廃人ネカマのロールプレイング 作:栗鼠科.aka.メスガキ撲滅委員会
が、頑張ってエロいの書くぞ〜・・・(書けない)
悪を標榜し、非道を是とし、簒奪と虐殺の限りを尽くしたアインズ・ウール・ゴウン。その伏魔殿、ナザリック地下大墳墓に、正義の心を与えられて産まれた。しかし、セバス・チャンは自らの境遇と立ち位置に不満や忌避感を持った事はない。忠義を尽くすことができる方々の住まう場所、ここナザリックこそが自分の生きる場所。そうあれと造られたからではない、自分がそうしたいと思うからこそ従い、行動するのだ。この胸の内にある敬意と忠誠は決して植え付けられたものではなく、自らが選んで育んだものであると固く信じている。だが・・・
『パールンレヴァク』
そう、あのパールンレヴァク様だけは、どうにも奇妙だ。そのような感情を持つことは不敬なのだが、しかしどうしても拭えない違和感がある。
モモンガ様のことは解る。モモンガ様は真の
だがパールンレヴァク様は少し異なる。善と悪が同居している、なるほどそれは人間なら誰でもそうだろう。しかし、あの御方はサキュバス。それも全てのサキュバスの頂点に立つという欲界の女王、マザー・サキュバスだ。その堕落の化身が如き姿に善は無く、熱い欲望を滾らせ燃える瞳は嗜虐心を隠そうともしない。そのはずなのだが。我らナザリックのシモベを見る瞳は確かな母性の光を秘め、その艶やかな唇が紡ぐ言葉は慈愛と慈悲に満ちた心優しいもの。この違和感はどういう事だろうか。
『100からのレベルキャップ開放よ! これがどれだけ凄い事か、アナタ分かる?』
至高の存在が半数も去った頃であったか。第九階層の通路で"後の"パールンレヴァク様が声をかけて下さった事があった。不勉強なこの身は答えを持ち合わせず、返答に
『あの
御方が竜の血をその身に取り込んで、神に近付いたと聞いたのは、その数日後の事であった。竜の血を取り込んだのも、楔として世界に名を刻んだのも、ワールドアイテムによるものだそうだ。そう、その頃からだ、あの方がパールンレヴァクと名乗られるようになったのは。古代の竜の言葉で
「考えるだけ無駄なこと。至高の存在を計ろうなど、一執事の身でおこがましい。今は命令に忠実たれ、余計な事は考えないように」
自分自身に言い聞かせて、思考をリセットする。だからなんだというのだ、だからどうしたというのだ。あの御方はナザリックに最後まで残ってくださった、慈悲深くお優しいお方。それだけで充分ではないか。モモンガ様とパールンレヴァク様、この至高の御二方に仕え、忠義を全うする。それはこの小さき身には過ぎた幸福のはず。
「さあ、もう行かないと」
もう一度自分に言い聞かせて、長い長い通路を歩く。何の問題もなく情報収集を終えた事を報告しなくては。今はそれが何よりも優先される事なのだから。
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第九階層の自室にて、骸骨の身体でどうやっているのかは相変わらず不明だが、モモンガは疲れた様子で荒い呼吸を繰り返していた。理由は単純、とても疲れたからである。オーバーロードである骸骨の身に肉体的疲労などどいうものは存在しない。だが、精神的疲労は別だ。
「さっきは私が前に立ったんだからさー、次はモモンガの番じゃなーい?」
との言葉を受けて、玉座の間でセバスと各階層守護者達の報告を受けたのだが、これがモモンガにとってはとても辛いものだったのだ。
上げられた報告自体は何でもない。各階層守護者達は再三の調査の末、問題無しとの報告。セバスが言うには、ナザリックの周辺にはかつての毒の沼地とは違い、モンスターが1体も存在しない、いても野兎ていどがせいぜいだという草原が広がっているそうな。遠見の魔術の
そしてなにより、
