デスノート--シャドウワールドオーダー-- 作:御殻糸也
『なんとか屋敷の酒池肉林の覚せい剤とか麻薬を使ったなんとか?らしいのです? 日本人の子供を大切にする文化でまさか子供人食するわけにもいかないのでなんとか屋敷程度のことなのか?』
「ふむ…………」
「ニアどうされたのですか?」
「拷問場の件はアメリカで起こった集団人肉食事件と同じような事がどうやら起きているらしいですね」
「……………………」
苦々しい顔をする男。
「日本ではアヘンの事をレイヴンピースと訳するらしいですね、明治時代からの習わしです、あと満州国建国前後の時期から大阪と和歌山の内地で密造された形跡があります、どうやら今度のキラは関東ではなく関西出身なんでしょうね、いえだからこそ、古巣には戻れなかったとも言える」
「確かに関西圏の人が関東圏にいるのは不自然ですね、もしかしたら就職で中部辺りに家族が住んでいるかもしれませんね」
「その答えは既に出してあります」
「ですから」
「問題はそういった密造に関わっていた人間が今の地位は表向きは没落貴族かもしれません、これがこの間ニンジャだと言った理由の一つです、ニンジャは普段は一般人に紛れている、あくまで例えですがね、今時ニンジャが実在するとは思いません」
「え! いないんですか!?」
「いませんよ、まぁそこら辺のこだわりはどうでもいいです、問題は日本でもそういう事があるということです」
「悪魔が日本に?」
「悪魔は神を気取るのです、表向きは善意の塊で児童虐待から守ってあげる、オモチャを買ってあげる、勉強が捗る良い薬がある、とか言って子供を騙すんです、最も一番最初の場合は言いがかりだけで母子家庭を崩壊させる事が出来ますからね、というのはまだ推測の域を出ませんがね」
「…………推測であって欲しいですね」
「私が推測した以上は確率は高いです、この間の犯罪心理学者の人の確率論はギャンブル並みでしたがね」
「そうですか、もし事実だったならば?」
「速やかにシンジケートは向こうでも崩壊させるのが先決でしょうよ」
「分かりました、少し吐き気がするのでトイレに言ってきますね」
残ったニアは吸血鬼の人形の顔と殺人鬼の人形を入れ換えていた、その上でその入れ換えた吸血鬼の人形の顔をヤスリで削り始めた。
「顔が見えない、不透明な感じだ、人格すらまともに有していないかもしれない、悪い事ならば何でもする、悪意ある人工知能と形容するのが相応しいでしょうね、あのもう一人のNにして『A-キラ』はね」