艦これの世界から現代に帰って、平穏な学生生活を送ろうとしたら艦娘たちが編入してきて修羅場な件 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
小ネタ
村井君へのインタビュー
Q 好きな女性のタイプは?
A オードリー・ヘップ・〇ーン
Q 頭にきました
Q 好きな女性のタイプは?
A サイドテールで、口数が少なく、ないすばでぃなじょせいです
Q さすがに気分が高揚します
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
ついに出発となった修学旅行。
それにしても、こうしてみてみるとこの世の中がいかに平和であるかを思い知らされる。
鎮守府の中みたいに寝込みを襲われないし、戦時中のような緊張感もない。
深海棲艦から砲撃されないし。
「・・・おい?おい。大丈夫か?」
「・・・・え?何?」
「いや。なんかお前ものすごい顔していたけど。あ、いつもと同じだったわ。」
「ぶち殺すぞヒューマン。」
ディスってきたいつもつるんできている相手に殺気を飛ばすと、
ぶるり、と体を震わせて体を縮こませる。
気やすすぎるのは好きじゃないのでこれくらいが丁度いい。
それよりも、気が気でないことがある。
「---ねえ。加賀さんっていつも休日とかどうしているの?」
「・・・趣味を。」
「瑞鶴ちゃんかわいいねー。俺と付き合わない?」
「・・・・遠慮しときますー。」
あいつらが一緒に組んでいるグループの男子たちから猛攻されていた。
一番発言力がある奴らからそうされているからか、周りの狙っていた男子たちは羨ましそうな顔でそれを見つめていた。
別のクラスの人間たちからもとめどなく視線が注がれているのに気が付いていてそうなのか、気が付いてはいないのか、とにかく肝が太い。
あんな注目されると考えると、鳥肌が立つ。
加賀達はうまくよけているようだが、それもいつまで続くだろうか。
バスに乗っても口説かれる続けるだろうし。
両手でこっそり合掌する。
「何やってんだ?」
「----ちょっとお祈りを。」
「?まあ、そろそろ出発らしいからバスに乗っておこうぜ。」
「ああ。」
そうこうしているうちに、出発の時刻となったので中に乗り込む。
30人くらいが乗れそうなオーソドックスな大型バスであり、
奥の方の目立たない場所にひっそりと座る。
この位置が絡まれず、おいしいポジションであることはわかっているので、
率先して取ると安全なのだ。
自分の席があることに安堵して、ふう、とため息を漏らした。
「席があってよかったなーwwこれでハブられたりして、先生の隣とかだったら目立っていたしww」
「それなwwいやあ、持ってきたゲームできるし最高じゃん?」
「おまえ・・・。PSVIT〇じゃなく、P〇Pとか・・・。」
「は?お前、PS〇は神ハードだから。」
とりあえず、昨日の騒動のことを思い返しながら目をつむり、寝るのだった。
◆
「----。」
「「「「・・・・。」」」」
グループきめが終わったその日の午後。
俺は帰宅部なのでまっすぐに帰り、加賀達はクラスづきあいのため、
遅くまで遊びまわり、俺の家に夜遅くにやってきた。
母に手回ししていたのか、加賀達の夕食も用意されていて、
JKに囲まれた父はデレっと鼻の下を伸ばしていた。
あ、母さんが父さんの足を踏んだ。
母さんもJKにしか見えないし、父さんもジャニーズレベルの美形だというのに、
どうして俺みたいなホブゴブリンが生まれたのか、本当に謎である。
「ごめんねー。うちのあほ亭主が。」
「・・・・小夜。痛い・・・。」
「ふんっ。・・・・後でだっこしてくれたら、許す・・。」
「・・うん。」
この二人は三十ピー歳を超えているというのにお盛んである。
正直、同じ家に住んでいる身としては大分気まずい。
血のつながった家族の嬌声を聞きたい人間はいない。
手で顔を覆う。
覆った手の隙間からちらりと加賀達の方を覗き見ると、
瘴気と見間違うような黒いオーラを放出している。
割とまじめに深海棲艦化しそうだ。
闇落ちフラグとは。
「・・・・で。亮太。あんた、何やったの?」
「・・・・何も?」
加賀達の雰囲気から俺が何かをやらかしたと推測したのだろうか。
いくらなんでも俺への信頼度が低すぎないだろうか。
---というか、見た目が黒髪ロングのJKとはいえ、
セーラー服を着て、家事するのはきっつい。
今夜は、それでヤりまくるのだろうし。
ちょっとうえっ、となった。
「嘘だね。だって前はこんな感じじゃなかっただろう?」
「・・・・・関係ないから。」
がたり、と席を立って空っぽになった食器を下げる。
「ごちそうさま。明日の準備してくる。」
「あっ、ちょっと。」
母さんが俺の背中から何か声をかけていたようだが、それを
無視して自分の部屋に戻る。
ベッドにダイブして目を閉じる。
(・・・慣れない。)
すでに精神年齢は20代を超えているというのに、
今更高校生活というギャップ。
戻った当初はよかったものの、だんだんと授業にも飽きてきて、
今では授業中にこっそり寝ていることもしばしばある。
ふああ、とあくびを漏らしながら明日からのことを考えると、
また少し憂鬱な気分になる。
(・・・・あー。どうしよどうしよ。・・・集団生活にがてぇ・・・。)
対して仲のいい相手もいないし。
何が目立つようなことをしたら、カースト上位に目を付けられるし。
加賀達と距離をとらないといけない。
(・・・・・寝よ。)
着替えるのも忘れて、そのまま眠りにつくのだった。
◆
何か、ものすごくいい匂いがする。
例えるなら、そう、甘いというか優しいというか。
柔らかい。・・・・柔らかい?
