あいつの能力のせいだと解っていても、愛することを止められない。 作:ゲルパンマン♥山崎
射精が終わり、唇が離れる。
下腹部の奥にはまだ精液の熱を感じる。
ペニスは少しだけ萎えたが、まだ抜かれない。
私はくたりと脱力し、また彼の膝の上に座る形になった。ペニスをそこに咥え込んだままで。
彼は私を抱きしめ、優しく愛撫を始める。
首筋に、耳に、肩に、キスをされる。
私の小さな乳房を揉まれ、乳首を転がされる。
クリトリスを優しく弄られ、淫らな吐息が漏れる。
膨らんだ胎を撫でられ、子宮がうずき始める。
未だ絶頂の余韻が残る私は、彼の胸板に寄りかかり身体を預ける。
「ふうん……❤ひゃんっ❤はうん……❤んくう……❤」
そうしている間に、また私の中でペニスが硬さを取り戻していく。
膣壁を押し広げ、私の中で完全に復活する。
しかしペニスは沈黙を保ったまま、優しい愛撫を繰り返される。
身体にキスをされる度にそこが熱を持つ。キスの音までもが私の脳を熱くする。
乳首もクリトリスも硬く隆起し、軽く撫でるだけで甘い悲鳴が出てしまう。
私の中で、膣壁を広げたまま動かないペニスに焦れったさを募らせ、その存在感を大きくしていく。
私の奥から分泌される粘り気の強い愛液が、中に残る彼の精液と混じり合い、下腹部の奥で私だけの媚薬になる。
鏡に目を向ける。
鏡の中の少女は、しなだれかかったまま、されるがままに愛撫を受けている。
結合部がはっきりと映る。
その淫らな衣装の股間を貫いて、ペニスをずっぽりと咥え込み、下腹部から胎まで盛り上がりが出来ている。
その咥え込んだ秘所からはだらだらと愛液が流れ、ヒクヒクと震えている。
たまに強い刺激があるのか、不規則にビクリと身体を震えさせる。
背後から全身を撫でまわされ、性感帯をいじられる。その愛撫はとても愛おしげで、愛情の深さが伺える。
見ているだけでうっとりする愛の営みに、私の芯も熱くたぎってくる。
昂ぶった官能が、また勝手に私の腰をクイクイと動かす。
身体が覚えてしまっている。こう動くと気持ちいいと。
「はあ❤ふうん❤はあん❤ううん❤」
「もう大丈夫か?なら再開するぞ」
「ひあっ❤」
突き刺さったまま私をくるりと回転させ、対面座位になった。
「苦しくないか?大丈夫か?」
また抱きしめて頭を撫でてくれた。嬉しい。
しきりに私の事を気遣ってくれてる。嬉しい。
彼のことが愛しくなって、足を絡めてしがみつき、その胸板に顔をこすりつける。顔が緩んでしまう。
私の奥に深く突き刺ささったペニスが私の中でピクピク動く。
それだけで感じてしまう。
「んっ❤んふっ❤だいじょうぶ❤またいっぱいそそいで❤」
バックも嫌いじゃないけど、やっぱり向き合ってのほうが好き。
膨れた胎が私達に挟まれ、弾力を感じさせてくる。
ペニスの先端がそれを突付いてる。
熱い。愛しい。でも、今だけは許して。
君のこと、産まれたらいっぱい愛すから、今だけは忘れさせて。
「なぁ、その、お願いがあるんだが」
「えっ、んっ❤うん、何でも、んっ❤何でも言って」
彼に尽くせるのならばなんだってやろう。
ただ、いつになく言いにくそうなのが気になる。
彼はベッド脇の棚から何かを取り出し、差し出してきた。
「その、これを掛けてくれないか」
メガネだった。
額縁が太めで黒の四角いメガネだった。
すぐ装着する。度は入っていない。
彼のお願いに疑問を挟む余地などない。
「どう?」
「ウッ……」
ペニスが一段と膨れ上がった。
「ふあっ❤」
そして射精した。
「ひあっ❤うそっ❤うああ……っ❤うくううう……っ❤あううう……っ❤」
私の中でビュクビュクと精液が吐出している。
初めての経験だった。
私が絶頂の波に飲まれず、精液をその奥へ注ぎ込まれている。
下腹部の奥に熱いものの放出を実感し、それがじわじわと全身へ広がっていく。その感覚に頭がぽーっとする。
多幸感は確かに感じているものの、幾分か冷静にそれを受け止めている。
