リリカル龍騎ライダーズinミッドチルダ R-18 作:ロンギヌス
やっぱりエロが絡むと執筆が早いですね……(遠い目
『鋭介の妹さんって、どんな子だったの?』
『……唐突にどうした』
ドゥーエが二宮にそう問いかけたのは、エクシスと対面する前の事だった。
『ほら、あなたって確か妹がいたんでしょう? 妹がいる者同士、どんな子だったのか純粋に気になっちゃって』
『手を組んでる者同士として、話さなきゃいけない事か?』
『知りたいな~、お姉さん気になっちゃうな~』
『本当に面倒臭ぇなお前って奴は』
そんな事を知って、この女に一体どんなメリットがあるというのか。それが理解できず首を傾げる二宮だったが、ついさっき彼女に自身の過去を伝えたばかり。後から問われるくらいなら今の内に話しておくべきかと、面倒臭く思いながらも素直に教える事にした二宮だった。
『……少なくとも、妹が俺にベッタリ引っ付いてた事は覚えてる』
『ふ~ん、お兄ちゃん子だったのね。そんなお兄ちゃん子の妹さんを、鋭介が面倒見てあげてたんだ』
『手間のかかる妹だったがな……ただ』
『ただ?』
幼少期に家族を失った為、家族との思い出は少ない。そんな二宮でも、明確に覚えていた事があった。
『いつだったか……アイツが俺に言った事があった』
何故そうまでして自分から離れようとしないのか。いちいち引っ付いて来て鬱陶しく感じた自分がそう問いかけた時、彼はこう返されたという。
『1人だと寂しくて死んじゃいそうだから……だとさ。全く、俺には到底理解できない話だよ』
そんな彼の妹―――二宮梨花が生きていた時間軸では……
「―――でやあぁ!!」
「オラァッ!!」
ミラーワールドでの戦い。川の水がサラサラと流れる川沿いの道を戦場に、アビスと王蛇は互いの武器で激しく斬り結んでいた。振り下ろされて来たベノサーベルをアビスセイバーで受け止め、そこに王蛇が蹴りを加えてアビスを怯ませる。
「ぐっ……はあぁっ!!」
「おぅ!? フッ……ハハハハハハ!!」
一撃喰らえば一撃返す。その繰り返しが幾度も発生する中、アビスは少しずつ体力を消耗していた。それに対して王蛇は体力を消耗するどころか、むしろ楽しそうに高笑いしながら連続でベノサーベルを振るい、その攻撃の勢いはどんどん増していく一方だった。
「やっぱり楽しいよなぁ、ライダーの戦いは……!!」
「ッ……私はちっとも楽しくありません……!!」
アビスの首元にベノサーベルが、王蛇の首元にアビスセイバーが突きつけられた状態で、互いの動きがピタリと止まる。相手の一瞬の隙を狙う為に2人がジリジリと動く中、楽しそうな口調で語る王蛇の事が、アビスはまるで理解できなかった。
「どうして……どうしてあなたは、そんなにも戦いを求めるんですか?」
「あ? 急に何だ」
「何故あなたは……そんなにも簡単に、人の命が奪えるんですか!! あなたのせいで、今までどれだけ多くの人が辛い思いをしたと……!!」
戦いを貪欲に求める王蛇に対し、怒気の含んだ声で問い詰めるアビス。彼女は知りたかった。彼は何故そんなにも酷い事ができるのか。何が彼をそんな風にしてしまったのかを。
「……お前も。どっかの馬鹿みたいな事を言い出すのか」
もっとも、この男に対してその問答は無意味にも等しかった訳なのだが。
「腹が減るとなぁ、イライラするんだよ……イライラして、また腹を満たしたくなる」
「その為に、罪を重ねるというのですか……!!」
「理由なんてそれで充分だ……いちいち俺に理由を求めるな、イライラする!!」
「うぁっ!?」
アビスセイバーを弾き飛ばされ、ベノサーベルを突き立てられたアビスが地面を転がされる。先程までの楽しそうな雰囲気から一変し、苛立った様子で突撃しようとする王蛇を前に、アビスは仰向けに倒れた状態からアビスバイザーにカードを装填する。
≪UNITE VENT≫
『ギャオォォォォォォッ!!』
「何……うぉあっ!?」
アビスを守るようにアビソドンが飛来し、一回転したアビソドンの尻尾で王蛇が大きく薙ぎ払われる。そこにアビソドンの突き出た両目から弾丸が連射され、王蛇の周囲を覆うように次々と着弾させていく。
「チッ……あ?」
そして煙が晴れた頃には、アビスの姿はその場から消えていた。アビソドンもいつの間にか飛び去っており、王蛇だけが1人取り残される形になった。
「ハッ泣けるぜ……アァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」
少しだけ笑い声が漏れた後、すぐに獣のような雄叫びをかます王蛇。戦いへの欲求が収まる事はなく、彼はただひたすら周囲の建物をベノサーベルで殴りつけ、苛立ちのままに破壊の限りを尽くしていく。