違和感の正体を探るため、そーっと目を開ける。
「------あ。目を覚ました?」
「・・・・・!?」
----いつの間にかバスの左側に瑞鶴と翔鶴が座っていた。
あらあら、とたおやかにほほ笑む翔鶴と、悪童っぽく笑う瑞鶴の顔つきに一瞬見とれるも、小声で話しかける。
(・・・・なんで!?なんで二人がここに?!)
確かにさっきまでは違う相手が座っていたはずだ。
こっそりと目立たない奥の方にいたというのに。
ぼそぼそっ、と瑞鶴が耳打ちしてくる。
(いや。ほら。・・・・明らかに私たちをヤろうとしているのが、さ。)
(・・・・お、おお。)
そう言って男子グループたちの方を見ると、加賀と赤城がうまくいなしているのが何となく声からわかる。
気分がすぐれないとでもいって、後ろの方に来たのだろうか。
俺だけどかされないのはなぜかわからないが、何となく彼女たちが逃げてきたのは察することができた。
まあ、目立たなそうだし、これくらいなら・・・。
(・・・・ん?ライン?)
クラスの学校で入っているライングループとは別に、
俺宛にメッセージが飛んでくる。
それは、俺と同じような陰キャラ系の相手からだった。
『お前。リアルで美少女の横に座ってもらうとか、マジで羨ましすぎる。』
『絶許。』
ぴろん、ぴろぴろろん、と鳴りやまない。
グループラインの方でも会話が不穏になっていく。
『つーか。なんで村井が瑞鶴ちゃんと翔鶴さんの横にいるわけ?』
『だよなー。』
『無理やり交換すればよくね?』
『お前、マジ天才。』
あ、やばい。このままだと俺が標的に---。
そう思っていた矢先、瑞鶴と翔鶴がスマホを取り出して操作し始める。
『みんなごめーん。私が後ろの方で休みたいって無理行って、
移動したばっかりに・・・。』
『ごめんなさい・・・。』
瑞鶴と翔鶴のメッセージを見た生徒たちが手のひらを返し始める。
『そ、そんなことないよっ!!』
『そうそう。俺たちは、二人の体調を気遣って---。』
二人のメッセージに反応して、大量の返答がかえっているのが見える。
(というか、俺がグループに入っているのに、堂々とそこで排除しようとか・・・。)
肩を少し落としていると、つんつん、と肩を瑞鶴に突っつかれる。
(・・・・・なんだ?)
(・・・・えへへ。)
(・・・・ふふふ。)
(・・・なんだよ。)
俺の反応を見てニコニコと笑う二人にちょっと引きながらも悪態をつく。
手のひらの上でもてあそばれているようで落ち着かない。
あ、加賀と赤城が殺気を飛ばし始めた。
大方、いい加減あいつらからの声掛けが鬱陶しくなったからだろうからか。
だから、それは不意打ちだった。
(---提督さん。"姉妹丼"って興味ある?♡)
(-------!!!??)
----バスの中、ずーっと二人にそんな感じでからかわれ続けた。
くそ、卑しい女ずい・・・。
ゲージ
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KEY(ドM)