※この作品はR-18です。

つくもつき   作:猫ノ帽子

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 前回のあらすじ

「ところで……山城、提督――」
 そう言いながら振り返った扶桑は、長匕首を一本抱えていた。
 酷く楽しそうに微笑みながら、白樫の鞘から刀身を抜き放つ。
「私に、何をしました?」
 銀色の刃が、白く輝いた。
「!」
 ツクモと山城は言葉もなく。
 その場に膝をつき、しめやかに土下座した。



おまけ !お仕置き

「提督、山城と私の身体ってどう違います?」

 楽しげに笑ったまま、扶桑が聞いてくる。

「えっと……」

 ベッドに仰向けにされたまま、ツクモは視線を泳がせた。

 色々あって現在は山城になっている。扶桑から元の身体に戻った時と同じ方法で、山城の身体に意識を移す事ができた。相手の意識があっても、問題無く身体の制御権を得ることができるようだ。

「頭が軽い事かな……」

「なるほど、確かに。山城は私と違って髪の毛は短いですからね」

 納得したように頷く扶桑。

 仰向けになったツクモの、腰のあたりに乗っている。乗っているといよりは、完全に重心を押さえ込まれていた。逃げ出せない。

「ところで……」

 扶桑の手が、生地越しにツクモの胸に触れた。

「私と山城の身体って、感じ方違うのでしょうか?」

 そのまま両手でゆっくりと胸を撫で始める。マッサージのように優しく力を込めて、餅を捏ねるように力を変えて。胸の膨らみが、扶桑の手に合わせて形を変えている。

「んっ……」

 じっとりと身体が熱を帯びていた。

 扶桑が、ツクモの上衣をはだける。山城の身体で、着ているものも山城の服だが。上衣を左右にはだけ、そのまま器用に脱がし、ブラジャーも同じように脱がしてしまった。

 あっという間に上半身の衣服が消えた。

「きれいな肌ですね。山城ももっと自分に自信を持っていいのに」

 そう呟きながら、扶桑の手が、ツクモの胸に触れた。

 優しく丁寧に、大きな乳房を揉みほぐしていく。扶桑の手の動きに合わせて、柔らかく形を変えていくふたつの膨らみ。時折お腹や肩、腋が撫でられた。

「提督、気持ちいいですか?」

「ん……。ふっ……」

 視線を逸らし、ツクモは小さな呻きを返した。じんわりと胸から全身へ、甘く切ない熱が広がっていく。身体が熱を帯び、しかし妙に喉が渇いていた。

 扶桑は少し考えるように視線を上げ、ツクモの乳首を摘まむ。

「んあっ!」

 思わず声が漏れ、ツクモは口を押さえた。

「提督はこれがいいんですね? ふふ。分かりました」

「ん! あっ、待て! ひゃぁあっ!」

 慌てて止めようとするが、扶桑は止まらない。

 楽しそうに微笑みながら、両手でツクモの乳首をこね始める。くにくにと丁寧に、しかし嬲るように執拗に。オモチャで遊ぶ子供のように。

「おい、扶桑! あっ……! んんんあっ! ちょっ……待て! ひゃうっ! 扶桑……あっ、あああっ! ひっ! やめて……はひっ! 待て……! 待っ、んんっ!」

 指が動くたびに全身を透明な衝撃が貫く。胸から脊髄へ、脊髄から脳へ、全身へと駆け抜ける演劇。ツクモは扶桑を止めようと腕を動かすが、神経が痺れてまともに動かない。

 身体を包む浮遊感。背筋に電気が走るたびに、意識がどこかへと飛びそうになる。

「あ……あっ……」

 朦朧とする意識。口元から垂れる涎を拭うこともできない。

「はむ」

「ひゃぅ!」

 扶桑が身体を屈め、ツクモの右胸を口に含んだ。今までとは違う、生暖かく濡れた感触に、ツクモは小さく身体を跳ねさせていた。

