異形に寄生されて女へと変異したが、この身体も悪くない 作:ゲルパンマン♥山崎
二度目の射精も終わると、パトリックのペニスは萎えてズルリと抜け落ちた。
ゲイルは絶頂の余韻に浸る。
吐き出された精液が、未だ胎の中でグルグルと熱を持ったまま滞留している。
そのまましばらく胸板に身体を預けていると、パトリックが唐突に喋りだした。
「師匠……そうか、これが……そういうことなんだな」
あの瞬間をパトリックは見ていた。
刻印が変化する様子をしっかり確認していたのだ。
昔パトリックの師匠から教えられたモノと特徴が合致する。
幸運にも対処法も知らされている。
「フッ。師匠……俺はまだ未熟だが、俺がやらねばならないのだな。ゲイル、今助けてやる」
パトリックはこれが運命に思えて仕方ない。
パトリック自身がこれを教えられたのも、ゲイルと出合い、パーティを組んだ事も、全て今この時のための布石なのだと感じる。
ゲイルは訳がわからないが、なんだか楽しそうだからそれに乗る事にした。
「うっ……くっ……パト、リック……にげろ……」
「ゲイル!?まさか正気に戻ったのか!?」
「にげろ……おれは……もう……はやく……にげろ……」
「駄目だ!お前を置いて逃げれるか!!」
ゲイルは笑いがこみ上げてくるが、必死で堪える。
逃げるつもりがないのならば、縄を解いてみよう。何をしてくれるのか気になる。
湧き上がる好奇心に突き動かされつつも、演技を続ける。
「これが……さいごだ……もう……おれは……」
「ゲイル!?縄が!?」
パトリックにしなだれ掛かると共に、魔法で縄を焼き切った。
そのまま気絶した風を装う。
これでパトリックは自由だ。さてどうするんだろう。
ゲイルはイタズラを楽しむようにワクワクしてくる。
パトリックがゲイルの頭をさわさわと優しく撫でる。
普段のパトリックからは考えられない行動だ。
ゲイルの鼓動が強くなってくる。
キスでもするんだろうか。それともガッツリ犯されるだろうか。何か知らない魔法か技能を掛けられるのか。
純粋にゲイルを気にかけるパトリックに、少し罪悪感が湧くが、今更だ。
「ゲイル……こんな身体になっても、俺はお前を愛しているぞ……」
突然の告白にドキリとする。
いや、ちょっと待て。
今の言葉には不自然な要素が含まれていた。
"こんな身体になっても"?
それは、つまり……
聞いてはならない事を聞いてしまった。
知ってはならない事を知ってしまった。
ゲイルから脂汗が浮き出てくる。
「ゲイル……今浄化してやる」
体勢を変えられ、パトリックが後ろから体重を掛けてきた。
パトリックのペニスはまた怒張し始めている。
普段ならば期待でいっぱいになる筈が、今は何故か背筋に寒気が走った。
いやまさか。あの善良なパトリックがそんな。
ゲイルの脂汗が増える。
「今、正気に戻してやるからな」
パトリックのペニスがゲイルのアナルに添えられる。
ゲイルから滝のように脂汗が流れる。
「やっ、だめっ、そこは違ンッ――――!」
我慢できず静止の声をかけるも、一足遅かった。
容赦なく硬いペニスが突き立てられ、直腸に沈んでいく。
ゲイルのアナルは一般人と変わらない。
何一つ変異しておらず、経験も一度としてなく、前立腺もなくなっている今、当然快感など全く湧いてこない。
「ぐおおっ!てめっ、ちょっ、まじで、やめっ」
冷水を被ったかのように一気に冷静になり、素のゲイルの声が漏れた。
「おおおゲイル!正気に戻ったのだな!やはりこれに間違いはなかった!」
素のゲイルの声が、パトリックの意味不明な思想に説得力を与えてしまった。
「今悪しき物を祓ってやる!うおおお!」
「いぎぎ!うぎぎぎ!!」
アナルを乱暴にピストンされる。
激痛がゲイルを襲う。
ゲイルは必死で逃げ出そうと暴れるが、筋力でパトリックに適うはずもなく、うつ伏せでガッチリホールドされて、されるがままに掘られるだけだ。
