ヤ○ザに犯される日和ママをふと書きたくなったのでw
ゆらぎ荘の幽奈さん 宮崎日和
2017年7月31日に法務省から発表された情報によると、刑期を終え満期で出所した後2年以内に再び犯罪を犯し、刑務所に入った人の割合が27%。
満期出所者の約4分の1だ。
こうした割合が高い状態が10年以上続いている。
結局、出所しても行き場がなく、帰る場所や仕事がないまままた戻ってくる者が多いという…
「…あれ、持ってたハジキは?」
ねずみ色のスウェットに身を包んだ角刈りの男が何やら鞄などを漁っている。
すぐそばには青い制服の男が立っていた。
「押収した。渡す訳ないだろう」
角刈りの男の問いに、呆れたように青い制服は答える。
ハジキとは、彼が2年前に起こした犯罪…自身と敵対する暴力団の組員に暴行を加えて逮捕された傷害事件を起こした際に持っていた拳銃の事だった。
計画性はなかった。
ただ自分の組のシマに見知らぬ顔が入ってきたので、それで…
いや、自身のいわば『カキタレ』であった女性が経営するバーに厳つい顔が並んでいたので喧嘩を吹っ掛けただけであった。
相手は負傷し、組同士の抗争に発展。
といっても、彼の所属する組、そして相手の組は大きな勢力の6次団体にあたるような末端の組だったので大事にはならなかったが。
「てめえ…人のもん奪いやがって」
「あ?何言ってんだ?逮捕するぞこの野郎…!」
10代の頃から任侠道に身をやつしてきた。
シャバの常識が通用するような人間ではない。
拳銃を持った状態で逮捕されれば押収されるに決まっているだろう、という事を理解できずに警察相手に凄む姿は本物であった。
しかし、再び逮捕されるのは御免だ。
「…糞が」
唾を吐き捨てながら、拳銃を諦める。
事件当時に持っていた財布や免許証が入った鞄を持って、そそくさと刑務所を離れる。
燃えるような夏の夕暮れ。
自由の身になったヤクザの男は晴れて(?)出所される事になった。
「…なんだァ?普通出迎えの一つや二つ寄越すだろうが」
よく映画などで見られるのが、釈放された暴力団組員をその仲間達が待っていて、車で送迎するという場面。
しかし、彼を迎えに来た組員は一人もいなかった。
まあ、彼は組長でも若頭でもなければ、若頭補佐だとかそういった重要なポストには何も付いていなかったのだが。
「ペッ!シケてやがる!」
怒りに任せて地団駄を踏み散らす。
俺は年長者だぞ。
30年前は抗争が起これば鉄砲玉として敵地に突っ込み、拳銃の弾が切れるまで撃ちまくった生粋の任侠だぞ、と。
お前ら若造が俺を敬わなくて誰を敬う?
○○組のあの組長、あいつはこの世界に足を踏み入れた時の俺の同期なんだぞ。
その怒りは時代錯誤的な齟齬を孕んでいた。
15歳の頃、入学した工業高校で教師を殴って怪我させた事で少年院入り。
高校中退して、送る少年院生活は彼の理想そのもののようであった。
目が合えばどんな奴にでも喧嘩を売り、殴り合う。
当然、罰は受けるが一般社会と違ってそこは腕っ節が上下関係を支配する殺伐とした空間。
彼を似たような者がヒエラルキーを織りなし、全てが彼の思い通りになっていた。
そして少年院を出てからは任侠道に足を踏み入れ、鉄砲玉として活躍。
しかし、前線に出張る者ほどこの世界では出世できないものだ。
何度も逮捕され、懲役生活を送る内に、彼の同期はどんどん地位を上げていき、いつの間にか彼を見下ろすような存在になっていく。
義や絆などといった言葉に象徴される裏で、嘘偽りが罷り通るこの世界。
『△△組のあいつ殺ってくれたら昇進させてあげるから…』そう言われてホイホイ頼みを聞いてる内に、彼は置いてけぼりになっていた。
気付けば48歳。