場所は変わり、とある公園……
「ハァッ!!」
「フッ!!」
こちらではタイガとベルデの2人が、激しい戦いを繰り広げていた。タイガの振るったデストバイザーをベルデが両手で上手く受け流したり、ベルデが繰り出した蹴りをタイガがデストバイザーでしっかりガードしたりと、互いに一歩も譲らない戦いになっていた。
≪STRIKE VENT≫
「ハッ!!」
「ぐぁっ!?」
一瞬の隙を突いたタイガがデストクローを召喚し、その鋭く長い爪の一撃がベルデに炸裂する。怯んだベルデは後方のジャングルジムに背をつけ、1枚のカードを左太腿に装備した召喚機―――“バイオバイザー”へと装填する。
≪COPY VENT≫
「!? 何……ッ!!」
電子音と共に、タイガの姿が鏡像としてコピーされ、その鏡像と一体化したベルデがタイガの姿に変化する。ご丁寧にデストクローも再現されており、今この場に2人のタイガがいる状態となった。
「僕の真似しないで貰えるかな……!!」
「悪いな、これが俺の戦い方だ」
タイガ(ベルデ)がデストクローを構えて走り出し、タイガもデストクローを構えて迎え撃つ。互いのデストクローが互いを斬りつけ合う中、タイガのデストクローを自身のデストクローで受け止めたタイガ(ベルデ)が右足でタイガを蹴りつける。
「ぐっ!?」
「お前は言ってたな。彼女を愛してると」
「それが何かな……!!」
「記憶を失う前のお前が言ってたぜ……大事な人を倒せば、自分は強くなれるかもしれないってな」
「ッ……!?」
タイガ(ベルデ)から告げられた言葉に、起き上がろうとしたタイガの動きが止まる。彼が告げた言葉の内容に、僅かに引っかかりを覚えたからだった。
「何なのそれ……意味がわからない……!!」
「あぁ、俺も意味がわかんねぇよ。けどな……その意味のわからん事を、お前が自分で言ったんだよ!!」
「うあぁっ!?」
起き上がろうとしていたタイガを蹴り倒したタイガ(ベルデ)は近くの滑り台の上まで跳躍し、コピーベントの効果が解除されベルデの姿に戻ってから次のカードをバイオバイザーに装填する。
≪HOLD VENT≫
「はぁ!!」
「くっ……うわぁ!?」
ベルデが召喚したヨーヨー型の武器―――“バイオワインダー”がタイガの右腕に巻きつき、ベルデが強く引っ張ると共にタイガの体も引っ張られ、ジャングルジムに叩きつけられる。その拍子にデストクローを手離してしまったタイガの右腕をベルデが更に引っ張り、タイガの体が大きく回転しながら地面に叩きつけられた。
「デッキを手離せ!! 俺も、お前の命まで奪うつもりはない」
「ッ……嫌だ……僕にはいるんだ……この力が……!!」
「そういう訳にはいかないんだよ……!!」
ベルデが何度そう言っても、タイガは首を横に振って拒絶するばかり。ベルデは頭を抱えそうになるが、バイオワインダーでタイガを引っ張ろうとした……が。
「ッ……こんな時に……!」
バイオワインダーを装備しているベルデの右手が、僅かに粒子化し始めていた。ミラーワールドでの活動時間に限界が近付いている事にベルデが舌打ちする中、それを隙と見たタイガはデストバイザーを取り出し、右腕に巻き付いているバイオワインダーを切断した。
「ハァッ!!」
「うぉ!? くっ……!!」
そのままデストバイザーを投げつけ、命中したベルデが滑り台から落下するも何とか着地。斬りつけられた胸部装甲を右手で払いながらタイガの方を見据える。
「彼女と愛してるというのなら、なおさら彼女から離れろ。悲劇が起こる前にな」
≪CLEAR VENT≫
「待て!!」
タイガが後を追おうとするも、その前にクリアーベントを発動したベルデは姿が透明になり、その場から姿を消してしまった。1人取り残されたタイガは、ベルデから告げられた言葉が頭から離れなかった。
『もしお前の記憶が戻る事があれば、お前の身近にいる彼女が危ないからな』
「ッ……僕は……」
違う、そんなはずはない。
自分は彼女を、二宮梨花を愛している。
それなのに彼女を手にかける理由なんて。
『記憶を失う前のお前は、そうやって大事に思っていた人間を、自分の手で殺めてる。彼女だってきっと例外じゃない』
「……うるさい」
『お前が危険過ぎるからだ』
『お前は既に、人の命を奪っている』
「違う……僕は……!!」
『彼女と愛してるというのなら、なおさら彼女から離れろ。悲劇が起こる前にな』
「違う……違う、違う、違ぁう!!!」
そんな話とても信じられない。
きっと彼はデタラメを言っている。
彼が自分を揺さぶる為に騙しているだけだ。
タイガは否定したかった。
彼がこうも強く否定し続けるのには理由があった。
