※この作品はR-18です。

勇者製造機 ~子作りするのが仕事です~   作:芽中要

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第一話「女騎士(ナイト)・イオナ③ イオナと一戦交える(性的な意味で)①」 前本射

 こうして汗を流した後、麗しの女騎士と同衾(ベッドイン)する事になった。

 俺は二人どころか、四人位なら余裕で寝られる広い寝台(ベッド)の端に腰掛けてイオナを待っていた。

 初めてという事もあり、彼女は念入りに身体を洗ってくる事だろう。

 そんな事を考えて妄想を逞しくしていると、漸く彼女が姿を現した。

 風呂上がりの仄かな石鹸の香りがふわり、と心地よく俺の鼻をくすぐる。

「お待たせしてしまい申し訳ありません。ユーシャルルーシュ様」

 結んでいた髪を解き、頬をほんのり赤く染める彼女は俺の抱いた第一印象とはまるで別人だ。

「シャルル、でいいぞ。俺の名前は長ったらしいからな」

「はい。ではそのようにお呼び致します、シャルル様」

 そう答えるイオナはここに備え付けられている服に身を包んでいた。

 この寝所には俺を性的に興奮させる手助けにすべく、全体的に挑発的な様々な意匠(デザイン)の、一通りのサイズが揃った女性用の夜着と下着が揃えられている。

 夜着はすべてシースルーなので、実質的にどんなものを選んだところで下着は丸見えだ。

 俺好みのものを着せる事も出来るが、イオナの感性(センス)を見たかったのでお任せにした。

 そんな訳でイオナは白いシースルーのロングスリップドレスを身に付けている。

 下着は丸見えな訳だが、丈の長いものを着ているのがせめてもの抵抗だろうか。

 下着は白いレースのブラジャーとショーツだ。

 凛々しい印象とは対照的にレースやリボンの付いた女性的な意匠(デザイン)がお好みのようだ。

 俗に言う「見えないところのお洒落」という奴だろうか。

 意匠(デザイン)こそ大人しめであるものの、ショーツは紐付きで簡単に脱がせられるようになっている。

「イオナにしては大胆なのを選んできたな」

 今日出会ったばかりではあるが、そう思う外(ほか)なかった。印象(イメージ)と差異(ギャップ)があり過ぎる。

「世話役の侍女(メイド)に殿方はこういった下着がお好き、と聞きましたので。……はしたなかったでしょうか?」

「俺の為に穿いてきてくれたんだろ? よく似合っているぞ」

「お褒め頂き、ありがとうございます」

 恥ずかしそうにしながらも、手で隠す事はなく俺に近付いてくる。

 俺に抱かれる覚悟は出来ている、という訳だ。

「不束者ですが、よろしくお願い致します」

 俺の正面に跪いて、三つ指をついて頭(こうべ)を垂れる。

 試合をする前とは違い、大分しおらしい。

「そんなに畏まらなくていいぞ。堅苦しいのは苦手でな」

「いえ、私が貴方に礼を尽くしたいのです」

「私が今まで見てきた男は口先ばかりで、女である私より劣っているくせに男であるというだけで私を見下すような男ばかりでした」

「ああ。よくいるな、その手の手合は」

 俺は一応王家の末弟ではあるが、母は俺を授かっただけで十分過ぎる程だと権力の座なんて一切望まなかった。また、他の兄弟と俺は歳が離れており、そんな俺を彼らが歯牙にかける筈もなく、俺が王位を継承出来る確率も限りなくゼロに近かったので、見下されているのは感じつつも幸いにして疎まれるような事はなかった。

 そんな権力とは無縁で育った俺には自分は勇者の血族だから偉い、とか男だから偉い、とか女は男に従うべきだ、とかいった風な考えはない。優れた者に老いも若いも男も女も、更に言ってしまえば、種族すら関係ないのだ。

「でも、あなたはそんな男達とは違っていました。正々堂々と私の剣を受け止め、疑う余地のない程私の慢心を打ち砕いてくれました」

 男より遥かに非力な女の身であれだけの実力だ。自分よりも腕の立つ男に出会ったのは初めてなのかもしれない。

 そんな事を考えながら、彼女の話を聞く。

「あの手合わせでこの方になら心から身を委ねられる、と思いました」

「そこまで言われて悪い気はしないが、それだと力だけを認められたようにしか聞こえなくもないぞ」

「いえ。貴方のおっしゃった通り、剣は己を映す鏡です」

 そこで一旦区切り、彼女は続けた。

「ただ力を見せ付けたいだけなら、無礼な態度を取った私を貴方の実力なら容易く痛めつけることもできた筈です。貴方はそれをしなかったばかりか、私に稽古をつけてくれているような節さえありました。貴方は力だけではなく立派な心も持たれた方です」

