戦国BASARAはやった事すら無いんですが、かすがちゃんが魅力的すぎたので書いてしまいました。
戦国BASARA かすが
時は戦国。
未だ甲斐や信濃、越後などと呼ばれていた頃の甲信越地方にて、武田信玄と上杉謙信と言う二人の両雄が覇権をかけてせめぎ合っていた。
しかし、両大将が本腰を入れてぶつかり合う事はほとんどなく、争いの大半は小競り合いに終始していた。
それでも、両者は槍の穂先を突き合わせる。
大きな戦はなくとも、両者の戦いは水面下で動く。
権謀術数な両者の事、謀反や諜報と言った形で、常にその駆け引きは幾千幾万にも及んでいた。
上杉謙信子飼いのくのいち、かすがも主君の計略の手と足となり、信州甲州を駆け巡る。
(くっ…この私とした事が…)
磔に縛り上げられた若い女。
おそらく、この信州の武田領に間者として入ったのがこの陣で捕まったのだろう。
その周囲を取り囲むようにして、具足を脱いだ足軽達が見惚れる。
「ええ女子じゃのぉ…」
「異国の女かえ?」
周囲に集まった足軽達がその美貌に鼻の下を伸ばす。
目鼻立ちの整った風貌は精錬された刀のような凛々しい印象を見る者に与え、小麦色の瞳は捕まってもなお、輝きを失わない。
全身を包む黒いレオタードのような忍装束はかすがの乳房や尻といった女性らしい部分を強調し、すらりと伸びた四肢にまとわりつく。
大胆に開いた胸元からは珠のように白い素肌とたわわな乳房が覗き、足軽達の目を奪う。
腰まで伸びた金髪は足軽達にとって物珍しく、異国の者かとさえ思わせたが、美しさに国境はない。
今にも獲物に襲いかからんとする獣のように、色欲にぎらついた眼でかすがの肢体を舐め回すように見回す。
「お前ら変な事は考えるなよ?この女は上杉からの間者なんだ。お前らの相手をしてる暇はねえ」
もっともらしい事を言って野次馬達を払いのけるように、槍を持って手を振るその男も、どうせ人目を盗んで助平な事をしようと企んでいるクチだろう。
口の端に卑しい感情が滲み出ている。
(こいつら、勝手な事を…)
ここにいる足軽達が束になってかかったとしても、戦場で相まみえればものの数秒で斬り伏せているだろう。
まさに一騎当千、国士無双と言うべきか。
普段は裏で動く事を本業としているかすがといえども、戦場に出れば一人で千人もの相手を斬り斃してしまうような、人智を超えた強さを持っているのだ。
並の兵卒がかかっても、とても相手にならない。
それだけに今こうして取るに足らない雑魚共に捕まって、何もできずにいる自分が情けなくてしょうがない。
己の無力さ、不甲斐なさに歯噛みをして、唖の如く口をつむぐ。
ガチャッ、ガチャッ
「おい!来るぞ」
物々しい足音と具足や刀の鳴る音が聞こえてきたかと思うと、かすがに群がっていた男共が皆、地べたにひれ伏す。
陣の幕の向こうから現れたのは、何人かの屈強そうな武士達、そしてその者達を従えているといった風のでっぷりと肥えた男。
豚のように肥えた体や、やたらと金光りする具足や刀を身に付けている事から、おそらくこの男が陣大将なのだろう。
「「「「「ははーっ」」」」」
地に頭を付けて路を開けた足軽達を、見下ろすように無い首を傾けながらゆっくりと歩く陣大将。
短く肥えた樽のような体を必死に伸ばしてふんぞり返った様は、とても戦場で荒れ狂う猛将という像には程遠い。
何か粗でも探しているかのように、苛々しているような表情で平伏した男達の後頭部を偉そうに見下す。
「…そこの貴様ッ!何を偉そうに髭など生やしておる」
「ひ、ひいぃっ!申し訳ございません!」
いきなり平伏していた一人の男の髷を掴んで、頭を強引に上げさせる陣大将。
その顔には陣大将が言っていた通り、茫々に生やした無精髭が蓄えられていた。
「気に入らないと言っておるだろうが!この痴れ者が!」
「あぎぃぃっ!」
バキッ!ボコッ!
