異形に寄生されて女へと変異したが、この身体も悪くない 作:ゲルパンマン♥山崎
ゲイルはスカートを脱ごうと手をかける。
その瞬間、サイモンからストップがかかった。
「あ、待って。スカートとストッキングは脱がないで下さい。ショーツだけ脱いで下さい」
「お前……そういうのが好きなの……」
ぶち壊しだ。
折角ノッてた気分が冷めてきてしまう。
ゲイルはスカートの中に手を入れ、ショーツだけをスルスルと脱いでいく。
「あ〜、えっろ! その仕草すっごくいいです! いい! エロい! いいですね! そのままこっち見てください!」
「くう……」
ぶち壊しなセリフがサイモンの口から続く。
評価を改めざるを得ない。
だが、なんとも馬鹿馬鹿しいと想いつつも、ゲイルは嬉しい。
今自分が女として魅力的であれている。
自分がサイモンを興奮させている。
それが堪らなく嬉しく、そして昂ぶってしまう。
なんて都合のいい感情。ゲイル自身もそう思う。
その自覚があっても、サイモンから向けられる肉欲に滾った視線に、ゲイルはゾクゾクと興奮してしまう。
呆れ返るような素振りを見せながらも、ゲイルが満更でもない事をサイモンは見抜いていた。
スルスルと落ちていくショーツと秘所の間に、輝く愛液の糸が伸びていく。
足元までショーツが落ちると、すぐさまサイモンが手を出す。
「そんな呆れた顔しても……」
「はうんっ♡ やっ♡ だめっ♡」
サイモンの指が、抵抗なくちゅぷりと秘所へと潜り込み、中から愛撫する。
「こっちは正直ですね」
「んうっ♡ やっ♡ あうっ♡ はんっ♡」
膣の中を指がクニクニと動き回ると、さっきまでの素振りが嘘のようにとろけたメスの顔を晒す。
ゲイルはたまらず腰が引けて内股になり、サイモンの腕を掴んで快感に耐える。
「ここですか? ここが良いですか?」
「うっ♡ うっ♡ うっ♡」
サイモンの指が、膣の最奥を指でつつく。
子宮口を刺激される度に、脳天へピリッと電流が流れる。
だがその刺激は、くすぐる様なものでしかなく、求める刺激とは程遠い。
挿入された指も、ゲイルが望むものよりも遥かに細い。
快感と共に欲求が膨れ上がっていく。
キュンキュンと下腹部が切なそうに泣いている。
欲しい、欲しい、と奥底から求める声が聞こえる。
男のものが、サイモンのそれが、欲しくて欲しくて堪らない。
「うっ♡ うっ♡ さっサイモン♡ んっ♡ サイっモンっ♡ あっ♡ あっ♡ ん~っ♡」
ゲイルの悶える姿に、サイモンのペニスが一段と硬くなる。
今目の前で、自分の愛撫に震え、甘い声で自分の名前を呼んでいる人間は、つい先月までこんな快楽を知らず、こんな顔を晒す人間じゃなかった。
そもそも女ですら無かった。
共に肩を並べて戦い、酒を呑み交わし、低俗な話で盛り上がる仲間だったのだ。
それが何の因果か、身長は縮み、骨格は華奢に、体格は丸みを帯び、胸は膨らみ、股間の男の象徴が無くなった代わりに女の穴が空いてしまった。
そして今、その女の穴をいじられて、甘い声を上げて悦んでいる。
特に一番奥が好きなようで、ここをつつくと明らかに反応が違う。
サイモンは知っている。最奥をくすぐった時のこの悶え方は、意図的にそうさせられたもの。他者によって、ここで快感を得るように仕込まれたもの。
ゲイルは既に男のペニスの味を知り、女の快楽をみっちり教え込まれ、完全にメスとして出来上がってしまったのだ。
いい歳して少年のような夢を語り、冒険を心から楽しんでいたあのゲイルが今、官能に染まった顔で喘いでいる。