身体は小刻みに震えるも、絶頂までは行かない。
ただ暖かい愛しさと幸せを感じた。
衝撃だった。このような射精が存在したなんて。
彼は真っ赤になって申し訳なさそうにしている。
「うぐ……すまん。その、なんだ、予想以上に、その、か、かわいくて」
しどろもどろに謝られる。
その時、私の脳内で何かが弾けた。
初めて見る彼の表情。
初めて見る彼の仕草。
初めて見る彼の性癖。
初めて見る彼の……なんだ?これは。
ただとにかく、彼が愛おしい。
その感情は今までも確かに持っていたのだが、この瞬間私の中の何かが変わったのだ。
その確信がある。
考えるのは後。
今、とにかく彼とセックスがしたい。
抱きしめたい。
喜ばせたい。
彼が愛しくてたまらない。
彼の腰に足を絡めたまま膣をキュッと締め、乳首をぺろぺろ舐めながら、上目遣いで彼を見る。
勿論メガネは掛けたままだ。
「ぺろちゅるっ❤んっ❤れろれろっ❤ぅんっ❤」
「ううっ」
私の中で、ペニスが即座に最高潮にまで勃起した。かわいい。
彼の膝の上でピストンを開始する。私から。
腕を首に回して、時に身体ごと、時に腰をくねらせ、上下に、前後に、淫らに彼を攻める。
彼のペニスが膣内を蹂躙して私も快感に悶える。
「はんっ❤あんっ❤んくっ❤はあっ❤」
今初めて、彼のペニスを挿入したままで、彼を攻め立てている。
彼にペニスを入れられると、すぐに快感に震えて何も出来なくなってしまっていたのに。
愛情は減ってなどいない。
快感も減ってなどいない。
むしろどちらも増えている。
胸の内から愛しさが止めどなく湧き出てくる。
それを表現できないのがとても悔しい。
「はんっ❤ねえっ❤あなたも、あんっ❤うごいてっ❤」
「くっ、なんなんだ一体……やってやるよ!」
「ひゃんっ❤」
彼にしがみついたままベッドに押し倒され、正常位になった。
彼の顔が近い。キスをする。
彼は私をきつく抱きしめ、ペニスをぐぐっと奥まで突き入れてくる。
「んくうぅっ❤ちゅるっ❤れろろっ❤はむっ❤」
そのまま舌を絡めながら、グニグニと奥へ押し込まれ、また力を抜かれる。
私も、彼の挿入に合わせて腰を前へ突きだす。
緩急つけて深く入ってくるペニスの圧迫感が脳髄を痺れさせる。
愛しいペニスが未だ私の子宮口を狙ってると思うと背筋がぞくぞくしてくる。
彼はわざとやっている。
執拗に、執拗に奥を刺激されると、私はすぐに精液が欲しくなる。
舌も絡めるほどに、奥がうずいて仕方なくなる。
何度も何度も圧迫される。
その度に私は背筋を震わせて悦んだ。
頭の奥がぽーっとトロけ、射精のことで塗りつぶされていく。
悦ぶほどに舌が激しく動き、また更に奥がうずいていく。
圧迫されるほど、舌を絡め合うほど、その欲求が高まり続ける。
最奥を刺激される度に、愛液が奥から奥から溢れて、結合部から流れ落ちる。
彼の思惑通り、奥の切なさにたまらなくなり、涙目でおねだりする。
でもそれでいい。彼を愛しているから。この欲求も愛だから。
「んっもうっ❤もっと❤はっ激しく、んっ❤はげしく、して❤おねがい❤」
「ああ!」
唇が離れる。途端に寂しさを感じる。
彼が私の足首を掴んで股をガバアと開かれ、ベッドに押さえつける。
腰が迫り上がり、結合部が丸見えの恥ずかしい体勢。
あの時の、初めて彼と結ばれた日にいっぱい愛してくれた姿勢だ。
「あっ❤あはぁっ❤」
あの時の記憶が、快感が蘇る。
羞恥と期待と愛しさに嬌声が漏れる。
本気のピストンが始まる。
目の前で、愛しいペニスが、私の中へ入ったり、出たり。
もう見慣れたはずなのに、その長さと太さのものが私の中へ入っていく光景は、今でも私を昂ぶらせた。
ピストンが少しずつ加速していく。
あの時よりもずっとずっと彼が愛おしい。
ペニスをすべて咥えきった瞬間にその愛しさがどんどん蓄積されていく気がする。
もっともっと彼を愛したい。愛されたい。
