亞愛side
「パ…」
「パーティー…」
「ですか?」
アカーシャさんに呼び出されてお父様の部屋に向かうとそこにはお父様に加えてロマニ、刈愛、そして
「ええ、年に1度ルーマニアの方で行われている
なんの事だかわからない私たち3人(私・ロマニ・マーリン)にアカーシャさんが説明してくれている。
「…それで亞愛と刈愛が呼ばれるのはわかるんですけれど、なんで僕達が…?」
確かにそういう話ならわたし達2人、ないしは萌香に話をすればいいのでは…。
「…まあ本来ならそうなんだが─」
徐々にお父様の語気が強くなる。見ると刈愛は顔を伏せている。
「─何処の馬の骨かもわからん奴らが私の娘達に言い寄る光景を見るのが耐えられんっ!!」
「…というわけで、マーリンとロマニには厄除けとしてついてきて欲しいの」
心の叫びと言わんばかりの様子のお父様に若干苦笑気味のアカーシャさん。
「…そ、そんなに酷いの?」
「…う、うん……去年も行ったけど10人は軽く…もしかしたら20人超えてるかも…」
「それはすごいな…」
刈愛の言葉に唖然とする私とロマニ。マーリンはフフ、と笑みを零している。
「…お願いできるかしら?2人とも」
「…まあ僕達でいいなら」
「私も構わないよ。むしろ楽しみなくら─」
マーリンの言葉にすごい睨みを効かせるお父様。さすがのマーリンもあまりの迫力に言葉を噤んだ。
「じゃあペアは─」
「わ、私っ!!ロ、ロマニとがいいっ!!」
組み合わせを決めるとなった瞬間、刈愛が滅多に出さないような大声でそう宣言した。そうなると─。
「─頼めるかしら?」
「ええ、頼まれたからにはちゃんとやりますよ」
「じゃあ亞愛は─」
「私と、になるのかな」
私は
「…ちゃんと除けてよね」
「ああ、誰も近寄らないくらいラブラブに─」
─ギンッ!!
「─とはいかないまでもうまくやろうか…」
さすがお父様。ずっとマーリンのそばでそうやって目を光らせておいてほしい。
「それじゃあパーティーは一週間後だから、よろしくね?」
「「「「はい」」」」
「んふふ、よろしくね、ロマニ♪」
「あ、ああ……」
廊下での刈愛のルンルン具合は目を疑うレベルだった。腕に抱きついて…刈愛の
「─キミも悪くないと思うよ♪」
「んひゃっ!?」
するといきなりマーリンが私の胸─しかも乳首を指でつついてきた。
「ど、どこ触ってんのよッ!!」
「ごふっ!?」
私は胸を抑えながらマーリンの股間を蹴り上げた。
「…っぐ……ぐくぅ…そ、そこは……卑怯…」
「な、何が卑怯よッ!!この変態ッ!!」
「まったく、さすがに言葉が出ないぞ、その行動は…」
「あはは…」