「ふん!はぁっ!」
「オイどうなってんだ!?たった一人にここまで押されるなんて!!」
バキィィッ!グシャッ!
夕陽が落ちかけた平野は赤くノスタルジックに灼けて、水平線の彼方まで剣戟がとよもす。
黒いドレスを身に纏った妙齢の女性、ヴァレリア解放戦線の隊長を務めるサクヤは帝国軍の兵卒を相手に、剣を振るっていた。
正に一騎当千。
味方の援護も要らずに攻め入ってきたサクヤには、本陣までも攻め落としてしまいそうな覇気があった。
多勢をものともせずに戦う姿にたじろぎ、気圧される帝国兵達。
自分の背丈以上に長い剣を使いこなし、華麗に舞うように敵を斬る姿は『七色の霊刃使い』の二つ名に相応しかった。
あっという間に帝国兵は一掃され、残すはあと2人。
それも、サクヤの剣技を前に既に戦意を失い、縮み上がっていた。
「ひいぃ…お、お助けぇ…」
握っていた武器を捨てて、抗戦する意志の無い事を表明する帝国兵。
情けなくも白旗を上げる帝国兵達に、呆れたようなため息を吐きながら、静かに口を開く。
「私も抵抗する意志のない兵士を斬るつもりはないわ。武装を解いて、大人しく退却しなさい」
「は、はいぃ…」
言われるがままに鎧を脱ぎ捨て、両手を上げて立ち去ろうとする帝国兵。
(少し攻め込みすぎたわね…今日はこの辺りで退こうかしら)
終わった戦に安息の息を吐き、目を伏せるサクヤ。
目を閉じた刹那、首筋にチクリと何かが刺さったような痛みを覚える。
「…ッ、何?」
後ろ手に、首筋を探るサクヤ。
痛みの根源を引き抜いたその手には細い針が握られていた。
「針…?まさか、これ…」
気付いた時には既に遅し。
目の前が霞むようにぼやけだし、熱に浮かされたように意識ももやつく。
背後から忍び寄ってくる人影。
一人で多勢を相手にしすぎたのか、サクヤともあろう者がその気配に気付く事ができなかった。
恐らく『彼』はずっと叢に潜んで、機会を窺っていたのだろう。
サクヤの疲労が重なり、背後から睡眠薬を打ち込む瞬間を。
してやったり、と勝ち誇った白い歯がぎらりと見えたところで、サクヤは意識を失う。
パチ、パチと不規則に、破裂音が鳴り響く。
目の前にはぼんやりと、燦然と揺らめく火が映る。
辺りは夜の暗闇と静寂に支配されていた。
「ん…ここ、は…?」
「気が付いたようだなァ」
サクヤの呟きにすぐに答える声。
声の主はすぐ傍で、不気味に微笑みながらサクヤを見下ろしていた。
突然の声に体を力を込めて、声の主から離れようとするサクヤ。
しかし、両手を縛られているのか、体を自由に動かせない。
「くっ…!貴方は誰?私をどうするつもり!?」
目の前にいた、みすぼらしい格好をした男に問いかける。
男は「げへへ…」と笑みを浮かべ、歯の欠けた口元を見せながら、低く舐めるような声で答えた。
「誰って…あんたがさっきまで戦ってた相手だよ。ほら、睡眠針、効いただろ?」
摘まんで見せつけられた細い針に見覚えがあった。
戦闘が終わって、一息ついた所を狙われてその針を刺されたのだ。
恐らく、針には強い毒、睡眠薬のようなものが刷り込まれていたのだろう。
「…帝国兵なのね。伯爵は喜ぶでしょうね、隊長である私を捕まえたのだから」
油断していた自分に情けなさと不甲斐なさを感じながら、相手が帝国兵と知って絶望感にも苛まれる。
しかし、男は一瞬驚いたような反応をしつつも、さらに薄笑いを浮かべる。
「伯爵?げへへ…そんな無粋な真似は俺はしねぇよ」
予想外の答えが返ってくる。
普通、敵の大将を捕えたとなれば我先にと自分の大将にその手柄を見せに行くものである。
それ以外に何の価値があると言うのか、サクヤは知らなかった。
「じゃあどうするつもりかしら?」
何か取引でもしようと言うのか、いや末端の一兵卒がそこまで考えるとは想定し辛い。
「あんた、今自分の恰好見てみろよ」
指を差されて、ようやく気付く。
夜の空気の冷たさに。
篝火の煌めきに照らされた自らの裸体に。
「…貴方が脱がせたの?」
出来る限り恥じらいを面に出さないように、口を硬く引き結ぶサクヤ。
夜闇にぽつんとくべられた篝火で照らされる青白い裸体は、まるで客席の薄暗い劇場で自分だけが派手にライトアップされるストリッパーのようで、頬が赤らむのを抑えられない。
「げへへっ!そうじゃなかったら、誰がいるってんだよ」
サクヤの豊満な裸体を前にして、興奮を抑えられない男。
軽く動くだけで、ぷるんぷるんと大きく揺れる乳房は雄の本能をくすぐる。
「あぁ、そうだ、実は仲間がいるんだったよ。ほら、出て来い」
手招きをされて現れたのは、サクヤに恐れを為して降参した二人の帝国兵だった。
「貴方達は…!」
この男達には見覚えがある。
しかし、武器を捨て、双手を上げて立ち去っていった時の情けない表情とは打って変わって、動けぬ獲物を前に欲を滾らせた獣のように眼を剥いていた。
「へへへ…偶然アンタが倒れる所を見ちまってなぁ」
「曲がりなりにも、最後まで戦ってた甲斐があったぜぇ」
(くっ!)
