シルフィードは、ルイズは悪いやつだと思っている。
毎晩、女の子を泣かせて、気絶させる悪いやつだと思っている。シルフィードの大好きなお姉さまも、時々お肉をくれるキュルケも、ルイズにひいひい泣かされている。
それなのに、少女たちはルイズに首ったけなのが信じられない。ルイズは女を誘惑する魔法を使っているのかもしれないと思う。人をたぶらかす様は、まるで吸血鬼だ。
シルフィードはまだ二百歳の子供なので、交尾について詳しく知らなかった。
「きゅいきゅい、村の女の子を泣かしていないか確認するのね」
朝早くに目が覚めたシルフィードは、人間を起こさないようにそっと二階へ昇っていった。タバサは、昨晩、慣れない赤ん坊の相手で疲れて、まだ眠っている。壁に背もたれし、杖を手の届く範囲で隠し、船を漕いでいた。
朝日はまだ山の向こう側にあり、山際がほんのりと輝きだしていた。
客間の扉をそっと開く。
ルイズと少女たちが裸になって取っ組みあいをしていた。お互いの体に歯形をつけ、藁には血の染みもついている。
押し殺した声がかすかに聞こえる。
「……っ……なかにっ……出すわよっ……」
ルイズの腰が震えると、少女が涙を流した。
シルフィードは許せなかった。ルイズがまた女の子を泣かせている。小さな娘まで股の間から血を流している。
吸血鬼みたいにひどい女なのね、と憤った。
ルイズが別の少女の上に乗っかり、組みあった。
中に入って、懲らしめてやろうかと思ったが、足が動かない。ルイズたちの様子から目が離せない。
二人が絡みあうのをじっと見つめた。
シルフィードの胸はドキドキと高鳴った。不思議な気持ちが渦巻く。初めての感情だった。美味しいお肉を目の前で食べられているような羨望を感じる。
内股を擦る。胸の先端がなんだか熱くなる。
ルイズが女の子の身体の中に白いものを出して、横になった。泥のように眠り始める。一晩中、少女たちと取っ組みあいをしていたようだ。
「あんなことばっかりして、ルイズは悪い子なのね……」
シルフィードはそっと扉を閉めて、立ち去った。股の間が濡れている。
変な気持ちになった自分も悪い子かもしれないのね、と思った。ルイズの悪い子が伝染ってしまった。
ルイズは寝ぼけなまこで朝ごはんを食べた。昨日は結局、二十回も射精をしてしまった。
性交の跡を隠すために後始末をしなければならなかったので、ほとんど寝ていない。
途中でタバサがやってきて、少女たち全員の処女を奪ったとバレてしまったときは顔から火が出るくらい恥ずかしかった。
女の子の膣を洗うとき、タバサはなぜか精液を瓶に採取していた。何に使うのかと尋ねたら、解毒剤にするとのことだった。
うとうととしながらサラダを口に運ぶ。山盛りのムラサキヨモギのサラダだった。
苦味が口中にひろがって一気に目が覚めた。
隣に座っていたそばかすの少女が水を渡してくれた。昨日、二回中出しした娘だ。
対抗するように反対側からも、栗毛の女の子がナプキンでルイズの口元をぬぐう。
ルイズが十五人の少女に代わる代わる世話をされているのを見て、村長は微笑んだ。
「ほっほっほっ、年頃の娘同士、一晩過ごせば仲良くなるものですな。どうやらメイド殿は昨夜は寝ずの番をされた様子。昼はゆっくり休んでくだされ」
ルイズは勘違いを正すこともできず、曖昧な笑みを返した。
食卓を見渡すと、エルザの姿がなかった。体調が悪いと言って、部屋で寝込んでいる。
一晩で肌がつやつやになった他の女の子とは大きな違いだった。
後でリンゴでも持っていってあげようとルイズは思った。