「そんなご立派な人間じゃないさ、俺は。でも、女を嬲るような趣味がない事だけは確かだな」

 勝負事は結果が見えないからこそ面白い、というのが俺の持論で実力差に物を言わせて嬲るような真似は唾棄すべき行為だ、と考えている。

 勝利を約束された勝負なんて興醒め以外何物でもない。

 自分でも良くない癖だとは自覚しているが、生死を懸けた戦いこそ面白く、死を意識するからこそ逆に自分の生を実感出来る。

 そんな緊張感(スリル)に嵌まってしまい、危険な迷宮(ダンジョン)を幾つも踏破した。

 死を意識し生存本能を刺激されると、自分の種を残そうと滅茶苦茶に女が欲しくなる。

 迷宮(ダンジョン)を踏破した後は何人もの女を抱きまくったものだ。

 そんな事を考えていると、むくむくと欲望が鎌首をもたげてきた。

 イオナを見る。

 今からこの美しい女騎士を好きなように抱けるのだ、と考えるだけで俺の胸は心躍った。

 「あの……殿方と同衾するのは初めてで……どうすれば良いでしょうか?」

 そんな事を言いつつ上目遣いで俺の顔を覗き込んでくる。

 イオナが処女であるのは当然の事だ。

 それは俺の子を産む上での必須条件なのだから。

 大まかな条件としては「処女である事」と「剣でも魔法でも何かしらの優れた能力をもっている事」が勇者候補の母体になれる条件だ。

 前者は「例え非経産婦でも、処女でなければ生まれてくる子が最初に受け入れた男の子種の影響を受けてしまう」という俗説がある為、血統を重んずる勇者の血族において非処女は忌避される。

