※この作品はR-18です。

白猫恋物語   作:筑波翠

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夏の終わりと100億の少女

〜夕暮れ時の浜辺〜

 

 

「もう、いつまで寝てるの?そろそろ起きなきゃだよ」

 

 

夕暮れ時の浜辺でティナの可愛らしい声が俺の意識を夢の世界から呼び起こす。

重い瞼を持ち上げると目の前には彼女の顔が逆さまに覗き込んでた、頭の後ろには彼女のすべすべの太ももの心地よさを感じる。

夕日に染まる海を背景に俺とティナの目が合う。

 

 

「やっと起きた」

 

 

「悪い、寝ちゃったな」

 

 

「もうぐっすり。次寝たときは問答無用でぶっ飛ばすからね。まったく、冷えて風邪ひいたらどうするんですか」

 

 

なかなか尖ったことを言っているがその目には、言葉には彼女の優しさが浮かんでいた。

俺がこんなとこで寝てるのが悪いしティナに怒られるのも当然のこと。

それなのに俺が起きるまで、というか起こされるまで膝枕をしてくれる彼女を愛しく思う。

俺とティナは付き合っている。

俺の方が少し年上だけど子供っぽい俺に対して彼女は年上のようだった。

 

 

「まったく、赤髪はもう少ししっかりしなきゃだめだよ」

 

 

「ご、ごめんな...。ところで他のみんなは?」

 

 

海岸にいるのは俺とティナの二人だけ、夕日はあと少しで海岸線へ顔を隠す、夜が空を支配する時間が近づいている。

確か今日は新月だ、星が空の隅々に広がっていくだろう。

もしかしたら天の川も綺麗に見れるかもしれない。

このままこうしているのも悪くない。

 

 

「おじさんとヴィンセントさんは街に行くって。ファルファラさんは今からパーティーに出るんですって。アイリスさんも赤髪のことよろしくって言ってホテルに戻ったよ」

 

 

「そうだったのか。ティナは俺のために?ありがとな、ティナ」

 

 

「いいんです、大好きな人のためだから。それより、目が覚めたならそろそろどいてくれない?足痺れちゃうよ」

 

 

そう言われて俺がティナに膝枕されているのを思いだす。

改めて自分の言ったことを理解したのかティナは顔を真っ赤にしてしまう。

アイリスやブラッドたちと海水浴に来た俺は遊び疲れてそのまま寝てしまったらしい。

砂浜にはレジャーシートとパラソルが一本、その上では女の子座りのティナに膝枕される俺二人だけ。

あと少しで日が沈む、今起きてしまうのはやはり勿体無いと思った。

 

 

「ティナ、もう少しこうしていたい」

 

 

「えー、じゃあ脚痺れたらおぶって帰ってよ」

 

 

「ははは、わかったよ」

 

 

笑われて少し不貞腐れた彼女は顔をそっぽを向けてしまう。

ごめんごめんと謝り彼女の頰に手を添える。

それに答えるようにいつもの笑顔を向け再び見つめ合う。

そっと彼女のか細く美しい手が俺の頭を撫でた、それはまるで母が小さい頃の俺を寝かしつける時のように優しく。

どこか切なげな表情の彼女の笑顔はこの夏が終わりを迎えることを感じさせる。

 

 

「明日でこの夏も終わり、終わればまた離れちゃうね、、、」

 

 

「そうだな、でもまたすぐ会えるさ、そして来年の夏もまたこうしてたくさん思い出作ろう」

 

 

俺たちが付き合ってそれなりに立つがアイリスやブラッド達には秘密でいる。

言えば祝福してくれると思う。

その反面否定されるのが怖かった。

ティナは茶熊学園でも全生徒の憧れのような存在で彼女を好きな男子も多いだろう。

対して俺は平凡、というか普通だ。

唯一皆と違うところをあげるとすればそれは闇を体に宿していること。

闇は世界にとっての敵だ、俺は闇の王の後継者なのかもしれない。

ティナに万が一のことなどあってはならない、特にヴィンセントはそれを徹底していた。

俺とティナの事を否定される可能性も否めない。

それが理由で秘密にしてある。

彼女の髪が風になびく、風は海風から山風へと変わりつつある。

 

 

「ごめんね赤髪、この夏が終わったらしばらくの間赤髪と会えないかもしれない、もしかしたら何年も」

 

 

「どうして、、?」

 

 

彼女の目には涙が滲んでいた。

その目は太陽が今日残す最後の光を映すとともに彼女の悲しみを映し出していた。

空は太陽の刻を終え、数多の星々が輝き始めていた。

薄っすらとだが天の川も見え始めている。

海岸線では太陽の最後の光が消えて行く所だ。

美しい空を背景に涙を耐えてティナは続ける。

 

 

「明後日ここを出発するんだけどね。おじさんたちの仕事で遠くに行かなきゃいけなくて...。そしたら次いつ赤髪さんに会えるか......」

 

 

