※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス~一片の花、一夏の夢~   作:カイナ

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Si après la douzième histoire~L'histoire après ça~

「ん、んんん……くふ、ふぅ……」

 

 IS学園の学生寮。人気のない廊下を壱花は一人で歩いていた。

 しかしその足取りはふらふらとおぼつかず、時々壁にもたれかかりながら足を進める姿は心なしか赤色に染まった顔やはぁはぁという荒い息もあって体調が悪いのではないかと心配されてもおかしくない異常性を見せていた。

 

「はや、く……はやく、もどんなきゃ……はうっ」

 

 ビクリ、と身体を震わせながら壱花は足早に歩き続ける。やがて辿り着いたのはこの寮での彼女の自室。千雪が自腹を切ってまで厳重なセキュリティを実現した、シスコンの作り上げた彼女専用だった城塞。

 壱花はがさごそと持ち歩き用のバッグからカードキーを取り出すと震える手でカードリーダーに通す。震えるせいで何度か読み込みエラーが続き、ようやくピッと音を立ててカードキーが読み取られてパスワードキーを守るガラス戸が開き、パスワードを押せるようになる。

 

「はやく、はやく……」

 

 指が震えてパスワードのボタンを何度か押し間違え、そのたびにもう一度押し直す。今までならよそ見をしていても簡単に押せていたパスワードが上手く押せず、もどかしさを感じながら壱花はなんとかパスワードの入力を完了させる。するとぴぴっと音がしてドアの方からカシャッと音がした。これで第一段階、このドアの電子的なロックの解除が完了した。

 

「つ、次ぃっ……ぃぅっ……」

 

 びくびくっと身体を震わせつつ、続けてパスワードキー上部の読み取り器に汗ばんだ指を当てて指紋を認証。僅かな、しかし壱花には随分と長く感じる時間でぴぴっと音がして再びドアからカシャンという音が聞こえた。第二段階、このドアの物理的なロックをかけている鍵穴のシャッターが開いた。

 これで後は手持ちのアナログ錠で鍵を開けるだけで部屋に入れる。

 

「はやくはやくはやくはやくはやく」

 

 もはやうわごとのように呟きながら、壱花は鍵を取り出して鍵穴に挿し込もうとする。しかし手が震えるせいで鍵はなかなか鍵穴に入らなかった。

 

「は、はやく入って、入ってよぉ……」

 

 上ずった声で悩まし気な声を漏らしながら壱花は何度も鍵を挿そうとチャレンジ、何度かの挑戦の後やっと鍵穴に鍵が入ると彼女はガチャガチャと音を立てて鍵を開け、鍵を引き抜くと共にドアノブを回した。

 

「あ、お帰り壱花」

 

「あ、ん、んああぁっ」

 

 部屋の中で男性向けのエロ本を堂々と読んでいたスカートの少女――シャルロットがにっこりと微笑んで様子がおかしい壱花にお帰りと挨拶。だが壱花はドアをばたんっと閉めるともう我慢が出来ないというように身体を大仰に震わせる。特に足などもう彼女の身体を支えきれないというようにガタガタと震え、真っ赤に紅潮した顔を天井へと振り上げる。

 

「イックゥゥゥゥゥッ!!!」

 

 ィィィィィ、という控えめなオートロックの作動音がかき消されるような、壱花の卑猥な叫びが部屋中へと響き渡る。

 同時にぷしゃあ、と彼女の股間から液体が飛び散り、足を伝って床へと零れ落ちる。顔をとろりと蕩けさせ、限界がやってきた足が彼女を支えきれずに崩れ落ちる。

 

「はぁっ、ああああぁぁぁぁぁんっ!!!」

 

 股間から崩れ落ちた壱花はその瞬間強い衝撃を受けたように悲鳴というよりも快感に近い声をあげ、そのままうつ伏せに倒れ込む。

 

「いーちーかー?」

 

「はぁ、はぁぁぁぁん……」

 

 すると倒れ込んだ壱花に、最近遊ぶのにはまっているおもちゃを見るような笑顔を浮かべたシャルロットが歩き寄って、カタカタと痙攣する壱花を見る。

 

