シエスタを妊娠させた翌朝、ルイズは清々しい朝を迎えた。
今日はキュルケの目覚ましフェラで起きた。赤髪の美少女の口に精液を放つ。
昨夜、念の為にシエスタにもう三回中出ししたのに、濃いザーメンが大量に出た。
お掃除フェラをしてもらいながら、両脇で眠っているマチルダとモンモランシーの髪を撫でた。
シエスタは朝の洗濯に出かけている。立派なママになれるわね、と思った。
ルイズも立派なパパになるべく、授業を熱心に受けた。
その結果、机を盛大に爆発をさせて、
めちゃくちゃになった教室を掃除していると、コルベールが様子を見に来た。
「ミス・ヴァリエール、今日も、その、なんだ、頑張っているようだね」
ルイズは
「ミスタ・コルベール、何かご用ですか?」
「大した用事ではないのだが……。そうだ、
「ぼちぼちと考えていますが、まだ上手くはできていません」
「ふむ。それならば、そちらを優先してもらったほうがいいな」
一人でうなずいているコルベールを、ルイズはいぶかしげに見つめた。
「何のお話ですか?」
「前にも言ったと思うが、使い魔の召喚についてだよ。本来の儀式の日からはもう一ヶ月が過ぎてしまっているからね。そちらの進捗はどうだい。忘れてはいないと思うが……」
すっかり忘れていた。召喚できなければ進級できない。
シエスタを妊娠させて放校になるのは恥とも思っていないが、使い魔の召喚ができなくて留年するのは恥ずかしすぎる。
『ゼロ』のルイズから、『ダブリ』のルイズにステップアップをしてしまう。同級生から敬語を使われてしまう未来には行きたくない。
「ああ! はい、もちろん、順調ですわ! 今は英気を養っていまして、一発、どかん!、と大きな召喚をしてやろうと! はい、考えてます!」
「それなら安心だ。まぁ、結婚式まではそちらの準備を優先してくれたまえ。終わったら召喚の結果を教えて欲しい」
コルベールは人のいい笑顔を浮かべて立ち去った。
ルイズはその後頭部に向かって、もっとハゲてしまえと念じた。
「特訓するわよ!」
夜、学院の中庭でルイズが高らかに宣言をした。
「すごくデジャヴを感じるわ」
キュルケはルイズが宝物庫の壁をふっ飛ばしたことを思い出した。
あれはブリッグの舞踏会の日だった。あの頃に比べたらルイズは進歩したわよねぇ、とキュルケは思った。魔法ではなく、エッチの技術の面で。
「サモン・サーヴァントに失敗するってのが分からないのよね」
「コモン・マジックはメイジなら誰でも使えるはずなんだがね」
「ルイズ様、よく分かりませんけど、頑張ってください!」
モンモランシー、マチルダ、シエスタが好き勝手にルイズに言う。以前、特訓に付き合ったタバサはまだガリアから帰ってきていないが、代わりに三人が来てくれた。
ルイズはメイジの女の子たちにサモン・サーヴァントのコツを尋ねたが、三人とも、何故できないメイジがいるのかが分からないと答えた。
飛ぶことを忘れてしまった鳥を見るような哀れみのこもった眼で見下され、ルイズは腹が立った。
応援してくれるシエスタの期待には応えようとした。
爆発した。
土けむりが喉に入ってしまい、ケホケホと咳をする。
「さっさと出てきなさいよ! 進級できないじゃない!」
ネズミでも平民でも何でもいいから現れて欲しかった。何度繰り返しても、爆発しか出てこない。
精神力を使いすぎて、肩で息をする。
マチルダがルイズの背中をポンと叩いて、慰めの言葉をかける。
「使い魔が召喚できないくらい気にしない方がいいさ。ルイズには他にいいところがたくさんあるんだからね」
「……例えば?」
「セックスのテクニックがすごい」
他の三人の女がコクコクとうなずいた。キュルケがつけ加える。
「精液の量がすごい」
他の三人の女がコクコクとうなずいた。モンモランシーがつけ加える。
「性欲がすごい」
他の三人の女がコクコクとうなずいた。シエスタがつけ加える。
「ルイズ様は全て素晴らしいです!」
他の三人の女がツッコミをいれた。
「それはないね。だって魔法は使えないし」
「怒りっぽいのは間違いないわね」
「後、おっぱいが小さいわね」
ルイズは顔を真っ赤にした。
(こ、こ、恋人に向かって何よ! おっぱいは絶賛発展途上中よ! そもそも、胸の大小は欠点にはならないでしょ!)
