※この作品はR-18です。

リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ R-18   作:ロンギヌス

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何故かアッサリ続きが書けたので、2話目も更新。

今回は短いですがHシーンもあります。

ではどうぞ。



エピソード・??? 2

『あの、大丈夫ですか……?』

 

次に意識が戻った時。

 

青年―――東條悟の視界に映ったのは、茶髪をポニーテール状に結んだ若い女性の顔だった。

 

『……ここ、は……?』

 

『私の家です。あの後、あなたが道で倒れているのを見つけて、ここまで運んで来たんです』

 

『あの、後……』

 

『まだ無理しないで下さいね? 浅倉にやられた傷、悪化するといけませんから』

 

女性の言葉を聞いて、東條は自分の頭に包帯が巻かれている事に気付いた。

 

彼女が巻いてくれた物なのだと、東條はすぐに察する事ができた。

 

しかし……頭に包帯を巻かれている理由が、東條にはわからなかった(・・・・・・・)。

 

『あれ……何で、僕……怪我なんて……』

 

『覚えていませんか? あなた、あの浅倉にやられそうになってたんですよ。ほら、このデッキ。あの時の虎のライダー、あなたですよね?』

 

女性が見せて来た、虎の顔を模したエンブレムのカードデッキ。

 

東條はそれに何か引っかかりのような物を覚えたが、その理由がわからなかった。

 

『……わからない』

 

『え……?』

 

『思い出せない……それが、一体何なのか……ねぇ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『僕は、一体誰なのかな……?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東條悟は、記憶を失っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悟さん、後ろから来てます!!」

 

「わかってる……くっ!!」

 

そして現在。ミラーワールドで繰り広げられているのはタイガとアビス、2人の戦士による戦いだった。2人を取り囲むように襲い来るのは、何故か少しずつ数が増え始めているというシアゴーストの群れ。タイガはデストバイザーで、アビスはアビスセイバーで対応していた。

 

「悟さん、伏せて下さい!!」

 

≪UNITE VENT≫

 

『ギャオォォォォォン!!』

 

「ッ……!!」

 

アビスバイザーにカードを装填し、アビスが召喚したのは巨大な鮫型モンスターのアビソドン。アビソドンの突き出した両目から弾丸が放たれ、地上にいるシアゴースト達を次々と粉砕していく。しかしそれでもシアゴーストの数が減る様子はなく……

 

『ブブブッ!!』

 

「なっ……くぅ!?」

 

「!? 梨花ちゃん!!」

 

シアゴーストから脱皮して成長したレイドラグーンが、構えた槍でアビスを斬りかかって来る。アビスセイバーで防御したアビスが建物の壁まで追い込まれてしまい、それに気付いたタイガがすぐさま駆けつける。

 

『ブブゥ!?』

 

「そんな汚い手で、彼女に触れないで欲しいかな……!!」

 

≪FINAL VENT≫

 

デストバイザーで斬りつけたレイドラグーンを無理やり引き剥がした後、タイガはデストバイザーの装填口を開き、1枚のカードを装填する。するとタイガに反撃しようとしたレイドラグーンが、後ろから別のモンスターに取り押さえられた。

 

『ブブッ!?』

 

『グルルルルル……!!』

 

レイドラグーンを押さえつけた白虎型モンスターのデストワイルダーが、そのままレイドラグーンを引き摺りながらタイガの方へと走り出す。タイガもまた、両腕にデストクローを装備した状態で静かに構え、デストワイルダーが引き摺って来たレイドラグーンの胴体にデストクローを思い切り突き刺す。

 

「ハァッ!!」

 

『ブ、ブ……ブァァァァァァァァッ!?』

 

デストクローで高く持ち上げられたレイドラグーンが、その場で大爆発を引き起こす。必殺技“クリスタルブレイク”が決まり、レイドラグーンが跡形もなく消滅したのを確認したタイガはデストクローを降ろした後、周囲にいるシアゴーストの数を見て驚いた。

