青くて広い空を、まるで海を泳ぐかのように飛行する飛行島。昼食前に、ランニングで身体を温めていた俺の視界にとある少女が目に入った。
クリーム色とブラウンを混ぜ合わせた柔らかそうな色合いの長い髪に、淡い光を放つオーロラのような色の瞳。裾と袖がピンクのフリルが彩られた白いドレスに身を包み、天使の証明である背中に純白の翼を生やした少女の名前は、ヴィレータ・パッタレラ。
物静かな見た目をしているが、彼女が仕えているのは情熱を司る神様であり、彼女もまた情熱をうちに秘めた天使である。
そんな彼女が地面を俯きながら、何か悩んでいる様子で歩いていた。
大丈夫かな? あのままだと人にぶつかるが物に頭ぶつけてしまいそうな予感が……て、早速危ない!?
「ヴィレータ! そこっ、池! ストップ!」
「え? ……あっ、とっ、ふわわっ!」
俺の注意を聞いたヴィレータが目の前の池に気づき、かなりギリギリのところで立ち止まる。しかし、今度は地面と池の間に立った状態であるため、ヴィレータは体の軸を地面の方へ傾かせたり池の方へと傾かせたり、バランスが取れないでいた。
このままでは落ちてしまうと判断した俺は彼女の元まで飛び出るように走り出し、腕を伸ばす。
「あ、そういえば私は天使でした。飛べば問題ありませんね」
……へ?
翼を羽ばたかせ、垂直に浮き上がるヴィレータ。彼女の身体を引っ張り寄せるつもりで伸ばした手は宙を切り、俺はそのまま身体を前進させてしまう。
あー……そうか、天使って飛べるんだっけ。それなら初めからそうしてほしかった。
ここで気づいたことが一つある。俺は池にギリギリ落ちかけていたヴィレータを助けようとしたわけで、そのヴィレータが真上に飛んだものだから俺はヴィレータより先に一歩踏み出したわけで。……どうしよー足元、池じゃん。
「あっ……」
上から響く、気の抜けた感じの声。直後、俺は池の中にダイブしたのだった。
「私の注意不足で助けようとしてくださったのにも関わらず、結果的に私のせいであなたを池に落としてしまい……本当に申し訳ございません」
抑揚が控えめなトーンでヴィレータは頭を下げる。
池に落ちて全身ずぶ濡れになってしまった俺は部屋に戻り、着替えを済ませた。その後、ヴィレータが部屋に入るなりにこうして謝罪をしてきたのだった。
「別にヴィレータは悪くないよ。あれは俺が勝手に落ちただけだから」
「ですが……私がちゃんと前を見て歩いていれば、このような事態は起きなかったかもしれません。責任は、私にあります」
「そんなことないって。俺はヴィレータが無事ならそれでいい。だから今回のことは気にしないでくれ」
「赤髪さん……」
飛行島のみんなに親しまれた俺の愛称を呟くヴィレータ。すると、普段はあまり感情を表に出さない彼女がふふっとほんの少し笑って見せた。
ど、どうしたんだろう。俺、変なこと言ったかな?
「いいえ、違いますよ。ルカさんが言っていた通り……あなたは心が広くて、優しい人だなあっと思っただけです」
「ルカがそう言ってたの?」
「はい。赤髪さんとは出会ってまだ日も浅い私ですが……今回のことも含めて、あなたの良いところをこの目でたくさん見てきました。さすが……大きくて綺麗な情熱の翼をしているだけあります」
ヴィレータには情熱の神に仕える天使の能力として、人の情熱を翼の形として視覚する能力がある。これは彼女なりの褒め言葉ということだろう。ヴィレータのような美少女にそこまで褒めてもらえるのは、なかなか良い気分だ。ちょっと恥ずかしいけど。
「ま、まあヴィレータも困ったことがあるなら言ってよ。ヴィレータは飛行島の住民で俺にとって大事な仲間なんだから」
「仲間、ですか……」
「ああ。ヴィレータの上司のルカも、ヴィレータやリスティが困ってたら力になってくれるだろ? それと一緒だよ」
「なるほど。……それなら、赤髪さん。迷惑かけておいて何ですが、私の悩みの相談に乗ってもらえないでしょうか? 実はと言うとさっき注意散漫だったのも、この悩みのせいなのです……」
目の前への注意が疎かになるほどの悩みか。その悩みを解決してやれる絶対的な自信はないものの、かっこつけたことを言った手前、彼女の頼みを断ることなんてできない。
ひとまず俺はお茶とお菓子の用意をすると、二人でテーブルに腰掛けてから悩みを聞くことにした。
「それで、ヴィレータは何をそんなに悩んでたんだ」
「はい。赤髪さんは以前、私がリスティさんとご主人さまに感謝の手紙を綴ろうとしていたのを覚えていらっしゃいますか?」
覚えている。たしか、本人が試行錯誤して色んな手紙を書いたり、俺たちも手紙の内容を審査したわけなのだけど……結局は色々あって上手くいかず、その時は手紙を完成させられなかった。
俺はこくりと頷くと、彼女はため息を吐いて湯のみの中で揺れるお茶の水面を眺めながら言った。
「あの後もこっそりと二人への感謝の手紙を書いていたのですが……やはり納得のいく文章が書けず、これといった良い手紙が完成しないのです。一応できあがっただけの手紙ならありますので……読んでもらえませんか?」
数枚の丁寧に折られた紙を受け取った俺は、それを開いて内容を確認する。
