「簡単だよ──もう一回、しちゃおうか」
鞠奈はそう言って悪戯好きな少女のように微笑むと、そっと唇を重ねて来た。鞠奈の甘い体臭が鼻一杯に広がり、少女の唇の柔らかな感触が鞠奈から仄かに
「んむ……っ!?」
ただ触れるだけのキスだったものが、俺が鞠奈の唇に舌を割り込ませた事で濃厚なディープキスに変化する。突然舌を唇に入れられて鞠奈は戸惑っていたが、特に抵抗する事はなく……むしろ、自分から舌を絡ませて来た。
「……ん、ぅ……」
鞠奈の舌が無遠慮に口内に侵入した俺の舌を絡め取り、お返しとばかりに俺の舌を刺激して来る。鞠奈の反応に触発された俺は本能の命ずるままに自分の唾液を鞠奈の口内に送り込み、鞠奈はその唾液をそのまま飲み込んで見せた。
「……ぷは……っ! も、もう、いきなりなんだから……」
「す、すまん……なんか、我慢出来なくて……」
俺が好き放題に鞠奈の唇を味遭い満足して唇を離すと、鞠奈は頬を赤らめながらジト目で抗議して来る。しかしその姿は大変可愛らしく、言い訳もそこそこにその姿に魅入ってしまった。当然その事は鞠奈に気付かれ、鞠奈の視線には刺々しさを増している。
「全く、士道も男の子って事を忘れていたわ。男は一皮向けばケダモノなのに、私も何夢見てたんだか」
「いやまあ、その……」
本当の事だけに何も言い返せず、俺は苦笑いを浮かべるしかない。二度目のキスで理性が緩み、ディープキスをかましてしまったのは紛れもない事実なのだから。
「ま、許してあげる。それだけ士道があたしを魅力的に思ってくれた、って事だからね。寛大なあたしに感謝しなさいよ?」
「分かってるよ。これからは気を付ける」
鞠奈の照れが入った可愛らしい台詞に、俺は努めて誠実にそう返した……もっとも、顔は若干にやけていたので台無しではあるのだが。
「……別に、士道がしたいならしていいわよ? 今みたいなキスも、その先だって……」
「え……?」
──どくん、と心臓が早鐘を打った。鞠奈の言葉は、男女の行為を肯定するものだ……遠まわしな誘惑とも思えるその言葉に、俺は思わず鞠奈の身体を凝視してしまう。
黄色いキャミの上に黒い上着を羽織った鞠奈の身体は、小柄だが少女らしい色気に満ちていて……キャミの隙間から覗く胸の谷間に、思わず眼が引き寄せられてしまう。先ほどのキスもあって、俺は鞠奈から強烈に
「……ふぅ、ん……そっか、したいんだね。士道」
「……っ!?」
そんな俺の欲情塗れの視線に、鞠奈が気付かない筈がない。ただでさえ、女性は自分に向けられる視線に敏感なのだ……二人きりで至近距離で向かい合っている状態で、視線が何処に向いているのかなど……すぐに分かって、当然だった。
当然鞠奈からの罵倒を覚悟する俺だったが、鞠奈はそんな俺を軽蔑したり突き放したりせず、むしろ頬を赤らめて熱っぽい視線で見つめている。
「……いいよ。士道がしたいんなら、してあげる」
「え……? それ、って……」
「……もう、女の子にそんな事を言わせる気? 案外、キミって鬼畜なんだね」
くすくす、と笑いながら鞠奈は冗談っぽくそう言うが、視線に込められた熱はより一層増しているようにも思える。その視線を受けて、俺の身体の奥に熱が灯る感じがした。
「ほら……こうすれば分かる?」
「あ……」
鞠奈はそう言って俺の手を引くと、そのまま自分の胸に押し当てた。少女の胸の柔らかな感触が手のひらに広がり、自分の中に欲望の火が点火されたのを感じ取った。
思わずそのまま鞠奈の乳房を服越しに強く掴んでしまい、鞠奈の口から熱い吐息が漏れた。
「あぅ……! ふふ、そんなに触りたかったんだ。えっちだね、士道」
「お、お前なぁ……」
「あら、事実でしょう? 今も私も胸を揉んでいるのは、誰の手かな?」
