「あーもう、なんなのあいつ……っ!?」
高度育成高等学校の女子寮の一室で、女生徒……櫛田桔梗は苛立ち紛れに壁を蹴り飛ばしていた。
その目つきはかなり据わっており、眼光は鋭く荒んでいる。
もしも普段の彼女を知る人間が今の状況を見れば、己の眼を疑う事は間違いない。
彼女は表向き誰とでも仲良くしている善人の優等生として認識されているが、その笑顔の仮面の下には狡猾な本性が隠されている。
そして、その本性を知る人間はなんとしてでも排除したい。それが彼女の最優先事項だった。
櫛田は周囲の信頼を得て優遇される事に異常な程執着しており、その為普段は己の心を押し殺して心優しい少女を演じている。
しかし、その行為は少なくないストレスを彼女の内に溜め込み、そのストレスを言葉として吐き出す事で心身の状態を保っていた。
外部と隔絶されたこの高校であれば、彼女と同じ中学であり、彼女が起こした
だが、自身がストレスを吐き出す為に一人罵詈雑言を垂れ流している場面をクラスメイトである綾小路清隆に見られてしまった為、最早堀北を排除するだけでは安心する事は出来なくなっていた。
綾小路には本性が知られた際に強引に胸を触らせて、この事を言いふらしたら彼の指紋が着いた制服を持って警察に突き出すと脅してはいる。
しかしそれからかなりの時間が経過してしまっている現在、綾小路の指紋が残っているかは非常に怪しい所であるし、第一本当にそれが証拠になるかどうかも分からない。
そもそも、胸を触らせて脅した事も半ばパニックになってやってしまった事であり、その脅しが本当に有効だったかどうかは未だ半信半疑である。
その為、堀北だけではなく綾小路も本格的な排除対象として暗躍していた。
だが結果として何をどうやっても綾小路の裏をかく事が出来ず、策は全て潰された上に温情までかけられる始末である。
このままでは、逆に自分が排除される未来もそう遠くない……そんな危機感を、 櫛田は抱いていた。
「そもそも、堀北なんかとイチャイチャしてうざったいんだっての!? なに?、私があの女より魅力がないってのっ!? 胸の大きさだって実際に触ったんだから分かってるでしょうに、ムカつく……っ!」
綾小路にストレスを吐露する場面を見られた反省の為、 ストレスの吐露は自室で行うようにしておりポイントを支払って部屋は完全防音にしている。
その為櫛田の声が外に漏れる事はないが……それがなければ周囲に聞こえてもおかしくない声量で 櫛田はそう吐き捨てた。
彼女の脳裏にはいつも一緒に動いている綾小路と堀北の姿が浮かんでおり、その光景を思い返すと自分でも理解出来ない苛立ちが沸き上がって来て壁を思い切り蹴り飛ばした。
荒い息を吐きながら壁に足を押し付ける櫛田の表情は何処か赤みがかっており、仄かに妙な色気が漂っている。
冷静に考えれば彼を排除しようとしている自分と彼と協力関係にある堀北では立場が違うので自分と堀北で彼の態度が異なるのは当然なのだが、今の彼女はそこまで頭が回っていない。
今の彼女はただ、苛立ちのままに思った事を吐き出しているだけで、
「……こうなったら……この手だけは、使いたくなかったけど……もう、他に手もないし……覚悟決めるか」
ギリ、と歯を食い縛りながら拳を握り締める櫛田の表情は暗く、眼も据わっている。
しかし、頬に指す赤みが妙に目立ち……瞳も何処か、潤んでいる様子だった。
「で? 話ってなんだ? 櫛田」
俺、綾小路清隆は開口一番、そう切り出した。
此処は寮の櫛田の部屋である。俺は先程突然櫛田に呼び出され、彼女の部屋に赴いていた。
