今回は八舞姉妹です。どうぞ。
「ふっふっふ、士道……我が眷属よ。我が千里の
「翻訳。証拠はあがってるのでとっとと観念して下さい、士道」
「……どうしてこうなった……」
俺は部屋に押しかけて来た二人を見て、俺は思わず溜め息をついた。俺の眼の前には、橙色の髪を揺らすよく似た二人の少女が不敵な笑みを浮かべてこちらを見詰めていた。
彼女達は八舞耶倶矢と八舞夕弦、俺が封印した精霊達の一人であり、精霊の中でも唯一の姉妹である。
彼女達は元々『八舞』という一つの精霊だったらしいが、何かの拍子に二つに分かれて今の形になったらしい。
以前は元の一人に戻ろうと互いに相争っていたのだが、今はちょっと危ない関係の匂いがする程の仲良し姉妹となっていた。彼女達が二人きりになると、イチャついているようにしか見えないと評判である。
言動を見ての通り、耶倶矢はちょっと……いやかなり中学二年生が発症する
彼女曰く『自分は超越者たる精霊なのだからそれらしくしてもいいじゃん』とのこと。
尚、普段の中二病台詞はほぼ全て演技である為、慌てると素の耶倶矢が見られて大変可愛らしい。例の病気を発症している耶倶矢も、素の耶倶矢もどちらも大好きだ。
「……ふむ、我が深淵の叡智によれば何やら不遜な事を考えているようだな。士道、我が前に虚飾は無意味であるぞ」
「いや、別に何も考えてないって」
……危なかった。割と勘が鋭い耶倶矢は俺が考えていた事を直感で察知したらしく、訝し気な眼を向けて来る。取り繕う俺を見て、夕弦がくすりと笑みを浮かべた。
「推察。士道は耶倶矢の可愛さを再確認していたようです。良かったですね、耶倶矢」
「べ、別に嬉しくなんかないし! 夕弦ったら何言ってるの……っ!」
どうやら夕弦にはお見通しだった様子で、夕弦の指摘を受けた耶倶矢は素の喋り方になり顔を赤らめている。
その様子は大変可愛らしく、ほっこりした気持ちでその様子を眺めていた。
「本題。少々話が脱線しましたが、私達が此処に来た目的は既に察しているのでは? ぶっちゃけると、士道が他の子達とえっちしている事を知りました」
「あー……成程……」
俺は夕弦の言葉に、観念せざる負えなかった。確かに今まで俺が関係を持った精霊達の比率を考えると、八舞姉妹に知られるのは時間の問題だった。
色々と常識に疎い十香と違い、この二人はそういった知識もしっかりと保持している。俺も関係を持った人数が多くなるにつれて関係の隠し方が雑になって来た自覚はある為、当然といえば当然だった。
何せ、精霊達の殆どと関係を結び、尚且つ全員がそれを承知しているのだ。自然関係を持った事を隠そうとする意識は薄くなり、同じ精霊マンションで暮らしている八舞達が何かの拍子で俺の現状を知ってもなんら不思議ではない。
「ちょ、夕弦……っ!?」
「黙殺。此処はハッキリ言うべき場面です、耶倶矢。担当直入に言ってしまえば、他の子ばかりズルいです……私達も抱いて下さい、士道」
夕弦は耶倶矢の制止を振り切り、しっかりと俺の眼を見てそう言い切った。耶倶矢も顔を赤くしつつも夕弦の言葉を否定しておらず、二人共覚悟を決めて来ているのは理解出来た。
ならば、俺が言うべき言葉は一つだけだ。
「ああ、いいぞ。二人共、抱かせてくれ……こんな節操なしで、申し訳ないけどな」
「不問。士道が皆に好かれている事は周知の事実です。こうなるのも、要は遅いか早いかの違いでしかありません。士道なら、皆を平等に愛してくれるものと考えます」
「あの、その……不束者ですが、よろしく、お願いします……」
俺の返答に夕弦は満面の笑みで応え、耶倶矢も赤くなりながらも素の言葉遣いでそんな事を言って来る。
「耶倶矢……」
「んむ……っ!?」
「情熱。大胆です」
俺はそんな耶倶矢が愛おしくなり、反射的に抱き寄せて唇を奪った。たっぷりと耶倶矢の口内を蹂躙し、突然の口付けを受けた耶倶矢は赤い顔で黙り込んでいる。
「嫉妬。私にも欲しいです、士道」
「ああ、いいぞ」
俺は物欲しげに見ていた夕弦も抱き寄せて、同じように唇を重ねた。夕弦は口付けるなり俺の唇に舌を入れて来て、俺の舌を絡め取って来る。
俺も負けじと夕弦の舌を絡め取り、情熱的なディープキスをかました。
「……愕然。テクニシャンですね、士道」
「まあ、成り行きでな」
「憤懣。今度は私達のテクで士道を昇天させてあげます」
「ちょ、夕弦……っ!?」