小悪魔みたいな鞠奈の笑みに、思わず反論しかけるが……今も尚鞠奈の乳房を握り締めている俺が何を言っても説得力がない事に気付き、溜め息を吐いた。こうなった以上、腹を括るしかないようだ。
「それで? 何がしたいのか言ってくれないと、これ以上はさせてあげないわよ? ほら、何がしたいの──士道」
鞠奈はじっと俺の眼を見つめ、俺の答えを促して来る。その様子はとても蠱惑的であり、既に俺の理性は風前の灯火で、考えるより先に口から懇願の言葉が出た。
「俺は──鞠奈を、抱きたい」
「──いいわ。あたしの全部、士道にあげる」
俺の返答を聞いた鞠奈は悪戯っぽく微笑んで、再び唇を重ねて来た。今度は触れるようなキスだったが、それだけで互いの望みは伝わった……俺は今から、この少女を抱くのだ。ならば、これだけは言っておかなければならない。
「鞠奈──俺は、お前が好きだよ。今言うのは、卑怯かもしれないけど」
そう、鞠奈をこれから抱く以上中途半端は許されない。きちんと好意を伝えてこそ、鞠奈の気持ちに報いる事が出来るのだから。
「……っ! 別に、いいわよ……過程はどうあれ、そう言ってくれるだけで、あたしは幸せなんだから」
「悪い……これを言わずにお前を抱くのは、なんか違う気がしてな」
「ったく、心臓に悪いわよ。ホント……」
俺の告白を受け取った鞠奈はびっくりしたような顔をして、それでも満面の笑みを浮かべた。それなりに意地を張ってはいるのだろうが、無理をしているワケではない……こんな不意打ち気味の告白でも喜んで貰えたなら、やった甲斐があるというものだ。
「けど、大丈夫なのか? こんな所でやったら、誰かに見られる危険があるんじゃ……」
「あのね、あたしは今この
鞠奈に言われ、今更ながら思い出す。今のこの世界は、現実ではない……元は凜祢の天使だった
元の
今の鞠奈は、その
「まあ、初めてが外ってのはあたしもどうかと思うけど……今の熱を、忘れたくはないからね。そこは妥協してあげる。ほら、してあげるからさっさと脱ぐ! それとも、脱がせて欲しいの?」
「わっ、ちょっと待てって」
ぐいぐい俺のズボンを引っ張る鞠奈に観念し、俺はいそいそとズボンを脱いでパンツから大きくなった逸物を取り出した。ディープキスや胸揉みで充分興奮していた俺の剛直は既にパンパンに勃起しており、それを視界に収めた鞠奈は息を呑んだ。
「うわ、これがおちんちんか……硬くて、熱いわね……」
「う……」
興味津々といった様子で鞠奈の手が逸物に触れ、女の子の柔らかな手の感触が俺のペニスを包み、自分の手とは明らかに違うその感覚に見悶えする。初めて見る男性器を、鞠奈の手が無遠慮に弄り回している。
そうこうしているうちにじっとペニスを見つめていた鞠奈が口を開き、ぱくりと俺の逸物を口内に飲み込んでしまった。
「
「……っ! あ、ああ……そのまま、舐めてくれ」
「……あむ、んちゅ、ぺろ……」
上目遣いで俺を見つめる鞠奈の姿に興奮し、気付けば俺は鞠奈にフェラチオを頼んでいた。
俺の頼みを引き受けた鞠奈はたどたどしい舌遣いで俺のペニスに舌を絡ませ、しごきあげて来る。初めてのフェラチオの感覚に俺は今までの自慰が馬鹿らしくなるくらいの快感を感じて、あっという間に上り詰めてしまう。
「うっ、
「んむぅぅぅ……っ!?」
俺は反射的に鞠奈の頭を抱え込むと、根本まで逸物を突き入れて射精を開始した。
喉奥で締め詰められた俺のペニスが脈動する度びゅくり、びゅくりと鞠奈の口内に精液が注がれていき、吐精する度に背筋を駆け抜ける快感が俺の身体を震わせる。
「……ぷは……っ! もう、あんな事されたら苦しいじゃない。窒息するかと思ったわよ」
「す、すまん……なんか、気持ちよくて我慢出来なくて……」
射精が終わり鞠奈の口からペニスを引き抜くと、鞠奈はえづきながら抗議の視線を向けて来る。俺としては平謝りする他なく、そんな俺をジト目で鞠奈は見つめている。
