異形に寄生されて女へと変異したが、この身体も悪くない 作:ゲルパンマン♥山崎
…………
一晩経って、ゲイルは激しく後悔し、頭を抱えていた。
神父のジジイと、事もあろうに性交をし、そして絶頂して満足感すら得てしまった事に対してだ。
あの時はおかしくなっていたのだ。
そう、以前も自覚を奪われたように、今回も狂わされたのだ。
それに神父も魔法を使っていた。あれは明らかに催淫魔法。それのせいだ。
今回は自分で冷静になれた。自分は大丈夫だ。自分は男なのだ。
そう強く言い聞かせる。
昨日はあんな受け応えをしてしまったが、ゲイルはもう情事に至るつもりはない。だがなんとか治療だけでもやってもらわなければ、自分は一生このままだ。
パトリックの話では、彼以上に優秀な神父は他にそうそういないらしい。
昨日の神父の行動から多少訝しむが、パトリックの言葉ならと信用することにした。彼はああ見えて正直で善良な人間なのだ。
神父を訴えるのは簡単だが、それでは何も好転しない。神父の良心に期待し、説き伏せるしかないだろう。
憂鬱な気分を引きずりながら、ゲイルはぶかぶかになってしまった冒険者装備に着替えるのだった。
そうして、今日の稼ぎを終えて帰ってくる。
「あれ?今日は神父の所に行かないのですか?」
「あー、ちょっと憂鬱でよぉ」
「なんだ。昨日は回復の兆しが見れたとか何とか言っていたじゃないか」
昨日神父との情事で遅れた言い訳はそういう事にしておいたのだ。
「まあそれはそうなんだが……
あー、なんというか。
神父の視線や手付きが……その……いやらしいというか」
「おい、あの神父様に限ってそれはない。侮辱は許さんぞ」
「あはは、ゲイルが自意識過剰や被害妄想ですか。
本格的に女の子になってきたんじゃないですか?
面倒な女方面に」
「やめろお!まじでやめろお!」
「神父様はもう高齢だ。勃つものも勃たないだろう。
仮に間違いがあったとしても、戦闘力なら完全にお前が上だ。簡単に振り払える。
まぁあの神父様に限って有り得ないが」
それが勃つし、有り得たんだよなあ。ゲイルは一人そう思い、頭を掻く。
ゲイル自身もそれを振り払う気が全く無かった事実は棚に上げて。
「まあ今日は先にメシ食って、教会が閉まる前に駆け込むわ」
「そうですか。久しぶりの三人揃っての夕食ですね」
「昨日はともかく、一昨日もその前も三人揃ってたろ」
「そういう事じゃないんですよ」
「フ……随分ナイーブな事だな」
「いいじゃないですか、別に」
理解できないゲイルを尻目に、サイモンとパトリックはクスリと笑う。
そうしていつものようにバカな話やクエストの相談をしながら三人で夕食を摂った。
食事を終え、その時間が来る。目の前には教会。来てしまった。
「うっし!」
ゲイルは気合を入れる。
その場の空気に流されてはならない。気をしっかり持て。
情事は徹底的に避ける。治療だけ行って貰い、すぐ帰る。それだけだ。
向かうは神父の部屋。
「たのもーう!」
「うお!ああ、なんだ、君か。年寄りを脅かしてはいけない。天罰が落ちてしまうよ」
そう言う神父の股間は、既に盛り上がっていた。
「ストップ。すまん、神父。
昨日はああ言ったが、もうそういう行為をするつもりはない。
なんだ、ほら、惑わされてたんだよ。
以前のように」
「……そ、そうか……もう、終わりか……」
神父は愕然とした表情をしたが、すぐに持ち直し、頭を下げた。
「……すまなかった。
謝って済む事ではないのはわかっている。
いくらでも罰を受けよう。
もう衛兵に連絡はしているのかい?