こんな武勇も無ければ勇気も無い、男の端くれにもおけないような意気地無しに縛られて、何もできずにいる自分に歯噛みするサクヤ。
いつもであればこんな者共、ものの数秒で斬り伏せているはずだ。
「げへへ…本当は俺一人でヤリたかったんだがなぁ、この二人にも見られちまって、結局三人でヤる事になっちまった」
不敵な笑みを浮かべていた男が心底残念そうに頭を垂れる。
「まぁ、良いじゃねぇか。そんな細けぇ事は気にすんな!良いから、早いとこヤっちまおーぜ、俺ガマンできねえよ!」
「おい、そんな大きな声を出すな」
勇み足で服を脱ぎ始める男二人を、もう一人がたしなめる。
日に焼けた、小麦色の肌が篝火に照らし出されて、疵付いた体は彼らが兵士なのだという事を知らしめる。
「ま、待って!」
勿論そんな声には反応せずに、依然として脱ぎ続ける男達。
今からレイプされる女に「待って」などと言われるのはいつもの事だ。
「や、ヤるって…どういう事?」
「あ?」
ズボンを下ろそうとした所で、一瞬手が止まる男達。
「だから、ヤるって、何をヤるの?」
真面目な顔で問うサクヤに思わず吹き出す男達。
サクヤには何がおかしいのか、全く意味が分からない。
「ハッハッハ!何も分かってねぇのかよコイツは」
「おい!だから、大きな声を出すな」
強引に手を口に押し当てられ、声を潜める男。
女性といえども無類の強さを誇るサクヤにとって、レイプとは無縁であった。
「くっくっく…まぁ良いや、今から身を持って教えてやるよぉ…アンタみたいな美人が戦場で捕まったらどんな目に遭うのかって事をな」
その言葉を象徴するように、サクヤの目の前でズボンを勢い良く下ろす男。
既にサクヤのグラマラスな裸体に興奮して、いきり立っていたペニスがぶるんと揺れて現れる。
「きゃあああああああっ!!」
いきなりガチガチに勃起した男性器が目の前に現れ、悲鳴を上げるサクヤ。
その悲鳴に嗜虐心をくすぐられたのか、今まで大声を出すなと言っていた男も卑らしい笑みを口の端に浮かべて、聞き入る。
「あれぇ~?サクヤ隊長は今まで男の人のオチ○チン見た事無かったのかなぁ~?」
「マジかよ、コイツ、こんなエロい体と顔して処女だったのかよ」
おちょくるような男達の声に厳しく表情を引き締めるサクヤ。
今まで剣の鍛錬に身をやつし、世界のバランスを守るという使命に一途に向かってきたサクヤに、男性経験はなかったのだ。
「こんなデカパイしといて処女とか反則すぎんよぉ~」
全裸になった男が正面から抱き着いてくる。
胸と胸を合わせてサクヤの乳房を自身の胸板で転がした後は、下から持ち上げるように揉み出す。
「うっほっ!なんだこの乳!」
あまりの軟らかさと質感に思わず賛嘆の声を上げる男。
サクヤの顔ほど大きな乳房は持ち上げられると、男の節くれ立った指と指の間から肉が溢れ出して、文字通り男の手に負えない事を知らしめる。
とろけるような軟らかさでありながら、指が深く喰い込んでしまうほど重厚なその乳房は、まるで海のような広大さと深さと優しさを湛え、母性を感じさせる。
「へへっ、じゃあ俺は後ろから」
背後に回り込んだ男は乳房が他の男に独占されているので、下半身を弄ぶ事にする。
女性の割には身長が高い上、腰が高いサクヤの尻は、男にとってペニスを擦り付けるのに最適であった。
「貴方達っ、勝手な真似を…!こんな事をしてどうなるか、分かっているんでしょうね!?」
ヘドロのようにまとわりついてくる男達に怒気を含ませて言い募る。
しかし、男達はそんな声をものともせず、依然としてサクヤの体にすがり付く。
「どうなるか、だって?げへへっ!この状況から何ができるってんだ?」
「俺らの上官にバレた所でアンタが慰み者になるのは変わんねーけどなぁ」
熱い吐息を吐きかけながら、サクヤの美しい裸体を思うがままに弄ぶ。
「このでけぇパイパイ…ずっと揉みたかったんだぜぇ、アンタが戦場でプルンプルン揺らしてるから…」
重たげに持ち上げた乳房を掌中でたぷたぷと揺らして遊ぶ。
「あんなエロい格好で戦うもんだから、俺らは戦いどころじゃなくなってたぜ。遠くからアンタが戦う姿を見ながらオナニーしてた事もあったっけな」
「!?」
戦地に赴いた兵士が近隣の住居に略奪に押し入り、そこで拉致した女子を慰み者にする事は聞いていたが、まさか自分自身がそういう卑しい、性的な目で見られていたとは予想だにもしなかった。
「ぐへへ!アンタをこのまま変態貴族に売り付けたらどんな値になるだろうなぁ…一生遊んで暮らせるだけの金が入るんだろうなぁ」
「変態貴族に売り付けるなんて、そんな無粋な真似はよせよ。あくまで俺達の性奴隷にするんだ」
各々、勝手な妄想に耽る帝国兵達。
サクヤとしては性奴隷になるとか、変態貴族に売り付けられるとか、全く考えられなかった。
なぜなら、世界のバランスを守るという使命を今までもこれからも、担い続ける運命にある、そう考えていたからだ。
硬くなったペニスが軟らかい尻に当たり、埋め込まれるように押し付けられていく。
幾度の戦場を乗り越えて、鍛え抜かれたその体には余分な脂肪が一切付いておらず、例に漏れず尻も筋肉で引き締まっている。
しかし、女性の生来持つ軟らかさは少しも損なわれておらず、適度に軟らかく、それでいながらも重厚な桃尻が男のペニスを包み込む。
サクヤとしては尻からでもペニスがむくむくと大きくなっていく様が感じ取れるのが不快だ。
時折、先端が肛門や女性器の辺りに触れ、その度にサクヤは体を小さくびくつかせる。
「このデカパイ、チューチュー吸ったらどうなるかなぁ?」
ヨダレをぼたぼた垂らしながら、掴んだ乳房を見つめる男。
めくれるくらい突き出された唇から、生温かい吐息とヨダレが漏れ出てサクヤの乳首を撫ぜる。
人にとって、生まれて初めての快感。
それは運動をする事でもなく、セックスをする事でもなければ、浪費をする事でもない。
物を摂取する、という行為である。
それは人間にとって生きるために必要な行為であるために、快感なのである。
では、何を摂取するのか。
母乳である。
人は皆、男も女も母乳を吸って育つ。
そして大人になっても皆、乳を吸う事で生まれて初めての快感を思い出すのである。
べちょっ、むちゅっ、ぢゅぅううううううううっ!
