ずっ、ぐちゅっ、ずぷっ、ずぷぷっ、ずぽっ
「あんっ、やぁぁっ、すごぃっ……師匠のおちんちん、すごいよっ。あっ、んんっ……!」
月明かりに照らされた静かな飛行島の夜。
皆が明日に備えて眠りにつくであろうその頃、俺とナギはベッドの上で激しく淫れあっていた。
「ナギも随分とエッチな女の子になったな、今日は自分からしたいって言い出すなんて」
「あんっ、だってっ、師匠がキスするからっ……。師匠との、ふぁっ……キスがきもちよくてっ、我慢できなくなったんだもんっ……!」
俺はナギを腰の上に乗せながら、ナギの膣奥に自身の肉棒を容赦なく何度も突き入れていく。いわゆる騎乗位という体位で、俺はナギに性欲をぶつけまくっていた。
クエストから帰ってきたあと、疲れを取るために二人だけでお茶を飲んでいたりお菓子を食べたりしていたのだが、良い雰囲気になったところ、ナギがこちらの体に肩をぴたりと寄せ付けてきて、それにたまらず俺は彼女の唇を奪ったのだ。そこからお互いの唇の気持ちよさを求めさらにヒートアップし、どうせなら最後までしたいと言うナギに俺の理性は崩壊してしまい、このような状況に至ったわけである。
「あっ、熱い……っ、師匠、あたしもういきそうっ! 気持ちよすぎて、もうだめぇっ」
「うん、もっと激しくするからこのまま!」
「あんっ、いいっ、いいよ師匠っ、激しいおちんちんでっ、あたしイく、イッちゃうっ……!」
俺は腰を突き上げてナギを何度も軽く宙に浮かしながら、それと同時に彼女と両手の指と指を絡める。まるでお互いを愛し合うように手をぎゅっと強く握り合い、ナギの膣壁に強引に肉棒を擦りつけていく。
ナギの熱く濡れた膣内はしっかりと肉棒を締め付けてきて、その分与えてくる刺激も強い。小ぶりの胸と紫色のツインテールを揺らしながら、自身からも腰を振って快楽を得ようとするナギはとても扇情的だった。
快楽に溺れていくうちに、やがて俺も肉棒から限界を迎えようとしているのが伝わってくる。
その勢いのまま激しく肉棒から出し入れして、それに相まってナギの嬌声もどんどん淫らに染まっていく。
「だして、だしてっ! どろどろのっ……師匠のあついせいえきっ、だしてぇっ! はあっ、やあぁ」
「くっ……」
びゅくびゅくっ、どびゅるっ、どびゅるっ、びゅくっ……!
「あ、ふああっ……! せいえきがあたしのなかに溢れてるっ、やぁっ、これ、あついっ、きっ、気持ちいいよぅ……っ!」
肉棒をねじ込んで膣奥とキスした瞬間、俺はナギの狭い膣内に大量の精液を流し込んでいった。
俺の腰の上でナギは背中を反らしてビクビクと痙攣しながら、それでも膣壁は肉棒にまとわりつき精液を搾り取ろうとしてくる。俺も凄まじい快楽を堪能していると、しばらくして力尽きたナギがこちらに体を預けるように倒れてきた。
それを優しく受け止めて抱きしめてやると、ナギは幸せそうに笑みを浮かべながら俺の唇にキスを返してきた。
「ふう……今日の師匠も激しくて素敵で、気持ちよかった」
「ナギの期待に答えられたなら良かったよ。俺もすごく気持ちよかった」
「ありがとう。今日は普通にエッチしちゃったけど……また体の具合が悪くなったらいってね。その時はあたしが何度でも師匠とエッチしてあげるから」
具合悪いからエッチする、とはまた妙な表現だが実際そうなのだから否定のしようがない。性欲増強のルーンに蝕まれた俺は定期的に女の子とエッチしないと、体調を崩してついには死んでしまうのだから。
それにしても……。
「ナギってなんか前よりエッチな女の子になったよな」
「そ、それは師匠が悪いんだよ! 師匠が毎回激しいから……へ、変態!」
「ごめんごめん」
俺は体を起き上がらせると、不意をついてナギをベッドに押し倒す。性器どうしは繋がったまま、さらに彼女の両手をこちらの両手で塞いでベットに押さえつけた。
謝ったばかりで悪いが、今日はまだ満足できていなかった。
「え!? し……師匠? あたし、今日はもう疲れたんだけど」
「悪いけど我慢できない」
俺の肉棒はナギの膣内で再び滾りを取り戻しつつあった。
「あ、やあぁっ、ああっ……!」
