※この作品はR-18です。

廃人ネカマのロールプレイング   作:栗鼠科.aka.メスガキ撲滅委員会

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 やっほ^^
 また遅れたねー。書き始めたら半日で一枚書けるんだけど、書き始めるのがねー。

 んで今回も話が進まないねー。エッチな話ばっかり書いてるからだよ。
 でもしょうがないよね。エッチな話書くの楽しいもんね。



第十七話、幸福と勘違い。

 ナザリック地下大墳墓は第九階層、「ロイヤルスイート」。ツインズが監督する、様々な娯楽施設が存在する、魔城の中の楽園。その中のひとつ、ショットバーにて。二体の悪魔が顔を向き合わせていた。

 ひとりは第七階層の守護者、デミウルゴス。もうひとりは総務尚書、オーメンダール。男二人の、静かな酒の会である。

 

「気分の良い日は、いつも黒を頼むんだ。“ナザリックの黒”さ」

「デミウルゴス様は黒を好まれますか」

「そういうわけではないが。気分が高揚している時は、これが一番しっくりくるのでね」

 

 デミウルゴスはグラスを傾け、芳醇な薫りを楽しむように、ゆっくりと黒ビールを喉へ落とした。ふぅ、と息を吐く様子から見ても、デミウルゴスが言葉通りに良い気分である事が伺えた。

 オーメンダールもそれにならい、静かにグラスを傾ける。そしてツマミのソーセージにナイフを入れ、切り分けつつ、デミウルゴスに事の次第を聞いた。

 

「なにやら、守護者統括閣下と、何かあったようですな」

 

 デミウルゴスは嬉々として語った。

 

「ああ、今日の昼過ぎの事だ。調査の報告を含めて、アルベドと相談があってね、執務室へ向かったんだが。入室すると、あの守護者統括が涙を流しているのだよ。私は驚いてねえ。駆け寄って訳を訪ねたんだ——」

 

 デミウルゴスはその時の事を鮮明に思い出しながら、オーメンダールに仔細を伝えた。

 

『セバス・チャンが伝えてくれたアインズ様の御言葉が・・・・・・、あまりに嬉しくて、つい・・・・・・』

『守護者統括ともあろう貴女が嬉し涙とは、アインズ様のその御言葉はさぞ高貴な・・・』

『アインズ様はこう仰られたそうよ、“我らは主人と臣下である以前に、ナザリックの家族なのだ”、と。私は・・・私はもう、嬉しくって・・・!』

『わ、我々を・・・・・・家族・・・と。アインズ様が、そう仰って下さったのですか・・・・・・!!』

『伝言(メッセージ)越しだったけど、セバスの声が震えていたのを感じたわ。ええそうよ、嬉しいに決まってるもの。アインズ様からこのような御言葉を戴けるなんて、感激に震えて当然ですもの・・・!』

 

 熱を込めて語るデミウルゴスの言葉に、オーメンダールは目元を押さえた。

 

「我らの忠義が報われた。そう思ったね。こんなに嬉しい思いはいつ以来だろう」

 

 デミウルゴスはそう言うと、オーメンダールが切り分けたソーセージを舌に乗せ、仰ぐように天井を見つめた。そしてもう一度グラスに口をつけ、「ゴクゴク」と喉を鳴らして酒を飲み干し、感嘆の篭った息を吐いた。

 

 ナザリックに生み落とされた全ての者の支配者、至高の存在の頂点、神にも等しい存在から、家族であると伝えられる。それは幸福以外の何物でもない。ナザリックの全ての者にとって、それは最大といっても過言ではない喜び。アルベドの嬉し泣きも、デミウルゴスの高揚も、オーメンダールの感慨も、全てが絶頂にも等しい真実。

 

 空になったデミウルゴスのグラスに代わりを注ぎ、オーメンダールは静かに言った。

 

「アインズ様への感謝が募るばかりですな。これよりは、一層の働きで忠節を示し、御恩に報いるのが、臣下の礼というものでしょう」

「ああそうだとも。より一層の働きで、我らの忠義を示そうじゃないか」

 

 二人は幸福感のままに微笑み、乾杯を交わし、酒を呷(あお)る。

 そうして酒の席の時間は流れる川の如く進み、気がつけばボトルは底をつきかけていた。二人は今後の発展について議論を重ね、言葉を交わす。

 