『へい! 心の友リスティと心の恩師である上司のルカさんよ。お前らへの今までの感謝の思いをこの手紙に込めて歌にしてみたぜ。良かったら、聞いてくれ』
……なかなか個性的な歌というか詩のような文章が後半に書かれていたが、省略。あと、字がなんとか読み取れる程度には汚い。
「これ、ヴィレータが書いたんだよね?」
「はい。赤髪さんから見ても汚いですよね……私が書いた文字。歌には自信があったんですけど……文章の方はちょっと変ですし」
「ううん、歌もやめておいた方がいいと思う。多分リスティに笑われるよ」
「そうですか……なら、これはどうでしょう?」
こんな感じに俺はヴィレータが手紙を次々と読んでいった。字はすぐにはどうにもならないのでそこには目を瞑るとして……うん、ヴィレータが書いたとは思えないほどにやたらテンションの高い文章だったり、逆に文章が硬すぎて距離感を遠くに感じる文章だったり、ヴィレータらしい文章ではあるけど読んでもらうには短すぎるといった手紙だったり、俺から見てもこれにしよう! と断言できる良い手紙は見つからなかった。
……まあわかったことなら一つだけある。「ヴィレータは手紙を作る協力をしてほしいんだよね?」と、聞くと彼女は首を縦に降った。
「はい。ですが……手紙自体は私自身の力で完成させたいです。赤髪さんには私が書いた手紙が……お二人に渡す手紙として相応しいものなのか評価してほしいのです」
なるほどね。といっても、彼女の文章を書く能力だといつまで経っても納得のいく良い手紙は完成しない気がする。それでも手紙を書きたいというのなら、俺はそれに最後まで付き合いたいけど、彼女の方もこうして手紙を書くことができる時間も限られているはずだ。今は休暇として、飛行島を訪れているわけだからな。
他に方法はないだろうか? と考えて込んで……俺はある提案を提示した。
「ヴィレータ、俺に一つ提案があるんだけど。手紙も素敵で良いプレゼントかもしれないけど、手紙の代わりに別のものをプレゼントすればいいんじゃないかな?」
「……たしかに、それは名案ですね。郵便業をやっているせいか、手紙ばかりにこだわってました……職業病といったものでしょうか。
プレゼントとはどのような物がいいのでしょう。先に言っておきますと、私、あまり持ち合わせがないので高価なものを二人分用意するのは難しいかもしれません」
「別にプレゼントは高くないといけないってことはないと思うよ。自分でなにか作ってそれを二人にプレゼントするのはどうかな? たとえば、料理とかさ」
「料理は……アイリスさんのお手伝いを何度かさせていただきましたが、あまり力になれませんでした。私ほどの腕前では……口にできる料理を作るのも、それこそ良い手紙を書くくらい難しいと思います」
それも分かっている。だけど、何度か練習すればあれくらいならなんとか作れるようにはなるだろう。つい先日、それを作るための材料と色んな具材が入手できたし、丁度いい。
その料理の名前を口にすると、「試しにやってみます」とヴィレータも承諾。俺たちは早速その料理を作るための練習に取り組むことにした。
そして五日後。
ヴィレータがこの五日間でひたすら練習を重ね、何回も失敗し、それでもなおルカとリスティに感謝を伝えるために努力して作ってきた料理を、ついに二人に披露する日がやってきた。
ヴィレータは飛行島に二人を呼び出し一室に招く。室内のテーブルの上には、銀色のドーム状の蓋が置いてありその中にはヴィレータが頑張って作った料理が隠してある。それがなんなのかは俺とヴィレータしか知らない。
「急に呼び出してどうしたんデスか? それにやたら仰々しく置かれているそれはなんデス?」
「それは……実はお二人への日頃の感謝を込めて、料理を作ってみたんです。今回はそれを食べて欲しくて、お二人をお呼びしました」
「ヴィレータさんがわたしたちのために作ってくれた料理ですとっ!? 部下が、上司のわたしのために……ど、どうしよう! 思わず涙が……」
「ヴィレータさんが作った、料理なんデスよね。ヴィレータさんって、相当の不器用さんなんデスよね? ワタシ、食べ物食べて死ぬとか勘弁なんデスけど……」
ヴィレータの言葉を聞いて、感激のあまり泣きそうになるルカにちょっと不安げな目でテーブルの上のドームの蓋を見つめるリスティ。
二人の反応はそれぞれ違ったが……問題は無いはずだ、と俺は部屋の片隅でその様子を見守る。ちらりとこちらを見てくるヴィレータに俺は相槌をすると、彼女もこくりと頷く。ヴィレータは手を伸ばし、銀色のドームの蓋を上にあげると中から現れたのは……。
「こ、これは握り飯?」
「形はちょっといびつデスけど、どう見てもそうですね。ぷぷっ……どんな料理がくるのかと思えばおにぎりだなんて。おにぎりを隠すためにその蓋を使うのはちょっと大袈裟すぎじゃないデスかぁ?」
「そんなことありませんよリスティさん!?」
「ひ、ひぃっ!? ルカさん……?」
「握り飯っていうのは作った人の思いがストレートに込められた素晴らしい料理です。たしかに形は崩れていますが、これもヴィレータさんが努力して米を握った証!! 実際に食べてみればヴィレータさんが伝えようとした思いが、わたしたちの心に響くはずです」