それとも、事は内密にして私だけ出頭しようか。
君にも立場があるだろう」
「おいおい早まんなよ。そこまでのもんじゃねえ」
ゲイルは安堵した。神父にも良識が残っていた。やはりパトリックが信用した神父だ。
「強引にでも振り払わなかった俺にも問題はあるし、わかってくれればいいんだ。
それで、都合のいい話だと思うが、治療だけは続けて欲しい。寄付金も多く払う」
「わかっている。
私が責任持って治療を行おう。
寄付金も普段通りで構わない。
私がしてしまったことを鑑みれば、本当ならば無料でやってやりたいくらいなのだが……」
「教会には教会の事情があるんだろ。治療さえして貰えればそれでいいさ」
「すまないな……助かる。
では本日の治療を行う。
君も気をしっかり持て。
私も誘惑に負けぬよう堪える」
「おう!」
「はむっ♥ ちゅっ♥ ぢゅるっ♥ れろれろ♥ はんっ♥」
10分後、彼らは対面で座りあったまま、舌を絡めあい、お互いの性器を服の上から愛撫していた。
どちらが先に理性をなくしてしまったのか。
ゲイルが神父の怒張したペニスに手を出したのが先か。
神父がゲイルの下腹部を撫でながら催淫魔法を発動したのが先か。
もはや誰もわからない。
ただ一つ確実なのは、どちらが先であってもその誘惑を振りほどけなかったと言う事だけだ。
ゲイルのズボンは、既に絞れば滴るほどの愛液を吸っている。
神父のズボンも、怒張したペニスの先端部分に先走りが滲んできている。
服の上からのもどかしい愛撫にゲイルの腰が勝手にクイクイと動き出す。
神父のペニスがさすられる度にピクピクと動く。
舌を絡めながらどちらからともなく立ち上がり、お互いのベルトを緩め、ズボンが床に落ちる。
淫行の匂いが部屋に充満する。お互いがお互いの香りにクラクラする。
キスを止め、二人の唇に架かった橋が糸を引いて落ちていく。
上気した顔を突き合わせ、荒く熱い吐息を鼻先で感じる。
もはや二人はこれから行う行為に疑問など浮かばない。
頭の中は交尾のことでいっぱいだ。
ゲイルは男物の下着を脱ぎ捨てると、後ろを向いて机に手を付き、尻をキュッと上げる。
そのまま片手を股間へ這わし、指で秘所を開いて神父のものを誘う。
早くここへ来てくれ。この中へ入れてくれと目で訴える。
神父はそこへ目が釘付けになり、ペニスが限界を超えて怒張する。
誘われるままにゲイルの腰を掴み、ピンク色がむき出しの秘所へペニスの先端をピタリと当てる。
「んっ♥」
入り口にペニスが接触し、甘い刺激にピクリと腰が震える。
この数分間に、頭の中で何度も想像していた男女の性器を交える行為が、今やっと現実になる。
神父が腰を進めると、ペニスがその中へズブズブと沈んでいく。
「んくうううううっ♥」
待ちかねたペニスが肉壁を掻き分けて入ってくる。
ゲイルはそれだけで軽い絶頂に達し、身体を弓なりに反らしながら小刻みに震えてしまう。
最奥まで挿入され、そのペニスのすべてを咥えきると、得も言えぬ快感と充足感を覚える。
ゲイルはだらしなくとろけた表情を晒し、奥まで入りきったペニスの感触を味わう。
一方神父は、膣が与えてくる容赦ない快感に堪えていた。
未だ初々しさの残る処女のごとき狭さと、ねっとりと絡む熱い膣壁がペニスを襲う。
それだけでもう神父は限界だった。
だが神父は堪える。まだ早い。まだ楽しみたい。何よりも、男として女を満足させたい。
ペニスの根本に力を入れ、せり上がってきそうな精子を堰き止める。うねる膣壁がまた更なる快感を与えてきた。悩んでいる暇は無い。
神父は効率的に快感を与えれる行動を考え、その最奥、子宮口に狙いを定める。
後ろから挿入したまま、立ち位置を更に前へ移動し、ゲイルの身体をきつく抱きしめてペニスを更に奥へと押し込む。
「はううっ♥」
深く挿入されてゲイルも悦んでいる事に神父も気を良くする。
そして子宮口にペニスを押し当てた状態で、小刻みにピストンを始める。
両腕で抱きしめたまま、ゲイルの服の中に手を入れてその乳首を転がす。
「ひゃうっ♥ だめっ♥ それっ♥ んはっ♥ あっ♥ あっ♥」
ゲイルの口から漏れる女の嬌声に、神父のボルテージも上がっていく。
連続で最奥をグッグッと刺激する。
ゲイルの下腹部の中で、精子を放つ口と精子を受け取る口がチュッチュッとキスをする。
その度にゲイルの脳と背筋にゾクゾクと快感が走り、頭の中が色欲でトロける。
更に興奮を促すため、神父は語りかける。
「私はっ、この奥でっ、ここでっ、出したいんだ!これのっ、意味がっ、わかるかっ」
「んくっ♥ だめっ♥ わかるっ♥ おくっ♥ なかでっ♥ ふあっ♥ だめっ♥」
執拗に子宮口を刺激すると共に、言葉によって中出しを意識させる。
更に小刻みのピストンを続ける。
「ダメだと?嘘だっ、君のっ、ここはっ、こんなにもっ、欲しがってっ、いるぞっ」
「はうっ♥ うそっ♥ うんっ♥ ほしいっ♥ でもっ♥ だめっ♥」
結合部から愛液が溢れ出て、ゲイルの太ももを伝っていく。
子宮口を連続でノックされ、神父の言葉が昨日の種付けの快感を想起させる。
ゲイルは焦る。この快楽はマズい。本当に癖になってしまう。快楽に飲まれてしまう。
身体の奥底がそれを強く欲してきている。
今ナカで出されれば間違いなく気持ちいい。
一番奥にぎゅ~っとペニスをくっつけられて、子宮口に直接熱い精液を出されてしまう。
昨日よりももっと、もっと深い絶頂を体験できるだろう。
そんな誘惑がゲイルを襲う。
頭の片隅が危機感を訴えてくる。
だが、一度女の快楽を知ったゲイルに、危機感は簡単に霧散した。
"それは本当に抗うべき事なのか?快楽に飲まれても、別に悪いことではないだろう?"