「そういえば、例の地上の村はどうなったのかね? パールンレヴァク様が現場に向かわれて、君は監督を降りたんだろう? 後任は誰だ」

「私の後任には、ルプスレギナ・ベータが就きました。人格に少々問題がありますが、荒事の対処という点では申し分ないでしょう」

「総務尚書は本来の職務に復帰か。しかし気になるな。その村の事を詳しく聞かせてくれないか」

 

 

—————

 

 

 リ・エスティーゼ王国の辺境に存在する農村、カルネ村。

 人口100人にも満たないこの小さな村は、今現在、困窮に見舞われていた。スレイン法国の工作によって村の約半数が殺され、男手のほとんどがいなくなってしまったのだ。そればかりではない。同じくスレイン法国の手先によって滅ぼされた近隣の村々から、逃亡者が集まってきたのだ。近隣で唯一残ったカルネ村を頼るのは、他に道がない以上は仕方のないことだろう。しかし、今のカルネ村には余力がない。焼け落ちた家もあり、食料の備蓄も少なく、他の村の人間を囲い続けることはできなかった。しかし同じ境遇の哀れな人達、これを見捨てる事もできず、カルネ村はゆっくりと死んでいくのを待つだけとなった。

 

 そんなカルネ村に現れたのは一人の男。アンデッドを連れた男は神々の遣いであると言った、カルネ村を救った二柱の配下なのだと。しかし、オーメンダールと名乗る男は何か手助けをしてくれるわけではなかった。聞けば、村人達の復興を見守るのが任務であると言う。村長は恥を忍んで、助力を乞うた。最早、村は立ち行かず、このままでは復興なぞ出来ない状態だと。神の遣いは村長の言葉を聞き入れ、神々へと事の次第を伝えた。

 

「お待ちしておりました。閣下」

「出迎えご苦労、オーメンダール。では、後任人事を含め、今日中に一段落させるぞ。もうすこしだけ付き合え」

「仰せのままに」

 

 パールンレヴァク今再びの降臨に、村人全員が平伏した。ステータスなどの情報を隠匿する秘匿の指輪を外しているパールンレヴァクは、地上の人間から見れば神に等しい威圧感を持つ。その覇気、神々しい存在感、それらは人々の目に疑いようもなく神として映る。

 

「聞いたぞ、村長。我らに助けを乞うそうだな?」

「ははーっ。どうか、我らを御救い下さいますよう、伏してお願いして申し上げます」

 

 神々の加護を受けたという大陸最高の宗教国家、スレイン法国の人間に虐殺され、残った村人達の宗教観は一変していた。何の役にも立たないばかりか害をもたらす空想上の神よりも、今目の前にいる現実の神に縋るべきと。それがカルネ村に集まった人間全員の総意であった。

 その様を見て、パールンレヴァクは大いに喜んだ。

 

「よかろう! ならば我らの名の下、このカルネ村は庇護下に入る。我らへの信仰が途絶えぬ限り、其方らは安寧を得るであろう」

「ありがとうございます。村人一同、重ねて御礼申し上げます」

「して、村長。さっそくだが、其方の後任を決めねばならん。候補はおらぬか。若い者がよいが」

 

 村長は突然の人事に驚き、訳を訪ねた。神に問うというのは失礼極まりない行為だが、なにせパールンレヴァクは悪魔そのものな姿。初めて目にした鎧姿と違って今回は美しいドレスで着飾っているが、頭に生えた角も、背中の羽も、尻尾も健在なのだ。悪魔らしい意地悪な注文だったらどうしようと、村長は怯えたのである。

 しかし、パールンレヴァクが述べた理由は納得のいくもの。村を復興させ引っ張っていくには、若者の力が必要不可欠。長く存続するためにも、経験を積ませ、リーダーシップを培うべきであると。それを聞かされ、村長の心は決まった。村を代表して神の声を聞く者、新しい村長に相応しいのは、神が手ずから御救い下さった加護ある者しかいないと。

 

「でしたら、エンリ・エモットが相応しいと存じます。あの娘は両親を亡くしておりますが、毅然(きぜん)と振る舞い、今なお一生懸命に生きております。新しい村を継ぐ力強い若者に相応しいかと」

「よかろう。ではそのエンリ・エモットを連れてまいれ」

「ははーっ」

 