昼過ぎ、ルイズはタバサに連れられて、アレキサンドルという男の家にやってきた。シルフィードは屋敷に再び吸血鬼が現れないか、見張りをしている。
アレキサンドルは一ヶ月ほど前に村に移り、病気で臥せっている母のマゼンダと二人で暮らしている。その母親が村人から吸血鬼ではないかと怪しまれており、昨日もいさかいが起きた。
タバサが扉を叩くと、険しい顔つきのアレキサンドルが現れた。
「誰だ……って、従者様じゃねえですか。どんなご用で?」
「薬を持ってきた」
「そりゃ、うちのおっかぁにってことですかい。ありがてぇ話です」
ルイズたちはあばら屋に入った。部屋は埃っぽく、窓枠はゆがんでいて、ルイズが今まで見た家の中でも群を抜いてみすぼらしい家だった。
マゼンダは粗末なベッドで寝ていた。歯も数本しか残っていない、痩せこけた老婆だった。
タバサが懐から、ルイズの精液がつまった瓶を取り出す。
フタを開けると、甘ったるい匂いがした。
ルイズがタバサの手を掴んだ。
「ちょっと待ってよ。薬ってそれ!?」
「解毒効果は抜群。体力も回復する」
「そりゃそうだけど……」
頭を抱えるルイズをよそに、タバサは精液を老婆に飲ませた。
干からびたような肌が、次第に血色を取り戻す。濁った目が、意志の輝きを取り戻す。
「おお、おおお……体の痛みが消えていきますじゃ……」
「本当かい!? おっかあ!」
アレキサンドルが母親の手を握りしめる。指先まで温かかった。
「ありがとうごぜぇます! 従者様! 薬草師も医者もさじを投げたのに、いきなり回復するなんて信じられねぇです!」
「薬を作ったのはルイズだから礼は彼女に言って」
「へい! ルイズさん、あんたはおっかぁの命の恩人です! 一生、この御恩は忘れません!」
アレキサンドルは地面に額をこすりつけるぐらいに深々と頭をさげた。
ルイズは自分の精液が役に立って、嬉しいやら恥ずかしいやら複雑な気持ちだった。
「気にしないで。薬を作るって言っても、大したことをしたわけじゃないし」
アレキサンドルは感涙した。
「なんて度量の広いお方だ! 聖人のようでごぜぇます!」
「もう、いいって……。それにしても、アレって何にでも効くのね」
ルイズがひとりごつと、アレキサンドルが瓶に残っている液体をしげしげと眺めた。
「俺も最近、頭痛がひどくて気を失うこともあるんでさ。何にでも効くなら、ちょいと、試させて頂いてもいいですかね」
「え、ちょっ」
止める間もなく、アレキサンドルが白い液体を舐めた。
ルイズの顔が真っ赤になる。
「おお、こいつはすげぇ! 力が漲ってきます! おっと、げふっ、げふっ」
突然、アレキサンドルが腰を曲げて咳き込み始める。だんだんと咳は大きくなり、顔に脂汗がにじんだ。
ルイズは眉をひそめて、背中をさすった。
「大丈夫?」
「げほっ! げほぉっ! げぐえっ!」
アレキサンドルの顔が歪んだ。歯が突き出て、目が血ばしっている。
瓶がベッドの上に落ちる。
タバサが杖を取り出した。
「
吸血鬼の下僕だ。吸血鬼の意志で、送り込まれた血が解放され、妖魔と化す。
しかし、アレキサンドルは両腕で自分の体を強く抱きしめ、襲いかかってこない。
ふしゅる、ふしゅると獣のような吐息を漏らし、何かに耐えているような顔をしている。
タバサは気付いた。ルイズの精液によって、吸血鬼が与えた血の呪いが解かれようとしている。その反発で、屍人鬼の姿になったのだろう。
瓶を取り、アレキサンドルの口に差しいれる。白い粘液を流し込む。
アレキサンドルが倒れた。全身が痙攣した。
