亞愛side
「いーやー!!絶対コイツらと生活なんて無理!!」
「いい加減にしなさい!救ってくれた恩人なんでしょう?」
「うぅ...でもぉ.....」
だって言う事聞かないからってお腹殴られたし...。
「とりあえず、一旦中に入れてはくれないでしょうか?立ち話もなんですから...」
そして私が駄々をこねてると私のお腹を殴った張本人がそう言ってきた。そしてアカーシャさんはそうね、と言って私共々この2人を中に招き入れた。
ロマニside
「こちらどうぞ」
「どうも」
中に入って客間に案内された後、僕とマーリンはアカーシャさんと対面するかたちで座した。
「それでここに住む、ということが希望みたいだけれど...何が目的かしら?」
自己紹介もそこそこにアカーシャさんの雰囲気が温和なものから急変し、嫌でも緊張が走る。
「僕たちは今、
僕は恐らくウソをついても怪しまれるだけと踏んで詳細を伏せて真実を伝えた。
「そ、そう...」
「...なにか心当たりでも?」
「いや...そういう訳では無いのだけれど...」
するとアカーシャさんは目に見えて焦っていた。何も無いように取り繕うとはしているけれどウソをついてることは明白だ。
(どうする?無理矢理にでも聞き出すかい?)
するとマーリンが念話で語りかけてきた。
(いや、まだ僕達に隠す余裕があるということは事態は切迫していないはず...ここでむやみに敵を増やすのは得策ではないと考えるけど.....お前は?)
(概ね同意かな。この場所で腰を据えてもう1つの
「...いいかしら?」
二人の間で結論が出たところで、黙り込んだ僕達を不思議に思ったのかアカーシャさんが語りかけてきていた。
「え、えぇ申し訳ありません。少し考え込んでしまって...」
「構いませんよ。私からも質問いいかしら?」
「答えられる範囲なら...」
すると今度はアカーシャさんから聴取されるようだ。
「さっき亞愛ちゃんの身体を診たのだけれど...明らかに
...ヤバい。きっと僕が一撃入れたものだろう。恐らく察しているのかアカーシャさんの殺気が感じられる。どう言い繕うか考えていた─その時。
「ああ、それならきっとロマニが亞愛ちゃんを黙らせるためにお腹殴ったからじゃないかな!」
「ちょっ!?」
「へえ.....」
まずいまずい!!アカーシャさんの殺気が一気に僕を向いてきた!
「お前!!何を言って...」
「最初は私が攻撃させるだけさせて体力を削って痛めつけないように心掛けたんだが...彼はどうしてか気が早くってね。つい手を出してしまったというわけさ」
コイツ...っ!!余計なことをペラペラと!
「...まあ亞愛を助けてくれたことに免じて不問としますが...」
「ホッ...」
逃げるしかないのかと諦めかけた時、アカーシャさんの言葉に救われた。
「.....最後に聞きます。あなた達は私たちの敵ですか?」
少し方向が逸れた話になったところをアカーシャさんが威厳を持って正す。
「敵になるか味方になるかはあなた達次第です。さっきも話した通り僕たちは
これは本心から出た言葉だった。正直
「...分かりました。私たちとて種の存続が大切ですから。あなた達を歓迎します、ロマニ、マーリン」
なんかうまく話が繋がってないような笑