「ッ!」
男の乳吸いについ甘い声が出そうになるのを噛み殺すサクヤ。
乳搾りでもするかのように、乳房を握りながら乳首を吸い上げる男。
力一杯吸うあまり、頬がへこんでひょっとこのような赤ら顔になっていた。
「へへっ、母乳の一滴ぐらいサービスしてくれても良いじゃねぇかよ」
サクヤの乳房から口を離した男が、物惜しそうにせがむ。
「これだけデカけりゃ、母乳だって出るんだろ?」
乳首を指先でクリクリとつつく男。
サクヤの豊満な乳房に、母の慈愛を一身に受けて育った、純粋無垢だった幼き日々を思い出しているのか、やたらと母乳に固執している。
いくらサクヤの乳房が豊満だからと言って、妊婦でもないのに母乳なぞ出る訳がない。
「もう少し変化を加えれば出るのかな?」
悪戯を思い付いた少年のように微笑むと、すかさず再び乳房に吸い付く男。
今度は吸うだけでなく、乳首を軽く甘噛みしてくる。
「く…ぅッ」
コリコリと優しく乳首を噛まれ、背筋が痺れる。
口の中で硬くなる乳首を前歯で軽く噛んで、そのまま頭を上下に振る男。
サクヤの巨乳がたゆんたゆんと上下に揺さぶられ、下乳が汗ばんだ肋に叩きつけられる度、ぱたぱたと滑稽な音を立てる。
(ふざけた事を…!)
自分の乳房をまるで玩具のように扱われ、屈辱を噛み締めるサクヤ。
水風船のように上下に乱高下する乳房は無様な様相を呈す。
「すげぇオッパイだなぁ…早く代わってくれよぉ…!」
二人にサンドされたサクヤの体に、取り付く箇所にあぶれたもう一人の男が感嘆の声を上げながら急かす。
数々の戦場を巡り、その度に数々の女を経験してきた男達にとっても、サクヤほどの巨乳の持ち主は類稀である。
女の顔ほどある大きさだけでなく、揉んでも揉んでも反発してくる弾力、綺麗な弧を描く造形美、手に吸い付いてくるような軟らかさ…。
男の理想をこれでもか、というくらい詰め込んだサクヤの乳房に、男達は夢を見る。
「ぐへへっ」
乳房に夢中になっていた男がいきなりサクヤを横倒しに、地面へ寝かせる。
首をもたげて見上げた男達の表情は肉欲にまみれ、眼は獣のように血走っていた。
乳房を揉んだり吸ったりしていた男が、寝かされたサクヤのくびれた腰に圧し掛かる。
「へっへっへ…今からナニされるか、分かるかよ?」
白い腹に熱く滾ったペニスが置かれる。
特にぶよぶよで軟らかい睾丸がサクヤの腹の上に押し付けられ、不気味な生温かさにサクヤは眉を顰める。
「パイズリって、知ってるかな?サクヤ隊長」
垂らしたヨダレを腹の上にぼたぼたと落とし、男が再び乳房を掴む。
その双つを分かつようにぐにゃりと歪めたかと思えば、腰を押し出し、限界まで大きくなったペニスを双丘の間に差し出す。
「ま、まさか…!」
男の言う『パイズリ』とはどのようなものなのか、大方検討のついたサクヤは顔を青くする。
「そのまさかだよ。アンタのこのデカパイで俺のブツを挟んだらどうなるかってなぁ、ずっと気になってたんだよ、アンタの乳を戦場で見た時から」
汗と垂れたヨダレで、既に谷間は潤っていた。
初めて見た時から脳裏に張り付いて雄の煩悩をたきつけてきたサクヤの巨乳がついに己のモノになる。
妄想が現実になる、そう考えた時、男の欲棒は限界を超えて、痛いほどに膨れ上がる。
「うおおおああああああああっ!!気持ぢいいいいいいい!!!」
ゆっくりと、自らのペニスを乳房で挟んだ瞬間、電流でも走ったかのように背筋を上反らせ、びくびくと細かく震えていた。
「オイ!早く代わってくれよ。見てる俺らもガマンできねえ!」
母性溢れる柔かな乳房が、男のゴツゴツと隆起した男性器を包み込む。
節くれ立ったソレを包む乳房は、ひび割れた荒野を潤す恵みの雨のようだ。
戦火の最中で、骨の髄まで血生臭くなった男達は、抜き身の本能をいさめようと慈悲にあたらんとする。
「私にこんな真似をして…どうなるか分かっているんでしょうね!?」
怒りと屈辱にわなないて、自らの体を玩具のように扱われながらも抗う意志を見せつけるサクヤ。
谷間を上下動するソレを刺すような鋭い視線で睨み、健気にもがき続ける。
「こんなデカくて柔けぇパイパイしてんのが悪いんだぜ?それに…」
限界以上に大きくなったペニスの先端がサクヤの顎の下をつつく。
「このまま俺がイったらどうなるか…分かるよなぁ?」
「ッ…!」
視線を下に逸らせば、カウパー液でてらてらに滑った鈴口が覗く。
いかに性知識に疎いサクヤといえども、この体勢で男が射精をしたらどうなるのかは分かる。
帝国兵の雑兵共に精子をかけられるなど、ヴァレリア解放戦線の一員としての誇りにかけて、あってはならない事だ。
顔に泥を塗る、という言葉があるが、泥どころの屈辱ではない。
「さぁ、どうするぅ?早く逃げねーと、このキレイなお顔にあったかくてぬるぬるなヤツ、ぶっかけちまうぞ?」