シャルティアは「美の結晶。この世界で最も美しいお方であります」と。
コキュートスは「守護者各員ヨリモ強者デアリ、マサニナザリック地下大墳墓ノ絶対ナル支配者ニ相応シキ方カト」と。
アウラは「慈悲深く、深い配慮に優れたお方です」と。
マーレは「す、凄く優しい方だと思います」と。
デミウルゴスにいたっては「賢明な判断力と、瞬時に実行される行動力を有された方。まさに
さらにセバスは「至高の方々の総括であり、そして最後まで私達を見放さず残っていただけた慈悲深きお方です」と。
アルベドなどは「至高の方々の最高責任者であり、私どもの最高の主人であります。そして私の愛しいお方です!」ときたもんだ。
そんな彼らの真剣な目と嘘偽りのない本心の言葉が、モモンガの心に重くのしかかった。
「うっそーん・・・・・・
ベッドにうっぷし、疲弊の極み。突然大企業の社長に抜擢されたどころの話ではない、いきなり世界の神になってしまったのだ。そして、10年を共にした掛け替えのない友の忘れ形見を裏切るなぞ、モモンガに出来るはずがない。つまりはこれから、自身を神か何かと勘違いしている彼らを率いて、彼らを失望させないように振舞わなければならないのだ。自分の底を打ち明ける勇気が出ない限りは。
「どうすんだよぉー!? お、俺はただの営業リーマンだよ!? どうすりゃいいんだよおっ!? 」
だがしかし、モモンガの苦難はこれから始まるのだ。
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一方、一蓮托生の相棒となったモモンガが重たすぎる責務に苦しんでいる時、このパールンレヴァクは平然としていた。
「あ、ご飯食べよう」
彼——もはや彼女というべきか——がモモンガと違って平然としているのは、受け入れてしまったからだ。元々キャラクターになりきって、ロールプレイングにハマっていたのだ。感情移入や仮想体験が現実となったところで、今までやっていた事がリアリティを得ただけのこと。自分は神である。そのもの『
パールンレヴァクは第九階層の食堂に着くと、料理長に支度を命じた。
「これはこれはパールンレヴァク様。本日はどのような物を御所望でございますかな?」
「うーん・・・、シンプルな物がいいかな。川魚の包み焼きとか、蒸し芋みたいな? 素材の味が活きたやつ!」
「おお! それはそれは・・・! さっそく取り掛かりましょう」
「頼むよ〜」
「単純な
やけに嬉しそうな料理長の後ろ姿を見送って、パールンレヴァクは思考を重ねる。
世界は移動した。自分が今いるのはユグドラシルではない。全く新しい世界だ。危険な仕事でボロボロになった身体はもうない。軽やかな脚、凄まじい力、新しい身体の素晴らしさは最高も最高。今の自分は正真正銘のマザー・サキュバスだ。淫魔、竜、亜神という3つの種族を持つレベル120のスーパーマンだ。アルベドが報告した話によると、周辺には50レベルを超えるものは数人だという。何一つとして恐れるものはない、正に神として振る舞うことができる。
夢が現実になったかのような全能感に浸っていると、美味しそうな匂いがする事に気付く。そして運ばれてくる料理。それらは元居た現実世界のような、大地や水が腐ってしまった所では決して食べられないであろうもの。一口食べれば、感激で涙が出る。何という美味。合成肉とはまるで違う、真空パックのドロドロした偽物とは比べものにならない。柔らかな肉、滑らかな舌触り、素晴らしい喉越し、香辛料が生む風味。完璧という言葉が相応しい料理の数々。そして、グラスに注がれる血のように鮮やかなワインを飲めば、その芳醇な香りに脳が蕩ける。
「
「感謝の極み」