「お、おにぎりってそんなにすごい料理でしたっけ!? ま、まあヴィレータさんが頑張って作ったというのなら、それに付き合ってあげるとしますか」
感激する勢いのままおにぎりを手にするルカと、仕方ないと言った感じにおにぎりを手にしながらもどこか嬉しそうにするリスティ。彼女たちは同時におにぎりを一口食べて……ルカはぽろぽろとさらに涙を溢れ出させた。
「ご、ご主人さま。……もしお口に合わないようでしたら無理して食べなくても」
「そんなわけないでしょう! この涙は感動の涙なんですよ。味も良いですが、ヴィレータさんの思いが握り飯にすごく込められていて……涙がとまらないんです!」
「ご主人さま……」
「ルカさん、さすがに大袈裟じゃないデスか」
「リスティさんはどうですか?」
「あ、味は悪くないんじゃないんデスかね。中身はツナマヨですか。マヨの量もちょうどいいと思います。これ、何度も練習して作ったんデスよね? 努力の成果がきちんとあらわれてると思いますよ……多分デスけど」
どこか照れくさそうにおにぎりを口にしながらもリスティは、二つ目のおにぎりに手を伸ばす。
良かった。一時は俺がどう教えてもヴィレータはおにぎり一つ作れな
いほどに苦戦していたが、こうした反応を見るに計画は成功したと言ってもいいだろう。
「ふふ、リスティさん。お米が口元についてますよ。なんだかんだ言って、同僚が自分のために握り飯を作ってくれたのが嬉しいんですね」
「え!? ち、違いますよ。これは今日なにも食べてなくてお腹が空いてただけで……」
会話も弾んでるしすごく楽しそうだ。
……さて、ここからは三人の時間だ。最後まで計画を見届けることができたし、邪魔者の俺は立ち去るとしよう。そう思い、ドアに向かったところで後ろから声をかけられた。
「あ、待ってください……良かったら赤髪さんも一緒におにぎり食べていただけないでしょうか?」
「え? でもそれは二人のために作ったんだろう? 俺が食べるのも悪いから、今回は遠慮しておくよ」
「実は……赤髪さんが食べる分のおにぎりも想定した量を作っているのです。赤髪さんには今回の件と、飛行島では何度もお世話になりましたから……そのお礼です」
そう言われると、断るのも気が引けるな……だけど俺はヴィレータにちょっと手を貸しただけで彼女たちと同僚という訳でもない。ううん、どうするべきか。
「いいじゃないですか赤髪さん。ヴィレータさんがせっかくおにぎりを作ってくれたんですから食べましょうよ。それに食事はみんなで一緒にした方が楽しいしより美味しく感じるものですよ」
「あー、ワタシ分かりました。もしかしてぇ、赤髪さんは美少女三人に囲まれながら食事をするのが恥ずかしいとかじゃないんデスかぁ?」
な、なにを!! ならば仕方ない。挑発に乗せられたという訳でもないが、ここは一緒に食事をするとしよう。
「あなたも赤髪さんのお世話になってるんですから……失礼なこと言っちゃダメです!」
「痛い、痛いデスよヴィレータさん! おでこ叩かないでくださいー! 感謝の気持ちを伝えるためにワタシを呼んだんじゃないんデスかー!」
「それでも赤髪さんに失礼なこと言っちゃダメ……えい」
「ああもう、ワタシが悪かったデスってばー!!」
こうして俺はヴィレータお手製おにぎりを食べながら、三人の美少女との会話を楽しむのであった。
計画も無事に終わり、飛行島は夜を迎えた。
今の俺の気分は晴れやかで、ちょっとばかりソワソワしていた。理由はもちろん仲間であるヴィレータの役にたつことができたからだろう。良いことすると気分は良くなるものだ。といっても、俺は特になにもしてないんだが。
しかし……今日はちょっと色々危なかったりもした。
天使の美少女三人と一緒に食事をするという最高の時間を過ごしたわけだが、俺は『性欲増強のルーン』により呪われている身。
いつ呪いの力が暴走するか分からないし、三人を見ているうちによくない妄想をして股間が大きくしてしまったりと……幸いこのことは誰にもバレなかったけど、割と危うかったと思う。
ついでに言うと、今の俺は性欲が不完全燃焼を起こしている状態でもあった。これも三人の前で性欲増強のルーンに意識を飲み込まれないよう、気を張っていたからだろう。
今日は俺と繋がりを持つ美少女が部屋に訪れる気配もない。仕方ないが、ここはグッと堪えて寝るしかない。明日の朝にでも……そうだな、シエラのところに行って性欲を発散し、あの大きな胸を揉みまくるとしよう。今では俺と深い関係にある彼女なら、拒否したりとかはしないはずだ。
そんな感じで明日のシエラの時間を楽しみにしていると、ドアの向こう側でコンコンとノックする音が聞こえた。
こんな時間に誰だろう? もしかして俺と関係を持っている美少女のうちの誰かだろうか? そんな期待を膨らませながらドアを開く。
そこにいたのは、今日を一緒に過ごした天使の少女──ヴィレータだった。俺は思わず彼女を押し倒しそうになったが、解放しかけていた性欲をグッと身体の奥底に押し殺した。……つ、辛い!!
