「ん……キスって、こんな感じなんだ……」
俺が唇を離すと、伊吹はそっと自分の唇に触れて感慨深げに呟いた。この様子からして、今のがファーストキスだったのだろう……俺は図らずも伊吹からもファーストキスを奪った事になるが、そもそもこれは伊吹から仕掛けて来た事なので文句を言われる筋合いはない。伊吹もまた、ファーストキスを奪った事に対する不満はないようだった。
「で? 脱がすんならさっさとすれば?」
「いきなり脱がしちゃ風情が無いだろ。いいから任せておけよ」
「ふん、好きにすれば?」
相変わらず伊吹の言葉は刺々しいが、特に抵抗する様子はない。俺は伊吹の服のボタンを外し、胸元を露出させた。控えめながら確かに膨らんでいる乳房が、俺の視界に晒される。
「あたしの貧乳見たって楽しくないでしょ。男は大きい方がいいって聞くし」
「そんな事はないぞ。これはこれでいいものさ」
俺はそう言いながら手を伸ばし、伊吹の胸をふにふにと揉みしだいた。伊吹の胸は確かに櫛田あたりと比べると控えめと言わざる負えないが、身体を鍛えている為か弾力は随一であり、触っていて飽きない手触りがなんとも言えなかった。
「ん……っ!」
その勢いのまま、俺は伊吹の乳房にむしゃぶりついた。夢中になって胸を吸い立てると伊吹が顔を赤くしながら悩まし気な吐息を漏らし、切なそうに身動ぎする。その様子をもっと見ていたくなり、腕で乳房を思い切り握り潰し伊吹がびくん、と痙攣した。
「ちょ、ちょっと……っ! 流石に痛いわよ、それ……っ! ちょっとは加減を考えなさいよ……っ!」
「……好きにしろ、と言ったのはお前だが……」
「限度があるでしょ? ともかく、一応あたしは女なんだからもっと丁寧に扱いなさいよ」
伊吹は口を尖らせてそう告げるが、頬は上気し口元はややにやけている。どうやら女性的な魅力に欠けていると思っていた自分の身体に俺が夢中になったものだから、女としての自尊心が満足したようだった。
伊吹は身体能力については相応の自負があるようだが、容姿的な意味で自分の事を低く見ているようだった。男勝りな性格をしている自覚があるからこそ、女としての自分についての自己評価が低くなりがちなのだろう。
勿論、伊吹は充分に優れた容姿をしている。流石に櫛田や愛里のような豊満な身体をしているワケではないが、引き締まったその肢体は健康的な魅力に溢れている……これはこれで、中々良いものなのだ。
ともかく、これで伊吹をどう扱えばいいかは分かった。要は、下手な事は考えず単純にセックスに没頭すればいい……欲望のままに振る舞えば、伊吹の女としての自信を充分に満足させる事だろう。
「さて、そろそろ脱がせるぞ」
「……いちいち言わなくていいから、さっさとしなさいよ」
伊吹は照れ隠しなのかそっぽを向きながらそう呟き、俺はそんな伊吹を見て微笑ましい気持ちになりつつも1枚1枚伊吹の服を脱がせていく。
俺が最後に残ったショーツを脱がせると、伊吹は正真正銘一糸纏わぬ姿となった。スラリとしたその肢体は野生動物のようで、健康的な色香を醸し出している。
特にそのカモシカのような足が魅力的で、すべすべでありながら引き締まり、見事な美脚と言っていい。足技を多用する関係上今までの伊吹の足を見る機会はあったが、こうしてまじまじと見つめると頬ずりしたくなるような綺麗な足である事が分かる……まあ、実行に移せば蹴り飛ばされそうではあるが。
「あたしだけ脱がせてあんたは脱がないわけ?」
「いや、俺もすぐに脱ぐさ」
俺は伊吹の軽口に反応する形で手早く服を脱ぎ捨て、伊吹と同じように全裸になった。そして伊吹の眼前に初めて俺の巨根が曝け出され、伊吹はそれを見て仰天した。
「ちょ……っ!? なにこれ……ッ!? お、男のってこんなにバカデカイわけ……っ!? あ、あんた椎名や堀北にこれの相手をさせたの……っ!?」
「ああ、俺のは大きい方らしくてな……女の身体は、男のこれが入るように出来ているらしい……今まで、物理的な意味で壊れた奴はいないから大丈夫だ」
「って、んな事言われても安心出来るわけないでしょ……っ!? こ、こんなのをあたしの中に入れようっての……っ!?」
俺は落ち着かせようと声をかけるが、伊吹は俺の巨根のサイズに恐れ慄いて半ばパニックに陥っている。どうしたものか、と考えを巡らせ……
「むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ!?」
