今回は元々月曜分として構想していた話ですので、2話連続投稿は今回限りです。
俺たちはなんとか包囲網を突破した後ISスーツに着替えたが、結局遅刻してしまった。
「遅い!」
「道が混んでた」
俺は事実を一行にまとめて千冬さんに返したが、容赦のない出席簿アタックが俺の頭を襲った。なにも叩くことないじゃん……
「言い訳をする暇があったらさっさと並べ」
ヘイヘイ……我らが担任は厳しいですなぁ……
「では、本日から格闘および射撃を含む実戦訓練を開始するが、その前に––––––凰、オルコット、前に出ろ」
「「は、はい!」」
千冬さんの呼び出しに応え、セシリアと鈴が前に出た。
「お前達二人にはこれからタッグを組んで戦闘を実演してもらう。対戦相手は––––––」
その時、上空から金切り声が聞こえてきた。あれ?この感じどこかで……
「あぁ〜っ!ど、どいてくださぁ〜いっ!」
え、ちょ、真耶さん!?なんで俺に向かってくるの!?って、アビバ!
俺は猛スピードで突進してきた真耶さんのタックルで数メートル吹っ飛ぶと、地面をおむすびの如くコロコロと転がった。
「あ、あぶねぇ……種子島がなければ即死だった……真耶さんは……」
モミッ
ん?なにこの感触……なんか触り慣れた感が……
「しょ、しょしょしょ正一くん!?そんな……ひぁん♡」
ま、まさか……
俺は恐る恐る顔を上げると、そこには……
「しょ、正一くん……さ、流石に授業中にこんなことは……で、出来れば授業のあとに……」
顔を上げると、俺の右手が真耶さんの見事な双丘を鷲掴みにしていた。
おいぃぃぃぃぃぃ!一度ならず二度までも真耶さんにラキスケ(年上特効)発動とかおかしいだろぉぉぉぉぉぉ!
は、早く離さねば!離さなきゃ千冬さんに殺される!?
「す、すみません山田先生!?わ、わざとじゃないんです!?」
「い、いえ!?わ、私こそ突っ込んでしまい……」
俺と真耶さんは顔を赤らめながら互いに背を向けた。
「おうおう、相変わらずの年上キラーだこと……」
「久し振りに見たが……彼奴も大変だな……」
「兄妹、災難だったな」
それを見て皮肉全開に俺を弄る友人達……お前ら後で覚えてろよ…(怒)
「んんっ!雑賀、列に戻れ。山田先生も所定の位置についてください」
「は、はい!」
「イエスマム!」
バシィィィィィン!
「織斑先生だ」
すいません……
俺はそそくさと列に戻った。
「さて、これから凰とオルコットはタッグで山田先生と対戦してもらう」
「えっ!?さ、流石に二対一で……」
「安心しろ、今の貴様らではすぐに負ける」
負ける。その一言に鈴とセシリアの目に闘志が滾った。
「では、はじめ!」
千冬さんの号令と同時に、真耶さんは鈴とセシリアのタッグと戦い始めた……
*
結局、この対戦は山田先生の圧勝で幕が閉じ、俺たちは専用機持ちを班長にした七人組のグループで授業を行った。最も、俺の班は授業の合間を挟んで射撃競技についての教習を行なったが。
「よし、これで午前の教習を終える!午後は今日使用した訓練機の整備を行うので、各人格納庫で班別に集合すること!専用機持ちは訓練機と自機の両方を見るように。解散!」
『ありがとうございました!』
なんとか定刻通りに授業を終え、千冬さん達は連絡事項を伝えた後、そそくさと立ち去った。
しかし、真耶さんは俺の方をチラリと見ると、顔を赤らめてそそくさと千冬さんを追いかけた。
その時、真耶さんの親指が人差し指と中指の間に挟まれていたのを、俺は見逃さなかった。
「よし。シャルル、正一。着替えに行こうぜ、俺たちはまたアリーナの更衣室に行かねえとな」
「おう。あ、すまねぇが俺急用あるから、昼は俺抜きでいいぜ」
「ぼ、僕は機体の微調整があるから、先に行って着替えていいよ」
「ん?じゃあ、お言葉に甘えて先に上がるか。一夏、行こうぜ」
「おう、じゃあシャルル。またな」
「そ、それじゃあまた後に!」
俺はシャルルと別れると、そのままアリーナに向かった……
この作品における真耶さんのラキスケ被害は止まることを知らない……!
次回からエロを書こうと思います。誰にしようかな〜