「こんばんは赤髪さん、こんな夜遅くに申し訳ございません」
「ど、どどうしたんだヴィレータ! もしかしてまたなにか悩みごとか?」
「赤髪さん……なぜ動揺しているのですか? あと悩みごとの相談ではありませんよ」
「ご、ごめん気にしないでくれ。それで俺になにか用事があってきたんだよな? ほら、中に入っていいよ」
「失礼します」
誤魔化して俺は冷静を取り繕いながら彼女を部屋に招き入れる。
リビングまで来ると、ヴィレータはぺこりと頭を下げてきて、ミルクを足したようなブラウン色の長い髪がたらりと下がる。
「赤髪さん、今日は本当にありがとうございました。明日また改めてお礼を言おうと思ったのですが……お礼は早いうちに言った方がいいと思いまして」
それでこんな時間に俺のところに来たわけか。でも、参ったな。夜の時間に美少女と二人きりだなんて……この胸に渦巻く欲望を意識して抑えておかなければ、下手したら彼女の意思関係なく犯してしまいそうだ。悪いけど、俺が変な行動に出てしまう前にここは早めに出ていってもらうとしよう。
そう考えて行動しようしたが、俺はヴィレータが急に黙ってこちらをマジマジと見つめていることに気がついた。まるで俺の顔に何か付いているかのような視線を送ってくるが、彼女は何も喋らない……て、それよりも!?
「ヴィレータっ、きょ、距離が近いんだけど!?」
俺は後ろに下がり、急激に接近してきたヴィレータとの距離を取る。一瞬彼女から女の子特有の甘い匂いが漂ってきて意識を持っていかれそうになった。あ、危なかった……。
「やはり……間違いないですね。赤髪さん、あなたは……性欲増強のルーンに身体を寄生されていますよね」
はっ!? え……な、なんでバレた。もしかして俺の様子がおかしいからそうだと察したのか? いや、そもそもヴィレータは俺が性欲増強のルーンに寄生されてるってのは知らないはずだ。様子がおかしいと思われても、そこに気づくのは変な話だ。一体、どうやって……。
「前々からあなたの翼はどこかおかしいと思っていたんです。たしかにあなたの翼は、あなた自身の広い心を表したかのように大きくて立派な翼ですけど……その翼に私が今まで見たことない色が混じっていたんです。最初はこの人はなにかを抱え込んでいると思い……図書館に行って、かつての情熱の天使が記したとされる書物を調べました。
調べた結果……あなたの翼に混じったその色は、性欲増強のルーンに呪われているものだと分かりました」
たんたんと語るヴィレータだが、嘘をついているようには見えない。俺には心の翼の形とか、その翼の色は見えないがきっと真実なのだろう。
まさかこんな形でバレてしまうなんて。こ、この場をどう切り抜けばいい。いったいどうしたら……うぐっ!?
