※この作品はR-18です。

廃人ネカマのロールプレイング   作:栗鼠科.aka.メスガキ撲滅委員会

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 おまたせー。
 いやー、構想は出来上がってるのに、なかなか手がつけられなくてねー。書き始めたら5時間ぶっ通しで6000字とか書いちゃうんだけど、書き始めるのがねー。
 そんなわけで今回も長いよ。まーた1万字越えだよ。今度は1万2千字だってさ。長すぎだって。筆に熱乗ってるのはいいけど、長すぎると読むの疲れるでしょーが!

 で、またまたクレマンティーヌがかわいそうな目に遭うよ。オーバーロードに抱きしめられて圧死するよりはマシだろうから、まあいいか。クレマンを虐めるのもこれで一旦終わりだしね。
 あとグロ注意だよ。最後の最後に猟奇的描写があるからね、気をつけてね。




第十五話、恩寵と褒美。

 目覚めてすぐ、頭が重いという異常事態に困惑する。元は特殊部隊の上級士官、サバイバル能力も備えるその身が「寝起きが悪い」などというのは間違いなく異常事態だ。

 

「私・・・・・・、あれからどうしたっけ・・・?」

 

 柔らかい掛け布団を跳ね除けて、クレマンティーヌはなんとか頭を回転させる。そして思い出す、昨夜の儀式場で起きた一連を、そしてその後を。

 

 冷たい風で意識を取り戻して見たのは、女装したダークエルフの少年。

 

『おかえりなさい! ツインズさん』

 

『マーレか』

『守衛とは御苦労だな』

 

『そんな、なんのこれしきです! ——それで、その人間はなんですか?』

 

『ああ、これか?』

『あの方の新しい玩具さ』

『可愛いだろう?』

 

 ダークエルフの少年は、まるで虫か草木を見るような目をしていた。

 そのまま神殿か何かという古ぼけた廃墟に連れ込まれた。そして思い知る。恐ろしい所に連れて来られたと。廃墟の中は墳墓になっており、白骨が静かに転がっていた。そして、脇を抱え上げられ、“闇の扉”を潜る。

 闇の扉を抜けた先の景色は一変して美しいものだった。真紅の床はいかにも高級そうで、天井から下がるシャンデリアが煌めいていた。何がなんだかわからず呆然としていると、突然手を離され、床に落とされる。疲れ切った身体では受け身も取れず、立ち上がる事もできない。うつ伏せに倒れたまま、床の冷たさを感じながら、逃げ出す事も出来ない現状でどうするかを思考していた。そうしていると、新しい靴音。

 

『あの方の新しい玩具だ』

『とりあえず身を清めてやれ』

 

『かしこまりました』

 

『尻の穴までしっかりとな』

『怪我や病気があるなら』

『誰かに治療させろ』

 

 そうだ、今しっかりと思い出した。あのあと墳墓に連れ込まれ、そうかと思えば宮殿のような煌びやかな場所へ移動して、風呂へ入れられたのだ。メイド達に何から何まで世話をされ、最後は一室のベッドで泥のように眠った事を思い出した。

 上等な寝間着(ネグリジェ)を捲って自分の身体を確かめれば、過去に受けた拷問の傷痕も綺麗に無くなっていた。昨日まで歪んで荒れていた秘所なぞは処女(おぼこ)のような新品ぶり。まさかまだ夢を見ているのか。そう思って手の甲をつねってみるが、ちゃんと痛い。

 今いる現実が信じられず固まってしまった。これからどうするか、邪神様の従者に任命されたが、法国の追っ手はどう対処するべきか。そもそもここはどこなのか、あの邪神様の居城だとすれば、勝手に動くのはよくないことか。様々な思考が頭の中を回る。そして喉の渇きと空腹を覚えた時、部屋の扉が開かれる。

 姿を現したのは1人のメイドだった。メイドはとても田舎娘とは思えない端正な顔立ちで、自分と比べても明らかに美人だった。

 

「朝食の用意がございます、どうぞお部屋へお越し下さい。ご案内いたします」

「・・・あ、はい」

 

 そう言われたが、室内を見渡しても換えの服は無い。

 

「どうぞ、その格好のままで」

 

 仕方なくベッドから降り、置いてあったスリッパを履き、メイドのあとをついて行く。

 薄いピンクのネグリジェはシースルー。ヒモの下着は白、ガーターベルトも脚袋も白。どれも上質で着心地が良い。しかし、着せられた格好を考えれば、食事の服装でない事は明らかなのだが。

