それで、ね? それでお母さん……どこまで話したっけ? あ、そうね、いっぱいイかされて、家に帰って、お母さんね……後悔したの。なんであんなことしちゃったんだろうって。馬鹿だったって。一日独りぼっちの家で泣いて、あなたのお見舞いに行ったのよ。
朝からずーっと、あなたの顔を見て、心の中でごめんなさいごめんなさいごめんなさい、って。そればっかりを繰り返してた。何日もそうしていたら、ふいに……あなたが、うっすら目を開けたの。
意識も反応もなかったけど、ほんの少し目が開いた。お母さん病院の人に笑われちゃうくらい喜んだのよ。
そして……病院の外で岩淵様の車が待っていた。そのまま帰ることもできたけど、お母さんはその車に乗ったわ。
だって、そうでしょう? 偶然だって思っていても、信じていなくても、もしかしたら本当に神様が……って思っちゃったら、断れなかった。
通されたのは前とは違う部屋。もっとあけすけに、ベッドだけが置いてあるの。岩淵様にお尻を押されてエスコートされるみたいに、ベッドまで連れて行かれた。
「嫌なら嫌とはっきり言ってください」
そうおっしゃって、お母さんの顔を撫でた。そして、「どうされていますか」って。
顔を撫でられています。指先で耳をいじられています。そんなやりとりをしていて、だんだんとエスカレートしていって、また脱がされて、まんこを舐められて、気持ち良くなって、喘いで、嫌だって言おうとしたときに、訊ねられたの。
「どうしてここに来たんだ」って。
あなたのためって答えたわ。でも岩淵様は、
「違う!」
って強くおっしゃって、お母さんの膣を指でかき回した。性的な快楽の極みにいるとき、精神がすべての衣を脱ぎ捨てたとき出てくる言葉が本心だって、何度も何度もイかされて。何度も何度もいろんなことを問いかけられて、頭の中がぐちゃぐちゃになって……それでお母さんね……。
「不安だから! 心細いから!」
そう叫んでた。潮を噴いて、よだれをたらして、涙を流しながら、自分の本心に気がついた。
お母さんは不安だったの。あなたがどうなってしまうか、この先のこと、独りぼっちの毎日……全部が怖かったの。誰でも良かった。近くにいて、お母さんを支えてくれて、独りぼっちにしなくて、気持ち良くしてくれる人が、欲しかっただけ。
お母さんは岩淵様に抱かれて、好き放題に遊ばれて、その快楽に溺れたの。その間だけはすべてを忘れられたから。逃げる場所が、必要だったの。
淫乱だと思った。最低だと思った。エセ宗教家の欲にまみれた手でべたべた触られるのも、それを求めている自分も気持ち悪かった。
そうして心の嘘を全部捨てて、汗とよだれと涙と……愛液と精液と、いろんな汁にまみれて、ぐしゃぐしゃの顔を岩淵様はのぞきこんで、おっしゃったの。
「おまえの望みはなんだ」って。
お母さんうわ言みたいに繰り返した。「息子を助けてください」って。それはちゃんと本心だったんだって、すこしだけ安心した。たとえそれが気休めなんだとしても、心からあなたのことを考えているんだ、って。
週に何度かそうして岩淵様に抱かれていたある日……あなたが目を覚ましたの。
ああ、良かった――本当に神様はいたんだ……。ありがとうございますって、何度も何度も繰り返した。
岩淵様が家へ来たのは、翌週だったかな。お茶をお出しして、世間話をして、あなたのことのお礼を言って……。そうしたら岩淵様がおっしゃったの。
「私は何もしていません。神様があなたの願いを聞き届けただけです」
って。それから、
「どうしたい?」
お母さんを試すような目をしていた。お母さんはすこし迷って答えたわ。
「む……息子は目を覚ましましたけど、これからが大変ですし、その……」
そう口にすると岩淵様は怖い顔をして「正直に言いなさい」っておっしゃった。本当は、わかっていた。お母さんはただ岩淵様に抱かれたいだけ。すべてをさらけ出して、心の枷を解き放つ快感が、お母さんを支配していた。それは本当に、神様へのご奉仕だって思えるくらいに、気持ちがいいことなの。
あとはだいたい……あなたの知っている通り。想像した通りよ。
岩淵様のちんぽをフェラしたお口で「おまじない」。あなたの心を裸にするために必要だって、おっしゃられたから。それが回復につながる、って。
おしっこのお世話をしたとき、あなた勃起してたわよね。そのことを岩淵様に報告すると、それかはお見舞いの前にセックスをしたら、お風呂に入らずに行くように指示された。岩淵様のおっしゃる通り、あなたはいつもちんぽを勃起させて、物欲しそうな顔でお母さんを見てたわね。
ねえ……苦しかったわよね? イきたいのにイきたいのに、全部出したいのに、イけないつらさ……。わかるわよね? あなた、ずうっとそうだったものね。
お母さんね……今、それなの……岩淵様にちんぽハメていただいてるのに、動いていただけなくて……切なくて、おかしくなりそうなの。ときどきピクッって動いて、その刺激がじわぁって、もどかしい快感が体中に広がるの。頭の中が、イきたい、イきたい、イきたいって……もうそれでいっぱいなの。
あなたもつらかったわよね。オナニーもできないで、欲情しっぱなしで、ちんぽ硬くして、お母さんにじらされて……。
あなたが一言、素直に「射精させて」って言ってくれれば、いつだってヌいてあげたのよ? 手コキでも、フェラチオでも、セックスでも、なんでも……。
ね? 正直になりましょう? そうしたら、き、気持ち良く、なれるから……。気持ち良くぅ……あ、あっ、あー……ん、ふぅ……シてあげるから……ね?
んッ、あっ、ああ、アッ……。岩淵様に弱いとこ、全部シられてぇ……コツコツ、ちんぽでイジられて……! ん、アあっ……! も、イけるの……むりやりが、ガマンさせられて……お母さんね……つらいのォ……! お、おっ、オ、ォおおッ……!
正直に、イって? そうすれば、気持ち良くなれるからぁ……。
お母さん、もうずっとイく寸前で……まんこキュウキュウ痙攣して、甘イキだけくりかえして、クリトリスいじれないように、手をぉ……つ、かまれて……ハァ、ハァ……ん……、じらされて、イきそうで、気持ち良くて……イきたい。イきたいの。もう……ア、ンン、ソコまでキてるのに……イけないの、いやぁ……。
ねえ……どうして、お母さんの話を聞いて、勃起してるの? ズボン汚れてるの?
正直に言いましょう? そうしたら、気持ちヨくなれるの……おねがい……。イって? イってよ……。そうしたら、お母さん、イかせてもらえるの……。あ、あなたも……気持ちィ……良くなれる、からぁ……! シてあげるからぁッ!
ん、んん、イ、イかせて? お母さんをォお……イかせて……? おねが、あっ、あ、あああ、ァああ……き、気持ちよく、さ、させてよ……おねがい……イって、イって、イってイってイッテ………。
ほら! 言いなさいッ!