本来であれば唯華ちゃんみたいな芯の強い女の子はしつこくて気持ち悪い変態ファンにねちねち犯されるのが一番似合うと思うのですが。
はねバド! 志波姫唯華
「ふぅ…っ、疲れた」
誰もいない廊下。
静寂が支配するその空間のすぐ外で、鳴りやまぬ歓声が小さく反響してくるのが聞こえた。
スパーン!カーン!
甲高いスマッシュ音が廊下にいる唯華の耳元にまで届いてくる。
目元まで滴り落ちてきた汗を拭うと、誰かが向こうから歩いてくるのが見えた。
ツカツカ…
女子バドミントンの大会にはおよそ不似合いな大きな体躯。
派手なタンクトップから露出した筋骨隆々とした肉体。
薄暗がりの中から、こちらを覗くふたつのぎらりと光った瞳だけが見えた。
「…」
目線を外す唯華。
女子バドミントンの応援客にしては珍しいな、と思いながらふっとすれ違う。
数秒後に唯華の頭の中は次の試合に向けての戦略でいっぱいになっていた。
汗で濡れた瑞々しい肌。
露出度の高めなユニフォームから見てとれる引き締まった肢体。
すれ違い様にふわりと薫ったシャンプーとリンスの香り。
それらが"彼"の欲望を刺激してしまったとはつゆほども知らずに。
廊下を曲がると女子トイレが見えた。
スリッパを履いて入っていく唯華。
(このユニ脱ぎづらくてトイレしづらいのよね…)
部長である自分の権限でこのデザインにしておきながら、不便である事を認める。
手前から二番目の洋式トイレの個室のドアを引いた。
その瞬間だった。
「…っ!?」
どんっ!
突然、何か大きなものに突き飛ばされる唯華。
便座の下りた便器に身体を叩きつけられる。
「痛っ…!何…?」
ガシャンと、鍵を閉められる個室のドア。
見上げればついさっきすれ違った大男があのぎらりとした眼で凝視していた。
がしっと大きな手で唯華の細い腕を掴み上げる。
便座の上で寝かせるようにして、抑えつけるその男。
血走った眼、荒くなった鼻息。
まるで獣だ。
あまりの突然の事態にパニック状態になりながらも、唯華は状況を察する。
「…大声出すわよ」
「あぁ?」
毅然とした面差しでキッと男を睨み上げる唯華。
視線と視線がぶつかり合った瞬間に、男の視界に星が飛ぶ。
「ぶっ!?」
体を折り曲げるようにして、放った蹴りの一撃。
顎を蹴られた男は一瞬ふらつくも、掴んだ唯華の腕を離さなかった。
「離せよ!!このっ!!」
暴れる唯華。
だが、男の力が強すぎて逃げる事は叶わない。
「痛ぇ~…、痛てーじゃん。この、クソガキっ!!」
「あっ!」
バキッと容赦なく拳で殴られる顔面。
星が飛ぶ、ふらつく、どころではない。
口の中には鉄の味が広がり、頭の中はぼやっと白くなる。
「女の癖に調子こいてんじゃねえよ!!」
「がっ…!」
バキッ。
もう一発殴られる。
こんなに強く殴られた事は未だかつて無かった。
後頭部が壁に当たってまるでボールのようにバウンドするのを感じた。
視界が白くなっていって、体に力が入らなくなるのを感じる。
「殺すぞオラァッ!!」
「げぶっ!?」
今度は腹に一発拳を落とされる。
鳩尾に入ったか、顔を歪ませて体を丸くする唯華。
ほっそりした胴に男の一撃が入れば脆いものだ。
「あぐッ…、かはッ…!あっ…うぐ…」
瞑った瞳から涙を流し、抵抗できなくなった様子を見て、ようやく男は口の端を緩ませる。
「へへへっ…カワイー顔してんじゃん」
痛みに耐えかねて歪ませるその顔を、べろりと舐め上げる男。
朦朧とした意識の中で、唯華はなおも涙で揺れるその瞳で男を睨みつける。
「なんだぁ?何か文句あんのか!?」
べちょ…っ。