ゾクゾクと興奮してくる。
無垢だった……わけではないが、当時は知りもしなかった快楽に、今ではどっぷり浸かってしまっているのがわかる。
堕落してしまった仲間への何とも言えない興奮と共に、サイモンは酷く悔しさを感じる。
初めてを奪ったのがあの神父だなんて。
あの神父にこんなに染められてしまったなんて。
悔しい。悔しい。悔しい。
大切な仲間だから手を出すべきじゃないと、涙を呑んで自重していたのに。
こんなことなら、僕が頂きたかった。
僕がゲイルを女にしたかった。
手を出したのがパトリックならまだ許せる。だが神父はダメだ。部外者だ。外野だ。許せない。
パトリックには悪いけど、あんな老人にゲイルを渡すくらいなら、僕が貰う。
本気で抱くかせてもらう。僕ももう、我慢の限界だし。
「あっ♡ はっ♡ サイモンっ♡ もうっ♡ もうっ♡」
「ええ、さ、来てください。僕の上に」
「んっ♡ はっ♡ あはっ♡」
ベッドの縁に座るサイモンのペニスは、大きく、そして見事なまでに天を向いて自己主張していた。
ゲイルはスカートの縁をつまみ上げながらサイモンへ跨がる。
指の愛撫だけで焦らされ続けたゲイルは、脳内も秘所もすっかりとろとろだ。
この太くて長いサイモンのペニスを秘所に挿入できると思うと、胸が高鳴り呼吸が荒くなる。
一刻も早く中へ迎え入れたい。膣がヒクヒクと男を欲しがっている。
スカートの内側から熱い愛液がとろりと滴り、サイモンのペニスへと垂れる。
ペニスがビクリと震える。硬さも大きさも最高潮にギンギンだ。
ゲイルは怒張したペニスを愛おしそうにさすり、スカートの中の自分の秘所へ当てがう。
ただ当てがっただけで、熱くトロトロに火照った秘所からじゅわりと愛液が溢れる。
今から仲間と、サイモンと、一線を越えてしまう。
仲間との肉体関係などトラブルの筆頭。出来るだけ避けるべき。ゲイルとて知っている。
しかしもうどうでもいい。そんなことよりも交わりたい。女の悦びを感じたい。ゲイルの脳内はそれ一色だ。
ゲイルの息が更に荒くなる。頭の奥までもが熱い。
「はっ♡ はっ♡ はあっ♡ んっ♡ はうっ♡」
ゆっくりと体重をかけていき、愛液を溢れさせながらズブズブとゲイルの中へペニスが沈み込んでいく。
アツアツに火照った粘膜が、ペニスを包み込んでいく。
「んんんん~~っ♡ んくうううっ♡」
腰がガクガクと震え、背筋に快感が走り続ける。
体験したことのない大きさの肉棒がゲイルの膣を押し広げていく。
溢れ出た愛液が次から次へとペニスを伝い、ベッドを湿らせる。
サイモンの両手が伸び、大きな手のひらでゲイルの顔を下からそっと包み込む。うなじから顎までを覆われ、そのまま唇を重ねる。
サイモンの舌がゲイルの口内へ入ると、ゲイルの瞳と精神は一層とろけ、懸命に舌を絡めあった。
「んうぅっ♡ ちゅるるる♡ れろ♡ はっ♡ ぢゅるるっ♡ はうぅっ♡」
キスによって更に愛液の分泌が増え、だらだらとペニスを伝っていく。
同時に滑りも良くなり、小刻みに震えながらサイモンのペニスを徐々に飲み込んでいく。
深く迎え入れるほどに、ゲイルの快感と歓喜が膨れ上がっていく。
先端が子宮口に到達してもまだ全て咥えきっていない。
ゲイルはそれでも構わず体重をかけ、ペニスを飲み込んでいく。
もっと奥へ、もっと深く、全部この中へ受け止めたい。
深く深く交わって、一番奥で子種を受け取りたい。
ペニスが入り込んでくると、ゲイルは奥底から湧き上がってくるその願望に支配されてしまう。