拘束された体で必死にもがくサクヤをあざけるように、ふざけた口調で挑発する男。
言われなくとも分かっている、と言わんばかりの形相で、遮二無二暴れるサクヤ。
腰を浮かせて、激しく擦り付けたかと思うと、時折両手で厚く乳房を押し寄せて、腰を休めている。
そうでもしなければ、気持ち良すぎてイッてしまうからだ。
絶頂を抑えるため、天を仰いで深呼吸を繰り返す。
(やべぇ…信じられないくらい、気持ち良いおっぱいだ…)
ペニスに吸い付くようなすべすべの乳房は軟らかく、人肌独特の温みが伝わってくる。
今まで色んな女を相手にパイズリを味わってきた男も感じた事のないくらいの快感だった。
(…!このトクン、トクンって、震動は!?)
目を閉じて、息を吸って少し気を落ち着けると、ふとペニスに小さな震動を感じる。
サクヤの心臓の鼓動であった。
乳房を通じてペニスにサクヤの心臓の鼓動、いわんや生命の疼きが伝わってくる。
心臓の鼓動が伝播して、びくびくと震動するサクヤの乳房が、玩具などではなく、自律的に動いている生物のように思えて、まるで生命と生命の共鳴がペニスと乳房の間で発生しているように気がして―――
「うあああーーーーーーーーッ!!!ああッ!!あっ!」
ビューッ!!ビュルッ!!ビュルッ!!ビュルッ!
新たな生命を生み出さんと、ペニスが跳動し、精子は飛散する。
「―――ッ!!」
しかし、向かった先は生命の泉、子宮ではなく、サクヤの顔面である。
可愛らしさと美しさが同居した、並びなき美貌が、男の白濁で汚されてゆく。
「はぁっ…はぁっ…」
射精が終わりかけ、ぴゅるぴゅると力無く精液を吐き続けるペニスを掴んで、サクヤの顔に精液を垂らす。
嫌がって顔を背けようとするサクヤの髪を、ポニーテールに束ねた長髪を乱暴に掴み、顔をペニスに近付けさせる。
その様はもはや女隊長などではなく、場末の慰安婦が兵士の性欲処理をするのによく似ていた。
「…」
口を開くと顔一杯に付着した精液が口に入ってきてしまうため、開けられない。
本来だったら目も閉じていたいのだが、一方的に塞ぎ込んでしまうと、自分が隷属してしまったかのような錯覚に陥る。
あくまで目だけは開き、ベージュオークルの瞳が白濁に塗れた顔の上で刃のように閃く。
「ゲハハッ!イイ顔するねぇ」
「精子化粧がお似合いですよ、サクヤ隊長」
抵抗する意志を露わにするサクヤの態度を、逆撫でするように茶化す男達。
茶化されようが乱暴に扱われようが、サクヤの意志は一本の刀の如く揺るがない。
ヴァレリア解放戦線隊長としての矜持を保ち続けていた。
「オイ、早くしてくれよ」
「ちょっと待てって…よし、これでOK」
一人の男がM字開脚ばりに股を開いて寝そべっている所に、もう一人の男がサクヤの背後に回る。
ビキビキに反り立ったペニスに、背後から抱き付いた男がサクヤの乳房を近付ける。
「へへ、よろしく頼むぜ…」
「任せとけって」
どうやらM字開脚で寝そべった男のペニスを、背後に回った男がサクヤの乳房を揉む要領でパイズリしようという寸法らしい。
(悪趣味な…)
水を得た魚とでも言うのか。
軍にとっては石潰しにしかならない存在なのに、女体を弄ぶとなるとこうも活力を増す男達に嫌悪の情を噛み締める。
俯くとぼたぼたと先程ぶっかけられた精液が顔から胸へ零れ落ちた。
「うおあっ!!すっげ!!」
赤黒い肉槍が仄白い巨乳に覆われると、男は股間だけならず、全身をびくりと強張らせて感動を表現する。
背後から抱き付く男が夢中で乳房を揉みしだくと、サクヤの乳房が形を歪めながら男のペニスにまとわり付く。
液体のように触れば波打つような軟らかさでありながら、どっしりと豊穣に実った重みは固体である事を知らしめる。
(時々キ○タマにおっぱいが当たるのが…ああっ)
サクヤの乳房が大きすぎるせいで、肉棒をしごいているつもりが、乳肉がはみ出て時折睾丸にまで触れるのがタマらなかった。
乳房が当たる度、玉袋の中で泳いでいる精子達が早く己の使命を果たさんと、袋を突き破るような勢いで騒ぎ出す。
「くぅぅぅぅっ…!!やわらっけぇえええっ…」
顔からしたたり落ちた精液がパイズリの潤滑油となって、ネッチョネッチョと音を立てるのも淫らで、男の官能を呼び覚ますのに十分だった。
それが他人の出した精子だと思うと汚くて嫌だったが、快感が高まってくると次第に気にならなくなっていき、ついには自身も同じ末路を歩む事となる。
「うあああーーーーっ!!!出る出る出るぅッ!!」
夜の静寂に、夢と現実の見分けがつかないうわ言のような雄叫びが鳴り響く。
最高潮にまで膨れ上がったペニスはびくびくと蠕動し、あらかじめ精液のかかっていた顔に上薬をするようにさらなる精液がぶっかけられる。
サクヤの新雪のように白い肌も泥の付いた靴底に踏み拉かれたように、余す所なく精液に塗り固められた。