 なので、これから俺が種付けするのは全員処女、という訳だ。

 例外としては「かつて俺が処女を散らしてそれからも他の男と肉体関係がない者」も一応は資格がある事になる。

 しかし、その後の肉体関係を調べようもないし、能力的に優れた女の処女を散らした覚えもそんなにはないのでこれは無視して構わない条件だろう。

「先ずはここに座って貰おうか」

 手で膝をぽんぽん叩きながら、俺は言った。

 心の距離を縮めるには身体の距離を縮めるのが最も効率的だ、というのが俺の持論だ。

 そんな理由で俺の膝の上に脚を開かせ座らせると、イオナの髪から石鹸の良い香りが俺の鼻先をくすぐった。

「イオナはいい匂いがするな」

 そう言って髪から漂う石鹸のいい香りを胸一杯に吸い込む。

「そんなに嗅がないで下さい……。恥ずかしくて死んでしまいそうです……」

 そう言いながら、耳まで真っ赤にしている。

 うむ、可愛いぞ。

「気にするような事か? いい匂いだぞ?」

 そう答え、ゆっくりと細くすべすべした腹を撫で始める。

 入浴を済ませたばかりなので、身体がまだほかほかと温かい。

「あっ……んっ……少しくすぐったいのですが……」

「嫌か?」

「いえ……そういうわけではありませんが……どうしてお腹を……?」

「俺の子を産んでくれる大事なお腹だからな。愛しくて仕方がない」

 それは嘘ではないが処女相手でもあるし、胸や局部をいきなり触られるよりは精神的な抵抗が少ない、というのが一番の理由だ。

 この手は機会を伺って徐々に上下に移動させていく事にしよう。

 あと、なるべく相手を名前を呼んで相手からも名前で呼んで貰うのも効果的だ。

 ここで気を付けなければならないのは、この方法は自分に対して相手がある程度好意的を持っていなければならない、という点だ。

 俺はその辺の勘が鋭いので間違った事はないが、その見極めを誤ると大変な事になる。

 そんな訳でなるべく名前で呼ぶよう心掛ける。

「イオナがこんなに可愛い女だって知ってるのは俺だけ、という訳だ。優越感を感じるな」

「そんな……かわいいだなんて……でも、殿方の上に跨るなんて……はしたなくはないでしょうか?……」

「これからもっと恥ずかしい事をするんだ。今からそんな事を言ってたら最後までもたないぞ?」

 休む事なくお腹を撫でながら答える。

「あっ……んっ……」

 これだけでも初心(うぶ)なイオナにとっては十分過ぎる程刺激的な筈だ。

「先ず、お互いの事を知る事から始めようか。答えられる範囲で良ければ答えてやるぞ」

「んっ……。では、よろしいですか?」

「ああ」

「まだお若いというのにあの剣技の冴え、相当高名な師範に師事されていたことかと思いますが、一体どなたに?」

「いや、そんなのいないぞ。我流だ」

「……っ! 我流……ですか!? あの剣が!」

 触られる事に途惑いつつも、驚きを隠せないイオナ。

「よく言えば実戦的、悪く言えば滅茶苦茶な動きだったとは思わなかったか?」

「確かにそれは……今まで対峙した中で一番やり難かったです」

 戦闘の基本はいかに相手が嫌がる事をするか、だと俺は思っている。

 正々堂々が信条の正当な試合形式に慣れているであろう彼女が、俺の動きを嫌がるのは至極当然の話だ。

 まあ、あまりやり過ぎるのも卑怯だと思われただろうから相当に加減したが。

 実戦では一瞬でも体勢を崩させるだけで優位に立てる。蹴飛ばしたり転がしたりはお手の物だが、手合わせではそんな事はしなかった。

 俺にしては彼女に合わせてかなりお行儀良くやった方だ。

「王族の末弟、と言えば聞こえはいいが、俺は権力にはまったく絡んでいなくてな。読み書きを教えてくれたのも母親だし、特殊な教育を受けた訳でもないぞ」

 俺を授かったという事だけで十二分に満足し、俺が権力争いに巻き込まれるのを良しとしなかった母親の方針で、援助して貰ったものは粗末な住処と最低限の食い扶持だけだ。

 父王が特別俺達を冷遇していたという訳ではない。彼はむしろ公明正大な人物だと言っていい。

「……ではどうやって鍛錬を?」

「魔物と斬り合って、倒した魔物から素材を剥いで生活の足しにしていたな」

「……王族の方がそんな暮らしを!? 失礼ですが……正規の教育を受けさせてもらえた分、私の生家の方が裕福に思えます……」

「きちんと生きていく術を身に付けているのなら、どんな技術だって俺は構わないと思ってるけどな。俺にはそれが偶々魔物退治だっただけだ」

 昔は考えも及ばなかったが、最近では自分があまり長く生きられない、と悟っていた母が少しでも早く俺を自立させる為にさせていた、と考える事が出来るようになった。

「王家に使えているイオナにこんな事を言うのはなんだが」

 と前置きした上で続ける。

「王家絡みの仕事だけがご立派な仕事って訳じゃない。鍛冶屋だってパン屋だって俺から見れば尊敬に値する立派な仕事だ」

 そんな真面目な話をしながら俺の手は休む事なくイオナのお腹を撫で回している。

「んんっ……! 耳の痛いお話ですね……。心に留めておきます……」

「物事には基本がある。確かに練武場でのお稽古も結構な事だが」

「……はい」

「俺に言わせれば、練武場で剣を振ってなんかいるより適当な魔物と斬り合ってた方がよっぽど訓練になるね」

「……それは何故ですか?」

「人間なんてのは馬鹿だから、結局は痛い目を見ないと覚えないのさ。稽古じゃ寸止めするだろ?」

「……はい、それは確かに」

 安全を約束された稽古とは違い、魔物は手加減なんてしてはくれない。

 勝てなければ、あるいは逃げ切れなければ死、あるのみだ。

 敵は常に不特定で、己の力量で勝てる相手かどうか見極める必要もある。

 こうして長年の魔物狩りで俺の判断力は相当に鍛えられた。

「自分の命が懸かっていれば、上達せざるを得ない。それこそ死に物狂いで強くなれる」

 俺は非力な人間が他の生き物に勝っているのは、考えたり工夫したりする点だけだと思っている。

 今、僅かながらでも人間が領地を維持出来ていられているのは、現在に至るまで培ってきた叡智のおかげだ。

「これでもそれなりに修羅場は潜ってきてるんでね。一、二度死に掛ければ死生観も変わるし、今まで見えなかったようなものも見えてくる。それが俺の実力を裏付けてる」

「……」

 イオナは黙って俺の話に耳を傾けている。

「そんな訳で俺には師はいない。強いて言えば、幼い頃に軽く基本を教えてくれた父親かな」

 亡き母もそんな俺達二人の姿を眺めて穏やかに微笑んでいた。今となってはかけがえのない幼い頃の記憶だ。

「……」

「がっかりしたか?」

「いえ……。今のお話で納得がいきました……。貴方の剣は実戦で鍛え上げられたからこそ、あんなにもお強いのだと……」

「そんなに大したもんじゃないけどな」

「……いえ、稽古や試合での剣しか知らない私が敵うようなお方でなかったことがよく理解できました」

 イオナの顔は晴れやかで、俺に敗れた事に対する悔しさはない。

「……それに、貴方は奥の手である勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)もお使いになりませんでしたし……」

「普通は人間相手に使うような技じゃないからな」

 勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)は非常に強力で、絶望的な戦況を覆す事すら可能だ。

 イオナには悪いが、彼女の言う通り使う必要を感じなかった。

 単独で迷宮(ダンジョン)に潜っていた時でさえ、使用を限定された、本当の意味で奥の手である勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)はそう何度も使ってはいない。

 勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)には指南書は存在するが、別に誰に教えて貰った訳でもない。勝手に拝借して自分で勝手に覚えたのだ。

 今は亡き兄達も幾つかずつ習得していた筈だが、習得した数に関しては俺が一番だった筈だ。

 王家の学問を修めなければならなかった兄達と違い、俺は使える時間をすべて強さを磨く事に全振りしていたので当然と言えば当然なのだが。

 俺は国を治めるような器ではないので、現国王である父親の次の王は兄達の子の男子のいずれかがなるべきだと思っている。

 早くとも数年先の話になるが、国王である父はまだまだ老いぼれるような年齢ではない。問題はないだろう。

「技術的な条件さえ満たせば覚える事が出来る勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)、勇者の血族は便宜上、刃技(ブレイドアーツ)と呼んでいる訳だが」

「はい……」

「その刃技(ブレイドアーツ)は訓練次第では習得出来るので、イオナが習得を望むなら是非とも覚えて欲しい訳だが」

 軽く脱線し掛けた思考を元に戻し、イオナにそう告げる。

 勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)には勇者の血族にしか使えない血族限定秘技(リミテッドアーツ)と、ある程度の才能があれば訓練次第で使えるようになる刃技(ブレイドアーツ)がある。

 俺の見立てではイオナの才能は十分だ。刃技(ブレイドアーツ)ならば彼女に教える事も可能だろう。

「本当ですか!?」

 さすがに国防を任されている騎士だけあって、強さには貪欲だ。興奮気味に食い付いてくる。

「ああ」

「でも、よろしいのですか?」

 一応は秘伝であるだろうに、その場の流れでそんなに簡単に決めてしまって良いものなのかと、イオナが疑問を呈してくる。

「別に門外不出って訳じゃないし、俺が教えても問題ないと思った人間になら構わないぞ。ましてやイオナは勇者候補の母親になる女性だからな。むしろ、俺から頼んで覚えて欲しい位だ」

「そういうことでしたら、ご教授、よろしくお願い致します」

 律儀に頭を下げてくる。

「まあ、あまり腹が大きくならない内に済ませておきたいがな。イオナの身体に問題がなければ、明日からでもいいぞ」

 細くくびれた腰を見て俺は言った。

 その細い腰も俺の子を身篭ったら、勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)習得どころではなくなってしまうのだろう。