髭を生やしていたから、という理由で配下を殴り始める陣大将。
その陣大将の顔にも八の字の末を上にひん曲げたような尖り髭と整えられた顎髭が生えている。
足軽風情が自分と同じような身なりをするな、という事であろうか。
「うつけがっ」
一通り殴り終えて、足軽の顔と陣大将の拳が真っ赤に染まった辺りで、ぺっと唾を吐いてまた歩き始める陣大将。
吐いた唾が平伏していた足軽の頭にかけられる。
「何を見ておる!」
「あがっ」
道中、傍に平伏する足軽達の頭を蹴飛ばしながらかすがの方へ近付いてきた。
「これが先程捕えたという間者か」
捕らわれのかすがを見上げて、傍にいた屈強な武士に問いかける。
「はっ、作用にございます。この女は…」
かすがを捕えた時の状況などを屈強な武士が陣大将に説明する。
しかし、馬耳東風と言うべきか、説明の言葉は全く耳に入れず、陣大将は惚けたような視線でかすがの体を舐め回す。
その卑らしい視線にたまらず、辟易するように目をつむるかすが。
「…当然、拷問にかけるのだろう?」
「はっ、作用にございますが」
敵方の間者であれば拷問にかけて、情報を吐かせるのが戦国のならい。
かすがの脳裏に凄惨な拷問にかけられ、無惨に死んでいった捕虜達の姿が思い浮かぶ。
しかし、かすがは死んでも上杉方の情報は漏らさないつもりであった。
「どれ、ここは一つ、儂が拷問をやってやろう。お前達も手を煩わせたくないであろう?」
「はぁ…」
意外な事を言いだした陣大将に、曖昧な返事を返す武士。
しかし、企んでいる事は手を取るように分かる。
「儂が代わりに”拷問”をやってやろうと言うのだ、文句はあるまい?」
辺りを見回しながら、垂れかけた涎を袖で拭う陣大将。
屈強な男達にかすがを運ぶように指示を与え、重たげな足取りで踵を返す。
その顔は玩具を手にした子供のように笑みに充ち、どこか満足したのか、帰り際では平伏した足軽達を蹴飛ばすような事はなかった。
それからしばらく経って、陣屋のある一室。
兵卒達が酒を煽る賑わいも間遠く、見張りも付けられていない狭い部屋に手枷を嵌められて拘束されるかすが。
棒状の木材が細かく櫛比した連子窓から夜の帳が覗く。
「待たせたのぉ、忍の者」
どすどすと板張りの廊下を踏み鳴らす音が近付いてきたかと思うと、部屋の扉から薄着の陣大将が姿を現す。
どうやらこれから陣大将の言っていた『拷問』が始まるのであろう。
かすがを見るなり、下賤な笑みを浮かべる陣大将。
最初に見た時の足軽達を足蹴にしていた時の鬼の表情はどこへ行ったのか。
深く皺が刻み込まれたあの時の顔とは打って変わって、毛虫のようにごわごわとした眉毛は逆ハの字に緩められ、苛立たしげに尖っていた口はだらしなく半開きになっている。
近付いてくるその弛んだ腹を蹴飛ばしてやりたかったが、足にも重りが付いているので上手く動かせない。
そのままかすがの背中の方へ回り、かすがの視界から消える。
「ぐふふ、その格好ではさぞ寒かったであろう?どれ、儂が温めてやろう…」
(…!?)
もったりとした声が聞こえてきたかと思うと、背中に何やら生温かい感触を覚えるかすが。
白い背筋に荒くなった鼻息を吹きかけられる。
(こいつ、やっぱりこういう事が最初から目当てで!)
後ろから抱き付いて、かすがの体をまさぐり始める陣大将。
最初に見られた時から、性的な卑らしい目で見られていた事は分かっていた。
しかし、今まで謙信の傍に仕え、敵に捕縛されるなど考えにも及ばなかったかすがにとって、いやらしく体中をまさぐる手つきに幸せな夢から覚まされるような気分にさせられる。
いや、触る手つきがこれからかすがを悪夢へ誘うのだ。
(気持ち悪い!)