そして、俺たちは一晩中体を重ねるのであった。
■
「はいこれ診断書。ルーンに蝕まれていることに変わりはないけど、状態は安定しているわね。調べてみると、もう既に二人以上の女性と行為に浸っていると見ていいかしら」
「そういうことを一々聞くなよ」
そう愚痴を零しながら俺はカティアから診断書を受け取る。実際、その通りなわけだけど、あまり追求しないでほしい。
診断書の内容はというと、もちろん性欲増強のルーンによる俺の体への影響と具合についてだ。今日の俺は体の具合を確認するために彼女の飛行島に設置した研究所へ訪れていた。
本当ならカティアは医者ではなく科学者なのだが、俺の容態を把握できるのはカティアしかいない。性欲増強のルーンに寄生された俺の体の状態を検査するには、彼女の知識が必要不可欠なのだ。
「まあいいじゃないの。それよりも、性欲増強のルーンが他にどんな影響を及ぼすのか、あなたの体を解剖して調べてみたいのだけど?」
「ダメに決まってるだろ!」
目をキラキラさせながら恐ろしいこと言いやがって。
俺はため息しながらカティアの研究室を出ようとすると、ドアノブに触れる直前でちょうどドアが開いた。
「すいません。カティアさんはいるかしら?」
出てきたのは長くて美しい金髪をした少女。
竜の国で初めて出会った彼女の名前をシエラと言った。
「シエラか? こんな危ないところにしてどうしたんだ?」
「ちょっと、人の研究所を危険地帯みたいに呼ばないでもらえる」
「いえ、それは間違ってもないような……そうじゃなくて、今日はカティアさんに用事、ううん、お願いがあってきたの」
「あら。天才科学者であるこの私にお願いしたいことって何かしら? 新薬の実験台になりたいとか? それならむしろ大歓迎よ」
「違います。私がお願いしたいのは……」
カティアの戯れ言を一蹴するシエラ。そんな彼女は一冊の本を前に出すと、一部のページを開いて見せた。
この本は植物の図鑑かなにかだろうか? 様々な植物の写真とその植物の生態などが詳しく書かれている。変わった薬草の写真に指を指してシエラは言った。
「カティアさん。この薬草、持ってたら少しでいいから分けてもらえないかしら? 稀少な薬草みたいだし、探して見つけるとなると大変なの。もちろん報酬は出すわ」
「ううん、色んな薬草ならたくさん持ってるけど、これは持ってないわね。何度か実験に用いたことはあるけど、私もあまり入手した経験はないの」
「そう……困ったわね」
残念そうにシエラは肩を落とした。どうしてこの薬草が必要なのか、気になったので聞いてみることにした。
「実はフレイヤがちょっと厄介な風邪をひいちゃってね。それで竜に効く薬か何かないか探してたら、とある行商人から『この薬草なら竜の病気を治せる』って言われたの」
「なるほど。というか、フレイヤが風邪? 竜って風邪引くんだな」
しかもフレイヤは竜の中でも特別な存在だし、あいつの立ち振る舞いとか性格からして風邪とは無縁と思っていたけど……。
「旅をするようになってあちこち回るようになったから、ちょっと無理をさせてたのかも。私がもっと早く気づいていれば、どうにかなったかもしれないんだけど……」
「……ん? ねえあなた、その薬草の生態が記載された部分、ちょっと読んでみなさいな」
「え? ええ。『この薬草は自然環境のみに自生する。見つけるのは困難だが、主に自生している場所は……』」
図鑑の内容を読み上げていくシエラ。すると、その『その薬草が自生している場所』の名前のいくつかのうち、ひとつだけ心当たりがあった。
「シエラ。その薬草が生えてる場所……確か、これから飛行島の進路先にあるはずだぞ」
「うそ、本当に!? それならその場所に行けば……」
「薬草が手に入る、かもね。元々が入手困難みたいだから、絶対に見つかるとは言えないけど」
カティアはきっとそれに気づいて、シエラに図鑑の内容を読み上げろと言ったのだろう。
「それでも行くわ。ここでじっとしているより全然いいもの。それに、少しでも早くフレイヤの風邪を治してあげたいからね」
「それなら彼に着いてもらって行った方がいいんじゃない? 一応魔物もでるみたいだし、戦力は多いほうがいいわ」