「あ、赤髪さん!?」
急激に頭が沸騰するかのような熱が俺を襲ってきて耐えきれず膝をつく。ヴィレータは近づくと、俺の様子を確かめるようにしゃがみ込んだ。
美少女の顔と甘くて良い匂いが急接近してきて、理性が強く揺らぎかける。だ、だめだ!? ここはなんとかして耐えないと……。
「大丈夫……ですか? これも性欲増強のルーンによるものなんですよね?」
「そ、そうだよ。それよりもヴィレータ、俺から離れるんだ。じゃないと俺は……」
君を襲ってしまいかねない。この呪いを抑えるには異性と繋がるしかない。性欲増強のルーンの事を知った彼女なら、その呪いの対策も知っているだろう。
本音を語るなら今ここでヴィレータに硬くなった一物をぶち込みたい。ぶち込んで気持ちよくなりたい。だけど、かろうじて残っていた理性がそれを拒否する。
今部屋を出ていけばまだ間に合う。なのに、ヴィレータは……。
「赤髪さん……私で良ければいいです」
「ヴィレータ……?」
「リスティさんとルカさんに感謝の気持ちを形として伝えられたのは……赤髪さんのおかげです! それ以外でも赤髪さんには……お世話になりました。
愛とかエッチなこととかあまり詳しくないですけど……男性の方にこの身を委ねるなら、赤髪さん……あなたのような素敵な方が良いです。ですから……どうか私にその欲望をぶつけて、楽になってください」
恥ずかしいことを言っている自覚があるのか、ヴィレータは白い頬を赤くしながらそう答える。抑揚のないトーンなのは変わらずだが、俺は彼女の言葉をはっきりと聞いていた。
ヴィレータがそう言ってくれるなら……もう無理して欲望を抑える必要もない。俺は立ち上がり、両腕を前に向かって伸ばしヴィレータを抱きしめる。そして、彼女の桃色の唇に口づけした。
「ひゃっ、赤髪さ……んむっ。れるる、んちゅっ」
一瞬ヴィレータの瞳がびっくりしたように見開くが、やがて目を閉じてキスを受け入れた。ヴィレータの唇はしっとりとしたちょうどいい水分を含んでいて、かつその湿り気のあとにはぷるんとした張りのある感触が返ってきた。
痺れるような心地よい感覚が唇の粘膜にじわりと広がっていき、俺もまたたく間にヴィレータの唇に夢中になる。
「んんっ……ちゅぱっ、ちゅるっ、んふぅ……はぁ、赤髪さんっ」
「ええと……ヴィレータ、嫌になったら今からでも逃げていいからな」
「そんなことありません……赤髪さんとのキス、気持ちいいです。もっとキス……してください。私に愛を教えて欲しいです」
そう言ってヴィレータは顔を上げてこちらに唇を向かせる。俺はふたたび唇を重ねると、今度は舌をヴィレータの口奥に伸ばし、奥底に眠っていた舌と絡ませ合う。
ぐちゅぐちゅっ、じゅるるっ、ちゅぷぷっ、じゅぴぴっ、くちゅるるっ
「はぁ、はぁ赤髪さんっ……これぇっ、きもひぃぃっ、れるるっ、ちゅぷっ」
舌を動かして何度もヴィレータの舌の表面と擦りあってるうちに、口内にまで痺れるような快楽が染み渡るように広がっていく。ヴィレータの方からも舌を積極的に動かしてくるようになり、俺とヴィレータはお互いの舌をしつこく攻め合い、口内が二人の混ざりあった唾液で満たされていった。
そうやって心地よい感覚に口内を支配されるまで濃厚なキスを楽しんでいると、ヴィレータの呼吸が激しくなり、ようやく唇を離す。彼女は肩を上下させながら足をブルブルと震わせてこちらの方へ倒れてきた。
「おっと。ヴィレータ、大丈夫か?」
「はい。あなたとのキスが気持ちよくて……力が抜けてしまいました」
俺の両腕に抱えられたヴィレータは自身の力で立てそうもなく、二つの瞳はすっかりとうっとり色に染まっていた。俺は彼女を抱えあげると、ベッドまで運んでいってその上に寝かせた。
ベッドの上でぐったりと寝たままこちらを見つめるヴィレータ。彼女のロングドレスに手を伸ばして触れてみるが、彼女はその行動を見つめてくるだけで特にこれといった反応はない。
「脱がすよ、ヴィレータ」
「お願い……します」
訂正。ヴィレータは抵抗する気は無いだけで恥ずかしそうに俺から視線を逸らしていた。といっても今更引けないので、俺は彼女のドレスを脱がし、ドレスに隠されたその身体を目にした。
「おお……」
なんて綺麗なのだろう。肌は彼女の翼のように純白な色をしており、身体全体の線はほっそりとしていて綺麗なくびれも存在していた。彼女の控えめな性格に反し、ピンク色のブラに包まれた乳房はそれなりに存在を主張しており、ブラの隠しきれない丸みを帯びた美しい北半球の部分が彼女の胸の大きさを物語っていた。