服の上から尻や胸を触られるかすが。
尻たぶを強引に掴んできたかと思うと、服の下から手を忍ばせて、直に乳房を揉んでくる。
そして、ふとももに股間を擦り付けて、悦に入る陣大将。
時折、尻を掴む指が肛門や性器に触れるのがかすがの体を小さく震わせた。
陣大将の樽のような肉体とかすがの手足の長い肢体がアンバランスに絡み合う。
この時代の成人男性の平均身長は5尺(151cm)ほど。
向かい合えば背の高いかすがとキスもできないほど、身長差がある。
流石にそれを不都合に感じたのか、陣大将は台に乗って、かすがに抱き付く。
強い顎髭が鎖骨の辺りをくすぐるのが気持ち悪い。
「ぐひひっ…まあ一応拷問だからねぇ、イロイロと聞いちゃおうかなぁ?」
耳元に息を吐きかけるようにして、顔を擦り寄せながら語りかける陣大将。
「ッ…!」
気持ち悪さに息を呑んで、かすがは鶴のように細い首を捩って顔を背ける。
べっとりと粘つくような言葉がかすがの鼓膜に残響した。
「どこから来たのかなぁ?迷子の子猫ちゃんは?」
(子猫、だと?)
自分の事を子猫呼ばわりされる事に眉根を顰めるかすが。
お前の事はもう子猫をあやすように、掌中にあるという事だろうか。
日頃、戦場で相まみえれば一瞬で斬り殺せるであろう弱い相手に、何もできずに好きにされるのが悔しくてたまらない。
美しい容貌を歪めて怒りと屈辱を露わにする。
「多分上杉からの間者だと思うんだけどね、子猫ちゃんの口から聞かないと分からないなぁ~」
「…」
何一つとして喋ってはいけない。
捕まったら沈黙を突き通すのが忍の掟。
ましてや、自分の口から情報を漏らして、尊敬する謙信の身に危険が及ぶ事など許されない。
謙信への思慕を胸に込めて、真一文字に唇を硬く引き結ぶ。
「むふふっ!何も喋る気がないのなら、体に聞いちゃおっかぁ~!」
「っ!」
下を向いた三日月のように目をニヤつかせ、豊かな乳房を情欲に任せて揉みしだく陣大将。
ごつごつとした掌で無残に乳房を歪められ、痛みに声が漏れそうになるかすが。
あまりにも激しく揉みしだくので、胸元の開いた忍装束から乳房が零れてしまいそうだ。
「子猫ちゃんのおっぱいは軟らかいねぇ…この淫らなおっぱいで今まで何人もの男達を引っ掛けてきたのかな?」
たぷたぷと揺らすように細かく揺らしてきたかと思うと、じっくりたっぷりと指を喰い込ませるように揉んでくる。
衣装の上からでも乳房が虐められる様が鮮明に分かる。
「こんなカラダで色仕掛けされたら何でも喋っちゃうよぉ…あ、でも今は子猫ちゃんがおじさんに喋る番だからね?」
足軽達に暴力を振るっていた時とは、表情だけでなく口調までもが様変わりしている。
結局、この陣大将は暴力や性行為によってしか欲を満たせないような単純な男なのであろう。
こんな蛮人まがいの無能に体を好きにされる訳にはいかない。
口を閉じながらも、体を揺らして抵抗してみせる。
「げひひっ、それで抵抗してるつもりなのかなぁ?そんなんじゃ鉄の枷は外れないよ」
確かに、かすがの両腕をつなぐ鉄の枷は暴れるだけでは外れない。
しかし、その枷を天井につないでいる鎖はどうか。
若干錆びているのでもしかしたら外れるかもしれない。
もしかすれば、古びた天井が崩れて拘束が解けるかもしれない。
かすかな希望をそこにかけて、かすがは必死に抵抗する。
