※この作品はR-18です。

みなも-Minamo-   作:おこそとのほもよろを

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R-18に移行しました。
今回からR-18になります。

ネリーが大変なことになります。
先に謝っておきます。ネリーファンの方、ごめんなさい。


第七局:冷たい支配

 東四局三本場。みなもがサイを回した。

 出た目に従い、牌が取られていった。ただ、この時点で、この局は何か今までと全体の空気が違うように、みなもには感じられた。

 みなもが第一打牌を切った。そして、2巡目、3巡目、4巡目と牌をツモった。

 しかし、今までのようにツモ牌が自分の手と巧くかみ合ってくれなかった。当然、手は中々進まなかった。

 それは、みなもだけではなく、全員が同じように見えた。

 ある意味、異常な場だった。鳴きを主体とした憧も誠子も鳴けないでいた。非常に静かな場だった。

 11巡目、まだ、みなもは聴牌できていなかった。

 他の面子からも聴牌気配は無かった。ただ、三元牌が場に1枚ずつしか出ていないのが気になった。

 みなもは、上家と下家の現物で、対面の{17}の筋牌である{4}を切った。他家を極力鳴かせないためだ。

 しかし、その時、力強い声が対面から聞こえてきた。

「ロン! 大三元四暗刻。64900。」

 透華のダブル役満が炸裂した。みなもから、まさかの直取りだった。聴牌気配は無かったのではない。隠されていたのだ。

 

 南一局が始まった。

 現在の各校点数は、

 東家:阿知賀女子学院 51700

 南家:龍門渕高校 116600

 西家:白糸台高校 51700

 北家:清澄高校 180000

 

 憧の配牌には、{東南白中}が二枚ずつあった。しかも、自風である{東}はドラ。

「(これは、鳴いて混一狙いかしら…。)」

 ただ、鳴ける牌は、どこからも全然出てこなかった。そして、そうこうしているうちに七対子を聴牌した。

 {[⑤]⑥⑥⑦⑦東東南南白白中中}

 七対子の待ちとしては、{⑤}は必ずしも良いとは言えない。しかし、聴牌した直後、下家が、まさかの{[⑤]}を手出しで切ってきた。

 ここで和了り牌、しかも赤牌が出てくるとは思っていなかったので、憧は、一瞬反応が遅れた。そして、今一度手牌を確認してから慌てて牌を倒した。

「ロ…ロン! 混一七対子ドラ4。24000。」

 ただ、この時の透華の様子を、みなもは見逃さなかった。憧がロンと発生する前に、透華は点棒支払いの準備をしていたのだ。

 これは、夏の長野県大会で風越女子高校の池田華菜に咲が槍槓で差し込みをした時と同じで、故意にやったことだ。

 透華が、みなものほうを見て、にやっと笑った。この時の透華の目は、まるでヘビのように冷たい雰囲気を放っていた。

 

 南一局一本場。

 みなもは、透華への振込みを避けるように打ち回した。得点を重ねるよりも、今は被害を最小限に抑えるほうが良いとの判断だった。

 12巡目、

「タンピンツモ! 800、1400。」

 透華が小さな手を和了った。

 

 南二局、透華の親だ。ドラは{9}。

 きっと何かが起こる。みなもは、そう思っていた。

 この局も、なかなか手が進まなかった。そのような中、みなもは、9巡目に誠子から聴牌気配を感じた。

 たしか、誠子はフィッシャーと呼ばれ、河から牌を釣り上げて三副露するのを基本としていたはずだ。しかし、誠子は、この局では面前で聴牌していた。

 この局の彼女の捨て牌には、端牌が少なかった。恐らく、ジュンチャンかチャンタ辺りだろう。

 しかし、それにもかかわらず、危険牌の{1}を透華が笑みを浮かべながら切った。すると、

「ロ…ロン! 混一混老対々三暗刻ドラ2。」

 誠子が三倍満を和了った。これも、みなもの目には、透華が、わざと振り込んだように見えた。

 

 南三局に入った。

 各校点数は、

 東家:白糸台高校 74900

 南家:清澄高校 179200

 西家:阿知賀女子学院 74200

 北家:龍門渕高校 71600

 ここで、透華が、

「ツモ! 700、1300。」

 安手をツモ和了りした。

 そして、南四局、みなもの親。

 またもや、透華の支配で手がなかなか進まない局だった。ただ、その捨て牌から、透華が国士無双を狙っているのだけは、良く分かった。そして、

「ツモ! 8000、16000。」

 冷たい視線をみなものほうに向け、当然のように透華が国士無双をツモ和了りした。みなもには痛い親かぶりだ。

 ただ、みなもは、この時、透華の呼吸が荒かったのを見逃さなかった。まるで、全力疾走直後のようだった。

 