「そっか...大丈夫だよティナ、必ずティナが帰ってくるのを待ってるから」

 

 

「うん...ありがとう...」

 

 

そう言って彼女の頰に触れ、目尻に浮かんだ涙を拭ってやる。

彼女の目はまだ晴れきっていない。

そうは言っても会えないことには変わりないのだから。

でもその目には強い光も宿っていた、必ず帰ってくると。

頰に当てた手に彼女の手が重なる。

彼女は感じていた、彼女にとって当分触れることのない俺の温もりを。

同時に俺もティナの頰から伝わる温もりを感じる。

俺は決意する、この子の温もりを、未来を守って行くと。

 

 

「ティナ、決めたよ」

 

 

「...何を......?」

 

 

止まってはいたが涙のせいで瞼が赤くなった彼女は少しキョトンとした様子で耳を傾ける。

彼女の手はいつのまにか俺の頭に戻っていた、髪を優しく撫でてくれている。

 

 

「ティナが帰ってきたら、その、式を挙げよう。立派な式を。沢山の人を呼んで盛大にやろう」

 

 

「し...き...」

 

 

「ティナ。聞いてほしい」

 

 

突然、式という言葉が出てきて彼女の思考回路が回転を止める。

彼女がどう思うかはわからない、俺は少し突っ走りすぎてるかもしれない。

それでも言葉を紡ぐのをやめるつもりはない。

 

 

「俺と結婚してくれ。そして幸せな家庭を築こう」

 

 

ティナの目には再び涙が浮かんでいた。

やっとの事で言葉を理解した彼女の顔が赤くなるとともに涙と笑顔が混じり合う。

 

 

「そんなの...ずるい...だって...だって...そんなこと言われたら...」

 

 

「その...嫌か?」

 

 

「...ばか...嬉しかったんだよ。約束。赤髪」

 

 

いつのまにか彼女の顔から寂しさ、切なさ、悲しさの色は無くなっていた。

今は幸せに満ちた笑顔と嬉し涙が少々。

俺は彼女の太ももから起き上がり、空を指差す。

 

 

「空が綺麗だよ、ティナ。月が綺麗ですね」

 

 

「月なんて出てないよ。でも本当、とっても綺麗」

 

 

俺の渾身のボケにティナは微笑する。

自然と手が引き寄せられ指を絡める。

恋人繋ぎ。

彼女の頭が肩に寄りかかる。

空いたもう片方の手で彼女の頭に触れる、先ほど彼女がしてくれたように、優しく優しく。

ふと横を見ると彼女と視線が合った。

その目に映る俺はティナにとってどれ程の存在なのだろうか。

 

 

「ティナ...」

 

 

「赤髪...」

 

 

彼女の顔が少しずつ近づいていく。

彼女の唇はとても綺麗で透き通っている、おまけに張りがあって吸い込まれるようだ。

ティナは目を閉じていつでもどうぞとでも言いたげに顔を差し出してくる。

俺もそれに応えるべく彼女の唇に自分の唇を触れさせようとした。

この空間に二人だけ、時が止まったかのように静かで聞こえるのはお互いの心臓のこどうだけ。

だから気づけなかった。

 

「あら、まだここにいたのね。もう暗くなったから戻らないと危ないわよ」

 

 

不意に後ろから聞き慣れた声がかかる。

今まで聞こえてなかった周囲の音が急に聞こえるようになった。

俺もティナもびくっと肩を強張らせて後ろを振り返る。

わかってはいたがファルファラだ。

多分まだ居ないかどうか見にきたのだろう。

ファルファラはティナの保護者的な役割もある、心配するのも当然だ。

 

 

「ファルファラさん...って!」

 

 

ようやく状況を把握したティナが俺から飛びのく。

もう遅いと思うが...。

 

 

「あなたたち、やっぱりそういう関係だったのね」

 

 

「これは、その、違います、ファルファラさん......」

 

 

(やっぱり?)

 

 

恥ずかしくなったのか腕をぶんぶん振って否定する。

一応秘密にしているし否定してもいいがそこまで否定されると流石に悲しくなってくる。

ファルファラはどこか嬉しそうな顔で口を開く。

 

 

「いいのよティナちゃん、隠さなくっても。なんとなくだけれどわかってたわ、私はティナちゃんの恋を応援するわ。ティナちゃんをよろしくね、赤髪」

 

 

「ああ、必ず幸せにする」

 

 

「あら気が早いわね、もう結婚も考えたりしてるのかしら?」

 

 

ふふふ、とでも言いたげにファルファラは横腹をつついてくる。

それを見たティナが文字通りはっ!と顔を上げてファルファラがつついた横腹に潜り込んできた。

 

 

「あらあらティナちゃん、私邪魔だったかしらね。でももう暗いわ、早く戻らないと危ないわよ。パラソルは私の方で片付けとくわ。赤髪、ティナちゃんのことよろしくね」

 

 