暴力団への風の当たり方も彼が懲役生活を送っていく中で強くなっていき、彼自身が時代遅れの組織においての鼻つまみ者へとなっていた。
もう血の臭いは街中に漂ってはこない。
ヤクザもインテリヤクザが上になっていく時代だ。
だが、彼自身が血を求めて、あてもなく街中をふらつく。
「おい、そこのガキい…何見てんだ?」
目が合った者にはとりあえず喧嘩を売る。
彼も古い任侠なのでカタギに手を挙げるような事はしないが、腕をつたう白虎を見せて怯える相手の様を見るのを楽しんでいるのだ。
自分が任侠として社会から見做されている事に酔っているのだ。
しばらく歩いている内に、彼の組が拠点を置く街へ着いた。
「近頃の若けぇモンは…」
まず向かうのは組事務所。
出迎え無しは、彼の世代からすればあり得ない事であった。
若衆とあまり喋る事はなかったが、今度ばかりはヤキを入れてやろうと憤る。
ガチャリ…
2年前と変わらぬ一室。
町外れのビルの2階に不自然に構えられた事務所。
表向きは建設会社を名乗っているが、やっている事は水商売をやっている店へのミカジメの請求だ。
敵が襲撃してくる事もほぼないせいか、ドアに鍵はかかっていなかった。
「あーだりーなー今日も」
継ぎ接ぎになったソファにどかっと腰掛けて、雑誌を読んでいる若い男が3人。
組長や若頭はいつも通りいないようだ。
「おい」
男は気怠そうな若衆へ声を掛けるも挨拶も返事もない。
「えぇ、誰…?」
「あーあのおっさんだよ…名前忘れちまった」
読んでいるものから目を離さずに興味なさそうに自分の事について喋る。
普段から絡みは無かった。
男はあまり事務所にいるタイプではなかったから。
それでも自分の所属している所の組員の顔と名前くらいは覚えているものだろう。
自分はこの若衆達の事は覚えていた。
彼らの舐めた態度に男は我慢ならなかった。
バコォンッ!!
「うおわっ!?」
ソファを思い切り蹴り上げ、座っていた若衆達がびっくりして立ち上がる。
「てめえら出迎えも無しでこんな所でのうのうとしやがって…舐めてんのかゴラァ!!!」
まず一番近くにいた奴を殴り倒す。
「ぶっ!!?」
不意打ちに近かったのでその分ダメージは大きかったのか、一撃で昏倒してしまう。
「ちょっと待てよおっさん…意味わかんねーんだけど」
「殺すぞマジで」
若衆もぼーっとしているとはいえ、ヤクザだ。
学生時代は喧嘩も相当やり込んでいたクチなのだろう。
手をバキバキ鳴らしながら臨戦態勢に入る。
「オラァッ!」
自分より遥かに体格の良い若衆の拳が顔面にめり込む。
「おぶぅ…っ!」
2、3m殴り飛ばされ、後ろにあった棚へと叩き付けられる男。
休ませてくれる間もなく、若衆がさらに跳びかかってくる。
「ラァッ!」
「あ゛あ゛っ!!」
響き渡る男達の怒号。
男は叩き付けられた衝撃で棚から落ちてきた大きめの本を向かってくる若衆の顔面にぶつける。
そして怯んだ瞬間を見逃さずに、ヤクザキックを腹にぶち込む。
「がっ…!」
「死ねやぁっ!!」
もんどり打って倒れた若衆にトドメを刺そうとした矢先、もう一人の若衆に背後から酒瓶を脳天から叩き落とされる。
「お゛っ…!?」
「おるあああああっ!!」
これにはたまらず男もダウンしてしまう。
そして、ここぞと言わんばかりに、若衆は俯せに倒れた男を容赦なく踏みつける。
倒れた若衆も加わり、2人に蹴り踏まれる男。
立ち上がろうにも立ち上がれない。
自分は腕っ節でも若い奴らに敵わなくなってしまったのか。
加齢による衰えを感じざるをえない。
若い頃だったらこんな奴ら…
薄れ行く意識の中で少しだけ悲しい気分になって、落ちていった。
ガサッ!バサッ…!