そして二人は対面座位で結合した。
「はあ~っ♡ んふっ♡ くふっ♡」
「くううっ、ゲイルの中っ、すごいですね」
二人は唇を離し、お互いの身体をギュッと抱きしめ合う。
ゲイルは足を絡めてしがみつき、脳天まで貫かれているような快感と深い一体感をじっくりと味わう。
体内深くに潜り込んだペニスが、子宮そのものをグイグイと押し上げ、その先端が子宮口にめり込んできている。
膣がギュウギュウと張り詰め息苦しさを感じるが、それ以上の快感と充足感に深い溜め息をはく。
何よりも、その先端が既に子宮口を越えている事が。
サイモンの発射口は既にその奥へと照準を定めている事が、否応なくゲイルの期待感を高める。
サイモンもゲイルをギュッと抱きしめ返してその後頭部を撫でる。
ゲイルから漂う女性の香り。甘えるようにしがみついてくる小柄な身体。ねっとりとペニスに絡みつく熱い膣の感触。
堪らない興奮と快感がサイモンに襲いかかる。
サイモンにとって、ペニスは全部は入りきらないのが普通だ。それが根本までずっぽりと収まっている。
大きなペニスは自慢でもあったが、同時にコンプレックスでもあった。女性から引かれる事も珍しくないのだ。
それをゲイルは、自分から挿入し、完全に咥え込み、そして悦んでいる。純粋に嬉しさがこみ上げてくる。
もちろん、ガバガバな穴などではない。絶妙な弾力でチュウチュウと吸い付き、ぬるぬるとまとわりつき、熱い粘膜で包み込んでくる。
入れているだけで達してしまいそうだ。
サイモンは確信する。ゲイルは極上の女だと。
もっとこの快感を長く楽しむためにも、まだイッてはいけない。もったいない。
サイモンは深呼吸し、息を整え、一度クールダウンする。
「ふうぅ~」
「んっ♡ んふうっ♡ サイモンのっ♡ おっ♡ おっきいっ♡」
しかし、耳元で囁かれるゲイルから淫靡な吐息が、サイモンのクールダウンを阻害する。
「あうっ♡ はぁっ♡ 俺っ♡ セックスしちゃってる♡ 仲間とっ♡ サイモンとっ♡」
ゲイルの頭の中はセックスの興奮でいっぱいだ。
ついに仲間と一線を越えてしまった。
それまで三人一緒に築いてきた大切な何かを、今この瞬間打ち捨ててしまった気がする。
パトリックに申し訳ないと思いつつも、その背徳感がゲイルを一層興奮させる。
「んくうぅっ♡ はうぅっ♡ んん~っ♡」
ミチミチと限界まで広がった膣、グイグイと子宮を押し込んでくる感触、膣内でビクビクと動く感覚が、ゲイルの意識を情欲一色に染め上げていく。
足りないピースがきっちり埋まったかのような満足感、男に抱かれる安心感がゲイルを包み込む。
フェラチオも好きになったが、この格別な快感は女性器でしか味わえない。
昨日サイモンに訊ねられた時は3割ほどは男に戻りたいと答えたが、もし今同じ問を訊ねられたら、ゲイルは間違いなく10:0で女を選ぶ。
ゲイルはもう、男性としてのセックスに未練はない。
ペニスは自分にあるべきものではなく、自分が迎え入れるもの。
男に抱かれる安心感に酔い、女の快楽に感動し、この身体になった幸運に感謝する。
「くうっ、これはヤバイっ。すぐにでもイッてしまいそうです」
"イッてしまいそう"
サイモンのその言葉がゲイルの奥底に響いていく。脳内で木霊し、身体が疼き、求めだす。
射精。精子。中出し。
欲しい。欲しい。体内奥深くに突き刺さったペニスから、自分の中心へ向けて熱い精液を注入して欲しい。
男の本能の赴くまま、今まさに銃口が狙うその先へ流し込んで欲しい。