嫉妬とかいう感情にと頰を膨らましたティナは改めて今の状況に顔を染める。

嘘だろ、と声に出したいほどのスピードでテキパキとパラソルを片してしまったファルファラが俺たち二人に言う。

 

 

「私は今日は遅くなるわ。ブラッド達がいつ帰るかはわからないけど帰ったら酔っ払ってると思うからお願いね」

 

 

「ファルファラさんっ!このことはおじさん達には...」

 

 

「ええ、秘密にしておくわ」

 

 

そう言い残してファルファラは街に向かって歩き出した。

隣のティナは俺の腕に腕を絡めている。

 

 

「俺たちもそろそろ行くか」

 

 

俺の言葉にティナは頷く。

彼女をエスコートして街に向かって歩き出した矢先に、ぐぅぅぅぅっ、と盛大に腹が鳴った。

 

 

「あははは...腹減ったな。街に行ってみようか」

 

 

「しょうがないなぁ、赤髪は」

 

 

そう言ってティナは俺の腕からするりと抜け出し俺の手をつかんで引っ張って走って行く。

彼女についてネオン光るの街へ走って行く。

 

 

〜ネオン街〜

 

 

夕食時なのもあってかネオン街は人で溢れかえっていた。

はぐれないようにしっかりと手を掴んで歩く、もちろんどこで夕飯を取るか探しながらだ。

この街は食事はもちろんあらゆる娯楽に対応している。

バーからカジノまであり大人が遊んで酔って金をばらまく、そんな街だ。

そんな街だからこそ活気があると同時によそ見をしていたら人にぶつかってしまうし、一度はぐれたらもう見つけられないだろう。

ましてやこんなに小さくて華奢なティナだ、ちゃんと俺が守ってあげないと。

万が一何かあってもティナならぶっ飛ばして終わる気もしないが、、、そうならないためにも俺は彼女の手を強く握りしめた。

 

 

「赤髪!赤髪!あのお店はどう?」

 

 

彼女が指差す先には中国風の門構えを建物の外観に装飾した、いかにも高級料理店と言った感じだった。

ま、今日くらい財布の紐を緩めるか、あとでアイリスに謝らないとな。

追加でクエストを受ける覚悟を決めてティナの手を引っ張っていく。

 

 

「よし、あそこにしよう!」

 

 

「うん!」

 

 

彼女の腕が再び絡まってくる。

ここはエスコートしろということなのかな、なんて考えながら店に入っていく。

ちなみに今のティナの格好は水着の上に薄手の大きめのフード付きのパーカーだ。

水着の色、つまり水色と白に合わせて水色と白のシマシマ模様になっている。

ファスナーが胸元まで、彼女のトレードマークでもある鍵穴がギリギリ見える位置までしか閉まっていないのはわざとだろうか。

手先はいわゆる萌え袖で彼女の可愛さを更に引き立てている。

水着の一部だったのか?透明なパーカー?は今は着ていない。

脚の付け根が見えるか見えないかの際どいラインもなかなかのものだ。

この街だから許される格好ではある。

他の街でこんな格好したらそこら辺の男に拉致られるだろう。

その点この街は彼女より露出が多く過激なのが沢山いる。

それにこの街には遊べる店も沢山あるだろうし。

立派な門のような入り口をくぐると慌てて店員が寄ってくる。

 

 

「いらっしゃいませ、お二人様ですね。どうぞこちらへ」

 

 

真っ赤なチャイナドレスを見にまとった店員に店の奥、海を一望できる窓側の席へ案内される。

先程までいた浜辺からはかなり離れてしまったので俺たちがさっきまでいた場所は見えない。

先程の浜辺とは違いここは夜まで色んな人が海の家やバーベキューなど遊びつくす場所のようだ、

空にはネオン街の明るさに負けじと天の川や星々が輝いている。

 

 

「赤髪は何にする?私はこれが食べたいかな」

 

 

メニュー片手に目をキラキラさせながら料理を指差す。

彼女が指差す先には数々の美味しそうな中華料理のコースがある。

 

 

(値段は......二十万ゴールド⁉︎⁉︎

おいおい、武器のスキル付け替えれる値段だぞ。)

 

 

アイリスに怒られるかなぁ、なんて思いながら近くにいた店員に中華特盛コースを注文する。

今日はしばらく会えなくなる彼女と二人きりの夕食なのだ、財布の紐なんてちぎってしまおう。

 

 

「お飲み物はいかがいたしますか?この中からお選びいただけます」

 

 

店員が開いたページには各種お酒や子供向けのジュースの数々。

こういう店だから仕方ないがコーラがなんで六百ゴールドもするんだろうか、自販機で買えば二百ゴールドでお釣りがくる。

ここは酒でもと言いたいがティナも俺も未成年だ、雰囲気だけでもノンアルコールのカクテルでも頼むか。

 

 

「ティナは何飲みたい?」

 

 

「私はこのカシスオレンジかな。赤髪はど何飲む?」

 

 