既に周囲は暗くなっており、男子生徒が女生徒の部屋にいていい時間ではないのだが、此処で断ると後が怖い為に綾小路は渋々ながらこの部屋を訪れていた。
櫛田は一見心優しい少女に見えるが、その裏には平然と人を陥れる悪辣な本性が隠されている。
以前とある一件でその事を知った俺は、今となっては明確に櫛田の排除対象となっている。
そんな彼女からの呼び出しに何の疑念も抱かない程、俺は呑気じゃない。
とうの櫛田は綾小路が部屋に入ってからは終始無言で、何を考えているかは分からない。
普段の優等生モードのままであれば何かしら話しかけて来る筈だが、それがないとなると何かあるのではと勘ぐってしまう。
今まで櫛田は自分の秘密を知る俺や堀北を退学に追い込もうとあれこれ策を弄して来た。
その全てを潰して来た俺であるが、未だ櫛田が俺達の排除を諦めていない事は明白だろう。
櫛田の猜疑心は尋常なものではなく、決して口約束などでは納得出来ないであろう事は確実だ。
「……綾小路くん。話があるの」
ずっと黙り込んでいた櫛田が話を切り出した時、彼女の目つきは本性を露わにする時のものになっていた。
普段優し気に開かれている瞳は今は相手を射殺さんばかりの眼光に満ち溢れ、じっと俺を睨みつけている。
今まで彼女が自分からこうして本性を出す事は滅多になく、それだけで尋常な事態ではないと感じ取れた。
「……今まで、綾小路くんを排除する為に色々策を練って来たけど……全部、潰されちゃったよね。正直、綾小路くんを舐めてた。やっぱり、実力を隠していたんだよね」
「別にそういうワケじゃないさ。買い被るのは勝手だが、そんな事を言うって事は俺の排除を諦めたって解釈でいいのか?」
無論、そんな事は思っていない。
櫛田の執念深さは充分知っているつもりだし、彼女が自分の秘密を知る者を放置出来る筈もない。
だが、櫛田から返って来たのは予想外の答えだった。
「……そうだね。私じゃどう足掻いても綾小路くんに勝てそうにないし、排除するのは無理かな。流石にこれ以上やれば、綾小路くんも私を排除しにかかるよね」
「……それは……」
違う、とは言えなかった。
事実、綾小路は櫛田が今後も一向に自分達の排除を諦めないようであれば、櫛田を退学に追い込む事も考慮に入れていた。
その沈黙を肯定を受け取ったのだろう。櫛田は溜め息を吐きながら、口を開いた。
「正直、綾小路くんが本気で私を追い込もうとしたら勝てる気がしないの……けど、だからと言って私の秘密を知ってる綾小路くんを放置する事は出来ない。なら、残る手段は
櫛田はそう告げると何を思ったのか服のボタンを外し、スルスルと衣服を脱ぎ始めた。
突然の櫛田の行動に俺はぎょっとなり、慌てて制止の言葉を口にしようとして……目の前の光景に、息を呑んだ。
──櫛田は完全に服を脱ぎ去り、その裸体を俺の前に晒していた。
染み一つない肌は健康的な色香で満ちており、豊満な胸が衣服から解放されてたぷん、と揺れる様子は俺の眼を楽しませた。
櫛田は未だ据わった眼を向けたまま、吐き捨てるように言葉を紡ぐ。
「要は、秘密を黙って貰う交換条件としてセフレになるって言ってんの。アンタは私っていう動くオナホールが手に入るし、私はアンタが裏切らないっていう安心を得られる。悪い話じゃない筈だよ。アンタ、時々私の胸を見てたでしょ? そういう事にはそれなりに興味があるんじゃない?」
「う……」
確かに男の生理現象として、ボディタッチや急接近を繰り返して来る優等生モードの櫛田の胸に眼を奪われてしまった事は一度や二度ではない。