いつもはぶかぶかするドレスを身に包んでいたから分からなかったけど、これはなかなか揉みごたえがありそうだ。
俺はヴィレータの背中に手を潜り込ませブラを外し、完全に露になった乳房に早速触れてみる。ふわりと儚い柔らかさとむにゅっと手のひらを押し返してくるような確かな感触が返ってきて、俺は二度三度、四度五度と、ヴィレータの胸を手のひらにおさめて揉んでいく。
「ああっ、はぁぁ……っ。赤髪さん、もしかして私のおっぱいの感触……気に入ったのですか?」
「うん、最高だよ。まるで夢を見ているみたいだ」
「ふふ……これは夢ではなく現実ですよ。気に入って頂けたのなら嬉しいです。どうか、私の胸を……好きなようにしてください。はあ、あんん、んぁぁ……っ」
手の内でぷるんと震える乳房の感触を楽しんでいると、ヴィレータが悩ましげな吐息を漏らす。
あのいつも物静かな天使のヴィレータが俺に胸を揉まれ、頬を赤くしながら瞳を熱っぽく潤わせている。春の日差しを思わせる、温かくて柔らかなあの声が淫靡な声色に染められていく。その事実が俺の脳内を強く揺さぶるが、これはまだ序の口である。
俺は人きしりヴィレータの胸を揉んだあと、右手だけをピンク色の下着に伸ばす。下着の内側に指を潜めて秘部の表面に触れると、ねっとりとした感覚が返ってきた。
「赤髪さん……私のお股は今濡れているようです。おもらしした訳でもないのに……妙な感覚です。一体私はどうしたのでしょう?」
「ヴィレータはエッチなことはどこまで知ってる?」
「男女が裸でお互いに触れたり、キスをしたり……その程度しか存じあげておりません。キスをするのも、男性の目の前で裸になったのも……あなたが初めてです」
「それなら、次の刺激はちょっと驚くかもしれない。でも、ちゃんと気持ちよくしてあげるから安心して」
「はい、お願いします…………やぁっ、んんっ」
既にねっとりとした湿りを帯びていた膣口に指を潜り込ませ、そこから膣肉にむかって指の腹を擦りつけて刺激を与える。ぬちゃっと淫猥な水音が膣から漏れ出ててくるが、俺はしつこく指を動かしヴィレータの性器を慣らしていく。乳肉の感触を味わっていた左手も下に向かわせ、ピンク色のショーツに指をかけてから下へと脱がす。
「あっ、はぁっ、赤髪さんのゆびぃっ、やぁぁ……だ、ダメです。気持ちよくて、変な声出てしまいます……ああっ、うんんっ」
「いいんだよ。我慢しないで声出して」
左手で彼女の両膝までショーツを下げて、一旦右手の指を取り出してから今度は両手を使ってショーツを下に脱がしていき、いよいよ彼女を完全に裸にさせる。
その勢いのままに俺はヴィレータの腰の位置に移動すると、頭を下げてその外気に晒された秘部の割れ目に舌を這わす。線に沿って舌でぺろぺろ舐めながらヴィレータに刺激を与え、秘部に口づけたまま彼女のおしりの方に手を回し、触っていて気持ちの良いおしりを何度も撫でる。
「ああっ、赤髪さん……私、おかしいですっ。そこ、舐められただけでどんどん気持ちよくなって……本当に変になっちゃいますっ」
そんないやらしい天使の声を聞いて、俺は舌の動きを激しくさせる。ヴィレータが肩を内側に寄せて両手を伸ばし、俺の頭を後ろから抑えてくるが大して力がこもってないし、そんなことされても何の意味もない。俺の顔の横にある二つの太ももがぷるぷると震えだし、ヴィレータは背筋をそらさせると目の前から愛液が溢れてきて、それが俺の顔にかかる。
「ああっ、はあんっ……す、すごく気持ちよかったです。はあ、ふぅぅ……」
ヴィレータが息を整えている間に俺は裸になって硬くなった肉棒を晒し、ふたたび彼女の腰前に戻る。
三人の美少女の天使とおにぎりを食べて会話を楽しんでいたあの時から、俺の性的な欲望はぎりぎりまで膨れ上がっており、俺はそれを今この時まで押さえ込んでいた。
もうそれを我慢する必要はない。あとはこのいきり立つ肉棒をこの天気にぶち込んで、膣奥を突きまくるのみだ。
「ヴィレータ。このまま俺のこれをヴィレータのここに入れるんだ。最初は痛いかもしれないけど……時間が経てば気持ちいいはずだから」
「わ、分かりました……赤髪さんの棒みたいなそれは、たしかおちんちんと言うんですよね。いいですよ……まだこの感覚には慣れておりませんが、私も……赤髪さんのおちんちんを入れて欲しいって気持ちで頭がいっぱいです……っ」
「それじゃあ、いれるよ」
ずくっ……にゅぷっ、ぬちゃ、ぎゅぶっ、じゅぷっ
「あっ、やああっ……はぁ、ああっ、赤髪さんのおちんちん、大きいですっ。本当にこんな大きなものが、私の膣内に入るのでしょうか?」
「あまり喋らないで、今は呼吸することだけに集中して」