 困惑しつつも廊下を眺めて、施設の高級さに頭が痛くなる。床には埃ひとつ無く、隅々まで清掃が行き届いている。壁も床も高級な仕様で、王宮か何かのようだ。いったいここはどこなのか、そう考えているとメイドの案内が終わった。

 

「“パールンレヴァク様”。玩具をお連れしました」

 

 パールンレヴァク、とは? 何から何まで訳がわからない中、開かれた扉の中へ入ると、そこには忘れもしないあの存在。

 

「よく眠れたかな? クレマンティーヌ」

 

 そう、昨夜、散々に陵辱してくれたあの邪神がそこに居た。

 

「お、おかげさまで・・・・・・」

「フフ、まあ座れ。腹が空いたろう、まずは食事にせよ。もうお昼を過ぎてしまっているからな」

 

 自分が半日も眠っていた事や、場所が何処かなぞいう事は頭から吹き飛んだ。眼前のテーブルに座る邪神は昨夜と変わらぬ覇気を放ち、粘つくような圧力を垂れ流しているのだ。気が気でない。

 「失礼します」と別のメイドが入室し、テーブルに料理を並べていく。パンにシチュー。ローストされた鶏肉が香ばしい。おずおずと着席し、邪神様の視線で促され、スプーンを手に取る。

 

「おいしい・・・」

 

 シチューを一口含めば、それがとても上質なものである事が分かった。バターの風味は自己を顕示せず、牛乳の甘みや野菜の旨味を包むようにして存在した。ニンジンもジャガイモも芯まで柔らかく、味が染み込んでいる。白いパンはとても柔らかく、塩気が効いていた。ローストチキンはニンニクの旨味が溶けた油を纏い、皮はパリッという心地よい音を立てて割れ、肉を切れば肉汁が溢れた。気が付けば半分を食べていた。

 

「安心しろ。ゆっくり食べればよい」

 

 声を掛けられて自分がはしたなくがっついていた事を知る。頬が羞恥で熱くなるのを感じたが、生き返るような食事の快楽に負けて手を動かした。

 最後にパンでシチューの皿を拭い、水で流し込んで食事を終える。生き返った。まさにその通りの感覚だった。全身に熱と力が戻ってきて、体力の漲りを感じる。しかし、依然として恐怖がある。当然、目の前の邪神様のせいだ。

 邪神様は終始ワインを飲んでおり、こちらが水を飲み干したのを見てグラスを置いた。表情を窺うに機嫌は良いようだ。わざわざこんな上等な食事を与えられた事から考えても、今すぐ殺されるという事はないと考えていいだろう。従者にするとも言われたのだ、しばらくは安全だ。神の機嫌を損ねないうちは。

 ああ、そうだ。このまま邪神様の道具として、媚びへつらって生き延びるしかない。昨日のように陵辱される事もあるだろうが、死ぬよりはよっぽどマシだ。もしかしたら死んだほうがマシというくらいに犯されるかもしれないが。それでも・・・・・・。

 

———

 

 

 クレマンティーヌは話を聞かされる内に安心感を募らせていった。ここはナザリック地下大墳墓、神々が住まう場所で、何処よりも安全。ハーヌヴルブリトとは地上での名前で、本来はパールンレヴァクという。クレマンティーヌは確かにハーヌヴルブリトの従者として周知され、ナザリック内では危害を加えられる事も疎外にされることもない。聞けば聞くほどにクレマンティーヌの心は落ち着いた。そして極め付けはパールンレヴァクの圧力。パールンレヴァクが秘匿の指輪を見せつけて嵌めると、クレマンティーヌは先ほどまで感じていた強大な重圧を感じなくなった。これでビクビクと怯える事もない。

 

 だがしかし、クレマンティーヌの苦痛はこれから始まるのだ。そう、尋問である。

 

 パールンレヴァクの私室へと案内されて。ネグリジェの肩紐を外され、下着の紐を解かれる。ガーターベルトと脚袋だけという売春婦の如き格好にされて、クレマンティーヌは自分がこれから何をされるのかを悟った。鏡の前に立たされて、自分の姿をありありと見せつけられる。「これから犯されます」と言わんばかりの格好で、決して逆らえない相手に、体を好き放題にされる。覚悟は間に合わなかった。

 

 パールンレヴァクはまず一番に、クレマンティーヌの背後に立って、その耳の裏へと唇を近づけた。そして左手を太ももへ、右手を腹に添えた。尋問の開始である。

 

「以前はどこに所属していた?」

 