強烈な欲求がゲイルの奥底から込み上げてくる。
その欲求に突き動かされ、ゲイルは更にきつく抱きつき、腰をクイクイと押し付け、もっと深く、身体の芯までペニスを迎え入れようとする。
膣壁がぞわぞわとうごめき、蠕動運動を繰り返して咥え込んだペニスを更に奥へ引き込もうとする。
頭の片隅で、「まだ早い。ゆっくり性交を楽しみたい」、「もっと焦らされてから欲しい」などの考えも浮かんでくるが、一度走り出した欲望は止まらない。
「くおっ! なっ、何ですかっ!? これっ!?」
唐突に未知の快感に襲われ、サイモンが驚嘆の声を上げる。
「うっ! くっ! ゲイル!」
サイモンの抱きしめる力が強くなる。ゲイルの身体を抱き込み、結合を深くして、亀頭がずぶりと子宮口へ一層めり込む。
「んくうう~っ♡ うあっ♡ あっ♡」
サイモンのその行動の意味をゲイルが察知すると同時に、それがきた。
子宮口にめり込んだその先端から、子宮の中へ直接注ぎ込まれてくる。
びゅくびゅく。とぷとぷ。
「んっくぅ~ッ♡」
繋がりあった性器の最奥、身体の中心が暖かくなっていく。
ゲイルも力いっぱいサイモンの身体を抱きしめ返す。
体内でペニスがビクンビクンと跳ねる。
精子を送り込む脈動が体内から感じられる。
サイモンの子種が、自分の胎内へと殺到してくる。
種付けされてる。孕まそうとしてる。子作り行為をしてる。
眼の前の、この男と。
「あはっ♡ はあ~っ♡ はっ♡ はうっ♡」
子宮内が精液で満たされていくほどに、脳内が幸福で満たされていく。
ゲイルに根付いた膣内射精の快楽が、問答無用で絶頂へと押し上げていく。
サイモンの肩に頭を置き、癖になってしまった中出しの快楽を貪る。頭の奥がメスの悦びでいっぱいになり、無意識に全神経が膣内のペニスと注がれる精子へ集中してしまう。
今ペニスの中を精液が駆け上がってくるのを感じる。ビクンと跳ねると、ビュルッと精液が注入され、下腹部の奥が熱くなる。自分の中へ精液が溜まっていくのを感じられ、また幸福感が膨れ上がる。
自分がメスであることを強烈に思い知らされ、どうしようもないほどの歓喜と快感が溢れてくる。
神父とは違うペニスの形。
神父とは違う射精の感覚。精子の味。
ゲイルはまた一歩女の快楽にのめり込んでいく。
サイモンは、ゲイルの身体を抱きしめたまま、自らの腰にゲイルの身体を押し付け、結合を深くしたまま力を緩めようとしない。
一滴残さずゲイルの子宮へ注ぎ込み、自分の子種を染み込ませたい。そんな欲求に駆られている。
サイモンは普段、避妊を徹底している。相手がゲイルでも変わりなく避妊をするつもりだった。直前までは。
流石に妊娠は不味い。サイモンとしても、ゲイルとしても、パーティとしてもよろしくないだろう。本意ではない。
しかし、ゲイルの体臭を嗅ぎ、フェラをされ、唾液を交換すると、膣内射精の欲望がどんどん沸き上がってきたのだ。
内心はマズイと思いつつ、なし崩し的にナマで挿入してしまうと、ドクンと心臓が高鳴りその欲望が強まった。
種付けしたい。孕ませたい。強烈に湧き出る願望。
ゲイルの奥が呼んでいる。求めている。僕の子種を。そんな都合のいい幻想が頭に浮かぶ。
ゲイルの嬌声がオスの本能を刺激してくる。発情したメスの香りが理性を奪っていく。
そして、不意に訪れた快感をいいことに、欲望の赴くまま、存分に膣内射精をする。ゲイルの身体を力任せに抱きしめ、腰に押し付けて、強制的に。
その射精は、余りにも甘美。