カティアの言う通り、その方がいいな。それなら俺も今から準備して……ちょっとまって。
「おいカティア、一体どういうつもりだ?」
俺はシエラに聞こえないように静かな声でカティアに耳打ちした。
カティアの言ったことは確かに正しい。どんな魔物がいるか、どんな危険が待ち受けているかも分からない場所にシエラ一人で行かせるのは俺も落ち着かない……それも間違ってないけど、カティアの『新しい実験をする時の好奇心に溢れた目付き』になったのを俺は見逃さなかった。
「言わなくても分かっているのでしょう? これは良い機会よ。薬草探しを手伝いながら、上手いこと彼女もあなたの手篭めにしちゃいなさいな。それに彼女は体つきも良いほうだし、ルックスも良いほうだわ。彼女が相手ならあなたのやる気……もといヤル気も上がるんじゃないかしら」
カティアの真の狙いは、俺がシエラと体を重ねることだろう。新しい女の子とまた体を重ねれば、性欲増強のルーンに何か変化が訪れるかもしれないしな。
「それと性欲増強のルーンは2〜3人の女の子と体を重ねても、いずれ足りなくなるわ。死にたくなかったら、あなたはほかの女の子達とも体を重ねるしかないのよ」
「……うっ」
カティアの実験そのものはどうでもいいけど、その言葉だけは俺も従うしかなかった。
それにシエラは可愛いし、胸も結構大きい。たまに彼女から甘い匂いが漂ってくるし……そんな女の子とセックスできるチャンスを、男である俺が手放しにできるはずがない。
本当に情けない俺の理性。性欲増強のルーンのせいで、俺の理性はあってないようなものになっていた。
「えーと……あなたにも用事があるだろうし、難しいなら無理についてこなくていいのよ? これでも戦闘には自信ある方だし」
「もちろんついて行くよ! 仲間を危ない場所に一人で行かせるわけにはいかないしな! よし、今から準備してくるから待っててくれ!」
「ど、どうしたの突然やる気だして。……まあついてきてくれるなら嬉しいし、それなら一緒に行きましょうか」
■
竜の風邪を治すことができる薬草が生えている場所。
それは飛行島の進路先に位置する、とある山の山頂部分に存在すると図鑑に載ってあった。
その山を登りながら、目的の薬草を探す俺とシエラ。
一見すると、この山は今まで何度か見てきた自然に溢れた山だけど、魔物の数がちょっと多い。
まあ俺とシエラの二人ならちょっと数が多いくらいでも、魔物に苦戦を強いられることはなかった。
魔物の群れと何度か戦闘しながらも俺たちは山を歩いていく。
「見たことない草や花はあるけど……目的の薬草は見つからないわね。夜になる前に見つかるといいのだけど」
「あまり見つかるようなものじゃないみたいだからね。ここら辺だと
自生していないのかも。見つけにくいって言うくらいだから山頂とか、人が来なさそうな場所にあるかもしれないな」
「そうね。とりあえずは山頂を目指すとしましょう」
そして山頂まで登ってから、俺たちは辺りをくまなく探し始める。
自然豊かであることはいい事なんだけど、色んな草木が生えてると逆に見つけづらい。
龍の風邪を効く効能があるという薬草だけど、図鑑で見る限り普通の薬草と大きな違いがないんだよな。
時間はもう夕方だ。……一応、野宿も視野に入れてるけど、どうか暗くなる前には見つかってほしい。それ以前に、本当にここにあるのか怪しいくらいだけど……。
「────あった! これで間違いないわ!」
と、突然声を上げて薬草を掲げるシエラ。彼女は図鑑の写真と手にした薬草を見比べ、何度も間違いないと声を上げた。どうやら嬉しさのあまり舞い上がってるらしい。
入手難度が高いとの事だったが、どうにか見つけることができて良かった。
「やったなシエラ」
「ええ、これでフレイヤの風邪も治すことができる。ありがとう、あなたが手伝ってくれなかったらきっと見つけきれなかったわ」
「そんな大げさな。見つけたのはシエラだよ」
「それでも、あなたがいなかったら魔物に手間取っていただろうし、そうなってたら今頃夜になってかもしれないわ。暗いとそれだけで探すのが大変だし、無事に見つけることができたのはあなたのおかげよ」