 しかしこの時、エンリ・エモットには問題があった。彼女自身にではない、彼女の周りにである。それはオーメンダールがアインズに伝えた通り、エンリ・エモットの友人、ンフィーレア・バレアレという少年と、ンフィーレアに雇われた冒険者集団、漆黒の剣の一団の存在である。

 

「エンリ! 行っちゃダメだよ!」

「そうだぜ、エンリちゃん。こりゃあヤバいとかいう問題(レベル)じゃねえ。死んだら終わりだしよお」

 

 ンフィーレアと声を揃えて、漆黒の剣のレンジャー、ルクルット・ボルブが言う。それは漆黒の剣の全員が同じ考えだった。魔法詠唱者(マジックキャスター)のニニャも。森祭司(ドルイド)のダイン・ウッドワンダーも。そしてリーダーの戦士、ペテル・モークも。皆が恐怖に震えていた。

 

「これほどの覇気、そして邪悪の気配。“アレ”は高位の悪魔に違いないのである・・・!」

 

 ダインが言った言葉に、エンリを除く全員が頷く。

 が、当然のことながら、エンリ・エモットはそれに反論する。

 

「だからー! あの人は本物の神様で、私達を助けてくれたお方なんだってば! この村を救ってくれた恩人なんだよ!? 早く行かなきゃ!」

「ダメだよエンリ! 殺されちゃうかもしれないんだよ!?」

「そんなことないってばー! もっと恐いガイコツの神様なんて、私とネムを抱えて村まで送ってくれたんだよ!? 大丈夫!」

「大丈夫じゃないよお! お願いエンリ、行かないで!」

 

 続く押し問答に、ノックの音。ルクルットが恐る恐る扉に近づくと、村長の声。

 

「エンリや、あのお方の御召しだ。早く出ておいで。お前を呼んでおられるのだよ」

 

 それを聞いて、漆黒の剣の妄想が加速する。

 

「若い女の魂を弄ぶってか・・・! 許せねえ!」

「しかし、彼女を連れて逃げるにしても、逃げ切れるとは思えないのである」

「俺たちが囮になって、バレアレさんと一緒に逃げてもらうってのは、どうだ?」

「いい考えとは思えないけど、森の中に逃げ込めば、そう簡単には見つけられないかもしれない。やる価値はある」

 

 それが恐怖に囚われた者の妄想であっても、実際に命を救われたエンリには、聞き捨てならない言葉であった。エンリの感情はついに爆発し、彼女は行動に出る。

 

「もういい! 私は行かなきゃならないの! じゃあね!」

「待って! エンリ!!」

 

 ンフィーレアの制止も聞かず、エンリは家を飛び出した。突然扉が開け放たれたことに驚いた村長に一言謝り、エンリは一目散に駆けて行く。そして、ンフィーレアと漆黒の剣の一団がそのあとを追う。

 

「遅れて申し訳ありません!」

「いいや、構わんよ。若い女の子は支度に時間が掛かるものだからな」

 

 エンリ・エモットの顔を見て、微笑みながらのパールンレヴァク。

 強大な悪魔のその姿を視界に収めて、漆黒の剣の全員が身を引き締めて、武器を手に取る。その動きに呼応して、オーメンダールが連れるアンデッド達が構える。

 

「捨て置け。恐れる子羊の狼狽ひとつ見逃せぬとあっては、沽券(こけん)に関わろう」

 

 パールンレヴァクが手を上げて命じると、アンデッド達は構えを解いた。

 そして伝えられるのは、エンリ・エモットが次なる村長であること、そして村の復興の助けとなる物の譲与。驚いたエンリは声を上げて辞退しようとするが、村人たちと村長の推薦もあり、受けるしかないという事態を知る。

 

「そんな・・・、私が村長なんて・・・・・・。だってまだ若い、若すぎるし、人望もないのに」

「そんな事はないぞ、エンリ・エモット。村人の大勢が、お前を推薦しているのだ。人柱にしようというわけではない。純粋に、エンリ・エモットが次なる村長に相応しいと判断してのことだ」

 

 神からの言葉を聞き、ついにエンリは覚悟を決めた。そして授けられし魔法のアイテム、『小鬼将軍の角笛』を3つ続けざまに吹き鳴らし、大量のゴブリンを従える事となって、名実共にエンリ・エモットは“率いる者”と成ったのである。

 