 鏡に映るクレマンティーヌの顔が快感で歪むのを見て、右手をゆっくりと滑らせて胸へと移す。左手は太ももの内側へ滑り込ませ、秘所の近くを撫でて意識させる。

 

「ス、スレイン法国で、漆黒聖典に所属していました・・・」

「それはどのような組織だ?」

 

 パールンレヴァクは両手の高さを入れ替え、左右のバランスを取る。右手は尻を掴み、左手は乳首を摘む。身体を撫でられるたび、クレマンティーヌは小さく声を漏らした。

 

「バハルス帝国に居たのはなぜだ?」

「ぁいっ! ほ、法国の追っ手から逃れる・・・ためです・・・・・・」

「どうして追われている?」

「重要人物を殺して、んっ・・・、叡者の額冠というマジックアイテムを奪ったから、です。いぃっ・・・! んぁ・・・!?」

 

 これまでに至る経緯への質問が終わる頃には、クレマンティーヌはすっかり“出来上がっていた“。頬は羞恥で真っ赤に染まり、乳首は痛いほど尖り、秘所からは愛液が止めどなく溢れる。耳をくすぐるのは甘美な声。身体中を這い回る嫌らしい手つきに翻弄されて、まるで全身が性感帯になったよう。時々挟まれる乳首や豆を摘む強い刺激に膝が震える。

 そんなクレマンティーヌに追い打ちを掛けるように、パールンレヴァクは顎を持ち上げ、唇を重ねた。もちろん、媚薬と同じ働きをするサキュバスの唾液を流し込むためだ。

 

「〜〜〜!!!?」

 

 突然のキスに驚き、舌を舐め回される快感の強さに驚き、一瞬で全身が火照る事に驚く。そしてクレマンティーヌは気付く、今のがただのキスではないと。そして思い知る、このまま前戯だけでは終わらせてもらえないと。

 尋問は個人的なものへと移った。

 

「お前の趣味はなんだ? クレマンティーヌ」

 

 両方の乳首を摘み上げられる強烈な快感で白目を剥く。

 

「ひっ、人殺しですぅ! 腕に覚えのある、んひぃ! う、腕に覚えのある冒険者とか! 拷問して殺すのが好きですぅ!! あひっ・・・んぎぃ!」

「そうかそうか」

 

 尋問は更に苛烈さを増し、クレマンティーヌは快感を苦しいとさえ思い始めた。膝は産まれたての子鹿のごとく震え、足下には愛液の水たまり。連続した小さな絶頂のせいで喉を締めることも叶わず、唇から垂れ流しになっている涎(よだれ)が顎にまで伝っている。しかし、尋問はまだ終わらない。ついにパールンレヴァクの指は秘所の中へと侵入し、膣壁を捏ねくり回し始めた。

 

「余(よ)に可愛がられて、どう思っている?」

「しっ、幸せ! 幸せでしゅぅうう! 気持ち良すぎて、幸せですぅ!!」

「もっとしてほしいか?」

「はいぃ! もっと! んひぃ! もっと可愛がってほしいですぅ! 」

 

 それはクレマンティーヌの本心であった。抵抗も逃避も出来ない以上、パールンレヴァクに身を委ね、可愛がられ、必要とされなければ。自分の命が消えてしまうと考えれば、それは仕方のない事であった。実際に愛撫されるのは気持ちいいし、幸福感も感じている。故に、それは間違いなく本音であった。

 

「だめぇ・・・いっちゃう・・・! いいっ!! いぐぅーー!!」

 

 ついに訪れた巨大な絶頂に脳を揺さぶられ、クレマンティーヌは膝をついた。尿道口から潮を吹き、崩れて座り込み、今一度の敗北感に心が堕ちる。快楽よる屈服はクレマンティーヌの心を確かに壊していった。

 

「愛(う)い。実に愛い。気に入ったぞ、クレマンティーヌ」

「あ・・・、ありがとうござい・・・・・・ます・・・」

 

 クレマンティーヌは白目を剥いたままでも返事が出来た。もちろん心に刻まれた恐怖もあるが、それ以上に敗北感が強かった。逆らえない。従うしかない。それを骨身に刻まれたが故の従順さであった。

 

 そして尋問が終わった。聞きたい事は全部きいた。知りたい事は全部知った。となれば、残るは”御褒美“だ。パールンレヴァクはへたり込むクレマンティーヌを抱き抱え、自分のベッドへと寝かせる。

 

「あ、あの・・・、まだ・・・」

 