夕弦はそう告げると上着を脱いでブラに包まれた巨乳を曝け出し、近くにいた耶倶矢の服も脱がしにかかった。
耶倶矢は抵抗するが夕弦の奇襲で見事に服を剥ぎ取られ、下着姿の耶倶矢が俺の前に曝け出された。俺も夕弦に促され、服を脱いで全裸になった。
「実行。さあ、予定通りにやりますよ。耶倶矢」
「う、うん……」
「うぉ……」
夕弦は俺の前に膝を突くとその巨乳で俺の逸物を挟み込み、乳房を動かしてしごき始めた。耶倶矢は俺の背中に密着し、身体を上下に揺らしてその乳房を擦りつけて来る。
「模倣。疑似ソーププレイというやつです。此処でローションを使うと汚れるのでやりませんが、気持ちいいですか? 士道」
「あ、ああ、最高だ……」
「あぅ、うぅ……」
前からは夕弦の張りのある巨乳が俺のペニスをしごきあげ、背後からは耶倶矢のおっぱいが俺の背中でむにゅむにゅと形を変え、その柔らかさを堪能させてくれる。
前も後ろも柔らかい感触で溢れており、蕩けそうな心地よさだった。夕弦も耶倶矢も頬を上気させており、その表情もとにかく色っぽかった。
「く、
「……っ! 驚愕。これが、精液なのですね」
「あ……士道のおちんちんから、白いのが、いっぱい……」
その快感に耐え切れず、俺は瞬く間に射精に至ってしまう。びゅるびゅると俺のペニスから精液が迸り、夕弦の乳房や顔を白く染め上げていく。耶倶矢は俺の後ろでそんな夕弦を見て、蕩けた表情を浮かべている。
「分配。お裾分けです、耶倶矢」
「んむ……変な匂い……」
射精が終わると夕弦は自分の胸にこびりついた俺の精液を指で掬い取り、耶倶矢は躊躇なく精液の付いた夕弦の指を舐め取った。
耶倶矢はそのまま精液を飲み込んでしまい、陶然とした表情を浮かべている。
「順番。士道、耶倶矢の準備が出来たようです。耶倶矢の処女を奪ってあげて下さい」
「え、あ、その……お願い、します……」
「……ああ、分かった」
俺は夕弦に促され、耶倶矢をベッドに押し倒した。耶倶矢は抵抗せずベッドに仰向けになり、俺はそんな耶倶矢の秘所に既に勃起を回復させたペニスを押し当てる。
「行くぞ、耶倶矢」
「……来て、士道……っ!!」
そしてそのまま腰を落とし、俺のペニスを根本まで耶倶矢の膣内に埋没させた。耶倶矢の処女の証が流れ落ち、シーツを血で濡らしている。
耶倶矢は歯を食い縛り、痛みに堪えている様子だった。
「……大丈夫か、耶倶矢」
「あ、ぅ……ご、ごめん……ちょっと、待ってくれる……?」
「分かった」
俺は耶倶矢に向かってこくりと頷き、そのまま耶倶矢の痛みがひくのを待った。
耶倶矢の膣内は処女相応のきつさだが、七罪や四糸乃のような暴力的なまでのきつさはない。
勿論気持ちよくないという意味ではなく、丁度いい締め付けが俺のペニスを断続的に刺激し、心地よい感覚と言えた。
それでも処女を失ったばかりの耶倶矢の膣の締め付けは相当なもので、俺のペニスをぎゅうぎゅうと締め付けている。
俺は有りっ丈の自制心を発揮して耶倶矢が落ち着くまで待ち、暫くそのまま時が経つのを待ち続けた。
「……ん、いいよ。動いて、士道」
「……ああ、分かった」
「んぁ……っ!」
耶倶矢の許しを得て、俺はピストン運動を開始した。耶倶矢に覆い被さりながら腰を打ち付け、ペニスを抽挿していく。
俺の腰が耶倶矢の腰と密着する度、耶倶矢の口から熱い吐息と共にか細い声が漏れ、俺の興奮を後押しする。
「んぁ、んぅ、あぁ……っ! なんか、ビリビリって、変な感じが、するよぉ……っ!」
「く、おぉぉ……っ!」
どうやら耶倶矢は痛みに強い性質だったらしく、早くも感じ始めているらしかった。
耶倶矢の声は最早嬌声と化しており、その膣内も俺のペニスを全力で歓待している。丁度いい強さの締め付けが、俺のペニスをどんどん膨張させていった。
「く、
「あぅ……っ! な、中に出して、士道……っ!」
「了解……っ!」
俺は耶倶矢の懇願を受けてラストスパートをかけ、激しく腰を打ち付ける。
そして最後に勢いよく抉りこむように腰を打ち付けると、身体を震わせて膣内射精を開始した。
「うぉ、おぉぉ……っ!」
「あぅぅぅ……っ! 士道の、あついのが、中で……っ!」
耶倶矢と腰を密着させながら、どくりどくりと精液を彼女の中に吐き出している。ペニスを脈動させながら白濁液を耶倶矢の中に送り込み、奥に精液を浴びる度、耶倶矢がびくびくと痙攣する。