 長々と話をしてイオナの緊張も大分|解(ほぐ)れてきたように思う。

 そろそろ頃合か。

「それじゃ話はこれくらいにして、お役目を果たすとしようか」

「あっ……!」

 俺はそう言ってイオナの華奢な肩を抱き寄せた。

「随分と……その……手慣れておいでのようですが……今まで何人くらいの女性と関係をもたれたのですか?」

「イオナ」

「はい」

「そういう無粋な事を平気で訊いてくる、いけない唇は塞いであげなきゃな」

「えっ? んぐっ……!」

 右手でこちらを向かせ、唇を奪う。

「んんっ……!?」

 不意打ちを食らった唇は初めての侵入者に対して震えている。

 そんな事は意に介さず、俺は柔らかな唇を貪りまくった。

 くちゅくちゅ、と粘膜と粘膜の絡み合う濡れた音が部屋を支配する。

 どさくさに紛れて、両手を上に滑らせ、控えめな胸を鷲掴みにして揉みしだく。

 正直ボリュームは物足りないが張りも柔らかさも申し分ない。

「んっ……ふうっ……んむぅっ……」

 一分弱ほど味と柔らかさを堪能した俺は漸くイオナの唇を解放した。

「ぷはぁっ……!」

 息をする事さえ許されなかったイオナは激しく酸素を貪っている。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

