※この作品はR-18です。

年上キラーがIS学園に!?   作:ピカリーノ1234

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 投稿間隔を調整したいけど結局デイリー小説と化しているこの作品……
 今回はタカラジェンヌ系レズビアン登場!


オランダ代表候補生はタカラジェンヌ系のレズビアン?

 束さんとの激しいセックスから一夜明け……

 俺はいつもの時間に起きると、束さんに悟られないよう朝の身仕度を整え、いつものように射撃場に……ではなく、偶然発見した弓道場で朝の自主練を行なっていた。

 今、俺は後片付けを終えて、瞑想の時間に入っていた。

 射撃とはいわば精密さを競う競技であり、如何に集中力を持続させるかが鍵となる。

 そういう意味では、同じ射的競技であるアーチェリーや弓道にも通じるところがあるだろう。

 道場の真ん中に正座した俺は、深く息を吸った後、目を瞑って瞑想に入った。

 

「…………」

 

 精神を集中し己の雑念に打ち勝ち、はるか先の的を狙い撃つ。

 射撃とは、いわば己との戦いだ。

 雑念を払い、ただ、ジッと精神を一点に集中させる。

 

「…………ハァーッ……よし!」

 

 数分間の瞑想の後、俺は息を吐いて呼吸を整えると、膝を叩いて立ち上がろうとした。

 

「いやはや。ジャパニーズ・キッドは射撃以外にも嗜む武道があったとは驚きだね」

 

「…………っ!?」

 

 不意に、背後から声が聞こえてきた。俺は咄嗟に振り向いて、種子島を部分展開してボルザーを突き付けた。

 

「ああ、すまない。驚かせるつもりは無かったんだ。許してくれ」

 

 そこには、ボーイッシュな銀髪に何処かタカラジェンヌを思わせる雰囲気(といっても出てるところは出てるし絞まってるところは絞まってる)を漂わせた女生徒がいた。

 俺はその女性を警戒しながら、種子島を再び待機状態にした。

 

「貴女は……」

 

「私はロランツィーネ・ローランディフィルネィ、オランダ代表候補生だ。ロランと呼んでくれたまえ」

 

「…雑賀、雑賀正一です。よろしく」

 

 俺はロランさんと握手を交わしたが、警戒心は解かなかった。何というか、この手の人はどこか人とは違った感性を持っているからだ。

 

「いやはや、そこまで警戒しても私はなにもしないよ。ただ、君には少し興味があってね」

 

「興味……ですか?」

 

「ああ。上手く言い表せないが、麗しい女性にしか興味がない筈の私が、何故か君にだけは何かを感じてしまう…それがいつも気になって、夜も眠れないんだ」

 

「は、はぁ……」

 

「ゆえに、数日前から私は君を観察することにしたんだが……」

 

 ロランさんが顔を俺の耳元に近づけると、妖艶な声で囁いた。

 

「どうも君は、幾人かの女性とただならぬ関係を持っているようだね(ボソッ)」

 

「…………っ!!!?」

 

 俺は三間ほど後ずさり、さらに警戒した。

 見られていた……この一週間のあの性活を……

 細心の注意を払ってシているところを感づかれないようにしていたのに……この人、油断ならない!

 

「大丈夫、男女の恋愛についてとやかく言うつもりはないし、君の女性関係については誰にも言わないことを約束しよう。ただし……」

 

「ただし…………っ!?」

 

 ズキュウウウウウン!!!

 なんとロランさんは、俺にキスをしてきたのだ。

 その仕草は、まるで眠りについた王女に王子様が目覚めのキスをしたかのように優雅だった。

 あまりに唐突に唇を奪われた俺は、そのまま硬直してしまった。

 体感で3秒間キスをすると、ロランさんは俺から離れ、ポケットに紙切れを入れた。

 

「な、なな……」

 

「ふふ、可愛いな君は。まるで女の子みたいだ。それじゃ、またね。子猫ちゃん」

 

 ロランさんは王子オーラをだしながら、その場を去った。

 残された俺は、数分間固まりっぱなしだったが、ハッと我に返り、そそくさと弓道場を後にした……

 

 

 

 

*

 

 

 

 

「……なるほど、つまりロランに感づかれた、というわけね」

 

「はい……」

 

 一限目の授業を終えた後、俺は休み時間を使ってベルベットさんを呼んで事の詳細を話した。

 流石のベルベットさんも情事を見られたことには衝撃を受けたが、それよりもビックリしたのが、紙切れに書かれた内容であった。

 紙切れには

 

『放課後、君の部屋で会おう』

 

 と、書かれていた。

 

「にしても、珍しいわね」

 

「へ?何がですか?」

 

「あのロランが貴方に興味を示したことよ。彼女、学園内では相当なレズビアンで有名だったのよ」

 

「え゛!マジですか……」

 

 マジであの人レズだったの!?いや、確かにそれを仄めかすようなこと言ってたけど……

 

「ふっ、つくづく貴方が面白い人間に見えてきたわ。レズビアンで有名なロランすら虜にするなんて……貴方は年上を引きつける“何か”を持っているようね」

 

「は、はは……」

 

 全くもって、我ながら自分の年上キラー体質には呆れるぜ……

 

 

 

 

*

 

 

 

 

(ふふ、今頃あの手紙を読んで驚いているだろうね)

 

 その頃ロランは、自身の教室で謎の期待感を膨らませていた。

 

(この私の心をあそこまで熱くさせた男は君が始めてだよ、雑賀正一。もしこの胸に秘めたる想いが恋だというのなら、私は一人の女として、君を抱いてあげよう……)

 

 その心は、正一でいっぱいだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 




 ロランのキャラ紹介ページ見た時「これなんて速水奏?」なんて思ってしまった時があります。声優さん全然違いましたけど……

 次回をお楽しみに!
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