※この作品はR-18です。

つくもつき   作:猫ノ帽子

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 前回のあらすじ!

「あ……。疲れた……」
「あらあら」
「えっ?」
 夕雲の股間から、秋雲のものより大きな男のものがそびえ立っていた。さきほどまでは無かった。しかし、今はある。どういう原理なのかはわからないが。
「次は私の番ですね?」
 夕雲は楽しそうにそう言ってきた。



第3章 !夕雲さんが秋雲くんを!?

 秋雲は慌てて声を上げた。

「待て待て――!」

 夕雲の股間からそそりたつ男のもの。秋雲のものより五割ほど大きいだろう。何かしらの方法で生やしたようだった。

「秋雲に何をする気ですか、ソレ!?」

「私も秋雲さんの中を試してみたくて」

 軽く舌で唇を舐め、夕雲は自分のものを撫でる。

 後ずさりつつ、秋雲は自分のお尻を押さえた。

「中って……!」

「その身体は出来立てほやほやですから、衛生面は大丈夫ですよ」

「え?」

 意味が分からず、いや理解しようとして理解しきれず、思わず夕雲を見上げる。しかし、夕雲はそれ以上何も言わなかった。

 ずいと目の前に突き出される夕雲のもの。

「どうですか? 秋雲さん、私のものは? 大きいでしょう? 触ってみて下さい」

「うん……」

 言われるがままに、秋雲は夕雲のものに手を触れた。少女の身体に生えた男のもの。肉の感触と暖かさを確かに感じる。どんな原理なのかは全く不明だが。

 ゆっくりと扱くように上下に手を動かす。

「あっ……」

 甘い声とともに、夕雲の身体が跳ねた。そのまま手を動かすと、秋雲の手の動きに合わせ、夕雲が身を震わせ掠れた声を漏らす。

 その反応に秋雲は心臓が高鳴っていくのを自覚した。

「なんか、変だ……。ぁ、む」

 と、夕雲のものを口に含む。

「うんっ……!」

 夕雲が身体を強張らせた。

 ちゅぷ、ちゅぱ……。

 秋雲は口を動かし、夕雲のものを刺激していく。頭の中にある知識とさきほどの夕雲の口技の記憶を使い、唇を動かし、舌を絡めた。

 夕雲は身体を震わせ、秋雲の頭を押さえる。、

「あっ、これ……あっ、出る……出ちゃう! あっ!」

 びくんっ!

 秋雲の咥内に、暖かい粘液が解き放たれた。

 夕雲のものから口を放す。口の中に広がる何とも言えない味。

「変な味……」

「秋雲さん」

 目の前に夕雲の顔があった。

 夕雲は妖艶に微笑み、秋雲の唇に己の唇を重ねた。

「むぅ!?」

 眼を見開く秋雲。しかし、唇を放すことはできない。夕雲の手が秋雲の頭を押さえていた。夕雲の舌が咥内に差し込まれる。秋雲も応じるように舌を動かした。淫猥な音ととに、二人は己の舌を絡ませる。口の中の粘液ごと。

 そして、唇を離す。

「うんっ……」

 秋雲は咥内に残っていたものを飲み下した。

 肌寒さを覚えて視線を下ろす。制服の上着が外され、シャツもボタンが外されていた。口付けをしている間に脱がされたらしい。

「あっ」

 夕雲が素早く服を脱がせていく。抵抗する暇も無い早業だった。制服とワイシャツを脱がせ、残っていたキャミソールも手早く奪い取り、横に放り捨てる。

 あっという間に秋雲は一糸まとわぬ姿となった。

「秋雲さんの身体は素敵ですね。今は男の子ですけど」

「ひゃっ!」

 ぺたりと胸に手を触れられ、秋雲は小さな悲鳴を上げた。本来ならそれなりの膨らみがある胸も、今は硬く真っ平らな胸板である。夕雲は青色の瞳に好奇心の光を宿し、秋雲の胸を撫で回している。

「ここはどうですか?」

「あんっ……」

 小さな乳首を摘ままれ、秋雲は声を漏らした。

「男の子の胸も敏感みたいですね」

 夕雲が秋雲の胸に顔を近づけ、乳首を口に含む。軽く吸い、舌先で乳輪を舐め、それから乳首を転がした。そして開いた手でもう片方の乳首を攻めていく。

「あっ、夕雲――! あっ、はっ、んんっ……! あっ、熱い……あっ、はひっ……」

 夕雲の頭を抱きしめながら、秋雲は湧き上がる快感に身を震わせた。

 口を離し、夕雲が視線を動かす。

「ふふ、こちらもすっかり大きくなってしまいましたね」

 秋雲のそそり立つものを手で軽く掴んだ。

 しゅっ、しゅっ、

 と、手を動かす。

「あっ! やめ……」

 腰から全身に広がる熱い波紋に、思わず声を上げた。

 夕雲はあっさりと手を放してから、おもむろに秋雲の腰を抱える。

「今回はこっちです」

「待っ――!」

 ぐぃ、と腰が持ち上げられた。

 夕雲の左腕が、秋雲の腰を抱え上げている。仰向けにひっくり返された体勢のまま、両足を開くという屈辱的な体勢。しかも、股間のものは激しくいきり立っている。

「はい。力抜いて下さい」

 つぷっ。

「ひぅ!」

 秋雲は思わず声を上げた。

 夕雲の指が、秋雲のお尻の穴へと差し込まれている。

 本来なら入るべきではない体内で、夕雲の指が動いていた。

「確か、このあたり……」

「!」

 瞬間、秋雲の身体に電撃が走る。今までとは違う、強烈な快感の衝撃。

 夕雲がにっこり笑い、指を動かし始めた。

「あっ、あっ……ああぁ……。夕雲っ……! これ……! なんか、おかひぃ! 待て、待って……やっ、め……! んんっ……ひっ、ああああ!」

 びくんっ!

