「………………」
少女、鳶一折紙は暗い部屋の中でテレビ画面に映し出された映像……即ち、士道が鞠奈と絡み合う映像を無言で見つめていた。
折紙が耳に装着したインカムからは
勿論どちらも犯罪行為には違いないが、折紙にとっては士道に関する事は何であれ合法である。
法律的にはどうだか知らないが、折紙の中では合法なので折紙的には問題ない。
「……士道の童貞を奪えなかったとは、不覚……けれど、複数人と関係を持っている今なら私が迫っても拒む事はしない筈……」
折紙は、士道の事をよく理解している。多少妄想が入っているものの、自分は士道を誰よりも理解していると自負している。
だからこそ、
「……けれど、今まで士道は私の誘いには一切乗って来なかった……万が一、億が一の可能性だけれど……私の誘いを冗談と考え、本気にされない可能性が有り得る」
自分の誘い方が間違っていたとは、今でも思っていない。今まで士道が自分に手を出してくれなかったのは単に
思えば、自分が士道を誘った時にはいつも誰かしらの横槍が入っていた。もしかすると士道は他人に自分との情事を見られる危険を察知して、自分の誘いを断り続けたのかもしれない。
それなら悪かったのはタイミングであり、誘い方に問題はなかったと考える。しかし、今までと同じ誘い方ではマンネリを生む可能性がある。
何か良い考えはないものか、と折紙が熟考していると……ふと、先日現れた
「明日の夜、士道の家に行く。誘い方は任せる」
『え、え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……っ!?』
折紙の言葉に対し
「あれ? どうしたんだ、折紙」
ある日の夜、チャイムが鳴った為玄関の扉を開けると、そこには白髪のショートカットの美少女……鳶一折紙が立っていた。
折紙は俺に対してあからさまな好意を持っていて、少々……いやかなり過激な手段を躊躇なく実行する、ちょっと色々な意味で変わった女の子だった。
その折紙が、何やら俯いたまま黙り込んでいる。折紙は寡黙ではあるが、決して士道相手にコミュニケーションを疎かにはしない筈である。
「……まあ、とにかくあがれよ」
しかし、こうして訪ねて来た客人を無碍に追い返すのは躊躇われる。相手があの折紙だろうと、今の折紙からは何故か危険を感じ取れない……家の中に招いても、問題はない筈だ。
「……お邪魔、します」
「あ、ああ……」
か細い声で告げる折紙に、俺は困惑しつつ家の中に招き入れた。今日の折紙は、何かが変だ。
折紙に限って体調不良になるとは思えないが、折紙とて人の子である……調子の悪い時がないとは、言い切れない。
俺は折紙を一先ずリビングに案内し、お茶を淹れようと台所に向かおうとして……折紙が、俺の服の裾をぎゅっと掴んで引き留めた。
「うん? なんだ、折紙……?」
「……その……
「……へ……?」
そこで俺は初めて、折紙の顔を直視した。普段は感情を表に出す事が滅多にない折紙の瞳は何故か潤んでおり、頬もほんのりと赤らんでいる。
何より、
今の折紙は、普段の折紙とは印象が違い過ぎた。普段の折紙はその鉄面媚もあって鉄の女、といった風情だが……今の折紙は、何処にでもいる……普通の、恋する女の子のようだった。
「えっと、その……えい……っ!」
「……っ!?」
折紙はしばし何かを悩んでいた様子だったが、いきなり俺の首に手を回すと唇を押し付けて来た。
触れるだけの、バードキス……しかしそのキスには、折紙の抱く様々な感情と……記憶が、込められていた。
「これ、は……っ!」
俺の脳裏に、
「だ、大丈夫……? その……思い出してくれた? 五河くん」
脳内を埋め尽くした記憶情報の負荷の為に膝を突いた俺を、心配そうに折紙が見つめている。
間違いない……この折紙は、
「あ、ああ……お前は改変後の世界の折紙、で合ってるよな……?」
「うん、そうだよ。何故かつい先日、この世界の私と同化しちゃったの……普段は
折紙は満面の笑みで微笑み、悪戯っぽくぺろりと舌を出した。その仕草はとても微笑ましく、ほっこりとしてしまう。
「え、っと……出来れば寝室でお話したいんだけど、いいかな?」
「あ、ああ。構わないが……」