こめかみに血管が浮き出た。
「うるさいうるさい! 使い魔は召喚するの! というか、マチルダも使い魔はいないじゃない! わたしとおんなじじゃない!」
ルイズがマチルダを杖でさした。
マチルダが肩をすくめる。
「別にいなくても不便はないから、召喚しなかったんだけどね。試しにあたしがサモン・サーヴァントをしてみようか?」
「やってちょうだい。きっと失敗するわ。たぶん、この土地が悪いのよ。呪われてるのよ」
「それじゃあ、我が名はマチルダ・オブ・サウスゴータ。五つの力を司るペンタゴン。我の
淡々と呪文を唱えると、マチルダの前に光り輝く鏡のようなものが現れた。召喚のゲートだ。
光の向こうから、二本足の黒猫が現れた。中型犬くらいの大きさだ。洒落た赤いマントと羽根帽子、長靴を身につけ、腰にサーベルを差している。猫の騎士といった出で立ちだ。
マチルダは黒猫に顔を近づけ、契約のキスを交わした。黒猫の首元に使い魔のルーンが刻まれる。人語を
猫の頭を撫でる。
「ボク、魔獣ケット・シー! 今後ともヨロシクね!」
「へぇ、可愛いもんだね」
ケット・シーは、嬉しそうにマチルダの足に顔をすり寄せた。
マチルダは微笑んだ。この猫でオスマン爺のクソネズミを退治しようと思った。毎度毎度スカートの下を覗こうとしてきて腹が立っていたのだ。
ルイズは夜空に向かって叫んだ。
「なんで、わたしだけ失敗するのよぉぉ!」
その頃、学院長の寝室では、ベッドの下から小さなハツカネズミが飛び出て、身を震わせた。
オールド・オスマンがナッツを取り出し、ネズミに与える。
「どうしたのじゃ、モートソグニル。何か悪い予感でもしたのか?」
オスマンは使い魔を慰めた後、真剣な目つきで窓の外を見やった。生徒たちが住む塔にはいくつもの灯りがついていた。
アンリエッタの結婚式が近づき、最近は学生も浮かれ始めている。夜遅くまで遊んでいる者も多い。彼らの目には、未来への不安は映っていないだろう。
しかし、とオスマンは思った。
「トリステインに暗雲が迫ろうとしているのかのう」
白い口ひげを撫でながら、オスマンは憂いた。
翌朝、ルイズは全身に疲労感を覚えて、目を覚ました。
昨夜はキュルケたちに、ルイズの”いいところ”―――性欲、精液の量、セックスのテクニック―――をたっぷりとお見舞いしてやった。
ベッドの上を眺めると、女四人は全裸のまま、揃って眠り続けていた。全員の股間に精液がこびりついている。
絶頂させすぎて疲れてしまったのだろう、目覚ましフェラもされなかった。
ルイズは朝勃ちをしずめるために、睡眠中のマチルダの口にペニスを挿れた。
反射的にマチルダの唇がすぼまり、ほほ肉が肉棒をはさむ。何回もフェラチオをしたせいで、無意識の内に咥えるようになっていた。
「お口、使うわよ……んっ、はぁっ」
ルイズはマチルダの緑髪をつかみ、イラマチオを始めた。
何度か往復すると、喉奥に亀頭があたる苦しさでマチルダが目覚めた。
「んぐっ……りゅいず……んくっ、おふゃよう……んぐくっ」
頭はぼんやりとしたままだが、口奉仕を続ける。じゅぷじゅぷと水音が立つ。
ルイズが肉竿をぐっと押し込んだ。
「はぁっ、イクぅぅ……!」
「んぐぅぅっ! んくっ、ごくっ、んぐっ……」
喉奥に精液を流し込む。マチルダは目を細めて、喉を鳴らした。からっぽの胃がザーメンで膨らむ。一滴もこぼさずに飲み終わった。
尿道口に残っている残滓を吸い取る。
「ちゅっ、ちゅるっ……! はい、終わったよ」
マチルダが口を離した。
ルイズのふたなりペニスはまだ硬さを残していた。精液を出すと、今度は尿も出したくなるが、勃ったままではトイレにいけない。
内股をもぞもぞと動かした。
マチルダと目が合う。昨日、目の前で使い魔を召喚されたし、少し意地の悪いことを言ってみたくなった。
「ねぇ、おしっこしたいの」
「トイレに行けばいいじゃないか。連れてって欲しいのかい?」
「ううん。マチルダのお口に、おしっこしたいんだけど」
マチルダは目をきょとんとさせた。
ルイズは慌てて手を振った。
「じょ、冗談よ! ごめんなさい!」
