ロマニside
僕がシャワーを浴びてから
それからホテルの食堂で夕食を取り、ふたたび部屋に戻ってくる頃には20時を回っていた。
「シャワー入る?」
「いや、昼に入ったから刈愛ちゃんいいよ」
そう言うと刈愛ちゃんはシャワー室に入っていった。
刈愛side
「はぁー…」
シャワーを浴びながら、私の頭の中はロマニのことでいっぱいだった。打合せしてる時もできるだけ近くにいたくて寄り添うようにしていたし、夕食の時もテーブルで対面じゃなくてカウンターで隣同士に座ったし…。
「もっと私のこと─」
見てほしいな。私はそう思ったのだ。
ロマニside
とりあえず
身体の強さ、水やニンニクといった弱点の類、それらから来る治療法と火力支援方法etc.....考えなければならないことはかなり多く、人間になりたての頃を思い出す。
─ガチャ
するとシャワー室のドアが開く音が聞こえた。
「結構長く入ってたんだね」
「そう?そっちはいつもの勉強?」
何気ない会話。何も問題は無い。
「ああ、まだまだわからないことが多いからね」
「そう…ホントにロマニは努力家ね。尊敬するわ」
そう言って後ろから抱きついてくる──抱きつくのは今日散々されてきたからいいんだけど、なにか違和感を感じる。
「とりあえず離してくれな─」
まずは引き剥がそうと振り向いた瞬間、目の前に広がる光景になにかの見間違えかと思った。
「ちょっ!?ふ、服はどうしたんだいっ!?」
そこには下着姿の刈愛ちゃんが存在していた。年齢にしては豊満な胸は僕に押し付けられて変形し、服越しではあるが胸やお腹の柔らかさが背中から伝わっている。
「いいじゃない、2人しか居ないんだし。私はロマニに下着姿見られても─」
「いや、そ、そういうのはっ!そ、そういう関係になってから…で…」
それから色々と言い合ったけど、結局話は平行線のまま寝ることになった。
「寝る時も下着…なのかい?」
「ええ、いつもそうだから……寝てる時に胸とか触らないでね…」
「触らないよっ!」
そう言いながらもその時の刈愛ちゃんの胸を両手で抑えて胸の谷間が深くなっている姿を見て少しムラムラしたのは秘密だ。
「今日は疲れた…おやすみ」
「ええ、おやすみ。明日はよろしくね」
「ああ…」
そうして僕は深い眠りについた。
刈愛side
ロマニ…寝てるなあ。消灯してからものの数分で寝てしまったロマニ─私はそのロマニの寝顔をずっと眺めている。
「…ちょっとくらい……いいよね」
私は昼間に見たロマニの肉体に触れてみたくなり、胸やお腹を服を捲って触ってみた。
ふわ……力入ってなくても……ちょっと固い。それに腹筋が縦にも横にも割れて…。
つい自分のお腹と比べてしまうが─鍛えているつもりなのだが、現状めいっぱい力を入れて縦に3本線がうっすら見える程度だ。
ホント……カッコイイな…。
私はガマン出来ずロマニを抱き枕のように抱き抱えた。ロマニは熟睡してるようで起きる様子もなかったのでそのまま私も眠りについた。