フブキちゃんはエロくて性格も好きなのでまた書きたいと思ってたり。
ワンパンマン 地獄のフブキ
『ふたりの奇跡!』
幼い頃から不公平だと思っていた。
『まさかあの二人が…伝説の…』
『怪物よ!あっちへ行きなさ~い!』
なぜ物語の悪役は主役に勝てないのか。
『ここは引いて報告を…覚えてーろ!』
それも自分より2回りも3回りも年下のうら若き少女達にお約束通り敗れていく悪役達。
悔しくないのだろうか。
復讐してやりたいと思わないのだろうか。
愛らしい少女達の勝ち誇る笑みを、いつか恐怖に染まった泣き顔に塗り潰してやりたいとは思わないのだろうか。
1年間50話で50戦交えるとなれば、1度くらい悪役が勝つ事があってもおかしくないはず。
そして、当然ヒロイン達が敗れた後はお愉しみの時間だ。
あんなに可愛らしい少女達が動けなくなったら、答えは一つ。
日曜日の朝8時台に、悪役に嬲られるヒロイン達がTVに映し出されてもおかしくないではないか。
いつしか、抑え切れなくなった欲望は溢れ出て、平穏だった社会を汚していく。
夜道で少女を攫って、戦隊モノの女性隊員のコスプレをさせて犯したのが最初だった。
今では少女をダシにして、それを助けに来たヒロインを犯すのが日課になっている。
正義の名の下に颯爽と現れたヒロイン達を、彼女達が最も嫌う私利私欲に染め上げて、身も心も敗北させる。
なんという快感なのだろう。
彼女達が勝利を収める事を社会は常に望んでいる。
しかし、望まれる事ばかりが起こる世の中ではないだろう。
犯罪を犯す奴がいなければ警察も弁護士もいらないのではないか。
ミスを犯す奴がいなければ消しゴムも修正液もいらないのではないか。
99の善行があれば、1の悪行があっても不思議ではない。
その1が俺でも、文句はないだろう?
「ぶひひ!ようやく会えたねぇ…」
荒廃した街中。
冷たい風が塵灰を乗せて、ひゅううと侘しく過ぎ去っていく。
道の真ん中、ばたばたと靡くドレスコートとは反対に、ぴっちりと肥満体にまとわりついたランニングシャツは微動だにしない。
艶のある漆黒の髪が揺れるのに対して、男の頭は閑古鳥すら鳴かない。
「B級1位、地獄のフブキちゃんっ」
「…」
乾いた空気を、生温かい声がかき鳴らした。
フブキと呼ばれた妙齢の女性は目の前にいる中年の男を睨みつけたまま、立ちはだかる。
長身で、すらりとしたシルエットを持つモデルのような美女でありながらも、豊かに実った乳房と形の良い尻はグラビアアイドルのようだ。
エメラルド色の瞳を生い茂った睫毛が縁取って、涼しげで大人びたイメージを与える風貌。
男の欲望そのもののような肉体を持っていながらも、ミステリアスな風貌が下品な雰囲気にさせない。
見目麗しい美女とむさ苦しいハゲオヤジ、相対していればどちらがヒロインでどちらが悪役か、一目瞭然であろう。
フブキがふいに、一枚の紙切れを取り出す。
汚物のように指先で摘み上げられた紙。
そこには不細工な中年男の笑顔が描かれていた。
「A級賞金首、スケベオヤジ…あなたの話はかねがね聞いているわ」
「どんな噂かなぁ?是非ともフブキちゃんの口から聞いてみたいなぁ~」
撫で付けたようなバーコード頭をぼりぼりとかいて、男がいやらしい表情を見せる。
【災害レベル:鬼 スケベオヤジ】
強姦した数は100に及ぶとも言われている。
まだ年端のいかぬ幼女から30歳を超えた熟女まで、今まで犯してきた女は百者百様だ。
そうして呼吸をするように女を犯していたら、いつの間にか賞金首に指定されてしまっていた。
中でもフブキのような妙齢の美女は絶好のターゲットだ。
10代そこらの少女を犯して夢や希望のようなものをぶち壊してやるのも快感だが、美貌も才覚も持ち合わせた20代前半の女を犯して泣かせるのがたまらない。
そこそこ人生経験を積んだ女に『人生最大の屈辱』を浴びせてやるのが最も興奮するのだ。
それにフブキの場合はヒーローという垂涎モノの肩書きまで付いている。
強姦など世間一般的な倫理観からすればあってはならぬ事。
力を持たぬ民衆の思いを抱えて、ヒーローが悪を成敗する。
水戸黄門の時代どころか、聖徳太子の時代より伝えられる古き良き勧善懲悪の慣わしだ。
だが、別にスケベオヤジも悪役がやりたくてやっている訳ではない。
むしろ、彼からすれば自分こそが正義なのだ。
気持ち良い事をして何が悪いのだろうか。
雄として生まれたからには、その生まれ持った本懐を遂げずして死ねようか。
理性などといったしがらみに欲望を抑えられた結果、招いた少子高齢化。
節約などといった世迷い言に惑わされた結果、招いたデフレーション、粗利マイナスの世界。
食事が楽しい、物を着るのが楽しい、セックスが愉しい。
それら全ては人類が存続するために必要なもの。
つまり、この世は快楽の上に成り立つものなのではないだろうか。
スケベオヤジからすれば、これはいわば正義と悪の対決ではなく、自らの正義と他の正義のぶつかり合いなのだ。
「さっさと始めるわよ、すぐに終わらせてあげる」
汚物を見るような冷たい目で言い放つフブキ。
やはり、スケベオヤジの悪行の数々を聞いて、女性として怒りを覚えているのだろう。
「ウヘヘ…」
反対に、ねっとりとした粘ついた視線でフブキを舐め回すスケベオヤジ。
下劣な欲で歪んだ瞳には、既にフブキを捕らえた後の光景を思い浮かべているようだ。
穢土の如くどす黒く濁った虹彩には、下品で、甘美な、『それなり』の景色が浮かぶ。
一瞬、風が止まり、張り詰めたような空気が動き出す。
崩れた瓦礫の欠片がざらざらと蠢いて、何やら危なげな音と気配を醸し出す。
「…ひょっ?」
いつの間にか、雲霞の如く集まっていた塵灰。
これぞ周囲の物体を自由自在に操るフブキの超能力の最骨頂だ。
念動力で幾千幾万ものの物体を浮かせ、嵐を編み出す。
「地獄嵐!!!」
肉は裂け、骨は砕け、一瞬にして心が折れる荒技。
吹き荒ぶ風塵が一気呵成にスケベオヤジへと襲い掛かる。
ゴオォォォ!!グシャアッ!!!