「……いや、別に構わないよ。ベッドを汚しちゃまずいから、トイレでやろうか」
マチルダが起き上がり、トイレへと歩いていく。膣口から昨夜の精液が少し垂れた。
ルイズは本当にしてもらえるとは思ってもいなかったから、胸がドキドキと高鳴った。ペニスが反り返る。
マチルダがトイレの便座に腰掛ける。学院内のトイレは、水と土のメイジの魔法で全て水洗になっている。
ルイズの肉棒を握った。マチルダの唾液で濡れている。手のひらから熱さが伝わった。
ルイズはマチルダに尋ねた。
「本当にいいの?」
「遠慮しないで大丈夫だよ。何十回と精液を飲んでるんだから、おしっこも変わりないさ。……それに、ルイズはおしっこを飲ませたことはないんだろ?」
「当たり前よ」
「それはいいね。あたしもルイズの”初めて”がひとつくらい欲しいからね……」
マチルダがほほを染めた。童貞や処女やアナル処女はキュルケやシエスタがもらっている。ルイズの最初の人になってみたい欲望は前からあった。
ルイズには言わないが、おしっこを飲むのはやはり嫌悪感がある。もし、ルイズ以外に言われていたらケット・シーに斬りつけさせていただろう。
ただ、ルイズのを飲むと思うと、体の奥に淫らな熱が湧いてくる。自分は変態なのかもしれないと思った。
肉棒を咥えた。
「んっ、ひゃい、おひっこ、していいよ」
「分かったわ。マチルダのお口を便器にしちゃうわ……んはぁっ……」
ルイズの小さなお尻が震えた。
勃起しているせいで尿管が圧迫され、ゆっくりと黄金水が流れる。鈴口が開き、チョロチョロと小水が流れた。
「んんっ……!」
マチルダは口に小便されたのを感じた。精液とは全く違う刺激で舌が痺れる。アンモニア臭が鼻腔にはいる。
朝一番の濃厚な黄金水が口を犯す。ルイズのおしっこは、思っていたより臭くなくて、頭をくらくらさせるような陶酔感をもたらした。
嫌悪感が薄れていく。汚辱される快感が生まれる。
「はぁっ、出しちゃってる……! おしっこ、出しちゃってるわ……!」
ルイズは放尿の開放感と、マチルダを汚す征服感で身体を焦がされた。愉悦が背筋を駆け抜ける。
小便を出し続けることで尿道はゆるまり、勢いが強くなった。じょろろろろっと黄金水がほとばしる。
「んんんっ!? んぐっ! んんっ……げほっ!」
突然の汚水の奔流に、マチルダは飲みきれずに咳き込んでしまった。口から外れた肉棒がマチルダの整った顔を、張りのある乳房を、くびれを黄色く汚していく。
「マチルダ、トイレが汚れちゃうわ……!」
ルイズは括約筋に力を入れて小水を止めることを忘れ、マチルダを尿まみれにすることに熱中してしまった。
美しい緑髪に飛沫が飛ぶ。トイレに小便のにおいがたちこめる。
マチルダは急いで咥え直した。
「んぐっ、んくっ、ごくっ、んくっ!」
黄金色の水流を飲む。塩辛さの中に甘さを感じる、官能的な味だった。快楽で瞳がうるむ。
おしっこを美味しいと思う自分は、真性のマゾかもしれないと思った。まるで肉便器だ。ルイズにレイプされたときのことを思い出して、子宮がうずいてしまう。
腹の中で精液と尿がブレンドされた。淫靡な香りが喉をせり上がってきて、頭がくらくらとしてしまう。ルイズの出す体液は、最高級の美酒に匹敵した。
「はぁっ、そろそろ出し終わるわ……」
ルイズはペニスをしごいて、最後の一滴までマチルダの口に放った。
マチルダは名残惜しそうに、その一滴を舌で味わった。喉を鳴らして、飲み込む。
「んっ……ごちそうさま」
「ごめんなさい。体を汚しちゃったわ」
「構わないよ。温かくて気持ちよかったし……」
マチルダは黄色く汚された自分の肢体を眺めた。こうされたのは自分が初めてだと思うと、胸がうずいた。
マチルダが体を洗っている間に、ルイズはトイレの掃除をした。
終わった頃には、キュルケたちも目覚めた。
マチルダが、普段のクールな様子とは違って、やけに笑顔になっているのに、少女たちは顔を見合わせた。
マチルダが自慢気に答える。
「ルイズのはじめてをさっき貰ったのさ」
「ちょっと、マチルダ、言わないでよ!」
ルイズは自分の変態的なお願いをバラされそうになって、慌ててマチルダの口を止めたが、数秒後には周知の事実になった。