鼻をつく腐乱臭と、物音で目を覚ました。
ぼやっとする視界には水色の服を着た男達。
(…サツじゃねえな)
どうやら自分の周りにある袋に詰められた塊を運んでいるらしい。
「痛っ、痛てててて…」
立ち上がろうとすると体が軋む。
この分ならおそらく骨折まではしてまい。
感じる痛みから勝手にそう判断して、なんとか立ち上がった男。
自分のいた場所は、ゴミ捨て場だった。
朝5時。
住宅街とは離れたこの辺りはゴミ収集も早い。
ゴミ捨ての清掃員は男を見なかった事のようにして、そそくさとその場を立ち去る。
「ちっきしょう…」
あいつら俺をこんな所に置きやがって。
怒りを抑える事ができない。
事務所のすぐそばだったので、再び事務所のドアを叩くも、朝5時誰もいる訳がない。
「糞が!!」
バコォン!!と思い切りドアを蹴る男。
何一つ楽しくねえ。
自分の生き甲斐としてきた任侠道からも外れていき、食い扶持も金もねえ。
そういや住む場所はどうしようか。
逮捕前はボロアパートの一室に住んでいたのだが、もう2年も家賃を払っていなければ入る事はできまい。
とりあえず、逮捕前は肉体関係を持っていた女のバーへ向かう。
ガランッ…
「あら、ごめんなさい。今日はもう終わ…」
「よお」
郊外にある静かな雰囲気のバー。
人の気配はなく、もう閉店時間を迎えたらしい。
厚化粧をした30代後半くらいの女性は、その顔を見て一瞬ハッと目を見開くも、すぐにそれは冷たいものへと変わっていった。
「…今日はもう終わりなの」
勝手に椅子へ腰掛けた男へ背を向けながら、器を洗い続ける女。
男に対して良い感情を持っていないのは一目瞭然であった。
「寝床用意しろや」
女なぞ男の欲を満たす道具。
その程度にしか考えていない男の女の扱いは、極めて乱暴であった。
欲しい時に金を出せ、食い物を出せ、身体を出せ。
女が彼と肉体関係にあったのも、組との関係があり、強引に取り入れられたからであった。
「…」
男の問いかけに答えない女。
「聞こえてんのかこのクソアマぁ!!」
バァンッ!
軽いカウンターチェアを勢い良く蹴り飛ばす男。
女なんて男の言いなりになってりゃあ良いんだよ。
そんな考えを持つ男に逆らえばすぐに怒りの矛先が向かう。
「寝床用意しろって言ってんだよ」
カウンターの中まで上がり込んで、女へ迫る男。
「ちょっ…入ってこないで」
「うるせえんだよてめえ」
胸ぐらを掴むと、自分の方へ尻を向けさせるように押さえつける。
体を接するといやらしく尻を撫で始めた。
「は、離してよ…誰があんたとなんか…」
「俺の言う事聞かねえからだ。大人しくしてろや」
何かおかしい。
何かが逮捕前の状況とは大きく異なっていた。
昔は俺にも喜んで尻を向けてたこの女が、何故こうまで拒んでくる…?
「おーい、清美い…何かうるせえんだけど」
バーの上は彼女の家になっていた。
階段からペタペタとスリッパの音をさせながらやってきた男は、見知らぬ男だった。
髪をボサボサにさせた、長身の男。
「ちょっとアっちゃん!なんとかしてよ!」
アっちゃんと呼ばれたその男は如何にも寝起きといった風体で欠伸をかきながら、男の方へと近付いてくる。
「あんた誰?」
「そりゃこっちの台詞だ」
「あっ!」
男は掴み上げていた清美を乱暴にその場に捨てると、アっちゃんを見上げるようにガンを飛ばす。
アっちゃんも男の睨みを真っ向から受けるように、ポケットに手を突っ込んだまま仁王立ちで憮然としていた。
「おっさん、誰だよ?」
「○○組のモンだが…てめえ、どこの組だ?」
向かい合った空気感で大体相手がカタギかそうでないかは分かる。
目の前のアっちゃんは明らかにカタギではなかった。
「○○組?あんた…馬鹿なのか?」
呆れたように両手を広げるアっちゃん。
その瞬間、彼の顔面に男の拳がめり込んだ。
「うぶっ!?」
「キャアアアアッ!!」
大きな図体が店の奥へと吹っ飛ばされる。
ドンガラガッシャーンと奥に詰められていたダンボール箱が落ちてくると、吹っ飛ばされたアっちゃんはあっという間に埃まみれになった。
「いきなり何すんだよあんた」
それでも、平然とした様子で立ち上がるアっちゃん。
「あ?」
「…あんまり調子こいてんじゃねーよこの馬鹿が!」
身長180cm後半と思われるアっちゃんの大きな足が今度は男の顔面にめり込む。