「は、はい。ひぅぅっ、ああっ、んんっ……はあっ、はひゅっ」
俺はヴィレータの小さな腰を両手で固定させながら、肉棒を膣の奥深くに沈ませていく。ヴィレータは小柄なためか膣内もかなり狭く、もう既にひっきりなしに膣肉が押し寄せてきては肉棒をきつく締め上げてきていた。みっちりとした秘肉の圧力に肉棒が閉じ込められたかのように感じたが、俺はそれでも秘肉にまとわりついていた愛液のヌメリを利用して膣奥に肉棒を押し進める。ちょっとずつ肉棒を押し進めるたびに膣肉の細かいヒダが擦れてきて、ついに俺は処女膜を突き破った。
肉棒か根本まで入れることに成功し強い快楽を得られるようになった代わりに、挿入部からは赤い血が線をなぞるようにこぼれてきて、ヴィレータは普段は変わらないその表情に苦悶の色をうかべていた。
「はあっ、んんんっー……ひぅぅ、はぁっ……」
「ヴィレータごめん、痛かったよね。今は痛みが引くまでこのまま待とう」
「わ、私のことは気にしないでください……そんなことより赤髪さんは早く気持ちよくなって」
「だめだよ。ヴィレータが痛がってるのに俺だけ気持ちよくなるなんてできない。痛みが引くまで待つから、気にしないで」
「……赤髪さんありがとうございます。私、赤髪さんのそういうところ、好きですよ」
「ヴィレータ……」
「赤髪さん……んんっ、ちゅぷっ、んふっ、れるるっ、れるっ」
俺はヴィレータに顔を接近させて唇を重ね、痛みに悶える今を忘れさせるために舌をちゅぷっちゅぷっと絡めて愛し合うキスをする。ヴィレータのねっとりとした温かい舌先がとても気持ちよくて、キスをし続けて粘膜を刺激しあっていく間に、頭の熱が上がってついぼーっとしてしまいそうになる。
ヴィレータの苦しそうな表情も消えた頃、俺は唇を離してから試しに腰を振ってみた。
「ひうっ、やああっ……あ、あれ? 今の……全然痛くなくて、ただ気持ちよかったです。赤髪さん、もう一度動いてもらえませんか?」
「分かった」
「あ、あああっ、やあっ……いいですっ。赤髪さん、もっと腰動かしてください……ああっ、あんんっ!」
さっきの苦しそうな声も辛そうな表情も一切消えており、俺が軽く腰を前後させただけでもヴィレータは可愛らしい喘ぎ声をもらしていた。彼女もねだっているし、もう遠慮する必要はないと判断した俺は続けざまに腰を動かし、ヴィレータの膣奥に肉棒を突っ込む。
ずぽっ、ずぼぼっ、じゅぷぷっ、ずぱんっ、ぬちゃぬちゃっ
「あああっ、ああ、やああっ……こ、こんなに気持ちいい感覚、は、初めてですっ。はああっ、いいっ、あんんっ……とても、気持ちよくて、幸せな感覚ですっ。これが愛されているということ、なのでしょうか」
「そうだよ。俺もヴィレータの膣内が気持ちよすぎて、幸せだ」
「は、はいっ……ああっ、あんんっ! 私も気持ちよすぎて、赤髪さんの愛が身体のおくにっ、伝わってきますっ。はっ、はああっ、好きぃ、赤髪さん大好き……ですっ、ひゃあああっ、あっ、あんっ」
普段のヴィレータなら見せないであろう猛烈な思いの言葉に俺は心嬉しくなり、それが燃料となって、彼女を貪りたい獣のごとき欲求をさらに燃え上がらせる。
昂る熱のままに俺は腰のスピードを上げて、何度も何度もヴィレータに腰を打ちつけ、狭い膣奥に肉棒をぶつけていく。ぬちゃぬちゃと粘液性を含んだ水音が響き、膣肉が肉棒に一ミリの隙間なく絡みついてきて、俺の身体中に心地の良い痺れが走り駆け抜ける。その快楽はたえるまもなく俺を攻め続け、俺は我を忘れそうになるほどにヴィレータに夢中になっていた。
「ひやんっ、やああっ、やんんっ、はあっ、んんっ!」
ヴィレータも初めてにしてはしっかりと感じてくれているようで、部屋に遠慮のない大きな喘ぎ声を響かせている。膣の締まりは容赦がないし、彼女は感じやすいタイプなのかもしれない。腰を打ちつける度に、俺の眼前では、彼女のミルクティーのような甘い感じの色をした髪がベットの上で羽毛のようにふわりと跳ねて、上向きになっている乳房がぷるぷると形を変えながら震えていた。
肉棒を強く締めつけてくる膣内と可愛らしく喘ぐヴィレータをいつまでも堪能していたいが、俺とて永遠にこの快楽に耐えられるほど持久力を持ち備えているわけではない。むしろ、ヴィレータのような美少女の膣にこれほど耐えられたことを喜ぶべきではないだろうか。
それはともかく、肉棒は既に限界近くまで刺激を受けており、俺はラストスパートに移行しようとヴィレータの膣奥をガンガン突きまくっていく。
ぐちゅっ、ずっ、ぱんっ、ぱんぱんっ、ずぷぷっ、ずんっ、ぬぷぷっ