「僕、お帰りって言ったんだよ? 挨拶も返してくれないなんて寂しいなぁ~」

 

「あ、ご、ごめんなさい、シャルロ……シャル……シャルル君……た、ただい――」

「遅いよ、はい罰ゲーム」

 

 シャルロットの言葉に壱花は痙攣しながら、その美しい唇を動かしてシャルロットもといシャルルに挨拶を返そうとする。しかしシャルルは嗜虐的な笑みを浮かべながら彼女の股間に手を伸ばした。

 

「ふやあああぁぁぁぁぁっ!!!」

 

「わー壱花ったら、そんな声を出してはしたないなー……そんなにこれがいいのかなぁ?」

 

 股間の何かを掴まれ、ぐりぐりと動かされた瞬間壱花が悲鳴を上げ、そのどこか淫猥な声にシャルルは頬をにやつかせながら自分が掴んだもの。壱花の股間の穴に挿入された極太のバイブをぐりぐりと動かす。

 

「ふ、ふにゃあ、ふやぁぁぁんっ」

 

 ブゥゥゥゥンッと機械的に振動されるだけでも快感を与えられるのに、さらにシャルルに弱点を突かれるように動かされたらなすすべもなく、壱花はその快楽に翻弄される。シャルルは頬をにやつかせていた。

 

「ふぅ~ん。そんなにこれがいいんだぁ……じゃあ僕のはお預けでいいかなぁ?」

 

「はぅっ、ご、ごめんにゃしゃい、シャリュリュくぅん……」

 

 シャルルの言葉で壱花の目に恐怖が浮かび、彼女は上目で媚びるようにシャルルを見て謝罪。しかしシャルルはわざとらしく「よっこらせ」と言って立ち上がるとテーブルへ戻ろうと踵を返した。

 

「な~に言ってるのか分かんないや~。僕はエロ本読んで自分を慰める事にするから、壱花もそのバイブでオナニーしてなよ」

 

「やっやっやっ、そんな、こんなのやだ……ごめんなさい、ごめんなさい、ご慈悲をください……ご主人様ぁ」

 

 そういうや否やテーブル脇の椅子に座り、さっき読んでいた男性向けのエロ本を読みだすシャルルに壱花はいやいやと首を横に振って謝罪を繰り返す。その最後の言葉、シャルルを指すのだろう、しかし同級生に対しては相応しくない言葉を聞いたシャルルは本で口元を隠しながらニヤリと微笑む。

 

「そ~んなに言うんなら、チャンスをあげるよ」

 

 そう言ってシャルルはぴらりっとスカートをめくり上げる。そこには女性には決してあってはならない肉棒が反り上がって存在を主張していた。

 

「壱花がこれからこれに直接手を触れずにイカせてくれたら許してあげるよ? でもイカせられなかったらそうだなぁ……そのバイブを股間につけたままどこかテキトーな男子の部屋にでも放り込もうか。壱花は別になんだっていいんでしょ?」

 

「ひぃっ……」

 

 シャルルの事もなげに言うような言葉に壱花は顔を青ざめて怖気が走るように身震いさせ、必死で四つん這いのまままるで犬のように這いずってシャルルの座っているテーブルの下にやってくるとスカートの中に頭を突っ込んだ。

 

「あ、あ……」

 

 無我夢中でスカートの中に頭を突っ込んだ瞬間、そのスカートを持ち上げんばかりにそそり立った肉棒が壱花の目の前に移る。それに壱花が気圧されたように声を失うと、スカートの上からシャルルの声が聞こえてくる。

 

「誰のとこに連れて行こうかな~? 総司やセシルじゃつまんないし~、いっそラウルのとこにでも行っちゃう? それなら首輪と紐をつけてペットみたいにしてあげて、媚びを売った方がいいんじゃない? まだ仲が悪いんだし」

 

「あ、や……んっ!」

 

