※この作品はR-18です。

ちびまる子ちゃん入シエ小学校連続殺人事件   作:index2

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事件は進展する。遠藤は、真犯人に殺され山田は行方不明となる。この無意味な惨劇のあとに残された産物は、儀式完成後の陰惨でおぞましい校舎のみであった。


17話 血管校舎の巻

土曜の放課後の学校に山田のぞみは忍び込んでいた。その理由は他でもなく遠藤から呼び出されたからである。彼女は、山田を手紙で呼び出しており、事件の真相を知りたがっていた山田のぞみはのこのこと出てきたのである。

 

「せつ子いるんでしょ!出てきなさいよ望月よし子と山田よし子を殺したのはあんたんでしょ!」

 

静間に帰った夕暮れの校舎に人の反応はない。

 

「あんた間違えたって言ってたよね?真犯人の花子さんは山田という名字または、よし子っていう名前の生徒を狙っていることくらいわかってるんだから!」

 

「次は私または、佳代子さんもしくは、特殊学級のあの変な服装の南野良子が狙われてるんでしょ?」

 

辺りに闇が迫る。山田はゆっくりと校舎の隅へ歩き始めたそちらの方には外階段があり各フロアと屋上へ上がることができる。山田はその外階段をゆっくりと上がり始めた。

 

山田は校舎内に入る入り口を探しており、二回の校舎へのドアノブを回すがカギは締まっている。その後三階へ上がるが、そちらもカギが閉まっている。さらに四階も同じ状況であった。そのまま山田は屋上へと上がりそこから校舎内に入る入口へ行くことにした。

 

屋上に上がるの何者かがいた。夕暮れの陰でよく見えないが黒いごみ袋のような物の隣で大人が作業をしている。

 

「ああ山田さんかここまで上がってくれるとは、手間が省けたよ手伝ってもらいたいことがあるんだw」

 

「あなたは何を?」

 

「これから教えてあげよう!私はこの無限に繰り返される茶番を終わらせるために生きているのだから」

 

 

翌日

 

 

日曜の河川敷に警察のパトカーが集まっている。一本の桜の木に肉塊と化したそれは風に吹かれてゆらゆらと揺れていた。遠藤せつ子である。彼女の鞄からは遺書が見つかるがその遺書は、明らかにワープロで書かれており彼女が用意できるような遺書ではなかった。当時ワープロというものは珍しくすぐに警察はそれに関して捜査をしたが手がかりをつかむことができなかった。インクは外国製で説明文のように書き込まれている。さらに小学生がロープをかけるには高すぎる枝に括り付けられており警察も他殺として捜査をすることになった。

 

「喪黒警部これ他殺ですよね」

 

「明らかにそうでしょうなこんな子供がロープで首吊り何てできませんからね!それにこの辺の川と小学校周辺には不審な人物は目撃されていない!」

 

「どういうことです?」

 

宇佐美はよくわからなかったのか喪黒に尋ねる。

 

「つまり川周辺や子の河川敷にいても怪しくない人物が犯人かもしれないってことですよ」

 

「なるほど!」

 

宇佐美は、メモを取り始める。

 

喪黒は犯人について以前からある男に目星をつけており、一連の事件に関連しているのではないかと推測していた。

 

「花子さんなんていない!この事件の犯人は・・・」

 

その時秋晴れの空に突風が吹き彼の言葉はかき消される。喪黒は遺書を読み終わると鑑識にそれを手渡した。遺書は低調にジップロックに入れられ車両の方へと持っていかれた。二人は真犯人の証拠をつかむために車に乗り込む。これから星にたいして張り込み捜査をすることになる。

 

 

遠藤の遺書

 

 

私が真犯人です望月さんと山田さんを殺しました。もはや私が死ぬんでも意味のないことですが、私の願いは大野君と両想いになる事でした。しかし、私が願いをかなえる前に山田がすでに願いをかなえたんです。だから花子さんが出現したんです。あの本の内容が本当なら私の願いはおそらくかなわないでしょう。さようなら

 

 

後半へつづく

 

 

月曜の朝のことである。サッカー部は忙しく朝練をしていた。サッカー部には、大野、杉山、はまじ、ブー太郎、小杉、長谷川、藤木、永沢が所属していた。

 

「そろそろ休憩して水でも飲もうぜ!」

 

大野はそう言うとほかの児童より先に水飲み場に移動する。

 

「おいらたちも行くブー」

 

「そうだな」

 

大野と3-3組男子はぞろぞろと水飲み場に集まる。その朝のひんやりとした校舎に少年たちの声が響きわたる。大野は一足先に水飲み場に行くと蛇口をひねり水を飲み始めた。

 

「ごくごく」

 

「おえっ!」

 

大野が水を飲み始めてしばらくすると赤黒い液体が蛇口から流れ始めた。隣ではブー太郎とはまじが同じように水を飲んでいる。

 

「何だブゥいきなり水が生臭くなったブヒィ」

 

「おええええっ」

 

「なんだこれ!」

 

後ろで小杉がそれを見ていた。

 

「どうしたんだよ!」

 

蛇口からは赤茶色い液体が流れ続けている。

 

辺りには動物が腐ったようなにおいがツーンと広がっていた。

 

当然大野、はまじ、ブー太郎の口はあかちゃいろに染まっていた。

 

「おええええ気持ち悪い先生を呼べ!早く!」

 

この騒動がきっかけとなり学校は臨時休校となる。警察の調べでは、貯水槽に大量の人間の臓物がぶちまけられていた。恐らく最近起こっている連続行方不明事件の犠牲者のモノではないかという線で捜査をされることになった。

 

この陰惨な事件によってある場所からは糞尿のようなにおいのする水が流れたり、血のような真っ赤な水が流れる水道まで出てくる大惨事となっていた。

 

まさに、校舎を血液で循環させたような異様な状態と化しておりそれはまるで巨大なお化けのようであったと後々サッカー部で語り継がれることになる。

 

その校舎は秋休みに閉鎖されその後、入シエ小でおこった陰惨な事件の址を消すかのように校舎の取り壊しが市の教育委員会と市議会で決定された。

 




第二部終了です。
第三部ではある男が事件を起こしていく話になります。
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