これだけのスタイルを持ち一見無防備に接近して来る櫛田に劣情を催さない程、俺は男を捨ててはいない。
櫛田をおかずにした事も、ないとは言えないのだ。
現に、櫛田の全裸を見てしまった綾小路の股間は勃起して服の上からでもその膨らみが確認出来てしまっている。
その事はしっかりと、櫛田にもバレてしまっていた。
「ほら、私の裸を見て勃起してるのがその証拠じゃない。ヤリたいんでしょう? ならいいじゃない。それともなに? 堀北に操でも立ててるワケ? あの女の事だから、どうせ怖がってヤラせてくれないんでしょ?」
「おい、俺と堀北はそんな関係じゃ……」
「じゃ、やっぱり経験ないんだ? だったらほら、据え膳を食えない理由でもあるっての? アンタみたいな年頃の男子は、年がら年中発情してるようなもんじゃないの?」
櫛田は煮え切らない俺に焦れったくなったのか、そのまま俺に近付いて服に手をかけて来る。
いい加減我慢の限界だった俺はこのまま流れに身を任せてもいいんじゃないかと思い始め、そして……視界の隅に、光るものを見つけた。
「……へぇ……成る程、ね……っ!」
「あ……っ!?」
その光の正体を見た俺は一瞬で頭が冴え渡り、その光源に手を伸ばした。
櫛田が遅まきながらも俺の行動に気付いて止めようとするが、既に俺は光源……
「やっぱりな。セフレになるって申し出はブラフで、本命はこいつで俺がお前を襲っているように見えるシーンを撮影する事か。今回はちょっと危なかったぞ」
「……あーあ、結局失敗かぁ……ホント、綾小路くんって鋭いよね。まったく、普段どれだけ手を抜いてるのよ。殆ど詐欺の領域じゃない」
仕掛けがバレた櫛田は嘆息し、やれやれと両手を挙げた。
その所為で剥き出しの巨乳が綾小路の前に無防備に晒されるが、意に介する様子もない。
「ま、これで今回の策も失敗だろ。もういい加減服着ろよ……流石に眼の毒だぞ」
俺は櫛田の身体を張った策を見破った事で安心し、櫛田の裸体から意図的に眼を逸らしながらそう話した。
こんな美少女の裸を見続けていれば流石に我慢が効かなくなる為、これで櫛田に服を着て貰えば今日の所はこれで終わりだと思っていた。
しかし、そんな俺の魂胆は次の瞬間盛大に裏切られる事になる。
「──そんな必要ないよ。だって、それなら
「へ……? むぐ……っ!?」
──今度こそ、俺が度肝を抜かれる番だった。
櫛田はいきなり俺に抱き着くと、頭をがっしりと掴んで唇を重ねた。
女の子の柔らかな唇の感触が、俺の身体を硬直させていた。
俺は身体に密着した櫛田の乳房の感触を感じながら、されるがままに櫛田に口内を蹂躙されていく。
ようやく櫛田が唇を離した時には二人の唇の間に唾液の糸が連なり、その淫らな光景に俺の逸物は更に巨大化してしまっていた。
「……元々、この程度の策が通じるなんて思ってなかったんだ。要するに、ダメで元々ってやつ。つまり、セフレになりたいってのは本当なワケ。要は命乞いよ……
櫛田はそう投げやりに言うが、その瞳の奥に隠れた企みを看破出来ない程俺は馬鹿じゃない。
「馬鹿言え……そんな事したら逆にその写真をお前を脅迫した証拠にして俺を追い詰める気だろ。ハメ撮り写真なんて誰が持つかよ」
「ちぇっ、残念……ま、それなら普通に抱けばいいよ。私は抵抗しないし、この部屋は私がストレスを吐き出す為に完全防音にしてあるから外に音が漏れる事はないよ。あ、言っとくけど処女だからね。誰でも身体を許す軽い女だなんて思わないで欲しいな」
櫛田は完全に開き直っているのか、積極的に俺に胸を押し付けながらそんな事を言って来る。