逃げ出す事は早々に諦め、流石に痛すぎるアナルの力を抜いて、痛みを軽減しようとする。
激しい痛みの中、強い後悔の念を覚える。
どうしてこうなった。なんでケツ掘るのが浄化なんだよクソ……と。
だがその奥で、ほんの少し快感がくすぶり始めた事に、ゲイルはまだ気付いていない。
「うおおおお!ゲイル!好きだ!愛している!正気に戻れえええ!!」
「いぎっ!いぎぎ!くうっ!」
ホールドされたまま強く抱きしめられ、直腸にパトリックの精液が注ぎ込まれる。
腹の奥に熱さを感じる。子宮とは違い快感はない。
ゲイルは、ヤレヤレやっと終わったか酷い目にあった、などと思っていた所で、変化が訪れる。
じわりと感じる腹の奥の熱さ。
それは間違いなく、ゲイルの中に注ぎ込まれた物の熱さ。
今ゲイルの中に精液が注ぎ込まれたのだ。
脳髄に刻み込まれ、身体に染み渡った快楽が活性化する。
直腸への射精と結びつき、過去の快感が想起される。
ゲイルの官能が疼き始めた。
秘所が湿り始め、頭の奥に痺れが走る。
「うっ♥ んくっ♥ なんでっ♥ んんっ♥」
ゲイルから艶のある声が出る。
その声に、パトリックは勘違いを促進させる。
「くっ……やはり俺程度の浄化では力が足りないか……ならばもう一度だ」
「んっ♥ はんっ♥ あっ♥ んぐっ♥」
また乱暴にズコズコとピストンされる。
パトリックのペニスは萎えない。
先程と全く同じ筈なのに、ゲイルから嬌声が漏れる。
ゲイルは信じたくない。無様にケツを掘られて喘ぐなど。
直腸から分泌液と精液が漏れ、ペニスの滑りが良くなったせいだ。そう自分に言い聞かせる。
だが、ただそれだけで、嬌声が漏れるほどの快感など得られるはずがない。
早くもアナルが変異を始めたのだ。
「ゲイル!受け取れえっ!」
「んくうっ♥」
再度直腸に精液が注ぎ込まれる。
ゲイルの腹の奥がまた熱さ感じ、それがトリガーとなってゲイルの脳が性感を覚えていく。
少しずつ、だが確実にアナルが快感を覚え始める。
「はっ♥ はあっ♥ はんっ♥」
「まだなのか……くっ!まだだ!まだ俺は負けていない!」
またピストンが開始される。
パトリックは夢中になって腰を振る。
膣とアナルで二発ずつ出したというのに、パトリックのペニスはギンギンに勃起したままだ。
「はっ♥ あんっ♥ んくっ♥」
硬い肉棒がゲイルのアナルを出入りする。
パトリックの立派なカリが粘膜を擦り上げる。
反り返りが縦横無尽に直腸を刺激する。
ピストンの度にゲイルの背筋にゾクゾクと快感が走るが、まだゲイル自身は頑なにそれを拒んでいた。
しかし我武者羅に腰を振るパトリックが、一際奥へペニスを挿入した時、それは起こった。
「はぐうっ!?♥」
パトリックの剛直が、直腸側から子宮を圧迫したのだ。
既に快楽の虜となっている子宮への刺激に、ゲイルの脳が揺さぶられる。
その一撃だけで腰がピクピクと震え、思う様に力が出なくなる。
軽く絶頂してしまったのだ。
「フッ、見えたぞ。ここが貴様の弱点だな!」
パトリックが勝ち誇った様な声を上げる。
ペニスをギリギリまで引き抜かれ、そして……
「や、やめっ、ひぐうううッ♥」
強烈な突き入れ。
子宮に重い衝撃が走り、ゲイルは絶頂に達してしまう。
「フン!フン!フン!どうだ!」
「あぐっ♥ はうっ♥ んくっ♥ ひうっ♥」
パトリックは執拗に子宮を攻め立てる。
パトリックのピストンも、いつしかそのカリでより腸壁をえぐる様に、ゲイルをより悦ばせる角度で出し入れするようになってきている。
アナルの入口が擦れる甘い刺激に酔いしれ、腸の粘膜をえぐられて背筋に快感が走り、子宮への衝撃で頭の奥に電撃がほとばしる。
ゲイルのプライドにヒビが入る。
セックス漬けの毎日によって堕落した脳が、その快感を受け入れ始める。
必死に快楽に堪えるゲイルに自分自身が問いかけてくる。
もうしっかり気持ちよくなっているじゃないか。
何がそんなに気に食わないんだ?