「で、どうだった? 初めての接吻(キス)の感想は?」

 俺はイオナが息を整えるのを待ち、左手の動きを止めて尋ねた。

 イオナの心臓は早鐘のように脈打っている。

「突然でしたのでびっくりしました……」

「まあ、それは見れば分かる」

「それに……」

「それに?」

「殿方の唇って柔らかいのですね……。驚きました」

「そうか。イオナの唇も柔らかくて気持ちいいぞ。食べてしまいたい位だ」

 冗談めかして俺は言った。

「それにしても、こんな風に初めてを経験しようとは夢にも思っていませんでした」

「まあ、そうだろうな。今夜だけで数え切れない位、接吻(キス)をしてやるからな」

 俺はそう宣言すると、再び唇を重ねた。

 その瞬間、しっとりと濡れた唇から温かなイオナの体温が伝わってくる。

「あっ……!」

 唇で唇を挟み、その柔らかさを十分に堪能する。

「んっ……んっ……んふぅっ……」

 柔らかな唇を舌先で割り開いて口腔に侵入し、お互いの唾液を交換する。

 ぬちゃぬちゃとした生暖かい感触がするが、まったく不快ではない。むしろ凄く心地良い。

 存分にイオナの唇を味わい、ある程度満足した俺はこんな質問をしてみる事にした。

「イオナは性交(セックス)ってどんなものだと思っている?」

「……男女の交合……だと認識していますが……」

 躊躇いがちに答えるイオナ。

 まあ、答え難い質問であった事は重々承知の上ではあったが。

 俺の求めていた答えとはやや違っていたが、まあいいとしよう。

「性交(セックス)ってのは粘膜と粘膜の交わりだ。つまり……」

「つまり?」

「イオナは口だけなら、もう何度も俺との性交(セックス)を済ませたって事だな」

「……っ!?」

 処女である彼女は接吻(キス)を甘美(ロマンチック)なものだと思っていたのだろうが、俺はその幻想を粉々に打ち砕いた。

「そんなに恥ずかしがるな。こっちの方でもイオナは俺と何度も性交(セックス)するんだからな」

 ショーツの上から右手で何度も割れ目をなぞりながら俺は言った。

「あっ……!」

 その刺激に微かにイオナが声を漏らす。

「こっちは後で可愛がってやるとして」

 俺は手の位置を局部から胸に戻した。

 ブラジャーを下にずり下げると、乳首が顔を出す。

「胸、小さいから恥ずかしいです……」

 背が高い割に胸が小さいのを気にしている様子だ。

「俺の子を身篭れば胸が大きくなるぞ。約束通り、今晩必ず孕ませてやるからな」

「あっ……!」

 可愛らしい乳首を摘まみながら、自然に豊胸させる約束をする。

 露わになったイオナの乳房はとても綺麗だった。

 肌は雪のように白く、その先端の突起は淡い桜色だ。

「こんなに綺麗な乳首にはそうはお目にかかれないぞ。この乳首から母乳(ミルク)を飲める赤ん坊が羨ましいな」

 そう言いながら、乳首を舐める。

「あの……」

「ん?」

「子どもを身篭れば胸が大きくなる、というのは本当でしょうか?」

「ああ、本当だぞ」

 だが、暫くすれば多少の誤差はあれ、大体元に戻ってしまう。

 子どもの乳を出す為に大きくなるのだから、授乳する必要がなくなれば元に戻るのは当然と言えば当然なのだが。

 それを伝えないのは公平(フェア)じゃないだろう。

「本当だが、ずっと大きいまま、って訳じゃない。その内殆ど前と同じ大きさに戻る」

「やはりそんなに簡単に胸を大きくする方法はないのですね……」

 しょぼん、とするイオナ。

 こんな顔を見てしまったら、俺でなくとも何とかしてやりたいと思うのが人情というものだろう。

「それ以外にも、イオナが本当に胸を大きくしたいなら幾つか案がある」

「本当ですか!?」

 おいおい、勇者乃秘技(ブレイヴアーツ)習得の話をした時よりも食い付きがいいぞ。 そんなに劣等感(コンプレックス)なのだろうか。少し意外だ。

 そんな事を考えつつ、話を進める。

「先ず、一つ目だ」

「はい」

「俺が旅をしてきた中に酪農が盛んな村があった訳だが」

「?」

 いきなり話題が変わり、イオナの顔に疑問符が浮かんでいるのが手に取るように分かった。が、本題はここからだ。

「そこの名産が言わずもがな、牛や山羊の乳やそれから取れる乾酪(チーズ)や固形乳脂(バター)や発酵乳(ヨーグルト)だったんだが」

「はい」

「そこの女達は全体的に胸が大きかったな、それこそ服の上からでも大きさがはっきり分かる位」

「何がおっしゃりたいのかようやく理解できました。つまり、それらの食べ物に胸を大きくする効果がある、という解釈でよろしいですか?」

「と、俺は考えている」

 与えられた予算内から出費する場合は全員を平等に扱わなければならないが、俺の懐から出す分については幾ら気に入った女に貢ごうが俺の自由だ。

 俺はイオナを贔屓(ひいき)する事に決めた。

「そういう訳で名産地から特産品を定期的に取り寄せる事にしよう。届き次第食事に出して貰うようにするからな」

「あの……お気持ちは大変うれしいのですが、そんな特別扱いして頂いてよろしいのでしょうか?」

「これでイオナの悩み事が減るなら安いもんだ。これでも俺はそこそこ稼いでいるからな。何も気にする必要はないぞ」

「私のわがままのためにそこまでして頂いて……本当に感謝致します」

 深々と頭を下げるイオナ。

「そんなに畏まらなくていい。俺がイオナの為にしてやれる事なんて、そんなにはないからな」

「いえ、感謝申し上げます」

 尚も深々と頭を下げたままのイオナ。

 騎士らしく、一旦尊敬出来る、と感じた人間に対してはどこまでも礼を尽くす性格(タイプ)のようだ。

「話を続けるぞ」

 恐縮し切りの彼女に話の続きを促す。

「はい」

「二つ目は胸の筋肉をつける事だな」

「筋肉、ですか?」

「腕立て伏せを日課にしている女戦士と組んでいた事があるんだが」

「はい」

「彼女の胸は凄く大きかった。食事時にはよく山羊の母乳(ミルク)を飲んでたしな。俺の推察に間違いはない筈だ」

「腕立て伏せ、ですね。心に留めておきます」

「で、だ」

「はい」

「最後は胸に刺激を受ける事だな」

「刺激、ですか?」

「揉まれたり、舐められたり、吸われたり、色々刺激を受けた方がいい。こんな風に」

 そう言って止めていた両手を再び動かし、イオナの控えめな大きさの乳房をもみもみ、と揉みしだき始める。

「あっ……!」

 小さく身悶える彼女の乳首は硬く尖っていた。

 これは刺激を受けている証だと見ていいのだろう。

「こんな感じで刺激を受け続ける事だな。乳首が立ってるのが分かるだろ?」

 親指と人差し指で痛くない程度に加減しながら乳首を優しく摘まむ。

「あっ……んんっ……ふうっ……んんっ……」

 一応悩み相談なので、俺も極力邪な事は考えないようにすべく努力している訳だが、そんな色っぽい声を聞いていると、段々と俺も変な気分になってきてしまう。

 これが男の性(さが)か。

 もみもみもみもみ。

 煩悩と戦いながら、そんな感じで暫く揉み続ける。

「自分でするのもいいが、こんな風に男にやって貰った方が効果的だぞ」

「殿方に……ですか……?」

 不安そうな顔をするイオナ。

 俺以外の男には触られる事すら抵抗があるのだろう。

「そうだ、俺という、唯一イオナの胸に触ってもいい男にな」

「シャルル様……」

 俺のその言葉にイオナが安堵の表情を浮かべる。

「イオナの可愛らしい胸を他の男になんて触らせたくないからな。この役目をしていいのは世界中で俺だけだ」

「んっ……お手数をお掛けします……」

 もみもみもみもみ。

 現在進行形で俺に胸を揉みしだかれているイオナの頬はほんのりと桜色に染まり、しっとりと色っぽい。

「気にしなくていいぞ。イオナの胸を好き放題出来るなんてむしろご褒美だ」

「あっ……んっ……恐れ入ります……」

 もみもみもみもみ。

 尚も彼女の胸を優しく揉みしだきながら、俺は次の段階に進む事にした。

 今度は正面を向かせ、俺の上に跨らせる。

 そうすると、目の前に乳房が来るという最高の位置取りになった。

 俺の視線がそこに注がれているのに気付いたのか、イオナが紅潮した頬を更に赤く染める。

「正直に言うとな」

「はい……」

「俺は今のままでもイオナは十分過ぎる程魅力的だと思っている」

「……!」

 俺の言葉が予想外だったのか、イオナが驚く。

「イオナの胸は確かに背丈の割に控えめかもしれないが、形も色も凄く綺麗だ。イオナの思っている通り、俺は結構な数の女を抱いてきたが、こんな綺麗な胸を見た事は殆どない」