脚が長い分、その前蹴りの威力は強烈で、バーの硬い壁に後頭部を強打すると、男は一瞬で気を失ってしまった。
「あっ、やべーよ…こいつ死んだかも…」
「う、嘘…?死んだ、の?」
「…なぁーんちゃってぇ~!!嘘だよーん!」
「変な事言わないでよ!」
「まあ大丈夫。こんな奴死んでもうちの頭がなんとかしてくれるしな…にしてもこいつ、○○組とか言ってたけど、知らなかったみたいだなぁ、ここシメてんのがうちになったって事」
「この人、懲役受けててずっとこっちにいなかったのよ。だから…」
「あぁ~そゆ事。まあ、いーや、こいつ車でどっか捨ててくるわ」
…
3日後。
男は幸いにも大怪我はせずに、医者に行く事もなく、なんとか借りたボロアパートの一室で休んでいた。
歯も折れたりする事もなく、顔の腫れも大分ひいてきた頃であった。
「ちくしょう…どいつもこいつも、舐めやがって…!」
そして、丁度自分をコケにした組の若衆、アっちゃんと呼ばれるあの男に復讐をしようと企んでいるところであった。
酒瓶とナイフがあれば十分だろう。
本当だったら拳銃で脅して土下座でもさせたかったのだが。
世は休日、土曜日。
ボロアパートにいても何もやる事はない。
酒やタバコでは憂さ晴らしにもならなかった。
「ああ畜生ッ!」
あてもなく外をふらつく男。
家族連れで賑わう微笑ましい光景に、彼の存在はあまりにも不似合いであった。
公園のベンチにどかっと腰掛けるその姿は、親子連れから後ろ指を指される。
どうせ復讐するにもこんな真っ昼間からはする気になれない。
日が落ちた頃にやってやる。
「はっ…はっ…」
ふいに一人の女性が彼の座るベンチの前を走って通り過ぎる。
「…おっ」
その姿に本能でぴくりと反応する男。
2年間も刑務所に入れられていたのでは、当然女の肌が恋しくなる。
出所してからはボコボコにされっぱなしだったので、あまり女を見る事さえなかったのだが、こうして公園で若い母親などを見るとむしゃぶりつきたくてむしゃぶりつきたくてたまらない気持ちになってしまう。
本当だったらあの清美で溜まった性欲を発散したかったのだが、逆にボコられてしまった。
しかし、清美の事を忘れさせてくれるような女が、今いた。
今目の前を通り過ぎた女だ。
知らず知らずに男は立ち上がり、彼女の走り去る後ろ姿を目で追ってしまっていた。
「…イイ女じゃねえか」
そして股間も立ち上がってしまっていた。
ちらっとしか見えなかったが、あれは紛いもない美女だ。
出所後、初めて笑ったかもしれない。
ニタリと口の端を歪めると、ヨダレが顎から滴り落ちる。
言葉はいらない。
オレンジ色の束ねた長髪を揺らして、走って行く彼女を、彼はたまらず追った。
「ふっ…ふっ…」
復讐などもう既にどうでもよくなってしまっていた。
彼の懲役歴でも最も多いので傷害だが、次に多いのが婦女暴行だ。
女を見ると見境なく犯してしまう。
過激な暴力性も、滾る性欲も、生まれ持った異常な男性ホルモンの分泌量がもたらすものなのだろう。
勃起したペニスがズボンに大きなテントを張っている事もお構いなしに、ひたすら追いかけた。
「はぁ~っ、はぁ~っ…今日も疲れたぁ…」
毎朝日課にしているジョギング。
いつもは娘と一緒にするのだが、今日が高校の用事で朝から出て行ってしまった。
36歳の人妻、宮崎日和はその美しい肢体をくの字に折り曲げて、休んでいた。
少し人気の無い所であった。
胸を露出したマラソンウェアからは谷間が溢れそうになって、日々のジョギングでくびれたウェストも露出している。
こんな美しい身体をした美女が走っていれば、変態男に目を付けられてもおかしくない。
正しく今、それが起ころうとしていた。
ガサガサッ…
茂みを揺らして、一人の男は日和の目の前に現れる。
ねずみ色のスウェットに白い無地のTシャツで身を包んだ、短髪の厳めしい顔をした男。
ホームレス?か何かだと思ったが、どうやらその目つき見るに自分に用があるらしい。
「あ、あの…何ですか?」
訝しげに問いかける日和。
半袖Tシャツの男の腕からは厳つい刺青が覗いていた。
斬れるように鋭い眼も彼が只者ではない事を物語っている。
「あの…きゃっ!?」
急に無言で草地に押し倒される日和。
馬乗りにされるとたわわな乳房を強引に揉みしだかれる。
あまりにも突然の事すぎて、抵抗する事もできずにいる日和。
(え、何…一体私、何されてる…の?)