 

「ッ……まだこんなに……!!」

 

『『『『『ヴヴヴヴヴヴ……』』』』』

 

シアゴーストの数は減るどころか、先程よりも更に増殖していた。このままではいくらタイガやアビスと言えど、その圧倒的数の暴力で押し切られてしまうだろう。

 

「数が多過ぎます……悟さん、一旦引きましょう!!」

 

その可能性を考慮したアビスがタイガの手を掴み、タイガがそれに引っ張られる形でその場から逃走を開始。襲い来るシアゴースト達の間を上手く掻い潜り、何とかミラーワールドから撤退する事に成功したのだった。

 

 

 

 

 

 

この時、2人は気付いていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっきの奴、まさかアイツか……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その様子を、別のライダーが物陰から見ていた事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「怪我はしてませんか? 悟さん」

 

「うん、何とか……」

 

その日の夜。東條はアビスの変身者―――“二宮梨花(にのみやりか)”と共にミラーワールドから帰還した後、彼女の自宅で休みを取っていた。ベッドの上でシャツを脱いだ東條は、どこにも傷を負っていない事を梨花に確認して貰い、彼が無傷だとわかると梨花はホッとしていた。

 

「怪我はないみたいですね……良かった」

 

「ありがとう。こんな僕の事、心配してくれるなんて」

 

「当たり前です! 悟さんは私にとって、大切な人なんですから……!」

 

東條が記憶を失っている事が発覚した後。

 

梨花は自分の事が何もわからない東條の為に、彼を自身の家に住まわせる事にした。

 

東條がライダーとしての知識も失っていると知ってからは、自分もライダーである事を明かし、ライダーの事、モンスターの事、そしてミラーワールドの事も、余す事なく教えてあげた。

 

それからは2人で戦いに出向く事が多くなり、時にはモンスターと戦い、時には自分達以外のライダーと戦った。

 

自分1人しかいない自宅に素性不明の男性を招き入れるなど、普通なら危険極まりない行動だ。

 

当初、彼女が何故そこまでしてくれるのか、東條にはわからなかった。

 

しかし彼女の過去を知ってからは、その理由も理解する事ができた。

 

「お願いですから、無理はしないで下さいね……東條さんにもしもの事があったら、私……」

 

「……ごめん」

 

東條は知っていた。こんな広い家に、何故住んでいるのが彼女1人だけなのかを。

 

梨花にはかつて、3人の家族がいた。

 

父、母、そして兄。

 

彼女が大好きだった家族は3人共、幼少期の交通事故で亡くなってしまった。

 

1人残された彼女は、強く生き続ける事を誓った。

 

遺産を巡って争う人間達の醜さを見せつけられようとも。

 

誰からも愛されなくとも。

 

彼女は誰1人、憎しみを抱こうとはしなかったのである。

 

優しい子である自分を愛してくれた、今は亡き家族の為に。

 

「ねぇ、梨花ちゃん」

 

「何ですか?」

 

「僕……梨花ちゃんの事、ちゃんと愛する事ができてるかな……?」

 

「……もちろんです、悟さん」

 

そんな彼女が求めている物は何なのか、それも東條はわかっていた。それを示すかのように、東條は自身の顔を梨花に近付けていき、梨花もそれを拒む事なく、目を閉じて彼の顔が近付いて来るのを待つ。そして……

 

「「ん……」」

 

2人の唇が、1つに重なった。最初の数秒間は唇で触れ合うだけだった2人のキスは、次第に舌をも交えた濃厚な物へと変わっていき、クチャクチャと音を立てながら互いの唾液を交換し合う。

 

「……悟さん」

 

「……梨花ちゃん」

 

唇が離れ、2人の間にできた唾液の糸が下へと落下する。梨花はそのとろんとした目で続きを促し、東條もそれに応じて再び唇を重ね合わせ、彼女と共に体をベッドに倒していく。

 

 

 

 

 

 

ライダーとして共に戦い続けて来た2人の男女。

 