 この前の学年対抗タッグマッチでのボロ負け以降、さらに蛇蝎の如く嫌われてむしろISの実習でバトルするごとに痛めつけてくるラウルに好き勝手される。たしかラウルは相部屋になる人間がおらず未だに一人部屋、つまり止めてくれる人もいない。そんな恐ろしい未来を見た壱花はその未来を阻止するためにシャルルの肉棒を口に銜えこんだ。

 

「んっ……」

 

「あ、あむっ、むぐむぐ……んむぅっ……」

 

 シャルルの剛直な肉棒は壱花の口には収まり切らず、必死で口を動かして舌を肉棒に絡めて撫でるように舐めて快感を与えていく。

 

「んーと、蓮ってたしかティノと同じ部屋だったかな~? この前たまたま見ちゃったんだけど、あいつ結構イイモノ持ってたんだよね? 壱花も満足するんじゃない?」

 

「はむ、むぐむぐ……むむむっ……」

 

 まだ足りないと直感した壱花は必死で口を動かしてシャルルに快感を与えようとする。シャルルに教えられた通り歯を立てないように注意しながら口をすぼめて前後に動かし、キャンディーを舐めるようにぺろぺろと肉棒を舌で撫でる。

 

「ん、くっ、うむぅ……」

 

 肉棒を手で触れられず、壱花は口だけで必死でシャルルに奉仕する。

 

「……もういいよ」

 

「っ!」

 

 しかし無情にもシャルルからストップがかかり、壱花はびくりと身体を震わせるとスカートから顔を出して縋るようにシャルルを見た。

 

「ご、ごめんなさいご主人様! も、もう一度チャンスをください……ご主人様以外の男なんて、やだぁ……」

 

 目に涙を浮かべて媚びるように上目遣いで見てくる壱花にシャルルの中の嗜虐心がくすぐられ、一瞬本当に他の男の部屋に放り込んで自分に助けを求めてくる壱花の姿を見たくなるが、元々そんな自分のやっている事が表ざたになるような事をする気のないシャルルはにこっと壱花に笑みを向けた。

 

「もう、壱花はしょうがないなぁ。直接手で触るなっていうだけで、口だけで奉仕しろなんて一言も言ってないでしょ」

 

「?」

 

 シャルルの言葉に壱花はこてんと首を傾げ、シャルルは笑みを浮かべたまま彼女に立つように指示、壱花は訳が分からぬ様子ながら主の命令に従って彼の前に立つ。

 シャルルは座っているため当然だが、丁度彼の目の前に壱花の豊満な胸がやってくるような形になり、それに手を伸ばしてふわりと軽く押すように胸を揉む。

 

「はうんっ!」

 

「これを使ってって言いたかったの」

 

 夜な夜な何度も揉まれて敏感に調教された胸は服の上からでも壱花に快感を与え、壱花の嬌声を聞きながらシャルルは彼女の胸を揉み、彼女が感じている隙にもう片方の手で器用にボタンを外すと両手で制服を掴んで一気に横に広げる。

 シャルルの目の前ではブラジャーをつけていなかった巨乳がぷるんっと大きく揺れ、シャルルはごくりと唾を飲むと壱花にやらせようとした事も忘れて目の前の巨大な質量へとしゃぶりついた。

 

「ひゃぁぁんっ!!」

 

「さっきまでこれを揺らしながら総司達とお喋りしてたんでしょう? まったく、壱花はエッチだなぁ」

 

「ひゃん、ゆ、揺らしてなんか……あぁんっ!」

 

「どーだか。総司達、もしかしたら壱花がブラジャーをつけてないのに気づいたかもよ? そうなったら皆の今晩のオカズは決定だね。いーや、明日にでも我慢の限界が来て壱花が襲われちゃったりして? 皆で壱花を押さえつけてこの巨乳を好き放題にいじめつくしちゃうんだろうなぁ」

 

「あ、あぁぁんっ! やっやっやっ、ご主人様以外に触られるなんてや、やだぁっ! はうんっ!」

 

 片方の胸を赤ちゃんのように吸いながら、もう片方の胸を空いている手で揉んでつまんで弄ぶ。その合間に壱花への言葉責めは休めず、壱花は胸への攻撃と言葉による責めで身体ががくがくと震え、ついには崩れ落ちた。