正直罠にかけられそうになった矢先である為完全に信用する事は難しいが、いい加減俺の理性も我慢の限界になりつつある。
目の前に極上のご馳走があるのに手を出していない状況は、どうしようもなくストレスが溜まる。
正直興味があったのは確かだし、此処まで来れば選択肢なんてあってないようなものだ。
「……いいんだな?」
「……うん。もう、私が安心するにはこれしかないから。正直好きでもない男に身体を許すなんて身の毛のよだつ思いだけど、背に腹は代えられないしね」
何処か捨て鉢な櫛田の言葉に俺は溜め息を吐き、やれやれと首を振った。
以前に嫌いだと明言されている以上仕方ないが、少しは夢を持たせてくれてもいいだろうに。
「そこは嘘でも『好きだよ』とか言う場面だろ。ま、流石にそれは高望みし過ぎか。そこまで言うんだったら、抱いてやるよ。途中で嫌って言っても、遅いからな」
「もうっ……あぅ……っ!」
俺の言葉に櫛田は微妙に機嫌を損ねた様子を見せたが、俺が 櫛田の乳房を鷲掴みにするとびくん、と身体を強張らせた。
俺は突き立ての餅のような弾力の櫛田の乳房を手でこね回し始めた。
「うぁ、おっぱい、吸っちゃ……っ!」
やがて俺はそれだけでは足りなくなり、その巨乳にむしゃぶりついた。
櫛田の胸を吸う度彼女は身体を痙攣させ、秘所から愛液が溢れ出し部屋に女の匂いが充満していく。
「さて、と……」
辛抱たまらなくなった俺は服を脱いで全裸になり、自慢の逸物を露わにした。
櫛田は俺のペニスを見て眼を見開き、あからさまに驚いている。まあ、自分でも巨根の類だと自覚はしているから無理もないが。
「ちょっ、チンコってこんなに大きいの……っ!? 流石に大き過ぎだって……っ! 本当にこれが、中に入るの……?」
「まあ、入るように出来てるらしいぜ。とにかく、もう我慢が効かないからちょっと失礼させて貰うぞ」
俺はそのまま櫛田に馬乗りになると、その巨乳でペニスを挟み込んだ。
ふわふわの感触が四方八方から俺のペニスを包み込み、天にも昇る心地で腰を動かし始める。
「うわ、私のおっぱいの中を綾小路くんのが動いてる……熱いし、おっきい……」
「く……っ! こりゃ、我慢が効かないな……っ!」
俺は射精欲の赴く侭櫛田の乳房をがっしり掴みながら腰を激しく前後させ、尿道に精液が一気に溜め込まれて行く。
櫛田の胸はとても暖かで弾力があり、俺の獣欲をこの上なく刺激してくる。
瞬く間に俺は限界に達し、躊躇う事なく精液を吐き出した。
「う、おぉぉ……っ!」
「きゃ……っ!」
びゅるるるるるるる!と凄まじい勢いで噴出した精液は櫛田の胸や顔を汚し、シミ一つない肌を俺の欲望の証が染め上げて行く。
ようやく射精が終わった時には櫛田の上半身は俺の白濁液で真っ白に染め上げられており、酷い有り様となっていた。
「……うわ、べとべとする。ちょっと、出すなら出すって言ってよね。この早漏」
「無理言うなよ。こんな極上の身体相手に、我慢なんか効かないって。正直、此処まで凄いとは思ってなかったんだから」
「……へぇ、余裕がなくなる程良かったんだ。そりゃそうだよね……堀北なんかより、あたしの方が胸大きいし……そっか、あたしのおっぱいそんなに良かったんだ…」
俺の言葉に何故か気を良くした櫛田は、上機嫌でナチュラルに堀北をディスりながら笑顔を浮かべている。
別に何か特別な事を言った覚えはないのだが、何かが彼女の琴線に触れたらしくこの上なく上機嫌な様子だった。
「で、そろそろいいか。正直、すぐにでも挿れたいんだが……」