一瞬そんな事を考えたら、もう迷いは消えてしまった。
神父の限界は近い。
神父は片手を下腹部へ移動し、愛おしく撫で回す。同時に下腹部の内部へ向けて全力の催淫魔法をぶち込む。
「出すぞっ、この中にっ、この奥にっ、いいかっ、出すぞっ」
「ひぐっ♥ だめっ♥ なかっ♥ んぐっ♥」
撫で回される"この中"が期待感でいっぱいになる。
疼いて疼いて、欲しくて欲しくて堪らない。
もはやゲイルの言う"だめ"など口先だけであり、ゲイル自身もそれを迎え入れる事しか頭になく、ゲイルの意思で膣をキュッキュッと締めてペニスをしごく。
神父は両手をゲイルの股関節に回して腰を強く引き寄せ、ペニスを奥へ突き入れる。
ゲイルもそれが射精の合図だと理解し、膣を収縮して一滴も逃さないようにする。
精子を放つ口と受け取る口がぴったりと密着する。
ゲイルの望み通り、二つの口がぎゅ〜っとくっつき、限界となった神父が精液を解き放つ。
「孕めぇっ!」
「んくうううううッッッ♥」
待ちに待った種付け射精が、ゲイルの子宮口へ殺到する。
胎の奥へ直接注ぎ込まれる子種が、強烈な快感となってゲイルの脳に流れ込む。
強く意識した種付けの快感。
孕めと唱える神父。
子宮口へ直接注がれる精液の熱さ。
そして催淫魔法がその全ての快感を増幅させる。
ゲイルの脳髄を絶頂の電撃が駆け巡り、全身を仰け反らせて痙攣させる。
「もっと!奥へ!孕めえっ」
「んくうっ♥ んくっ♥ んっ♥ はうっ♥」
神父が更に強引に奥へとペニスをねじ込んでくる。
もうこれ以上はないと思われた結合が、更にほんの少し深くなった。
先端が子宮口へめり込んだのだ。
「んぐううううッ♥ うっ♥ うっ♥ らめ♥」
下腹部の奥に快感の塊のような熱が注がれてくる。
最奥に接したペニスから、子宮口へダイレクトに熱い衝撃を受ける。
その度に全身がビクンビクンと痙攣し、頭の奥に直接射精されてるかの如く、中出しを感じて絶頂する。
精液の熱さを最奥で感じる度に、身体の奥底から悦びが溢れてくる。
ゲイルの脳髄に刻み込まれる。
中出しの快楽が。
種付けの快感が。
子宮口で受ける精液の味が。
また一歩、ゲイルは女の快楽へとのめり込む。
神父は老いを感じさせぬほど長い射精をし、大量の精液をゲイルの中へ注ぎ込む。
ゲイルは度重なる絶頂の中、癖になっていくその快感を貪った。
射精が終わっても、ゲイルはそのまま絶頂の余韻に浸り、後ろから抱きしめる神父にその身体を預け、くたりと脱力した。
神父は一滴残らずゲイルの子宮口へ精液を注ぎ終えると、そのペニスは萎えて膣からこぼれ落ちてしまう。
やはりゲイルの膣は新品のごとくぴっちりと閉じる。
不思議な事に、奥で大量に出した精液は一滴たりとも垂れてこなかった。
ゲイルはとろけた表情で神父の腕の中で脱力している。そんなゲイルを診察台に寝かせ、昨日と同じようにその身体を綺麗に拭く。
自分の身体も一通り拭き、脱ぎ散らかした衣服を集め、着衣を整えると、また神父は自己嫌悪に陥る。
また欲望に流されてしまった。
自分の心はこんなにも弱かったのか。
若人が時に道を誤ってしまうのは仕方のない事だ。
そんな時こそ、人生の先達であり、そして何より神父である自分が、若人を導かねばならぬと言うのに。
鬱々と悩み続ける神父を尻目に、昨日より大分遅れてゲイルが余韻から立ち直る。
診察台の脇に、綺麗にたたまれて魔法で軽く乾燥までされた下着とズボンを見つけ、それをのろのろと履いていると、神父から声がかかった。
「軽蔑しているだろう……
あれだけ大見得をきって結局このざまだ……
私は神父を引退しよう。
君の治療には私から別の者を紹介する。
安心したまえ。私以上の実力者だ」
それに対してゲイルは何を言うべきか悩む。だがいい言葉が思いつかない。だから、ゲイルはその言葉を聞かなかったことにした。
「神父、……
ゲイルは赤面しながらそれだけ言って、教会を後にした。
それを聞いた神父は自己嫌悪を止めた。股間がまた勃起する。
ゲイルの下腹部に刻まれた小さなハートの刻印が、ほんのり桜色に染まっていた。