俺は折紙に促されるまま、折紙を連れて寝室に入った。既視感のようなものを感じつつも、俺は折紙が中に入った事を確認するとドアを閉め……
「五河くん……」
「おり、がみ……?」
──背後から、そっと折紙が抱き着いて来た。折紙の柔らかな肢体の感触に思わず緊張し、普段とは違う折紙の雰囲気にドギマギしてしまう。
「あの、ね……実は、五河くんが他の子達とえっちしてる事……知ってるんだ。その、知った手段については追及しないで欲しいんだけど……」
「あ、ああ……」
折紙が俺の現状を知っている事に、驚きはない。
「だから、その、ね……私も、五河くんに抱いて欲しいの。駄目、かな……?」
「あ、え、その……」
折紙の訴えに、俺の理性が罅割れ始める。これが仮に、いつも通りの折紙であれば此処まで理性が壊れかける事はなかっただろう。それまでと同じ要領で、逃げる事も出来た筈だ。
だが、今の折紙からは紛れもない
今の折紙はどう見ても裏のない可愛らしい女の子で、その誘惑を断る方法を俺は持たなかった。
「……分かった。お前を抱くよ、折紙」
「五河くん……」
今度は自分から、折紙と唇を重ねる。それがOKの合図だと知り、折紙は俺の舌を迎え入れ自身の舌を絡ませた。
たっぷりとお互いの舌を味遭った俺達は、そっと唇を離す。唾液で濡れた折紙の口元が何処か淫らで、俺の心臓が大きく高鳴った。
「……脱がすぞ、折紙」
「……うん」
俺は折紙の承諾を得て、1枚1枚折紙の服を脱がしていく……やがて折紙は下着だけの姿になり、純白のブラに包まれた小ぶりな乳房が外気に晒されてふるふると揺れた。
「折紙……」
「あん……っ!」
俺は折紙に抱き着くと、そのまま乳房に吸い付いた。折紙の乳房は身体を鍛えている為か、張りのある弾力で俺を楽しませてくれる。
まるで赤ん坊のように折紙の乳房を吸い、口の中で乳首を転がすと折紙の口から喘ぎ声が漏れる。そのまま乳房を貪ると折紙は熱い吐息を漏らし、へなへなとその場に崩れ落ちた。
「……舐めてくれるか、折紙」
「あ……」
俺は素早く服を脱いで全裸になり、折紙の前に逸物を曝け出した。勃起した俺の逸物を見た折紙はびくっと驚いた様子だったが、おずおずと顔を近付けてぱくり、と逸物を口に咥えた。
「んむ、あむ、ぺろ……」
「く、ぉ……」
バナナか何かで練習したのか、折紙のフェラチオは巧みだった。正確には練習したのは
折紙はじゅぼじゅぼと音を立ててペニスを喉奥に誘い込み、喉奥をきゅっと締め付けて俺のペニスを刺激して来る。
口内のペニスに舌を絡ませる事も忘れず、折紙の口で全力の愛撫を受けた俺の剛直は瞬く間に限界を迎えた。
「くっ、
「きゃ……っ!」
ペニスから大量の精液が迸り、それに驚いた折紙が口を離してしまった事で俺の精液が折紙の顔に降りかかる。
勢いよく放出された精液は折紙の顔だけでなく胸元や肩まで汚し、折紙の上半身は俺の精液で白く染められてしまった。
「わ、悪い……びっくりしただろ」
「う、ううん、平気……私こそ、飲んであげられなくてごめんね」
思いっきり精液を浴びせかけてしまったが、折紙は気分を害する事なくそう言って微笑んだ。
精液に塗れながら笑みを浮かべる折紙の姿に下半身に血が集まり、射精したばかりのペニスは瞬く間に元の大きさを取り戻した。
「わ、あんなに出したのにもう……」
「……俺は割と、絶倫らしくてな。折紙、いいか?」
「……うん。私の処女、貰って下さい」
折紙はそう言ってベッドに横たわり、俺は折紙の上に覆い被さり秘所にペニスを押し当てた。
「入れるぞ」
「う、うん……ッ!!」
そして根元までペニスを折紙の秘所に突き入れ、結合部から破瓜の鮮血が迸った。
折紙の膣内は鍛えている為か強烈な締め付けで俺のペニスを包み込んでおり、入れているだけでも相当に気持ち良かった。
折紙は処女喪失の痛みに堪えているようだが、他の子と比べると痛がり方はマシなように思える。
恐らく、元々の世界の折紙が血の滲む努力で様々な事を学習する過程で、痛みに耐性が付いてしまったのだろう。
今の折紙は精神は世界改変後のもののようだが、肉体は元の世界の折紙のものだ。ならば、痛みに強い折紙の身体が処女喪失の痛みを鈍化させたとしても不思議ではない。
「……その、動いて、いいですよ。そこまで、痛くはないようなので……」