もう一度メニューと睨めっこする、カクテルといっても色々あって悩んでしまう。

カシスオレンジは考えていたがティナと被ってしまうのも面白く無いので他のを頼みたいところだ。

 

 

「じゃあ俺はこのマンゴーカクテルにしようかな」

 

 

「かしこまりました、お二人ともノンアルコールでよろしかったですか?」」

 

 

「ああ、それで頼む」

 

 

かしこまりましたとお辞儀してチャイナ服の店員が下がっていく。

チャイナ服か、ティナが着たらどれほど似合うだろうか。

 

 

「ティナ、あとでチャイナ服着てみるか?」

 

 

「えー、チャイナ服か〜。赤髪さんが見たいだけでしょ?」

 

 

「あれ、バレた?」

 

 

ばればれだよ〜なんて言われてしまう。

絶対似合うと言い張るが少し恥ずかしそうにはいはい、と流されてしまう。

どーん!!!

急に聞こえた爆発音に二人して肩を跳ねさせて窓の外を眺める。

外では少し離れた会場で花火が上がっていた。

 

 

「あ、花火!びっくりしたなぁ」

 

 

「綺麗だな、ティナみたいだ」

 

 

「そ、そんなこと言っても何も出ないからね!ほんとばかなんだから」

 

 

机を挟んで座ってるからよかったものの近くにいたら星にされたかもしれない。

ばかって言われるのが定着しつつあるのが少し怖い。

 

 

花火を背景に俺とティナの時間はあっという間に過ぎていく。

コース料理も最後のデザートまで来て二人とも満腹でお腹をぽんぽん叩いていた。

デザートはアイスで味を選べたので俺は抹茶で彼女は王道のバニラを選んだ。

少し恥ずかしさを残しつつも食べさせあいとかもして楽しい時間は過ぎていった。

明日は全員でBBQの予定だからティナと二人きりで過ごせるのは今だけ、ならば楽しむだけだ。

店を出たあとも花火は続いた。

気がつけば夜もすっかり遅くなり観光客は帰り始めていた。

手元の時計で10時くらいか。

 

 

「ティナは行きたいとことかあるか?」

 

 

「特にないですけど、赤髪と一緒にいたい...かな」

 

 

赤い顔をこちらに向けるティナと目が合う。

こっちまで恥ずかしくなってくる。

俺はとある決心をして彼女の手を握り歩きだす。

行き先は俺たちが泊まっているホテルのコテージだ。

アイリスとキャトラが居るだろうけどなんとかなるだろう。

 

 

「赤髪?そっちはコテージのほうだよ」

 

 

「ああ、わかってる」

 

 

頭に疑問符を浮かべるティナを引っ張って海岸沿いの道を歩いて行く。

俺たちが泊まっているコテージは海に面していて目の前の浜辺ではBBQなど邪魔なしで楽しめる。

一軒家のコテージは部屋割りもしっかりしていて全員がそれぞれ個室に泊まれるほどだった。

変わらず疑問符を浮かべる彼女は俺が答えないのに諦めたのか腕を絡めてくる。

少し歩きにくくはなるけど俺も彼女の温もりを感じれて嬉しい。

 

 

「いつまでもこんな風に過ごせればいいのにな」

 

 

ティナの口からそう告げられる。

本当にその通りだ、今日という日は忘れられないものになるだろう。

帰って来た時お互いがどうなっているかは全くわからない。

望んだような未来が来ればいいと空に輝く天の川に祈る。

一年に一度しか会えない彦星と織姫のように必ずまた会えますように。

冒険職をやる以上危険はつきまとう、常に彼女を守りたい。

でもそれは叶わない願いだ、だからせめて何事もなく帰ってくるよう祈る。

 

 

〜コテージ〜

 

 

コテージは静まり返っていてアイリスとキャトラはすでに寝てしまっていた。

ブラッドとヴィンセントは当分帰ってこないだろうしファルファラもしばらくは帰らないだろう。

実質俺とティナの二人きりだ。

俺が寝泊まりしている部屋に誘い入れ、ベッドに腰掛けさせる。

 

 

「赤髪?私シャワー浴びたいんだけど...」

 

 

「ティナ、俺はティナとの思い出が欲しい。帰ってくるまでの間俺を支えてくれるだけの思い出が」

 

 

「え、うん」

 

 

変わらず疑問符を浮かべてティナは顔を傾ける。

こんなにもか弱くて細い体に膨大な力を秘めているなんて初対面の人なら嘘だと思うだろう。

鈍感で細かいことは苦手で、それでも俺なんかに一途になってくれる、そんな彼女に俺は恋してしまったんだな。

俺は彼女のとなりに並んで彼女の肩に手を回す。

そのまま俺の胸に引き寄せ優しく抱きしめる。

優しいぬくもりと彼女の甘い匂いと海水の潮の匂いと、彼女の全てが流れ込んで来て、ただ幸せだった。

 

 

「ティナ、しばらくこうさせてほしい」

 

 

「赤髪...」

 

 