 

「おっとっと。じゃあ壱花、改めて言うよ」

 

 巨乳を好き放題にいじめて興奮が強まったのか、シャルルの肉棒はさらに硬度を増して崩れ落ちた壱花の目の前に存在。先ほどより大きくなった肉棒を目の前にさせた壱花に、シャルルは嗜虐的な笑みを見せて命令を下す。

 

「そのおっぱいで、僕を満足させるんだ」

 

「え……」

 

 シャルルの命令に壱花は困惑気味に動きを止め、シャルルは「もう」と一人呟くと前かがみになった。

 

「こうするの」

 

「ひぁんっ!」

 

 壱花の胸を持ち上げて自分の肉棒を挟むようにあてがう。困惑からされるがままの壱花を置いてシャルルは彼女の胸を使って肉棒を好きにしごき始めた。

 

「あ、あ、あ、私の胸が、ご主人様のを……」

 

「こうするの。ほら、やってみて」

 

 お手本を示した教師のように、シャルルは壱花にさっきまでの事を行うように指示。壱花は自分の両手で胸を挟むように持つと先ほどシャルルがやっていたように彼の肉棒をしごき始めた。

 

「んっんっんっ……」

 

「そう、上手だよ壱花……もっと絞るように……」

 

「は、はい……こうですか?」

 

「んっ……」

 

 ごしごしと胸を上下させるようにしごく壱花に対してシャルルが要求すると、壱花は自分の胸を両手で押し込むように持ちながら絞り上げるように胸を上下させ始める。その快感にシャルルが気持ちよさそうな顔をすると、壱花も嬉しそうに微笑んで奉仕を続ける。しまいにはシャルルが何も言わずとも、己の巨乳で隠しきれないシャルルの肉棒の先端を舌でぺろぺろと舐める奉仕まで始めていた。

 

「ん、くぁっ……い、壱花、出すよっ!」

 

「ひゃあんっ!!」

 

 ついに限界が訪れ、シャルルの肉棒から彼の欲望を示す白い液体が、出ると言われて咄嗟に顔を引いた壱花の顔にかかる。無論かからないように離れたのではなく、むしろ自分の顔をシャルルの欲望の白濁液で汚して嬉しそうな恍惚の顔を見せながら、その液体を自分の右手の指で拭うとそれをそのまま自分の股間まで持っていってまるで股間の割れ目に刷り込むように指を撫でて己を慰め始めていた。

 

「あはは、壱花ったら僕が出しちゃった精液でオナニー始めるなんてホントに変態さんだね。ちょっと前まで何も知らなかったなんて信じらんない」

 

「だ、だってぇ、ご主人様がこんな気持ちいいこと、教えてくれたんだもん……」

 

 シャルルの言葉に対し、壱花はとろんとした目をしてそう言いながら己を慰め続ける。

 

「ふふ、そう? ところで壱花……初めてのパイズリで僕をイカせてくれたご褒美でもあげよっか」

 

「!」

 

 主の言葉を聞いた壱花の目が淫乱に輝く。その視線は先程一度出したにも関わらず先ほどの硬度と大きさを保つ肉棒へと向けられていた。

 

 それから全裸になったシャルルがベッドで横になる。その肉棒は天井へと向けられており、それをベッド脇で凝視する壱花も全裸になり、シャルルに背中を向ける格好になっていた。年頃のためかむっちりとお肉がつき、しかし鍛えている賜物でだらしなく垂れさがる事なくピンと張っている大きなお尻がシャルルの目の前でふりふりと揺れていた。

 

「ご主人様ぁ、私の身体で、たっくさん満足してくださいね?」

 

 前かがみになってお尻を強調し、ふりふりと振って主を誘惑する壱花の目はそこらの男なら一発で魅了されるような魅力を持っており、さらにお尻のすぐ下の割れ目は既にびしょびしょになっている。シャルルですら理性を失って襲い掛からないよう余裕ぶるのが限界に近く、肉棒は既に彼の欲望を示すようにびくびくと痙攣していた。

 