口の中を規格外の巨根で埋め尽くされ、伊吹は苦し気な様子で手足をバタバタと暴れさせている。しかし俺は伊吹の顔を掴んでペニスを口に挿入している為、位置的に伊吹の足が届く筈はなく、伊吹の腕力では俺を押し返す事は出来ない。俺は狭い伊吹の口内を堪能しながら、ゆっくりと腰を上下させ始めた。
「むぅぅぅ……っ!? むぅぅぅぅぅぅぅ……っ!」
たまったものではないのは伊吹だ。俺の巨根が伊吹の口を好き放題に出入りし、口の内外にカウパー液を塗り込めていく。伊吹の口内は熱く尚且つ窮屈で、まるでオナホールのように伊吹の口を好きに使っているこの光景は俺の獣欲を昂らせた。
「くっ、
「むぎゅ……っ!? むぐ、むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ!」
俺は射精欲を躊躇いなく解放し、伊吹の顔を掴んだままその口内に大量の白濁液をぶち撒けた。顔を掴まれている伊吹はそれを飲み込む他なく、こくりこくりと喉を動かしながら俺の精液を嚥下していく。俺は最後の一滴まで注ぎ終えると、やっと伊吹を解放した。
「ぷは……っ! ちょ、ちょっと殺す気……っ!? 気が遠くなりかけたんだけど……っ!?」
「悪い、思った以上に気持ち良くて抑えが効かなかった。本当は少し驚かせるだけのつもりだったんだが……」
「……ふぅん……そう。まあ、男ってそんなもんでしょ。普段何考えてるかわかんないあんたもちゃんと男だったわけだ」
最初はいきなりのイマラチオに対して抗議していた伊吹だったが、俺がその行為に夢中になっていた事を口にするとあからさまに機嫌が向上した。それを狙っていたのは確かだが、思った以上の効果に内心苦笑する。
「……って、あんだけ出したのに全然萎えてないじゃない……っ!? あんた、もしかして絶倫……?」
「ああ、割と絶倫な方かな。そうでなきゃ、何人も相手にするなんて無理だしな」
「た、確かにそうだけど……やば、早まったかあたし……」
大量に口内射精したにも関わらず依然として衰える様子のない俺の巨根を見て、伊吹は息を呑んでいた。しかし、その視線には何処か熱が宿っている事も確かだ……今のイマラチオで、女の本能が刺激されたのだろう。無論、この好機を逃すつもりは俺にはなかった。
「じゃあ、そろそろ入れるぞ。うつ伏せになってくれるか」
「わ、わかったわよ」
伊吹は素直に俺の指示に従い、ベットに手を突いて尻を俺に突きだすような恰好になった。俺は躊躇いなく伊吹の尻に手を伸ばし、ぐにぐにと揉みしだく。俺の愛撫に伊吹は見悶えするが、抵抗する様子はない……頃合いと見て、俺は自分のペニスを伊吹の秘所に宛がった。
「……っ!」
「……入れるぞ」
「は、早くしなさ……っ!!??」
一気にやった方が結果的にマシだろうと考えた俺は伊吹の腰を掴み、思い切り腰を前に突き出して一気にペニスを根本まで伊吹の膣内に突き刺した。伊吹が痛みにびくりと震え、結合部からは破瓜の血が溢れ出る……そして、伊吹の膣内は暴力的なまでの締め付けで俺のペニスを盛大に歓迎していた。
伊吹の膣内は狭さでは坂柳に及ばないが、とにかく締め付ける力が強い。まるで万力のような力で締め付けて来るその膣内は、並のペニスではきつさが先行して快感より痛みを強く感じていた可能性はあるが、生憎俺の巨根はそこまでやわではない。むしろ伊吹の締め付けを押し返すように伊吹の膣内を広げ、己の存在を存分に誇示していた。
「……っ、こ、こんなに痛いもんなのね……あ、甘く見てたわ……」
「痛みを長引かせるよりは一気にやった方がいいと思ったんだが、大丈夫か? 瞬間的な痛みは相当なものだった筈だが」
「痛いに決まってるじゃない……けど、我慢出来ない程じゃない。動きたいなら動けば? 生憎、この程度で泣きべそ書くような鍛え方はしてないし」
伊吹は顔を強張らせながらも精一杯の虚勢を張り、俺に動くよう言って来た。どう見ても大丈夫そうには見えないが、此処で動かなければ後々面倒な事になりそうだ……俺は開き直り、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「くぁ……っ! くぅ、あぁ……っ!」
「く……ッ! これは、中々……っ!」
俺が後背位で腰を打ち付ける度、伊吹は苦痛の声を漏らす。伊吹の膣内は痛みに悶える持ち主とは裏腹に俺のペニスを締め付けてしごきあげており、その快感に自然と腰を打ち付けるスピードが上がっていく。
同時に伊吹の抑えている悲鳴のボリュームも大きくなっているが、俺は構わずにピストン運動を続けた。俺のペニスが胎内を抉る度に相当な負荷がかかっている筈だが、伊吹はあくまで唇を結んで悲鳴を噛み殺している。
「そろそろ、
「くぁ……っ! さっさと、出しなさい、よ……っ!」