「そうか。シエラがそう言うなら────シエラっ!?」
そうなんだろうな、と言おうとしたところで俺は彼女の名前を荒らげて呼んだ。
シエラはビクリと肩を震わせるが、俺は躊躇なく彼女を正面から押し倒した。
「な、なにっ!? か、顔が近いっ!」
俺の突拍子もない行動にシエラは驚いているが、悪いけどそれに関して返答している暇はない。後ろを振り返ると、シエラがいた場所には禍々しい花のような魔物────マンドラゴラがいた。
突然、マンドラゴラがそこに現れたのは予めシエラの足元に潜んでいたから。彼女の隙を伺って攻撃を仕掛けてきたのだ。
「マンドラゴラ……もしかして私を助けるために。あなた、怪我はないの?」
「大丈夫だ。問題はそれよりも……っ!!」
俺は咄嗟にシエラの両耳を塞ぐ。
そして、マンドラゴラの叫び声を上げ、それが俺の鼓膜に強烈に響いた。
マンドラゴラの叫び声はとても危険だ。その叫び声は人間にとって毒のようなものであり、それが原因で直接死ぬ事は無いが、声を聞くだけで人間は力を奪われて常人だと眠りについてしまうか体が一時的に動けなくなってしまう。
叫び声が終わった瞬間、俺は何とか力を振り絞りながらマンドラゴラ目掛けて剣を投げ放ち、見事に額に命中。マンドラゴラは絶命して、地面に倒れた。
「ふう……っ、なんとかなった」
「大丈夫!? 今思いっきりマンドラゴラの声聞いたわよね!? 苦しくない?」
「ちょっと力が出ないけど、問題ないよ。それにまた魔物がきたら厄介だし早くこの山を抜けよう……くっ」
「足震えてるじゃない、無理しちゃダメよ! そうだわ、確かここに来る途中で山小屋があったはず。今日はそこで休みましょう」
俺は「これくらい平気」と返すが、それでも俺の腕に肩回して山小屋まで連れていこうとするシエラ。
自分だけでも歩くことは出来るはずなのだが、マンドラゴラの叫び声のせいでちょっとばかし足が震えている。これでは山を降りるには時間もかかるだろうし、心配されても仕方がない。
大人しく彼女の言うことを聞いて、そのまま山小屋の中のベッドに運ばれる。
ベットに横になるとシエラが不安げに俺を見つめていた。
「どこか苦しかったり痛かったりはしない?」
「ちょっと力が出ないくらいで全然平気だよ。あとは帰るだけなのに、足を引っ張ってごめん」
「謝るのは私の方よ。私の不注意がなければこんなことにならなかったんだもの。……とにかく怪我はなかったとしても、今は休んでて」
「分かった。それじゃあお言葉に甘えてちょっとだけ」
自分でも気づかないうちに次第に瞼が重くなっていく。マンドラゴラの叫びによるものなのか、単純に疲れていたのか……昨日はナギと夜まで何度もやったし、あまり睡眠を摂ってないという理由もあるかもしれない。
突然、手のひらをぎゅっと優しく握られる感触が伝わってくる。言うまでもなくその相手はシエラで、俺は彼女の温かい体温を感じながら、やがて…………。
「────はっ!」
目を覚ますと、俺はベッドから勢いよく起き上がった。
ちょっと休むだけのつもりが、どうやら本格的に眠ってしまっていたらしく、窓からは淡い月明かりが差し込んでいた。月明かりだけの光源だけでは物足りなかったのか、壁にかけられたカンテラが灯りを放っている。
ベッドのすぐそばにいたシエラがホッとした様子で声をかけてきた。
「良かった、目が覚めたのね。体の具合はどう?」
「シエラ。うん、力も奪われた感じはしないよ」
強いていえば寝起き直後という意味ではうまく力が入ってこないけど、マンドラゴラに力を吸い取られた時の感覚はもうしない。
俺はシエラから水筒と携帯食料を受け取って、ひとまず喉と腹を満たした。
これでようやくまともに動くことは出来る……だけど。
「悪い。俺のせいで夜になっちゃったな。この頃には飛行島に帰ってる予定だったのに」
「気にしないでいいわよ。それに非常事態に備えて水と食料も用意してあったんだし、出発は明日の朝にしましょう。外は今見た限りでは魔物はいなかったけど、あなたは病み上がりなんだし焦るのはよくないわ」