「うん。壱花、今日は君に任せるからね? 好きにやってみせて」

 

「はい、ご主人様ぁ」

 

 シャルルからの許しを得て壱花はベッドに上がり、シャルルの上にまたがる。そのまま「失礼いたします」と言うとびしょ濡れの割れ目にシャルルの肉棒を挿入し始めた。

 

「あ、あああ、ああっ……ご、ご主人様の、太いぃ……」

 

「とか言いながらそれをあっさり受け入れる壱花もすっかり慣れちゃったね」

 

 艶やかな嬌声にも歓声にも聞こえる声を出しながら、ゆっくりと腰を下ろして自分の中にシャルルの肉棒を迎え入れる壱花にシャルルはくすくすと笑ってそう返す。やがて肉棒の全てを受け入れた壱花は「はぁぁぁぁっ」と大きく息を吐き、「失礼します」と言うとシャルルの胸板へ両手を置いた。

 

「う、動きますね」

 

 一言断ってから腰を前後に動かし、同時にがに股になった足で身体を支えて身体を上下へと動かす。

 

「ん、んああぁぁぁっ、ご、ご主人様の、太い、長いぃ……ら、らめぇ、こんなのしゅぐイッひゃうぅ……」

 

 前後上下へとふりふりと腰を動かす壱花の身体は既に限界近いのかびくびくと震え、舌も出している。

 

「壱花、僕より先にイッたらお仕置きだからね?」

 

「お、おひおっ……」

 

 主からの命令を受けた壱花がびくりっと一際大きく身体を震わせ、同時にシャルルは肉棒への感触が一瞬だけだが確かに変わったのを感じてにやぁっと笑う。

 

「あれぇ? 今一瞬キュッて締まったよ? 壱花ぁ、お仕置きって聞いて興奮しちゃった?」

 

「ち、ちがっ、違いますぅ……」

 

 シャルルの意地悪な問いかけに壱花はふるふると首を横に振って誤魔化し、たんったんっと一定のリズムで身体を上下開始。その時に彼女の豊満な胸がぷるんぷるんと揺れてシャルルの欲望を刺激していく。

 続けて腰を円を描くように回したり上下左右に激しく動かしたりと、腰の動きを小刻みに変えてシャルルの肉棒を攻撃。さらに膣で締めあげて内部の凹凸で擦り上げてシャルルの射精を促す追撃を行う果敢な連携攻撃に対してシャルルは余裕の顔で壱花の奉仕を楽しんでいた。

 

「んあっ、あっあっあっ、だ、だめ、イッちゃだめ、お仕置きされちゃう……」

 

 やがて壱花の方が先に限界を迎え始め、しかし壱花は健気に奉仕を続けながらも必死に自分が限界を迎えないようにと気合で持ちこたえる。

 

「ふふふ……」

 

 それがシャルルの嗜虐心に火をつけ、シャルルは壱花の腰へと両手を当てた。

 

「ご、ひゅひん、ひゃま?」

 

「イッちゃダメだよ?」

 

「ふぇ……ふぉおおぉぉぉっ!?」

 

 シャルルは壱花にそう言い残すや否や両手で腰を掴んで無理矢理動かし始めるだけではなくさっきまで相手に任せていたのに自分からも遠慮のないピストン運動で壱花の膣内に自分の肉棒を突き込んでいく。

 

「りゃ、りゃめりゃめりゃめごひゅじんひゃま! イク、イッひゃうぅっ!」

「ん、くぅ、あっ……も、もうちょっと……」

 

 ぱんぱんぱんっと肉棒を当てるごとに甲高い音が響き、壱花の巨乳が揺れる。壱花はそれを隠す余裕もなく、必死で両手で顔を押さえてイクのを我慢していた。

 

「っ、あああぁぁぁぁっ!!!」

「イッ、くぅぅぅぅぅっ!!!」

 