2人分目一杯の精液をぶっかけられたサクヤは目が眩むような思いで、表情を曇らせる。
顔一面にべっとりと塗られた白濁は正に屈辱の色。
時間が経てばこびり付いた精液は流れ落ちるだろうが、一度心に刻み込まれた屈辱は一生忘れられない。
「イイ顔になってきたじゃねぇかよ」
「…んむっ!?」
前髪にへばり付いた精液を拭った男の指が、サクヤの口に突っ込まれる。
噛まれないように素早く引き抜かれた男の指からは独特の苦味が口腔に広がった。
「許さない…許さないわ…絶対に!」
垂れてくる精液が入らないように小さく開かれた口はなおも気丈な口上を切る。
その言葉を聞いた男達は三人、顔を見合わせて下卑た笑いを漏らす。
「へへっ、懲りねえなぁ姉ちゃん。大人しく屈服すれば良いものをよぉ」
屈服を要求するその口にはどこかサクヤの抵抗を玩味しているような笑みが浮かぶ。
心まで屈服してしまった女隊長なぞ場末の慰安婦と変わりないからだ。
「オイ、お前も早くやれよ」
先に終えた二人がサクヤの乳房をたぷたぷ揺らして、まだパイズリをしていなかったもう一人に催促する。
どうやら三人パイズリを済ませてから本番に臨もうというつもりらしい。
「オイどうした?こんなエロいおっぱいでパイズリできるんだぞ?」
催促しても黙りこくったまま、動こうとしないもう一人の背中を揺する。
しかし、精力を失ったという訳ではなく、その股間はビキビキにいきり立ったままだった。
「あ、ああ…いや、もう…良いんだ、そんなんじゃ、済まねえからよ」
「あ?」
「だからガマンできねえって言ってんだろうがぁぁぁぁっ!!」
いきなり脇にいた二人を突き飛ばして獣のようにサクヤの裸体に襲い掛かる男。
押し倒して正常位に持ち込むと、腰を突き出してペニスを挿入する。
「んああああーーーーーッ!!!いやあぁあああーーーーっ!!!」
一気に処女膜が突き破られ、子宮まで突き上げられる。
荒々しく突っ込まれたペニスをサクヤの膣は優しくも温かく包み込む。
「ずっとっ、こうしてヤリたかったんだっ!戦場で初めて、見た時からっ…お前を、捕虜にしてっ…」
「ああっ!嫌、嫌だぁ!こんなの…離してぇッ!!」
精液に塗れた顔を歪め、ポニーテールに束ねたダークブラウンの髪を振り乱して、苦痛と屈辱に悶えるサクヤ。
涙を零したその表情はいつも戦線で凛々しく立ち振舞う姿とは打って変わって、純潔を奪われた少女そのものだった。
戦場で初めて見た時からサクヤに欲情していた男は、乱暴に腰を振りたくり、積もり積もった想いをその肉体にぶつける。
パンッ!パンッ!と何かが爆ぜるようなその音は、欲望という名の銃が号砲を打ちならしているようだ。
激しく突く度に、男の目の前で巨乳がぶるんぶるんと震えている。
「お前だけ抜け駆けするなんて、ずりーぞ!」
「うるせえ!どうせコイツのマ○コは俺らの精液でグチョグチョになるんだ、誰が最初だって関係ねえだろうが!」
抜け駆けしてサクヤに挿入した男を他の二人が咎める。
しかし、一度挿れれば引き下がれないのが男。
周りの言う事など無視して、無我夢中に腰を振りたくる。
「コイツ、処女だったんだろ?良いなぁ、こんな美人の処女奪えるなんて」
「あぁそうだが…ゲヒヒッ!まさか本当に処女だったなんてなぁ」
今までの初心な反応から性経験が少ないという事は分かっていたが、まさかサクヤのような妙齢の美女が処女だとは考えられなかった。
「どうだい?ヴァレリア解放戦線の隊長の初体験の相手が帝国軍の雑兵だなんて」
「女だてらに戦場なんか出るからこういう事になるんだぜ?サクヤちゃん」
サクヤの身柄を掌中に収めたという事を象徴させたいのか、小馬鹿にするようにサクヤの頭を撫でる。
しかし、撫でられたサクヤの瞳は、未だ隊長としての誇りや気位を失ってはいなかった。
「へへ、てっきり俺らはそのエロい体で部下の性欲処理に励んでるんだと思ってたがなぁ」
「俺がアンタの部下だったら、間違いなく夜這いかけてますよ、それも毎晩」
女といえばセックスをする相手としか考えていないような雑兵達が勝手な妄想を吐露する。
しかし、サクヤやその部下達は、目の前にいるような雑兵達のような下卑た思考で動いていない。
「貴方達みたいなクズと同じにしないで…」
「なんだとこのクソアマ!」
反駁したサクヤの頬を乱暴に潰すように掴み上げる男。
「チ○ポ挿れられた状態でよくそんな減らず口が利けるもんだぜ」
「てめえは大人しく俺らにマワされてりゃ良いんだよ。オラァ!もうすぐ一発目を出してやるからな」
ペニスを挿れている男が呼吸を荒げて、絶頂間際のラストスパートへ追い込む。
「くぅぅっ…中に全部、出してやるからなっ!うあっ!!」
ドビューッ!!!ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュッ!!