ぺっ!という音と共に、唯華が唇を尖らせたかと思うと、男の頬には赤い血の混じった唾液が吹きかけられていた。
「あぁ…?んだこれ…」
「…死ね」
腹を殴られて、絞り出した声で最大限の侮辱の言葉を吐く唯華。
男は頬に吹きかけられた唾液を拭って、それをまじまじと見ていた。
あまりの予想外な行動にそれがどういう事なのか、理解が追いついていなかった。
「テメ…」
目の色がより一層血の色に染まっていくのが分かった。
唯華からすれば殴られた事で大声を出せずとも、この狭いトイレの個室で大男が激しく動いているのだ。
誰かが入ってくればすぐに異変に気付くはず、そして係員を呼んできれくれるはず、そう踏んでいた。
…幼い頃からバドミントン一筋。
彼女は"理不尽"や"狂気"といったものを目の当たりにした事がなかった。
理不尽…誰がどう見てもシャトルがラインの上に落ちているのに判定がアウト。
どれだけ主張しても覆らない判定。
だが、それは単純に審判が未熟だった、もしくは審判が対戦相手に贔屓したかった、買収されていた…
いくらでも理由の付けようはある。
狂気…対戦相手が試合中に突然意味不明な事を喋りかけてくる。
『つぶす…つぶすから…ごめんね』
『…唯華ちゃん、前髪切った?』
だが、それは試合にあまりにも集中し過ぎた結果。
どんなスポーツでもあり得る事だ。
そして、彼女の経験してきたそれらは真の"理不尽""狂気"とは程遠いものであった。
おもむろに突っ込んだ右手。
ポケットから現れた白刃。
「…っ」
思わず息を呑む唯華。
脅しであるならまだマシだ。
だが、目の前の男の瞳は"それは脅し"だとは言っていなかった。
「あんまり俺をイラつかせんなよ」
人を殺すにはあまりに軽々しい物の言い方だった。
それだけに、彼が今からしようとしている事の現実感が強くなってしまう。
男はナイフを逆手に持ち替えて切っ先を小さな喉に向けた。
(し、死ぬの…?こんな所で…?)
あまりにも早すぎて唐突過ぎる死。
それは"理不尽"そのものであった。
そして、嘘ではないと訴えかけてくる瞳の"狂気"。
それを受け容れるには、志波姫唯華という器は…うら若き18歳の少女の器は、あまりにも脆かった。
「ひっ…!」
ぶぉん、と風を切る音と共に振り降ろされたナイフ。
一瞬見えた走馬灯。
思わず目を瞑って怯えたような声を発してしまう唯華。
だが、確かな体の感覚、便所特有の臭い。
首に向かって下ろされた刃が空を切る。
冷たい刃は唯華の肌に触れる事なく、再び彼のポケットへ消えていった。
「殺すぞマジで」
血走った瞳が物を言う。
何か温かいものが脚をつたって流れ出ているのが分かった。
「あっ…あ…」
ぴちゃぴちゃ、と情けない音をたてながら唯華の股間から漏れ出た黄尿が床を濡らす。
恐怖のあまり弛緩した下半身が言う事を聞かない。
顔面蒼白のまま失禁し続ける唯華を前に、無言で男はジーンズを下ろす。
「…!?」
現れた反り立つ男性器。
息を呑む唯華。
彼女も眼前で"それ"を目の当たりにするのは初めてであった。
まるで彼の人格をそのまま表したような暴虐的なその姿。
赤黒い肉竿にはいくつもの青い血管が浮き出ているのが見える。
初めてそれを見る者にも"今にもはち切れそうで張り詰めている"のがよく分かる。
ビクビク…と震えながらさらに大きく太く硬くなろうとするその姿に、唯華は恐怖心を煽られていた。
完全に抵抗できなくなった彼女を見下ろして、優越感か、ニタリと黄ばんだ前歯を見せる。
「ションベン垂らしてんじゃねーよガキが」
恐怖で獲物を支配できたと踏んだか、ついに"本来の目的"を遂行しようと唯華のユニにナイフをあてがう。
ビリビリビリーッ!!!