パールンレヴァクの思わず溢れた感嘆を聞き、料理長は腰を深く折って礼をする。このところ、パールンレヴァクやモモンガが注文するのは、実戦向けの効果を付与しやすい料理ばかり。せっかくのレパートリーが泣いていたのだ。もちろんそれで手を抜くような料理長ではない。が、久々に腕を買われての、力を試される料理だ。料理長は自分の存在意義を証明できた事に、確かな喜びを覚えていた。
かつての現実では決して得られなかった悦楽に満たされ、パールンレヴァクは席を立つ。料理長に感謝の声を投げ、食堂を出ようとしたその時。パールンレヴァクの目に、扉の側に控えていたメイドの姿が映った。
「ふむ・・・」
突然、胸の内に湧き上がる肉欲。食欲を満たしたからか、連なる欲望が刺激されでもしたのか。目の前の美しいメイドに、欲情してしまう。
「そこの2人、私の部屋へ」
「は、はいっ!」
マザー・サキュバスとしての
「
念のためにとかけた言葉だが、返ってくるのは
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自身の欲求に従ったパールンレヴァクの行動は素早かった。部屋に着くなりブラジャーとパンティを脱ぎ、それぞれがシースルーの長い手袋とガーターベルトと脚袋だけになって、服を脱いでいくメイド達を眺めていた。"シュルシュル"という衣ずれの音すら、欲情を昂らせる材料になる。そして、ついに裸になったメイドを見て、パールンレヴァクは新しい身体が求める肉欲を抑えられずにいた。
脳が自然と、身体が出来る全てを把握していた。肉体に宿る本能に従って魔力を込めれば、剥き出しのクリトリスは網で焼かれる餅のように膨れ上がり、立派すぎる男根と化した。世の女達が目を奪われるであろう大きな睾丸もある。
男としての感情が残っているのだなあ、などと考えもしたが。そのような思考はすぐに消えた。なによりもまず、この肉欲を満たさねば。そう感じ、ベッドに腰掛け、目の前の"肉"に命ずる。
「
目を奪われるとは正にこの事かという様子のメイド達は、パールンレヴァクの命ずるままに、マザー・サキュバスの股間に生えた大きな肉棒へと顔を近づけた。が、左手の金髪のメイドはそのままに、右手の緑髪のメイドは顎を持ち上げられた。
「おまえはこっちだ」
言うやいなや、パールンレヴァクの唇が緑髪の唇を塞ぐ。サキュバス特有の長い舌に口内を掻き混ぜられて、緑髪のメイドが悶絶する。
「———!!?」
彼女が悶絶したのは突然のディープキスが原因ではない。サキュバス族最上位のマザー・サキュバスの唾液は、高濃度の媚薬と同じ働きをするからだ。舌を舐められる、それだけで脳が爆発するかのような絶頂を強いられる。絶えず続けられる口内の蹂躙は、意識が吹き飛んでしかるべき絶頂の雪崩を引き起こす。しかし、至高の存在の前で無様な姿は見せられないと、産まれたての子鹿よりも膝を震わせながらも、彼女は何とか直立を維持していた。
恐ろしく太くて硬くて長い肉棒に舌を這わせる金髪のメイドもまた、襲い来る長い絶頂に脳を犯されながら、奉仕を続けていた。舌から伝わる味覚への暴力。美味しいのか不味いのかも分からない。脳が好いものとして認識しているからこその絶頂なのだろうが、まるで毒か何かのように痺れてしまうのだ。そしてメイドは気付く、絶頂しているのは舌そのものだという事に。痺れているのは気持ちがいいから。肉棒を舐める、ただそれだけで舌が絶頂し、脳が溶ける。何という理不尽な快楽であろうか。だというのに、舌が止まらない。このままでは死んでしまいそうなほどに、気持ちよくなってしまっているのに。自分は唾液を
「フフ・・・愛いやつよ・・・・・・」
頭を撫でられて、気付く。同じく寵愛を受ける栄誉を賜わった
「え・・・?」
残るのは、ただの前戯だけで泡を吹いて倒れた2人のメイドに呆然とする、滾りに滾った肉欲を放置されたパールンレヴァクであった。
か、書けない・・・
エロとはいったい・・・うごごごご