「シエラだけでも今から先に帰ったらどうだ。フレイヤに早く薬草を届けないといけないんだろ?」
「心配……ではあるけれど、フレイヤは竜なだけあって体は頑丈よ。急いで薬草を届けないといけないくらい、酷い状態という訳でもないわ。
それに私だけでもと言うけれど、あなたは女の子を一人で夜の山を降りろと言いたいのかしら?」
「はは……別にそういうつもりじゃないんだけど。それならベッド交代するよ。シエラも疲れてるだろうし寝た方がいい」
ベッドが二つあればそうする必要はなかったんだろうけど、あいにくこの山小屋にはちょっと薄汚れたベッドがひとつしかない。
シエラは俺の看病もしてくれたわけだし、今度は彼女を休ませてやらないと。しかし彼女は、俺の肩に両手を置くとベッドに押し戻してきた。
「今日はあなたが休んでなさい。マンドラゴラの叫び声を直に聴いたんだから、あと一日くらいゆっくりしてもらわないと何かあってからじゃ遅いのよ?」
「もう大丈夫だって。シエラこそそろそろ寝て休んだ方がいいって、ほらだから俺をベッドに押さないで」
言っても聞いてくれないため、彼女の両手を俺の肩から剥がそうと軽く抵抗してみせる。
「あら、この服を着ている限り、今の私にはフレイヤの加護が宿っているのよ。その私に力比べで勝つつもり?」
抵抗に屈せず、シエラは俺を強く押し返してくる。彼女の服は神秘的だが、それと同時にフレイヤの力が一部宿っていると聞いた。
思った以上の強さで俺はあっさりとベットに押し戻されてしまい、それと同時にシエラと足が絡まってしまう。結果、俺とシエラはベッドの上に倒れてしまった。
シエラは俺に覆いかぶさる形となってしまい……と、これは色々やばい。彼女から漂う脳が溶けるような甘い匂いと、二つの豊満な乳房がこちらの胸板に密着して、たちまち俺は股間を固くする。
「あははは……ごめんなさい、ちょっと強くしすぎたみたい。今どけるからまって、てっ……え、えええ!? な、ななっ、なんでそんなとこ固くしてるのよ!?」
しかもバレてしまった。シエラは俺の股間を見て、顔を真っ赤にして狼狽する。
「あのシエラ、これはだな……っ」
彼女を説得しようとしたがその直後、喉の奥から何やら熱くて鉄臭いものが込上がってくるのが分かった。量はそれほど多くないものの、口元から少しだけ血が流れ出てくる。
……さっきシエラと密着したことが原因で、性欲増強のルーンの力を呼び起こしてしまったのだろう。それについて知らないシエラは顔を真っ赤にしていたかと思うと、今度は青ざめてから冷静さを失っていた。
「ち、血でてるじゃない! やっぱりあなた無茶してたのね!」
「シエラ、落ち着いて。大丈夫だから」
「その状態で何言ってるのよ! きっとマンドラゴラの声がまだ体に響いてるんだわ」
「シエラ、今から詳しく話すから落ち着いて聞いて。実は口から血が出たのは他に原因があるんだ」
「え……そうなの?」
俺は何とかシエラを落ち着かせると、自分の体の状態を説明する。
彼女は恥ずかしそうにしながらも俺の説明を信じてくれたようで、俺はこれをチャンスだと確信した。
そもそも今回はシエラと体を交える機会を狙って、彼女の薬草探しに同行したとも言えるのだ。理性の欠けらも無い下品で最悪な考えだけど、このチャンスを逃すわけにはいかない。
「つまり、あなたが血を吐いた理由は、性欲増強のルーンの力が強くなってあなたの体を侵食してるから、でいいわよね。
それを抑えるには女の子と……え、エッチをする必要があって、今のあなたを救うことができるのは私だけ。
でも……あなたは私でいいの? 私はただの田舎娘なのよ。飛行島に美人な女性はたくさんいるし、私なんかよりその人たちの方が……」
「何言ってるのさ。シエラだって美人だし可愛い。もっと自信を持っていいよ」
「そ、そう? ありがとう……」
か細い声でそう言って、俯きながら頬を朱に染めるシエラ。
しかしもう一度顔を上げると、彼女はどこか羞恥心を交えながらもはっきりした声でこう言った。
「その、ね。もしあなたがいいと言うなら、私がエッチなことしてあげてもいいわ!