鞠奈を押えつけて喉奥で射精する快感は、未だ忘れ難い。普段生意気な鞠奈に無理やり自分の精液を飲ませているのだと思うと、ゾクゾクとした背徳的な快感が沸き上がって来たのは確かなのだから。
「ふぅん……そっか、そんなに気持ち良かったんだ。まあ、正直に言ったし許してあげる……そっか、あたし……ちゃんと気持ちよく出来たんだ……」
鞠奈は若干頬を上気させながら、そう告げる。どうやら自分が俺に快感を与えられた事で、女としての自尊心が満足した様子だった。
何はともあれ、鞠奈がそれでいいのであれば俺からは特に言う事はない……いや、無理やり飲ませてしまった事は反省するべきだが。
「……それで? まだ足りないんでしょう? 少なくとも士道のソコは、そう言ってるみたいだしね」
「……あ……」
確かに、鞠奈の言う通り俺の逸物は未だに勃起したままだ。むしろ一度女の子の身体での射精を体験した事で、先程よりも大きさや硬度が増しているようにも思える。俺としても、このまま鞠奈と交わらずに終えるのは勘弁願いたい所だった。
「で、でもお前も濡らさないと痛い筈だし……」
「……もう濡れてるわよ。士道のを咥えただけで、こんなになってるんだから……」
鞠奈はそう言うとスカートを捲り上げ、ショーツをずらして秘所を俺に見せつけた。鞠奈の秘所は既に愛液でドロドロに塗れており、その淫らな光景に俺は思わず息を呑んだ。
「そ、その、自分でもどうかと思うけど……士道のを舐めてる、ってだけでどうしようもなく興奮しちゃったのよ。へ、変よね……? 処女なのに、これじゃあ、淫乱みたい……」
フェラチオだけで濡れたのが恥ずかしいのか、鞠奈はもじもじしながらそう呟いた。その姿に俺は居ても立っても居られず、そっと鞠奈を抱き締めた。
「あ……」
「別に、そのくらい俺はどうとも思わないよ。鞠奈が濡れ易いからって変に思ったりするもんか」
「士道……」
俺の言葉に、鞠奈はより一層熱っぽい目でこちらを見つめて来る。俺は引き寄せられるように鞠奈と唇を重ね、階段の上に腰を下ろすとそのまま鞠奈の秘所に俺の逸物を宛がった。
「行くぞ、鞠奈」
「うん……あたしの処女貰って、士道」
鞠奈の言葉に俺は覚悟を決め、正面から鞠奈を抱き締めたまま鞠奈の身体を下ろし、俺のペニスを根本まで埋没させた。ずぶり、と俺の剛直が鞠奈の身体の中に埋め込まれていく。
最後まで挿入すると結合部から破瓜の鮮血が溢れ出て、鞠奈は痛みに堪えるようにぎゅううと俺の身体を抱き締めた。
「……っ! ぅ、ぁ……」
「き、つ……っ!」
そして俺は、初めて体験した膣内の感触に言葉を失っていた。少女らしい狭い膣壁は四方八方から俺のペニスを圧搾するように締め付け、入れているだけでもどうしようもなく気持ちよかった。
正直今すぐにでも動きたいのだが、痛みを堪えている鞠奈相手に無理に動く事は躊躇われた。俺は鞠奈が痛みに慣れるまで、じっとそのまま鞠奈を抱き締め続けた。
「……もう、いいわよ。動いても」
「……大丈夫、なのか?」
「……うん。まだ少し痛むけど、平気。それより、士道にちゃんと気持ちよくなって貰いたいから」
暫くして、鞠奈が涙目で俺の動きを促して来る。正直まだ痛みはある筈だが、このままではいつまでも情事を再開出来ないと思ったのだろう。その様子からは、俺を気遣う鞠奈の優しさが感じ取れた。
俺も鞠奈に無理はさせたくないが、折角の鞠奈の厚意を無駄にしたくはない。俺はしばし考え、行為を再開する事を決めた。
「……じゃあ、動くからな。どうしても駄目そうだったら言ってくれよ」
「……うん。分かった」
俺は鞠奈にそう告げると、鞠奈の腰を掴んでゆっくりと上下に揺すり始めた。