「……うん、いいよ。けど、これは取引だからね。あたしはアンタのオナホールになる代わりに、アンタはあたしの秘密を絶対喋らない事を誓う……これだけは、しっかり約束してね」
「……ああ、分かったよ。お前の秘密は漏らさないって約束する。俺の邪魔をしないなら、お前を排除する必要もないしな」
俺の漏らした言葉に櫛田は安心した様子で、力を抜いて俺に身体を預けて来た。
猜疑心の塊のような櫛田にとっては、単なる口約束よりギブアンドテイクの関係の方が信用出来るのだろう。
裏切るデメリットより、関係を継続するメリットが大きいのは確かなのだから。
俺達は互いの意志を確認し、後は関係を結ぶだけとなった。
俺はその場で押し倒した櫛田の両足を抱え込むと、ペニスを櫛田の秘所に押し当てた。
「……行くぞ」
「……うん、来て」
そんな、恋人同士のようなやり取りの後俺は一気に腰を突き出し、ペニスを櫛田の胎内に叩き込んだ。
内部を強引に割り開くように俺の巨根が根本まで埋まり、櫛田が息を吐き出すようにして悲鳴を漏らした。
「くぅ……っ! か、は……っ!」
「きっ、つ……っ!」
当然のように処女だった櫛田との結合部からは破瓜の証が流れ出ており、俺の逸物が巨根である事も相俟って櫛田は苦し気な吐息を漏らした。
一方俺は処女特有の窮屈な締め付けに歓迎され、動いてもいないのに射精欲が沸き上がって来るような状態だった。
しかし、このまま射精しては再び早漏と呼ばれてしまうだろう事を考えて射精欲をぐっと我慢し、櫛田の足を掴んで俺はピストン運動を開始した。
「うぁっ、うぅ、うぁぁ……っ!」
「くっ、おぉ……っ!」
カリ首が見える所まで腰を引き、そこから一気に打ち下ろす。
パァン!という肉を打つ音と共に俺のペニスが根本まで埋まり、その度に櫛田の膣内は全力で俺の肉棒を歓待してしごきあげて来る。
極上の膣の感触に忘我の心地になりながらも腰を振り続け、部屋に肉を打つ音が響き渡る。
「う……っ! そろそろ、
「ダメ……っ! 中で
「うぉ……っ!?」
いい加減射精欲が限界になった為俺は腰を引こうとするが、その瞬間櫛田が両足を俺の腰に絡め、自分からぐっ、と腰を押し付けて来た。
子宮を差し出すようなその姿勢に俺の理性はぷっつりと切れ、櫛田と全身を密着させながら腰を打ち下ろし、腰を震わせて射精を開始した。
「うぉ、おぉ、おぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!」
「うあぁ……っ! 熱い、よぉ……っ!」
腰と腰をぴたりと密着させたまま、俺のペニスから夥しい量の精液が櫛田の膣内に注ぎ込まれる。
俺が腰をぶるぶると震わせる度にどくりどくりと新たな精液が送り出され、櫛田の膣内を白く染めあげていく。
結合部からは収まりきらなかった精液が漏れ出ており、射精が終わった頃には精液溜まりが広がって床を汚していた。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ! お、おい、い、いいのか……? 中で全部出してしまったが……」
「……いいのよ。もしアンタが私を裏切ったら、ピルを飲むのを止めるだけだし。そうなったら、責任取って仲良く退学になって貰うからね。ま、もう女の身体を味わったアンタが私を手放すなんて無理だと思うけど」
「……ったく、まあいいさ。これからもお前とセックス出来るんだったら俺も大歓迎だ。これでも、健康な男のつもりだしな」
相変わらずの櫛田に若干呆れつつも、櫛田に執着しつつある自分を明確に感じ取る。