「本当……ですか?」

 劣等感(コンプレックス)の素になっている胸を褒められ、にわかには信じられない様子だ。

 劣等感(コンプレックス)こそ褒めて自信を付けさせる。

 その為に俺は更に続ける。

「比べられてるようで気分が悪いかもしれないが、イオナの胸は凄く魅力的だ。自信を持っていい」

「そんな……魅力的だなんて……」

「そんな魅力的なイオナの胸が大きくなる、それがどういう事か分かるか?」

「いえ……」

 返答に窮するイオナ。

 戦闘中にはあれだけ頭の回る彼女でも、そういった方面にはてんで疎いようだ。

「唯でさえ魅力的なイオナがもっといい女になるって事だ」

 駄目なものがマシになる、ではなく良いものがより洗練される、と強調する。

「そんな訳でイオナの希望通り、胸を大きくする努力をしてみようか」

 そう言って乳首を口に含む。

「あっ……」

 ちゅぱちゅぱ、と態(わざ)とといやらしい音をたてて、イオナの乳首を吸いまくる。

「あの……やっぱり恥ずかしいです……」

「その恥ずかしさが胸を大きくする一番の薬なんだ。そこは我慢して貰わないとな」

 そう答え、硬く尖った果実を思う存分に味わう。

「シャルル様がそうおっしゃるのでしたら……正直顔から火が出るほど恥ずかしいですが我慢します……」

「ツンツンしてたイオナはそれはそれで可愛かったが、今の素直なイオナも可愛いぞ」

「その節は……大変失礼致しました……」

「何で謝る? 褒めているだけだぞ。俺は気の強い女が大好きだ。今だから言うが、会った瞬間から俺はイオナの事を気に入っていたぞ」

 無論、外見的な事もあるが、安易に俺に媚びなかった点の方が比重は高い。

 王族という権威を妄信する女なんかよりずっと好感が持てる。

「気に入った? あんな無礼な態度を取った私を、ですか?」

「自己評価が低いんだな。イオナ程の女はそうはいないぞ」

 騎士としての自信は持っているようだったが、女としての自信はそれ程でもないようだ。劣等感(コンプレックス)になっている胸の大きさがそれに拍車をかけているのだろう。

「話を戻すが、赤ん坊が産まれたら吸われまくるんだからな。その予行練習だと思えばいい。赤ん坊はもっと遠慮なく吸ってくるぞ」

 そう言って強めに乳首を吸う。

「あっ……んっ……」

 イオナの乳首はさっきから丁度いい硬さになっていて咥えているだけで気持ちいい。

「今は俺がイオナの母乳(ミルク)を吸う真似事をしている訳だが」

「はい……」

「これから俺の子種(ミルク)で絶対にイオナを孕ませて胸を母乳(ミルク)でぱんぱんにしてやるからな」

 イオナの恥丘の下で、怒張をぱんぱんに張らして俺は言った。

 すぐにでも彼女の中にこのきかん坊を埋(うず)めたいところだが、相手は処女だ。

 自重して平静を装う。

「あの……何か当たっているのですが……」

「イオナみたいないい女を膝に乗せてるんだ、大きくならない方がおかしい」

 そう言いながら、熱く硬くなったものをぐりぐり、と押し当てる。

「そんな……いい女だなんて……」

「イオナのオマ○コ、温かいな。この中に入ったらさぞかし気持ちいいんだろうな」

「気持ちいい? 子どもを作る行為とは気持ち良いものなのですか?」

「気持ちいいから男は女を抱きたがるんだぞ? 知らなかったのか?」

「そういうものなのですね……。行為自体や、する意味は知っていましたが、それ以上のことは疎くて……」

「イオナは初めてだから少し痛みもあるだろうが、なるべく気持ち良くなるようにしてやるからな」

「はい。お心遣い感謝します」

 今度は肉付きの良い太ももをさわさわと触る。

「んっ……くすぐったいです」

「イオナの肌はすべすべで気持ちいいな。いつまでも触っていたいぞ」

そんな事を言いながら、俺は段々と愛撫する場所を中央に移していった。

「今まで自分でオマ○コを弄った事はあるか?」

「いえ……ありません」

「それなら俺が弄ってやる。沢山弄ってぐちょぐちょに濡らして俺のものを受け入れる準備をさせてやる」

 そう宣言して愛撫を開始した。

 先ずはショーツの上から割れ目をゆっくりとなぞる。

「あっ……」

「どうだ? 男に初めてオマ○コを弄られた感想は?」

「んっ……嫌な感じではないのですが、背筋がぞくぞくします……」

 快感に身を捩りながら、イオナが答える。

 俺が刺激を与える度にじわじわと愛液が溢れ出してくる。

「あまり弄らないで下さい、下着を汚してしまいます……」

「そんな事気にしなくていいぞ。身に着けた瞬間からイオナの物だ」

 俺は構わずに彼女の秘裂を弄り続けた。

「んっ……んんっ……!」

 俺が刺激を与える度に全身がびくびく、と震える。

 下着の色が白という事もあり、形が分かるくらいぴったりと張り付いて恥毛もうっすらと透けている。

「こんなのを穿いてたらイオナが風邪をひいてしまうな。脱がすぞ」

 俺はそう宣言すると紐を解いた。

「ああっ……!」

 脱がせると、申し訳程度に恥毛が生えた恥丘が丸見えになる。

 まだ男を受け入れた事のないイオナの大切な部分は綺麗な縦筋を保っていた。