 そうだ、クレマンティーヌはしっかりと耐えて質問に答えた。その忍耐と誠実な態度は褒美を与えるに足るものだ。そして今はパールンレヴァクとしてではなく、ハーヌヴルブリトとして、信徒に祝福を授けてやらねばならない。それが神の振る舞いというものだろう。

 

「余に従順な信徒として仕える事を誓うか?」

 

 クレマンティーヌに選択肢はない。

 

「はい・・・。誓います・・・」

「ならばクレマンティーヌよ、其方に褒美を取らせよう。余の恩寵を受け、一層の奉仕を約束するのだ」

 

 その言葉を聞いて、クレマンティーヌは恐怖した。”これ以上がある“のだと。

 パールンレヴァクの眼が真剣である以上、断ることはできない。しかし、受ければ犯される。ただの愛撫ですら全身が溶けて消えそうになるほど感じてしまったのに、もし犯されたりなんてしたら。そう考えると恐怖に肩が縮こまる。そして同時に、膣の奥が熱くなる。だが、いくら気持ち良くなれるとはいえ、気持ち良すぎて死んでしまうというのは嫌だ。

 

「はい! お約束します! ですからどうか・・・!」

 

 クレマンティーヌの必死の嘆願は届かず、パールンレヴァクは下着を剥ぐ。そして露わになったパールンレヴァクのクリトリスが膨れ上がり、立派な男根へと変化する。

 

「あ・・・・・・あぁ・・・・・・」

 

 クレマンティーヌの恐怖は限界に達し、そして同時に興奮も最高潮へと達した。今までに見たこともない、誰のものとも比べ物にならない巨大な肉棒、そして睾丸。あんなもので貫かれたら、壊れてしまう。

 

「さあ、股を開け」

 

 クレマンティーヌはもはや声も上げられず、そんなことはしたくないと理性では思っていても、身体が勝手に反応した。恐ろしく立派な肉棒がゆっくりと秘所へ近付き、大きな亀頭が豆を撫でる。そしてついに熱く滾った蜜壺を貫いた。

 

「んぎぃぃぃいいい!!!?」

 

 一息で膣奥まで貫かれ、膣壁をノックされると同時に強烈な絶頂。クレマンティーヌはなんとか歯を食いしばったが、その抵抗は快感の波を押し留めることができず、むしろ快感の勢いを殺してしまったことで、ゆっくりと背筋を登る断続的な快感の波に脳が続けて絶頂してしまう事となる。

 

「おやおや・・・、挿れられただけで気をやるとは。これはますます可愛がってやりたくなったな」

 

 絶頂で真っ白になってしまった頭でもなんとか手だけは動かせたのがクレマンティーヌの運の尽き。必死に手を振って拒絶の意思を表すのは、パールンレヴァクの嗜虐心をそそるだけでしかなかった。

 そして陵辱のピストンが始まる。

 

「んひぃぃ! も、もう許してぇっ!! ああっ! おかしくなるぅ!!」

「なにを言う。まだ挿れたばかりではないか」

「あああああっ!! だめぇーーっ!!」

 

 両手を握り、恋人繋ぎの形。快感を逃す余地なぞ与えない正常位のピストン。クレマンティーヌが快感に悶えて頭を振るのを見て、パールンレヴァクは舌舐めずりする。腰を浮かし、膣壁の一面を力を込めて擦る。そうするとクレマンティーヌは面白いように潮を吹いた。動けば反応する、それが面白くて、パールンレヴァクは何度も腰を突き入れた。

 

「だめっ! おかしくなるぅ!」

 

 ようやく肉棒が引き抜かれても、度重なる絶頂で膣の痙攣が止まらない。”ぶるぶる“と全身を震わせて、クレマンティーヌが身悶えする。そんな息も絶え絶えな姿を見てもお構いなしに、パールンレヴァクはクレマンティーヌの腰を掴んでひっくり返す。

 

「んぎぃっ! ふぅっ・・・うぅっ・・・! ひぎぃっ・・・!」

 

 うつ伏せにさせたクレマンティーヌの秘所へ更なる挿入。柔らかい尻肉を掻き分けての挿入。膣の奥深くまで長いストロークで蹂躙し、逃げられない快感を押し付ける。

 

「いぐぅ! いぐ・・・ぅ!」

 

 うつ伏せであるために抵抗出来るのは枕を抱きしめるくらい。長いストロークの力強いピストンが強烈な快感を生み、それが背筋を登り脳に叩きつけられる。

 この時点で、クレマンティーヌは全てを諦めた。もはやどうしようもない。死ぬかどうかはわからないが、このまま神様が喜ぶように、性奴隷らしく反応するしかないと。そのためには声を出すことが肝要。つまり、快感を受け入れ、快楽のままによがればいいと。それが自暴自棄であるとは、今のクレマンティーヌの頭では思いつかなかった。