「ぐががぁぁぁぁっっ、ぎいいいぃぁぁぁっっ!」
首筋にあった傷跡から、黒い液体がドロドロと零れた。腐乱臭が部屋にひろがる。
液体の流出が止まると、アレキサンドルの震えも止まった。全身を脱力させて床に倒れている。
ルイズが脈をとろうとしたとき、むくりと上半身を起こした。
悪夢から飛び起きた人のように、顔が恐怖でひきつっている。
「思い出した! あの、金髪の女の子が、俺を噛んで、屍人鬼にしやがったんだ! あの、村長んとこにいる娘が俺を使って、女の子を捕まえさせて! ちくしょう! ちくしょう! あの子は泣いて助けを求めてたのに!」
屍人鬼として動いていたときの記憶がよみがえったアレキサンドルが号泣し、床を何度も叩いた。手の皮が破れて血が出ても、やめなかった。
ルイズとタバサは顔を見合わせた。
アレキサンドルの話を詳しく聞く。吸血鬼は、エルザ以外に考えられなかった。
ルイズは、エルザが九人も殺した犯人だと信じたくなくて何度も尋ねたが、答えは変わらなかった。
「お姉ちゃん、ムラサキヨモギ、こんなに採れたよ」
村から少し離れた森の中に、ムラサキヨモギの群生地はあった。
ルイズはエルザと二人でここまで歩いてきた。遠くから、竜の姿に戻ったシルフィードと、タバサが監視をしているはずだ。
太陽は山に隠れ、草原は宵闇に包まれている。東の空にふたつの月が輝き、西の空は赤く染まっている。
エルザは昨日と変わらず、気の弱い少女のままで、ムラサキヨモギの見分け方を教えるときはちょっとだけ自慢気だった。
風が吹き、エルザの金髪をたなびかせる。小さな両腕で抱えていたムラサキヨモギも少し飛んでいってしまった。
悲しそうに顔を俯けるエルザの頭をルイズが撫でた。エルザの死角で、手の甲のルーンが輝く。
「エルザはムラサキヨモギが好き?」
「苦いけれど、好きだよ」
「偉いわね」
「だって、わたしのために死んでくれるんだもの。きらいになっちゃだめでしょ」
ルイズは、その通りだと思った。これからは好き嫌いはしないようにしようと思った。もう、サラダの中からハシバミ草を取り分けたりしない。
「吸血鬼も、そう思ってるのかしらね。人間のことは好きなのかしら」
エルザがルイズを見上げた。瞳に少し不安の色が混じる。今までなら、吸血鬼に怯えているからだと思っただろう。
「どうしてそんなこと考えるの?」
「気になったからよ」
エルザは一瞬、視線を地面に落としてから、答えた。
「すきだと思うわ」
「この村を襲ってる吸血鬼が若い女の子を狙ってるのは、もしかして、友達になりたいのになれないからじゃないかって思うんだけど、どうかしら」
「私は、ただ、女の子の血がおいしいからだって思うわ。人は牛さんのことがすきだけれど、お友達になりたいとは思ってないでしょ」
ルイズは沈黙した。冷たい風が、ほほに当たる。夜が帳が落ちようとしている。
「処女の血は美味だって言うものね。それなら、わたしが全員の処女を奪っちゃったのは悪かったわね」
エルザは何も言わなかった。
「親が殺されても、メイジは好きなのかしら。多分、好きなのよね。ガリアの騎士を殺したって話だし」
「……お姉ちゃん、どうして分かったの?」
「アレキサンドルが教えてくれたわ」
「屍人鬼は吸血鬼に従うのに。元には戻れないはずなのに、おかしいわ」
「世の中って広いから。最近、わたしもそのことを知ったんだけどね」
「何十年も生きてるんだけどなぁ……」
エルザが苦笑した。妖魔の寿命は人間のそれより遥かに長い。少女に見えるのは、外見だけだった。
