「あ?」
男の頭はゆっくりと、グルグルと回転しながら空へ空へと舞い上がる。
回転の途中、自分の頭の無くなった四肢を目の端に捕らえる。
男の頭の近くには、瓦割りの要領で左腕を地面に叩き付けた美女が居る。
まるでパラパラマンガを見ている様にこれから起こる事実を、舞っている頭部は目の当りにする。
頭が無くなっていた筈の体から、徐々に頭が生えてきているのだった。
「ぅえ?」
頭だけの男は徐々に意識を手放し出す。
そして手放した意識を俺は再度掴む。
「はっ!?」
目を開けると目の前には赤い綺麗な髪を垂らして俺の顔を覗き込む美女が居た。
赤い髪で顔の回りは覆われて、外からの明かりはその髪の間を通り、
美女の顔を真っ赤に染めていた。
俺の右耳が『ドグチャッ』と言う、割と重そうなものが潰れる音を聞いた。
「おはよう、新しいキミ♡」
しかし、その音の原因を気に掛ける前に、目の前の美女は俺に話しかけてきた。
右手で赤い綺麗な髪を右耳にかけ、顔を近付けてくる。
そして美女はまた・・・
――俺の唇を奪った――
8X―・・・・・・・・
「ただいまー」
「わーい♡好汰おかえりー♡」
玄関に入って靴を脱ぐ間も無い程の速さで両手を首に回す形で抱きつかれた。
「靴が脱ぎ辛いからちょっと離れて」
「無理♡ちゅーってして♡ぎゅーってして♡○ん○ん突っ込んで♡」
そう言って俺の首に回していた右手を外し、そのまま俺の股間を撫で始める。
「やめいっ!!」
「んふふ~♡好汰のコータは止めて欲しくなさそうだぞー♡ウリウリ♡」
撫でる動きに更に捏ね繰り回しを加えてくる。
そりゃ俺だって健全な男子だからそんな事されればそうなるさ。
「いいから靴を脱がさせて!!着替えさせて!!」
「む~・・・ん?くんくん・・・おやおやぁ?」
「ん?どうした?」
あ、やっばい。
そう言えば上着に○ァブリーズしてきてなかったわ。
「おいおい、好汰ァ。好汰の上着から
いつも通り白目の部分を真っ赤に染めて、右手を閉じたり開いたりし始める。
「ん、あぁ・・・多分会社の後輩だよ」
「なぁ、やっぱ好汰の会社って駄目だわ。駄目だろ?なぁ駄目だよな?駄目でしょ?壊そう。やっぱ壊そうよ。ぶち壊そ?あとその後輩って
「待てって。」
色好の右肩を掴みそのまま俺の方に引き寄せ後から抱きしめる。
序でに右手でその豊満な左側の山を乱暴に鷲掴みする。
「んんんっ♡」
そして色好の赤い綺麗な髪の毛に顔を押し付け目一杯鼻で空気を吸う。
「すぅー。」
「ううぅん・・・♡」
身震いする色好。
「はぁー」
思い切り口から息を吐く。
「はぁん♡」
嬌声を出す色好。
「怒るのも解るけどさ、もう少し我慢しよう。な?それよりさ飯にしよ飯。俺腹減ったわ」
「なんか納得いかない。納得いかないよ。だって好汰が居ない間に好汰にくっ付いてる
その言葉を聞いてから、俺は色好の頭を撫でる。
「別に何も無いから。今回は倉庫の棚の上の荷物取るのに上着が邪魔だったから持ってて貰っただけだよ。別に抱き付かれてもいないし俺も触ってない。」
「うー・・・なんか納得いかないけど・・・納得する・・・。でもでも後でち○ち○突っ込んでよね・・・あっ!」
何か思いついたように大声を出す色好。
「自己再生S○Xは駄目です。明日仕事でまだ木曜日。」
「ぶー・・・普通のS○Xで我慢しまーす。ノルマ6発ね♡あ、
「はぁ・・・」
8X―・・・・・・・・
「・・・14発っ・・・」
「ッ!!―――――ンクッ!?」ガクガクガクッ
――AM4時48分
――――始業までは残り3時間12分・・・
絶○