癖になりそうだ。
「おっぱい神でも祀っているのか俺は」
意味不明なことを呟きながら、俺はポケットの中からハンカチと腰に下げている水筒を取り出す。
さて、後処理後処理。
濡らしたハンカチで俺の唾液を拭い、乾いたハンカチで拭き取ってから、服を元通りにする。胸が大きいので服のボタンをとめ直すのに苦労する。ミニスカもはだけていないように元通りにしてから――なんとなく気になった俺は、テーブルの下に屈みこんでミニスカの中を見る。
暗くてよく見えないが、下着の色は黒かな?
めぐみんといい黒が好きなんだな紅魔族って。
事後処理が済んだ。さてトイレに戻って時間を再開させよう。
俺は服に隠れてしまったおっぱいを名残惜しそうに見ながら、トイレに戻って時間を再開させる。喧騒がまた耳に入ってくる。
そして戻ろうとしたが、あそこが膨らみすぎてなかなか戻れない。あれ、なんでだ。股間がフル勃起状態だ。
あのおっぱいを堪能しながらの生殺しは辛すぎたのか。
でも誰かに悪戯して射精できるような場所でもなく、そこまでの時間もない。
俺は必死に精神を落ち着けて、股間をコントロールしようとする。
「ふぅーふぅー。頭を空っぽにしろ」
だめだ! 脳内はおっぱい一色。百インチのテレビでおっぱいが映っている!
違うこと考えろ。そうだ。真面目なこと。数学でも考えるか。素数とか二次関数とか体積とか。πとか。おっぱいとかおっぱいとかおっぱいとか。それおっぱいじゃねえか!
壁に頭をぶつける。あまりに遅いと怪しまれる。女の子に大の方してたと考えられるのも嫌だし。
「……仕方ない」
俺は神器を使って時間を止める。そしてトイレでシコってから俺はトイレから出ることにした。
まさかシコるためだけに時間停止するなんて……。
ここまで情けない時間停止をした人間なんて俺だけではないだろうか。
臭いが残らないように手を綺麗に洗ってからようやく戻ると、ゆんゆんのテーブルの上にはいまだに飲み物が置かれてなかった。不思議そうな表情で僅かに胸を気にしている。
俺は手を上げてウェイトレスさんに声をかける。
「あのー注文いいですか?」
「はい。なんでしょうか」
「ゆんゆん何が飲みたいんだ。今回は俺が奢るよ」
「お、奢りなんて悪いですよ! 私が払います。むしろ何かユウスケさんが注文してください!」
「年下の女の子に奢られるなんて格好悪いことはできないぞ。そういう気分なんだ。奢らせてくれ。何がいい? ウェイトレスさんも待ってるし。ほら」
「……それじゃあシュワシュワを」
「お姉さん。シュワシュワ二つお願い」
「わかりましたー。ちょっと待っていてくださいね」
さっきまでの行いを省みて、俺としては自分本位極まりない考えだが、罪悪感を減らしておきたいというのが本音だ。
慣れもあるがめぐみんにはたまに殺されかけてるから、最近はあまり罪悪感を覚えないんだが、ゆんゆんにはヤバいぐらい覚える。
俺は必死にあのおっぱいが脳裏にちらつくのを阻止しながらめぐみんを待つのだった。一度出したというのにまた勃起しそうになっている。
俺の下半身の息子よ。黙れ。