直前まで考えていた避妊の事が吹き飛んでいく。避妊を考えていた事がバカバカしいとすら思えてくる。
サイモンとて、中出しが初体験などではない。魔法や薬物で避妊しての中出しは何度も経験しているし、昔はそんな事すら気にせずにヤッていた時期もある。
だが、その快感は比較にならない。
煮えたぎる欲望を解き放つ開放感。
一度は他者に奪われてしまった仲間を取り戻している正義感と、自分のモノにしている征服感。自分も仲間を汚してしまっている背徳感。
そして、禁忌としてきた中出しという行為。その意味への興奮と快感。
ペニスが脈動する度に、オスの本能が満たされていく。
サイモンは心の中で、ごめんなさいごめんなさいと繰り返す。今取り返しのつかない事をしている。ゲイルの人生を大きく左右する事を、自分が強制している自覚はある。だがゲイルの身体を解放する気はさらさら起きなかった。むしろ、無理やり種付けをするという行為が、余計にペニスを昂らせ、中出しの快感を引き立たせる。
そんな中、ゲイルが身じろぎする。
腰の位置を調節して1ミリでも深く挿入する動き。クイクイとゲイルの腰が動き、位置が決まれば、すぐさま強くしがみついて姿勢を固定する。
精子を送り込む度に、膣が波打ち根本から絞り上げ、耳元で幸せそうな声が聞こえてくる。
サイモンの罪悪感が急速に薄れていく。
ゲイルが悦んでいる。迎え入れてくれている。歓迎している。僕の精子を。幻想ではなかった。
後ろめたさからくる暗い興奮が消える。代わりにこみ上げてくる、純粋な歓喜。
強制じゃない。無理やりじゃない。
求められている。求めてくれている。
ゲイルの中が、膣の奥が、呼んでいる。誘っている。もっと精子をくれと。
応えなきゃ。ゲイルが望む通り、もっともっと注ぎ込んで……
この奥を、僕の種で満たしたい。
孕ませたい。孕ませたい。孕ませたい。
ゲイルに、僕の子を宿したい。
今まさに満たしていったはずのオスの本能が、爆発的に膨れ上がっていく。
ゲイルをそのまま押し倒し、正常位でペニスを押し付けて最後の一滴まで精液を注ぎ込む。
「んはっ♡ んくうう~~ッ♡ ナカっ♡ きてるぅ♡」
体位が変わっても、ゲイルはペニスを離すまいとアランにしがみついたままだ。
サイモンは早くも次の射精の準備に取り掛かる。
じゅっぷ、じゅっぷ、ぬっぷ、じゅぷぷ。
サイモンの大きなペニスが、ゲイルの中を出入りする。
ゲイルがしがみついているため、ストロークは浅めではあるが、その蜜壺は問題なくペニスに快感を与え、サイモンのボルテージを高めていく。
「んあっ♡ あっ♡ ふあっ♡ サイモンっ♡ サイモンっ♡」
甘い声で名前を呼ばれ、ペニスが憤る。
「フッ! フッ! 待ってくださいね! また出ししますから! また射精しますから!」
「んくっ♡ きすっ♡ んっ♡ きすっ♡ きすしてっ♡ んあっ♡」
求められるまま、サイモンはゲイルにキスをする。
舌が激しく絡み合い、唾液が口元を伝っていく。膣がキュッキュッとペニスを締め付け、ピストンの快感が上がる。
「んちゅっ♡ んっ♡ ちゅるっ♡ んちゅるるっ♡ ぢゅるるっ♡ んふっ♡ ちゅるっ♡」
恋でもしているかのように、ゲイルの脳内は桃色だ。
身体をきつく抱きしめられ、激しくディープキスをし、送られてくる唾液を飲み干し、男の性器をいっぱいまで迎え入れて奥を突かれる。
ゲイルは今、女としての悦びを全身で感じている。
サイモンのオスの匂いに包まれ、舌を絡める度に脳が痺れて理性が削られていく。