 これで各校得点は、

 暫定1位:清澄高校 162500

 暫定2位:龍門渕高校 106300

 暫定3位:白糸台高校 65600

 同点3位:阿知賀女子学院 65600

 結果だけ見れば、みなもの大勝利だが、東4局三本場以降に削られた点数は80000点以上だった。

 逆に、透華は憧と誠子に24000点ずつプレゼントし、それでいて自分の点数も50000点以上伸ばしていた。

 覚醒した透華の恐ろしさを、みなもは肌で感じていた。

 

 十分間の休憩となった。

 みなもは、一旦、対局室を出て自販機に向かった。そして、つぶつぶドリアンジュースを避け、オレンジの缶ジュースを買った。この後、対局室に戻るのだ。さすがにドリアンジュースは飲めない。

「(咲は、あの状態の龍門渕さんは5200以下の和了りを積み重ねるって言ってたけど、役満とか話が全然違った。でも、たしかに役満以外は小さな手を二回。あと、わざと新子さんと亦野さんに24000ずつ振り込んでた…。)」

 透華の狙いは一体何なのか…。色々と状況を整理する。

「(恐らく、あの振込みは点数調整。東四局2本場の段階で、私は244900点、他の三人は、51700点。もし、ここから龍門渕さんが小さい手を何度も和了って、他の二人が飛ぶまで稼いだら…。)」

 仮に、ここから透華がツモ和了りを続けて、三人から52000点ずつ削ったとする。そうすると、みなもは192900点、透華は207700点、あとの二人はマイナス300点。

 しかし、何回かは、みなもも和了るだろう。勿論、みなも以外の誰かが透華かみなもに振り込むこともあるだろう。そうなると、みなもを削りきれない。それでは、龍門渕高校が絶対に優勝できるとは限らない。

「(多分、龍門渕高校の優勝確率を100%にするため、本来のスタイルと違う高打点の麻雀で私の点数を大きく削った。他家にも点数を分け与えたのは、後半戦で小さなツモ和了りを連発して、極力均等に私を含めた三人を削るため。)」

 みなもは、缶を開け、ジュースを飲み始めた。

 一口二口飲んだところで目を閉じると、透華の放った冷たい視線が頭に浮かんだ。強く脳裏に焼きついたのだ。

「(でも、本来のスタイルとは違う打ち方での和了りとか差し込みをしていた。それで、能力を使い過ぎて、息を切らしていたんだと思う。咲の話では4半荘くらいは、あの状態で打てるって話だったけど、どうなるかな…。)」

 ジュースを一気に飲み干し、空き缶を自販機備え付けのゴミ箱に捨てた。

 この時、みなもは絶望よりは希望に満ちた目をしていた。

「(もしかすると、龍門渕さんは無理がたたって後半戦途中でガス欠を起こす。それからが勝負だね。それにしても…、多分、ドイツにいた頃の私も、あんな目をしていたんだろうな。特に、あの地下麻雀の時は…。)」

 これは、みなもにとって忘れたくても忘れられない忌まわしい記憶だった。

 

 

 

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 3年程前、とあるビルの地下室での麻雀に、ミナモは初めて連れて行かれた。みなもの言う地下麻雀だ。

 そこは、非常に広い部屋で、中央に麻雀卓が置かれていた。全自動卓だ。そこで、みなもは、ミナモ・A・ニーマンの名で、団体戦先鋒としてプレイした。

 先鋒、次鋒、中堅、副将、大将が各1半荘ずつ対局を行う。点数は、当然、チームの次の対局者に引継がれる。

 各プレイヤーの後ろ、少し離れたところに、同じチームのメンバー達が前後2列に置かれた4つの椅子に、それぞれ座っていた。これは、他のチームも同じだった。

 この団体戦に出るメンバー達は、全員が袖なしのガウン1枚しか身に着けることが許されなかった。袖がないのは、牌を袖で引っ掛けて落さないためであった。

 ミナモは、先鋒で出て、他の3チームを常に玉砕していた。完全に敵無しだった。

 部屋には、プレイヤー達以外に多数の観客がいた。

 観客は、会員制をとっており、非常にクローズな試合だった。一般にも報道されず、会員になれたごく一部の人間にしか観戦は許されなかった。

 会員になるには、高額な入会金や年会費が必要だった。ゆえに、会員は全員金持ちばかりで、みんな新しい刺激に飢えていた。

 その観客達の前で麻雀をプレイするのは、常に10代から20代前半の女性だった。

 ここでの麻雀のルールは、一発裏ドラあり、赤牌なし、ダブル役満なし、槓ドラ槓裏あり、大明槓による責任払いなし、30符4翻は7700点(親は11600)ではなく切り上げ満貫と、一般的なものだった。麻雀牌も、何か特別なものを用いるわけではなかった。

