異形に寄生されて女へと変異したが、この身体も悪くない 作:ゲルパンマン♥山崎
サイモンとのセックスから三日後の事。
ゲイルは、サイモンから重要な話があると呼び出された。
「いいですか?このままでは僕らのパーティは間違いなく解散します」
「え?なんで?」
「なんでって、僕らの関係のせいですよ。パトリックが気付いていないとでも?」
「え、まさか気付かれてる?あいつはすぐ態度に出るし、そもそも気付いてたら何か言ってくると思うんだが」
「はい、正解です。全然気付いてませんね、彼。プフフッ」
「おい!」
「ですが、いつまでも彼の愚直さに期待をしていてはいけません。いつかは気付くでしょう。そこで」
サイモンは一息間を置く。勿体ぶった言い回しだ。
「ゲイル。パトリックともセックスしてください」
「はあ!?なんで!?」
「彼はああ見えて純情な童貞ボーイです。一度抱いてやればもうゾッコンですよ。間違いない」
「お前、ちょっとパトリックを馬鹿にしすぎだろ……そんなうまくいくか?教会信者の初めてを奪うってそれガチギレもんだぞ」
「大丈夫ですよ。僕も協力しますし。ゲイルならうまくいきます。絶対」
「なんなんだよ、その自信は……わかったよ。今のままならどっちにしろ解散なんだろ。やるしかねぇな」
「……パトリックとの性行為に少し期待してますね?」
「うっ」
「僕という者がありながら……昨日も隠れて神父様とヤッてた事だって知っているんですよ」
「パトリックとのセックスを持ちかけたのはお前じゃん!そ、それに神父は……しょうがないだろぉ。あいつが、も、求めてくるんだから……」
「なるほど。…………ふむ」
「……おい、流石に神父を襲撃したりはすんなよ」
「大丈夫です。悪いようにはしません。しかしながら、これは僕らパーティの死活問題なのです。土壇場であの神父に台無しにされても困るんですよ。ちょっと……そう、お話をするだけです。大切なお話を」
「おい、本当に無茶なことすんなよ。神父個人はともかく、教会はやべーからな」
「わかっていますよ。大丈夫。さ、もう別の男の話はやめましょう」
「ひゃっ♥ はんっ♥ またっ♥ いきなりっ♥」
「今日も可愛い声を聴かせて下さいね」
「はうっ♥ あっ♥ んんっ♥ もうっ♥ 覚悟しろよ♥」
ゲイルは一瞬でメスの顔になり、唇を重ね、熱烈に舌を絡め合う。
今のゲイルの格好は、あの時買った黒いドレス。
座っている場所は、サイモンの膝の上。対面ではなく、背中をその胸板に預けて寄り掛かっている。
ゲイルは下着を着けてきていない。ノーパンでサイモンの膝の上に座っている。
そしてサイモンは、ドレスの下から手を入れてクリトリスを弄り、指を挿入してきたのだ。
やはりというべきか、二人はあれから毎晩身体を重ねている。
男に奉仕する悦びを覚えたゲイルは、ブティックからいくつかの衣装を宿へ持ち帰り、サイモンの為だけに毎晩違う衣装に着替えてセックスを楽しんでいる。
ドレスに着替えた時からゲイルの秘所は既に湿り始めており、一見サイモンと普通に会話をしているように見えて、秘所はずっと疼いていた。
もう口でも子宮でも、サイモンのペニスと精液の味をしっかり覚えてしまっている。
「あんっ♥ ちゅるっ♥ れろちゅぷっ♥ ぢゅるるっ♥ はんっ♥ ちゅうっ♥」
ドレスに隠れた下腹部の中で、サイモンの二本の指が秘所からちゅぷちゅぷと出入りし、親指でクリトリスを転がされる。
サイモンの愛撫に腰をピクピクと震わせながら、夢中で舌を絡め合う。
ゲイルは、尻の下にあるサイモンのペニスがズボンの中でムクムクと怒張していくのを感じる。
キスは続行しながらモゾモゾと腹筋側へ移動し、少し腰を上げながら手早くベルトを外してホックとジッパーを開ける。
サイモンのペニスが開放され、ゲイルの股間の前でブルンとそそり勃った。蒸れたオスの匂いに膣の奥が疼いてくる。