いきなり見知らぬ男が目の前に現れたかと思えば、急に押し倒され、胸を触られている。
「げへへへへ…」
男は薄笑いを浮かべながら日和の体に夢中になっていた。
「や、やめて…警察呼ぶわよ?」
馬乗りになった男の体を押しながら、もがき始める日和。
しかし、到底力勝負で敵う相手ではなかった。
日和は知らないが相手は暴力団関係者。
男はますます揉む手に力を入れて、日和の体へ夢中になっていく。
「だ、誰か!助けてっ、むぐっ!?」
叫ぼうとした矢先、口を塞がれてしまう日和。
口も体も抑え付けられたとのではどうにも抵抗ができない。
「チッ、叫ばれるとうぜーな。俺の家に運んじまうか」
そう独り言を言うと、跨がっている日和の鳩尾に一撃、拳を落とす。
「ぐ…っ!!?」
まるで家畜でも扱っているかのように、無機質に日和を殴った男。
日和は苦痛に顔を歪め、蹲る。
意識までは失わなかったが、完全に抵抗する意識を失ってしまったようだ。
二人で階段を上がれば軋んで、今にも壊れそうなほどにボロボロなアパート。
風呂無しの四畳間には、ビールの空き缶がいくつも転がっていた。
「キャッ!」
どさっと布団の上に寝転がされると、男も一緒にのし掛かってくる。
べろりと蛇のように舌を出しながら、笑う。
「へへ…ほんとてめえ…たまんねー体してるよな…こんなでっけえ乳見せつけやがってよお」
またしても胸を触ってくる男。
その目つきは性欲に血走っていて、もはや止めようのない獣と化していた。
「離してって言ってるでしょ!?警察に捕まりたいの!?」
「あぁ?警察ぅ?」
必死になって抵抗する日和をせせら笑う男。
「サツが怖くてヤクザが務まるかよ、馬鹿が」
「えっ」
きょとんとする日和の目の前で男が脱ぎ出す。
両腕に入っている白虎の刺青はさっきからチラチラ見えていた。
が、背中一面に広がる赤鬼の顔を見た瞬間、日和は絶句する。
「嘘…」
「嘘も糞もあるかよ。俺はこの道33年、ヤクザやってきてんだ」
刺青以外にも、体中に残った弾痕や傷跡がその言葉を裏打ちしていた。
ヤクザ。
日和が今まで全く関わってこなかった人種だ。
今まで何不自由なく生き、高校大学と卒業して一流企業に就職して、結婚して子を授かって…
そんな順風満帆な36年間には一度も登場しなかった存在だ。
「お前、良い女だから俺の女にしてやっても良いぞ?たっぷりイイ思いさせてやる」
「だ、誰があなたなんかの…痛っ!」
気丈に抵抗しようとすると、オレンジ色の髪を引っ掴まれる。
「てめえ、ヤクザに歯向かうってのがどういう事なのか、教えてやろうか?んん?」
「むぶっ…!」
酒瓶をあおるように、乱暴に口づけされる。
そのまま服を掴まれると、強引に引き裂かれた。
「むっ…!?ん゛ーっ!!」
口づけされたまま、裸に剥かれる日和。
36歳とはとても思えないような肌つやのある、瑞々しい裸体に、2年間獄中に閉じ込められていた男が我慢できる訳がなかった。
「へへ…いいねえ。そういう気の強い所も好きだぜ、グヘヘッ!」
今までのヤクザ人生で会ってきた女は皆、暴力と金をちらつかせれば付いてくるような連中だった。
相手が武闘派のヤクザと知れば襲われても怖くて抵抗できない。
だが、今、目の前にいる女は自分がヤクザである事を知ってもなお抵抗し続ける。
そういう己を拒み続ける存在に無理やり入り込んで、屈服させるのが大好きだった。
喧嘩も一緒だ。
殴り合う前は強気な態度を見せてるような奴を殴り倒すのが一番楽しい。
「ガマンできねーな…俺もとりあえず一発出しちまうか」
ズボンを下ろすと、男の真珠入りのペニスが露わになる。
初めて見る真珠入りのペニスにびっくりして目を見張る日和。
「ん?なんだぁ初めて見たのかコレ?」
そういう俗社会とは一切関わりのなかった女を汚す。
それもまた一興だ。
たまたま、元ヤクザの目の前を露出度の高い服装で通り過ぎただけで、今強姦されそうになっている。
この理不尽さこそヤクザの暴力性だった。
殴りたい時に殴る、犯したい時に犯す。
野蛮な暴力こそがヤクザの原点。
日和の脚を開かせると、いわゆる種付けプレスの体勢をとらせる。
「挿れるぞ」
「嫌…!」
顔を近付けて男がそう呟くと、日和の中に男のソレが入ってくる。
「や…ん、ぐっ!んはぁあああっ…」
「お゛…お゛お゛ぉ…っ!??」
2年ぶりの生セックス。
あまりの気持ちよさに思わず腰が抜けそうになってしまう。
(やべえ…今すぐにでも出ちまいそうだ…っ!)