 

「きぼじいぃぃ!! いぐぅ! またいぐぅ! 」

「どうだ、もっとしてほしいか!?」

「もっとぉ! もっとじてほじぃでずぅ!」

 

 全てを受け入れ、快楽のままに返事をするクレマンティーヌ。その返答が過ちであったと気付く事もできない。

 信徒の言葉に応えるため、パールンレヴァクは分身体を作る。コキュートスとの戦いでも使った、スキルによる召喚である。分身は実体を持ち、パールンレヴァクの思考通りに動く。当然、いま分身を作ったのは戦うためではなく、”二穴責め“が目的である。

 パールンレヴァクはヒクつく蜜壺から肉棒を引き抜き、クレマンティーヌの身体を起こさせ入れ替える。突然パールンレヴァクの上にのし掛かる形となって困惑するそこに、クレマンティーヌの無防備なアナルに、2本目の肉棒が突き刺さる。

 

「んほぉぉお!!? な、なんでぇっ・・・!?」

「神の恩寵、有り難く受け取るがよい」

「お、お尻まで・・・・・・、そんな・・・」

 

 真っ白の頭で何もわからないところに、突然尻穴に肉棒を突き込まれるという強襲。本来ならローションも無しにアナルが肉棒を受け入れるはずはないが、正常位の時点で蜜壺から溢れた愛液が尻穴を濡らしてしまっていたのが悪かった。過去に受けた拷問で尻穴をほじくられた事も、今回拡張が要らなかった要因だろう。即ち、クレマンティーヌには避けられなかった二穴責めだった。

 

 下から膣を突き上げられ、上から尻穴を突き下ろされ、交互のピストン。膣を抉る肉棒が深く挿入されれば、尻穴の肉棒が出て行く。尻穴の奥深くへ肉棒が押し込まれれば、膣壁を引きずり出すようにしてもう一方の肉棒が出て行く。交互に、交互に。終わらず、絶え間なく、激しいピストンの応酬。尻穴がめくれ、膣から汁が溢れる。

 

「だめぇええっ!! 壊れるっ!! 壊れちゃうぅぅうう!!!」

「いいぞ——壊れてしまえ」

「んほぉ! お、おがじぐなるぅ・・・!! 壊れるぅ・・・!!」

 

 強烈な絶頂が絶え間なく襲い来るせいで、もはや身体は操縦不可能。クレマンティーヌは身動きが取れないまま、肉に挟まれて快楽を叩きつけられるだけの道具と化していた。その姿はまさにただの玩具、性の道具でしかなかった。

 

 そうして何時間が経過しただろうか。実際には一時間も経っていなくとも、今のクレマンティーヌには時間なぞ意味がない。それが1分でも1時間でも同じこと。

 巨大な絶頂で意識を失えば、突き込まれる肉棒の快感で意識を覚醒させられる。そんな失神と覚醒を繰り返し、声も上げられないクレマンティーヌに残酷な言葉がかけられる。

 

「さあ、出(・)す(・)ぞ(・)!」

 

 意識の宿らぬ虚ろな眼で、クレマンティーヌは二つの穴に精液を注ぎ込まれた。

 

 

———

 

 

 次にクレマンティーヌが目覚めたのはその日の深夜であった。膣と尻穴に注ぎ込まれたサキュバスの精液が媚薬と同じ働きをするせいで、脳は常に発情状態。全身が性感帯になってしまったかのように感じ、一挙一動に喘ぎ声を漏らす。

 クレマンティーヌはメイドに抱えられてバスルームに移され、全身の汗を流されると、穴の中の精液を掻き出された。そうして綺麗になっても、脳は依然として発情したまま。死の恐怖を覚えるほどの快楽に襲われたというのに、今すぐにでも犯されたいと思ってしまう。

 頭の中と同じピンク色のバスルームを出て、御主人様(パールンレヴァク)を見つける。クレマンティーヌはすぐさまその足下に倒れて拝み、哀願の瞳で見上げた。荒く熱い息を漏らし、目の焦点は合わず、堪え難い欲求に突き動かされるその姿。まるで麻薬中毒者を思わせる悲惨な様子を見て、パールンレヴァクは残酷な笑みを浮かべた。

 

「お前にぴったりな衣装がある。これを着て、祭事に参列せよ」

 