「嫌!熱いのが、中に…ふぁああああああああああああっ!!!」
子宮に直接注ぎ込まれた精子がサクヤの胎内を巡り巡る。
大量に吐き出された精子は膣に収まりきらず、二人の接合部分から黄ばんだ精液が漏れ出る。
「オイ、孕ませたら母乳が出るようになるんだよな?おっぱい飲めるんだよな!?」
精液で塗れた乳房を乱暴に掴んで、てらりと濡れた二つの乳首を凝視する。
「ゲヒヒッ!お前の赤ちゃんの分まで、おっぱいチューチューしてやるからな…」
愛おしそうに腹をさすりながら、ちゅうちゅうと唇でふざけたオノマトペを発す男。
射精を終えた男は名残惜しそうにゆっくりと腰を上下させ、残り汁を膣壁に擦り付ける。
がさがさがさ…
「誰だ!?」
ばっと振り返った先には、一人の中年の男が立ちはだかっていた。
恰幅の良い体型が軍服を皺一つ無く張り詰めさせ、鼻の下にはハの字に生やした立派な髭。
雑兵達には見覚えのある、帝国軍の小隊を率いる小隊長であった。
興奮して大声を出し過ぎたか。
もっと離れた場所でヤレば良かったと後悔し出す雑兵達。
「そんな所で、何をしているのかな君達は?」
「あ…これは、そのぉ…」
上官への報告もなしに捕虜をレイプしようものなら、当然懲罰ものである。
ましてや相手は敵対する勢力を取り仕切る隊長である。
「…事情は察した。君達、後で私の元へ来なさい」
全裸の男達と精液まみれのサクヤを見て、ため息混じりに言い渡す小隊長。
「「「は、はいぃ…」」」
あれだけいきり立っていたペニスも、小隊長の前ではすくみ上がり、おずおずと陣へ帰っていく雑兵達。
後には縛られたサクヤと小隊長のみが残された。
「ヴァレリア解放戦線の隊長、サクヤさんですね?この度は我々の者共がお恥ずかしい真似を…」
「…」
帽子を取ると、夜闇でも脂で光る禿げ頭が現れた。
丁重な物腰で接する小隊長にも鋭い視線を向けるサクヤ。
体を横たえて、できるだけ大事な部分を隠しながら睨みつける。
「野卑な仕打ちをお許し下さい。しかし、このまま黙ってあなたを逃がす訳にはいかないのでね、御同行してもらいますよ」
サクヤを縛りつけていた縄を一旦解き、そこから両手だけを縛り上げる。
どの道、まだ睡眠針が効いていて抵抗する力は残っていない。
全裸のまま引き連れられ、帝国軍の陣へ連れて行かれる。
「あなたには色々とお聞きしたい事があるのでね。たっぷりと、聞かせてもらいますよ」
連れて来られた場所は小隊長が個人的に利用している、ひっそりとした狭い一室であった。
天井に縄で括り付けられ、両手を後ろ手に拘束される。
夜中なので夜番以外は寝床に着いており、周りに気付かれる事はないだろう。
「…随分酷い事をされたようですねぇ、あの連中に」
「…」
口を真一文字に引き結んで、断固として黙秘を貫き通す姿勢を見せつけるサクヤ。
辱められた証を晒す事になろうとも、その意志は一心に揺らぐ事はない。
「折角綺麗なお顔をしているのに…汚物で汚されていては、台無しですな。ほれ、私が洗って差し上げますぞ」
拷問部屋といった風体ではなかったが、あらかじめそこにあった大きな水瓶を肩で押して、サクヤの前に運んでくる小隊長。
水で濡らさないためか、軍服の上を脱ぎ、上半身裸になると、サクヤと同じ戦いに身を窶す者とは思えないくらい弛んだ腹と、雑草の生え散らかった庭のように茫々に茂る胸毛が露わになる。
禿げ上がった頭と相まって、その風体は軍人には見えず、ただの中年オヤジにしか見えない。
満たされた水瓶の水面にサクヤの顔から白濁が零れ落ちていた。
ボチャッ!