俺は射精欲の命ずるまま、猛然と腰を打ち付ける。最後に思い切り腰を打ち付け伊吹の尻と俺の腰が密着すると、腰を震わせて射精を開始した。
「ぐ、うぅぅぅぅぅ……っ!」
「くぅぅぅぅぅぅ……っ! あ、つい……っ!」
俺は伊吹の尻にぐいぐいと腰を押し付けながら、どくりどくりと精液を伊吹の膣内に送り込んで行く。伊吹の胎内はあっという間に俺の精液で満たされ、収まり切らなかった精液が結合部から溢れ出す。しかし俺は射精を止めず、思う存分大量の白濁液を伊吹の胎内に出し続けた。
「……ふぅ……」
「く、はぁ……こ、こんなに
最後まで膣内射精を受け入れた伊吹は脱力しながら胎内を埋め尽くす精液の感触に見悶えしながら、尚も憎まれ口を吐いた。その胆力は大したものだが、その時は荒く声も何処か艶やかだ。胎内に種を注がれ、女の本能が開花している事は明らかだった。
「じゃあ、
「え……? ちょ、ちょっとあんたまさか……っ!」
これで終わりだと思っていた伊吹はそこでようやく胎内に埋まったままの俺の剛直が微塵も衰えていない事に気付き、俺の言葉の意味を察して慌て始める。しかし此処で彼女を逃がすつもりは微塵もなく、ペニスを挿入したまま素早く態勢を変更し、背面騎乗位の体位になるとそのまま腰を突き上げ始めた。
「あぅ……っ! ちょ、ちょっと、あれだけ出したのに、まだ……っ!」
「あぁ……っ! こんなんじゃ、全然、足りない、な……ッ! 取り敢えず、最低10回は付き合って貰うぞ……っ!」
「ちょ……っ!? じょ、冗談、でしょ……っ!?」
俺の突き上げに翻弄される伊吹は俺の発言に血の気が引いたようだが、生憎冗談を言ったつもりはない。折角新しい女を抱けたのだから、数回程度で終わらせる気は全くない。手始めに、伊吹のナカに俺のものの形を覚え込ませるまでは伊吹を逃がすつもりはなかった。
「かっ、身体の中、ごつごつって突かれて……っ! な、なんか変、変になりそう……っ! くぅ、あぁ……っ!」
「感じてきた、みたいだな……っ! 痛みに耐性があった分、慣れるのも早い、な……っ!」
俺は背後から伊吹の腰を掴みながら本能のままに腰を突き上げ、伊吹の胎内を抉っていく。伊吹の膣壁は相変わらず極上の締め付けで俺のペニスを歓迎しており、射精欲も瞬く間に昂っていく。
「もう一度
「ちょ、ちょっと待……っ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」
伊吹の反論を封じるように俺は思い切り腰を突き上げ、遠慮なく伊吹の胎内に二度目の膣内射精を開始した。どくりどくりと新たな精液が伊吹の胎内に送り込まれ、膣奥を灼く白濁液の感触に伊吹は絶頂に至りびくんびくんと震えている。
絶頂によって締め付けが増した膣内は俺の巨根を絞り上げ、更なる精液を伊吹の中に注ぎ込む結果となった。俺は伊吹の腰をがっしり掴んだまま、思う存分精液を注入した。
「く、ふぅ……」
「はぁ、はぁ、はぁ……ちょ、ちょっと……これは、無理……」
俺が最後の一滴まで精液を注ぎ終えると、伊吹はくたりと脱力しベッドに倒れ込んだ。幾ら鍛えているとはいっても、通常の体力とセックスの時の精力は別物なのだろう。疲労困憊、という有り様だった。
しかし、俺としては此処で終わるつもりは一切ない。何故なら、
「……ちょっと、待て……あんたの、まだ硬いんだけど……」
「言った筈だが?
「ひ……っ!」
俺が本気である事を悟った伊吹は思わず声なき悲鳴をあげ、俺から身体を離そうとするが……もう遅い。俺は伊吹の身体を抱き寄せると、そのまま腰を突き上げ始めた。
「ま、待て……っ! ちょっと、これ以上、無理……っ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!!」
伊吹の抗議は意にも介さず、俺はそのままピストン運動に没頭していった。こうして、また一人俺のセフレに名前を連ねる事になった……尚、坂柳の時と同じく暫く伊吹が俺を見る視線に畏怖が混じっていた事も……当然の、結果と言えた。
というわけで伊吹編でした。原作でも綾小路と色々絡んでいるので、中々楽しんで書けました。
取り敢えずよう実編はひとまず終了かな。一之瀬はバックグラウンドが明かされた後で書きます。今のままだと内面描写が一切ないから書き難いしね。椎名も内面描写はないけど、あれはああいうキャラだからという事で特に説明が加わる気配はなさそうなので書きましたが、一之瀬の場合は次巻あたりで過去説明が来そううだしね。
次はデアラ編のリメイクをやろうかな。まあ、そこら辺は気分次第ですが。