キュルケたちの話し合いにより、今後、目覚ましフェラをした人は、おしっこも飲んでいいというルールが決まった。モンモランシーだけは飲尿を気持ち悪がったので、ルイズはいつか飲みたがるように仕向けちゃおうと密かに企んだ。
『アルヴィーズの食堂』に向かう途中、タバサと出会った。早朝にガリアから帰ってきたらしい。
朝食をとりつつ、何をしてきたのか尋ねると、ある村の紛争を解決してきたとのことだった。
詳しい内容は濁された―――というより、タバサの説明が足りなさすぎて分からなかったが―――、タバサがガリアの騎士団の一員らしい。
風竜を召喚できる人は違うわね、と思った。
コック長のマルトー謹製のサラダにフォークを伸ばした。苦手なハシバミ草を取り分けながら、タバサに尋ねた。
「サモン・サーヴァントのコツって知らない? タバサはどうやってドラゴンを喚んだの?」
「分からない。何も考えていなかった」
タバサが透き通った瞳でルイズを見つめる。
(これは、どうしてそんなことを尋ねるのってサインよね)
ここ最近、タバサと触れ合うようになったルイズは、なんとなく気持ちが理解できた。タバサ検定初級をもらえそうだ。
「使い魔を召喚しなきゃ留年しちゃうのよ」
「それは、召喚する必要がある?」
「どういうこと?」
「召喚しなくても、その辺の生き物を使い魔にしてしまえばいい」
ルイズには思いもよらない発想だった。
生物を服従させて、使い魔のようにしてしまえば問題はない。研究バカのコルベールなら騙せそうだと思った。
周囲に企みを聞かれないよう、小声で話しかける。
「でも、わたし、動物の調教なんてできないわよ」
「知能が高い魔物なら言うことを聞く」
「そんな魔物、滅多にいないじゃない」
「あてはある」
ルイズは藁をも掴む気持ちで、タバサに頼ることにした。このまま特訓を続けても、きっと爆発が続くだけだと思った。
あて、というのはガリア国内の話らしい。早速、今日の昼に学院を出発して、ガリアへ向かう予定を立てた。
留年回避の目が出てきて、ルイズは胸を撫で下ろした。
タバサがルイズのサラダの皿をじっと見つめている。
タバサ検定初級を持っていたら、その意図はすぐに分かる。
「あげるわ、ハシバミ草」
「感謝する」
タバサはサラダを黙々と食べた。
ルイズはタバサと共に風竜シルフィードに乗っていた。
キュルケたちも誘おうかと考えたが、サボらせるのは良くないと思い、二人で出かけた。
杖にモンモランシーの魔法薬をいくつか、そして、肌身離さず持ち歩かなければならない『始祖の祈祷書』を持ってきた。ポケットの中には『水』のルビーがお守り代わりに入っている。
上空、三千メイルから地上を眺めると、人々の営みはけし粒のようだ。幸せも悲しみも、ここからは何も見えない。
タバサがいつも泰然と構えているのは、空を飛んでいるからかもしれないと思った。
「ルイズ、これを読んで」
タバサが一冊の本を渡した。
ルイズがタイトルを読む。顔から血の気が引いた。
「『ハルケギニアの多種多様な吸血鬼について』って、ねぇ、あてって吸血鬼なの!?」
「知能は高い」
「知ってるわよ! 人間と見分けがつかなくて、先住の魔法を使って、人を
「詳しい」
「その吸血鬼ってタバサのおともだちなの!? お願いすれば使い魔になってくれるような方なの!?」
「敵」
ルイズは思わず、竜の背中で立ち上がった。風がびゅうと吹いて、体がよろめき、すぐにしゃがむ。
「どうすんのよ!」
「倒す。使役する」
ルイズはタバサの頭を開いて中を見たくなった。
タバサがいつも泰然と構えているのは、頭がからっぽだからかもしれないと思った。
ケット・シーは女神転生が元ネタです。ゼロの使い魔世界でも、人の言葉をしゃべれるようになった黒猫の使い魔の話(1巻)があるので、登場してもらいました。土との関連は薄いですが……。
原作では、タバサの冒険 タバサと吸血鬼は第1巻時点での出来事ですが、このSSでは第3巻時点での発生に変更してます。
次話は幼女とのエッチがある予定なので、苦手な方はご注意ください。