※この作品はR-18です。

ゼロのゆりかご   作:ルナ子

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お気に入り登録ありがとうございます\(^o^)/

ちょっとテンション上がったので、時間やりくりしてぽちぽちしましたm(__)m

(↑チョロリン、と呼んで下さい(汗)




朝チュンですか?いいえ、まだまだですm(__)m

遠くで犬?かな。何かの鳴き声がする。

(うち、犬なんて飼っていたっけ?

弟が産まれたら飼ってもいい、って言われていたけど、母は弟を産んだ後、体調を崩して長期入院してしまい、それどころではなくなって、結局その話は立ち消えになってしまったのだった。

(ん?じゃあこれは?

「ハロ、少し静かにしなさい」

聞いたことのある声がした。

「ほへっ!?

「よく寝れたかい?

おはよう

ガスコンロの前でフライパンを手にした安室さんがいた。

悲鳴を上げなかった自分を褒めたい。

「な、なん、な……」

(はぅっ!安室さんのベットに寝てた!?もしかして寝てたっ!?

思わずシーツをめくって確認。

(よかった。服はそのままだ)

「パジャマに着替えさせたほうがよかったかな?

「いいえ!

(死ぬわ!マジそんなことされたら、ってあたし、まだ子供のままだ)

夢オチじゃなかったのか、とがっくりしていると、

「ご飯できたから、顔洗ってきなさい」

「はい」

素直に返事を返して洗面所へ。

(よいしょ、と、ん?)

ここで例の事案発生。

(くっ、届かない)

何という屈辱、あと少しのところで蛇口に手が届かない。

(えと、踏み台になるものはーー)

「はい」

「うえっ!?

再び抱き抱えられながらの洗顔。……自分、28何ですが。見た目は子供。ハイソウデスネ(棒読み)

くつくつと笑いを堪えている安室さんとは反対にあたしは仏頂面である。

「「いただきます」」

朝食のメニューはサバの味噌煮、かぶの煮物にお新香、ご飯にみそ汁、という何というか思いっきりショウワの朝の風景に溶け込めそうな位、しっかりした和食だった。

「あ、焼きのりもあったな。食べるかい?

「……いただきます」

(これ作ったの、安室さんだよね。凄すぎて何も言えない)

口に運ぶとやはり、というか美味しい。

(サバもふっくらしているし、骨も取ってあるし、これってもう……)

「何だい?

(おひとりさま、決定ですね)

これだけ料理上手な旦那さん、って何か困る。

あたしはおとなしくエサを食べているハロの方をちら、と見て呟いた。

「ハロがいるから大丈夫だね」

ぴき、と安室さんが固まったような気がした。

「どういう意味かな?

(あ、あれ、笑みの後ろに絶対零度のブリザード!?

「とっても美味しいですっ!それで何であたし、ここに?ここって安室さんのアパートだよね?

「もう夜も遅い時間だったしね。君もすっかり寝ていたようだから、連れて来たんだよ」

灰原さんには連絡済みと聞いてあたしは頭を下げた。

「ありがとうゴザイマシタ」

 

 

灰原さんと約束したのは十時半。

普通ならもっと遅い時間にするのがマナーだけれど、

「本当は午後にでもしようかと思ったんだけれど、早い方がいいって言われたよ」

(何か、すごい変わり様。何かあったのかな)

この時のあたしにはまだそんなことを思う余裕があった。

そして再び博士の家へ。

「待ってたわ」

出迎えてくれた灰原さんの顔色は少し、いやかなり悪くみえた。

居間に通され、お茶を出されたところで、

「それで今回のことなのだけれど」

そこで少し躊躇ったように黙ってしまった。

「あの」

「ごめんなさい。何から伝えたらいいのかしら」

そこでお茶を一口飲んで落ち着かせるように、

「あなたがどこから来たのか、分かったわ」

「えっ!

「でも悪いわね。すぐには帰してあげられそうにないの」

「それはどういう意味かな?

安室さんの方を見て、今気がついたというふうに灰原さんが続けた。

「そうね。悪いけど、これから先は彼女とふたりで話をさせてもらうわ」

「それはいけないね。まだこんな小さな子供にーー

「子供?

ふう、と灰原さんが息をつく。

(何だか、疲れてるみたい)

「悪いけど、少しだけ彼女とふたりで話をさせて貰えないかしら。そういえば、あなたの名はーー」

(あ、そういえば偽名のままだった)

「えと、浅倉みなみです」

灰原さんが一瞬、ぽかんとした表情になった。

「凄いわね。それ、思いきり偽名じゃない」

(あれ?灰原さんってこんなキャラだったっけ?

「ですよねぇ」

ふふっ、と笑い合うあたしと灰原さんの会話に安室さんは入ってこられないようだ。

(どうかしたのかな?

アサクラミナミと言えば、いうまでもなく例の青春マンガのヒロインである。

(まさか、知らないなんてことないよね)

そんなあたしの思考を冷静な声が突き破る。

「無理よ。ここには存在しないのだから」

「え、ええ!あの国民的ーー

ふがふがと口を塞がれているあたしを誘導しながら、灰原さんが告げた。

「それじゃあ悪いけど、少しだけ彼女を借りるわね」

(借りるってあの、あたし、安室さんの所有物じゃないんですけど)

 

 

 

 

 

 




その後の安室さん
「いいか、アサクラミナミについて調べるんだ、大至急だ!

「くそ、何で何も出てこないんだ!

アサクラミナミの謎を解くために奔走中(^^;

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