 壱花の膣内がひときわ強く締め付けて彼女が達するのと、どくんと肉棒が脈動して欲望の白濁液が壱花の膣内を汚すのと、はほぼ同時だった。「おおぉぉぉっ」と放心状態で声にならない声を漏らす壱花の膣は本能的にシャルルを求めてぎゅうぎゅうと締め付けながらシャルルの精液を一滴たりとも逃さず絞り上げようとしており、シャルルは何度も味わいながら全く飽きない名器だと思いながら、イッた瞬間身体の力が抜けたのか自分の胸元に倒れてきてダウンする壱花を抱きしめる。

 

「イッたのは同時だと思うけど、気絶しちゃった壱花が悪いんだよ? さてと、初心に戻って壱花が目覚めるまで拘束調教の準備でも……」

 

 ニヤニヤと笑いながら壱花の身体の感触を味わった後、自分はベッドから降りて彼女をベッドに寝かせ、まだイキ足りなかった分の精液を肉棒をしごいて吐き出し壱花の身体にぶっかけながらこれからの予定を立て始めるシャルル。

 その時突然ドンッという音が聞こえてきた。

 

「……え?」

 

 その音が聞こえてきたのはこの部屋のドアから。つまり誰かがこの部屋のドアを叩いたのだ。

 

(この部屋は完全防音のはず、だから今まで休日白昼堂々と壱花を調教しててもばれなかったのに……)

 

 考えられる答えは一つ。千雪(シスコン)の襲来だ。

 

(ヤバいヤバいヤバい! 壱花の身体を拭いてパジャマを着せて僕もパジャマに着替えて、ベッドで寝てれば言い訳はできるはず!)

 

 これからの予定を急遽変更。シャルルはまずは壱花の身体の精液を拭きとろうと大慌てでタオルを準備し始める。

 本来のこの部屋の電子ロックのパスワードは管理人である千雪も知っている。だが今それは通じない。

 

(こんな事もあろうかと、秘密裏にデュノア社の警備部門を招き入れてシステムを更新したんだ! そう簡単には入ってこれない!)

 

 電子ロックのパスワードは寮長室に登録されているものから変更され、指紋もシャルルと壱花以外、緊急時用の千雪と兎佐の指紋登録は抹消している。アナログ錠を変える余裕まではなかったが電子ロックだけでも充分、つまり千雪にこの部屋に入る術はない。

 

(今のうちに抹消工作を――)

 

 タオルを洗面所から持ってきて壱花の眠るベッドへと足音を隠して移動しようとするシャルルだが、洗面所を出た時そのすぐ横にあるドアから気のせいか「ピー」という音が聞こえてきた。これは電子ロックが外れた音だ。

 

「……え?」

 

 直後、がちゃんとアナログ錠の開く音が聞こえ、決して開くはずのないドアがギィィと音を立てて開いていく。

 

「やあ、お休みのところすまないな。シャルロット・デュノア……いいや、シャルル・デュノア」

 

「ご、ごごごご機嫌麗しゅう、織斑先生?」

 

 初っ端から自分の正体を言い当ててきた千雪にシャルルは身体を震わせながら誤魔化そうと試みる。しかし今の自分は全裸、胸がないのは一目瞭然だしそもそも千雪の視線が自分の肉棒へと向かっていて何の反応もないことから自分が男子だとばれているのは、名前を言われなくとも理解できた。

 

「まさかデュノア社の警備システムを使ってロックを強化していたとはな。おかげで余計な奴を呼ぶ羽目になった」

 

「まー、こんなシステムでこの天才の僕を阻めるとは思わないことですね。雑種」

 

 千雪の言葉にタイミングを合わせたかのように、金髪の少年にしか見えない体躯の男性がニヤニヤと笑みを見せながら部屋に入る。それは全世界で指名手配をされている者と全く同じ顔、それはすなわちインフィニット・ストラトスの開発者。

 

「し、篠ノ之束?」

 

「いっちゃんに手を出した獣如きに名を呼ばれたくないな」

 

「ひぃっ!!!」

 

 シャルルが思わずそう呟いた途端、男性――束はギロリと相手を射殺さんばかりの視線でシャルルを睨み、瞬間シャルルも委縮して悲鳴を上げる。

 

「さて、シャルル・デュノア」

 

「あわわわわわ……」

 