 

 

 

 

 

いつしかその仲は、肉体関係を築き上げるほどにまで進展していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、はぁ、ん、あぁ……!!」

 

「う、くぅ……ッ!!」

 

それからというもの、2人の下半身が繋がるまでにそう時間はかからなかった。衣服や下着を脱ぎ捨て、黒のニーソックス以外何も身に着けていない梨花は、同じく衣服を脱いだ東條の上に乗って激しく腰を振り続けた。東條は彼女の膣内を堪能しつつ、下から突き上げる事で彼女を淫らに躍らせ続けた。

 

「ひゃん!? あ、んんっ……悟さん、もっと……もっとぉ……ッ!!」

 

「梨花、ちゃん……ん、んぅ……!!」

 

「ん、ぴちゃ、じゅる……ッ!!」

 

対面座位で繋がった状態から、2人は抱き締め合いながら再び唇を合わせ、相手の唾液を求め続けた。そうしている間も、2人は腰を振る事をやめず、梨花の膣内を東條の肉棒がひたすら蹂躙していく。

 

「んん、ぷはっ……悟さん、悟さん……!!」

 

「梨花ちゃん、もう……ッ!!」

 

「出して、下さい……私の、中に……ん、あ、ぁ、あぁっ!!!」

 

2人が強く抱き締め合った瞬間、東條は梨花の膣内で達した。同じく達した梨花もまた、東條の首元に両腕を回して抱き着きながら、自身の腹部の中で熱い物がドクドクと注がれて来るのを感じ取った。

 

「「はぁ、はぁ……」」

 

2人は互いに激しく求め合った後、荒くなった呼吸を何とか整えていく。そしていくらか落ち着いたところで、梨花の方から東條の唇に軽いキスをしてみせる。

 

「チュッ……悟さん、大好きです……♡」

 

「……ごめん、梨花ちゃん」

 

「え……きゃっ!?」

 

まだ下半身が繋がった状態のまま、東條は梨花をベッドの上に押し倒し、正常位の体勢になる。東條に見下ろされる状態になった梨花は、自身の膣内で東條の肉棒がまだ萎えていない事に気付いた。

 

「まだ、収まりそうにないかも……!」

 

「……フフ♪ 良いですよ、悟さん……いっぱい、愛して下さい……♡」

 

梨花のその言葉を引き鉄に、東條は再び腰を振り始め、梨花の口からは淫らな喘ぎ声が漏れ出す。2人の愛し合う時間は、日付が変わってからもまだ続いていくのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻……

 

 

 

 

 

 

「間違いない、彼女がそうだな……」

 

ベージュのコートを着た黒髪の青年。彼は1枚の写真を見ながら、どこかに向かおうとしていた。

 

「急がねぇとな……またアイツ(・・・)がやらかす前に……!!」

 

青年はコートのポケットに写真を収め、代わりにカードデッキを取り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのデッキには、カメレオンの顔を模したエンブレムが刻まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued……

 




何故エロが絡むと執筆が早くなるんだろう?(知らんがな)



さて、今回登場した二宮梨花。あの二宮鋭介の実の妹である彼女ですが、一部の時間軸ではなんとアビスの変身者であり、あの東條悟と肉体関係に至るほどの恋仲になっていました。
家族を失い、周りの誰からも愛して貰えなかった彼女が、(記憶を失っているからとはいえ)心優しい異性と共に過ごしていれば、こんな関係になってしまうのも無理のない話と言えるでしょうか。

そんな2人の結末や如何に……まぁ相手があの東條な時点で「あっ…(察し」な方も多いと思います。
ぶっちゃけ作者もそうなってます←

そしてラストシーンに現れた謎の人物。初登場が最近公開されたばかりのスピンオフであるにも関わらず、多くのファンから高い人気を獲得したあの人です。

次回もお楽しみに。




ちなみに今はまだ出ていませんが、なのは側のキャラも別の形で登場予定。出番は本当に少ないですが。
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