「吸血鬼は体液だけでも生きていけるって本に書いてあったわ。もう、人を殺すのはやめて。わたしの体液をあげるから」
「それはできないよ。お姉ちゃんだって、毎日、卵は手に入るのに、にわとりを殺しちゃうでしょう? それはどうして?」
「……美味しいから。欲深いからね」
「そういうことよ。それでね、お姉ちゃんからは、とっても美味しそうな匂いがするの」
エルザはムラサキヨモギは手放した。草が風に流されていく。
笑った。白く光る牙が、二個、綺麗に並んでいる。
ルイズに飛びかかる。吸血鬼と少女一人では力の差がありすぎる。食うものと食われるものでしかない。
首筋を狙って歯を突き立てようとして―――。
押し倒された。
「―――がふっ!」
喉にルイズの手が食い込んでいる。小さな身体の上にルイズが乗っている。
オーク鬼のような力だった。首を万力のように締められる。喉から息がひゅうひゅうと漏れた。
空を風竜が旋回していた。背中に、青髪のメイジが乗っている。
エルザは哀願した。
「お願い……殺さないで……。わたし、この村を出てくから……」
「殺さないわ。でも、あなたを自由にしたら、別の人が死ぬ。だから、エルザはわたしのものにするわ」
ルイズは努めて冷酷に言い放った。
シルフィードが草原に降り、タバサが透き通った瞳でルイズを見る。
ルイズがエルザを完全に服従させられなかったら、タバサが殺す。そういう取り決めだった。
いくらエルザが何人もの人を殺したとはいえ、愛らしい少女が死ぬのは見たくなかった。たとえ、その姿が人を騙すためだけの張りぼてだったとしても。
「先住の魔法は使われたくないから……」
一本の手でエルザの首を締めたまま、もう片手でエルザの下着を脱がす。
素朴な白いパンティだった。エルザの口に押し込む。
「んぐぅっっ……!」
エルザの尖った犬歯が、木綿の生地に刺さる。
ルイズはエルザをうつ伏せにさせ、両方の手首を腰のあたりで交差させた。
「タバサ、お願い」
タバサが呪文を唱え、エルザの手首を凍らせる。手錠のかわりだ。これならば、吸血鬼の力でも抵抗ができない。
ルイズはエルザの服を引き裂いた。薄暗い森の中で、白い肌があらわになる。幼い肢体だった。昨日、ルイズが抱いたどの女の子よりも小さな体だった。
ルイズも服を脱いだ。肉棒が反り返っている。
シルフィードがきゅいきゅいと鳴いて、目を背けた。これから、ルイズが女の子を泣かせるのを見たくなかった。
「んんんんんぎぃぃぃぃっっ!!」
エルザの絶叫が森に響いた。驚いたこうもりが飛びたつ。
ルイズがいきなり肉棒を幼い膣に挿入した。縦スジが無残に引き裂かれている。割れ目からぽたぽたと血が流れた。
剛直は膣に半分も収まらなかった。
エルザは股を串刺しにされたと感じた。激痛が広がる。死なないのが不思議なほどの痛みだった。
涙が勝手に流れた。人を騙すためのうそ泣きではなく、心から泣いたのは、両親が殺されたとき以来だった。
「んんんづづつっっ!! んぐっっ!」
ルイズが容赦なくピストンを開始する。
カリ首が、全く濡れていない膣壁をゴリゴリとけずる。亀頭が子宮口を乱暴に叩く。
エルザは内蔵を揺さぶられる衝撃で身をよじらせた。
「ほら、まだ、始まったばかりよ……!」
ルイズが、できの悪い犬をしつけるように、小さな尻を思いきり叩いた。白い肌が真っ赤に腫れあがる。
内と外の両方から責められて、エルザは痙攣した。瞳が憎悪で燃えあがる。何があっても、相打ちになっても、この女を殺すと誓った。
口の中に詰め込まれた下着が、よだれで濡れた。氷で束縛された両手がひりひりとしびれている。本当は痛いはずなのだが、膣の激痛がそれを上回っていて、感覚を消し飛ばしていた。