 足りないようならと追加で角笛を渡されて更に恐縮するエンリの耳に、「どうせガチャのハズレだからな」という呟きは届かなかった。

 

 

———

 

 

 夜になってナザリックに帰還し、パールンレヴァクは、ほっと熱(・)い(・)息(・)を漏らした。カルネ村存続のための指示を下し、村人達の働きを見守った。多数のゴブリンを従えるという初めての経験に右往左往するエンリ・エモットに、指揮を取る者としての手ほどきを行った。そしてオーメンダールの後任に、カルネ村復興監督官としてプレアデスからルプスレギナ・ベータを指名し、人事を済ませた。これでカルネ村の一件は一段落である。

 が、しかし、ルプスレギナ・ベータが問題であった。ルプスレギナ自身に問題があったのではない。ただ、パールンレヴァクが滾ってしまったのである。プレアデスは全員が美女。ルプスレギナもその例に漏れず、あどけない可愛らしさを合わせ持つ美貌の持ち主。そして身に纏う専用のメイド服はスカート部分に深いスリットが入っており、スリットから覗く褐色の太ももに、ガーターベルトがエロティックに映えていた。その姿を見て、パールンレヴァクは肉欲を滾らせてしまったのである。

 滾ってしまったものを抑えるという選択肢は、パールンレヴァクには無い。パールンレヴァクはすぐさま一般メイドに言伝を頼み、夜伽を自室へと招いた。今回パールンレヴァクが選んだのはルプスレギナと同じプレアデスに所属する者、プレアデスのリーダーでもあるユリ・アルファだった。ユリが到着するまでの時間、パールンレヴァクは昂ぶりのままに妄想を重ね、どのようにして楽しむかを考えていた。

 

「失礼いたします。ユリ・アルファ、御呼びに預かり参上いたしました」

 

 ついに現れたユリ・アルファを見て、パールンレヴァクは眼をギラつかせた。ノーマルなメイド服の上からでもはっきりと見てとれる爆乳の存在感。夜会巻きに整えられた髪は淑女の趣きで、黒縁の眼鏡はクラシックな落ち着きと才女の雰囲気を醸し出す。ユリ・アルファのその美しい姿に、パールンレヴァクの息は熱を増した。

 そして、ユリが悟る。パールンレヴァクの熱い視線に、熱い吐息に、自分が今求められているのは、夜伽の役目であると。瞬間、ユリの胸に火が灯る。至高の存在に身体を求められ、女として使って頂けるとは。それは喜びでしかない。プレアデスの中で自分が初めて、至高の存在に貞操を捧げる事が叶ったという事実に、若干の優越感すら覚える。ユリもまた、滾っていた。

 

 パールンレヴァクが口を開いた。

 

「外から戻ったばかりなの。まずは湯を使おうと思うのだけど。手伝ってくれる?」

「御意に。真心のままに、御奉仕させていただきます」

 

 ユリはパールンレヴァクの私室に隣接するバスルームへの扉を開き、至高の存在の後に続いて入る。目を見て、見つめ合いながら、ドレスの紐を解き、衣服を脱ぐ手伝いをする。見つめ合いながら、これからの奉仕について、ユリの頭の中が火照っていく。

 全裸となったパールンレヴァクが先に脱衣所から進むのを見てから、ユリもまた服を脱いでいく。その時、ある物を見つける。パールンレヴァクが私室を設定する際にフレーバーテキストに刻んだものが、この新たな現実に反映されたもの。バスルームといえばソーププレイということで用意されたもの、マイクロビキニである。

 

「お待たせいたしました」

 

 遅れて入ってきたユリを見て、パールンレヴァクは目を見開いた。白い肌に白いマイクロビキニ。乳首と秘所をなんとか隠しているだけの、あまりに際どい格好。そして紅潮した頬。そのエロティックな姿に、パールンレヴァクの股間がいきり勃つ。魔力を込められた身体はスキルと特性によって変化し、クリトリスは膨れ上がって形を成し、大きな肉棒と睾丸が顕現する。

 ユリは「ゴクリ」と喉を鳴らし、いきり勃つ肉棒を見つめる。しかしそれではいけないと、職務を全うしなければと、プレアデスのリーダーとしての自負で意識を保ち、奉仕に動いた。

 

「では、失礼しまして・・・」

 