肉の飛び散る音とも瓦礫のぶつかり合う音ともつかぬ雑音。
殺伐とした街路に、けたたましい轟音が残響する。
捲き上がった砂埃の中にはもはや何者も残ってはいない、はずであった。
「グフフッ!フブキちゃーん、ここだよぉ」
「ッ!?」
一瞬、反応が遅れていれば捕まっているところだった。
背後から気色の悪い声が聞こえた刹那、背中に湧き上がった悪寒から逃げるように飛び上がる。
(あの嵐から…どうやって!?)
念動力で浮遊しながら、スケベオヤジを見下ろすフブキ。
あの残酷で無慈悲な嵐からどうやって逃げたのか。
目の前の現実を理解できず、驚きを隠せない。
しかし幸いな事に、どうやらスケベオヤジは宙に浮く術を知らないらしい。
ならば、こちらが宙に浮いている限り相手は攻撃できないはず。
驚きから一転、ふっ、と笑みで口元が歪む。
横向きの螺旋状に、瓦礫が浮かび上がる。
飛べない相手であればかわすのは難しいはずだ。
「これで終わりよっ!」
路面を削りながら地鳴りを轟かせて、横向きの竜巻がスケベオヤジへと襲い掛かる。
ゴオォォォォオオオオオ!!!
周囲にあったビルや家屋が音もなく潰れていく。
まるで巨大回転雲、モーニング・グローリーのように瓦礫が渦巻いて、灰色の竜巻が街ごと押し潰した。
次々と破壊したビルの残骸を飲み込んで、膨れ上がっていく竜巻。
その中にはスケベオヤジの骨肉も混ざっているのだろう。
段々と遠ざかっていく竜巻を見つめて、フブキは目を細めた。
(流石に疲れたわね…)
ふぅぅっ、と溜めた息を吐き出すフブキ。
少し感情的になり過ぎていたかもしれない。
跡形もなく荒野と化した街を見て、嫌悪感と不快感のあまりに余計なエナルギーを使ってしまったと自省するフブキ。
ゴキブリを退治する時と似ている。
つい感情が昂ぶってつい過剰なエネルギーを費やしてしまうのだ。
だが、エネルギーを過剰に使ったところで、必ず退治できるとは限らない。
部屋一体に殺虫剤を撒いたとて、その死骸を見ない限りは安心できないものだ。
「…!?」
ボコッと地面が避ける音とともに、脚に違和感を覚えるフブキ。
下を見れば、地面から突き出た人の手が、自身の足首を掴んでいた。
「なっ!?」
「ぐへへっ!フブキちゃんつ~かま~えた~」
耳に覚えのある気色悪い声が地中でエコーしたかと思えば、一気に地表が崩れて、大きな影が姿を現す。
土埃にまみれても脂でてかった頭皮は健在だ。
まさか土に潜って嵐を回避していたとは思いもよらなかった。
「きゃっ!?」
掴まれた足首を高く持ち上げられ、バランスを崩して倒れてしまうフブキ。
こうなってしまうとフブキは弱い。
非力なので接近戦だと上手く戦えない上に、体力も消耗していると来ている。
仰向けに倒されて、細い肢体の上に肥満体がどさっと圧し掛かる。
「くっ!何をする!」
美女を組み敷いたらヤる事は一つ。
重たい体で圧し掛かって、動けなくなったフブキの身体をまさぐる。
「ほひひぃっ!!フブキちゃんのおっぱい捕まえた~」
「やっ、やめろ!」
興奮の余り、声を裏返して歓喜の奇声を上げるスケベオヤジ。
今日この日まで想い焦がれてきたフブキの肉体を、やっと触れるのだ。
あの大きな乳房はどのくらい軟らかいのだろう…?
あの白く透けるような肌はどのくらいすべすべなのだろう…?
あの美しい顔はどんな風に屈辱で歪むのだろう…?