「んんんっ、ふぅぅぅっっ! ひぐっ!」
ルイズは幼女の身体を物のように扱った。エルザの美しい金髪を掴み、頭を押さえつける。白いほほが泥で汚れた。
目を見ると、憎しみで満ちていた。鋭い殺意を向けられて、思わず鳥肌が立ちそうになる。
狙い通りではあった。人間に対する侮蔑や、メイジに対する嫌悪を、すべて自分に向けさせようと思っていた。
小さな舌先で、がんばって下着を押し出そうとしていたから、思い切り喉奥に戻してやった。
エルザが目を白黒とさせて、えずく。吐き気をこらえていた。
「んうううっ、んえっっ、ぐっ!」
「んっ、吸血鬼も大したことないわね。はぁっ、おまんこはそれなりに気持ちがいいけれどっ」
エルザの膣は強烈な締め付けで、亀頭が焼けそうなほどに熱かった。熱は肉竿を通じてルイズの下腹部にたまり、白いマグマを沸騰させる。
幼女への凶暴なセックスで、ルイズの中に棲んでいる魔物が悦んでいた。
白い奔流が射精管を駆ける。
「出るぅぅぅっっっ!」
「んぎぃっっっっっ!!」
白濁液を膣内射精されて、エルザは背を弓なりにした。
ペニスで傷つけられた幼膣に精液が染みこむ。吸血鬼の本能で、体液を摂取する。甘くて深みがあって芳醇な味だった。世界で一番憎い奴に中出しされたのに、美味しいと思ってしまう自分が嫌だった。
瞳がとろんと蕩けてしまう。自分が吸血鬼であることが悔しくてたまらなかった。
ルイズが口はじをつり上げた。
「嬉しそうな顔をしてるじゃない」
「んうっ! んっ! んんんっ!」
エルザは顔をぶるぶると横に振った。この女に快感を味わわされたのが屈辱だった。
小さな膣に入りきらなかった精液が、二人の間からぼとぼとと落ちる。
ルイズは白濁液を手で受け止めて、腫れあがったエルザの尻に塗った。
「それじゃあ、二回戦ねっ……!」
「んふぅぅぅぅっ!」
精液で滑りの良くなった膣を、ふたなりペニスは高速往復した。じゅぽじゅぽといやらしい水音が膣内で鳴る。
子宮口を突く度に、締りが少しづつ緩くなっていく。
エルザの吸血鬼の体は、本人の意志とは全く無関係に、ルイズの精液を欲しがってしまっていた。
愛液がにじみ出た。
「はぁっ、んっ、エルザのおまんこも、もっと中出しして欲しいって言ってるわっ」
「んぎっ、んぅっっ!」
エルザは自分の体が火照り初め、激痛が次第にやわらいでいるのに気付いた。口にパンティがなければ、甘い声を出してしまいそうだ。
痛くて苦しいだけでよかったのに、と思った。額で地面を叩いて、自傷しようとした。ルイズが髪の毛を持ちあげて、上半身を浮かせた。傷つけることもできなくなった。
エルザは下腹部に力を入れて、肉棒を締め出そうとした。
膣壁が収縮し、ルイズは痺れるような快感を得た。
エルザの腹を片手で支える。ペニスが入っている手触りがあった。
亀頭を膣口まで戻し、一気に突き刺す。幼い体が痙攣する。手のひらで肉棒の動きを感じた。
繰り返し貫くと、子宮口を突破した。小さな子宮に亀頭が侵入する。肉竿がついに根本まで刺さった。幼女の腹がぷっくりと浮き出た。
「んぐぅぅぅぅぅぅっっっっ!」
エルザは衝撃で白目をむきかけ、悲鳴をあげた。
内蔵が壊れていないのが信じられなかった。ルイズが殺さないと言っていたのが信じられなかった。
初めて恐怖を感じた。
ルイズを振り返ると、微笑んでいた。
「んっ、エルザの子宮、いい具合じゃない……!」
「んぎいぃぃっっっっっ!」