「抵抗するなら脱がせちゃおうかなぁ?何か危ない物持ってたら危ないからね」
「ッ!」
陣大将の手が衣装の襟を掴み、思わず息を呑むかすが。
こんな変態の中年男に裸を見られるなど、あっていいはずがない。
しかし、望みむなしく、陣大将の両手に開襟させられてしまう。
「うほほっ!やっぱり凄いおっぱいしてるねぇ~」
勢いよく衣服を脱がせられて、ぷるんぷるんと横に揺れる乳房。
たまらず揺れる乳房を捕まえるように揉みにかかる両手。
とろけそうなほど軟らかい双丘を押し寄せるように横に揉んだと思えば、押し上げるように縦にこね回す。
溢れんばかりに両掌で一杯になる巨乳が縦横無尽に揉みくちゃにされる。
「乳首もキレイだねぇ…コリコリしちゃうぞぉ~」
「くっ…ぅ」
押し当てられた顎髭がかすがの白い首筋に当たる。
淡い桜色の乳首を指の腹で摩るように刺激され、噛み締めた奥歯から小さな喘ぎが漏れてしまった。
優しく摩っていたかと思うと、乳首を軽く引っ張るようにしてきたり、強く摘まんできたりと変化を加えて乳首を弄る陣大将。
潰すように強く摘ままれた時には痛みに声が出てしまいそうになるが、必死に顎を噛み締めて声を殺すかすが。
喘ぎ声を出してしまえばこの男の思うがままにされてしまう。
「摘まんでたら吸いたくなってきちゃったよ」
背後から乳房を虐めるに留まっていたのが、台を持って正面に回る。
今まで姿が見えず、気色の悪い声だけが耳のすぐ傍で聞こえているのも気持ち悪かったが、正面で陣大将の醜い顔と禿げ上がった頭を見ながら乳房を弄られるというのも気持ち悪い。
一瞬目が合ってしまったのが、かすがの背筋に悪寒を走らせた。
「子猫ちゃんのおっぱいはどんな味がするのかな~?」
(い、いやっ!やめろっ)
折れそうなほどか細い腰を抱き締めて、べちょっと乳首に吸い付く。
ぶぢゅっ!ちゅぅぅううううううぅぅっ!!ちゅくっ、ちゅくっ!
「うっ!」
陣大将の頬が凹むほど乳首を強く吸引され、思わず小さな悲鳴を上げてしまう。
自らの意思に反して、乳首が硬くなってしまうのが恥ずかしい。
なんとか声を噛み殺そうと耐えるも、その苦悶や屈辱はありありと表情に出ていた。
ちゅっ!ぢゅちゅっ!ぢゅるっるるるるっ!!ちゅぷ、ちゅぽぉ…
乳首を吸って、口に含んだまま舌でその先端を責める陣大将。
好きでもないただの変態男の乳責めに快楽など感じるはずがない。
不快感と屈辱が両手に嵌った手枷をぎしぎしと軋ませる。
「むふふっ!子猫ちゃんのおっぱい、おいちかったよぉ…」
かすがの乳首から涎がぼたぼたと垂れる。
口一杯に唾液を含み、喜色ばんだ笑みを浮かべる陣大将を無言で押し黙ったまま睨みつけるかすが。
四肢を拘束され、喋る事さえできなくとも、目で意志を表現する事はできる。
それがかすがの唯一の抵抗する手段、そして意志を取り留める唯一の支えであった。
「ぶひひっ!子猫ちゃん悔しいのかな?縛られて儂みたいな助平オヤジに辱めを受けるのが悔しいのかなぁ~?」
かすがの燻った反駁心を煽るようにふざけた声を発す陣大将。
「痛ましい拷問にかけられないだけ幸せだと思いなさい。さ、この薄っぺらい服、全部脱いじゃおっか?動くとキレイな体に傷が付いちゃうから、動かないでね?」
懐から脇差を抜くと、丁重にかすがのレオタード状の服を切り裂いていく。
(くそっ…こんな奴に、裸を!)