鞠奈の身体を持ち上げる度膣内に埋め込まれた俺の逸物が亀頭近くまで外気に晒され、鞠奈の腰を下ろすと俺のペニスが根本まで鞠奈の秘所に突き刺さり、腰と腰がぴたりと密着する。
それだけで俺のペニスはきつい鞠奈の膣内で隅から隅までしごかれ、その快感に我慢が出来なくなった俺は徐々に腰を揺らすスピードを速めていく。
「く、あぅ……っ! うぅ……っ!」
「うぉ、くぅ……っ! 駄目だ、我慢が、効かな……っ!」
ゆっくり動けていたのは最初だけで、いつしか俺は鞠奈の身体を揺らすと同時に激しく腰を突き上げ、一心不乱に鞠奈の身体を貪っていた。
正直処女相手にするレベルの行為ではないのだが、鞠奈はどうやら濡れ易い体質らしく、最初は痛みを堪えるだけだったのが、やがて声に艶が混じり始めた。
初めての俺との行為で早くも快感を感じ始めているらしく、鞠奈の声が嬌声に変わるまでそう時間はかからなかった。
「うぁ……っ! あたし、なんか変……っ! と、飛んじゃいそう……っ! 頭が、ふわふわ、して来るよぉ……っ!」
「もう、感じて来てるんだな……っ! このまま、一緒に行くぞ……っ! 鞠奈……っ!」
「来て……っ! 士道の熱いの、あたしの中に注ぎ込んで……っ!」
鞠奈の懇願に俺の理性は弾け飛び、猛然と腰を突き上げる。我慢するのも限界になって最後に勢いよく腰を突き上げ、鞠奈の身体を力任せに抱き締めると同時、射精欲が解放され鞠奈の膣奥で亀頭が震え射精が開始された。
「ぐ、うぅぅぅぅ……っ!」
「あぅぅぅぅ……っ! 士道のが、あたしの中を焼いてる……っ! あつい、よぉ……っ!」
ペニスの脈動と共にびゅくり、びゅくりと精液が注ぎ込まれ、鞠奈の膣内を白く染め上げる。
俺の腰が震える度に精液を送り出すポンプと化した俺のペニスは際限なく白濁液を鞠奈の奥に注ぎ込み、既に収まり切らなくなった精液が結合部から溢れ出て地面を濡らしている。
吐き出された精液を腹の中で受ける度、鞠奈はびくびくと身体を痙攣させている……俺の膣内射精を受けて、どうやら絶頂を迎える事が出来た様子だった。
「くぁ……すご、かったな……」
「あぅ……」
最後の一滴まで注ぎ込むと鞠奈はくたりと脱力し、俺にもたれかかって来る。俺は鞠奈を落とさないようにしっかりと抱え込み、その拍子に鞠奈の体臭を思い切り吸い込んで甘い匂いにクラクラしながら鞠奈を抱き締めた。
「って、ちょっと……士道の、また硬くなってるんだけど……」
「あ、あはは……鞠奈を抱き締めたら、つい……」
鞠奈の体臭にやられて挿入したままの剛直が硬さを取り戻している事を指摘され、俺は苦笑いを浮かべた。正直、まだしたい、という思いもある……そんな俺の感情を察したのか、鞠奈はやれやれと溜め息を吐いた。
「……しょうがないわね。続き、してもいいわよ。次はどうしたい?」
「わ、悪いな……じゃあ、後ろを向いてくれるか」
「はいはい、わかったわよ」
鞠奈は不承不承、といった風に俺の要求を受け入れ、ゆっくりと立ち上がってその拍子に俺のペニスが抜け落ちる。ごぽり、という音と共に中出しされた精液が鞠奈の秘所から溢れ出し、俺は思わずその光景に眼を奪われた。
「ほら、これでいい?」
そうこうしているうちに、鞠奈が俺の要請通りにお尻を向けて四つん這いの姿勢になっていた。俺はこくり、と頷くと鞠奈の腰を掴み、ペニスを秘所に押し当てるとそのままずにゅり、と挿入した。
「くぅ……っ!」
「うぉ、お……っ!」
体位が違う為か、先ほどとは異なる感触に俺も鞠奈も見悶えし、俺は本能が命ずるまま鞠奈の尻に腰を打ち付け始めた。夜の公園に肉を打つ音が響き渡り、鞠奈の口からも嬌声が漏れ始める。
「あぅ……っ! 中が、擦られて……っ! すご、い……っ!」
「く……っ! こりゃ、保ちそうにないな……っ!」
俺は背後から腕を伸ばして鞠奈の乳房を揉みながら、一心不乱にピストン運動を続けている。鞠奈の乳房は俺の手にすっぽり収まる丁度良い大きさで、ふわふわの弾力で俺を楽しませてくれる。