『お前には嫌と言うほど苦労させられた。英雄に相応しくないだの何だのと、な』
英雄。
そのたった一言が、ずっと彼の頭の中から消えようとしなかった。
その引っかかりのせいで、ベルデが言った事が真実なのではないかと。
心のどこかで、そう思ってしまっている自分がいた。
「ッ……違う、僕は……僕はぁ!! うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
不安を晴らしたいが為に。デストバイザーを乱暴に振り回し、ジャングルジムを、滑り台を、ブランコを、周囲にある遊具を苛立ちのままに斬りつけていく。
それでも、彼の中の不安が消える事はなかった。
「あ、悟さん。お帰りなさい♪」
その後。ミラーワールドから帰還した東條を出迎えたのは、自宅で彼の帰りを待っていた梨花だった。先程まで浅倉と戦っていたというのに、それを感じさせないかのような明るい笑顔を浮かべながら、梨花は玄関に立っている東條の元へと歩み寄る。
「……悟さん?」
「はぁ……はぁ……」
呼吸が荒く、俯いたまま動かない東條を見て、彼の様子がおかしい事に気付いた梨花。彼女が東條の顔を覗き込もうとしたその時……
「……違う、僕は……僕は……ッ!!」
「え……ッ!?」
梨花は目が大きく見開いた。突然東條が顔を上げたかと思えば、いきなり梨花の手を掴んで引っ張り寄せ、彼女にキスして来たからだ。
「ん、ちゅ、んむぅ……ッ!!」
いきなりの事に驚いた梨花は東條を引き離そうとするも、東條は彼女を抱き締めたまま離そうとしない。無理やり舌を入れ込んだ彼は彼女と何度も舌を交え、貪るように唾液を求め続けた。
「ぷはっ!! さ、悟さん、一体どうし……ひゃん!?」
唇が離れた途端、東條が梨花を床に押し倒し、彼女が着ていたシャツが捲られ、下着も無理やり剥ぎ取られた。そうして露わになった彼女の乳房に東條が顔を埋める。
「あん!? さ、悟さ……んん……ッ!!」
乳房を激しく吸われ、何度もしゃぶられるたびに梨花の口から嬌声が漏れ出す。その間も東條の手は彼女の履いているスカートの中に手を入れ、純白のショーツを脱がせていく。
「ひゃう!? さ、悟さん、せめてベッドの上で……んひぅ!!」
ショーツまで脱がされ、スカートを捲られた梨花は東條から離れようとするも、四つん這いの体勢になったところに東條の固く勃起した肉棒が挿入された。もちろんそれで終わるはずもなく、東條は梨花の腰をがっちり掴み、バックの体勢でピストンを開始する。
「梨花ちゃん、梨花ちゃん……!!」
「ひゃ、んぅ、あぁっ!! 悟、さ……んあぁっ!!」
梨花は困惑を隠せなかった。自分達はこれまで何度も行為を行っているが、彼がこんなにも乱暴に行為を迫って来た事は一度もなく、行為中もちゃんとこちらに気を遣ってくれるくらいには優しかった。だからこそ、彼がこちらの意志を無視して無理やり犯して来るなど、梨花は信じられなかった。
しかし、それでもわかっている事はあった。
「はぁ、はぁ……梨花ちゃん、好きだ……!!」
「ん、あ、あぁっ……!?」
梨花を犯している東條の呟き。耳元で呟かれる彼の言葉が、梨花の思考を鈍らせた。
彼が自分を愛してくれている。
こんなにも愛してくれている彼を、彼女は拒む事ができなかった。
「梨花ちゃんは、僕の物だ……梨花ちゃんは、僕の物だっ!!!」
「~~~~~~~ッ!!!」
東條がズンと強く突き入れた瞬間、梨花は電撃のような強い衝撃が全身に走り、背筋が反り上がった。彼に背後から強く密着される中、彼女の子宮には熱い物がドクドクと流し込まれていく。
(出てる……悟さんの、熱いのが……ッ!!)
背後から東條に強く抱き締められる中、東條が梨花の首筋に何度もキスをする。梨花もバックで犯されている体勢から首を後ろに向け、彼と熱いキスを交わす。
「梨花ちゃん、梨花ちゃん……ッ!!」
「悟、さん……んん、んぅ……!!」
一度射精してからも終わる様子はなく、東條は梨花を仰向けにさせてから再びピストンを再開。彼に無理やり犯されているにも関わらず、梨花は「彼に愛されている」という想いから、彼を拒む意志を見せる事もなく、彼の愛をひたすらその身で受け止め続ける。
誰から見ても異常としか言えないであろうこの状況。
しかし、これを止めてくれる者はこの場には誰もいない。
東條の暴走が収まるのには、まだしばらく時間が必要なようだった。
To be continued……
木村から記憶を失う前の自分について語られ、冷静さを失ったまま梨花を無理やり犯す事態に発展してしまった東條……
彼の異常を察してもなお、レイプにも等しい性行為を強く拒めない梨花……
うん、やっぱ色々狂ってるよね!(ォィ