手の指から足の指まで、服を切られ、白むく裸体を曝け出す。
日頃の鍛錬で引き締まった肢体は程良く均整が取れており、腰や腕は細いのに胸や尻は豊かに実っている。
腰が高く、美しい脚が闊達に伸びている様は当時の日本人離れしている。
「ぶひひひい!子猫ちゃん、いい加減に名前を教えてくれないかなぁ?」
腰のくびれたラインを指先でくすぐるように撫でる。
こそばゆさと悔しさで思わず体をくねらせてしまうのが余計に悔しい。
「教えてくれないんだったらこのまま子猫ちゃんって呼び続けるけど、良いかな?」
かすがが子猫呼ばわりされる事を嫌がっているのを分かっていながら、いびるように言葉で辱める。
戦場であれば全く相手にならないほど強い女を好きに嬲る事ができる優越感に、陣大将の顔は醜くニヤつく。
足軽の頭を蹴飛ばすタナトスも、拘束されて何もできないくのいちを性的に辱めるエロスも、欲動という意味で根は同じだ。
「それじゃっ、“拷問”の続き、しよっか?」
自らも服を脱ぎ捨て、上半身裸になってかすがに抱き付く。
服の上から触られるのもとてつもなく気持ち悪かったが、でっぷりとした腹が直接素肌に触れて、じょりじょりと擦れる胸毛の感触が異様な不快感を喚起する。
汗ばんだ肥満体に、かすがの細い体が飲み込まれるようにしがみ付かれる。
「子猫ちゃんと愛の口吸い、しちゃおうかなぁ」
この時代の言葉で口吸い、今の言葉で言えばキス。
古今東西、男女が愛を伝えあう行為として共通してきた本能の行為。
男を知らないかすがの瑞々しい唇に、今まで何人もの女子達の純情を吸い上げてきた、分厚く湿った唇が迫る。
(こ、こんな奴と、口吸いなど…気持ち悪いっ!)
しかし、愛情の欠片も抱けないような相手にそれをされるのはただの屈辱にしかなり得ない。
邪念を振り払うように必死に抵抗するかすが。
かすがが我武者羅に首を振るせいで陣大将が的の定まらないのに苛立ちを見せて、かすがの顔を両手で掴む。
完全に獣を射止めてから近寄る狩人のように、動かなくなった標的へ唇を寄せる。
んちゅっ…ちゅばっ!ちゅっ、ちゅぅぅぅぅぅっ…ぢゅっ!
「んんっ…!」
重なり合った二つの唇から、かすがの苦悶の呻きが漏れる。
そんな嫌がるかすがを気にも留めず、夢中で若い唇を貪り続ける陣大将。
一方的な口吸いは偏った天秤のように、悦楽と嫌悪を生む。
「んっ…くっ!?ふぅっ!」
陣大将に唇を合わせられながら、豊満な生乳を揉まれ、かすがは思わず息を乱してしまう。
裸体を重ね合う陣大将に片手で後頭部を押さえられ、もう片手で乳房を揉まれる。
全身を好きにされているという陵辱感に身悶えるかすが。
ガチャガチャと手枷が荒々しく軋む音がその悔しさを表していた。
「はぁ…はぁ…」
熱い接吻を終え、息を整える両者。
息を乱してもなお、愉悦に浸った表情を見せる陣大将と今にも嘔吐してしまいそうな表情で悶えるかすがとの表情が対照的に映る。
体をくの字に曲げたかすがが大きく息を吸う度、うっすらと浮き出た腹筋の筋が見え隠れするのがセクシーだ。
かすがの胸と唇には滑るような唾液や脂汗と嫌な熱が残る。
「ぶひひっ!本当に子猫ちゃん何も喋ってくれないんだねぇ…それじゃ、これならどうかな?」
(な、何を…?)
両手をバンザイさせられるような格好で拘束されているかすが。
その透き通るように白い素肌に、ごつごつと節くれ立った陣大将の指が這う。
ムカデの脚のように細かく動く指は、かすがの肌を伝って、ぞくぞくと湧き上がるこそばゆさを生みだす。
「んっ…くっ…」
くすぐったさに思わず身を強張らせて、漏れそうになる声を押し殺す。
(こいつ…まさか、くすぐりを?)
以前、捕虜を尋問する際にくすぐりを利用して情報を吐かせた事があると、どこかで聞いた事がある。
しかし、まさか本当にそんな児戯のような拷問が存在するとは思わなかった。
「ぐふふっ、子猫ちゃんみたいな可愛い女子を痛めつけるなんてしのびないからねぇ…くすぐりだったら傷付けるまでもなく、喋ってくれるだろう?」
かすがの脇腹に指を這わせながら、熱い吐息を顔に吐きかけてくる陣大将。
敵に捕まるという神経が過敏になる状況のせいで、余計にくすぐったさを感じてしまう。
首筋にかけられる吐息や鼻息ですらくすぐったい。
「こちょこちょこちょこちょ~」
「ふぅぅっ!…くっ、んふぅ…っ」
(くそっ、声が…)
ふざけたオノマトペを発しながら、征服欲に溺れた笑みを浮かべる陣大将。
くすぐったさが蓄積していく度、かすがは体の中がぼやついて自分の体が自分のものでなくなっていくような感覚に苛まれる。
理性が感性に押し潰されていく感覚。
絶対に声を出さんと噛み締めていた顎も次第に力が入らなくなっていき、緩んで声を漏らすようになってしまう。
「んんぅっ…ふぅ、ふぅくっ!んふぁあっ!」
(だめ…声を出してはダメなのに!)