 メイドがテーブルに並べるのは黒いボンテージ。SMプレイに使われる物とは少し違う。それは拘束具としての本来の用途を意識した作りで、四肢に当たる部分は革製品特有の重々しい迫力を備えていた。しかし胸部と腰回りの素材だけがエナメルであるために性を意識させる部分だけは美しく、そしていやらしい魅力で光っていた。

 エナメルのパンツを穿けば、その締まりに股間が反応する。手袋を嵌めれば「キュッ」と心地よい音がして、コルセット状の拘束具の締め付けには興奮を覚えずにはいられない。ベルトを締められ、ブーツを履いて、クレマンティーヌはSMの女王様にしか見えない格好となる。

 

「良く似合っているぞ、クレマンティーヌ」

 

 サキュバスの魔性の声を耳元で囁かれて、クレマンティーヌの目が“とろん”と溶ける。

 

 そうして二人が向かうは、先のパールンレヴァクの言葉通り、祭事を行う邪神教の祭殿である。転移門(ゲート)を潜ればそこはハーヌヴルブリトの褥(しとね)、退廃と堕落で腐り落ちる人間の欲の底、バハルス帝国のとある墓地に隠された地下施設。

 その場所は僅か一日で様変わりしていた。パールンレヴァクがメイド達に隅から隅まで掃除をさせて、壁を塗り替え、調度品を運び込み、立派な地下祭殿へと仕立てていたのだ。床は鏡張りで、スカートの中が床に映るようになっている。壁は一面を濃い赤で塗られ、薄暗さに拍車をかけると共に威圧感を与える仕様。天井から下がるシャンデリアは黒曜石の如き透き通る黒で、室内を照らす光は汚染されたかのように重たい色をしている。壁に立て掛けられた白骨のオブジェや、皮膚や肉を通して人間を吊り下げるためのフックが暴力的な存在感を醸し出す。そして神座にそびえるは支配者のそれ、金の装飾が多分に施された黒光りする玉座。そこはまさに邪神の祭殿、邪悪の儀式場という光景となっていた。

 

「遅い到着ですね」

「貴族どもは隣室に」

「待機させてありますよ」

「どうします?」

 

 挨拶も無しに状況を報告するツインズに手振りで指示を下し、パールンレヴァクはゆったりと玉座へ座る。そして手招きをしてクレマンティーヌを呼び寄せると、足元に跪かせる。

 ここでパールンレヴァクはハーヌヴルブリトとしてのロールプレイングを取り戻す。そして、足元のクレマンティーヌの頭を撫でながら、こう宣言した。

 

「クレマンティーヌ、お前にはこの祭殿での懲罰官を任ずる。余に逆らう者を、余を不快にさせた愚者を、その手で血祭りに上げるのだ」

「ああっ、感謝いたしますハーヌヴルブリト様っ! 喜んで勤めさせていただきます!」

 

 あの時、素直に答えて良かった。クレマンティーヌは心底そう思った。まさか自分の趣味に合わせた仕事を貰えるとは、思ってもいなかったのだ。しかし、考えてみれば当然といえるかもしれない。ハーヌヴルブリトは堕落と悦楽の神と名乗っている、その従者が残虐や非道と無縁であろうはずもないのだから。

 

 洗脳された司祭達がツインズの命令に従い、昨夜と同じ老人貴族の面々を儀式場へと引き入れる。様変わりして美しく、しかし陰惨で邪悪な雰囲気漂う場所となった儀式場に、貴族達が声を漏らして驚く。だが邪神様の前でいつまでもうろたえている事もできず、ゆっくりと歩を進め、中央で膝を突いて信徒の礼を取る。神の巨大な存在感が全身に重くのし掛かるのを感じつつ、貴族達は不安に冷や汗を流した。それはこのたび持ち込んだ財産で、邪神様が満足してくださるか、若返りという願いを聞き届けて下さるか、という不安であった。

 

「余の信徒達よ、面(おもて)を上げよ」

「ははーっ」

 

 昨夜と同じく全裸の老人達を見下ろし、ハーヌヴルブリトが嗤う。

 

「其方(そなた)らの貢ぎ物、確かに受け取った。それぞれ後先を考えぬ散財、よくぞ手放したものよ——余の言葉に従い、欲心(よくごころ)を飼い慣らしたな。褒めてつかわす」

 

「ありがたき御言葉・・・」

「我らには勿体ない慈悲の数々、感謝のしようもありません・・・」

 

「それでは——余に従順なる信徒に、褒美を取らせよう」

 

