※この作品はR-18です。

ちびまる子ちゃん入シエ小学校連続殺人事件   作:index2

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警察到着後にまる子らは刑事に事情を聴かれる。
石橋毛留男が犯人では?と職員の間で噂される中喪黒は当事者に事情聴取を行う。


14話 事情聴取の巻

野口ら女子生徒たちは、警察に職員室で事情を聴かれていた。

 

日が沈んで蛍光灯の灯りが照らす職員室に警察と教職員らに囲まれ女子生徒たちは事のいきさつを話していた。その中でも野口は淡々と事実を語っていた。

 

「それで野口さん幽霊を呼び出す方法とは?」

 

喪黒は野口に詰め寄る。

 

「信じてもらえないかもしれないが、私たち7名はあるオカルト本に書かれている霊を呼び出す方法を試していた」

 

「オカルト本?何だいそりゃ」

 

宇佐美は野口を見るとばかばかしそうに質問する。

 

「望月さんが持っていた本」

 

野口はそのオカルト本について言及する。

 

「その本は厚さ3センチほどでハードカバー中は手書きで一部外国語で書かれている。その本の中にこの学校で起こったこっくりさん事件や今回の花子さんを呼び出す方法、他にもスクエアなどいろいろ書かれている。私たちは二組に分かれて花子さん召喚とスクエアを行っていた。そこで今回の事件は起こった。私の見立てでは恐らく花子さんはアタリでスクエアはハズレだったと考えています。」

 

野口がそう言い終わると喪黒は、野口に質問をする。

 

「野口さんたちは犯行が起こった5時40分から5時50分頃新聞部でスクエアをされていたんですね?」

 

「はい」

 

「山田さんと遠藤さんは同時刻に花子さんを呼び出す儀式を行っていたわけですね?」

 

「はい」

 

山田が返事をする。

 

野口と山田がそう言うと女子生徒たちは一様に頷いた。

 

「うーん」

 

喪黒は何かうなりながら野口の話に耳を傾ける。その一方で野口は、一連の事件について詳しく淡々と喪黒らに述べる。

 

横でメモを取っていた宇佐美が喪黒に話しかける。

 

「警部この事件で最後に望月さんを見たのは担任の戸川先生らしいですよ」

 

「そうなんですか!じゃあ彼にも事情を聴かないといけませんね」

 

喪黒はのっそりと立ち上がると戸川先生を呼んだ。

 

「刑事さん何か御用でも?」

 

戸川は喪黒に話しかける。

 

一連の会話

 

喪黒「いやね害者を最後に見たのは戸川先生らしいじゃないですか?何か不思議なところはありませんでしたか?」

 

戸川「私はあの時間帯にトイレットペーパーが切れているという連絡を内線で受けてトイレに向かっていたんですよ」

 

喪黒「なるほど」

 

戸川「ちょうど一階で望月さんと遠藤さんに会いまして彼女らにも手伝ってもらったんですよ」

 

喪黒「それは何時ごろですか?」

 

その答えに戸川が回答する。

 

戸川「腕時計をしていたので5時30分くらいだったと思います。遠藤さんは一階のトイレを望月さんには三階のトイレにトイレットペーパーを設置するようにお願いしたのです」

 

間に遠藤が割って入る

 

遠藤「そうなんです一階のトイレットペーパーは切れていました」

 

喪黒「それで何時ころだったんですか?」

 

遠藤「えーっと」

 

戸川「私が職員室に戻ったのは5時35分頃でした二階のトイレはトイレットペーパーが切れてなかったのでそのまま用具入れに補充しましたのでさほど時間はかかりませんでした」

 

喪黒「なるほど犯行は5時40分以降と推定していますので恐らく犯人は三階に潜伏していたと考えて間違いないでしょう」

 

宇佐美「警部ということはやはり毛留男が犯人なんじゃないですか?」

 

喪黒「一応その線で捜査しましょうしかし、今回の事件不可解なんですよ私の感では犯人は変質者や毛留男君ではないとと考えています。犯人は事前に女子生徒たちがオカルトを行うことを知っていた可能性が十分にあります。」

 

戸川「ということは犯人は学校関係者ということでしょうか?」

 

喪黒「ええ恐らくね!そして戸川先生に内線で電話をした人物が犯人でしょう。戸川先生!犯人の声に心当たりはありますか?」

 

戸川「いえよくわかりませんが鼻をつまんだ女子生徒のような声でした」

 

ガタン!

 

野口はいきなり立ち上がるとつぶやく。

 

野口「それ花子さんだよクックックッフヒヒヒッ」

 

喪黒「野口さん何がおかしいんですか!花子さんとは誰ですか?みぎわ花子さんと何か関係があるのですか!?」

 

喪黒は野口の肩をつかみ揺さぶる。

 

宇佐美「警部よしましょう相手は子供ですよ花子さんなんているわけないでしょ職員室への内線はいたずらですよ!」

 

喪黒は揺さぶるのをやめるとソファーにドサッと座りタバコに火をつける。

 

喪黒「今日はもう時間も遅いですし子供たちもパトカーで帰宅させてください撤収しましょう」

 

喪黒はそう言うと警官に指図をし校長らに名刺を渡しそそくさと職員室を出ていった。

 

まる子ら女子生徒たちはパトカーで帰宅することになった。

 

 

別の事件

 

 

喪黒は別の事件も捜査していた巴川周辺で若い女性が行方不明になっているのだ。

 

当然小川まち子という入江小の生徒も行方不明事件と関連があるとして捜査していた。

 

そこで今回の事件が起こったわけであるが喪黒はこの一連の事件に何か関連があるのではないかと推測していた。

 

「宇佐ちゃん最近この清水で不可解な事件が多発していると思いませんか?」

 

「確かに多いですよね最近事件が!」

 

「ええ私は最近起こっている事件にはすべて関連があるんじゃないかと考えているんですよ」

 

覆面パトカーの中で喪黒は宇佐美にある資料を見せる。

 

表紙には裏写真部と書かれており数百人の人名が書かれていた。

 

「なんですこれ?」

 

「あの学校の写真部卒業生一覧ですよ」

 

「それと何が関係あるんです」

 

「最近まで伏せられていましたがちょうど二十年前には同じような事件があったんですよ」

 

「二十年前って言ったら俺は3歳くらいっすよw」

 

喪黒はタバコを吹かしながら個人的に捜査している事件に関して仄めかし始めた。

 

「その見立てでは次はプールなんですよ」

 

「プール?」

 

「高所からの転落死、トイレで惨殺、当時はプールはなく校内の池で溺死、これらが当時の事件と重なるわけですが!それに・・・」

 

「それに何ですか!」

 

「恐らく見立て殺人なら今後も事件が続くのではないかと思いましてねw前回の女子生徒が階段から転落した事故も見直す必要がありますが!まあ当時から解決してない事件がこの町には沢山あるんですよ!私はあの学校と写真部には何か関係があるんじゃないかと20年も調べてるんです!証拠はないですがねハハハ」

 

喪黒は不自然に笑うとタバコを灰皿に入れる。

 

秋風の中覆面パトカーは署へと向かうのであった。




清水の街で同時多発的に事件が起こり始める。
今後の展開にご期待ください。
第二部は第三部、第四部に絡む事件となります。
内容の一部と誤字脱字を編集しました。
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