 ただ、芝棒は1本当たり300点ではなく1500点だった。また、団体戦であるにもかかわらず、各チームの持ち点は25000点だった。

 

 1年半程前、ミナモは、サカルトヴェロ(ジョージア)のチームと、この地下麻雀で対戦した。その時のサカルトヴェロの大将はネリーだった。

 この時も、ミナモは先鋒だった。

 起家はサカルトヴェロチーム、南家はカザフスタンチーム、西家はスロバキアチーム、北家はドイツチームのミナモだった。

 東一局、ミナモがツモ和了りした。

「ツモ! 中ドラ3。2000、4000。」

 東二局も、ミナモがツモ和了りした。

「ツモ! 平和ツモドラ3。2000、4000。」

 東三局も、

「ツモ! タンヤオツモ一盃口ドラ1。2000、4000。」

 東四局も、

「メンタンピン一発ツモドラ3。8000オール。」

 ミナモが和了り続けた。

 そして、東四局一本場、

「メンホン發ツモドラ2。6500オール。」

 このミナモの和了りと共に、サカルトヴェロ、カザフスタン、スロバキアの3チームのメンバー全員がガウンを脱がされた。持ち点が5000点を割ると、全員ガウンを脱ぎ、裸にならなければならないルールだったのだ。

 続く東四局二本場、

「ツモ! 白対々三暗刻ドラ3。9000オール。」

 ミナモの和了りにより、他の3チームは点棒が無くなった。箱割れだ。

 すると、長さ22センチ程度で太さ1センチ程度の棒が、マイナスになったチームのメンバー全員の性器に挿入された。

 また、その棒の体積と同じ容積の液体が入ったビンが、各プレイヤーに100本ずつ用意されていた。そして、その棒に中に液体が注入された。

 その棒は、長さは変わらず、注入された分だけ太くなる構造に作られていた。ここからは、1000点マイナスになる毎に一本ずつ注入されてゆくのだ。つまり、その棒が太くなってゆくことになる。

 1本分注入されれば、棒の断面積は2倍になるし、24本注入されれば、直径は5倍になる計算だ。

 各チームの得点は、

 暫定1位:ドイツチーム 119500

 暫定2位:サカルトヴェロチーム -6500

 同率2位:カザフスタンチーム -6500

 同率2位:スロバキアチーム -6500

 よって、サカルトヴェロ、カザフスタン、スロバキアのメンバー全員に挿入された棒には、それぞれ6本分の液体が注入された。

 

 大将後半戦まで終わるか、もしくは、どこかのチームの注入液が100本に達した段階、すなわちマイナス100000点になったところで試合は終了となる。

 当時のミナモは、壊される側ではなく、常に壊すほうだった。先鋒で出場し、圧倒的な力で相手チームを全て玉砕してきた。

 それでも、相手に困ることは無かった。箱割れしたチームのプレイヤーには、箱下1000点マイナスになる毎に、各々1000ユーロの慰労金が出たのだ。負けても最大で10万ユーロの大金が各自手に入るし、ミナモ達に勝てば自分達の名が売れる。別に悪い話ではないと思う人間も少なからずいたのだ。

 ネリーも、勝てば名が売れ、負けても金が入ると聞いて、喜んで参加した。しかし、それによって失うものの大きさを、失って始めて知ることになった。

 なお、この慰労金は、拝観料(?)の名目で観客達から徴収された。金銭感覚が一般人とは大きくかけ離れており、良いモノを見せてもらえれば喜んで大金を払ってくれた。ただ、実際には5%ほど多く徴収されており、その分は、運営側に入っていたのだが…。