膣が別の生き物のようにちゅるちゅるにゅるにゅるとペニスに絡みつき、奥を刺激されると子宮が悦んでしまう。
いつまでもこうしていたい。
いつまでも抱き合って、絡み合って、交わっていたい。
それと同時に、早く奥に射精して欲しい、サイモンの種を注ぎ込んで欲しいと、本能が求めてくる。
相反する願望に揺れながら、ゲイルは夢中でサイモンを愛し、そしてサイモンに愛される。
ほどなくして、ペニスが一際深く挿入され、そのまま体重をかけてくる。
ついに来てしまう。やっと来る。
ゲイルは一抹の寂しさと、それを越える期待感に胸が高鳴る。
変異した子宮口が、サイモンの亀頭をじゅぷりと飲み込む。性行をより長く楽しむ為にあえてやらなかったが、もう我慢出来ない。
唇も、身体も、腰も、性器も、全身を密着させて、念願のそれが行われる。
「んぐ~~ッ♡ ふう~~ッ♡ んくうう~ッ♡」
重なり合った唇からメスの嬌声が漏れる。
ゲイルの一番奥へ、どくんどくん、びゅるびゅると、サイモンの子種が注ぎ込まれる。ゲイルもサイモンにぎゅうっとしがみつく。
三度目の射精とは思えないほど大量の精液が、ペニスを通ってゲイルの中心へと向かっていく。
紛れもない種付け行為。押し付けてくる腰、掛けてくる体重、緩める素振りのない腕。疑いようもなく、その中出しはサイモンの意思で行われている。
女として見られてる。孕まそうとしてる。子供を仕込もうとしてる。
中出しの快感と、サイモンから向けられる欲望がゲイルを興奮させ、全身を震わせて絶頂する。
「んあッ♡ うあ~ッ♡ ああ~~ッ♡」
キスをしながらうめき声のような嬌声が響く。
精子の到来を子宮が悦んでいる。
膣が歓迎してペニスを根元から絞るあげる。
脳内に直接射精されているかのように、射精の度に快感と幸福が脳内に溢れてくる。
絶頂に悶えながらも、しがみつく脚も、絡みつく舌も、一向に緩めない。
全部、一滴残らず奥へ、一番奥へ。
もっと、もっと抱きしめたい。
包み込みたい。寄り添いたい。
女の幸せを、もっと深く感じたい。
ゲイルの願望に呼応して、下腹部の刻印が変化を始める。
更に一回り大きなハートで縁取りされ、その側面からツタのような線が伸び、渦を巻く。
ハートを子宮とするならば、あたかも卵管のような紋様が加わった。
変化は肉体にも表れる。
膣がうねうねとうごめく。密壺の形が徐々に変わっていく。
そして、サイモンのペニスの形状にピッタリと合致する穴へと変貌した。
「んくッ!?」
完全に噛み合った性器でのセックスは、この上ない一体感と安心感を与えてきた。
唐突に膨れ上がる快感に、サイモンはまた精液をぶちまけてしまう。ドクンドクンと度重なる種付け射精に、ゲイルが幸せそうな声をあげる。
一体何が起こったのか。サイモンが疑問を覚えるが、その疑問は一瞬にして吹き飛んでいく。
ただただ、この感覚をもっと感じていたい。
ずっとゲイルと繋がっていたい。自分のペニスを、ゲイルの中にずっと収めていたい。
サイモンの思考はそれに支配された。快感の原因などどうでもいい。
完璧に噛み合う密壺とのセックスは、それほどまでに甘美だったのだ。まさしく、運命の女と思ってしまうほどに。
サイモンは、射精しながらゲイルの中をこねくり回す。この穴を、もっと自分のペニスに馴染ませるように。この穴に、自分のペニスを覚え込ませるように。
その度に、ゲイルから甘い声が響き、サイモンのペニスを余計に滾らせた。
そして長い長い射精が終わると、どちらからともなく唇を離す。