「……ふぅ……」
「あ、ぅぅ……なんだか、ポカポカ、するよぉ……」
射精を終えると俺と耶倶矢は共に脱力し、ベッドに倒れ込む。しかし当然ながら俺の精力は全く衰えておらず、いつも通り第二ラウンドを開始しようとして……
「……制止。次は夕弦の番です、士道」
「あ……」
横から割り込んで来た夕弦が、俺の身体を仰向けに横たえた。
「夕弦……」
「傾聴。耶倶矢を愛してくれて、ありがとうございます。ですが、夕弦もそろそろ我慢の限界です。見て下さい、士道のが欲しくてこんなになってますよ」
いつの間にか全裸になっていた夕弦はそう告げると自分の秘所を指で開き、秘所から溢れ出す愛液を見せつけて来る。
そしてそのまま俺の上に跨る形でペニスを秘所に押し当て、少しずつ腰を鎮めて行く。
「覚悟……夕弦の処女、貰って下さい。士道」
「ああ、貰うよ。夕弦」
「……っ!!」
俺は夕弦の腰を掴み、そのまま腰を落とさせてペニスを根本まで埋め込んだ。
結合部から処女の証が流れ出ており、夕弦は若干痛みに顔を顰めたが、俺が止める間もなく腰を動かし始めた。
「うぁ……っ! ちょ、そんな、いきなり……っ! もっと慣らしてからじゃ、ないと……っ!」
「無、用……っ! あぅん……っ! だい、じょうぶ、です……っ! 夕弦も、痛みには、強い、ですから……っ!」
夕弦は俺の制止も聞かず、一心不乱に俺の上で腰を揺らしている。こうなると快感で思考がぼやけてしまい、俺もいつの間にか腰を突き上げ始めていた。
「歓、喜……! 嬉しい、です……っ! 士道も、楽しんで、下さい……っ! 夕弦の、身体で、気持ちよく、なって……っ!」
「く……っ! 駄目だ、我慢が、効かな……っ!」
俺が腰を突き上げる度に夕弦の巨乳がぷるん、と揺れ、俺の眼を楽しませる。俺は既に夕弦の身体の虜になっており、夢中になって腰を突き上げる。
「快、感……っ! 夕弦の、おっぱい、もっと、滅茶苦茶にして、下さい……っ!」
「く、おぉ……っ!」
揺れる夕弦の巨乳に思わず手を伸ばし、力任せに揉みしだく。その間も腰の突き上げは止めず、夕弦の巨乳を堪能しながら射精に向けてスパートをかけていく。
「く、
「懇、願……っ! 中に、下さい……っ!」
「おう……っ!」
俺は夕弦の腰をがっしりと掴み、全力で腰を突き上げていく。そして夕弦の尻に指を食い込ませ、夕弦と腰を密着させると亀頭を子宮口に押し付けたまま射精を開始した。
「う、おぉぉぉぉぉ……っ!」
「うぁぁぁぁぁ……っ! 灼、熱……! 士道の精液で、火傷、しちゃいそう、です……っ!」
隙間なく密着した夕弦の胎内に、どくどくと精液を注ぎ込んで行く。痕が残る程夕弦の尻を握り締め、有りっ丈の精液を夕弦の中に注入していく。
膣奥を白濁液が叩く度、夕弦の身体がびくびくと痙攣する。その度に膣内の締め付けが増し、俺の精液を更に搾り取って行った。
「ふぅ……」
「満、杯……お腹の中が、士道のでいっぱいです……」
ようやく射精が終わると夕弦はくたりと脱力し、俺の上に倒れ込んで来る。俺は夕弦の身体の柔らかな感触に、挿入したままのペニスの硬度を瞬く間に復活させた。
「驚、嘆……士道は、絶倫なのですね」
自分の中で再び膨れ上がった俺の剛直を感じた夕弦は、眼を見開いてそう言って来た。見れば耶倶矢もよろよろと起き上がっており、懇願するような目でこちらを見詰めている。
「ああ、最近特にタガが外れたみたいで数回程度じゃ全然足りないんだ。付き合ってくれるか?」
「当然。耶倶矢も一緒にお願いします。耶倶矢、今度は貴方の番ですよ」
「あ、ぅ……わ、分かった。士道、よろしくね……?」
そして俺はそのまま、二人との情事に没頭した。二人一度に相手にした経験は少なかったが、二人相手に俺は思う存分性欲を発散した。
二人との情事は明け方まで続き、最後まで頑張っていた夕弦も朝日が昇ると同時に力尽きた。
結局後始末は俺一人でやる事になり、見かねた鞠奈が手伝いに来た事でなんとか終える事が出来たのだった。
というわけで八舞姉妹編でした。
書いてみると分かるんだけど、耶倶矢より夕弦の台詞の方が難しい。
必ず会話冒頭に二字熟語を入れなきゃならないから、色々大変。耶倶矢はそれらしい言葉を並べておけばいいけど、こっちはこっちで大変だった。
最後は十香ですね。では、次回『十香オルタナティブ』をお楽しみに。