いきなり腋をくすぐられ、大きな声を発してしまうかすが。
深い峡谷に指が這い、神経に直接訴えかけるようなくすぐったさに襲われる。
「んふふふ~、子猫ちゃんは腋が弱いのかなぁ?弱点見つけちゃった」
人間誰しも腋は弱いものである。
そう思っていながらも、陣大将の「弱点見つけちゃった」という言葉にはどこか胸中を射抜かれたような嫌悪感を感じさせられる。
腋が自分の弱点なのだと、そう自覚させられるだけにかすがは身悶えてしまっていた。
謙信への忠義を胸に、凛と引き締まっていた表情は儚くも情けなく緩みきってしまう。
「ホラホラ、名前と来た場所言ってくれないと、もっともっとくすぐっちゃうぞぉ~」
「んぁっ…くっうっ、うはぁあああっ!はぁん、はぁ!ふぅ!ふぅ」
自らの意思をかすがの神経に擦り込むようなくすぐり。
腋を這い回る十本の指はまるで操り人形を自由に操る傀儡師の指のようだ。
指の動きが早くなる度に、全身をびくびくとわなつかせ、巨乳がぷるぷると揺れる。
電撃でも受けているかのようにかすがが髪を振り乱し、跳ねるように体を硬直させる様は陣大将の支配欲をむくむくと膨らませた。
「はぁはぁ…子猫ちゃんが身悶える姿見てたら、儂も我慢できなくなってきちゃったよ…」
「はぁはぁ…!」
心臓が弾むように鼓動し、視界が湯気でも立ち昇っているかのように白く靄つく。
耳鳴りで聞く事さえままならないかすがの耳に、陣大将の呟く声が呻くように聞こえる。
しばらく経って、くすぐりで意識までもがどこかへ飛ばされてしまったような感覚から、手足の感覚が戻ってくる。
呼吸も整い、晴れた視界に現れたのは陣大将の赤黒く膨れ上がったペニスであった。
かすがのくすぐられる様に耐えかねて、褌をずり下ろしていたのだ。
でっぷりと垂れた太鼓腹の下には、猛将の握る槍に劣るとも勝らない肉の槍が天を衝いている。
「ひっ!」
一瞬、いきり立ったペニスを凝視してしまうかすが。
数瞬遅れて、陣大将のいきり立ったペニスから恥ずかしげに目を逸らす。
男性経験のないかすがにとって、陣大将のペニスが初めて見るペニスである。
「ぶひひ!生娘みたいな反応するねぇ…子猫ちゃんは男根を見るのは初めてかな?」
初めてかすがにペニスを見せた喜びに、嬉々とした表情でペニスを掴んで揺らす。
垂れ下がった鶏の喉のような玉袋が震える。
長い鎖で重りにつながれた脚を持ち上げて、勃ち上がったペニスをかすがの女陰へ近付ける。
(い、いやだっ!)
宙でM字開脚させられるような屈辱的な体勢をさせられ、体をばたつかせて抗うかすが。
開いた股にいきり立ったペニスが迫る。
かすがの抵抗はむなしく、鎖をじゃらじゃらと鳴らすだけ。
「子猫ちゃんが何も喋らないからお仕置きとして…挿れちゃうぞぉ~」
びっちりと閉じられた肉門に、陣大将の猛った肉槍が突き付けられる。
すぐには突き入れず、かすがの恐怖に歪んだ表情を愉しむ陣大将。
しかし、その顔を見ている内に我慢できなくなったのか、腰を両手で掴んで、ペニスの方へぐっと近寄せる。
躊躇いも無く突き入れられた欲棒に、かすがの純潔は儚くも、容易く突き破られしまう。
ずぶっ!ぐちゅううううっ!
「いやぁああああああああああああああっ!!!!」
(初めてなのに、こんなのって…こんなのってぇ…!)