二人して熱っぽい溜め息を吐き、眼と眼があうと、またどちらからともなく抱きしめあう。
射精が終わっても、サイモンのペニスはゲイルの中でギンギンに勃起したままだ。
多幸感を感じているのはサイモンだけではない。ゲイルもまた、ピッタリと噛み合う性器の感触に打ち振るえている。
ずっとこのままでいたい。サイモンのペニスを、ずっと咥えていたい。
大きなペニスがみっちりと自分の中に収まり、本来入っちゃいけない所まで挿入されている。
今や女性としても小柄な体格の自分に、サイモンのペニスは大きすぎて、息苦しいはずなのに。
身体の中で触れ合っている部分が、とても愛おしくて、幸せがこみ上げてくる。
お胎の中があったかい。
たくさん中出しされてしまった。
サイモンの、せーし……
サイモンの、子種が……この、子宮のなかに……♡
妊娠を意識したことで、膣が勝手にペニスに奉仕を始めてしまう。
膣壁がうごめいて、肉棒をにゅくにゅくと愛撫する。
サイモンがそれを感じ取ると、サイモンからも腰を動かし始めた。
じっくりとゲイルの中を捏ねる。
ゆっくり、ゆっくり、じれったいほどの遅さで、その蜜壺をかき回す。
「んふあ……♡ うあ……♡」
二人できゅっと身体を抱きしめ、ねっとりと性器が絡み合う。
得も言えぬ快感と幸福感、そして安心感が二人を襲う。もう離れたくないとすら思えてくる。
激しくピストンする必要など無い。
ただこうして抱きしめあって、ペニスを挿入して、挿入されて、お互いの体温を感じていたい。
言葉を交わさなくとも、お互いがそう思っていることを感じ取った。
サイモンが体位を変える。
ゲイルの身体を抱き起こし、サイモンが下になった。サイモンが上から体重をかけると、少し苦しそうだったのを気遣ったのだ。
ゲイルはサイモンの厚い胸板に抱きつき、さっきまでサイモンがやっていたように、ゆっくりと腰を動かす。
「ん……♡ んはあ……♡ くう……♡」
動く度に、切なさが募る。
動く度に、満たされていく。
動く度に、サイモンのペニスに馴染んでいき、新しい快感が生まれてくる。
ゲイルはどんどんメスとしてのセックスにハマっていく。
男だった頃のセックスよりも、何倍も大きく、深く、愛おしいと感じる。それはゲイルの常識を覆してしまうのに、十分すぎる破壊力を持っていた。
終わってしまうのが惜しい。もっと深く、ゆっくり、じっくり。
この愛おしく、切なく、満たされる交わりを、もっと……
ごくごく小さな動きだけで、二人の性感は際限なく高まっていく。
そしてついに、サイモンが限界を迎える。
「ゲイル……イきそうです……」
「ん……♡ いいよ……また、なかに……♡」
ゲイルの尻を押さえ込み、腰を押しつける。
二人でしっかりと密着し、三度目の中出しが行われる。
「んっ♡ んふう……っ♡ きてる……♡ あっ♡ はっ♡ はあ……っ♡」
ドクンドクンと精液が注がれる。
量こそ減っているものの、それがもたらす快感と幸福は変わりない。
サイモンは迷いなく一番奥で精子を放ち、ゲイルはナカへの吐精を感じる度にビクビクと震えて悦ぶ。
二人のまぐわいは終わらない。
ただ抱きしめあい、お互いの性器をじっくりと絡ませ合う。
変異した子宮口で亀頭を刺激して強引に搾精する事も出来たが、そんな事はしたくなかった。この幸福な性行を、そんな無粋な行いで汚したくなかった。
だが、その子宮口は愛おしそうに亀頭を包み込んだままだ。
ゲイルはもうこの奥以外で精子を受け止めるつもりはなく、サイモンもこの奥以外への射精など考えられない。