「これがイオナのオマ○コか。綺麗な形をしているな」

「ああっ……そんなに見つめないで下さい……恥ずかしいです……」

「さっきも言ったが、今から恥ずかしがってたら最後までもたないぞ? 穴の中も見せて貰うからな」

「穴の中も……ですか?」

 耳まで真っ赤にするイオナ。

「イオナの処女膜を拝めるのは今日が最初で最後だからな。勿論、じっくり見せて貰うぞ」

 俺はそれこそ何百人と種付けしなければならないので、言い方は良くないがイオナだけにずっと構っている訳にはいかないのだ。

 正直名残惜しいが、今晩中にイオナの処女を散らして種付けをしなくてはならない。

 そんな訳で、早速包皮を剥いて豆粒大の桜色の真珠を露わにさせた。

「ここに小さな突起があるだろ? これを弄ると物凄く気持ち良くなるぞ」

 俺はそう言って指先で軽く刺激を与えた。

「んああっ!」

 その瞬間、彼女がまるで体中に電流が走ったように身体中をびくびくと痙攣させる。

「どうだ、気持ちいいだろ?」

「はい……おかしくなってしまいそうです……」

 息も絶え絶えに答える。

「よしよし。もっとおかしくしてやるからな」

 そう言ってイオナの秘裂に唇を寄せる。

「そんな! そんな汚いところをお舐めになるなんて……!」

 俺の行為に難色を示す。

「汚い? ちゃんと洗ってきてくれたんだろう?」

「それは……そうなのですが……」

「なら、何の問題もないな。それにイオナの身体に汚いところなんてないさ」

 俺はそう言って桜色の真珠を舌先で転がし始める。

「あっ……! 吸われているのですね、私の……」

 じゅるじゅる、と態(わざ)といやらしい音をたてて「お前は愛撫されているんだぞ」と聴覚にも教え込む。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

 荒い息遣いのイオナ。

 散々|陰核(クリトリス)を刺激されたイオナのそこは愛液を垂れ流し、ひくひくと蠢いている。

「さあ、イオナ、指でオマ○コを開いて俺に処女膜を見せるんだ」

「は……恥ずかしいです……」

 くぱぁ。

 そう言いつつも、しっかりと肉門を開き処女膜を露出させる。

「よしよし、ちゃんと膜があるな」

 そう言ってじっくり処女膜を観察する。

 しかし、実際は処女膜自体よりも処女が恥ずかしがる顔を見るのが好きなのだ。

 そんな訳で、より恥ずかしがらせる為に卑猥な台詞を口にする。

「うん、綺麗なオマ○コだ。さすが、男を知らないだけの事はあるな」

「恐れ入ります……」

「手始めにこの綺麗なオマ○コを開通させてやるからな」

 そう言って屹立したものをイオナに見せ付ける。

「こんなに大きいものが私の中に入るのですね……」

「そうだ。入るだけじゃなく、お前の中でいっぱい暴れて、お前を孕ませる為に最後に種付けするんだ」

「種付け……」

 その言葉を聞いて顔を赤く染める。

「触ってみろ」

 彼女が触れようとした瞬間、意図的に動かす。

「ひああっ!」

 予想外の出来事にイオナが可愛い悲鳴をあげる。

「今度は何もしない。ちゃんと触ってみろ」

 今度は掌全体で握らせる。

 少しひんやりとした体温が熱く滾ったその部分には心地良かった。

 イオナの手の中でどくどくと脈打っている。

「すごく熱くて硬くて、びくびくしています」

「これが今だけはお前のものだ。お前を悦ばせて、お前に種付けして、お前を孕ませる為だけにこんなに硬くなっているんだ」

「これが今だけは私のもの……私のためだけにこんなに硬く……」

 ごくり、と生唾を飲み込む。

「この綺麗なイオナの処女オマ○コを、俺だけのものを受け入れて、俺の子だけを身篭る俺専用の子作りオマ○コにしてやるからな」

「私……シャルル様のお子を産むだけの子作りオマ○コにされてしまうんですね……」

 そんな卑猥な言葉を口にするイオナの秘裂からはやや白濁した粘り気のある液体が滴っている。

「オマ○コが濡れてきているが、これが何だか分かるか?」

 俺の指先に付いたねちゃねちゃ、と白く糸を引く液体を見せて尋ねる。

「……わかりません……」

「これは愛液だ。イオナのオマ○コが俺を受け入れる準備をしているんだ」

「準備……ですか?」

「そうだ。準備出来たみたいだから入れるぞ」

「はい……。いらして下さい……」

「よし、イオナの俺の子を孕みたがってる排卵日オマ○コに、イオナを孕ませたがってる俺の種馬チ○ポを入れてやるからな」

 俺はそう言ってイオナを仰向けに寝そべらせた。

「あっ……」

「脚を開いてくれるか?」

「はい……」

 こくり、と頷き股を開くイオナ。

 そこからは今尚、だらだら、と愛液が溢れ出ている。

 まるで、これから食べられるご馳走を待ち侘びているようだ。

 俺はその濡れそぼった柔らかな秘肉を掻き分け、その中心に俺自身をあてがう。

「俺のものがイオナの大切な処女膜に当たっているのが分かるだろう?」

「はい……。とても熱いです……」

 お互いの熱を感じ合う。

「今から処女膜を貫くからな。自分が女になる瞬間をよく見ておくんだぞ」

「はい……」

 ずんっ!