 ハーヌヴルブリトが両腕を掲げると、その手に白と黒の手甲が装着された。これこそはワールドアイテム『強欲と無欲』。経験値(EXP)の収集、蓄積、そして利用を可能とするカンストプレイヤー垂涎(すいぜん)のアイテム。『強欲と無欲』に数年がかりで蓄えられた膨大な経験値を使用して、超位魔法『星に願いを(ウィッシュ・アポン・ア・スター)』が発動される。白く光る巨大な円形魔法陣が幾重にも展開され、祭殿を覆う。

 ついにこの時が! 貴族達が眼を輝かせて魅入る。

 

「I Wish !! 星の光よ! この老人達の肉体を全盛期にまで若返らせよ!」

 

 ハーヌヴルブリトがそう唱えた瞬間、魔法陣は収縮し、爆発したかのような強烈な光で室内を白に染め上げた。あまりに強い光に目が眩み、貴族達は悲鳴を上げてうずくまる。やがて、目を閉じてもなお辛いほどの光が止むと、状況を把握した貴族達は歓喜の声を上げた。

 

「ああっ! 本当に、本当に若返ったぁーっ!」

「ほほ・・・ホホホ・・・! ああ・・・本当に・・・、若返った・・・!!」

「この艶! これよ! これを取り戻したかったの! やっと、叶った・・・!」

「見ろぉ! この腕の太さを! 取り戻したぞ! わはははは!!」

 

 貴族達の老醜は遂に行き着いた。その喜びは如何程のものか。次々と溢れる歓喜の声は高まりを増し、熱気が加速する。

 

 その空気に「しゃらん」と斬り裂く音がひとつ。

 

 驚いた貴族達が目にしたのは、暗い銀の短剣を手に持つ邪神ハーヌヴルブリトの姿。あまりの喜びで忘れていた重圧感を思い出し、貴族達は即座にひれ伏した。

 ハーヌヴルブリトは言った。

 

「その若返った肉体で、更なる奉仕を期待するぞ。余の信徒たち」

 

 貴族達は震え上がって縮こまり、鏡の床に額を押し付けて平伏する。そして、次なる邪神の言葉に、更なる恐怖を覚える事となる。

 

「だが、余も期待を能(あた)わぬ者が居る・・・」

 

 何が、誰が。多くがそう思う中、ひときわ震える一人が居た。

 

「そうだ、ロスロンド。お前は余に従順ならざる者であるな」

「お、お待ちください邪神様! 私は邪神様の敬虔な信徒で御座います!」

 

 ロスロンドと呼ばれた一人の男が顔を上げ、抗議を叫んだ。何事かと、周囲の貴族達が釣られて頭を上げる。

 ハーヌヴルブリトが手を叩いて合図をすると、垂れ幕の奥より、恐ろしい風体の悪魔が二体入室する。頭部の骨格は人間のそれではなく、万年筆の様に尖った歪。顔には目も鼻も唇も無く、剥き出しの歯茎に鋭い牙が並ぶ。筋骨隆々の体格に、亀を思わせる爬虫類のような肌。デミウルゴスが支配する階層にて自動で生成(ポップ)される中級の悪魔モンスターである。このような恐ろしい外見のモンスターをデミウルゴスから借り受けた理由はただ一つ、恐怖を与える事だ。

 

「捕らえよ。そして余の前に膝まずかせよ」

 

 男は逃げ出そうとした腕を掴まれ、悪魔の怪力でねじ伏せられる。両腕をそれぞれ悪魔の手で握られて、身動きが取れない状態でハーヌヴルブリトの前に引き出される。そんな状態であっても自身の身の潔白を証明する言(げん)を述べないところが、身に覚えありと、残る貴族達は理解した。

 若返り、貴族らしいハンサムな顔を取り戻したのに、男の顔は涙で濡れて恐怖に歪んでしまっていた。せっかく若返ったのに、そういう苦しみがありありと見て取れる表情だった。その表情こそが、悪魔にとっての愉悦である。

 

「どうか・・・・・・どうかお許しを・・・!」

「ロスロンド、其方は皇帝の親衛に余の情報を流すべく画策しておったな——気付かぬと思ったか? 余の目が、この祭殿の中しか見えぬものと? 家に帰れば、余の感知から逃れられるとでも思ったか?」

「邪神様の信徒を増やすお手伝いをと! 布教の一環でございます!」

「其方がしたためた密書の内容、知らぬとでも思うか。自室の机の3番目の引き出しに今も入ったままの密書を」

「ひぃっ!?」

 