「くぁ……っ! うぅ、あぁ……っ!」
「く、お、おぉ……っ!」
掴む場所を腰から尻に変え、鞠奈のすべすべのお尻の感触を堪能しながら腰を打ち付けるスピードを徐々に上げていく。俺は夢中になって鞠奈の身体を貪り、当然の帰結として射精欲が限界を迎え予告なしに二度目の膣内射精が開始された。
「ぐ、おぉぉぉぉぉ……っ!」
「あくぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ! で、出てる……っ! あ、あつい、よぉ……っ!」
鞠奈の尻に腰を密着させながら、身体を震わせて鞠奈の膣内に精液を吐き出していく。どくりどくりと白濁液が鞠奈の中に注ぎ込まれ、注入された精液の熱さに鞠奈は見悶えする。
腰をぐいぐいと押し付けながら行う膣内射精は最高に気持ちが良く、背筋を駆け抜ける快楽を感じながら最後の一滴まで己の欲望を鞠奈の胎内に注ぎ込んだ。
「く、ふぅ……」
「うぁ……」
ようやく射精が終わり、俺は脱力しながらへたり込み、鞠奈の秘所からペニスが抜け落ちた。再び大量に中出しされた鞠奈の膣内からはどろどろの精液が溢れ出しており、流れ落ちた精液が鞠奈の太腿を汚した。
「……もう、こんなに
「……う……が、我慢出来なくてつい……って、それよりこの世界でも妊娠とか出来るのか?」
「出来るわよ。この世界は基本的に現実の模倣だもの……現実で出来る事は、大体出来ると思って貰っていいわよ」
つまり、このまま中出しを続ければ妊娠の危険は充分あるという事だ。ともすれば、この一回で妊娠、なんて事も充分有り得る……やってしまったか、と思う俺だったがそんな俺を見て鞠奈はくすくすと笑った。
「……まあ、あたしは管理者だしある程度都合はつけられるわよ。そもそも今日は危険日じゃないしね……今妊娠したら、士道は学校辞めちゃうでしょ? 学校はきちんと卒業して貰いたいし、迷惑はかけないわよ」
「……すまん……」
確かに、鞠奈が妊娠するような事があれば学校を辞める事も考えていたが……どうやらそんな俺の考えは、鞠奈にはお見通しだったらしい。からかうような笑みを浮かべ、鞠奈は士道を抱く腕の力を強めた。
「子供を作るのは、大学を出てからでいいかしら? 子供は確かに欲しいけど、ある程度収入があった方がやり易いでしょうし……ズルしてお金を用意してもいいけど、士道はそういうの嫌でしょ?」
「……まあな。そんな事したら、真面目に働いてる他の人に申し訳ないし……」
この世界の管理者である鞠奈の助力があれば、それこそ働かずに暮らしていく事も可能だろうが……それはあまりにも不誠実だし、労働のない毎日は確実に
人間は日々の労働があるからこそ休息に意義を感じるのであって、毎日自堕落に過ごしていては碌な事にはならないだろうことは明白だ。
子供を作る事を考えれば、例えお金があったとしても親が働かずにいるのは子供には悪影響しか齎さない為、就職は必須だ。働かず日々を過ごす親を見て、子供がニートにでもなってしまえば確実に後悔するだろう。
「なんなら、他の子とも関係を持ってもいいわよ? 少し法律を変えるくらい、この世界なら簡単だし……そうね、鞠亜あたりならあたしも特に文句はないわ」
「あのなあ、俺はそこまで節操なしじゃないぞ。鞠亜から告白でもされない限り、有り得ないって」
「……ふぅん……告白があれば、考えるんだ。分かった、一先ずそういう事にしとく」
鞠奈は溜め息を吐きながらそう呟き、俺を抱き締める力を強めた。この鞠奈の何気ない一言が俺の未来を暗示している事など、この時の俺には知る由もなかった……
というわけで鞠奈からエロ話スタートです。ゲームキャラから先に攻略していきますので、お楽しみに。