 千雪と束が部屋に入り、ドアが閉まるとオートロックが作動して部屋の鍵がかかる。もしシャルルが逃げようとしても鍵を開けるという一瞬の隙を千雪達が見逃すはずはなく、他に逃げ場はない。そもそも全裸で外に逃げて誰かに見られたら社会的に終わる。すなわち詰んだ状態だ。

 

「お前は知らなかったかもしれないが、俺は今年初めにこう宣言していたんだ……妹を傷つける者は、兄である俺が許さんとな」

 

 あんた教師じゃねえのか、それ公私混同じゃね。そんなツッコミを入れられる勇者にシャルルはなれず、ただ涙目で震えるのみ。

 

「ちぃくん。こちらは準備オーケーですよ」

 

「壱花に触れなかっただろうな?」

 

「ええ」

 

 すると部屋の奥から束の声が聞こえ、シャルルは思わず振り返る。ベッド脇に束が立っており、隣のベッドで寝ている壱花は優しく布団がかけられている。しかしその頭部には不可思議なヘルメットが装着されていた。

 

「あと、フランスの方も問題ないな?」

 

「ええ。デュノア社及び今回の事を知っているフランス政府の幹部は制圧及び拘束済み、この継ぎ接ぎ記憶による存在証明(ムネーモシュネー)による記憶操作も問題なく行われています。いっちゃんも今回の記憶は綺麗さっぱり消滅して別の記憶がねつ造されるようになってますよ」

 

「き、記憶の消滅? ねつ造?……え、待って、あ、あの人達に一体何を!?」

 

 束の言葉を聞いたシャルルが呆然とした声を出した後、デュノア社という言葉を思い出したのか叫ぶが束は無視するのみ。代わりにと千雪がシャルルにその言葉の意味を教える。

 

「心配するな。今回の事が外部に漏れないようにしただけだ……束」

 

「はいはーい」

 

 千雪が呼び、束は壱花に取り付けたヘルメットの操作を終えて千雪の元にやってくる。その間に右手を手の平を上にするようにかざすとその少し上に金色の光の魔法陣が出現、そこから金色の杯が落ちてきて彼の右手に収まった。その杯からはなにやら泥のような物体がごぽごぽと謎の沸騰と脈動を繰り返している。

 

「さあ雑種。これを飲みなさい、ぐぐっと一気にね」

 

「ひ、ひいっ……」

 

 束の笑顔での言葉、しかし謎の威圧感にシャルルは膝を折ってずりずりと後ろに下がる。しかしやがて壁に当たって動きが止まってしまった。

 

「心配いりませんよ。ただ性転換(オルタ化)してしまうだけですから。君には継ぎ接ぎ記憶による存在証明(ムネーモシュネー)を使う必要もない」

 

「あ、ああああああ……」

 

 黒々しい笑みを浮かべる束と腕組みをしてそれを見守る助ける気ゼロの千雪。全てが終わったと察したシャルルの目から涙が零れる。

 

「うわあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 一人の少年の最期の悲鳴は、部屋の中にしか響くことはなかったのであった。




 なんの間違いか、さらに続きましたシャルルによる壱花調教もの。~~内のは「さらにその後の話」というのをフランス語でエキサイト翻訳しました。(Web頼り)

 え、最後のシャルル?ああ大丈夫ですよ、この世からシャルル・デュノアという男が消え、シャルロット・デュノアという女が出来上がるだけですから。(黒笑み)
 ついでに壱花も調教の記憶は完全に消去されてシャルルの記憶も失います。その間はシャルロットと仲良くしてたという記憶がねつ造されます。
 シャルルによる調教は表ざたになっておらず、総司達はその間を「新しく出来た女友達と仲良くしていた」という認識なのでなんら問題なく世界は進んでいきます……シャルルを除けばね?

 というわけでまさかの続きとなったシャルル×壱花の壱花調教ものはこれにて終了となります。シャルルにはなんというか、まあ……合掌。
 続きというかまた別の題材での話はあまり期待しないでください。毎回思いついたら気まぐれに書くだけなので。それでは。
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