「…ごぼっ!?もがっ!」
いきなり、ポニーテールを後ろから掴まれたかと思うと、水瓶に顔を突っ込まされる。
突然の事だったので思わずはしたない声を発してしまうサクヤ。
「私がしっかりと洗ってあげますからね、あなたの綺麗なお顔を」
水中を通して伝わってくる小隊長の声がぼやっと聞こえたかと思うと、水の中に指が現れて、サクヤの顔をこする。
べっとりと付着した精液もサクヤの顔から水中へ遊離していく。
「ーッ!はぁ、はぁ」
顔を引き上げられるサクヤ。
力任せにポニーテールを引っ張られ、小隊長の意思のままに呼吸が許される。
「うーん、まだ汚れてますなぁ。もう一回行きますぞぉ」
ガボッと大きな音を立てて、強引にサクヤの顔が水中に埋められる。
これは紛れもなく拷問だ。
小隊長はサクヤの顔を洗うため、などと抜かしているが、これはいわゆる水責めという拷問だ。
やはり、陣に連れ込んで、仲間の居場所などを吐かせる魂胆なのであろう。
「んはっ!はぁっ、はぁっ…はぶっ!」
息を整え切らず、口を開いている状態で水に顔を入れさせられる。
何時まで続くのだろう。
そんな事を考えながら水中で呼吸を耐え忍ぶサクヤ。
勿論、何時まで続こうとも、サクヤには口を割るつもりなど欠片もなかったが。
「ぶはっ!はぁ!はぁ!」
その後、何度か水責めが続き、意識がふらつく。
息を弾ませ、頬を紅潮させて、それでも黙秘を貫徹する。
精液が完全に落ちた顔からは水が滴り落ち、妖しげな色気を醸し出していた。
「くふっ、やはりあなたのような美しいお方には、拷問など似合わない」
耳に水が詰まっているので何を喋っているのか聞き取れなかったが、なにやら呟いた途端に頬がぐにゃりと歪むほど強くおとがいを掴まれ、無理やり顔を小隊長の方へ向けさせられる。
呼吸が苦しいので自ずと口が開き、はしたない表情で小隊長と面を突き合わせているのが羞恥を誘う。
「息が苦しいのですか?なら私が手伝ってあげましょう」
小隊長の唇がサクヤの唇に重ねられる。
冷えた唇に、熱を帯びた唇の感触。
突然のキスに目を見開き、驚き慄くサクヤ。
脛が流れてフラフラになっているサクヤの腰を抱き締めて、熱い接吻を強要する。
まるで鯖折りにでもしているかのように、か細い腰を両腕で強く抱き締めて、自らの体へ引き付ける。
小隊長の方がサクヤよりも背が低かったせいで、後ろに反ったサクヤの体に前から圧し掛かるような姿勢で上からキスを浴びせる。
頭上から降りかかる圧力で思わず膝を折って、座り込んでしまうサクヤ。
むちゅぅうううっ!!ちゅばっ、ちゅくっ!ぷちゅっ
そのまま熱烈なキスを受けるがままに、押し倒されて二人重なり合いながら口付けを交わす。
茫々に生えた胸毛がじょりじょりとサクヤの乳房に触れ、体感した事のない不快感を喚起させる。
呼吸が苦しく抵抗もままならないのをいい事に、サクヤの口に舌を挿し込んで、逃げるサクヤの舌を追いかけて巻き取った。
「ん、はぁっ…ちゅぐっ、うふぅっ!ふぐっ、んうぅ…」
本当だったら舌を噛み切ってやるのに。
視界が白くなるほど水責めされたサクヤには、小隊長の舌に噛み付く余力は残されていなかった。
噛み付きたくても噛み付けない。
帝国に対する反駁心がぐったりと憔悴したサクヤの体の中で燻る。
「ちゅばっ、んふぅ…ふぅっ、ちゅるるっ、んぐっ!?」
暫く夢中でサクヤの唇を堪能していた小隊長が突如唇を離す。
くすんだように色を失っていたサクヤの瞳には憎悪の朱が蘇り、離れた唇にはわずかな血が滲んでいた。
「くくっ、噛み付いたのかね?折角私が呼吸を手伝ってあげたというのに」
手首で口元を拭いながら、不気味な笑みを浮かべる小隊長。
水責めに加えてディープキスで弾んだ胸は乳房がたぷたぷと揺れている。
サクヤが息も絶え絶えに吐息を荒げている内に、両手を頭上でバンザイさせるように縛り方を変える。
「ここ、濡れてるねぇ…」
「あっ…」
不気味に笑んだまま、サクヤの股間をまさぐる。
濡れているのは愛液などではなく、雑兵に中出しされた精子である。
「あの雑兵共に出されたのかな?可哀想に…」
髭の強い頬でずりずりと頬擦りし、哀れむようないびるような猫撫で声を聞かせる。
耳を舐める唾液の粘つく音や泡の潰れる音が聴覚を聾する。
「ヴァレリア解放戦線の隊長ともあろうあなたが雑兵に犯されて孕ませたとなれば、それはあまりにも惨い…せめて、それなりに身分のある者の子、という事に致しましょうね」
「…ちょっと?何をしているの!?」
軍服の下を脱ぎ、全裸になる小隊長。
だらしのない太鼓腹の下には、年端に似合わず臍に付かんとばかりにいきり立ったペニスが覗く。
「あなたを殺した所でヴァレリア解放戦線が壊滅し、帝国軍への抵抗が止む、という事は考えられません。いずれ、あなたは解放戦線の要求で返還させられるでしょう」
確かに、ここでサクヤが死んだ所でヴァレリア解放戦線にはレイジやリックなどの戦力が残る。
彼らはサクヤが殺されたと聞けば、血相を変えて帝国軍へ突撃してくるだろう。
「ですが、このままあなたほどの使い手を解放してしまえば今までのように帝国軍の兵力は削られるばかり…ならば、あなたが相手方の戦力にならない状態で返還してしまえば良い。腕や脚を取る訳ではないのですから、別に規約違反という事にもならないでしょう」
「…何を言っているのかしら」
ビンビンに反り立ったペニスから目を背けながら、厳しい口調で答える。
勃起したペニスを見ての通り、小隊長はサクヤに淫らな事をしたいのは一目瞭然だが、今一つ腹の内を探れずにいた。
相手方の戦力にならない状態で返還するとは、サクヤには想像もつかなかった。
「まだお分かりにならないのかな?あなたは女性として生まれてきた事を忘れているようだ」