あなたには色々と感謝してるし、その……私もあなたが相手なら嫌じゃないから!」
その言葉は完全に男の欲望を刺激するには十分なくらいだった。
シエラのような可愛い女の子から、あんなこと言われれば我慢できるはずがない。
俺はシエラの両肩に手を置いて抱き寄せると、彼女はそれを受けいれるようにしてこちらに距離を詰めてくる。やがて互いの唇が吸い込まれるようにして、ちゅぷっ……と音を立てて重なる。
「んふっ、ちゅっ……んっ」
欲望が高まっていると言ってもがっつくようなことはしない。
俺は柔らかくて瑞々しい感触を楽しみながら、シエラという美少女の唇をゆっくりと味わっていく。彼女が舌で口元の血を舐めとってくれる。
「あふっ、れろっ……不思議ね。あなたとキスしてるだけで、体がどんどん熱くなってくる。もっとあなたを感じたいって気持ちが強くなってる」
「そうか。なら……」
「んむっ!? んんっ……じゅるっ、れろっ」
シエラと唇を重ねたまま、俺はその隙に彼女の唇の間へと舌を侵入させ口内を舐め回していく。
やがて、熱くて湿った吐息が漏らしながらシエラは俺の舌に自身の舌を絡めてきて、ねっとりとお互いの舌を蹂躙し合う。彼女も興奮しているのか、口付けを遠慮のないものとなり唇からよだれが溢れ、舌どうしが愛撫するたびに卑猥な水音が鳴り響く。
俺は次のステップに進むために、シエラの後ろ腰に手を回す。
「んふぅっ……ちゅぅっ、んれろっ。……あ、もう脱がしちゃうの?」
シエラも俺がしようとしていることを察したようだ。
「恥ずかしい?」
「へ、平気。恥ずかしいけど、あなたなら問題ないわ。あ……でも、あなたも服脱いで。私だけ裸なんてちょっとずるいわ」
「りょうかい。……そう言えば、シエラの服ってどう脱がすの?」
「あーちょっと複雑な作りしてるものね。まずは最初に……」
こんな時に空気が読めなくて申し訳ないが、シエラの服の脱がし方を彼女に教えてもらいながら直接実践していく。
純白の美しい服はへそから胸元当たりまで大胆に開いていたりと布面積が少ない割には、ちょっと脱がしづらい。服を脱がしてシエラを一糸まとわぬ姿にすると、彼女にも俺の服を脱がしてもらう。
シエラの肌は雪のように美しく、体は細いけれど試しに触れてみればすべすべで柔らかな感触がしっかりと返ってきた。普段の服装でもシエラの胸はその大きさを主張していたけど、裸ともなると豊満な胸の主張はさらに強くなり、大きさだけでなく形も美しいものだからつい見とれてしまっていた。
お互い裸のまま、しばし見つめ合う。
「…………あの、平気とは言ったけど、いつまでもじーと見られるのは恥ずかしすぎて耐えられないんだけど」
「ごめんごめん。普段から綺麗なシエラが裸になると、どうしても魅入っちゃって」
「ふふ、ありがとう。じゃあそんなに気になるなら、触ってみる? ……ん、ああっ」
俺はコクリと即座に頷き、彼女の豊かでありながらも綺麗な形をした乳房に手を伸ばした。
指を使ってシエラの胸を揉んでやると、しっとりと指先に吸い付いてきて、かつふわふわと柔らかい感触が伝わってくる。豊満な乳房に指が沈んでいき、俺はただひたすらにシエラの乳房の感触を堪能する。
手で楽しむだけじゃなく、彼女の乳房に口を付けてそこから更に舌で愛撫していく。
「はぁっ、あっ、ああぁんっ……」
乱暴に揉みしだき、ちゅうちゅうと乳首に吸い付き、あの手この手でたぷたぷと揺れ動く乳房を攻め続ける。
快感に身体を震わせそのままベッドに倒れるシエラ。俺は容赦なく胸に愛撫を重ねていると、彼女の方からもゆっくりと手を伸ばしてきて俺の股間に触れてくる。