思い描いていた心象が、全て現実へと変わっていく。
くびれた腹に跨って、フブキの巨乳を弄びにかかった。
「戦ってる最中から気になってしょうがなかったんだよね。動く度にブルンブルン揺れるから…」
体のラインを誇張するようにぴっちりとフィットするドレスコートの上から、双丘を揉みしだく。
フブキも逃げようと必死に暴れるが、今のフブキはもはやただの非力な女。
スケベオヤジの太い腕に組み伏せられて、思うがままにその肢体を弄ばれる。
「うほっ…!おぉぉおっ!!!」
猿のような奇声をあげて、フブキの乳に触れられた悦びを表現するスケベオヤジ。
いや、表現するにしきれなかった、と言うべきか。
見た目通りのずしりとしたボリュームのある感触に加えて、指が融け込んでしまいそうになるほどの軟らかさ。
強く揉むと後が残ってしまうほどの可塑性を持っていながらも、その直後に元の原型を取り戻すしっかりとした張り。
今まで数多くの女性の乳房を揉みしだいてきたスケベオヤジですら驚愕で言葉が出ない。
あまりにも理想的すぎる肉体に、言葉にならない言葉が漏れるだけ。
軟らかい、すべすべしてる、ふにふに、気持ち良い…
甘い感覚と共に湧き上がってきた言葉に、脳が溶かされるような思いで陶酔する。
頭の中が真っ白になってしまいそうになる感覚はまさに天国。
全ての感覚が両手両指の神経に集中し、周りが見えなくなるほどに乳房を堪能する。
「くぅ…ッ!離せぇ…っ」
不快、虫唾が走る、痛い、気持ち悪い…
自分の体に見知らぬ中年オヤジがまとわりつく不快感。
頭の中が真っ白になってしまいそうになる感覚はまさに地獄。
体中に怖気が走り、吐き気すら催す。
こね回すように軟らかい乳房を揉んできたかと思えば、寄せ上げるように揉んできたり、押し潰すように揉んできたりと様々な触り方で玩味するスケベオヤジ。
特に「ここかなぁ?」などと言いながら、服の上から乳首を探し当てるような触り方が一番気色悪かった。
服の上からでも、乳首を摘まみ上げられると思わず息を飲む声が出てしまう。
「フブキちゃんの乳首はここかなぁ?それともここ?」
「…ッ、くっ」
重たい体で圧し掛かられながらも、なんとか体をよじってもがくフブキ。
しかし、乳首を摘み上げられると思わず甘い声が漏れて、体の力が抜けてしまう。
今すぐに抜け出したい気持ちに反して、思ったように体に力が入らないもどかしさ。
自身の苦手なフィールドに勝負を持ち込まれて、持ち前の念動波を上手く使いこなせない状況にフブキは歯噛みする事しかできない。
(体を触られてるせいで…上手く集中できない…!)
至近距離でも念動波を使えば、相手を弾き飛ばす事くらいはできるだろう。
だが、体を触られるこそばゆいような気持ちの悪い感覚に惑わされて、念動波を発動できないのだ。
両手でスケベオヤジの手首を掴んで引き剥がそうとするも、念動波の使えないフブキなどもはやただのか弱い女。
むしろ、気にならないほどの抵抗はスケベオヤジにとって強姦する事の醍醐味となり、余計に興奮を煽ってしまう。
相手が自分の貞操を守ろうと、必死に抵抗するからこそ強姦はヤリ甲斐があるのだ。
それだけ必死に相手が守ろうとするもの、相手にとってそれほど大事なものを強引に、野蛮に、引きちぎるように奪ってやるのがたまらなく愉しい。
今、スケベオヤジはそんな甘美で濃厚な強奪欲に包まれていた。
好きにされるまま、その豊穣な肢体を弄ばれるフブキ。
(このまま好きにさせる訳には…)
このままで終われる訳がない。
B級1位ヒーロー、そして『フブキ組』の統率者である自分がこんな所で屈する訳にはいかない。
今までの人生において、何かで一番になれる事はなかった。
弱い弱いと言われる人生はもう終わりにしたい。
だから、ヒーローとして研鑽を積み、B級1位にまで上り詰めた。
自分より格下のヒーロー達を集め、『フブキ組』も結成した。
全ては姉に勝つため、自分が一番になるため。
こんな所で、こんな醜い怪人に、積み上げてきたものを壊されてたまるか。
「…むおッ!?」
気がついたら宙に浮いている身体。
仰向けに寝転がっているフブキが遠目に見える。
何が起こっているのか?
やにわに壁に叩きつけられた瞬間、やっと理解する。
少しふらつきながら立ち上がるフブキ。
転んでもただでは起きない執念。
乳房を多少弄られて屈するフブキではない。
廃ビルの壁にめり込んだスケベオヤジを一瞥すると、空に手をかざす。
(これで終わりよ…!)
先ほどの地獄嵐で飛び散った瓦礫が再びフブキの周囲に集まってくる。
ずっと馬乗りにされて動けずにいたフラストレーションも手伝って、より強い念動波を発揮できている。
ざわざわと静かな、それでいて不穏な音を立てて、数多の塵芥が灰色のカーテンを形成しだした。
スケベオヤジは壁にめり込んだまま、動かない。
意識を失った訳ではないが、一向に体に力を入れても動けないのだ。
これでは立ち上がる事も、また壁全体を破壊する事も叶わない。
フブキの超能力が織り成す地獄の様相をぼーっと眺めるだけ。
その表情は間の抜けたようでいて、どこか余裕を感じさせるようなものでもあった。
「喰らいなさい!!!」
振りかざした手を、フブキがスケベオヤジの方へ投げ出す。
一斉に、瓦礫の矢がスケベオヤジに向かって降り注ぐ。
ヒュオオオオオオオオッ!!!