心の中で悲鳴を上げ、ぎゅっとつむった瞳からは涙が零れる。
(この体は、謙信様の物なのに…っ)
陣大将のピストン運動で揺さぶられる体の中で、主君へのかすかな想いが頭をよぎる。
しかし、その想いは痛みと屈辱の中へ消え入る。
太った見た目によらず剛毅なペニスがかすがの奥深くまで満たし、子宮まで突き上げる。
「んぁあああああああっ!!」
「んおふぅっ…!子猫ちゃんのアソコ、キツキツだよぉ…」
処女であった上に体を鍛えているかすがの膣圧にぎこちなく腰を振る陣大将。
陣大将の肥えた腹とかすがのくびれた腰がぶつかり合う。
「やっぱり鍛えてる女子は違うねぇ…はぁはぁ」
女体を売りにしている者とは全く異なる締まり具合、反応。
普段堪能している遊女や乱捕りで得た町の女子のそれとは全く違う感触に酔い痴れる。
敵国のくの一を捕えて犯しているという稀有なシチュエーションがより陣大将の男心を燃え上がらせた。
「…っ!ぐっ、うぅあっ!あぁぁっ!!くぅっ!うぅぅ…」
狭くデコボコとした膣内を、陣大将の肉槍が抉る。
上下動される度に膣内がカリに引き摺られてしまうような感覚に、かすがは思わずはしたない声を上げてしまう。
こんな好きでもない醜い中年男との性交など気持ち良い訳がないのに。
「はぁっ!はぁっ!そろそろっ、出してあげるからね?儂の子種を、たんまりと注いであげるからねぇ…」
『子種』という言葉に全身が凍り付くような恐怖を煽られるかすが。
こんな醜い中年男に、しかも敵の兵士に中出しされて、孕んでしまったら。
底知れない恐怖がかすがに理性を忘れさせる。
「ひっ!?嫌っ!待ってっ、中は、やめてっ!!」
「やっと口を効いてくれたねぇ!…でも残念ながらその要求は受け入れられないなぁ。子猫ちゃんが儂の要求に応えてくれないから」
やっと話しかけてくれた事に喜びを隠せない陣大将。
しかし、今まで頑なに口を閉じて、陣大将の要求を拒み続けてきたかすがの願いに応えるほど、陣大将は寛容ではなかった。
「代わりに儂の子種をたんまりと注いであげるからね?喜びなさい」
「そ、そんな…っ、あんっ!あぁ、嫌!ひぎぃっ!!」
ラストスパートをかけるように、腰を一層激しく振り出す陣大将。
失意に塗れた表情のかすがは陣大将の腰の揺さぶりに情けない声を上げて応えてしまう。
そんな声に呼ばれるように、絶頂をすぐに迎えてしまう。
「うおおおーーーーーっ!!出すぞっ!!くぅぅぅっ…!」
「嫌っ!やだっ!!お願い、助けてええええええええっ!!!」
ドビュッ!!!ドビュッ!!!ドビュッ!!!ドビュドビュッ!!
搾りあげるような声と共に、かすがの膣内で想いの丈をぶちまける陣大将。
熱い精液が一直線に子宮へと発射されて、かすがの胎内を穢してゆく。
「あぁ…あぁ…っ、あ」
(もう…謙信様のもとへ…帰れない)
虚しく天を仰いだその瞳の奥は、絶望と悲しみで彩られていた。
この穢れた体では謙信のもとへ帰る事は許されない。
虚しく見開かれた瞳から大粒の涙が零れ出す。
「はぁ、はぁ…これからは儂の妾として…いや、儂の性奴隷として、存分にかわいがってあげるからね?子猫ちゃん」
しかし、穢れたのか穢れてないのか、どちらにしろかすがに謙信のもとへ帰る事は叶わなくなりそうだ。
無垢だったかすがの肉体に、溶岩のようにドロドロと滾った性欲が粘ついて二度と離さない。
射精の余韻にも浸らずに二発目を出さんと、すぐに腰を振り出す陣大将。
グジョグジョと精液で濡れた結合部が淫らな音を奏でる。
長い永い悪夢の始まりを告げるように。
くすぐりネタはいつか単発でじっくり書いてみたい、なんて思ってます。