 自分の身体でソープを泡立て、抱きつくようにして至高の肉体を清める。前戯である事を意識して、泡を介したペッティング。自身をスポンジに見立てて、泡まみれの胸を擦り付ける。パールンレヴァクの太ももの上で腰を前後(スライド)させる。喜んでいただけるようにと、背中に回ってがに股で抱きつく。ユリの淫靡な奉仕が、段階を刻んで加速していく。

 耳の裏を舐めて清め、胸の谷間を撫でて清め、ユリは全身を使って奉仕を続けた。擦りつけるほどに、尖った乳首が感じても。早くも勃ってしまったクリトリスが潰れるようになって、声が漏れても。ユリは丹念に奉仕を続け、パールンレヴァクの身を清めた。

 

「では、お流ししますね」

 

 満遍なく泡を塗りたくり、前戯に充分な時間が経ったとみて、ユリはシャワーを開いた。そして、パールンレヴァクの身体から泡が流れ落ちて、自己を顕示する肉棒をどうしようもなく意識してしまう。そこで、ユリは欲望に唆(そそのか)された。これは奉仕である、決して自分の欲のために、自分が気持ちよくなるために行う事ではない。頭では解っていても、ユリは自分を止められなかった。それがマザー・サキュバスのスキルの影響であるとは、気がつかず。

 

「申し訳ありません。肉棒(こちら)を洗うのを忘れておりました。どうかお許しを」

 

 ユリはそう言いながら跪き、欲望に流されていくのを止められず、胸で新たにソープを泡立てる。そして、怒張した肉棒に、泡まみれの胸によるパイズリ御奉仕。自分の胸の大きさを自覚しての、丹念なパイズリ。自分も楽しみたい、気持ち良くなりたいという、歪んだ情欲の奉仕の開始。

 

「んっ・・・。いかがですか、パールンレヴァク様。私の胸の湯(・)加(・)減(・)は?」

「ちょうどいい塩梅よ、ユリ。急がないから、ゆっくりやってちょうだいね」

「はい。仰せのままに」

 

 そう答えたユリの目は、悦楽に溶けていた。

 ユリの大きな胸の中できめ細やかな泡が溢れ、谷間の間から肉棒の先が何度も顔を覗かせる。爆乳の乳圧に肉棒が喜び跳ねるが、マイクロビキニの紐が乳の中から逃げるのを阻止する。抱き抱えて持ち上げるようにして、押し潰すようにして下されて、圧倒的な胸奉仕(パイズリ)。

 その中で、ユリは自分が胸だけで感じてしまっている事に気付いていた。気付いてはいたが、やめられなかった。気持ちがいい。至高の存在に奉仕している、胸を使って、女であることを活かして、性の奉仕を行なっている。その事実がたまらなく愉悦で、気持ちいい。

 

 ふと、顎を持ち上げられて、ユリは前戯の終わりを知らせられる。長い長い前戯が終わり、惜しいと思う気持ちもあったが、これからもっと凄いことになるのだと思えば、泡を流すシャワーの時間も楽しいものだった。

 

 ユリは浴室を出て、タオルで身体を吹き、パールンレヴァクのバスローブの着付けを手伝う。そしてついに、前戯が終わって、ここからが本番。二人はベッドの前でバスローブを脱ぎ、熱く火照った身体を密着させて、始まりを告げるキスを交わした。

 

「ん・・・・・・ちゅ・・・」

 

 舌を絡ませ、唾液を交わらせ、濃厚な口づけ。胸を擦り合わせ、尻を撫であい、熱が一体化するディープキス。腹に押し付けられる肉棒の脈動を感じ、ユリは自分の秘所がパールンレヴァクを求めているのを自覚した。

 キスをしたままで、ユリはベッドに押し倒される。濃厚な口づけは一秒たりとも止まず、太ももを撫でられるペッティングの快感に息が止まる。肉棒の裏スジで豆を擦られ、声が漏れる。爪で乳首を突かれれば、チクリとした痛みと共に強烈な快感が走り、全身が強張る。我慢の限界まで昂らせるつもりの意地悪なペッティングだと気付いた時には、もう遅い。絶えず喉に流し込まれる淫魔の唾液を飲みこむのに忙しいのに、次々と性感帯が刺激されるせいで、意識が空中分解しそう。

 

(こんなの、想定外だわ・・・!)