空を切る、人の恐怖心をかき立てる高音をたてて、瓦礫の矢が一点に向かう。
正に絶体絶命。
今にも瓦礫の矢がスケベオヤジの体を貫かんと、迫ったその瞬間、突然白い光が閃いた。
「おちんちんビイイイイイイッム!!!」
ビュウウウウウッ!!!
スケベオヤジが急に叫んだかと思うと、股間から飛び出した白い液体が次々と瓦礫の矢に降りかかっていく。
腕も脚も使えなくとも、チ○ポは使えるじゃないか。
ズボンを突き破るほどに隆起したスケベオヤジのペニスが窮地を切り開いた。
「な、何あれ!!?」
遠くから見ているフブキには何が起こっているのか全く把握できない。
念動波で放った瓦礫の矢が次々と地に圧し潰されていくのだ。
まさかそれが男性器から放たれた精液によって打ち落とされているのだとは、到底想像もつくまい。
怪人ゆえに、人並み外れたスケベオヤジの精液の量と粘度、そして質量が瓦礫の矢に覆うようにへばりつき、弱った蠅のように無力化していく。
攻撃を一点に集中させたのが失策だった。
四方八方から攻撃したのでは精液では太刀打ちできないものの、一方からの攻撃であればペニス一つで対応できる。
もっともそれを可能にさせたのは、スケベオヤジの常人離れした精力あっての事であるが。
ベチョベチョと汚らしい音をたてて、地に落ちていく瓦礫達。
たとえフブキがもう一度、念動波を使ったとしてもへばり付いたスケベオヤジの精液が重過ぎて動かないだろう。
そして動けないのはフブキも同じであった。
(力を使い過ぎて…体が…)
がくりと膝を落とすフブキ。
もう勝負は決したものだと思い込んでいたのもあってか、念動波を使い過ぎたフブキの体は限界に陥っていた。
まさかあの状態から攻撃を防がれるとは思いもよらなかった。
もはや勝機は見えないのだろうか。
疲労困憊に陥ったフブキの頭に『逃げ』の選択肢が思い浮かぶ。
ボコ、ボコボコッ!ガラガラ…
「ふぃ~っ」
やっとの事で壁から抜け出すスケベオヤジ。
自由に動ける喜びを噛み締めるように、肩をグルグルと回す。
いきり立ったペニスは依然として、目の前のターゲットを捉えて離さない。
「フブキちゃぁん、危ないじゃないかぁ…おじさんに向かってあんな酷い事するなんて」
ジャリ、ジャリ…と少し離れたフブキに向かって、歩み出す。
「おかげで最終兵器使っちゃったよ」
ニヤリと笑みを浮かべながら、スケベオヤジが中途半端に破けたズボンを下ろす。
(う、嘘…)
完全に露出したペニスを見て、言葉も出せないフブキ。
(私…犯されるの…?)
まだ距離が遠く、ペニスの姿形がよく見えないのが幸いであったか。
しかしそれでも、煮え滾るようなフブキへの性的欲求を見せ付けるには十分であった。
自らの貞操の危機を悟ったフブキは体をわなわなと震わせながら、ゆっくりと立ち上がる。
(どうしよう…このまま逃げるの?でも、ここで逃げたら…)
今まで築き上げてきた地位も信用も、そしてフブキ組も失う事になってしまうのではないか。
それに何よりも、また自分の弱さに歯噛みする事が許せなかった。
弱い自分に別れを告げたくて、トップになろうと誓ったのではなかったのか。
その思いが、目の前にいる醜い豚のような中年男に打ち砕かれるなど認められる事ではない。
強い姉に弱い自分。
あまりにも絶対的な存在、姉のタツマキによって、フブキは幼い頃から自身の無力さを思い知らされてきた。
結局自分じゃ一番になれない、姉には絶対に勝てない。
だから、そのコンプレックスを打破しようと立ち上げたのがフブキ組。
しかし、今フブキ組の面々はスケベオヤジに倒されてしまった。
己の力だけで打開しなければならない状況に追い詰められた時、周りに頼ってきたフブキの存在はあまりにも小さすぎた。
「フーブキちゃあん、そんな暗い顔しないでおじさんと楽しいコトしようよぉ」
徐々にフブキへ迫ってくるスケベオヤジ。
幼い頃、よく自分がいじめに遭っていると姉が助けに来てくれた。
もしかしたら今、この瞬間も姉が助けに来てくれるかもしれない。
そう甘い考えが頭をよぎった瞬間、頭の片隅から呼び起こされた一人の男の声に打ち消された。
『そのままじゃいつか泣かされる 自分より強い怪人が出てきても手下は助けちゃくれねーぞ』
ある日突然現れた男に言われた一言。
フブキの氷のようなプライドを溶かしたと同時に、その言葉はよく臓腑に染み渡った。
そうだ、たった独りでも悪い奴等に立ち向かうのがヒーローなんだ。
派閥も新人狩りもランキングも、関係ない。
その言葉が、疲れきったフブキの体に最後の力を漲らせた。
「はああああああああああああああッ!!!」
ボッ!