 そのまま、ミナモは和了り続けた。そして、東四局五本場が終わった時だった。

 各チームの得点は、

 暫定1位:ドイツチーム 245500

 暫定2位:サカルトヴェロチーム -48500

 同率2位:カザフスタンチーム -48500

 同率2位:スロバキアチーム -48500

 マイナスチームのメンバー達に挿入された棒に、次々と液体が注入されていった。直径は、そろそろ7センチに達する計算だ。

「痛い。」

「やめて、もうムリ…。」

 苦痛を訴える者達も出てきた。しかし、それでも容赦なく液体は注入されていった。

 そして、さらに場が進み、七本場が終わった時だった。ドイツチーム以外は、持ち点が全てマイナス87000点に達した。

 ネリーの棒にも、次々と液体が注入された。

「もうダメ。やめて。」

 ネリーが訴えた。しかし、

「ここでやめたら、お金がもらえないよ。」

 スタッフのこの一言で、ネリーは注入を受け入れた。そして、涙を流しながら、

「ミナモ・ニーマン。いつか、お前をギッタギタにしてやる…。」

 こう叫ぶと、ネリーは気を失った。丁度、80本分の液体が注入された直後だった。

 ネリーの局部付近に筋肉弛緩剤が注射された。そして、挿入された棒に、強引に液体の注入が続けられた。気を失おうと何だろうと関係が無かった。こういった光景を見ることが、拝観料を払う者達にとっての楽しみでもあるのだ。

 

 東四局五八本場、

「ツモ! 16000オールの8本付けで20000オール!」

 これで各チームの得点は、

 1位:ドイツチーム 421000

 2位:サカルトヴェロチーム -107000

 2位:カザフスタンチーム -107000

 2位:スロバキアチーム -107000

 全チームがマイナス100000点に達した。これで、挿入された棒には、累計でそれぞれ100本分の液体が注入されたことになる。

 

 昨年のインターハイ準決勝で、ネリーが咲に、

「ネリーの運が良くて助かったね? もしネリーの運がちょっとだけ悪くて裏ドラが乗らなかったら、清澄…敗退してたよ。」

 と嫌味な言葉を発したのは、咲にミナモの姿を重ねていたからであった。

 二卵性とはいえ双生児なのだから、姿が重なっても不思議ではない。ただ、この時、ネリーは咲とミナモの関係を当然知らなかった。単に、面影が似たものに対する八つ当たりであった。

 

 記憶が戻る前、ミナモは、ニーマンのための麻雀バトルマシーンだった。当然、この麻雀に勝っても何とも思わなかった。相手がネリーであろうと誰であろうと…。

 しかし、宮永みなもに戻ってからは、こんなルールで相手を玉砕してきたことへの罪悪感に苛まれていた。勿論、こんなルールで負ければチームメイトに迷惑をかけるし、勝つのも負けるのも本意ではない。

 この記憶が、みなもに団体戦出場を頑なに拒否させていたのだった。

 

 

 

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 春季大会決勝、先鋒後半戦がはじまろうとしていた。

「(咲なら、自分はプラマイゼロ。他のプレイヤーも点数を調整して、あのルールでも犠牲者を出さないようにできたんだろうな。まあ、それだと観客が怒るだろうけど…。)」

 そう思いながら、みなもが対局室に戻ってきた。

 既に、透華が場決めの牌を引いていた。{南}だ。

 みなもが牌をめくろうとした時、

「(えっ?)」

 一瞬、みなもは身震いした。透華の全身から放たれるオーラが増した感じがしたのだ。

 みなもが引いた牌は{北}ではなく{東}だった。透華のオーラが誘導し、みなもに{東}を引かせたようだ。

「(体力があるうちに、私の親を流そうってことか。)」

 憧と誠子も牌を引いた。西家が誠子で憧が北家だった。

 

 東一局が始まった。

 各校点数は、

 東家:清澄高校 162500

 南家:龍門渕高校 106300

 西家:白糸台高校 65600

 北家:阿知賀女子学院 65600

 

 みなもも憧も誠子も、全く手が進まなかった。しかも、憧と誠子が、前半戦の時と同じように全く鳴けなかった。

 鳴きの入らない静寂な場だった。

「ツモ。1300、2600。」

 最初の和了りは透華だった。前半戦のように声に力が入っておらず、静かな和了だった。ただ、みなもの予想どおり、高い和了りではなかった。

 

 東二局、透華の親番。

 ここでも、透華以外は手が進まなかった。憧と誠子が鳴けないのも前局と同じだった。

「ツモ。2000オール。」

 透華のツモ和了りだった。

 