射精したいのを堪えて、ゆっくりと腰を揺する男。
日和の目からは涙の筋が頬へ伝っていた。
パンッ、パンッとお互いの肉と肉がぶつかり合う音がこだまする。
日和の体を抱きかかえて、発情した猿のように夢中で腰を振りまくる男。
「お゛っ…!お゛っ…!」
人一倍大きなペニスが日和の最近ご無沙汰だった膣内を穿つ。
体は完全に抑え付けられて、ただただ肉の棒が自分の中を行き来するのを感じるだけの日和。
そこに快感はなかった。
「へへ…良いマンコだぜ…ぇ、締まってて、あったかくって、よっ!」
「あっ…!離して…っ、こんなの…嫌ぁ…!」
泣きながら「離して」と懇願する日和。
男からすればそれもまた性欲を煽る表情であった。
さっきまで気丈に振る舞ってた女が、今は自分の腹の下で少女のような可愛らしい泣き顔を披露している。
逃げ回る鹿に噛み付いて、動けなくさせた時の狼の喜び。
膣の気持ち良さ以上に日和を屈服させたという征服感が強かった。
久しぶりのセックスで、相手は美しい巨乳美女。
すぐに射精感がこみ上げて、絶頂を迎えてしまう。
「お゛っ…出るぞ、中に出してやる!」
男が低い呻きのような声を発すると、日和はゾッとした表情で青ざめる。
「中、って…嘘でしょ?やめて!離して!!」
「うるせえ!」
「きゃっ!」
恐怖のあまり日和が叫ぶと、上からその頬を叩いて黙らせる男。
不条理な暴力は女を性欲処理の道具としか思っていない証左であった。
「く、ぅっ…出すぞっ!くうっ…」
もがく日和の下肢をがっちりと抱えて、腰をぐっと突き出すと、子宮を押し上げるように剛直が奥まで入る。
限界までペニスが入った状態で、それはびくびくと脈動し始めた。
「…え、嘘、出てる!?嫌ぁあっ!!抜いてえっ!」
鼓動と共に、自分の敏感で大事な部分に熱いマグマのようなものが流れ込んでくる。
それは男の、暴虐的で反社会的な要素を継ぐ精子。
快感のあまりぴくぴくと上半身を痙攣させながら、最後の一滴まで漏らさんと射精し続ける男。
日和の身も心も優秀なDNAに、男の劣悪なDNAが絡み合う。
あまりにも理不尽過ぎる。
なぜ自分が、なぜ悪い事など何もしていないのにこんな仕打ちを受けなければならないのか?
中に出された事もそうだが、日和は世の中の不条理さに涙していた。
生まれながらに美しく、品性方向に生きてきたからこそ受ける不幸もある。
泣き咽ぶ日和に、男は愛おしそうに肌を寄せ付ける。
「へへへ…今日からお前は俺の女だ」
自分を邪険に扱った者共への復讐。
組にも戻れず、傷つけられた任侠としての矜恃。
そんなものはもうどうでもよくなってしまっていた。
目の前の美女を俺の女にする、セックスする。
それさえできれば、あとはもうどうだっていい。
男は射精の後の空っぽになったような多幸感の中で、日和に汗だくになった体を押し付けていた。
気分でちょっと書いてみたけどエロ描写はかなりあっさりになってしまった。
まあ日和ママは連載でみっちりとやってるからあっさりでも良いかなと。
本当はこの後シャブセックスさせられて滅茶苦茶にされる姿を書きたかったのですが…面倒なのでキリの良い所で投稿しちゃいました…