俺の背にも手が回り彼女の顔は俺の胸に埋められた。

こうして互いを感じれることが今の俺たちには喜びだった。

自然と二人の顔が近づいていく、彼女の瞳は閉じられていた。

気づいた時には俺と彼女の顔は唇という場所で繋がっていた。

彼女の手が頰を撫でて後頭部へと回される。

互いの体温を感じるようにただ唇を触れさせるだけ、たったそれだけでも彼女の全てが流れ込んでくるようだった。

 

 

「んんっ...ふぁぁ...」

 

 

ただ、唇を触れさせるだけ。

それだけでも彼女の顔はどんどん熱くなり吐息が漏れ声が漏れていた。

俺の手も彼女の背中を支えながら彼女の後頭部に移動していった、彼女をもっと感じるように頭を抑えつける。

 

 

「んっ...ぷふぁぁ...赤髪...私幸せ...赤髪とキスできて...」

 

 

「ああ、おれもだ」

 

 

息苦しくなって離れた口からは吐息が漏れてなんとも言い難い色気を醸し出している。

押し付けられた胸は谷間を強調して鍵穴の陰からこちらを見上げていた。

決して大きくはないが小さくもない胸、彼女の年齢的にこれ以上大きくなるかはわからないけどそんなことはどうでもいい。

今年で彼女も十六歳になった、俺が十七歳だから一歳差だ。

 

 

「赤髪、もっとキスしてもいい?」

 

 

見上げるティナに強請られて唇を重ねる。

もうあまり余裕はない、彼女を感じた今これ以上自分を抑える理性は残っていない。

行き着くところまで行ってしまうだろう。

彼女の舌が俺の唇を割って入ってくる、俺がリードしてやれなかったことに少し後悔を覚える。

首に回された彼女の腕は少し震えていた、舌を絡めることが彼女なりの覚悟とはいえ不安なのだろう。

彼女の不安を取り除くため優しく頭を撫でてやる、腕の震えはだんだんなくなっていった。

口元からは溢れた唾液が混ざり合いながらこぼれていく。

いやらしく絡めた舌はじゅるじゅると水音を鳴らしていた。

 

 

「じゅるっ...ちゅぷうっ...あかっ...んんっ...がみっ...きす...すごいっ...じゅるるっ...とっても...きもちいいっ...」

 

 

止まらなかった、いや、止まれなかった。

目の前にいる彼女をもっと感じたい、それだけだった。

気がつくと彼女の頰は一筋の涙が流れていた。

固く閉ざされた瞳から溢れる涙は二人の唾液と混じり合って二人の服にシミを作っていった。

もしかしたらベッドも汚してしまうかもしれない、でもどうでもいいか。

 

 

「んんむっ...ぷふぁぁっ...はぁ...はぁ...赤髪...きす...きもちいい...」

 

 

「ああ、気持ちいいな...もっとしていいか?」

 

 

返事はまたない、これは了承を得るための質問じゃない、宣告だ。

彼女が口を開きかけたところにすかさず舌をねじりこませる。

驚きに目を見張る彼女もやがては瞳を閉じた。

再び静かな部屋に水音が響く。

キスは激しさを増し互いの唇を啄ばむように強く吸い上げる。

舌もゆったりとした絡み合いから激しくなっていく、水音も大きさを増していった。

彼女の口からは水音だけではなく少しずつ嬌声も混ざっていた。

時折体を震わせながら。

 

 

「じゅるっ...ちゅうっ...んんあぁっ...ふぁぁっ...ちゅるるるっ...じゅるるっ...んんあっ...」

 

 

もう熱は引かないだろう、二人とも出来上がっている。

離れた舌からは混ざった唾液が糸を引いて二人をつないでいた。

ティナが愛おしい、目の前にいる可憐な少女に欲望の全てをぶつけたい、彼女の全てを俺の色に染め上げたい。

閉まらない彼女の口からは吐息と唾液が垂れていた、目はすでに快楽という存在に飲み込まれていてどこか虚ろだ。

 

 

「赤髪、私の全てもらって。私だってこういうことしたかったんだから」

 

 

「ああ、ティナにもこんな欲があったんだな、意外だよ」

 

 

「赤髪は意地悪だなぁ、私だってこういうことしたいんだよ」

 

 

そう言ってティナは俺に体を預けてきた。

彼女の首と足に腕を回して持ち上げる、お姫様抱っこ。

彼女はどこか幸せそうに俺の首に手を回す、ベッドの中心にそっとおろす。

おろした彼女の頭を優しく撫でる、彼女は満足げに笑顔を見せてくれる。

 

 

「ティナ、脱がしてもいいか?」

 

 

「嫌って言っても脱がすのに、、私だけ恥ずかしいよ」

 

 

「じゃあティナが脱がしてよ」

 

 

そう言われたティナは少し動揺して顔を赤く染めながら俺のシャツに手をかける。

優しい手つきでシャツを脱がされていく。

下はハーフパンツの水着だったのでそのままだ。

 