「……ああ、分かった。動くぞ」
「ん……っ!」
折紙の言葉に従い、俺はピストン運動を開始した。折紙の腰に手を当て、ペニスをゆっくりと抜き差しする。
折紙の膣壁は俺のペニスをきつく締めあげ、この上ない快感を与えて来る。その快感に耐え切れず、俺の動きは徐々に激しくなっていった。
「うぁ、うぅ、あぁ……っ! 五河くんのが、中で、暴れて……っ!」
「く……っ! 長くは、保ちそうに、ないな……っ!」
俺は折紙の足を抱え、種付けプレスの体勢でピストン運動を加速させた。ペニスを抽挿する度にぱちゅんぱちゅんと淫らな水音が鳴り、部屋の中に情交の匂いが充満していく。
「
「中に、
折紙の種付け懇願に俺は理性を飛ばし、猛然と腰を打ち付ける。そして勢いよく腰を打ち込み、俺と折紙の腰を密着させた状態で濃密な膣内射精を開始した。
「う、おぉぉぉ……っ!」
「あぅぅぅぅぅぅ……っ! 五河くんのが、いっぱい、出てる……っ!」
折紙を全身で押さえつけながら、どくどくと精液を膣内に注ぎ込んでいく。
ペニスが脈動する度新たな精液が折紙の中に注ぎ込まれ、膣奥を精液で叩かれた折紙はびくびくと痙攣し絶頂する。
絶頂した折紙の膣内はきゅうきゅうと俺のペニスを締め上げ、更なる精液を折紙の中に吐き出していく。俺は思う存分、折紙の中に精液を注ぎ込んだ。
「……ふぅ……」
「う、ぁ……お腹の中、あつい……」
ようやく射精を終えると折紙は脱力し、熱い吐息を漏らした。しかし、今の俺がこの程度で満足する筈はなく、折紙を抱き上げると対面座位でピストン運動を再開した。
「え……っ!? ちょ、ちょっと五河くん、あれだけ
「言ったろ、絶倫だって。一度始めたら止まらないから、暫く付き合って貰うぞ」
「え、あ、あぅぅぅぅぅぅぅぅ……っ!」
俺は予想外の俺の精力に恐れを成した折紙をしっかりと抱き締め、腰を揺らし始めた。折紙は俺のピストンにすぐさま嬌声をあげ、そのまま俺は折紙の身体を貪り続けた。
「く、
「あぅ、ぁ……っ!」
騎乗位で折紙を貫いていた俺は折紙の尻に指を食い込ませ、亀頭を子宮口に突き付けてどくどくと精液を流し込む。
既に凄まじい量の精液を注ぎ込まれていた折紙の膣内にその全てが入りきる筈もなく、結合部からは大量の白濁液が流れ落ちている。
それでも尚俺は射精を止めず、好き放題に精液を注ぎ込まれた折紙はびくびくと痙攣し、俺が射精を終えるとくたりと脱力して眼を閉じた。
「……ふぅ……ありゃ、気絶しちゃったか……」
見れば、俺の上に乗っている折紙は目を閉じて気絶しているようだった。結構な回数を重ねた自覚があるので仕方ないか、と情交を中断しようとして……がしり、と俺の肩を掴む手の感触を感じ取った。
「……あれ……? 折紙、気絶してたんじゃ……」
見上げれば、いつの間にか目を覚ました折紙が俺と繋がったまま俺の肩を掴んでいる。そして、
「確かに、あちらの『私』は気絶した。だから、今度は私の番……安心して。鍛えてるから、簡単には気絶しない。士道の欲望は、私が鎮める」
「お、お前、いつもの折紙……?」
「そう言っている。じゃあ、続きをしよう。士道」
どうやら俺が調子に乗った所為であの穏やかな折紙は気絶し、代わりにいつもの折紙が出て来たらしい。マズイ、と思っても既にペニスは折紙の膣内に挿入済みであり、逃げ場はない。
「ちょ、待て、待……ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!?」
──結局、俺は折紙に散々子種を搾り取られ、彼女の
この日を境に、『もうちょっと女の子には優しくしよう』と誓ったのは秘密である。
というワケで折紙編でした。長髪折紙さんはヒロイン力高いし、通常折紙さんはオチ要因として最適だなあ。通常折紙さんのエロは流石に難しかった。だって全然思い浮かばなかったし。
作中では自分が普段通りに誘っても士道に逃げられる可能性を考えたデフォルト折紙が、誘うのを長髪折紙にやって貰って、情交中に入れ替わる事を画策したわけです。
ちなみに長髪折紙には予め『貴方が気絶したら交代』と言ってあったので、二人共ある意味確信犯ですね。
次は誰にしようか。残ってるのは、四糸乃、八舞姉妹、十香か。さて、どうするか…