 

 決して絶頂には至らない、至らせてもらえない、あまりにも意地悪な愛撫。だというのに身体は昂り続け、意識と肉体が乖離していく。前後も左右も曖昧になっていき、自分がいまどこを愛撫されているのかもわからなくなっていく。溺れるような快楽の中で、ユリは溶けて沈んだ。

 

「んはっ・・・! はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

 ようやくディープキスから解放されて、喘ぐように呼吸するユリ・アルファ。その様を見て、パールンレヴァクは残虐な表情を見せて言った。

 

「上手に胸で奉仕できたご褒美だ」

 

 その声がユリに届いたのかはわからない。しかし、ユリが快楽の虜となり、限界を超えていることは確かだった。ユリは自分の脚を持って股を広げ、男根を受け入れようとする淫乱そのものなポーズを取った。そして、媚びた声でパールンレヴァクをねだった。

 

「パールンレヴァク様ぁ、ボク・・・もう限界ですぅ・・・! お願いします、パールンレヴァク様のおちんぽで、犯してください! めちゃくちゃに犯してくださいぃ・・・!」

 

 目に涙を浮かべて、必死の哀願。プレアデスのリーダーとしての面目なぞかなぐり捨てて、真面目でお淑やかな態度なぞ過去のものとして、快楽を求め媚びへつらう雌犬の姿。普段のユリ・アルファからはとても想像できない必死の懇願。

 ユリ・アルファの隠された一面、ボクっ娘という属性を引き出せた事に満足し、パールンレヴァクは微笑みを浮かべた。そして、臣下の願いに答えるべく、腰を突き出した。

 

「よく言えたわね、ユリ。ご褒美にたっぷりと犯してあげるわ——壊しちゃったらごめんなさい」

 

 そうしてついに、熱く火照った大洪水の秘所へ、張り詰めた肉棒が挿入された。

 

「んほぉぉぉおおおっ!!?」

 

 正常位で膣の奥深くへと挿入されると同時に、ユリは獣のような咆哮を上げて絶頂した。

 経験を積んだパールンレヴァクはユリの絶頂を邪魔しないようにと、腰を動かさずに待つ。絶頂の波が止んで次の快感を受け止める準備が整うまで、落ち着かせるつもりなのだ。

 そうして思わず腰に絡めてしまったユリの足のホールドが弱まるのを待ってから、パールンレヴァクはピストンを開始した。最初はゆっくりと、しかし深く、腰を打ち付けるピストン。重たい快楽に耐え切れず、ユリはシーツを掴んだ。

 

「あああっ!! いいっ! 深ぃっ! 深いの気持ちいいのぉっ!!」

 

 ユリ・アルファの淑女の顔は見る影もなく、そこにはただ快楽によがる一匹の雌犬が存在した。淫乱に、貪欲に、快楽を貪るだけの雌犬が。膣を蹂躙されることに悦び、白眼を剥いて涎を垂らし、はしたなく喘ぐ雌犬が。

 

「あはぁっ・・・ん・・・・・・! パールンレヴァクさまの、おちんぽぉ・・・! とってもきもちいいですぅ・・・! もっとぉ・・・、もっと使ってくださいぃ・・・。もっとわたしで、気持ちよくなってくださいぃっ!!」

 

 ユリのあられもない姿に、パールンレヴァクの興奮が最高潮に達する。バスルームでのパイズリにより充分に高められていた肉棒は爆発寸前。しかしもっと長くこのピストンを楽しみたいと、自分自身を焦らすようにゆっくりと腰を突きいれる。もっと長く。もっと気持ちよく。ユリ・アルファを徹底的に蹂躙したいと、犯し尽くしたいと。パールンレヴァクは射精の欲求に抗いながら、味わうように挿入を繰り返す。

 

「ああぁぁ・・・・・・おかしくなっちゃうぅぅ・・・! ボクおかしくなっちゃうぅぅ・・・!」

「くっ・・・! ユリ、そんなに締め付けないで・・・。出てしまいそうよ」

「ああっ! 出して出してだしてぇっ! パールンレヴァクさまのザーメン欲しいですぅ! パールンレヴァク様の精子で孕ませてほしぃですぅ!」

「ああっ・・・! また締めつけが・・・!」

 

 乱れてよがるユリのおねだりの可愛らしさに、我慢が効かなくなる。頭の中がピンク色に染まって感情がそのまま声に出ているユリの言葉に、射精欲求が刺激される。それはパールンレヴァクに一線を超えさせた。