愛液でヌラヌラと光り、淫らな糸を引きながら、愛しいペニスが私の中からギリギリまで引き抜かれる。
はやり先端だけはチュウチュウと吸い付いたままだ。
奥からめくり上がりそうなほどの吸い付きを引き剥がし、カリ首が私のスポットを刺激して快感が背筋を走っていく。
ビクビクと身を縮めて軽い絶頂に震える。
「ふわああッ❤あっ❤あっ❤」
愛しいペニスが私の中へ帰ってくる。
引き抜かれて切なくなった膣に、また愛するものを迎え入れる喜びに溢れ、最奥への衝撃に脳髄が痺れる。愛しさが増えていく。
また軽い絶頂を迎え、ビクビクと身体を震わせて悦ぶ。
「んくうううぅぅぅッ❤うっ❤うくっ❤」
でも奥が、最奥が切ない。
待ってるの。
膣が。
子宮が。
脳が。
全身が。
ほしい、ほしいって。
ペニスを咥える膣が、ウネウネとうごめき始めた。
「うっ、すごいっ」
足を固定されながらも、私もピストンに合わせてほんの少し腰を動かす。
ほしい、ほしい。
私の中を出入りする愛しいペニスをじっと見つめる。
あんなに長く太いものが、私の中から出てくる。寂しい。
あんなに長く太いものが、私の中へ入ってくる。愛しい。
「はうっ❤あぐっ❤くんっ❤はんっ❤はぐっ❤」
胎が圧迫されて息苦しくなるも、それすら彼が与えてくれたものとして愛しくなる。
高まり続ける愛しさに、ペニスが一瞬引き抜かれるだけでとても切なく寂しさを感じ、また入ってくると歓喜と愛しさが胸に溢れる。
どんどん加速する抽送に、ただ膨れ上がる欲求と愛しさ。
頭の中はぐちゃぐちゃだ。
そして快感が決壊した。
「うぐうううッッッ❤❤❤うあっ❤あっ❤あ゛あ゛あ゛ッッッ❤❤❤」
混乱する頭に快楽の電流が走り、身体がビクンビクンと震える。
膣がキュウキュウ収縮し、ペニスを締め付ける。
背筋を快感がほとばしり、身体の自由がきなかい。
脳がトロける。息が荒くなる。唇が恋しい。
もはや雄叫びに近い嬌声を上げ、絶頂の快楽を貪る。
メガネはズレて、顔中涙とよだれだらけだ。
はやく はやく ほしい
目の前で出し入れされるペニス。
痙攣する身体に、ピストンは緩まない。
今やドチュドチュと卑猥な音を立てて抽送を続ける。
抽送の度に膨れ続ける。
愛しさが。欲求が。
「あらっ❤あらしっ❤あいしえるからっ❤あならをっ❤あいしえるから❤」
覚束ない意識の中、ただ感情が漏れる。
私は終始それだけだ。
私にはそれだけあればいい。
ペニスがまた一段と硬くなり、私の奥へぴったり張り付き出した。
無意識に"それ"を理解して、彼の舌を求めて自分の舌を突きだす。
すぐに彼の舌が迎えに来てくれた。
一心不乱に絡め合う。
股間同士が密着し、私の中にずっぽり収まった愛しいペニスが大きく脈うつ。
膣がキュウッと締まり、"それ"を迎える。
くる
おくに
くる
きて
きて
「んぐううううッッッ❤❤❤
んぐっ❤んぐっ❤んぐっ❤
あぐううううッッッ❤❤❤」
際限なく膨れた欲求と、溢れる愛しさが、絶頂を極大にまで引き上げた。
幾度身体を重ねても、今まで到達しなかった規模の快感。
重ねた唇から嗚咽のような声が漏れる。
意識が飛ぶ。
脳髄に雷が走る。
身体が弓なりに跳ねる。
膣が収縮と痙攣を繰り返す。
潮を噴きだし、小便が漏れる。
彼はそれでも唇を離さなかった。
私はそれでも舌を絡め続けた。
射精の最中、足首を離され、きつく抱きしめられる。
朦朧としながらも、それだけで歓喜に満ちた。
ただ溢れる愛しさだけで身体を突き動かし、足を絡め、腕を回してしがみつき、唾液を飲み、舌を絡める。
精液が注ぎ込まれる。
ドクンドクンと注ぎ込まれる。
都合3度目の射精とは思えないほどの量。
結合部から溢れても、まだ止まらない。
注ぎ込まれる度に身体が跳ねる。
私は幸せだ。
こんなに愛せて幸せだ。
こんなに愛されて幸せだ。
そうか。
私はあの時既に、彼だけのものになってたんだな。
そう確信して、私の意識は完全に落ちていった。