 突如脳を襲った快感の爆発に、秋雲は身体を跳ねさせ絶頂を迎えていた。何が何だか分からないが、それが前立腺によるものだと、ぼんやりと理解する。

「ふふ……秋雲さん、かわいい」

 楽しげに呟いた夕雲が、いきり立つ自分のものを撫でた。

「さあ、行きますよ」

 その先端を秋雲のお尻へと触れさせる。

「え? 待て、待って……」

「えいっ」

 ずぶっ、

 あっさりと、夕雲のものが秋雲の体内へと飲み込まれた。さほど痛みもなく。

「おっ、おおおっ、ああっ! おおおお……!?」

 未知の感覚に、秋雲は声にならない声を上げる。お尻から喉の奥まで突き抜ける重い衝撃と圧迫感。それは全く未知のものだった。

「秋雲さんの中、暖かいです。動かしますよ」

「まっ……ま」

 制止しようとするが、夕雲は止まらない。

 両手で秋雲の足を掴み、その体勢で腰を大きく前後させた。

 その動きに、よく分からない快感が腹の奥底からわき上がってくる。

「あっ、はっ……! おっ、ううっ、ああっ! 何これっ……!  はひっ、はっ……! お腹がっ――! おはっ、あっ……あああっ!」

 びゅるっ……!

 そんな音を立てて、秋雲は己の精を解き放った。

 粘りけのある液体が、鳩尾の辺りに吐き出される。

 秋雲から自分のものは引き抜き、夕雲はうっとりとそれを撫でた。

「秋雲さんの中、とっても気持ちいいです。癖になりそう」

「ヤバい……これは、ヤバいって」

 まともに思考も動かぬまま、秋雲はそう呻く。

「次はこっちからですよ」

 夕雲は秋雲の身体を抱え、うつぶせから仰向けへとひっくり返した。その状態から腰を持ち上げられる。夕雲は秋雲のお尻に再び、自分のものを押し当てた。

「待て……夕雲、待っ……おおおおっ! ああああああっ!」

 夕雲のものが再び体内に潜り込む。

 しかし夕雲は止まらない。秋雲の腰を捕らえたまま、腰を激しく前後に動かした。取り憑かれたかのように。自分のものを引き抜き、押し込み、引き抜き、叩付け。秋雲の身体を獣のように貪った。

「ああっ! 待て、夕雲っ……! これっ! ああっ。ダメ……! おっ、おおっ、ほっ、はっ。ああっ! アツい!? おかしくっ、コレおかしくなるっ! やだっ! お尻、気持ぢいいっ! やだあああっ! あああっ、あおおおっ!」

「遠慮しないで下さい。もっと気持ちよくなりましょう。ほら」

 夕雲の右手が、秋雲のものに添えられた。激しく腰を動かしながら、触手じみた手と指の動きで、秋雲のものを扱いていく。さらに左手が秋雲の胸を撫で始めた。

 両手でシーツを掴み、涎と涙と鼻水を垂れ流しながら、秋雲は吠えた。

「あああああっ! 待って! 夕雲! ヤメ、ヤメ……あああっ! これ、ヤバィ! 壊れる! あっ、ダメダメ! 駄目っ! もう無理、無理……ぁぁああおおおおおっ!」

「んんんあああああっ!」

 秋雲と夕雲は同時に達した。

 自分のものから水鉄砲のように勢いよく精子を吐出しながら、秋雲は何度も身体を痙攣させる。男の身体で、お尻の穴を攻められ、自分のものを扱かれ、女では想像も出来ない絶頂へと至っていた。

 圧倒的な快感が二人の意識を焼く。

「もう、ダメ……」

「私も、です」

 秋雲は燃料が切れたようにベッドに崩れた。

 夕雲も同じくぐったりと秋雲の上に覆い被さった。

 

 

 

 

 エピローグ それは夢か現か幻か

 

 

「うん……?」

 秋雲は眼を開けた。

 白い天井が見える。

 むくりと上体を起こして、胸に触れてみる。確かな膨らみと柔らかさがそこにあった。足の付け根に触れてみるが、そこには何も無い。

「これは、夢オチ?」

 訝りながら周囲を見る。

 工廠の隅っこに置かれた長椅子に、秋雲は寝かされていた。周りには誰もいない。窓の外には夜のとばりが降りている。白い蛍光灯が無機質に秋雲を照らしていた。

 ずきり、と。

 頭が痛む。

「うぅ」

 手で撫でてみると、たんこぶがふたつ出来ていた。ツクモに投げ飛ばされた時のものだろう。ということは、少なくとも二回目までは現実らしい。

「まぁ、ともかく」

 にまりと秋雲は笑った。

「これはイケる!」

 

 

 

 空を流れる秋の雲を眺めながら、ツクモは口を開いた。

「夕雲」

「何でしょう?」

 隣を歩いていた夕雲が返事をする。

 ツクモは小さく吐息してから、そちらに目をやった。

「秋雲はどうしてる?」

「ネタが思いついたみたいですね。今は猛烈にネーム書き殴ってます。これは線画書き始めたあたりで油断して、締め切り直前に修羅場になるパターンです」

 何故か楽しそうに言ってくる。

「そうかー」

 ツクモは他人事のように頷いた。

 いくらかの間を置いて尋ねる。

「うちの基地って、変態さん多いのかな?」

「ふふ。提督に似たんですよ」

「そうかー……」

 夕雲の言葉に、ツクモは改めて空を仰いだ。

 秋の雲は静かに空を流れている。

 

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