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お母さん……あなたが事故に遭ってから、ずっと一人で頑張ってたのよ。
お父さんはすぐに帰って来てくれたけど、私たちにできることはないし、お医者さんはどうなるかわかりませんって言うし……とにかく、今後に備えようってことになって、仕事に戻ってもらった。
あなたのためだから。辛くても、不安でも、お母さんたちは頑張れた。
看護婦さんに、三ヵ月をめどに転院してくれって言われて驚いたわ。いろいろ事情があるみたいだけど、なんだか見捨てられたみたいな気がして、この先どうなるんだろうって、目の前が真っ暗になった気がした。誰にも……お医者さんにも頼れないんだって、怖くなった。
次の病院でも同じように言われて、どうしようどうしようって悩んでるときに紹介されたのが、岩淵様だったの。
ふふ――あのね、お母さん、岩淵様を最初に見たとき、すごく気持ち悪い人だな……って思ったの。太っているし、いやらしい目で見てくるし、変な宗教の教祖様だし。
それでも良い人だった。「それが仕事ですから」なんて言って、いろんな話を聞いてくださって、岩淵様のやっている「開心会」っていうところが経営している病院を紹介していただいたの。そこは三ヵ月で追い出さないで面倒を見ますって言ってれて……。一所に落ち着けるだけでも、ずいぶん助かった気がしたわ。
開心会っていうのはね、心を開いて、自分に正直になること……。素直になるところから幸福は始まるって、そういう教えなの。教会で懺悔をするようなものだって、岩淵様はおっしゃっていたわ。そうすれば心が楽になって、気持ち良く生きられるし、自分の本当の願いもわからないで叶えられるはずもない……って。
体験しませんかって誘われて、本当は乗り気じゃなかったんだけど、あなたがお世話になっている手前断りにくくてね。
真冬にね、滝に打たれるの。体の芯まで冷え切って、痛くて、涙が出てくるの。岩淵様は、気持ちを素直に吐き出しなさいっておっしゃるから、お母さん死に物狂いで叫んだわ。「痛い。つらい。助けて。助けてください。息子を助けて。何でもします」って。
すぐに頭の中が真っ白になって、自分が何を言っているのかもわからなくなったわ。「つらい」って、頭の中はそれだけ。もうダメ……って思ったところで、岩淵様がお母さんの体を抱きしめて、滝から出してくれた。
お日様みたいにあたたかくて、がっしりと支えてくれるの。お母さんふらふらして、岩淵様に寄りかからないとダメで、そのままま滝の近くにある本部に連れて行かれたの。
通されたのは暗い、畳敷きの地下室。四隅にぼうっと蝋燭が灯っていた。
滝に打たれて体力を奪われたせいか、その部屋が寒いせいか震えていたけど……いただいた飲み物のあたたかさがお腹の中で、じんわり心地良かったわ。その心地良さがゆっくりと全身に広がるみたいな気がして、暑さと寒さと……快と不快のどちらかもわからないで、頭がぽーっと眠たい感じがした。
そんなお母さんの底のほうに、岩淵様の説教が響いていた。
神様は嘘が嫌いだ、って。見栄や恥じらいや外聞っていう、嘘を全部脱ぎ捨てた、心からの願い事を、神様は聞き届けてくれるんだ、って。心を丸裸にする一番の方法は、性的絶頂を迎えることだから、セックスは神様へのご奉仕なんだ、って。
おかしいって思ったけど……どうおかしいって言うことも、考える余裕もなかった。
ふと気付くと、とっても温かい物に包まれていた。岩淵様がお母さんを後ろから抱いていたのね。どうしてだろうって思ったけど、気持ち良くて、夢見心地で、されるがままだった。彼のがっしりとした体に身を任せていると、とても安心できたの。
岩淵様の熱い手が、お母さんの太ももを撫でた。あれ、いつの間に服を脱がされたのかな……ぼーっとそんなことを考える。
岩淵様の言葉が、脳に沁み込む感じでね。今どうなっている、って。ありのままを口にしなさい。何をしているか、何をされているか、どう感じているか。すべて口にしなさい、って。
寒くて、眠たくて、肌を撫でられて、あたたかくて、気持ち良くて、わけわかんなくて、乳首が勃っていて、つねられて、ぴりぴりして、膣に指を入れられて、濡れていて、気持ち良くて、気持ち良くて……ァアっ! こっ……こんなふうにぃイイッ! ちんぽイ、入れられ、てぇ……ッ! あ、あ、んッ……ふぅ……感じて、感じて……カんじてっ……。なにされてるか、を、オォっ……お、お、そこぉ……イイです……ぜんぶ、口にさせられてぇ……、イイっ! ちんぽっ、気持ちいいッ! そこォ! オク、ついてっ……! どこが、イイとか、どうして欲しいとか……ぜんぶ、全部言っちゃうと……気持ちが良くて……不安とか、寂しさがァ……ゼンブっ、気持ち良くなって……! あッ! ぬちゅぬちゅって、やらしい音ぉ……カリ、こすれ、てぇっ……! ふっ……ンうう……。あ、あッ、アア、ア、イく、イきますッ……岩淵様に、ン、あ、ああ……ハメていただいてっ……!
――――ン……はァ、あ、んぅ、はぁ……はぁ……どうしてぇ……? イきたいのにぃ……岩淵様のちんぽで、いっぱい、んぁ……突かれて、イって、神様にご奉仕したいのに……。
……話の、続き? あ、はい……わかりました。