 東二局一本場、

「ツモ。2100オール。」

 東二局二本場、

「ツモ。2200オール。」

 東二局三本場、

「ツモ。2900オール。」

 透華が連続で和了った。じりじりと、みなもを追い上げてきた。

 そして、東二局四本場、

「ツモ。1700オール。」

 これで、みなもと透華の点差は、4800点まで縮まった。透華は、次に和了れば逆転できるところまで来ていた。

 続く東二局五本場、

「ロン。7200。」

 透華が誠子を直撃した。

 

 これで各校点数は、

 東家:龍門渕高校 151400

 南家:白糸台高校 46200

 西家:阿知賀女子学院 53400

 北家:清澄高校 149000

 とうとう、龍門渕高校が逆転した。

 

 東二局六本場、

「ツモ。3200オール。」

 透華が差を広げた。

 この時、透華は、冷たい笑みを浮かべていた。しかし、顔色は悪く、少なくとも余裕があるようには見えなかった。

 そして、東二局七本場、みなものツモが回復した。透華の支配力が落ちてきたのだ。

 憧と誠子は、鳴くことが出来ず、余り状況が改善していなかったようだが、それは、各個人の支配力の差によるところが大きいのだろう。

 みなもの手がどんどん伸びてきた。そして、

「ツモ! 1300 2600の七本場は、2000、3300。」

 みなもは、なんとか透華の親を流すことが出来た。

 

 しかし、東三局、

「ロン。3900。」

 透華が誠子から直取りした。

 そして、東四局、

「ツモ。1000、2000。」

 今度は、透華がツモ和了りした。

 

 南入した。

 みなもがサイを回した。この親で、なんとか逆転したいところだが、まだ透華の眼は死んでいなかった。むしろ、ここに来て最大のオーラを放った。そして、

「ツモ。500、1000。」

 安手で透華に親を流された。

 

 南一局終了時点での各校点数は、

 東家:清澄高校 151100

 南家:龍門渕高校 167600

 西家:白糸台高校 35600

 北家:阿知賀女子学院 45700

 

 点棒の受け渡しが行われ、これから南二局が始まろうとした、その時だった。透華が卓に突っ伏した。気を失ったようだ。

 肌の色からは、完全に血の気が引いていた。

 ここで、一旦試合は中断された。




この話があったので、一応R-18にしました。

ネリーファンの方、本当にごめんなさい。
最初は、ネリーを登場させる予定はなかったのですが、金が支払われるならネリーが出てきてもおかしくないなと思って、結局登場させてしまいました。
ここで初めて貫通した設定です。


鷲巣麻雀では血液を抜かれましたが、ここでは、その逆に挿入されたモノに液体が注入されて太くなります。
もし、咲の薄い本に鷲巣麻雀を加えたら、こうなるのかな…と思いながら、こんな話を書いてしまいました。



ふと、思いついたストーリー(あらすじですが)を以下に書かせていただきます。
みなも-Minamo-とは関係ありません。


タイトル:和穏-Washizu-

和と穏乃。
その2人に、俺は、となる雀荘で出会った。
整った顔立ちに豊満な肉体を持つ和。かわいいタイプの顔でスポーティーな体を持つ穏乃。同じ大学に通っているらしい。

ある日、俺は、その2人に賭け麻雀を持ちかけられた。勝てば大金が手に入る。しかし、負けた時は、その代償を支払わなければならない。
ちょうど金欠だった俺は、その話に乗ることにした。しかし、麻雀は4人でやるゲーム。1人足りない。
そこで、俺は友人に声をかけた。しかし、乗ってくれる友人は、なかなかいなかった。

友人たちは、口をそろえていった。
穏乃に和で穏和って書くけど、あいつらのは穏和なんてものじゃない。

あれは、『和穏(ワシズ)麻雀だ!』と。

体から抜かれる命の源。それを測る大量の瓶。よくわからない言葉を口にした者もいた。
それから、ワシズ麻雀の話を受けた者達は、全員が翌日から行方が分からなくなっていることも…。

なんとか、一緒に打ってくれる友人を見つけた。ただ、勝った時にもらえる大金は山分け、負けた時に支払う代償は俺一人で被る。これが条件だった。

ルールはトビなし。
実際に打って、俺は、2人を舐めていたことを理解した。凄いコンビ打ちだった。

結局、俺は負けた。箱下10万点だった。


俺は、代償を支払わなければならない。
代償とは、俺の体の中で熱く煮えたぎる液体。
つまり血液………
…
…
…
が混じるくらい何回も精液をヌかれた。
1000点単位で1ccずつ。
豊満な和の体でヌかれ、続けて鍛え抜かれた穏乃の下半身でヌかれ…。


続くかな?
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