「うおわっ!!?」
近づいたスケベオヤジの体が爆ぜるように吹っ飛ばされる。
窮鼠猫を噛む、とでも言うべきか。
スケベオヤジに休ませる暇を与えずに、立て続けにフブキの攻撃が襲い掛かる。
「地獄嵐!!!」
先ほど打ち落とされた瓦礫をスケベオヤジの精液ごと持ち上げて、嵐を巻き起こす。
「うわぁっ!!」
流石のスケベオヤジもどうにもできずに嵐を受けてしまう。
幾つもの瓦礫がスケベオヤジの肥満体を切り裂き、脂の入り混じった血を流させる。
「や、やるなぁ…フブキちゃん」
身を縮こめる事でダメージを最小限にしたスケベオヤジ。
しかし、ダメージが全く無かった訳ではなく、着ていた衣類は全て消し飛び、体にはいくつのも傷が刻み込まれている。
「でも、強ければ強いほどその相手は倒した時が気持ち良いもんね!おじさんますますフブキちゃんに惚れ直しちゃったよぉ」
ダメージを受けた体に反して、さらに興奮してしまっているスケベオヤジ。
(どこまでタフなの…!?)
スケベオヤジの驚異的なタフネスの前に愕然とするフブキ。
死力を尽くしたのにもかかわらず、当のスケベオヤジはまるでピンピンしている。
股間の方はさらにビンビンになってしまった。
露になったペニスをわざとフブキに見せ付けるように腰を突き出すスケベオヤジ。
「ちょっ…!」
わざと腰を振ってブラブラと玉袋や陰茎を揺らす姿に思わず目を背けてしまうフブキ。
それが低俗で、狡猾な罠だとは知らずに。
「じゃあ今度はこっちの番!」
フブキが目を背けた隙に、全裸になったスケベオヤジが跳びかかる。
超能力者とはいえ、フブキの身体能力は見た目通り。
腕を掴まれたが最後、強引に地面に押し倒される。
「ぐへへっ!また捕まっちゃったねぇ~」
「く、臭っ!離れろ!」
フブキのくびれた腰に跨って、顔を近付けるスケベオヤジ。
あまりの口臭の臭さに涙さえも出そうになる。
全裸で圧し掛かってくるので、スケベオヤジの生温かい体温が直に伝わってきて気持ち悪い。
特に跨られている腰は熱が集中する上に、勃起している股間を乗せられるので余計気持ち悪い。
悪寒を感じながらじたばたもがくも、華奢な女性と100kgを超える中年男とでは力の差は明確だ。
「あれれ~?おじさんが裸になってるのに、フブキちゃんが裸にならないのは不平等だよね?」
おもむろにドレスコートの両襟を掴むスケベオヤジ。
「なっ、やめて!」
何をされるのか悟ったフブキはスケベオヤジの両手首を掴む。
引き剥がそうと試みるも、フブキの腕力では全く太刀打ちできない。
「それぇっ」
「きゃああッ!!」
バリバリーッ!
薄いドレスコートが首元から腰まで力任せに破られる。
もろとも引きちぎられたネックレスの破片が飛び散り、豊満な乳房を包んだ黒いブラジャーが姿を現した。
「おほっ!やっぱり思った通り、セクシーな下着着けてるねぇ…」
イメージ通りの黒い下着。
しかし妄想するのと現実に目の前にするのとでは訳が違う。
興奮を隠せずに、黒いブラジャーに包まれた乳房の谷間にぼたぼたと涎を垂らすスケベオヤジ。
「もうったまらんっ」
「痛っ!」
辛抱できなかったスケベオヤジが、ブラジャーを鷲掴みにすると一気に引きちぎる。
勢い余ってぶるんぶるんと派手に揺れながら露になる乳房。
元々フブキは色白だが、黒いドレスコートやブラジャーと相反して、白い乳房が珠のように光って見えた。
「いただきぃ~」
「ひッ…」
無我夢中で乳房を揉みしだきにかかるスケベオヤジ。
その顔は、まるで玩具を手にした子供のように悦びに満ちていた。
直に乳房を揉まれる感触に思わず息を呑むフブキ。
先ほど服の上から揉まれた事がマシだと思えるくらいに不快感を喚起させられていた。
乳房で間近で見られているという羞恥。
それだけでも自尊心を潰されそうな思いをさせられているのに、それに加えてスケベオヤジの容赦ない乳揉み攻撃。
凹凸一つ見当たらない、絹のような滑らかな肌を、脂汗で粘ついた毛むくじゃらの手がまとわり付くように侵していく。
ねっとりと、まるで削りたての板にどす黒いペンキを塗りたてるが如く、フブキの乳房に脂汗を塗りつける。
「うをおっ…!ほおぉっ…」
吸い込まれるような乳房の感触にスケベオヤジは言葉が出ない。
服の上から揉んでいた時ですら格別だと感じていたのに、生で揉んだ時ときたらさらに別次元の感触であった。
手を乳房に乗せているだけで、軟らかさの余り呑み込まれそうになるのだ。
規格外の大きさである事は言うまでもなく、弾力に富んでいながらも軟らかさは羽毛のそれを思わせる。
乳房とはこんなにも軟らかいものであっただろうか?