「やっ…!」
あっという間に素っ裸に剥かれてしまった自身の裸体をかばうように両腕で体を掻き抱く唯華。
下着ごと引き裂かれて、そのすべすべで滑らかな地肌を晒してしまう。
「へっへっへ…大人しくしてろよ。大人しくしてりゃイイ思いさせてやっからよお」
両手首を掴んで、脚を抱え上げて、便座の上でバンザイさせるような格好で抑え込む。
体格差が大きすぎて為されるがままにされる唯華。
覆い被さるような体勢で、男の性器の先が大事な所に当たった。
ズチ…
「へへへ、行くぜえ?」
「あっ…嫌…!」
少し前まで強気だった表情は嘘のように消え去っていた。
眉を八の字に曲げ、涙で瞳を潤ませながら嫌々と首を横に振る。
そこには、いつも部員に対して見せる威厳やリーダーシップは欠片も見えない。
そこにいるのは志波姫唯華というただ一人のか弱い少女であった。
ズブッ…!グチュウウウウッ…
「―――――ッ」
男が腰を一気にせり出した瞬間、唯華の"初めて"は破壊された。
それはいともたやすく突き破られ、彼女の膣は下劣な欲棒で満たされる。
全身を硬直させ、便座の上でのけ反る。
巨大なソレでいきなり押し拡げられた彼女の膣は悲鳴を上げ、彼女には一切の快楽を与えない。
「ひぎッ…!!うああああぁあああああっ…!」
溢れんばかりの涙を流しながら苦悶の叫びを漏らす唯華。
バドミントンに集中している間は、正直恋愛に現を抜かす余裕は無かった。
それだけバドミントンが楽しかったから。
だが、高校を卒業して、大学に進学すれば…当然自分だって一人の少女。
想い人と結ばれる瞬間を思う事もあった。
乙女であれば誰しもが抱く、ごく自然な願望。
それが今、"理不尽"と"狂気"の二つの感情によって儚くも散らされる。
「おおおおーーーーっ…お前処女だったのか。へっへっへ、こりゃ良い拾いモンしたぜ」
背筋を反らせながら、悦に入った声を発する男。
処女であった事に加えて、日ごろから鍛え抜かれた唯華の肉体は"至高"の一言であった。
嫌がる気持ちとは反対に、膣は挿入ってきたソレを咥え込んで離さない。
キツキツの締め付けを堪能しながら、彼女の体を便座に押し付けて、腰をカクカクと振り出す。
パンッパンッパンッパンッ!
「うっ…あっ…!やめて、動か、ないで…っ」
自らの腰を唯華の尻に叩きつけて高らかな音を鳴らす。
心臓が潰れそうになる感覚。
入っているだけで息苦しいのに、動かれたら息が止まりそうになる。
今さっきまで処女だった唯華にはあまりにも重すぎる責め苦であった。
ギシギシ…と異様な音が響く女子トイレ。
不思議な事に誰も入ってこない。
(嫌…もう、誰か…助けて…っ!)
泣き咽ぶ唯華。
もはや彼女はただ一人の少女にさせられていた。
それはコート上で華麗に舞い、戦う彼女でもなく、部員達に憧れの視線を注がれる名門バドミントン部部長としての彼女でもなく、ただ一人の少女。
力づくで見ず知らずの男に犯され、なされるがままにされるだけのか弱い少女…
彼女にできるのは誰かが助けに来てくれるのを待つだけ。
「う、おっ…、そろそろ一発目を出すぜ…」
「えっ…?」
それが何を意味する言葉なのか、一瞬唯華には分からなかった。
だが、男が振っていた腰を動かすのを止めてグググッ…と身体を硬くしだすと、ようやくその意が理解できた。
「…う、嘘でしょ…そんな…っ」
「くおおお…っ!」
唯華の奥まで肉棒を押し付けると、男は体をびくびくと痙攣させだす。
彼女が処女であった事や膣の締め付けがキツく気持ち良かった事もあるのだろう、挿入してからわずか3分で果ててしまう事になる。
「嫌っ!やめて…お願い、中はっ!」
中学や高校。
ぼやぁっとした気分で聞いていた保健体育の授業。
教科書を開かずとも分かる男女の営みの結果の向こう側にあるもの。
だがそれはアダムとイヴの時代から続いてきた愛された者同士の特権だと唯華は勝手に思っていた。
いや、それが普通なのだが。
「うるせえ!出すぞっ!うおおおおおおっ!!!」
「嫌ぁーーーーーーーーッ!!!」
男が獣のような野卑な怒号を上げながら腰をせり上げる。
公共の場というにも関わらず平然と犯罪行為を犯し、そしてそれを隠そうともしない様子。
己の欲望にあまりにも愚直なその姿はまさしく獣、人以外の何かにしか見えなかった。
唯華が金切り声のような悲鳴を上げると、男の肉棒が蠕動する。
どくんどくん…!と脈動しながら子宮の中へ精子を注ぎ込む。
ドビューーーッ!!!ドビュビュビュビュビュビュッ!!!