じっとりと汗ばんだ手でサクヤの下腹を撫で回す小隊長。
冷静な口調でいながらも、その手は興奮で小刻みに震えていた。
「もしも、このお腹が胎児で膨れてしまったら…戦場では動き回る事はできますかな?」
「…!まさか!?」
想像できる訳がない。
まさか、敵の女剣士を妊娠させて動けなくさせようとするなど。
そして、身ごもった状態のまま返還しようなど。
そんな非人道的な仕打ちはとても廉正なサクヤに思い付くものではない。
底知れぬ恐怖が湧きあがってくる。
「女性として生まれた事を後悔するのですな…ほれぇっ!」
「んああぁあーーーーーーーーーーーっ!!!」
雑兵の精液で濡れた膣に、小隊長のペニスが奥まで突き刺さる。
あらかじめ雑兵に犯されてほぐれていたせいか、痛みはなかったが、太く長い剛直に膣壁を押し拡げられるような感触に身悶えた。
「あぁっ…流石に鍛えている女は違うな、そこらのアバズレとは締まりが全然違う!」
つい先程まで処女だったサクヤのきつい締め付けに感嘆の声を上げる小隊長。
サクヤの足首を掴み、すらりと伸びた長い脚をカエルの脚のように広げさせ、本能のままに突きまくる。
重なり合うように抱き合い、雨霰のようにしきりに唇を押し付ける。
サクヤも組み敷かれながらも首を捻り、小隊長のヘドロのような唇をかわそうとするも、すぐに頭を掴まれて唇の方へ近寄せられてしまう。
雑兵達の精液で濡れた膣が、突かれる度にグジュグジュといやらしい音を奏でた。
正常位から騎乗位や後背位と、体位を変えながら突きまくる。
特に小隊長は後背位がお気に入りなようで、しばらく背後からサクヤの巨乳を揉みしだきながら耳を甘噛みして、「サクヤ、サクヤ…」と愛おしそうにその名を呼ぶ。
やがて、自分より一回り以上年下の美女の肉体に我慢できず、絶頂を迎える。
「そろそろ一発目を出してあげるからねえええええええ!」
それまでの落ち着いた口調とは一変して、快感が極まったのか奇矯な声を上げる小隊長。
サクヤの瞳は潤み、もはやヴァレリア解放戦線の隊長としての誇りや名誉などといったものは霞んでいた。
(私の剣が未熟だったばかりに…ごめんなさい、みんな…)
ドビュ!ドビュルルルッ!!ドビュッ!!ドピュッ!!ピュッ!
「くおおおおおおっ…!」
キツキツの膣に搾り取られるように射精を果たす。
背後からサクヤの肢体を抱きすくめながら、うなじに唇を寄せ、最後の一滴まで搾り出す。
「本当だったら責任を取ってもらうという事で、今まであなたが殺してきた帝国兵の数だけ赤ちゃんを産んでもらいたかったのだが…それはヴァレリア解放戦線が壊滅した後に回しましょうか」
憎き帝国兵の子を産むなど冗談ではない。
サクヤには世界のバランスを守るという使命があるのだから。
しかし、帝国軍に捕まり、散々慰み者にされた後ではその使命も見失いそうになる。
もはや、自分はヴァレリア解放戦線の隊長などではなく、ただの女に過ぎないのだと。
「まだまだ夜は長いからね、たっぷりと可愛がってあげるよ、サクヤちゃん」
一度射精したのにも係わらず収まらぬ努張は、そのまま抜かずに2発目を出さんと律動する。
サクヤは生まれて初めて、女性として生まれてきた事を後悔するのであった。
それから暫く経ち、帝国軍の要求を大幅に呑む事でサクヤの奪還が決定する。
今日はその奪還の日。
指定された場所でレイジとリックがサクヤの身柄を受け取る約束になっていた。
「本当に奴らは来るんだろうな?」
「ああ、あれだけの要求を呑んだんだ。来てもらわなきゃ困る」
訝しげな表情で待ち侘びる二人の前に、数名の人影が大きな箱を担いでこちらへ向かってくるのが見える。
サクヤの身柄を渡しに来た帝国兵に間違いないだろう。
近付いてくると大きな箱は細長い、まるで棺のような作りになっている事が分かる。
「あれにサクヤさんが入ってるのか…」
「…あんな棺みたいな箱に入れやがって」
自分らの隊長に下されたみだりな扱いに、歯軋りを鳴らす。
「お前らが受取人だな?」
簡単な確認だけすると、ゆっくりと箱を下ろし、レイジとリックの前に置く。
「それじゃあな、確かにちゃんと渡したからな」
含み笑いを浮かべて、訳ありげにそそくさと立ち去る帝国兵達。
そんな怪しげな態度を気にも留めず、レイジとリックはすぐさま箱を開けにかかる。
「サクヤさん!今開けますからね!」
古ぼけた形式のものでありながらも、堅牢で厳重な錠前を力任せに壊す。
重たげな戸を開けると、そこには正真正銘、ヴァレリア解放戦線の隊長サクヤが横たえられていた。
全裸で収納されていたサクヤの体には傷一つなく、特に拷問された跡らしきものも見当たらない。
帝国軍との約束通り、五体満足で帰ってきたのだ。
しかし、その姿を見たレイジとリックは驚愕の余り、その場に固まってしばらく口が利けなくなっていた。
なぜなら、いつもは引き締まって、艶めかしいくびれを保っていた腰がいびつに膨らみ、なだらかな弧を描いていたからだ。
そして、いつも美しく、明朗に輝くその顔は、青ざめ、肌艶を失っていた。
「ぁ…ぁ…」
箱を開けられ、光を当てられたミイラよろしく蠢き、言葉にならない声を発する。
その目は干からびたように渇き、希望も覇気も失われていた。
かつての師匠、隊長と慕われていたサクヤの面影はどこにもなかった。
「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
早脚で帰る帝国兵達の耳朶を、悲しみの怒号が打つ。
後日、ヴァレリア解放戦線は帝国軍によって壊滅させられ、男は皆処刑に、女は見目麗しい者が多かったため、皆、軍上層部の肉便器や変態貴族の性奴隷として一生を終えたとの事である。