アナルセックスなんてそれほど珍しい事じゃないだろう?
それにほら、まだこの快感も知ったばかりの序の口だ。
この先に、まだ俺の知らない快楽が待っているぞ。
今からでもよく味わってみろよ。
パトリックのかた~いペニスが、お前の中を出たり入ったりして、子宮を裏側から悦ばせてくれてるぞ。
そうしてお前の中に濃~い精子がビュルビュル出されるんだ。
二十数年間童貞を貫いた男の精液だぞ。
子宮で受けた時、とても気持ちよかっただろ?
ほら、今も
何故俺はこんなにもつらい思いをして、快楽に抗っているんだ?
ついにゲイルの意思がアナルの快楽に屈服する。
今まで逃げるように引っ込めていた尻を突き出し、ゲイル自身もピストンに加わる。
今まで以上にカリが腸壁をえぐっていく。
硬く大きな反り返りはたまらない挿入感をもたらしてくる。
裏側からの子宮への刺激は、膣からとは一味違った快感を与えてくる。
ああ、こんな快感を今まで拒否していたなんて!!
ゲイルの頭の中は新たな快楽を貪ることでいっぱいになる。
夢中で腰を振り、アナルでペニスをしごき、精液を求めた。
もうゲイルにプライドはない。プライドを捨て、快楽を選んだのだ。
「出るぞ!ゲイル!」
「はぐっ♥ うんっ♥ おくっ♥ らしてっ♥」
「うおおお!元にっ、戻れえっ!」
「んくうううっ♥♥♥」
直腸から子宮を刺激されながら、熱い精液が流し込まれる。
射精を受け、ゲイルは身体を仰け反らせて絶頂する。
これまでの射精と何も変わらない筈なのに、ゲイルの脳の奥にドロリとした快楽がなだれ込み、絶頂へ導いてくる。
腹の中に感じる精液の熱さが全身に溶け込んでいく。
圧迫された子宮まで熱さが伝わり、愛液がだらだらと溢れてくる。
脈動するペニスが直腸を震わせてくる。
アナルの快楽がゲイルの脳髄に刻まれていく。
新たな快楽の芽生えにゲイルの全身が歓喜に震える。
全身に染み渡るような直腸射精《なかだし》の絶頂を、ゲイルはじっくりと味わう。
もうアナルへの忌避感は完全に消え去った。
腸壁がうねり、ペニスをしごいて最後の一滴まで精液を搾り、アナルで飲み込んでいく。
ついにゲイルのアナルも変異し、精液を求めてうごめく新たな性器となったのだ。
求められれば、口でも膣でもアナルでも悦んでペニスを咥え込み、精液を啜るだろう。
「あっ♥ はあっ♥ はあっ♥ んっ♥」
ゲイルは肩で息をして余韻に浸る。
だが、パトリックはそれを許さなかった。
「ぬう……まだ浄化出来ないのか……しょうがない。どちらが先に限界を迎えるかの勝負という訳だな」
アナルの中で、ビキビキとパトリックのペニスが勃起する。
「ふあっ♥ まっれ♥ らめっ♥ いまっ♥」
「フン、やっと底が見え始めたか。ならばこのままやりきる!」
ゲイルの静止も聞かず、パトリックはピストンを始める。
ゲイルを力任せに組み敷き、乱暴に何度も突き入れ、その度に悲鳴にも似た嬌声がゲイルから漏れる。
パトリックは本心でゲイルを助けようとしている。
昔師匠が弟弟子に行っていた、悪しきモノに取り憑かれた時の対処法を愚直にこなす。
たとえその対処法が、パトリックを誤魔化すための師匠の嘘っぱちだったとしても、少なくともパトリックの行動は純粋な想いによるものである。
その筈だった。
今パトリックの脳内で、肉欲が渦巻いている。
初めて経験する女の蜜壺。
ペニスに流れる極上の快感。
射精の瞬間の得も言えぬ高揚感。
欲望のまま、女を物のように扱う背徳感。
それが仲間、よりによって愛するゲイルである事で、その黒い快楽は膨れ上がっていく。
パトリックは真性のゲイと言う訳ではない。ただ恋した相手が不運にも男だっただけだ。