今まで数多くの女性の乳房を揉んできたスケベオヤジですら、『揉んできた乳房の感触』という原点を見失うほどの衝撃を受けていた。
だが、人の欲とは限りなく貪欲なものだ。
スケベオヤジはその手に極上の快感を手にしながらも、その快感をさらに増幅させたいと願った。
ならば、よりその幸せを感じられる『部分』で感じるまでだ。
「ハァ、ハァ…フブキちゃんっ!おじさんのおち○ちん、しっかり受け止めてね」
「はぁ、はぁ、へ?な、何を!?」
いきなり腰を顔の方へ近付けると、フブキの有り余る乳房で限界までいきり立ったペニスを挟んだのだ。
手に余るほどのフブキの巨乳が、スケベオヤジのガチガチの膨れ上がった肉棒を包み込む。
「な、何!?何をしているの!?」
スケベオヤジの行為の意図を汲めず、慌てふためくフブキ。
性に疎いフブキであれば、当然の反応とも言えた。
ただ、何をやっているのかはよく分からなくとも、その行為の気持ち悪さだけは確かに伝わってきた。
一触即発。
少しでも触れたらそれだけで射精してしまうのではないか、というほど限界まで膨張したペニスが、フブキの豊乳に呑み込まれる。
脈々と血管の浮き出た肉棒に自ら吸い付くように包み込む乳房。
血液が一気に股間に集中して、思わずスケベオヤジも気を失いそうになってしまう。
「うおおっ!!い、イくっ!」
「え?」
一瞬、限界まで膨れ上がっていたペニスが、容量を超えてしまいそうなほど膨張する。
赤黒く、大蛇のようにいきり立った肉塊がビクビクと震え出した。
「うっ!」
120%勃起してピーキーになったペニスが一瞬で絶頂を迎えてしまう。
「…きゃっ!?」
ドビュッ!!!!ドビュッ!!!!ドビュッ!!!!
スケベオヤジが腰をせり出して、亀頭をフブキの顔面へ向ける。
ビュッ!ビュッ!と勢い良く放たれた精子はフブキの美しく整った顔を汚していった。
(や、やだっ嘘!?私の顔に、アレが…)
乳たぶを掴まれて、いきなりペニスを挟まれたかと思えば、その先端から白い粘液が迸って、顔に生温かい感触として残る。
ついさっきまで、男性器など間近で見た事のなかったフブキにとっては、その全てが信じられなかった。
まさか、精子を顔面にかけられるなど。
あまりにも夥しい量の精液。
成人男性の一回に射精する量が平均で2~6ccと言われるが、スケベオヤジの射精量はゆうに500ccを超える。
流石は怪人と言うべきか、人智を越えた射精量にフブキは呼吸する事すらままならなくなる。
顔中に溢れるほどぶちまけられた精液が鼻や口を塞いで、息ができなくなってしまうのだ。
「グフフッ!フブキちゃんびっくりした?」
汚い、臭い、気持ち悪い…
「ごめんねぇ、フブキちゃんのおっぱいが気持ちよすぎたせいですぐにイっちゃったよぉ~」
次々と頭の中に浮かんでくる言葉に共通するのは、ただひたすらに不快だという事だけ。
目の前で起きた現実を一つ一つ認められなくとも、その不快感は五感に刻み込まれた。
一発出したところでスケベオヤジが萎える訳がなかった。
むしろフブキの乳の軟らかさを知って、さらに元気になってしまったように見える。
「さっきはすぐにイっちゃったからねぇ~、今度はじっくり、たっぷり…愉しませてもらうよお」
気色悪い声を上げながら、再びフブキの谷間にペニスを突っ込むスケベオヤジ。
「やっ!」
ペニスを濡らした精液とフブキのかいた汗とが混ざり合って、具合の良い潤滑油となる。
ネチョネチョと耳に粘つくような音をたてながら、パイズリが再開される。
激しく腰を揺する度に乳の中で熱くなるペニス。
海綿体に血液が集まってくるだけでなく、摩擦で熱くなって、快楽と熱で溶けそうになってしまう。
両手で乳たぶを鷲掴みにして、ペニスをぎゅっと包み込むと、はち切れんばかりに膨れ上がる。
意識が遠のくほど勃起して、まるで精神を乳に呑み込まれてしまいそうだ。
女性の象徴とも言える、発達した乳房。
それをまるで玩具のように扱われ、男の欲望を満たすためだけの道具にされる屈辱。
フブキはその屈辱に歯噛みして、華奢な体でもがくも全く歯が立たない。
好きでもない、それも嫌悪すべき怪人に己の肉体を好きにされ、ヒーローとして以上に一人の女性として酷く尊厳を傷つけられる。
スケベオヤジがそれまで激しく揺さぶっていた腰をゆるゆると止め出した。
「う…を…っ!また、出るっ!」
パイズリ開始から1分足らず。
天を見上げたかと思えば、呻くような声を搾り出す。
先に1発出したものの、フブキの乳が気持ち良すぎるせいでまたすぐに絶頂を迎えてしまったのだ。
「んんっ!」
ドピュッ!!!ピュッピュッ!!!ドビュッ!!!