此処までの快感を味わったのだ。今後もずっと、と願うのは性欲旺盛な男子としては何らおかしい事ではない。
最早、自慰が馬鹿らしくなる程の快感だった。確かにこれを味遭ってしまえば、安々と櫛田を手放す事など出来そうもない。
「……なあ、もう1回、いいか?」
「……ふぅん、やっぱ童貞だから溜め込んでるワケ? 別にいいよ? もうあたしはアンタのオナホなんだから、好きに使えばいいじゃない」
そして、童貞だった俺が一度の射精なんかで満足出来る筈がない。
櫛田の胎内に埋め込んだままのペニスは未だ硬度を保っており、櫛田の許可を得た俺は早速櫛田の身体を持ち上げ、対面座位の体勢になると櫛田の腰を掴んで上下に揺さぶり始めた。
「うぁ……っ! うぅ、あぁ……っ!」
「やっぱ、お前、最高、だよ……っ!」
俺は櫛田と密着しながら腰を突き上げ、その極上の身体を貪っていく。
腰を突き上げる度に櫛田の巨乳が俺の胸板で潰されて柔らかな感触が広がり、ぎゅうぎゅうと締め付ける膣内の感触と合わせて俺を楽しませてくれる。
膣内射精した精液が潤滑油となって俺の巨根はスムーズに櫛田の膣内を抉っており、容赦なく櫛田の膣奥を叩いていく。
「くぅ……っ! あ、アンタのチンコ、なんかあたしの中でぶるぶるって震えてる……っ! ねぇ、
「言われ、なくても……っ!」
俺は櫛田の挑発に乗り、どんどん腰を突き上げるスピードを上げていく。
そして最後に思い切り抉りこむように腰を突き上げると、櫛田の尻を思い切り掴み腰を密着させて射精を開始した。
「く、うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!」
「うぁぁ……っ! 中、あつ、い……っ!」
俺は腰を震わせながらどくりどくりと夥しい量の精液を櫛田の中に注ぎ込んでおり、胎内を熱い白濁液で灼かれた櫛田はびくびくと痙攣している。
より深くへ射精しようと腰をぐいぐい押し付けながら、大量の精液が俺のペニスから櫛田の膣内へ注入されていく。
俺の射精量はペニスの大きさ相応に多いようで、数分経ってからようやく終わりを迎えた。
「く、ふぅ……やべぇ、癖になりそう」
「……いいよ、アンタがあたしの身体に夢中になればそれだけ信頼出来るもの。お気に入りのオナホールを、手放したくはないもんね?」
櫛田は何処かからかうようにそう告げ、くすりと笑った。
その笑顔は何処か照れ臭さが混じっているようで妙に微笑ましく、俺は思わずその笑顔に見惚れてしまった。
俺と櫛田は至近距離で向かい合い、互いの顔を見つめ合った。
普通の、恋人のような関係ではない。けれど、こんな歪な関係こそが今の俺達には相応しいように思えた。
「……アンタなんて、
「分かってるって。
お互い、顔を見合わせて笑い合う。
その本心はともかくとして、こうして俺と櫛田は俗にセフレと呼ばれる関係となった。
これからどうなるか分からないが、少なくとも平穏からは遠い事だけは確信出来る俺だった。
取り敢えず『よう実』第一弾、櫛田編その1です。櫛田は初登場時はそこまで注目してなかったんですが、例のあのシーンで好きになりました。アニメで見た櫛田のあの荒んだ顔を見てなんだかムラムラして、筆を滑らせた次第です。
この話の時間軸は原作より少し先、二年生編の後あたりを想定しています。なので詳しくは書きませんが櫛田が綾小路を退学させる為に暗躍を繰り返したり、軽井沢と色々親交を深めたりしてます。
次は軽井沢編のリメイクです。彼女も彼女で好きなんで、相当趣味に走りました。