二人はベッドの上できつく抱きしめ合い、唇を合わせて今の幸福に酔いしれる。
もっと深く結合しようと身じろぎはするが、激しいピストンは行わない。必要がない。
ただ挿入しているだけでも、二人の性感は高まっていく。
ゲイルの膣壁がペニスにねっとりと絡みつく。
サイモンのペニスから先走りが分泌され、ゲイルの子宮をじわりと熱くさせ、またにゅくにゅくとペニスに奉仕を始める。
サイモンが限界となると、そのままドクドクと精液を流し込み、ゲイルは胎内への種付け射精に悦び震える。
ただそれだけが、幸せで幸せでたまらない。
時に舌を絡め、時にお互いの首筋にキスをしながら、何度も何度も射精し、その度にゲイルは絶頂して悦んだ。
かれこれ2時間ほど種付けの幸福を分かち合い、もうサイモンの精子も尽きたところで、二人は深い溜め息を吐く。
精子が尽きてもそのペニスは未だ怒張し、ゲイルの奥深くに突き刺さっている。
二人共疲れ果て、結合したまま脱力する。心地よい疲労感だ。
だが、どちらも抱きしめ合った姿勢は変えるつもりがない。しがみついた脚をほどく気も、抱きしめた腰を離す気もない。
ゲイルは大量に精液を注ぎこまれた下腹部が愛しくてたまらない。
今この奥が熱く感じるのは、注ぎ込まれた精液の余熱か、それとも別の何かか。
そんな事を考えていると、また疼いてくる。欲しがってしまう。
深く咥え込んだままの膣が、うねうねとペニスを愛撫し、精液をねだる。
だが流石にサイモンとて、そうそう精子の生産は追いつかない。
疼きはしても、ゲイルもサイモンをこれ以上追い込むつもりはない。
そうして二人は抱き合ったまま眠りに落ちた。
睡眠中も、サイモンのペニスは怒張しゲイルの密壺を押し広げ、ゲイルの膣はそのペニスに負けじと収縮し、愛おしげにしゃぶり続けた。
目を覚ましてすぐ、サイモンはようやく生産された数少ない精子を早速最奥へ注ぎ込み、ゲイルは中出しの快感で目覚める。二人で微笑みながら、快感と幸福にひたる。
時間ギリギリまで二人は抱きしめ合う。股間をぴったりと重ね合わせ、もっと奥へ。もっと深く。もっと芯へ。
突き入れたい。 迎え入れたい。
注ぎ込みたい。 注がれたい。
ただそれだけのために抱きしめ合った。
サイモンには、未だオスの本能が滾っている。
ゲイルは、ペニスを咥え込めば否応なくメスの快楽に飲まれてしまう。
二人とも、激しく混じり合う交尾をしたいという欲求もあった。
だが今はそれ以上に、ただ抱き合ってお互いを感じていたかった。
二人で手を繋いでいつもの宿へと戻る。
会話はない。口を開けば、また求めてしまいそうだから。
指と指を絡め合って繋ぐこの手が、最大限の妥協にして、理性と切なさの境界。
これ以上は求めてしまう。
これ以下は切なすぎる。
ゲイルは下腹部を愛おしそうに撫でる。
サイモンから中出しされた大量の精液が、まだその中で存在感を主張している。
変異してからまだ初潮は来ていない為、孕むことはないとは思うが、特異なこの身体は"もしかしたら"もありえる。
そう考えると、また秘所がじわりと疼いてくるとともに、愛しさが膨らんでくる。
この感情は嘘でも幻でもない。
ゲイルはまた一つ女に近づいた。
だが、今までのようなただ快楽を貪るだけのものではない。
こうして、サイモンの体内にも、ゲイルの子宮から"何か"が送り込まれた。
サイモンとの幸福なセックスを経て、ゲイルの意識にも変化が生じる。
本当に孕んでみるのも悪くないかもしれないな、と。