※この作品はR-18です。

年上キラーがIS学園に!?   作:ピカリーノ1234

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 ポーカー回!
 モチーフは銀河英雄伝説で帝国の双璧が行ったポーカーがモチーフです。
 そして正一の年上キラーはポーカーにも効力が発生します。


仲良くポーカーができる友人がいることは素晴らしいと思う

 い、意外ときつい……

 IS学園での最初の授業を終えた俺は、既に脳がパッツンパッツンであった。

 ある程度予習していたとはいえ、ここまでキツイとは……

 これなら射撃の座学講習の方が遥かにマシだ。

 教室の外には、他のクラスの生徒(7割方上級生)が俺を一目見ようと集結していた。

 まぁ、こういった視線は慣れてるけどな。

 

「なぁ?」

 

「ん?」

 

 不意に、声をかけられた俺は声のした方を向くと、そこには俺をこの学園に追いやった元凶(バカ)がいた。

 

「よう、クラス代表の椅子の座り心地はどうだ?」

 

「それ嫌味か?てか、お前したのって全日本選手権を優先させたのはIS学園(ここ)に入学したくなかったからじゃねぇのか?」

 

「さぁ、どうだろうかな?」

 

「相変わらず自分に都合が悪い時は二枚目か。変わらないな」

 

 すると、そこへポニーテールの女子生徒が割って入ってきた。彼女の名前は篠ノ之箒。俺の友人の一人だが、6年前にある事情で遠くへ引っ越していた子だ。

 

「よう箒、まだくたばってはいなかったらしいな」

 

「相変わらずの毒舌だな。ユース五輪の話は聞いているぞ」

 

「どうってことはない。あれは只の通過点だからな」

 

「というと、あくまで目標はロサンゼルスか?」

 

「Exactly(その通り)。本当ならパリでオリンピックデビューしたかったんだが、何処かのバカタレが余計なことをしでかしたからなぁ~」

 

「悪かったって言ってるだろ!それにお前はまだ15だからまだまだチャンスはあるだろ!」

 

「俺にとっちゃその一つ一つの大会が重要だからね」

 

「お・ま・え・なぁ〜!」

 

 一夏は怒りを露わにするが、そこへ二時限目を告げるチャイムが鳴った。

 

「っちっ!次の休みん時にポーカーで勝負だ!逃げんなよ!」

 

「負けた方が昼飯を奢るってことでいいな?」

 

「よし乗った!」

 

 一夏はそういうと、自分の席に座った。

 あいつ俺にポーカーに勝てると思っているのか?

 そんなことを思ったその時、頭に衝撃が走った。

 

「もう授業だぞ。早く座れ」

 

 叩かなくたっていいじゃん……

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 二限目の授業を終えた俺と一夏は、約束通りポーカーに興じていた。ちなみにGM(ゲームマスター)は、偶々近くに来ていたイギリス代表候補生のセシリア・オルコットが務めていた。

 

「そういえば一夏」

 

「ああ?」

 

「先週のクラス対抗戦(リーグマッチ)で、なんかあったそうだな」

 

「な、なんでお前それ知ってるんだ!?」

 

「束さんから聞いた」

 

「なんで束さんが知ってるの!?」

 

「うるせぇな、さっさと札を取れよ」

 

「お前がうるさくしてるんだろ!」

 

 そう言いながら、一夏は札を一枚取り、俺もまた一枚取った。

 

「よし、これは俺の勝ちだな!」

 

 一夏は勝ち誇った態度を取ると、5枚の手札を出した。

 

「ジャックのフォーカード!今日の昼飯はお前の奢りだぜ!」

 

 ジャックのフォーカードだぁ…フッ、甘いな一夏。俺がどういう体質か忘れたか?

 

「俺も、フォーカードだ」

 

 俺は自分の手札を出した。

 

「クイーンと、ジョーカーのフォーカード。お気の毒だな、一夏」

 

「な……」

 

 自分の敗北に驚愕する一夏だが、その様子を観戦していた箒が俺の方を向いた。

 

「ふっ相変わらずご婦人には好かれるようだな。IS学園(ここ)に来るときも相当上級生に声をかけられたんじゃないのか?」

 

「それを言われると手厳しいな。で、どうする一夏。もう一回行くか?」

 

「そうしたいが……」

 

 一夏は教室の壁にかけられた時計を見ると、もうすぐ三限目のチャイムが鳴る時刻にさしかかっていた。

 

「今日はどうもツキが悪いから、撤兵するか」

 

「おお、流石に世界最強(ブリュンヒルデ)の弟は引き際を心得ている」

 

「へっ、今日のところは言わせておいてやるよ」

 

 一夏はそう言うと、自分の席に戻っていった。俺はトランプを切って机の引き出しに閉まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 




 如何でしょうか?
 次回は久しぶりにベルベットとあのキャラが登場!

 次回をお楽しみに!
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