 全てを見透かされている事を知り、男の顔が絶望で引き攣(つ)る。

 そして、一連の言葉を聞き、残る貴族達が恐怖する。祭殿を出ても、家に帰っても、邪神様の支配から逃れる時間はない。それを知ってしまったから。名前を知られ、居場所を知られ、人間関係を知られた。家の中のことまで、書いた手紙の内容すらも知られる。となれば、不審な動きは一切出来ない。そして、目の前でこれから起こるであろう事にも、恐怖してしまう。

 全ては隠密に優れたモンスターを大量展開しての情報収集の結果であるが、それを“おくびにも出さない”ハーヌヴルブリトの自然な態度が、神としての威厳と説得力を知らしめたのである。

 

「・・・・・・どうか、どうかお慈悲を・・・!」

 

 小便を漏らし号泣して命乞いをする男を嘲笑い、ハーヌヴルブリトは暗い銀の短剣をクレマンティーヌへと手渡した。これが懲罰官へ最初に命じる仕事。そして神の恩寵を受け止めきった事への褒美である。

 

「懲罰官よ、この男の胸を開き(・・・・)、“心臓を露わにせよ”。但し、殺してはならぬ。生かしたまま、胸を切り開くのだ」

「承知致しました、ハーヌヴルブリト様」

「いやだっ! やめてくれぇっ!! せっかく・・・せっかく若返ったのにぃ!!」

 

 男は両脇の悪魔に押さえつけられ、抵抗できない。その様を見て、クレマンティーヌは股が濡れるほどの愉悦を感じていた。

 忠誠を誓った神への奉仕、それが喜びでしかないとは。かつて漆黒聖典に所属していた時と同じ神への奉仕であるにもかかわらず、過去のものとはまったく違って幸福感に満たされる。こうも実感が違うという事に、クレマンティーヌは感動を覚えていた。ハーヌヴルブリト様は本物の神様なんだと、自分の中の信仰心が強くなっていくままに、クレマンティーヌは短剣を突き立てた。

 

「うぎぃっ!! 痛い痛い痛いぃぃ!! やめてくれぇぇええ!!!」

 

 短剣の斬れ味を確かめつつ、胸骨を丁寧に切断していく。余計な出血を防ぐ事を意識して、慎重に刃を挿し込んでいく。

 

「いぎゃあああああ!!? やめっ、やめろぉぉおお!!」

 

 聞き苦しい音を出させないため、喉を傷付けないように。

 大量出血なんかで意識を失わせたりしないように、太い血管は避けて。

 内臓が溢れないように、一番下の胸骨だけを残して。

 

「うふ・・・・・・ウフフフ・・・!」

 

 クレマンティーヌは培った拷問の知識をフルに活かし、刃を走らせる。しかしなによりも、楽しんで切り刻んだ。命乞いが、呪詛が、拒絶が、突き刺す短刀と共に溢れ出す。悲鳴のハーモニーに心躍らせて、クレマンティーヌは短剣を動かし続けた。

 そしてついに、男の胸が開かれる。クレマンティーヌは切断された胸骨と大胸筋を引き剥がし、一枚の板となった胸を取り外す。ぽっかりと空いた男の胸の中では、赤い心臓が凄まじい速度で脈動していた。

 

「良くやった、懲罰官。下がれ」

「はい。ハーヌヴルブリト様」

 

 ハーヌヴルブリトはゆっくりと玉座から立ち上がり、息絶え絶えの男の前へと進む。そして邪悪な笑みを浮かべたかと思うと、胸に空いた大穴へと手を入れ、心臓を鷲掴みにしてもぎ取った。

 

「うぐっ・・・・・・」

 

 最後に小さい呻き声を上げて、男が絶命する。

 あまりにも凄惨な光景に、流石の貴族達も震え上がる。

 そんな恐怖の視線を一身に受けたまま、ハーヌヴルブリトは未だ脈打つ若々しい心臓を頬(・)張(・)り(・)、そして飲み込んだ。

 

「美味」

 

 一言そう言って、ハーヌヴルブリトは右手に滴る血を舐めた。

 

 





 もぎもぎしたーらもぐもぐ。

 んまあクレマンティーヌが可愛いからいっか!

 次回はまた帝国で、パールンレヴァクの暗躍、そして新しい標的(二次創作で人気のあの方)を陵辱! の予定なんだけど、もしかしたらエ・ランテルに帰らなかったンフィーレアがどこで道草食ってるのかとか、モモンとブレインのほのぼの冒険者稼業とか、時系列メチャクチャでもやるかもしれない。まだわからない。そんなわけで次はちょっと遅れるかもよ。

 んじゃあまたね。
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