 

「まったく仕方ない娘ね! だったら淫乱マンコの一番奥でザーメンコキ捨ててあげるから、しっかりイキなさい! わかったわね!」

「ああっ、あ、ありがとうございますぅぅっ! ユリの淫乱まんこで、ザーメンいっぱい出してくださいませぇ!」

 

 膣内(なか)で射精してもらえると分かったとたんにキュウキュウと締め付けを増す肉壺へ、加速していく乱暴なピストン。相手のことは考えない、ただ気持ち良くなって射精するためだけの、自分勝手なピストン。しかし、その激しさと乱暴さが、ユリにはたまらなく快感であった。道具のように使っていただく、それが被支配者としての幸福感を刺激するのだ。

 

「くっ! ふぅ! さあ出すわよ! ほらイキなさい! 中で出されてイっちゃいなさい! イけ!!」

「いいっ! いくぅぅぅううう!! いっちゃうぅぅうう!!」

 

 遂にピストンが止み、亀頭は膣壁に押し付けられ、濃厚な精液が溢れ出す。パールンレヴァクはよだれを垂らして征服感に酔いしれ、尿道を押し広げて出て行く精液と、射精運動で引き締まる睾丸の快楽に惚ける。

 

「お"っ"・・・! お"お"お"・・・!」

 

 一方、大量の精液を注がれるユリは巨大な絶頂で意識が飛び、声も上げられず震えていた。脳内はスパークした電気信号の閃光で真っ白に染まり、多幸感に浸って溺れる。思考は消え、意識もなく、ただ快感と幸福感だけの世界。

 

 

 やがて永遠とも思えた絶頂の渦から帰還し、徐々に意識が戻ってきて、ユリは先ほどまでのあられもない醜態に赤面する。自分は何を口走っただろう、何かおかしなことは言わなかっただろうか、失礼な真似はしなかっただろうか。御機嫌を伺うように至高の存在の方を見れば、慈愛に満ちた柔らかい笑みのパールンレヴァク。

 ユリは安堵に息を漏らした。そして、自分の胸を揉みほぐされている事、自分の膣の中で肉棒が硬度を増していくのを感じた。

 

「あ、あの・・・、パールンレヴァク様・・・?」

 

 ユリは思い切って声をかけてみるが、パールンレヴァクは相変わらず慈愛の笑みを浮かべたまま乳を揉み続ける。そしてその肉棒もまた、どんどん固くなっていく。もしやと思ったことは現実となり、パールンレヴァクの口から告げられる。

 

「意識を取り戻したみたいね、ユリ。じゃあ2回戦よ」

 

 甘い声で囁かれる死刑宣告。

 

 ユリは困惑の中で恐怖した。もう一度あんな絶頂を? 冗談ではない。次は耐えられない。今度こそ死んでしまう。どうにかして思い止まっていただかなくては。

 

「い、いえ、あのっ! ぼ・・・私はいまちょっと——」

「ダメだ」

 

 哀願はきっぱりと切り捨てられ、ユリは涙した。求められる事の喜びによる嬉し泣きと、恐怖による怯えた涙である。

 

 パールンレヴァクはユリの腰を掴んで体位を入れ替え、後背位の形にする。ユリの可愛い顔が見たくて。ユリの可愛い声が聞きたくて。ユリのあられもない姿が見たくて。そのためにはユリを追い詰め、おかしくしてしまえばいいと学んだ。故の後背位。ユリの自尊心を打ち砕くための、羞恥心を刺激するスタイルである。

 そして、パールンレヴァクはもっとも大事な工程に取り掛かる。それはユリの“頭部の取り外し”。ユリ・アルファの種族は首無し騎士(デュラハン)であり、首と胴が繋がっていないのだ。だから頭を取り外せば、後背位でも顔を見る事が出来る。

 ユリが意識を取り戻すまでに考えていた通り、パールンレヴァクはユリの頭部を取り外すと、四つん這いにさせたユリの背中にその頭を置いた。

 

「あ、あの・・・、これはいったい・・・?」

「さあ、あなたの可愛い顔をもっと見せてちょうだい。ユリ」

 