「はぁっ……あなたのすごく硬くて、ビクビクしてる。爆発しそうなくらい大きくなってるし、こういう時って気持ちよくしてあげるといいのよね。今度はあなたがベッドに寝てくれる?」
潤った瞳でそう問いかけてくるシエラ。頬は紅いがすっかりその気になっているようで、彼女の吐き出す湿った吐息が色っぽい。
俺はベッドに横になると、シエラは俺の腰の方に顔を寄せてくる。
「……それじゃあ、始めるわね。んっ、れろっ」
シエラは瑞々しい唇で、亀頭を包み込む。瞬間、ぷるぷるとした唇の感触が俺に強い刺激を与えてくる。彼女は快楽に震える俺を見て嬉しそうにすると、そのまま亀頭を撫でるようにしながら唇を上下し始めた。
ちゅぷっ、ちゅぽっ、じゅる、と嫌らしい水音が山小屋の中に響き渡り、柔らかな唇が何度も何度も亀頭を愛撫してくる。フェラはさらに激しくなり、シエラは舌を使い肉棒に唾液をまとわりつかせていく。
心地の良い快楽に肉棒が全身に包まれていき、俺は早くも腰の奥から熱がこみ上げてくるのを実感する。
「くっ、シエラ、もう出そう」
「いいわよ、このままっ……れろっ、わらひのくちのなかにだしてっ、んむっ、ちゅるるっ」
今の状態でシエラの情熱的な舌使いに耐えられるはずもない。
どびゅどびゅっ、とせり上がってくる熱を勢いよく吐き出しシエラは口の中でそれを受け止めた。
「んむっ!? んっ、んくっ‥‥、ごくくっ、ごく‥‥んぅっ、た、たくさんでてきた……」
大量の精液を迸らせるあまりの快楽に、俺は頭の中が真っ白になってしまう。シエラは若干苦しそうにしながらも精液を飲み込んでくれたが、口元から少し零れた白い液体が乳房に伝っていた。
「ごめん、大丈夫?」
「う、うん。ちょっとびっくりしただけだから。でも気持ちよくなってくれて良かった。……だけど、これで問題解決というわけにはいかないみたいね」
「あははは……」
俺の肉棒は射精直後だと言うのに、ほんの少しのうちに固さと大きさを取り戻していた。性欲増強のルーンで俺の性欲が強くなった分、立ち直りも早くなっているのだ。
俺はシエラの肩に手を寄せると、彼女はそれを理解してそのままベッドに横になる。
そしてシエラの太ももを両手で掴んで広げると、既に濡れそぼった膣口へと肉棒を近づける。じゅくっ、と二つの性器が触れ合う。
「シエラ、本当にいれるよ」
「うん、今のあなたを救えるのは私だけだもの。それに私も我慢できないから、はやく……んっ」
俺は肉棒を彼女の膣内に押し進めていくと、やがて薄い壁のようなものが行く手を阻む。
ここは思い切って、肉棒を押し込んで処女膜を突き破るとその勢いのまま膣奥まで到達させた。
「……っ」
「シエラ、痛いか? 痛いならちょっと休もうか?」
「う、ううん。最初痛かったくらいで、あとは意外と平気かも。もうこのまま動いても大丈夫よ」
彼女の言葉に嘘は見えない。その証拠に熱く濡れた膣内が肉棒を強く絡みついてきて、シエラも物欲しそうにしながら瞳を潤ませてこちらを見つめている。きっと性欲増強のルーンの力に当てられて、痛みを和らげられているのだろう。
俺は締め付けてくる膣肉に負けじと肉棒を前進させ、膣奥を突き始める。
「ん、あああっ、あなたのが、きもちいいとこに当たってる……んっ、ああっ」
膣壁と肉棒が擦れ合い、膣奥で強くぶつかり合う。
シエラの膣内は思わず脳が蕩けてしまいそうなほど気持ちがよく、肉棒を前後させるたびに容赦のない快楽が全身に流れ込んでくる。
熱く濡れた秘肉が応戦するように肉棒に絡みつき、俺は強い刺激に危うくくたばってしまいそうになりながらも、夢中で腰を振り続ける。
「あっ、だめっ、こんなのっ、気持ち良過ぎてっ、もう、なにも考えられないっ!