 

「これでティナも脱がせていいか?」

 

 

「なんかずるいなぁ」

 

 

俺は彼女の答えを待たずにパーカーのファスナーに手をかける。

手をキュッと握りしめる様子からまだ不安が残っていることが伝わってくる。

ぎゅっと目を閉じる様子もどこか可愛らしい。

不安を残しておくのは少し気がかりだがもう止まるつもりはない。

下ろしながら見えてくるのは彼女の白くきめ細やかな美しい肌。

海で一日遊んでも一切日焼けの見られない美しい肌。

 

 

「んんっ...おなかっ...くすぐったい...」

 

 

彼女はお腹を撫でられて身をよじる。

さっき海で見た時とは比べものにならないくらいドキドキする。

今日一日見慣れたはずなのにどこか違った。

背中に手を回してパーカーを取り払うと彼女は恥ずかしそうに手足をもじもじさせた。

 

 

「なんかあらためて見られると恥ずかしい」

 

 

「だな、俺もなんか恥ずかしい」

 

 

そしてお互い口づけをする。

大胆に舌を絡めながら味わう彼女の味は俺の舌を蕩けさせてどこまでも心地よかった。

握り合っていた右手が彼女の肌をなぞっていく。

腕、肩、そして胸。

 

 

「んんっ...ふぁぁっ...むね...じゅるっ...」

 

 

手のひらサイズでちょうど良い大きさの胸を揉んでいく。

水着に付いたひらひらとリボンが最後の壁となって俺の手を邪魔してくる。

 

 

「はぁ...はぁ...いいよ...赤髪...それもとって...」

 

 

「大丈夫か?これとったら力の制御が」

 

 

「大丈夫だよ。それにもし暴走したら赤髪が止めてくれるでしょ?」

 

 

「必ず」

 

 

俺はティナに言われた通り鍵穴の形をした首飾りごと水着を脱がしていく。

二つの膨らみの頂点に咲く美しいピンクの花が顔を覗かせる。

彼女は脱がす時も脱がされた後も堅く目を閉じて横を向いている。

 

 

「ティナ、触るよ」

 

 

そっと手を這わすように彼女の胸に触れる。

その感触は水着の上からでは感じられないほど柔らかくすべすべしていて気持ちが良かった。

小さくとても綺麗なピンクの突起は触れる前から膨らみきっていて触られるその時を待っていた。

俺は我慢できずに彼女の乳首に触れた。

ただ触れるだけではなく摘んでみたり転がしてみたり引っ張ってみたり。

 

 

「あっ...ひゃっ...んんっ...そこっ...よわい...から...ひゃうっ...」

 

 

弄り方を変えると彼女の反応も変わるので少し楽しい。

どこかあどけなさの残る少女の顔は胸から伝わる快楽に染まっていた。

 

 

「あかがみっ...もっとっ...もっとぉっ...ひゃぁっ...」

 

 

羞恥心などどこかへ消えていったのか欲望を表に出す彼女。

彼女の嬌声は俺の肉棒を極限まで大きくさせた。

でもまだ足りない。

俺は無意識のうちに彼女の秘部を隠す水着に手を潜らせていた。

筋に沿って指で撫でる。

 

 

「ひゃんっ...そこはっ...だめえっ...んんぁうっ...なんかっ...あぁんっ...ぞくぞくするっ...やぁうっ...」

 

 

彼女の秘部はすでに大洪水になっていた。

邪魔な水着を退けてじかにその美しい泉を見る。

湧き出た愛液は真っ白な肌を伝ってベッドへと染み込んでいく。

再び襲う羞恥心から両手で顔を隠す彼女の手を掴んで頭の上で固定する。

 

 

「ティナ、とても綺麗だ」

 

 

「そんなこと、言わなくていいから、手放してぇ」

 

 

やだと一言返して空いた右手で彼女の秘部に触れる。

彼女の秘部は毛一本生えておらず一本だけ筋が伸びているだけ。

その美しい秘部に中指を潜らせていく。

 

 

「ああぁっ...ゆびっ...はいってくるっ...やうっ...はいってっ...くるっ...ああんっ...」

 

 

中は愛液にまみれていて思った以上によく滑った。

だれも触れたことがない聖域をじゅぶじゅぶ音を立てながら広げていく。

思った以上に平気そうなので人差し指も追加で挿入する。

 

 

「んんんっ..!?..ああっ...すごいっ...太いっ...これっ...あぁっ...きもちっ...いいっ...んぁうっ...あぁんっ...なんかきちゃうっ...なんかっ...」

 

 

彼女の秘部からは絶えず愛液が流れ出て水音を増していった。

秘部から流れる激しい快楽に彼女の手はシーツを掴んでいた。

彼女の胸が軽く揺れるたび彼女の嬌声は大きいものになっていく。

 

 

「だめっ...きちゃうっ...イクッ...イっちゃう...我慢できないっ...んんっ...ふああぁぁぁっっっ...!!!!!......」

 