 そして宣告通りに、パールンレヴァクは腰を動かした。ユリの柔らかい尻肉を掴み、力強く打ち付けるピストン。正常位よりも激しく、膣奥を徹底的に虐め抜く小刻みなピストン。「パン!」と肉と肉がぶつかり合う音を響かせて、パールンレヴァクは陵辱を開始した。

 

「んひぃぃっ!!? まっ、待ってくださ、いいぃぃっ!! だめっ! だめだめダメだめぇぇっっ!!?」

「そうそう。もっとはしたない声を上げて、私を楽しませなさい」

「いぃんんっ! いくいくいくっ! だめぇっ! またイっちゃいますぅっ!!」

 

 先に注がれた精液を膣から漏らしつつ、盛大な潮吹き。音を立ててシーツに潮を吐き出し、痙攣をともなう絶頂。ユリはまたも白眼を剥き、歯を食いしばってシーツを握った。頭の中でチカチカと絶頂が光る抵抗できない状態。そこへ追加されるのは尻へのスパンキング。

 

「ほら! ボーッとしてないで奉仕なさい! 自分だけ気持ち良くなってどうするの!?」

「あひぃ! も、もうし、んぎぃっ!? 申し訳ありませんっ!」

「そら、ちゃんと腰を振る! 迎え腰を忘れないの!」

 

 わけもわからず、ユリは腰を振った。突き込まれるピストンに合わせて、リズムを取るように。しかしあまりに強烈な快感の連続で、どうしても腰が止まってしまう。そうすると馬に鞭をやるように、尻を叩かれる。ユリは羞恥と快感で顔をぐしゃぐしゃにして、泣きながら腰を振り続けた。

 

「そう。そうよ。雌犬は雌犬らしく腰を振って、媚びていればいいのよ」

「そんなぁ・・・、わた、私っ、いいっ! あんっ! 私っ、雌犬じゃあ、ああんっ!!」

「こんなによがって、どこが違うの!」

「ああっ! あん! ち、ちがっ・・・、ああっ、あああっ・・・!」

 

 ピストンは激しさを増し、スパンキングの回数が増える。強烈な快感は痛みで打ち消され、痛みで覚醒させられたところにまた快感を叩きつけられる。ユリはせめて四つん這いの体勢が崩れないようにと歯をくいしばるが、痛みで声を漏らしてしまうと次の瞬間の快感を堪えられず、喘ぎ声が出てしまう。そして、耳に入るのは自分の膣から響く「ぐっちゅぐっちゅ」という恥ずかしい水音。自分がどうしようもなく乱れているという事実を突きつけられて、羞恥の中に諦めを覚える。ユリの心は堕ちていく。

 

 ユリがはしたなく乱れていくのを見て、パールンレヴァクの胸が愉悦で満たされる。他者を快感でコントロールするという支配感は比類なき愉悦を生み、嗜虐心が高鳴る心臓のように燃え滾る。加速していく陵辱と共に、肉棒の快感も蓄積していく。そして、ユリへの愛おしさが増していく。

 

「ああ・・・・・・とっても可愛いわ、ユリ。もっと見せて。あなたがはしたなく乱れて、壊れていくところ、もっと見せて・・・・・・」

 

 蜜のように甘ったるいパールンレヴァクの声に、ユリの脳が溶けていく。

 

 パールンレヴァクはユリの頭部を持ち上げると、熱い口づけをした。ねっとりと、いやらしく、そして情熱的なキス。愛情と嗜虐が入り混じる、残酷なまでに優しいキス。

 

 舌を舐め溶かされ、絶頂が積み重なり、ユリの意識は朦朧となっていく。

 

 いつしかピストンは静かなものとなっており、舐るように柔らかな腰つきが膣を溶かす。

 

 

「さあ、もう一度、注ぎ込んであげるわ・・・・・・」

 

 

 腰と腰を密着させて、膣の一番奥で二度目の射精。注がれるたびに膣の端から古い精液が漏れ出していく。長い射精は愛おしさの証だというように、口づけが熱を増す。

 

 薄れていく意識の中、ユリ・アルファは確かに幸せを感じていた。

 




 今回も書いてて楽しかったよー。あんまり楽しいんで半日ずぅーっと机の前だよね。
 ほんとはエッチなシーンでこんなに尺取るつもりなかったんだけど、ついつい書きすぎちゃったよ。メンゴメンゴ。

 次は冒険者モモンのお話か、帝国の邪神教関連かね。

 じゃあまたね。
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