「ッ……! ひっ、ひぅぅっ、ああぁぁっ……やああっ、そんなに激しくされたらっ、私、わたしっ、もう……やあっ、やああんっ!」
「いいよ、ヴィレータ。このまま気持ちよくなって」
「はあっ、ああんっー、んっ、やあああっ……ああんっ、ふああぁぁっ、ああぁぁっ……!」
ヴィレータが今までで一番甲高い喘ぎ声をあげるのと同時に、腰から怒涛の勢いで熱を含んだ快楽が込み上がってきて、俺はそれを膣の一番深いところで吐き出した。
どぷぷっ、どびゅるるーっ、どくどくっ、どぷどぷっ、びゅるるっ
「ああっ、はあぁっ……! ふはっ、はあ、赤髪さんの熱がどろどろって……奥にどろどろって注がれてるのが分かります。まるで赤髪さんの思いが身体の奥に伝わってくるようで……はああっ、も、もうどう表現していいか分からないくらい、気持ちいいですっ。ああっ、んんっ!」
精液を初めて受け入れる感覚にヴィレータは声を震わせて、背筋をビクンと仰け反らせていく。もう息も絶え絶えで、天井を見て放心しきっているが……伸縮性のある膣内は今もなお締めつけはしつこく繰り返し、肉棒の中に残った精液を一滴残らず搾り取ろうとしていた。
俺は意識が薄れてしまいそうなほどの快楽を味わい、その余韻に浸るとともに、ヴィレータの汚れをしない身体の奥を自らの精液に染め上げた事実に幸福感で満たされたのであった。
ヴィレータと夜を共にした次の日、彼女はケンザン島に戻って行った。
それから五日後の平日。
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
「余裕があったらカニカマを買ってきてくれると嬉しいわ。それじゃ、頑張って!」
「もうキャトラったら……」
アイリスのキャトラの見慣れたやり取りを見ながら、俺は飛行島の昇降口に向かう。
今回俺が受けた依頼は、飛行島を降りた先にある島で人々にイタズラを繰り返す魔物の討伐。アイリスは昼食の用意をしなければいけないため同行者は誰もいないが、対象の魔物は大して強くないし俺一人で問題ないだろう。
問題があるとすれば、朝食を食べそびれて少しお腹が空いてるくらいか。はあ、今すぐにでも美少女が俺のために作ってくれた弁当を持ってきてくれたらなあ……。
「赤髪さん……おはようございます」
陽だまりのような少女の優しい声が上から聞こえてくる。見上げると、先日関係を持ったヴィレータが飛びながらこちらに近づいてきていた。両隣りにはルカとリスティもいた。
「赤髪さん、これから用事ですか? 仕事であれば良ければわたしもお手伝いしますよ」
「ええ!? ルカさん、せっかく遊びに来たんですからゆっくりしましょうよ」
「いいえ! 人々の助けの声に答えるのが天使の務めです! さあ赤髪さん、あなたの仕事を手伝ったらーい!」
いきなり男気全開のルカにそれを冷めた目で見るリスティ。いや、助けの声も出してないし、別に今回の依頼は俺一人で十分なんだけどな。そう思っていると、二人の背後でヴィレータが両手を腰の後ろに回しなにやらモゾモゾしているのが目に入った。
「あの……赤髪さん。良かったらこれ……食べてください」
ヴィレータはゆっくりと歩いて二人の間を通り、俺の目の前に立つと両手を前に出してきた。その手に握られているのは可愛らしい包みだった。中には何か入っているようだが……て、食べてくださいということは、これは弁当か!?
「赤髪さんのためを思って……作ってみました。中に入ってるのはおにぎりです」
しかも手作りときた! おにぎりというシンプルなものだが、彼女が俺のために作ってくれたものだ。嬉しくないはずがない。だけど、どうしてまた?
「赤髪さんとは……もっと仲良くなりたいですから。これからもよろしくお願いいたします」
ヴィレータは左手で俺の手を取り、そこにおにぎりの入った包みを乗せる。そして、普段あまり笑わない彼女が、俺に面と向かって微笑んで見せた。
なお、このやり取りを間近で見ていたルカとリスティはと言うと……。
「え……えええ!? ど、どういうことデスーーー!?!?」
「も、もしかしてお邪魔でしたかね?」
案の定な反応をしており、依頼に行く前に誤解を解く羽目になったのであった。
こうして俺は天使の少女ヴィレータの処女を頂いてしまい、身体を重ねた美少女の人数は今回で七人目となった。また例によって、俺はヴィレータとときおり深く愛し合う関係となり、二人きりになった時は彼女の膣内を俺の精液で真っ白に染め上げたり、ヴィレータが俺の上に乗って懸命に腰を振ってきたりと……まあ彼女とは色々と楽しい時間を過ごすようになるのであった。