同性にそんな感情を抱いてしまった自分を恥じた。元々諦めていた。仲間になれただけでも御の字とした。
そのゲイルが女になった。
始めはパトリックも喜んだ。運命を感じた。だが、何かが違ったのだ。
パトリックは、あくまで"男のゲイル"に恋をしたのだ。女になったゲイルではない。
それを察した時、パトリックは途方に暮れたが、その想いは消えなかった。
これが正しい対処法だと信じて、男に戻れと念じながら夢中でゲイルを犯し、その快楽を貪る。
ゲイルの穴の熱さが、粘膜のうねりが、その声が、パトリックを興奮させ、そして苛立たせる。
本当のゲイルはこんな簡単に屈したりしない。
本当のゲイルはそんな声で喘がない。
本当のゲイルはアナルを掘られて悦ばない。
本当のゲイルは……自分のこんな行動を許さない。
しかしそれでも、それでも今ゲイルと身体を重ねているという事実は、パトリックを際限なく興奮させた。
愛している者との性交の喜び。
そして愛しているはずのゲイルを乱暴に扱い、性処理の道具のように犯す悦び。
今まで善良を貫いてきた男の、隠れた性癖の発露だった。
口ではゲイルの為を装いつつ、パトリックはその暗い快楽に溺れていく。
「うっくううううっ♥」
ゲイルの直腸へまた精液を流し込む。
奥に突き入れてドクドクと射精すると、ゲイルを征服している、自分のものだとマーキングしている、そのような感覚に陥り、それがまたとてつもない高揚感となる。
熱い粘膜がペニスに絡みつき、アコーディオンのようにペニス全体をしごいてくる。
ゲイルも悦んでいる。求めている。
パトリックのペニスは萎えない。一度もアナルから引き抜いていない。
すぐさまピストンを再開する。
ゲイルの中で射精する度に欲望が鮮明になっていく。
この女を滅茶苦茶に犯したい。
この魅惑の穴をもっと犯したい。
いくらでも射精出来そうな気分だった。
パトリックの目的と手段が完全に入れ替わった。
「はんっ♥ はぐっ♥ うくっ♥ あうっ♥」
もうゲイルはだらしなく顔をトロけさせて力なく倒れ伏しているが、ペニスが子宮裏を突く度にビクンビクンと身体がこわばり、アナルがキュッキュッと締まる。
それが絶妙に心地よく、パトリックは何度も子宮裏を思いっきり突き上げる。
脱力したゲイルとは無関係に、腸壁はナメクジの如くペニス全体に絡みつき、際限なく精液をねだってくる。
不思議なことに、何度も吐き出したはずの精液はアナルから垂れてこない。ゲイルが痛がっていた最初だけだ。
しかしパトリックもゲイルも、そんな事はもはやどうでもよかった。
二人共、知ってしまったその快楽を夢中で貪る。
パトリックは更なる快感を求めて様々な形でゲイルのアナルを犯す。
頭をベッドへ押し付けて犯す。
抱きかかえ、ゲイルの自重で深く挿入させて犯す。
乳房を根本から絞り、乳首をきつくつねって犯す。
クリトリスを捻り上げて犯す。
羽交い締めから後頭部をホールドして犯す。
犯す。
犯す。
犯す。
ゲイルは犯される度に絶頂する。
精液を流し込まれる度に絶頂する。
力任せに締め付けられ、アナルを乱暴にほじられ、そしてまた絶頂する。
ゲイルの脳髄に刻みつけられていく。
サイモンの巨根で開花しそうになったまま燻っていた快楽。
男に屈服し、乱暴に犯される快楽をしっかり教え込まされた。
完全に脱力し、肩で息をしながら絶頂に震えるゲイルは、やはり幸せそうだった。
次の日から、ゲイルは普段から女性の服を着るようになる。
自分が女であることを周囲に知らしめるように。
ゲイルはまだ、三種類のペニスの味しか知らないのだから。
しばらく休載して、しっかり書き溜めてからまた連載します。