余す所なく精液で汚されるフブキの顔面。
2発目だというのに1発目よりもさらに多く、濃い。
迸った精液が濡羽色に艶めく黒髪にぶっかけられて、醜悪な白と黒のコントラストを織り成す。
「はぁはぁ…」
乳にペニスを埋めたまま、余韻に浸るスケベオヤジ。
戦闘中に発射したおちんちんビームの分も含めれば、もう既にスケベオヤジは3発射精している事になる。
にもかかわらず、依然としてペニスは熱くなり続け、硬さを取り留める。
睾丸は玉袋の中で躍動し、数京数兆にも及ぶ精子達を今この瞬間にも作っていた。
「お遊びはここまでにしよっか」
フブキの腰からゆっくりと立ち上がったスケベオヤジ。
黒のレースの付いたパンツを破り捨てると、フブキの身を包む物は黒のサイハイソックスのみになる。
「ひッ…!」
パンツを取られて、すぐに自らの恥部を隠すフブキ。
普段、露出度の低い格好をしているせいで、裸になった姿はより鮮明に、より扇情的に映る。
何かから身を守るような、全身を包む真っ黒いドレスコート。
その下に隠されていた塵一つ見当たらないような白い肌。
鮮烈なギャップが見る者の目を焦がすように煌き、やがてそれは見る者を興奮させ、覚醒させる。
「うえっひっひっひっひぃ!!」
発情した猿のような奇声を上げて、フブキの両手を押さえつけるスケベオヤジ。
黒いサイハイソックスと白い肌とのギャップもまた良い。
黒が細くてすらりと伸びた美脚を際立たせ、白いふとももをより魅惑的に見せる。
その美脚を押さえ込んで、いきり勃ったペニスの先端を女性器に突きつける。
潰れたカエルのような姿勢にさせて、完全に抵抗できなくなった所にゆっくりと腰をせり出す。
「い、いや!!待って!ちょっ…あぁっ!」
腕を押さえられ、肥えた体で押し潰されるように乗られたのでは到底フブキには抵抗のしようがない。
「ほぉら、挿れちゃうぞぉ~?」
恐怖するフブキを楽しむように、先っぽだけ挿れた状態で言葉で煽るスケベオヤジ。
何発も既に射精したのにも関わらず、ペニスの膨れ方はこの日最高潮になっていた。
戦う前の凛とした姿がまるで嘘のようだ。
青ざめた顔でじたばたともがく姿は、見た目に不相応なただの少女にしか見えない。
ヒーローとしても敗れ、一人の女性としても汚される。
『そのままじゃいつか泣かされる 自分より強い怪人が出てきても手下は助けちゃくれねーぞ』
再び脳裏に浮かぶあの言葉。
自分一人で強くならなければならない事くらい分かっていた。
今、自分一人で走り出すスタートを切ろうとしている所だったのだ。
だが皮肉にも、今まで頭数で補おうとしたツケはそのスタートを待ってはくれなかった。
「さぁ~て、もうガマンできないなぁ…挿れちゃおっか」
「ひっ…やっ、誰か、助け…」
思わず出てしまった弱音。
もう姉は助けてくれない。
一人で駆け出した先は、なんと底無しの断崖絶壁だった。
「おらっ!」
荒々しい声と共に、腰を一気に突き出したスケベオヤジ。
その瞬間に、フブキの誇りと志と…心の中にあった色々なものが崩れ落ちていった。
「嫌ぁぁぁああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ズブ!と勢い良く挿入されたペニスはフブキの奥深くまで満たし、フブキの膣は忌むべき相手のペニスを温かく迎え入れる。
今まで誰のモノも受け入れた事のなかった膣はミチミチと音をたてるように押し拡げられ、スケベオヤジの型がフブキの肉体に刻み込まれる。
肥えた腹をフブキの体に押し付けて、鞠で跳ねるように腰を振るスケベオヤジ。
時折、腰を止めて、上体を乗り出してきたかと思えばフブキの無垢な唇に接吻する。
もはやフブキに抵抗する力は残されていない。
ただひたすらに浴びせられる陵辱に打ちひしがれて、涙を流すのみ。
「はぁ、はぁ…!もう…あぁっ!!嫌ああああっ!!!」
現実から目を背けるように、両手で顔を覆って泣き叫ぶフブキ。
ヒーローである自分が怪人に犯されるなんて、有り得ない。
それも、自分よりもはるか年上の醜い中年オヤジなんかに。
こんな事は社会的に認められる事じゃない。
本来であればそんな社会的に認められない事を打破していくのがヒーローの仕事であるはず。
なのに、今はヒーローである自分がその社会的に認められない事をされている。
ヒーローとして存在を否定されているような屈辱。
それだけでなく、一人の女性としても汚されている。
今の自分は見知らぬ中年オヤジに快楽を提供するだけのただの肉便器。
無力さのあまりに、フブキの自尊心は歪みきっていた。
パンッパンッパンッパンッ
スケベオヤジのペニスが長いおかげで、肥えた腹でつっかえる事なく激しいストロークができる。
一気に子宮口まで突き上げられる度、頭の中がチカチカするように明滅する。
重たい体で圧し掛かられ、呼吸さえもままならないような状況。
快感も愛情も湧かないセックスはまるで船酔いに似ていた。
「おっ、おおっ…!フブキちゃん、良いよォッ…マ○コが絡み付いてきて…はぁ、はぁ」
豚の鳴き声のような声を上げながら、腰を激しく揺さぶるスケベオヤジ。