しゅこしゅこと慣れた手付きでペニスを愛撫する。
先走りを塗りたくりながら優しく鈴口を捏ね、棒全体をさすりつつ裏スジだけは強めに刺激する。
昔を思い出しつつ、サイモンにしっかり教えられた、手での愛撫。
舌を絡めながらお互いの性器を愛撫し合う。
出来る事なら喉奥で奉仕したいと思っているゲイルだが、今は舌と舌を重ね合うのに忙しい。サイモンがキスを優先するのなら、ゲイルはそれに合わせるのだ。
キスを続けながらペニスをさすり、サイモンの吐息が荒くなるのを感じる。
「はあっ、ゲイル、もうっ、出そうですっ」
早くもサイモンが根を上げる。サイモンの弱点を知り尽くしているからこその早さだ。
「手と口とナカ、どこがいい?♥」
「ナカっ、ナカでっ、お願いします!」
ゲイルの問に、サイモンが即答する。
今までも何度か同じ問い掛けをしているが、サイモンは必ず中出しを選ぶ。
ゲイルは微笑んで、ドレスをめくり中腰になってそそり勃つペニスを秘所へ導く。
「んくっ♥ んっ♥ ん〜〜〜〜っ♥」
ペニスが膣を掻き分け押し入ってくる快感に、上体を弓なりに反らせて悦ぶ。
未だキュウキュウと処女の如き狭さを感じるにも関わらず、宛てがうだけで膣のうねりによってペニスを奥へ奥へと勝手に飲み込んでいく魔性の穴だ。
ゲイルの体格からすれば些か大きいペニスを、背面座位でどんどん飲み込んでいく。ついにゲイルの尻がサイモンの下腹部に接触し、また先程のように膝の上にぺたりと座る体勢になる。
体勢こそ同じだが、そのドレスの内側ではサイモンのペニスをずっぽり咥え込んでいる。ゲイルの頭の奥に痺れるような快感が走り回っている。
ペニスが下腹部の内部を強引に押し上げ、ヘソの辺りがぽっこりと膨れ上がってきてしまった。
撫でればその中に肉棒の存在を感じられ、ゲイルは愛おしさと満足感と安心感、全てが混ざった幸福感がこみ上げてくる。
奥まで咥え込むと、すぐ精液への渇望が湧いてきてしまう。
「はううっ♥ んんっ♥ ぜんぶっ♥ はいった♥」
「うっ、ゲイルぅ……」
「はあっ♥ ほらっ♥ サイモンのがっ♥ ここまでっ♥ 来てるっ♥ さわって♥」
後ろから抱きしめてくるサイモンの手のひらを、ぽっこり膨らんだ腹に誘導して撫でさせる。
サイモンがその膨らみを撫でると、ゲイルの中のペニスが更に怒張した。
「はうっ♥ 中でっ♥ おっきくなった♥」
「くうっ、出るっ、出るっ、出ます!」
だがそれでサイモンに限界が訪れた。
サイモンの身体がくの字に折れ、上に乗っているゲイルの身体を抱き込み、強く押さえつけて結合を深くする。子宮口に無理やり亀頭をねじ込み、最奥へ向けて全力で精液が噴出してくる。
「うくっ♥ うぐうっ♥ うっ♥ でてるっ♥ おくっ♥ いちばんおくっ♥ んくうううっ♥♥♥」
どれだけ男を攻め立てていても、どれだけ余裕があったとしても、種付け射精をされてしまえばゲイルの身体はいとも簡単に屈服してしまう。サイモンにきつく抱き込まれたその腕の中で、ゲイルは注ぎ込まれてくる子種の熱さと勢いに身を悶えさせて絶頂し、頭の中まで精子の事でいっぱいになる。
ゲイルの子宮と心が満たされていく。脳髄に電撃が走り、快感が全身を駆け巡る。
力強い射精とそのペニスの脈動は、実際にビューッビューッと音が鳴っているのではないかという錯覚までゲイルに与え、その振動を腹に伝えた。
ねじ込まれたペニスからダイレクトに子宮へ精子がなだれ込み、女の快楽に支配される。
子宮口は亀頭をキュッと包み込み、最後の一滴まで子宮の中へ導く。もはやゲイルの子宮口は、精子を子宮まで迎え、そして送り込む器官として完全に変異が完了している。
「はああっ♥ おくっ♥ あつい♥ はあっ♥ すごいっ♥」
射精が終わってもサイモンのペニスはまだ怒張し続けた。