もっと突いてっ、おねがいぃっ、あ、凄いっ、やああぁっ!」
このまま一生果てることがなければ、いつまでも突き続けていたい。それくらい俺は必死に快楽を貪り、快楽の渦に呑まれていた。
俺はシエラと繋がったまま、腰を振り続けながら体を上から重ねるように密着させていく。俺の体とベッドでシエラを挟み込むような形なり、その体位から肉棒を深く突き進める。
「やぁ、やあああっ、とてもはげしいっ……! ああっ、あんっ、んああっ」
俺が上から全体重で押しつぶすように肉棒を突き入れる度に、俺の胸板とシエラの柔らかい乳房が激しく重なり合う。豊かな胸は例え俺の胸板の比重に押しつぶされてもすぐに形を戻し、ぷるんと淫靡に揺れる。
性器どうしが絡み合う嫌らしい音や、簡易なベッドが激しい性行為にギシギシと軋みをあげる。
シエラも遠慮のない喘ぎ声を上げ、小屋の中は淫らな音ばかりで充満していた。
「くっ、はぁっ……も、もう私、いくっ、もうイっちゃうっ! ねぇ、このまま最後まで激しくっ、ああっ、やぁっ……!」
俺は返事をするよりもさらに勢いをつけてシエラの想いに答えてやる。
何度も激しく深く交わってるうちにやがて限界が近づいてくる。俺は最後の瞬間までを大事にするように、シエラの腰に手を回して抱きしめながら膣奥まで肉棒を叩きつけていく。
熱のこもった膣壁がきゅっと強い収縮を繰り返し、その刺激に一物はもう耐えるのは無理だった。
ぱん、ぱんっ、ずぷっ、ぱぁんっ!
「あああぁぁっ、はぁっ、ああっ、ああんっ!」
びゅくるるっ、びゅるるるっ、どりゅっ、どぷぷっ、どぷっ
「ふぁっ、あああっ、膣内でっ、あなたの熱い精液がたくさんっ、出てるっ、中で溢れちゃってるっ! んぃ、やあぁ……っ!」
限界を迎えた肉棒が膣奥まで深く挿入したまま、どくどくと精液を膣内に注いでいく。それに合わせるかのようにシエラは体を痙攣させ大きな喘ぎ声をあげて、膣壁が精液を流し込んでいく肉棒に絡みついて一滴残さず搾り取らんとばかりに収縮を繰り返していた。
お互いの荒い息も徐々に収まると、俺はシエラの上から体を退ける。
激しい性行為を終えると、外の夜と同じように小屋の中も静けさを取り戻していった。
■
俺とシエラは山小屋の側を流れていた川で体を洗う(幸い、近くに魔物はいなかった)と、夜が明けるまで山小屋の中で過ごすことにした。
ベッドが汚れたままなのは我慢するとして……俺たち二人は窮屈なベッドに身を寄せあっていた。
「それにしても今日は疲れたわね」
「明日は早く起きないといけないしな、そろそろ寝るとしよう。おやすみ、シエラ」
「うん、おやすみ……」
そうして俺は目を瞑る。ゆっくりと襲ってくる睡魔に身を任せていると、シエラが「ねえ……」と静かに声をかけてきた。彼女の方を見れば、俺の腕に自身の両手を絡ませていた。まるで恋人同士の初夜のようだ。
「なに?」
「今日はなんとかできたけど、あなたはこれからも性欲増強のルーンに悩まされることには変わりはないのよね?」
「まあ、そうだな。正直、今のところ治す方法は見つかんないし」
……いや、ある意味治すのも勿体無いんだけどな。
シエラの言う通り、性欲増強のルーンが体を蝕み続ける限り、俺は異性と性行為しなければ生きていけない。しかも、様々な異性と体を交えなければいけないという条件付きだ。
「もしあなたが性欲増強のルーンに体を強く蝕まれるとして……また私がその時に助けるって言ったらどうする?」
「そりゃあもちろん喜んで。むしろ性欲増強のルーン関係なく、シエラとそういうことできるなら大歓迎だよ」
「ば、ばか。嬉しいけどそこまで言われると恥ずかしいわよ!」
「え、ええ……」
「……だけど、また苦しくなったら私を呼んでね。その時はまた助けてあげるから」
そう言って、シエラはすやすやと静かに眠りについた。
こうして俺はまた新しい女の子と淫らな関係を持つことになり、フレイヤも手に入れた薬草で風邪が治り、今回は一件落着となった。
マンドラゴラに襲われて山小屋の中に避難した時は焦りはしたものの、シエラのような可愛い女の子と体を重ねることができて大変満足な一日であった。