全身からねっとりした脂汗を垂らしながら、セックスに勤しむ姿は豚そのもの。
豊かな乳房に吸い付きながら、ひたすら突きまくる。
「あったかいッ!!フブキちゃんっ!あったかいよぉ!!」
「あ、あぁっ!うっ、ぐすっ…んうぅっ!んあっ!」
その顔にはつい先ほどまで浮かべていた気色悪い笑みはもう無い。
フブキの膣の締まりが良すぎて、余裕がなくなっているのだ。
腰の上下運動が激しいのにも関わらず、しっかりとその動きについてくるようにペニスを締め付ける膣。
じわじわと沁みるような、まるで生まれたての赤ん坊の体温にもよく似た、膣肉の優しい温もり。
突く度にぶるんぶるんと重たげに揺れる乳房を見れば、むしゃぶりつかずにはいられない。
残念ながら、フブキの意志とは正反対に、フブキの身体はスケベオヤジを悦ばせる一方だった。
「くぅうッ…そろそろ一発目を出しちゃおうかな」
搾り出すように歯を噛み締めながら発した言葉。
その『一発目』という言葉の意味はよく分からずとも、その言葉が持つ禍々しさにフブキはより一層震え上がる。
「い、いやッ!離せ、このぉ…っ!くぅぅっ」
自身に圧し掛かる重たい体をなんとか退けようと必死にもがくフブキ。
だが、女の細腕ではどうにもできない。
長い脚も100kgを超える巨体に押さえ込まれて、上手く動かせない。
スケベオヤジの腰の動きがだんだんと緩んでくる。
表情も、どうしようもなく気持ちが良いはずなのに、幾重にも皺が刻み込まれて苦しそうにすら見える。
「お…おっ…もっ、ガマンできないぃぃぃ!」
「んむっ!?」
フブキの小さな顔をいきなり両手で掴んだかと思えば、獲物を見つけたヒルのように唇にべちょっと吸い付く。
しばらく濃厚なキスを強制していたかと思えば、スケベオヤジの腰がびくりと躍動した。
「んもっ!」
キスをしながら、スケベオヤジがくぐもった声を発すると、遅れてフブキの悲鳴が響き渡る。
「んむぅっ!んんんんんんんんっっっっ!!!!!」
ビュウウウウウッ!!!!!ビュッビュッビュッビュッビュッビュッ!!!
ぴくぴくと股間が震えて、フブキの胎内へスケベオヤジの精子が送り込まれる。
怪人はやはり人間とは体の構造が違うらしく、何度か射精した後でもすぐに新たな精子を作り上げてしまうようだ。
今まで以上に濃厚で大量の精子を膣の奥深くで発射していた。
ビュッ!!!ビューッ!!!ビュッビュッビュッ!!!
「んんっ、んっ、んむーーーーっ!!!!」
涙で顔を泣き濡らしながら、スケベオヤジの口の中で叫ぶフブキ。
膣の中で大量の精子がごった返して、熱い精子が子宮の中に染み込んでくるのが嫌でも感じ取れる。
収まりきらなかった精液が二人の結合部分から流れ落ちて、小さな池を作っていた。
ビュルルルッ!!ビュッ!!ビュルッ!!ビュッ!!
それでも射精が収まらないスケベオヤジ。
ぎゅっとフブキの頭を抱き締めて、軟らかい唇と温かい膣の甘美な感触を同時に味わう。
射精が何時になったら終わるのか、スケベオヤジ自身でもよく分からない。
このまま無制限に射精しているのかもしれない。
快楽を身を委ねて、目がくらむほどの絶頂が続く感覚は、まさに天国だった。
ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!
「ぷはぁっ!どうだった?フブキちゃん…おじさんとのセックスは」
「ぷはっ!はぁっ!はぁっ!はぁ!」
唇を離すと、フブキが魚のように激しく喘ぐ。
もはや精神的にも身体的にもフブキには抵抗する余力は残されていないだろう。
赤く充血させた目をカッと見開いて、涎を垂らしながらぜいぜい息をする姿は、普段のクールな容貌とはかけ離れていた。
「くくくっ!よほど疲れたみたいだねえ…だけど、おじさんはまだまだ満足してないから、もっともっとイっちゃうよぉ~」
ごろりとフブキの体を転がすと、背中を向けさせる。
「おほっ!このアングルもなかなかエロいね」
なるほど、程良く引き締まった尻は上品かつ淫らに映る。
正面からでは良く見えなかった白いすべすべのうなじも、見る者の視線を吸い付けるようにセクシーだ。
それに、バックからだと膣の締まり方もまた違うというものだ。
くびれた腰を後ろから抱きしめると耳元に顔をすり寄せる。
「フブキちゃんが悪いんだよ?可愛い癖にエッチなカラダして、おじさんを誘うから…」
気色悪い小声で耳元に囁きかけたかと思えば、背後から精液で濡れそぼった膣にペニスを突き入れる。
「んあぁっ!!!」
挿入されたのにも関わらず、フブキは無機質に少し喘いだだけ。
もう一回目の挿入で、ヒーローとしての矜持も、女性としての尊厳も、全て突き崩されてしまったという事であろうか。
美しかった容貌も、今や絶望に塗られて死んだ魚のように表情で凝り固まっていた。
敵対した怪人をズタズタに引き裂いて、まるで地獄絵図のように血祭りに上げる事から名付けられた『地獄のフブキ』というヒーロー名。
皮肉なものだ。
まさか、その地獄のフブキが怪人相手に地獄を味わわされるとは、誰も思ってもみなかったであろう。
股間からぼたぼたと精液を垂らし、白目を剥いて辱めを受ける姿は、まさに地獄絵図であった。