先端が子宮口に突き刺さったままピクピクと震え、ゲイルに小刻みに快感を与えてくる。
「んっ♥ あんっ♥ 動くとっ♥ 感じちゃうっ♥ ……まだ、できるよね♥」
「ええ、もちろんです。たっぷり楽しみましょう」
「うん♥ いっぱい奥に注いで♥ 流し込んで♥ 孕ませて♥」
「はい、今日こそあなたを僕だけのものにしますよ」
「ひゃんっ♥」
満たされたばかりの胎をサイモンに撫でられ、下腹部内のペニスと共に愛しさが溢れてくる。
孕む、孕ませると言う言葉が本気なのか、プレイの一環なのか、どちらもよく理解していない。あまり考えていない。
ただ、こういった言葉がより二人を興奮させ、セックスを刺激的なものにする事だけは知っている。
何故興奮するのかは、二人共わからなかった。気にしなかった。
二人はその後もいろんな体位で交わり、その全てをゲイルの子宮が受け止め、最後に対面座位で最高の幸福を分かち合って、また結合したままで眠りに落ちた。
セックスの度に、中出しを受ける度に、ゲイルはその快楽にのめり込んでいく。依存していく。
夢中で抱きついてくる男、注ぎ込まれる子種の熱さ、満たされていく子宮と心。
ただ快感だけでなく、それら全てがゲイルにとって幸福となっている。
脳髄に刻み込まれたその快楽は、回数を重ねる度に、徐々に徐々に、その深さを増していった。
…………
ゲイルは悩む。パトリックの事だ。
どんな顔をして誘えばいいのだ。
向こうは男としてのゲイルの顔しか知らない。普通に誘っても気色悪いと思われるだろう。
そもそも信者は誘った所でなびかない。肉体関係は生涯ただ一人だけと教義で決められている。
「考えすぎですよ。押し倒してチンポしゃぶって、勃ったらぶち込んでしまえばいいんです」
「お前パトリックの事嫌いなの?」
「嫌いだったらあなたを抱かせませんよ」
「マジか?なら俺の事、体のいいパーティのオナホにしようとしてないか?」
「そういう扱いして欲しいんですか?」
「い、いや、そ、そんなこと……ない、ょ……」
「そこはハッキリ断って下さいよ……そう言うゲイルこそ、僕らの事バイブか何かと一緒にしてますよね。特に神父なんか」
「おう、この話はもうやめようぜ。パトリックだよパトリック」
「はいはい。僕が全力でバックアップしますから、ガンガンアプローチしてください」
「わ、わかった」
〜〜〜〜
「ん?なんだこれは」
「あ、わりいパトリック。それ俺の下着だ。洗濯物頼むとき落ちたんだ」
「お前……ゲイル?ゲイルか?おいおい、ついに女装まで始めたのかよ。……これが……お前の……下着だと?」
「そうだよ」
「お前……こういった下着を履いているのか?」
「ああ。普段着はともかく、いい加減、装備も今の体格に合わせねえとな。土壇場で裾を踏んで転ぶなんてポカはしたくねぇし」
「あ、ああ、そうだな。だが下着まで女物にする必要はないだろ」
「あー……女の身体には女の身体の事情があんだよ」
「そ、そうなのか」
「そうだ。あんま気にすんな。迷惑はかけねぇ……ようにするから。"迷惑はかけない"と言い切れない所が情けねえなぁ」
「フン、お前こそ小さな事を気にするな。仲間のリスクはパーティのリスク。即ち俺のリスクだ。お前はお前の役割を果たせ。それでいい」
「ヒュー、頼りにしてんぜ。それはそうと、いつまで俺の下着握ってんだ。返してくれ」
「あ、ああ、すまん」
「じゃあ俺はこいつも洗濯頼んでくるわ。またな」
「ああ」
……
「ただいま。どうよ」
「なかなか良かったですよ。ゲイルに対して女を感じてますね。パトリックの価値観が揺れ動いているのがわかります」
「だろう?フハハ。俺に役者の才能まであることがわかってしまったな」
「しかしパトリックめ……女物の下着を手にしたらやる事は一つでしょう!?何故匂いを嗅がない!?」