 

体を大きく仰け反らせ彼女は絶頂した。

秘部から愛液を噴き出させだらしなく口がパクパクしている。

絶頂の余韻に浸る彼女は呼吸が乱れ四肢に力が入らない状態だった。

 

 

「はぁ...はぁ...こんなの...初めて...すごかった...今度は私の番、ここ、こんなにおっきく、なってる」

 

 

なんとか力を取り戻した手が俺の肉棒を水着の上から撫でる。

邪魔な水着を脱ぎ捨て生まれた姿となる。

静かなコテージの部屋で生まれたままの姿の二人が抱き合いまたキスをする。

今度は俺が寝っ転がって足の間にティナが入り込む。

肉棒を不思議そうに握りながら彼女は口を開く。

 

 

「これ、痛くないの?こんなに腫れて」

 

 

「まあな、でもティナが治めてくれるだろ?」

 

 

「うん、じゃあ始めるね。辛かったらすぐに言ってよ」

 

 

恐る恐る彼女の唇が亀頭にキスする。

手で輪っかを作って肉棒を上下にさすりながら彼女の舌が亀頭を舐め回す。

初めてとは思えないほど気持ちが良かった。

片手で玉袋をもみほぐすことも忘れない。

 

 

「くっ...きもちいいよ...ティナ...」

 

 

俺の様子に満足したのかティナのフェラは大胆になっていく。

根元まで深々と咥えたと思うと亀頭まで戻る。

それの繰り返しで俺は一気に絶頂へと向かっていく。

目を瞑っていたティナが目を開いて喋りにくいながら聞いてくる。

 

 

「じゅぶっ...じゅぶっ...あかっ...がみっ...どうっ...?」

 

 

「ああ、きもちよすぎてっ、イキそうっ」

 

 

「いふれもいいよ、わらひのくひにらひてっ...じゅぼっ...ちゅるるっ...」

 

 

俺はもう耐えられなかった。

彼女のフェラは未熟ながら俺などに耐えられるものじゃなかった。

じゅぼじゅぼと音を立てて顔を上下に振る彼女の顔を押さえつけて喉奥に押し付ける。

刹那今か今かと我慢していた精液が吐き出される。

 

 

ービュルルルッ!ビュルルルルルルルっ!!

 

「んぶっ...んんんっ...んんんっ...ふごいっ...ひゃぁぁっっ...」

 

 

口から溢れるどころか勢いで彼女の口から飛び出した肉棒は白濁した液で彼女の顔を染めていった。

口からは精液を垂らし髪にまで精液をつけたティナはどこか嬉しそうだった。

ごくんと喉を鳴らして口の中の精液を飲み込むと顔や髪についた精液を丁寧にとって舐めていく。

 

 

「う〜苦い、でもおいしい」

 

 

「無理しなくていいんだぞ?」

 

 

「ううん、無理してないから。赤髪の精子残らず飲みたいから」

 

 

そう言って再び俺の肉棒にキスして残った精子を吸い上げていく。

イったばかりで下手したらまたイっちゃいそうだけど今は我慢。

次はちゃんと彼女の一番奥で出したい。

 

 

「ティナ、そろそろいいか?」

 

 

「うん、いいよ」

 

 

そう言ってティナは自分の足を開く。

くぱぁと音を立てて開く彼女の秘部からは絶えず愛液が流れている。

俺は彼女の秘部に亀頭を押し当ててゆっくりと進んでいく。

すごい締め付けが俺の肉棒の侵入を拒んでいる。

 

 

「あぁっ...おっきいのがはいってくるっ...ふといっ...これすごいっ...おなかはちきれそうっ...」

 

 

「まだまだだよティナ、本当に俺でいいのか?」

 

 

「うん、赤髪がいい。わたしの初めてもらって?」

 

 

「喜んで。痛いかもしれないけど無理するなよ」

 

 

彼女の最後の許可をもらって俺は肉棒をさらに奥へ奥へと進めていく。

やがて俺から彼女を守る最後の壁に突き当たった。

それは彼女の純潔を守るものであり彼女が処女であることを物語っている。

 

 

「いくぞ、力抜け」

 

 

「うんっ...んぐっ...んんんんっ...いた...い...んん...赤髪...赤髪...」

 

 

ティナの最後の砦を一気に突き破る。

ティナの悲痛を聞いてたまらずキスをする。

秘部からは愛液に混ざって真っ赤な血が流れている。

瞳からは大粒の涙が流れていて彼女がどれほどの痛みに耐えているかわかる。

 

 

「赤髪、私耐えたよ。こんなに痛かったの初めてだなぁ。でも今はとっても幸せなんだよ、こうやって赤髪と繋がれてるから」

 

 

「俺も幸せだよ。ティナを感じる」

 

 

「私も赤髪を感じる。赤髪、大好きだよ。本当に好き。好きすぎてどうしようかな」

 

 