 右手の動きはそのままに、扶桑は舌と歯を使ってツクモの乳首を嬲り始める。

「ああっ! 扶桑! ちょ、はひっ……あっ、やめて……! あんっ、んんっ、はひっ! おかしくな……! ダメ! ひぁ、俺が……あっ、悪かっ、んんんッ!」

「大丈夫ですよ、提督。私、怒っていませんから」

 顔を上げ、扶桑は楽しげに笑いながら言ってくる。しかし、その言葉をそのままの意味として信用する事はできない。

「でも、ちょっと好奇心はあります」

 右手だけでツクモの胸を弄りつつ、扶桑がそう笑い。

 するり。

 と、左手をスカートの中へと入れた。

 無防備な太股を優しく撫で上げる。

「ひっ」

 背筋を走った電気のような衝撃に、ツクモは息を止めた。

「ここからですよ、本番は」

 そんな前置きとともに、扶桑はショーツの上からツクモの秘部をなで始める。数度、具合を確かめるように指を動かしてから、ショーツの縁から奥へと指を差し込み。

「提督、行きますよ?」

 酷く優しげに言ってくる。

「それは……やめッ」

「えい」

 つぷり……。

 と、扶桑はツクモの――否、山城の膣内へと指二本を差し込んだ。

「!」

 体内に異物を入れられる感覚に、ツクモは呼吸を止めた。

「次は、これでどうでしょう?」

 ゆっくりと指が動き出す。奥まで差し込み、それから入り口まで引き抜き、完全に抜かず再び奥まで差し込んだ。それらがゆっくりと繰り返される。

「ん……。ぁん……」

 今までとは違った感覚に、ツクモは身体を強張らせた。言葉にはできない奇妙な感覚、自分の身体でないものが、自分の中を動いている。

 じっとりと熱を帯びる下腹部。

「ふふ。気持ちいいんですね。だんだんと溢れてきましたよ?」

 扶桑が楽しそうに、説明してくる。

 ツクモは何も言えず、自分の顔を押さえた。

「次は、これですね」

 くぃ。

 と、膣内で扶桑が指を曲げた。

 その瞬間、目の前に星が散る。

「ん! あ――! ああッ……! んんんん……ァ――!」

 強烈な性感が、ツクモの脳髄を叩いた。視界が白く染まり、音が消える。あまりの衝撃に、身体を大きく反らし、声にならない声を上げる。強烈な快感が、意識を焼き、思考を吹き飛ばした。

「まだまだですよ。もっと気持ちよくなって下さいね、提督」

 きゅっ。

 と、扶桑の右手が淫核を摘まんだ。

「待っ――! それは! はっ――ダメ……! かっ! ッ―――!」

 のたうち回るように、布団の上で悲鳴を上げるツクモ。快感の中枢二カ所を同時に攻められ、神経が焼け付くような快感が脳を直撃している。

「ああっ! ふそ……ああっ! やめ……」

 両手で口を押さえ必死に声を上げるが、扶桑は全く聞いていない。どこか嗜虐的な笑みを浮かべながら、指を膣奥まで押し込んだ。

「ぐ! ああ……あ……! あああああああっ! ンンン――ああああっ ……」

 ツクモは身体を仰け反らせ、咆える。男には想像すら付かないレベルの快感。身体が全く言う事を利かない。腰が跳ね、全身の筋肉が不規則に痙攣。頭の中に何度も火花が散り、ただ悲鳴じみた声を吐き出していた。

 やがて。

「うぁ……ぅ……」

 糸が切れたように、ツクモはその場に崩れた。

 ふと扶桑が顔を覗き込んでくる。イタズラをやり遂げた子供のように笑っていた。

「提督、満足していただけましたか?」

「……」

 言葉は出てこない。

 続けて、扶桑は自分の胸に手を当て、

「もし女性の身体に興味があるなら、私でよければいつでも貸しますよ」

「え?」

 ツクモはただ一言呟いた。

 

 

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