「さすがの俺もどん引きぃ」
〜〜〜〜
「よ、ようパトリック」
「あん?……また女装をしているのか。前からそういう趣味でもあったのか?」
「いや、この身体になってからだ。やっぱこういう服が似合うとわかるとよ、気分もノッてくるというか。まだ少し違和感はあるが、自分でもなかなかイケんじゃねって思ってる。どうだ?可愛いだろ?」
「フン、ま、似合ってるといえば似合ってるんじゃないか」
「煮えきらねえ返事だなぁ」
「俺はいつものゲイルを見慣れているからな。どんな格好をするのもお前の勝手だが、少しはプライドを持ったらどうだ。ファンが悲しむぞ」
「あ?ファン?」
「そうだ」
「誰の?」
「お前のだ」
「俺!?サイモンやお前じゃなくて!?俺にもいんの!?」
「お前な。ルーク級三人パーティの火力役キャスターにファンがつかないはずないだろ。花形だぞ」
「お、俺に……ファンが……」
「そうだ。まぁ身体のことはしょうがないが、それでも今までの自分を貫いてきただろ。今の女々しいゲイルを見たら、ファンはどう思うだろうな」
「着替えてくる!」
「そうしろ。いつものお前でいい。いつものお前がいい」
……
「あなたが説得されてどうするんですか!」
「だ、だって俺にもファンがいるんだぜ!?がっかりさせられないじゃん!」
「安心してください。今のゲイルを見たらむしろファンが増えますよ」
「え?なにそれ」
「しかしパトリックめ……僕がプロデュースしたこのゴスロリゲイルを見てなんですかあの態度は……許せませんね。めちゃくちゃ可愛いのに」
「お前のその女性服に対する熱意はちょっと危ないし怖いよ」
~〜〜〜
「僕は今日、女の子と約束があるのでこれで失礼しますね」
「そうか。ゲイルはどうなんだ」
「俺は普通に食うぞ。パトリックと二人でメシは久しぶりだな」
「そうだな」
「酒くらいは付き合えよ。たまにはいいだろ」
「フ、そうだな。たまにはいいか」
……
「おはようございます。よく眠れましたか?」
「おはよう……まだちょっと酒残ってるわ……」
「反省会を始めます」
「くあ〜っ。あいよ」
「ゴホン。……ふ ざ け て る ん で す か!わざわざ二人きりにしたのに!なんで何事もなく二人で飲んで、普通に朝までグースカ寝てるんですか!」
「いや……今回は俺も結構頑張ったんだぞ。薄着になったり、胸元見せたり」
「ちゃんと遠くから見てましたよ!それで出したセリフが"酔っちゃったみた〜い"って!頭空っぽの女でももう少し気の利いた事言えますよ!」
「ぐっ……」
「挙句の果てに、本当に酔い潰れて介抱されてるじゃないですか!パトリックにおぶられて帰ってきて!」
「最近ホント酒に弱くなっちまってさ……でもペースは昔のままグイグイいっちゃって……」
「老化を実感してきた中年みたいな言い訳なんか聞きたくありません!」
「わ、悪かったよ……」
「しかしパトリックめ……女が酔い潰れたら連れて行く所なんか一つでしょう!これだから童貞は!」
「ひゃっ♥ あんっ♥ ちょっ♥ ゆびっ♥ なんでっ♥」
「あなたのせいで寝不足でムラムラしてるんです!相手して貰いますよ!」
「んっ♥ はんっ♥ んもうっ♥ しょうがねえなぁ♥ はむっ♥ ちゅうっ♥ んんっ♥」
そうしてサイモンのフォローの元、ゲイルはパトリックを誘惑し続けた。
だが、セックスの経験ばかりがあるだけで、そこへ至るまでの男の誘い方は何一つ知らないゲイルと、敬虔な信者の上そういった事に疎いパトリックはまったく噛み合わなかった。
湯浴み中に来訪、トイレでばったり、探索中のラッキースケベ。
サイモンプロデュースによるそれらイベントを、パトリックはことごとく見て見ぬ振りでスルーした。
失敗を重ねる度に、サイモンはゲイルに小言を言い、精子を注いだ。その度にゲイルは悦んだ。