「俺もティナの事が好きだ、どうしようもないくらい」

 

 

「ふふ、一緒だね」

 

 

瞳から流れていた涙はいつのまにか止まっていた。

同じように彼女の秘部は血を吐き出すのをやめて再び狭い膣が俺の肉棒を締め付けはじめていた。

 

 

「もう動いていいよ赤髪」

 

 

「じゃあ動くぞ」

 

 

ティナの頰は再び赤みを取り戻していて秘部は愛液を垂らしていた。

彼女のなかでゆっくりと俺の肉棒が動き出す。

ゆっくりとゆっくりと。

 

 

「んぁうっ...これぇっ...あぁんっ...すごくっ...きもちいいっ...こんなのっ...ダメになっちゃうっ...あかがみっ...もっとっ...もっとぉっ...」

 

 

ティナもちゃんと感じてくれてるようで彼女の顔は快楽に飲まれていった。

ティナは間違いなく名器だ。

他を知らない俺が言うのもなんだがそう自信を持って言える。

深々と俺の肉棒を咥えるそれは愛液を潤滑油に挿入を手伝いながら確実に快楽を与えてくる。

このまま続ければ果てるのは時間の問題だ。

それはティナも同じようで動くのが速くなるごとに彼女の顔から余裕がなくなっていく。

 

 

「はぁんっ...あぁっんっ...らめっ...もっとぉっ...んぁうっ...たくさんっ...ついてっ...にゃうっ...おくっ...きもちいいよぉっ...もっとっ...あぁんっ...」

 

 

揺れる胸を鷲掴みにして揉みしだく。

ピストンは激しさを増し彼女の奥をずんずん突いていく。

感覚的に伝わってくる、もう限界という事が。

俺もこれ以上この快楽から耐えることはできないようだった。

 

 

「ひゃあっ...もうっ...らめぇっ...イっちゃうっ...イっちゃうぅっ...あかがみっ...だしてぇっ...いちばんおくにっ...たくさん...だしてぇっ...イクぅっ...」

 

 

「ああ、もう、出るっ」

 

 

ービュルルルッ!ビュルルルルルルルッッッっっ!!!

 

 

俺は果てた。

ティナの一番奥、子宮口をこじ開けるようにして大量の精液を吐き出す。

二度目とは思えない量と濃さ。

最後の最後まで彼女の膣は俺の肉棒を締め続けた。

 

 

「んぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!でてるっ!!!あかがみのせいえきっ!!!!たくさんでてるっ!ふぁぁっ!まだ、でてるよぉ!もっと!だしてぇ!」

 

 

ビクンビクンと痙攣しながら俺の背から足を外すことはしない。

そのままティナは意識を手放した。

幸福に飲まれた笑顔で。

そっと膣から肉棒を抜いてティナをベッドに寝かして布団をかけてやる。

夏とはいえ裸だからなぁ。

 

 

「ティナ、必ず待ってるから。ティナが帰ってきたら結婚しよう。愛している」

 

 

俺ももう疲れた。

ティナの横に体を預けて同じ布団にくるまる。

精液と愛液にまみれたベッドは少し気持ち悪かったが今更シーツを変える気にはなれなかった。

その後目を覚ましたティナと二回戦に突入したのはまた別の話。

 

 

〜早朝〜

 

 

「ふふふ、かわいい寝顔」

 

 

「んんっ、ふぁぁ、あれ、おはよう」

 

 

「やっと起きた」

 

 

時計に表示された時間は5時30分。

 

 

「まだ朝早いじゃん、ちゃんと寝ないと」

 

 

「だってこのベッドベトベトなんだもん。寝れないよ」

 

 

たしかに昨日よりも気になる。

シーツのあちこちに精液が飛び散っていて愛液と二人の汗でベトベトだ。

体も同じように。

 

 

「約束だからね」

 

 

「約束...?」

 

 

「結婚の話、必ず帰ってくるからそれまで待っててよ」

 

 

「ああ」

 

 

二人の顔が再び接する。

 

 

 

この七年後二人が約束した浜辺で赤髪とティナ・トピアの結婚式が行われた。

約束通り大勢の人を呼んで。

ティナの父がわりにブラッドが花嫁と共にバージンロードを歩いた。

あれから成長、、はあまりしてないけどすっかり大人びたティナはとても幸せな顔をしていたという。

七年ぶりの誓いのキスは軽い口付けに終わらず周囲の笑いを呼んだ。

 

 

 

 

 




初の白猫作品となります。
これだけ長い文章を書いたのも初めてでかなり時間をかけてしまったためストーリーの流れがおかしい部分もありますが目を瞑っていただけると幸いです。
ティナの口調がイマイチ掴めずよく分からなくなってしまいました。
これからも白猫プロジェクトの小説を書いていくつもりなのでよろしくお願いします。
リクエストや感想お待ちしてます。
ツイッターでキャラのアンケートなども実施しているのでよろしければお団子屋@東方楽園創で検索していただけると見つかると思います。
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