「あああああっ!!嫌っ!熱いのが、お腹に…っ、嫌ぁああああああ…っ!」
泣き叫ぶ唯華。
爆ぜるように迸る精子が子宮に注入されていく。
その一つ一つが彼女の卵子を取り囲み、"新たな生命を宿さん"と果敢にぶつかる。
容姿に優れ、高い運動神経、そしてコート上でも冴えた頭脳、それらを記憶した唯華の卵子が…希望に満ち溢れ、これから歩むはずであった少女の輝かしい将来が、複数の前科持ちで社会不適合者の精子に汚されようとしていた。
若く健康的な二人の精子と卵子。
特に唯華は10代であるだけに、卵子の数は多い。
男の精子の運動量も異常なほどであったが。
つまり、受精する確率は極めて高い。
唯華の頭脳はそれを理解する事ができた。
が、その先にある地獄のような景色を想像する事は到底できなかった。
「あ、あ、ああ…あ」
虚ろな瞳でぐったりと項垂れる唯華。
見ず知らずの男に処女を奪われ、中出しされた…
悪夢だと思いたかった。
これは何か悪い夢なのだと、まだ自分は夢の中にいるのだと。
「オイ、何ぐったりしてんだ」
ぐい、と強引に起こされる。
「…え」
「まだ始まったばかりじゃねえか。俺はまだまだ満足してねえから続けるぜ?」
男の肉棒は一発射精して衰えたどころか、さらに大きく硬くなっていた。
玉袋の中では新鮮な精子が精製され、唯華を受精させんと暴れ回っている。
それだけ唯華の膣が気持ち良かったのだろう、屹立したペニスは湯立つように熱くなっていた。
唯華を立たせて背を向けさせると、その引き締まった尻を両手で掴む。
「オラッ、二発目イクぜ?」
立ちバックの体勢で、火照ったペニスを唯華のアソコにあてがう。
「やだ…もう、やめてっ…もう…うぅ…っ」
すすり泣く唯華。
その悲痛な泣き声さえ肴に、男は一気に彼女を刺し貫いた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」
可憐な見た目には似つかわしくない野太い悲鳴を上げる。
一回目で精液で濡れていたせいで腰を潤滑に動かせる。
「オラッ!オラッ!オラッ!オラァ!!」
パンッパンッ!と破裂音のような音が響き渡る。
荒々しく突いてくる獣のような男の勢いの前に、唯華は打ちひしがれるのみであった。
「あっ、あぁ…っ、はぁ…っ」
言葉にならない息を漏らすだけ。
18歳の少女にはあまりに重すぎる悲劇であった。
毅然としていた彼女の心の芯もへし折れて、とうに男に突かれるだけの"便器"と化していた。
「いいマ○コしてんじゃねえかっ!うおおおおーーーっ!!」
程良く鍛えられ、若く瑞々しい肢体に、男は魅了されていた。
今まで数多くの女をレイプしてきたが、これほどまでの名器はそうそういない。
温かく軟らかい膣肉が優しくきゅうきゅうと締め上げてくる。
その快楽にたまらず二発目もすぐに射精したくなってしまう。
どうしてこんな事になったのか。
唯華には全く分からない。
彼女の明晰な頭脳をもってしてもその理由は見当さえもつかない。
青信号の横断歩道を渡っていたら急に暴走車が突っ込んできて死んでしまった。
そんな事を思わせるような理不尽さだ。
彼女は今、女として生まれていた事を後悔していた。
こんな目に遭うくらいなら死んだ方がマシだと言い切れる。
舌を噛み切って今にも死んでやりたいけどその力さえも彼女の体には残されていなかった。
「おおおおおおおーーーーーっ!!!」
男の雄叫びにかき消される唯華の意識。
薄れ行く意識の中で、彼女は"絶望"の二文字を見る。
「唯華ちゃんっ!!!唯華ちゃんっ!!!」
「唯華ちゃんっ!!大丈夫!!?」
ぼんやりした視界、聞こえてくるのはくぐもった声。
重たい体。
抱き起こして声をかけてくれてるのは、見慣れた後輩の顔。
「唯華ちゃんっ!!!しっかりしてっ!!!」
周りを見渡すと何人ものフレ女達。
(そうか…この子達、私を助けに…)
ねちゃり…
立ち上がろうとすると、自身の体にべっとりとこびりついた粘液が糸を引く。
白く、若干黄ばんでいるようなその液体。
思い出すあの痛みと汗の臭い。
そっか、私…そっか…
「夢じゃなかったんだ」
混濁した意識の中、はっきりと発したその言葉。
それが彼女の発した最後の言葉になろうとは、この場にいる誰もが思いもしなかった。
再び絶望と悲しみの狭間へ飲み込まれていく彼女の意識。
「唯華ちゃん?唯華ちゃん!!!」
彼女達の叫びが唯華の心に届く事は無かった。
気が向いたらコニー編も書いてみようかなとか思ってます。
あと、『パジャマな彼女。』で主人公が助けに来ずに白井先輩がパコさんにパコパコされちゃう話だとか。