子宮を乱暴されると、苦痛と恐怖が身体の奥で爆発する。必死で憎しみの炎を消さないようにする。吸血鬼が人間に怯えるなんてあってはいけないと言い聞かせる。
ルイズがエルザの口からパンティを取り出した。久しぶりに喉が開放されて、息を吸い込む。
「はぁっ、はぁっ、えだっ……よっ……のびしっ、はぁっ、もりのっ……」
「まだ呪文を唱える気力は残ってるのね」
ルイズが下着を戻した。
抵抗を踏みにじられたエルザは身を震わせて、涙を流した。
子宮を亀頭がこすり上げる。肉竿が膨らんだ。
「んんっ、イクぅぅぅっ!」
「ひぐぅぅぅぅっっっっ!」
エルザの子宮が精液で満たされた。幼い身体が妊娠したように膨らんでいるのは背徳的な美しさがあった。
女の最奥で甘露を吐き出され、吸血鬼の体はむさぼるように吸収した。悦楽が稲妻のように走り抜ける。絶頂の奔流に飲み込まれる。苦痛と恐怖の感情が悦楽で塗りつぶされる。
ルイズは射精を終えると、エルザから手を離した。支えを失った体が地面に落下する。肉棒が抜けた。無残に開かれた秘所から白濁液が零れる。
エルザの脳裏に、一瞬、もったいないという思いがかすめ、必死でその気持ちを拭い去ろうとした。だが、濃厚な精液の味を覚えこまされてしまった体は言うことを聞かなかった。
一滴も逃すまいと、縦スジが閉じた。
気づけば満天の星々が輝いていた。夜の種族の時間だ。
少し休むことができれば、手枷を外せるはずだ。逆襲できる。ルイズを屍人鬼に変えて、一生、奴隷にしてやろうと思った。殺意が消え、精液への執着心が芽生えていた。
ルイズはもちろん、エルザを休ませる気はなかった。
亀頭を小さな排泄口にあてがう。菊門をこじあけた。括約筋が限界まで引き伸ばされて、切れた。破瓜のように肛門から鮮血が流れる。
「んがぁぁぁぁっっっ! んうぅぅぅぅっ!!」
「そんなに暴れると、もっと裂けちゃうわよ。精液が出たら傷も治るから、ちょっと我慢しなさい」
ルイズは腰を進めた。つきあたりに届く。吸血鬼にもS字結腸はあった。肉棒を上下左右に動かし、S字結腸の入り口を開く。根本まで挿入した。
エルザの頭は真っ白になった。自分の体が肛門だけになったような感覚。引き裂かれていることだけが分かる。衝撃で触感がショートしたみたいだった。激痛が走っているはずなのに、ずんずんと突かれている感覚しかない。
視界がぼやけてくる。楽になれると思った。
冷水が浴びせられた。金髪の先端からぽたぽたと水滴が落ちている。昂りすぎていた体が沈められる。
ルイズがタバサに頼んで、水をエルザにかけてもらったのだ。
「気絶なんてさせないわよ……んっ」
「ひぐぅぅっ!」
エルザは肛門に白濁液を注がれた。腸粘膜は、美味しそうに精液をすすった。
ルイズがペニスを抜いた。赤と白がブレンドされた液体が、菊穴からこぼれ出ている。
口からパンティを取り出す。
エルザの朱に染まったほほを叩く。
「先住の魔法はもう使わないのかしら」
「はぁっ、あっ、ね、ねむりをっ……ねっ、はぁっ、ねむっ……」
エルザの頭はぐちゃぐちゃになっていて、呪文が上手く思い出せなかった。舌がもつれる。
「下着はもう入れないから、呪文を唱えられるようなら、やってみなさい」
ルイズが再び肛門を犯し始めた。エルザのまったいらな胸についている桜色の蕾をきつく摘み、腰を動かす。
エルザは乳首が千切れてしまいそうな痛痒さを覚えた。肛門は痛いはずなのに、また精液を飲ませてもらえる期待で昂ぶっている。
呪文を唱えなければと思うが、劣情が渦巻いて、頭がおかしくなっている。憎しみも怒りも怯えも悦びも、全ての感情がルイズの方を向いていて、他に考えが及ばない。