 イオナの了承を得た俺は力を込めて腰を突き出す。

 僅かな抵抗を突き破ってイオナの中に侵入する。

「んっ……! 痛っ!」

 破瓜の痛みに顔を歪めるイオナ。

 その目には少し涙が浮かんでいる。

 やはりあれだけ濡らしても痛みはあるようだ。

 その太ももからは純潔の証である破瓜の血が流れる。

 性交(セックス)自体良いものだが、処女相手にするのはやはり格別だ。

 不謹慎だとは思うが、この女を俺のものにしてやった、という征服感がある。

 やはり、何回奪っても処女はいいものだ。

「どうだ? 自分より優れた男に女にして貰った感想は」

「殿方に心から身を委ねられるとは思っていませんでしたので……こんな幸せに処女を喪失できて不思議な気分です……」

「それは良かった。折角縁があって俺の子を産んで貰うんだ。俺としてもイオナにとっていい思い出にして欲しいからな」

 俺だけがいい思いをするのではなく、相手にも気持ち良くなって貰いたい、というのが俺の姿勢(スタンス)だ。

 そうでないと、俺を受け入れてくれた事に対して申し訳ない。

「女にしてやるだけじゃなく、母親にもしてやるからな」

 そうは言うものの、イオナは少し辛そうだ。すぐに動き出す訳にはいかない。

 相手は処女。気遣いが必要だ。

 その間も俺とイオナは無意識に刺激を与え合う。

「あ……すごい……私のお腹の中でびくびくしています」

「イオナの方も俺を締め付けているぞ」

「んっ……はっ……はぁっ……はぁっ……はっ……はぁっ……」

 そんな会話をしつつ、イオナの呼吸が落ち着くまで待つ。

「どうだ? 初めて男のものを受け入れた感想は?」

「とても……とても熱いです。殿方とはこんなに熱いものなのですね……」

「イオナの中も熱いぞ。手は少し冷たかったのにな」

「申し訳ありません、冷たかったですか?」

「いや、ひんやりしててむしろ気持ち良かったぞ」

「それなら良かったです」

「イオナは心配性だな」

 そんな会話をしていると、彼女が漸く息を整える。

 イオナの膣内は狭く、熱い。特別な刺激を受けなくても俺のものが萎える事はなく、熱さと硬さを保っていた。

「そろそろいいか?」

「はい……」

 了解を得て動き出す。

「んんっ……はっ……はっ……はあっ……」

 存分に濡らしているというのにイオナの中はきつく俺のものを締め付けてくる。

「あっ……あんっ……うんっ……ああっ……」

 部屋の中にぬちゃぬちゃ、と性器と性器の擦れ合ういやらしい音が木霊する。

 あれだけ濡れていただけの事があって、俺のものはイオナの穴の中を割と順調に行き来している。

「イオナのオマ○コは俺のチ○ポを気に入ってくれたみたいだな。俺のチ○ポを絶対に離すまいと咥え込んでるぞ」

「んっ……ああっ……! そんな……!」

「俺のチ○ポもイオナのオマ○コが凄く気に入ったみたいだ。何度もイオナのオマ○コの奥に種付けしてイオナを孕ませたい、って言ってるぞ」

 緩やかに腰を動かしながら彼女に囁く。

 その度に控えめな胸が形を崩さずにぷるぷる、と揺れる。

「あっ……んんっ……ああっ……」

 突かれる度に快感なのか痛みなのか、喘ぐイオナ。

 少しでもその痛みを分散させる為、右手でもみもみ、と乳房を愛撫する。

「あっ……」

 イオナが悩ましげな吐息を漏らす。

 俺の仕事は質のいい勇者候補を出来る限り沢山作る事だ。

 母体にストレスを与えてしまうのは非常によろしくない。

 そんな訳で、出来得る限り優しくする。

「我慢出来なくなったらちゃんと言うんだぞ。俺の仕事はイオナに気持ち良く子どもを産んで貰う事だからな」

「はい……お心遣い感謝します……」

「よしよし、素直で可愛いぞ」

 そう言いながら、頭を撫でてやる。

「そんな……かわいいだなんて……」

 そんなやり取りをしつつ、雁首で凹凸を引っ掛けるようにお互いが気持ち良くなれる場所を探す。

 そして、その探し当てた気持ちいい場所を重点的に突く。

「あっ……んんっ……んくっ……!」

 すると、イオナの膣内は収縮し、俺のものは大きくなる。

 それを何度も何度も繰り返す。

「はっ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

 荒い息遣いのイオナ。

 そろそろ終わりは近い。

「たっぷり子種を注いでやるからな。一滴残らず受け止めるんだぞ」

「はい……ありがたく頂戴致します……」

 処女は何人も抱いてきたが、意図的に孕ませる為に抱くのは初めてだ。

 そんな訳で俺も若干興奮気味だったのかもしれない。

 自分でもはっきりと実感出来る位、血液が集中しているのが分かる。

「孕みたがってるイオナの排卵日オマ○コに、イオナを孕ませたがってる俺のチ○ポの子種をたっぷり注いでやるからな!」

 ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん!

 俺はこれで最後とばかりに激しく腰を打ちつける。

「あんっ……! 下さい……! シャルル様の赤ちゃんを私のお腹に……!」

「ああ。イオナのお腹に、絶対俺の子を宿らせてやる!」

 そう宣言し、確実に妊娠させるべく、子宮をこじ開けて子種を注ぎ込んだ。

 どくどく、と物凄い勢いで射精する。

「ああああああああああああああっ!!」

 嬌声を上げ、絶頂に達するイオナ。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

 初めての性交(セックス)を終えた彼女は股間を破瓜の血と俺の精液で汚し、肩で大きく息をしている。

 こうしてイオナへの初めての種付けが完了した。

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