よだれを垂らしながら、喘ぎ始めた。
「んああっ、ねっ、ねむりっ……わかんないよぉっ、ああっ、もうっ、わかんないよぉっ……!」
エルザが呪文を思い出す前に、二回目の腸内射精をされてしまった。
その後、更に、三回目と四回目の膣内射精、三回目の腸内射精をされた。
最後の方は、ルイズが優しい往復をしたものだから、エルザは幾度となく絶頂してしまった。
途中で氷の手枷は溶けたが、エルザは犯されっぱなしだった。全身が泥と精液で汚された。
ルイズがエルザのほほを再び叩く。
「エルザ、起きなさい」
「んぁっ……はぁっ……はぁっ……」
エルザの瞳に正気が戻った。
「わたしが怖くて憎くて嫌いでしょう?」
「んっ、そうよ……」
「他の人間のことなんて考えられないでしょう?」
「はぁっ、当たり前じゃない……」
ルイズが微笑んだ。
エルザは、ルイズが何を考えているのかさっぱり分からなかった。体の奥がじくじくと痛む。
「良かったわ。……ねぇ、実はわたし、あなたのこと好きなのよ」
「何を言ってるの……吸血鬼なのに」
「そうなんだけど。でも、可愛いから」
頭痛がし始めた。これだけ乱暴をしておいて、何を言うのかと思った。
だが、吸血鬼の体は、ルイズの精液をたっぷり飲んで満足しきっている体は、嬉しがってしまった。胸が高鳴り、下腹部が熱くなる。
「わたしのことは怖くて憎くて嫌いなままでいいわ。だけど、それ以上に、喜ばせてあげる。人の血よりも、ずっと美味しいものを食べさせてあげる。だから、わたしのものになりなさい」
エルザは黙った。ルイズは待った。
森から虫の鳴く音が聞こえる。
エルザがうなずいた。肉の欲望には逆らえなかった。ルイズの精液を味わってしまったら、もう、血を飲んでも満足できない。屍人鬼にしようとしたら、もっと恐ろしいことをされそうで、膝ががくがくと震える。
ただ、一つだけお願いをしたかった。
上目遣いでルイズを見る。エルザを征服したふたなり少女は月あかりに照らされ、夜の女王のような風格が漂っていた。
「いいけど、もう少し優しくしてほしいの」
「分かったわ。それじゃあ、早速、始めましょうか。お口も教えてあげる」
ルイズはエルザに肉棒を咥えさせた。
噛もうと思えば、一瞬で噛めたけれど、エルザはやらなかった。それより、喉の奥で精液を味わいたかった。
ルイズはその後、口に二回射精し、顔射を一度やった。
最後に、エルザの頭を撫でながら、命令をした。
「これからはわたしの使い魔よ。ご主人さまって呼びなさい」
「はい、ご主人さま」
エルザは、これからは一人で村を転々とする必要はないと思うと、心が安らぐのを感じた。
翌日の夜、ルイズとエルザとタバサはシルフィードに乗り、村を旅だった。
村長には、村を襲った吸血鬼は殺し、灰にしたと伝えた。十五人の少女は涙を流しながら、ルイズを見送った。
夜空の上で、ルイズがタバサに言った。
「ありがと。おかげでかわいい使い魔をつくれたわ」
「構わない。今回の事件はほとんどルイズが解決した」
「また何かあれば言ってちょうだい。わたしがトリステインの貴族だってバレると不味いけれど、手伝えることがあったら、できる限りのことをするわ」
タバサの脳裏に、母の姿がよぎった。
今すぐにでもルイズに治して欲しい。だが、母が殺されずに済んでいるのは、心が病んでいるからだ。安全を確保できるように準備してから、ルイズに頼もうと思った。
ガリアは真夜中だったが、学院に到着する頃には、夜明けが近づいていた。
タバサにも